JPH05205538A - はんだ付け可能な絶縁電線 - Google Patents

はんだ付け可能な絶縁電線

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JPH05205538A
JPH05205538A JP929792A JP979192A JPH05205538A JP H05205538 A JPH05205538 A JP H05205538A JP 929792 A JP929792 A JP 929792A JP 979192 A JP979192 A JP 979192A JP H05205538 A JPH05205538 A JP H05205538A
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哲夫 田島
Ryoichi Sudo
亮一 須藤
Fusaji Shoji
房次 庄子
Kimikatsu Kitatani
公克 北谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (例えば、Rは、 nは正の整数。) ポリアミド酸を含む絶縁塗料を導体上に塗布し焼き付け
て得られた絶縁電線。 【効果】上記電線は、耐熱性及びはんだ付け性が良く、
トランス等の電気機器に広く、作業性良く用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱性に優れ、はんだ
付け性の良い絶縁電線及び絶縁塗料に関し、さらに詳し
くは、ポリイミド樹脂皮膜を導体上に形成させたはんだ
付け可能な絶縁電線及びその製造方法、並びに絶縁塗料
更には前記絶縁電線を用いたフライバックトランスに関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、テレビ等家電製品の小型・軽量化
が一層進み、これに対応して、モーターやトランス等の
電気機器の小型・軽量化・高性能化は著しく、また、そ
の信頼性向上も強く望まれている。
【0003】これらの観点から、上記電気機器等に用い
られている絶縁電線の被覆材料としては耐熱性の優れた
材料が望まれ、ポリエステル樹脂塗料を用いた電線がB
種(130℃)またはF種(155℃)の絶縁電線とし
て用いられている。他に、さらに耐熱性の優れた材料と
してポリイミド樹脂が知られている。
【0004】一方、電気機器の小型・軽量化・高性能化
には電線の細線化を必要とし、細線化されたポリエステ
ル絶縁電線には、一層高性能なものが求められるように
なった。
【0005】さらに、これらのポリエステル絶縁電線は
過酷な環境下で使用される為、耐熱性、電気絶縁性の他
に耐化学薬品性、耐溶剤性、耐加水分解性および耐アル
カリ性が求められている。
【0006】また、原価低減を目的に工程の合理化が求
められている。
【0007】その一環として絶縁電線の端末はく離処理
の合理化およびライン化がある。
【0008】現在、この端末はく離の処理方法には、機
械はく離、熱分解はく離、薬品はく離およびはんだはく
離等の諸方法があるが、作業時間、細線の導体の無傷化
および連続処理化等を考えると、上記のはんだはく離処
理方法が最も好ましい。
【0009】しかし、ポリエステル絶縁電線は、薬品は
く離によるライン化はすでに行なわれているものの、薬
品中への浸漬に一定時間を必要とし、また洗浄も必要に
なる。取扱う上でも薬品の危険があるため、はんだはく
離のライン化が試みられたが、従来のポリエステル絶縁
電線ではいずれもはんだはく離性を有していなかった。
【0010】また、耐熱性が優れたものとしてポリイミ
ド絶縁電線があるが(特開平1−124905号)、は
んだはく離性を有していない。
【0011】はんだはく離処理が可能な絶縁電線として
は、特開昭64−90268号に見られるようにポリウ
レタン樹脂を主成分とするポリウレタン絶縁電線がある
が、耐熱性がE種(120℃)と低いものである。
【0012】このため、はんだはく離処理ができる、耐
熱性がB種(130℃)以上の耐熱性樹脂被覆の絶縁電
線の出現が強く望まれている。
【0013】また、最近、多数のより合わせ絶縁電線を
はんだ付けする場合には、絶縁皮膜が被ったままの絶縁
電線を直接はんだ浴に浸漬することによって絶縁皮膜の
はく離とはんだ付けを一挙に行なう端末処理が増えてき
た。
【0014】このためには、はんだ浴への浸漬に続いて
絶縁皮膜はできるだけ速やかに除去されねばならない。
はんだ浴への浸漬が短時間であればある程に良いことは
当然である。
【0015】はんだはく離においては、溶融はんだ浴の
温度が450℃を超えるとはんだ浴の酸化劣化が著しく
進み、導体である銅がはんだに溶解する速度が速くなる
ために絶縁電線の線細りの問題が生じて来る。
【0016】上記のようなはんだはく離性を考慮して、
ポリエステルイミド樹脂系の絶縁皮膜を有する絶縁電線
(特開昭63−289711号)や、ポリエステルイミ
ドとイソシアネートから形成されるポリウレタン系の組
成物(特開昭63−69819号)等が提案されている
が、これらは皮膜の化学構造が異なり、また、原料が特
殊なものであったり、反応が複雑であるので、製品が高
価格となる上、極性基濃度が高いため電気絶縁性に劣る
欠点がある。更に、エステル型の架橋構造が多いためは
んだ付け性に劣る可能性がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題点に鑑み、
本発明は絶縁電線被覆材料の耐熱性がB種(130℃)
以上で、被覆材料のはく離とはんだ付けを450℃以下
の温度で一挙にできる、優れた熱的、機械的、電気的、
化学的特性をもつはんだ付け可能な絶縁電線及び絶縁塗
料を、比較的容易にかつ低価格にて提供すべくなされた
ものであり、さらには、上記絶縁電線を用いたフライバ
ックトランスを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、特定の化学構
造のポリアミド酸又はポリイミドを含む絶縁塗料を用い
て、これを導体上に塗布し焼き付けることによって、上
記の要望に応える絶縁電線が得られることを見い出し、
本発明に到達した。
【0019】すなわち、本発明は、一般式
【0020】
【化26】
【0021】で示される、両末端が二重結合のポリアミ
ド酸を含む絶縁塗料を導体上に塗布し、焼き付けてな
る、架橋型ポリイミド樹脂皮膜を有する、はんだ付け可
能な絶縁電線に関する。
【0022】但し、上記式中、R1は、化学式
【0023】
【化27】
【0024】からなる群より選ばれる4価の有機基であ
る。
【0025】以下、本願明細書全体を通じてR1につい
ては同様である。
【0026】また、R2は、化学式
【0027】
【化28】
【0028】からなる群より選ばれる2価の有機基、h
は2〜16の整数、iおよびjは2〜10の整数であ
る。
【0029】以下、本願明細書全体を通じて、R2
h、iおよびjについては同様である。
【0030】さらに、nは正の整数であり、皮膜の機械
的強度の点からnは5以上であることが望ましい。
【0031】以下、本願明細書全体を通じてnについて
は同様である。
【0032】上記の絶縁電線は次のようにして製造する
ことができる。
【0033】すなわち、本願発明は、化学式
【0034】
【化29】
【0035】で示される5−ノルボルネン−2,3−ジ
カルボン酸無水物と、一般式
【0036】
【化30】
【0037】で示されるテトラカルボン酸二無水物と、
一般式
【0038】
【化31】
【0039】で示されるジアミンとを、有機溶媒の存在
下に反応させ、一般式
【0040】
【化32】
【0041】で示される、両末端が二重結合のポリアミ
ド酸を生成させた後、これを含む絶縁塗料を導体上に塗
布し、焼き付けて、上記一般式化32中のアミド基とカ
ルボキシル基とを分子内反応させてイミド化するととも
に、末端二重結合同志の分子間反応による、架橋型ポリ
イミド樹脂とすることを特徴とするはんだ付け可能な絶
縁電線の製造方法に関する。
【0042】上記製造方法において用いられる有機溶媒
は、反応促進の為に必要であり、例えば、ジメチルアセ
トアミド、N−メチルピロリドン、N−メチルカプロラ
クタム、ジメチルスルホン、ジメチルホルムアミド及び
ジメチルスルホキシド等である。
【0043】また、上記製造方法において、絶縁塗料中
に触媒量の第三級アミンを加えても良い。これらは、例
えば、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ジ
メチルドデシルアミン、ピリジン、4−イソプロピルピ
リジン、N−ジメチルベンジルアミン、イソキノリン及
びN−メチルモルホリン等である。
【0044】図1は、本発明に係る絶縁電線の断面図で
ある。図1において1は銅線などの導体であり、導体1
には、絶縁塗料を塗布し焼き付けることにより、絶縁皮
膜2が形成されている。
【0045】上記一般式化32で示される、両末端が二
重結合のポリアミド酸を含む絶縁塗料を導体上に塗布
し、焼き付けることにより、一般式化32中のアミド基
とカルボキシル基とが分子内反応によりイミド化すると
ともに、末端二重結合同志の分子間反応により、架橋型
ポリイミド樹脂が生成し、一方では溶媒が揮発して、最
終的に強固なポリイミド樹脂皮膜が導体上に形成され
る。
【0046】また、上記一般式化32で示される、両末
端が二重結合のポリアミド酸を含む絶縁塗料は、ポリア
ミド酸の合成の過程で、反応温度が高いなどの条件によ
っては分子内イミド化が起こり、一般式
【0047】
【化33】
【0048】で示される、両末端が二重結合のポリイミ
ドを含んでいる場合も有りうる。
【0049】また更に、絶縁塗料が上記一般式化33で
示される、両末端が二重結合のポリイミドを含むよう
に、導体上への塗布前にイミド化を予め進めておいても
良い。
【0050】この場合、ポリアミド酸の合成反応時に有
機溶媒の中にイミド化触媒を添加しておくことが望まし
い。イミド化触媒は上記した第三級アミン等である。
【0051】すなわち、本発明は、上記一般式
【0052】
【化34】
【0053】で示される、両末端が二重結合のポリイミ
ドを含む絶縁塗料を導体上に塗布し、焼き付けてなる、
架橋型ポリイミド樹脂皮膜を有する、はんだ付け可能な
絶縁電線に関する。
【0054】さらに、本発明は、上記絶縁電線の製造方
法として、化学式
【0055】
【化35】
【0056】で示される5−ノルボルネン−2,3−ジ
カルボン酸無水物と、一般式
【0057】
【化36】
【0058】で示されるテトラカルボン酸二無水物と、
一般式
【0059】
【化37】
【0060】で示されるジアミンとを、有機溶媒の存在
下に反応させ、一般式
【0061】
【化38】
【0062】で示される、両末端が二重結合のポリアミ
ド酸を生成させ、該ポリアミド酸をイミド化して、一般
【0063】
【化39】
【0064】で示される、両末端が二重結合のポリイミ
ドを生成させた後、これを含む絶縁塗料を導体上に塗布
し、焼き付けることを特徴とする、はんだ付け可能な絶
縁電線の製造方法に関する。
【0065】ここにおいて、ポリイミドの生成は、イミ
ド化触媒の添加あるいは、反応温度を高くする等によっ
てなされる。さらに、有機溶媒は前述と同様であり、イ
ミド化触媒も前述の第三級アミン等である。
【0066】このように、絶縁塗料がポリイミドを含ん
でいる場合には、導体上への塗布、焼き付けによって溶
媒が揮発して、強固な絶縁皮膜が形成される。
【0067】上記絶縁塗料による本発明のはんだ付け可
能な絶縁電線は、上記絶縁塗料を導体上に塗布後、汎用
の焼き付け塗装装置で焼き付けて所定の皮膜厚さとする
ことにより提供される。
【0068】この時に使用する導体とは、例えば、銅、
銀又はステンレス鋼線であり、適用される導体径は極細
線から太線までいずれの径のものでも良く、特定の導体
径のものに限定されるものではない。一般的には径が約
0.030乃至2.0mm程度の銅線に主として適用さ
れている。
【0069】上記導体上に絶縁皮膜を形成する方法は従
来公知の方法に準拠すれば良く、例えば、フェルト絞り
方式やダイス絞り方式等の方法により絶縁塗料を塗布
し、連続的に300〜500℃の温度の焼付炉中に3〜
100秒程度ずつ、数回〜数十回通すことによって所望
の絶縁皮膜が形成される。要するに、塗料の硬化反応を
ほぼ完了し得るに充分な温度と時間焼き付けて得られ
る。また、絶縁皮膜の厚さは、JIS、NEMAあるい
はIEC等の規格に規定された皮膜厚さである。
【0070】なお、上記本発明に係る絶縁電線の皮膜を
形成するために使用される絶縁塗料はすべて、電線に限
らず各種導体の絶縁被覆を形成するために用いることも
できる。
【0071】また、本発明は上記絶縁電線を用いてなる
フライバックトランスを提供するにある。
【0072】
【作用】本発明に係る絶縁塗料は、特定の化学構造のポ
リアミド酸又はポリイミドを含むものであり、この絶縁
塗料を導体上に塗布、焼き付けて形成されるポリイミド
樹脂は、優れた熱的、機械的、電気的、化学的特性を有
し、これを皮膜とする絶縁電線は、130℃以上の耐熱
性と良好なはんだ付け性を有する。
【0073】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0074】実施例及び比較例においては、絶縁皮膜を
形成する塗料の原料をそれぞれ略称で示した。略称の意
味は次のとおりである。
【0075】イ.化学式化40で示されるものを 略称S…5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水
物(化40)
【0076】
【化40】
【0077】ロ.一般式
【0078】
【化41】
【0079】で示されるテトラカルボン酸二無水物とし
ては、 略称A1…1,3,3a,4,5,9b-ヘキサヒドロ-5-(テトラヒド
ロ-2、5-ジオキソ-3-フラニル)-ナフト〔1,2−c〕フ
ラン-1,3-ジオン(化51)
【0080】
【化42】
【0081】略称A2…エチレングリコールビス(アンヒ
ドロトリメリテート)(化43)
【0082】
【化43】
【0083】略称A…テトラメチレングリコールビス
(アンヒドロトリメリテート)(化44)
【0084】
【化44】
【0085】略称A4…ジエチレングリコールビス(アン
ヒドロトリメリテート)(化45)
【0086】
【化45】
【0087】略称A…ピロメリット酸二無水物(化4
6)
【0088】
【化46】
【0089】ハ.一般式
【0090】
【化47】
【0091】で示されるジアミンとしては、 略称B1…1,3-ビス(4-アミノフェノキシ)ベンゼン(化4
8)
【0092】
【化48】
【0093】略称B2…4,4´-ジアミノジフェニルエー
テル(化49)
【0094】
【化49】
【0095】略称B3…4,4´-ジアミノジフェニルメタ
ン(化50)
【0096】
【化50】
【0097】略称B…1,3-ビス〔2-(4´-アミノフェ
ニル)プロピル〕ベンゼン(化51)
【0098】
【化51】
【0099】略称B5…1,4-ジ(アミノメチル)シクロヘ
キサン(化52)
【0100】
【化52】
【0101】ニ.イミド化触媒の第三級アミンとして
は、以下の2種類を用いた。
【0102】略称C1…ジメチルドデシルアミン 略称C2…N−ジメチルベンジルアミン なお、ポリアミド酸合成用の有機溶媒としては、ジメチ
ルアセトアミド(DMAc)とN−メチルピロリドン(N
MP)の混合溶媒(重量比で1:1)を用いた。
【0103】実施例1 撹拌器、温度計、窒素導入管を取り付けた反応フラスコ
内にジアミンB1を6.424g(0.022モル)、溶媒DM
Acを40g及びNMPを40g仕込み、窒素気流下で
25℃を保ちつつ、充分に撹拌した。この溶液に酸二無
水物A1を6.00g(0.02モル)及びSを0.656g(0.
004モル)徐々に加えた。全部を加えた後、窒素気流下2
5℃で12時間撹拌を続け、両末端に二重結合を有する
ポリアミド酸を合成した。
【0104】得られた塗料(ポリアミド酸溶液)を0.4
mmφの銅線に塗布し線速10m/minで炉温370
℃、炉長3.0mの炉中を数回通して焼き付けを行な
い、皮膜厚さ約20μmの絶縁電線を得た。なお、皮膜
の赤外線吸収スペクトルには1780cm~1と1380cm~1にイミ
ド基の吸収が認められた。
【0105】得られた電線をJIS C3003-1984のエナメル
銅線及びエナメルアルミニウム線試験方法に準じて評価
した。その評価結果を表1に示す。
【0106】
【表1】
【0107】実施例2 ジアミンB2を4.400g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A2を8.20g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0108】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0109】その評価結果を表1に示す。
【0110】実施例3 ジアミンB3を4.356g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A3を8.76g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0111】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0112】その評価結果を表1に示す。
【0113】実施例4 ジアミンB4を7.568g(0.022モル)、溶媒DMAcを
50g及びNMPを50g、酸二無水物A4を9.08g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0114】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0115】その評価結果を表1に示す。
【0116】実施例5 ジアミンB4を7.568g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A1を6.00g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0117】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0118】その評価結果を表1に示す。
【0119】実施例6 ジアミンB3を4.356g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A2を8.20g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0120】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0121】その評価結果を表1に示す。
【0122】実施例7 ジアミンB2を4.400g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A3を8.76g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0123】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0124】その評価結果を表1に示す。
【0125】実施例8 ジアミンB1を6.424g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A4を9.08g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0126】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0127】その評価結果を表1に示す。
【0128】実施例9 ジアミンB1を6.424g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A2を8.20g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0129】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0130】その評価結果を表1に示す。
【0131】実施例10 ジアミンB1を6.424g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A3を8.76g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0132】得られた塗料(ポリアミド酸)を用い、実施
例1と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これ
を実施例1と同様に評価した。
【0133】その評価結果を表1に示す。
【0134】実施例11 ジアミンB1を6.424g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A1を6.00g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は実施例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0135】これをさらに210℃、4時間反応させ、
イミド化を行ない、実施例1と同様に赤外線吸収スペク
トルで確認した。
【0136】得られた塗料(上記溶液)を用い、実施例1
と同様にして本発明のイミド化絶縁電線を得、これを実
施例1と同様に評価した。
【0137】その評価結果を表1に示す。
【0138】次に比較例について示す。
【0139】比較例1 撹拌器、温度計、窒素導入管を取り付けた反応フラスコ
内にジアミンB5を3.124g(0.022モル)、溶媒DM
Acを40g及びNMPを40g仕込み、窒素気流下で
25℃を保ちつつ、充分に撹拌した。この溶液に酸二無
水物A4を9.08g(0.02モル)及びSを0.656g(0.
004モル)徐々に加えた。全部を加えた後、窒素気流下2
5℃で12時間撹拌を続け、両末端に二重結合を有する
ポリアミド酸を合成した。
【0140】得られた塗料(ポリアミド酸溶液)を0.4
mmφの銅線に塗布し線速10m/minで炉温370
℃、炉長3.0mの炉中を数回通して焼き付けを行な
い、皮膜厚さ約20μmの絶縁電線を得た。なお、皮膜
の赤外線吸収スペクトルには1780cm~1と1380cm~1にイミ
ド基の吸収が認められた。
【0141】得られた電線を上記実施例1と同様に、J
IS C3003−1984のエナメル銅線及びエナメ
ルアルミニウム線試験方法に準じて評価した。
【0142】その評価結果を表1に示す。
【0143】比較例2 ジアミンB2を4.400g(0.022モル)、溶媒DMAc
を40g及びNMPを40g、酸二無水物A5を4.36
g(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以
外は比較例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0144】得られた塗料(ポリアミド酸溶液)を用い、
比較例1と同様にイミド化絶縁電線を得、これを実施例
1と同様に評価した。
【0145】その評価結果を表1に示す。
【0146】比較例3 ジアミンB5を3.124g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A2を8.20g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は比較例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0147】得られた塗料(ポリアミド酸溶液)を用い、
比較例1と同様にイミド化絶縁電線を得、これを実施例
1と同様に評価した。
【0148】その評価結果を表1に示す。
【0149】比較例4 ジアミンB5を3.124g(0.022モル)、溶媒DMAcを
40g及びNMPを40g、酸二無水物A4を9.08g
(0.02モル)及びSを0.656g(0.004モル)用いた以外
は比較例1と同様にしてポリアミド酸を合成した。
【0150】これをさらに210℃、4時間反応させ、
イミド化を行ない、比較例1と同様に赤外線吸収スペク
トルで確認した。
【0151】得られた塗料(ポリアミド酸溶液)を用い、
比較例1と同様にイミド化絶縁電線を得、これを実施例
1と同様に評価した。
【0152】その評価結果を表1に示す。
【0153】比較例5 多価アルコールと多価カルボン酸より合成されたポリエ
ステルポリオール(住友バイエルウレタン社製デスモフ
ェン600)10g、ブロック化イソシアネートとして
(住友バイエルウレタン社製デスモジュールCTステー
ブル)21.2g、さらに、オクチル酸鉛0.2gをクレ
ゾール40gに溶解し、塗料組成物を得た。 得られた
塗料組成物を用い、比較例1と同様にして絶縁電線を
得、これを実施例1と同様に評価した。
【0154】その評価結果を表1に示す。
【0155】表1の結果から明らかな如く、本発明の絶
縁電線は、従来品(比較例)に比べ、一般特性において同
等乃至それ以上の特性を有するとともに、優れたはんだ
付け性を有していることが明らかである。
【0156】すなわち、本発明の電線は耐熱性に優れる
とともに、はんだ付けも可能である優れた電線である。
【0157】次に、カラーTV用フライバックトランス
への応用例を示す。
【0158】本発明の電線を用いたフライバックトラン
ス(FBT)の電圧印加時寿命試験を行なった。
【0159】図2にカラーTV用FBTの概略断面図を
示す。また、図3には寿命に著しく関わる高圧コイル部
の拡大図を示す。
【0160】これらの図において、3は高圧巻線、4は
高圧ボビン、5は低圧巻線、6は低圧ボビンである。高
圧巻線3は、高圧ボビン4に形成された溝内に装巻され
ている。低圧巻線5は、低圧ボビン6に形成された溝内
に装巻されている。
【0161】また、7は充填剤、8は収納ケース、9は
コアである。
【0162】通常、接触している巻線間の電圧は10〜
300Vと言われている。
【0163】そこで、電線2本を接触してプラスチック
円筒に巻いて、充填剤(エポキシレジン)中に埋め込ん
で、空気中に出ている両端間に3kVの電圧を印加しつ
つ110℃に放置して、FBTの加速寿命試験を行な
い、絶縁破壊するまでの時間を求めた。
【0164】ワイブルプロットによると、本発明の実施
例1、2、4、6、9の被覆材料を用いた電線(但し、
銅線の径:0.06mm、皮膜厚さ:0.01mm)によ
る寿命試験では、1%不良率が発生する時間は600h
r、540hr、550hr、510hr、580hr
であった。
【0165】一方、比較用被覆材料として、住友バイエ
ルウレタン社製デスモフェン800(ポリオール)とデス
モジュールCTステーブル(ブロック型イソシアネート)
からなる汎用ポリウレタン樹脂を選び、絶縁電線を作
り、上記と同じ加速寿命試験を行なった。その結果、1
%不良率が発生する時間は、わずか40hrにしか過ぎ
ず、実施例に比べ極めて劣っていることが明らかになっ
た。
【0166】すなわち、本発明の電線を用いることによ
り、汎用のポリウレタン樹脂を用いた従来品(比較例)に
比べ、FBTの長寿命化や高出力化が可能となる。
【0167】
【発明の効果】本発明の絶縁電線は、電気特性、機械特
性及び化学特性を損なうことなく、耐熱性とはんだ付け
性の両立化を可能にしたものであり、トランス等の耐熱
性を要する電気機器に広く、作業性良く、使用し得る効
果を有する。
【0168】また、本発明の絶縁塗料は、耐熱性と絶縁
性を必要とする皮膜として、各種の導体を被覆するのに
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る絶縁電線の断面図である。
【図2】カラーTV用フライバックトランスの概略断面
図である。
【図3】上記トランス断面図の高圧コイル部拡大図であ
る。
【符号の説明】
1…導体、2…絶縁皮膜、3…高圧巻線、4…高圧ボビ
ン、5…低圧巻線、6…高圧ボビン、7…充填剤、8…
収納ケース、9…コア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北谷 公克 徳島県徳島市北田宮三丁目8番40号日立化 成ポリマー株式会社徳島工場技術部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 で示される、両末端が二重結合のポリアミド酸を含む絶
    縁塗料を導体上に塗布し、焼き付けてなる、架橋型ポリ
    イミド樹脂皮膜を有する、はんだ付け可能な絶縁電線。
    (但し、上記式中、R1は、化学式 【化2】 からなる群より選ばれる4価の有機基、R2は、化学式 【化3】 からなる群より選ばれる2価の有機基、hは2〜16の
    整数、iおよびjは2〜10の整数である。また、nは
    正の整数であり、皮膜の機械的強度の点からnは5以上
    であることが望ましい。)
  2. 【請求項2】化学式 【化4】 で示される5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無
    水物と、一般式 【化5】 で示されるテトラカルボン酸二無水物と、一般式 【化6】 で示されるジアミンとを、有機溶媒の存在下に反応さ
    せ、一般式 【化7】 で示される、両末端が二重結合のポリアミド酸を生成さ
    せた後、これを含む絶縁塗料を導体上に塗布し、焼き付
    けて、上記一般式化7中のアミド基とカルボキシル基と
    を分子内反応させてイミド化するとともに、末端二重結
    合同志の分子間反応による、架橋型ポリイミド樹脂とす
    ることを特徴とするはんだ付け可能な絶縁電線の製造方
    法。(但し、上記式中、R1は、化学式 【化8】 からなる群より選ばれる4価の有機基、R2は、化学式 【化9】 からなる群より選ばれる2価の有機基、hは2〜16の
    整数、iおよびjは2〜10の整数である。また、nは
    正の整数であり、皮膜の機械的強度の点からnは5以上
    であることが望ましい。)
  3. 【請求項3】絶縁塗料中に触媒量の第三級アミンを含む
    ことを特徴とする請求項2記載のはんだ付け可能な絶縁
    電線の製造方法。
  4. 【請求項4】一般式 【化10】 で示される、両末端が二重結合のポリアミド酸を含む絶
    縁塗料。(但し、上記式中、R1は、化学式 【化11】 からなる群より選ばれる4価の有機基、R2は、化学式 【化12】 からなる群より選ばれる2価の有機基、hは2〜16の
    整数、iおよびjは2〜10の整数である。また、nは
    正の整数であり、皮膜の機械的強度の点からnは5以上
    であることが望ましい。)
  5. 【請求項5】一般式 【化13】 で示される、両末端が二重結合のポリイミドを含む絶縁
    塗料を導体上に塗布し、焼き付けることを特徴とする、
    架橋型ポリイミド樹脂皮膜を有する、はんだ付け可能な
    絶縁電線。(但し、上記式中、R1は、化学式 【化14】 からなる群より選ばれる4価の有機基、R2は、化学式 【化15】 からなる群より選ばれる2価の有機基、hは2〜16の
    整数、iおよびjは2〜10の整数である。また、nは
    正の整数であり、皮膜の機械的強度の点からnは5以上
    であることが望ましい。)
  6. 【請求項6】化学式 【化16】 で示される5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無
    水物と、一般式 【化17】 で示されるテトラカルボン酸二無水物と、一般式 【化18】 で示されるジアミンとを、有機溶媒の存在下に反応さ
    せ、一般式 【化19】 で示される、両末端が二重結合のポリアミド酸を生成さ
    せ、該ポリアミド酸をイミド化して、一般式 【化20】 で示される、両末端が二重結合のポリイミドを生成させ
    た後、これを含む絶縁塗料を導体上に塗布し、焼き付け
    ることを特徴とする、はんだ付け可能な絶縁電線の製造
    方法。(但し、上記式中、R1は、化学式 【化21】 からなる群より選ばれる4価の有機基、R2は、化学式 【化22】 からなる群より選ばれる2価の有機基、hは2〜16の
    整数、iおよびjは2〜10の整数である。また、nは
    正の整数であり、皮膜の機械的強度の点からnは5以上
    であることが望ましい。)
  7. 【請求項7】一般式 【化23】 で示される、両末端が二重結合のポリイミドを含む絶縁
    塗料。(但し、上記式中、R1は、化学式 【化24】 からなる群より選ばれる4価の有機基、R2は、化学式 【化25】 からなる群より選ばれる2価の有機基、hは2〜16の
    整数、iおよびjは2〜10の整数である。また、nは
    正の整数であり、皮膜の機械的強度の点からnは5以上
    であることが望ましい。)
  8. 【請求項8】請求項1又は5記載の絶縁電線を用いるこ
    とを特徴とするフライバックトランス。
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