JP6769024B2 - ポリエステルイミド塗料、それを用いて形成される絶縁電線およびコイル - Google Patents
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Description
例えば、モータは、小型化にともない、絶縁電線を高い張力で伸長しつつ高密度に巻回して作製されており、絶縁電線には、負荷の大きな加工が施されるようになっている。そのため、絶縁電線には、過酷な加工を施したときでも、絶縁層が導体から剥離しないような高い密着性が求められている。
また例えば、モータは、使用電圧が高くなり、環境温度がより高くなるため、絶縁電線には、高温環境に曝されたときに、熱劣化により絶縁層と導体との密着性が低下しにくく、加熱後でも所望の高い密着性を維持できること、つまり耐熱劣化性に優れていることが求められている。
芳香族ジアミンからなるジアミン成分(a1)、および酸無水物または酸無水物とジカルボン酸とからなる酸成分(a2)を反応させて生成されたイミド酸に、2価または3価以上のアルコールからなるアルコール成分(a3)を反応させ、前記イミド酸をエステル化させて生成されたポリエステルイミド樹脂(A)と、
炭素数が2〜6のグリコールからなる多価アルコール(B)と、
フェノール類を含む有機溶媒(C)と、を含有し、
前記多価アルコール(B)および前記有機溶媒(C)が溶媒成分として存在しており、
加熱による前記ポリエステルイミド樹脂(A)と前記多価アルコール(B)との反応によって前記ポリエステルイミド樹脂(A)に前記多価アルコール(B)に由来するOH基が導入される、ポリエステルイミド塗料が提供される。
導体と、前記導体の外周上に配置され、ポリエステルイミド塗料から形成される絶縁層とを備え、
前記ポリエステルイミド塗料は、芳香族ジアミンからなるジアミン成分(a1)、および酸無水物または酸無水物とジカルボン酸とからなる酸成分(a2)を反応させて生成されたイミド酸に、2価または3価以上のアルコールからなるアルコール成分(a3)を反応させ、前記イミド酸をエステル化させて生成されたポリエステルイミド樹脂(A)と、炭素数が2〜6のグリコールからなる多価アルコール(B)と、フェノール類を含む有機溶媒(C)と、を含有し、前記多価アルコール(B)および前記有機溶媒(C)が溶媒成分として存在しているものからなり、
前記絶縁層は、前記ポリエステルイミド塗料の加熱による前記ポリエステルイミド樹脂(A)と前記多価アルコール(B)との反応によって前記ポリエステルイミド樹脂(A)に前記多価アルコール(B)に由来するOH基が導入されたものからなる、絶縁電線が提供される。
導体と、前記導体の外周上に配置され、芳香族ジアミンからなるジアミン成分(a1)、および酸無水物または酸無水物とジカルボン酸とからなる酸成分(a2)を反応させて生成されたイミド酸に、2価または3価以上のアルコールからなるアルコール成分(a3)を反応させ、前記イミド酸をエステル化させて生成されたポリエステルイミド樹脂(A)、炭素数が2〜6のグリコールからなる多価アルコール(B)、およびフェノール類を含む有機溶媒(C)を含有し、前記多価アルコール(B)および前記有機溶媒(C)が溶媒成分として存在しているポリエステルイミド塗料から形成される絶縁層と、を備え、前記絶縁層が、前記ポリエステルイミド塗料の加熱による前記ポリエステルイミド樹脂(A)と前記多価アルコール(B)との反応によって前記ポリエステルイミド樹脂(A)に前記多価アルコール(B)に由来するOH基が導入されたものからなる絶縁電線を用いて形成される、コイルが提供される。
この多価アルコールの作用については不明であるが、本発明者らは以下のように推測している。すなわち、多価アルコールは2以上の水酸基(OH基)を有する化合物であり、多価アルコールを含むポリエステルイミド塗料を加熱すると、多価アルコールがOH基によりポリエステルイミド樹脂および導体のそれぞれと結合し、最終的には、絶縁層と導体との密着性を向上させるバインダとして作用するものと推測される。つまり、多価アルコールは、メルカプタン類などと同様に、絶縁層の密着性の向上に寄与し、密着性向上剤として作用すると考えられる。しかも、多価アルコールは、メルカプタン類などと比べて熱分解しにくいため、絶縁層の密着性を加熱後であっても高く維持することができる。
本実施形態のポリエステルイミド塗料(以下、単に塗料ともいう)は、ポリエステルイミド樹脂(A)と、密着性向上剤としての多価アルコール(B)と、有機溶媒(C)と、を含有する。本実施形態の塗料は、加熱により、ポリエステルイミド樹脂(A)が重合して分子鎖が伸長すると同時に多価アルコール(B)と結合し、最終的に有機溶媒(C)が揮発することで、ポリエステルイミド樹脂からなる塗膜(例えば、絶縁層)となる。この塗膜は、多価アルコール(B)が結合することによりOH基が導入されているため導体との密着性に優れている。また、多価アルコール(B)は加熱により分解しにくいため、ポリエステルイミド樹脂からなる塗膜は、加熱による導体との密着性の低下が抑制されており、加熱後でも所望の高い密着性を維持することができる。
ポリエステルイミド樹脂(A)は、ジアミン成分(a1)、酸成分(a2)およびアルコール成分(a3)を反応させて得られるものである。例えば、ポリエステルイミド樹脂(A)は、ジアミン成分(a1)と酸成分(a2)である酸無水物とを反応させて得られるイミド酸に、酸成分(a2)であるジカルボン酸およびアルコール成分(a3)を反応させることにより得られる。
また、酸成分(a2)としては、酸無水物とともにジカルボン酸を併用してもよい。ジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸(TPA)、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、またはそれらのアルキルエステルであるジメチルテレフタレート(DMT)、ジメチルイソフタレート等を用いることができる。
多価アルコール(B)は、ポリエステルイミド樹脂(A)を構成する成分ではなく、塗料中に有機溶媒(C)とともに存在する溶媒成分である。上述したように、多価アルコール成分(B)は、塗料の加熱の際にポリエステルイミド樹脂(A)と反応して結合することで、ポリエステルイミド樹脂からなる塗膜と導体との密着性を向上させる密着性向上剤として作用する。
有機溶媒(C)としては、ポリエステルイミド樹脂(A)の合成を妨げないものが好ましく、例えば、クレゾールなどのフェノール類からなる有機溶媒や、プロピレンカーボネートとフェノール類との混合溶媒などを用いることができる。
次に、上述したポリエステルイミド塗料の製造方法について説明する。本実施形態のポリエステルイミド塗料の製造方法は、有機溶媒(C)中でジアミン成分(a1)、酸成分(a2)およびアルコール成分(a3)を反応させ、ポリエステルイミド樹脂(A)を生成する生成工程と、ポリエステルイミド樹脂(A)を含む有機溶媒(C)に多価アルコール(B)を添加する添加工程と、を有する。
まず、有機溶媒(C)にジアミン成分(a1)および酸成分(a2)を溶解させ、その後、加熱して反応させることでイミド酸を生成する。反応に際しては、ジアミン成分(a1)と酸成分(a2)とをおおよそ1:2のモル比率で配合することが好ましいが、特性がえられる範囲で調整することは問題ない。
続いて、ポリエステルイミド樹脂(A)を含む反応溶媒に有機溶媒(C)を添加する。これにより、反応溶媒の温度を下げてエステル化を止め、ポリエステルイミド樹脂(A)の分子量の増加を止める。
続いて、反応溶液に多価アルコール(B)を添加することにより、ポリエステルイミド樹脂(A)、多価アルコール(B)および有機溶媒(C)を含むポリエステルイミド塗料を得る。なお、多価アルコール(B)は、多価アルコール(B)および有機溶媒(C)を合計100質量%としたとき、10質量%以上40質量%以下となるように配合するとよい。
本実施形態の塗料は、加熱によりポリエステルイミド樹脂(A)および多価アルコール(B)が反応することで、ポリエステルイミド樹脂からなる塗膜となる。具体的には、加熱により、ポリエステルイミド樹脂(A)同士が重合し、分子鎖が伸長するとともに、その分子鎖に、OH基を有する多価アルコール(B)が反応して結合する。そして、イミド化することにより、塗膜となる。
塗膜を構成するポリエステルイミド樹脂は、分子鎖の末端や側鎖に多価アルコール(B)が結合しており、多価アルコール(B)に由来するOH基が導入されている。OH基は、極性基であるため、OH基が導入されたポリエステルイミド樹脂は、導体との密着性に優れると考えられる。
また、塗膜を構成するポリエステルイミド樹脂には、メルカプタン類やチアゾール類、メラミン類、シアノ化合物類、フェニレンジアミン類など、加熱により分解しやすい密着性向上剤が組み込まれていない。そのため、本実施形態のポリエステルイミド樹脂は、メルカプタン類などが組み込まれたポリエステルイミド樹脂と比べて、加熱後であっても高い密着性を維持することができる。
続いて、上述のポリイミド塗料を用いて形成された塗膜として絶縁層を備える絶縁電線について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る絶縁電線の断面を示す図である。
また、絶縁層12は、メルカプタン類などの加熱により分解しやすい密着性向上剤を含まないポリエステルイミド樹脂から形成されているので、加熱された後でも所望の高い密着性を有する。つまり、絶縁層12は、耐熱劣化性に優れている。
以下に、本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、
ジアミン成分(a1)、酸成分(a2)およびアルコール成分(a3)を構成成分とするポリエステルイミド樹脂(A)と、
密着性向上剤としての多価アルコール(B)と、
有機溶媒(C)と、を含有する、ポリエステルイミド塗料が提供される。
付記1のポリエステルイミド塗料であって、好ましくは、
前記多価アルコール(B)が、2価の脂肪族アルコールである。
付記1又は2のポリエステルイミド塗料であって、好ましくは、
前記多価アルコール(B)が、炭素数2〜6のグリコールである。
付記1〜3のいずれかのポリエステルイミド塗料であって、好ましくは、
前記多価アルコール(B)が、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびジエチレングリコールの少なくとも1つである。
付記1〜4のいずれかのポリエステルイミド塗料であって、好ましくは、
前記多価アルコール(B)を、前記多価アルコール(B)および有機溶媒(C)の合計の10質量%以上40質量%以下、含む。
本発明の他の態様によれば、
導体と、前記導体の外周上に配置され、ポリエステルイミド塗料から形成される絶縁層とを備える絶縁電線であって、
前記ポリエステルイミド塗料は、
ジアミン成分(a1)、酸成分(a2)およびアルコール成分(a3)を構成成分とするポリエステルイミド樹脂(A)と、
密着性向上剤としての多価アルコール(B)と、
有機溶媒(C)と、を含有する、絶縁電線が提供される。
本発明のさらに他の態様によれば、
導体と、前記導体の外周上に配置され、ジアミン成分(a1)、酸成分(a2)およびアルコール成分(a3)を構成成分とするポリエステルイミド樹脂(A)、密着性向上剤としての多価アルコール(B)、および有機溶媒(C)を含有するポリエステルイミド塗料から形成される絶縁層と、を備える絶縁電線を用いて形成されるコイルが提供される。
11 導体
12 絶縁層
Claims (5)
- 芳香族ジアミンからなるジアミン成分(a1)、および酸無水物または酸無水物とジカルボン酸とからなる酸成分(a2)を反応させて生成されたイミド酸に、2価または3価以上のアルコールからなるアルコール成分(a3)を反応させ、前記イミド酸をエステル化させて生成されたポリエステルイミド樹脂(A)と、
炭素数が2〜6のグリコールからなる多価アルコール(B)と、
フェノール類を含む有機溶媒(C)と、を含有し、
前記多価アルコール(B)および前記有機溶媒(C)が溶媒成分として存在しており、
加熱による前記ポリエステルイミド樹脂(A)と前記多価アルコール(B)との反応によって前記ポリエステルイミド樹脂(A)に前記多価アルコール(B)に由来するOH基が導入される、ポリエステルイミド塗料。 - 前記多価アルコール(B)が、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびジエチレングリコールの少なくとも1つである、請求項1に記載のポリエステルイミド塗料。
- 前記多価アルコール(B)を、前記多価アルコール(B)および有機溶媒(C)の合計の10質量%以上40質量%以下、含む、請求項1または2に記載のポリエステルイミド塗料。
- 導体と、前記導体の外周上に配置され、ポリエステルイミド塗料から形成される絶縁層とを備え、
前記ポリエステルイミド塗料は、芳香族ジアミンからなるジアミン成分(a1)、および酸無水物または酸無水物とジカルボン酸とからなる酸成分(a2)を反応させて生成されたイミド酸に、2価または3価以上のアルコールからなるアルコール成分(a3)を反応させ、前記イミド酸をエステル化させて生成されたポリエステルイミド樹脂(A)と、炭素数が2〜6のグリコールからなる多価アルコール(B)と、フェノール類を含む有機溶媒(C)と、を含有し、前記多価アルコール(B)および前記有機溶媒(C)が溶媒成分として存在しているものからなり、
前記絶縁層は、前記ポリエステルイミド塗料の加熱による前記ポリエステルイミド樹脂(A)と前記多価アルコール(B)との反応によって前記ポリエステルイミド樹脂(A)に前記多価アルコール(B)に由来するOH基が導入されたものからなる、絶縁電線。 - 導体と、前記導体の外周上に配置され、芳香族ジアミンからなるジアミン成分(a1)、および酸無水物または酸無水物とジカルボン酸とからなる酸成分(a2)を反応させて生成されたイミド酸に、2価または3価以上のアルコールからなるアルコール成分(a3)を反応させ、前記イミド酸をエステル化させて生成されたポリエステルイミド樹脂(A)、炭素数が2〜6のグリコールからなる多価アルコール(B)、およびフェノール類を含む有機溶媒(C)を含有し、前記多価アルコール(B)および前記有機溶媒(C)が溶媒成分として存在しているポリエステルイミド塗料から形成される絶縁層と、を備え、前記絶縁層が、前記ポリエステルイミド塗料の加熱による前記ポリエステルイミド樹脂(A)と前記多価アルコール(B)との反応によって前記ポリエステルイミド樹脂(A)に前記多価アルコール(B)に由来するOH基が導入されたものからなる絶縁電線を用いて形成される、コイル。
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