JP5760597B2 - 絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル - Google Patents
絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5760597B2 JP5760597B2 JP2011077113A JP2011077113A JP5760597B2 JP 5760597 B2 JP5760597 B2 JP 5760597B2 JP 2011077113 A JP2011077113 A JP 2011077113A JP 2011077113 A JP2011077113 A JP 2011077113A JP 5760597 B2 JP5760597 B2 JP 5760597B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- insulating
- insulating coating
- insulated wire
- ester bond
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
(1)前記3つ以上の芳香環を有するビスフェノールは、エステル結合成分中に30モル%以上100モル%未満の割合で含まれている。
(2)前記ジカルボン酸成分は、芳香族ジアミン成分と、芳香族トリカルボン酸無水物を含む酸成分とを合成反応させて得られ、分子骨格中にイミド基を有するイミドジカルボン酸からなる。
(1)前記絶縁被覆は、前記絶縁被膜の内側あるいは外側に、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、H種ポリエステル樹脂から選ばれる1種以上の樹脂を主体とする有機絶縁被膜をさらに有する。
(2)前記絶縁被膜は、乾燥時における比誘電率、および吸湿時における比誘電率がともに3.5未満である。
本発明の絶縁塗料は、導体上に塗布し、焼き付けられて形成された絶縁被膜を有する絶縁電線に使用されるものであり、分子骨格中にカルボキシル基を有するジカルボン酸成分と、このジカルボン酸成分に対してエステル結合により結合されるエステル結合成分と、からなり、エステル結合成分が3つ以上の芳香環を有するビスフェノールからなるフェノール成分が含まれている。このような絶縁塗料としては、例えば、芳香族ジアミン成分および芳香族トリカルボン酸無水物を含む酸成分を合成反応させて得られ、分子骨格中にイミド基を有するイミドジカルボン酸からなるジカルボン酸成分に対して上述したエステル結合成分をエステル結合させて得られるポリエステルイミド樹脂絶縁塗料や、テレフタル酸などのジカルボン酸からなるカルボン酸成分に対して上述したエステル結合成分をエステル結合させて得られるポリエステル樹脂絶縁塗料などがある。
本発明の絶縁塗料に用いられるジカルボン酸成分は、分子骨格中にカルボキシル基を有するものであり、上述したような芳香族ジアミン成分および芳香族トリカルボン酸無水物を含む酸成分を合成反応させて得られ、分子骨格中にイミド基を有するイミドジカルボン酸や、テレフタル酸などのジカルボン酸などからなる。
イミドジカルボン酸を構成する酸成分としては、トリカルボン酸無水物を必須に含む。このトリカルボン酸無水物としては、例えばトリメリット酸無水物(TMA)、3,4,4’−ベンゾフェノントリカルボン酸無水物、3,4,4’−ビフェニルトリカルボン酸無水物などが挙げられる。これらのうち、コスト的な観点からは、トリメリット酸無水物が好ましい。
芳香族ジアミン成分としては、4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)や4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(DDE)などの芳香族ジアミンなどが用いられる。特に、高い部分放電開始電圧を有する絶縁被膜を得るとの観点からは、3つ以上の芳香環を有する芳香族ジアミンを含む芳香族ジアミン成分とするのがよい。3つ以上の芳香環を有する芳香族ジアミンとしては、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン(BAPS)、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]エーテル(BAPE)、9,9−ビス(4−アミノフェニル)フルオレン(FDA)、9,9−ビス(4−アミノ−3−メチルフェニル)フルオレン、9,9−ビス(4−アミノ−3−クロロフェニル)フルオレン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル(BAPB)、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンなどが挙げられる。また上述した芳香族ジアミンの異性体も使用することができる。これらの芳香族ジアミンを1種以上用いることができる。
また、上述したイミドジカルボン酸以外のジカルボン酸成分としては、ジカルボン酸を用いることができる。このジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸(TPA)、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、またはそれらのアルキルエステルであるジメチルテレフタレート(DMT)、ジメチルイソフタレート等を用いることができる。
上述したジカルボン酸成分のカルボキシル基とエステル結合により結合するエステル結合成分としては、耐熱性を維持しつつ、絶縁被膜の乾燥時における比誘電率および吸湿時における比誘電率をともに低下させる観点から、3つ以上の芳香環を有するビスフェノールからなるフェノール成分を用いるとよい。
フェノール成分に関し、より具体的には、下記化学式(1)で示されるような3つ以上の芳香環を有する芳香族ビスフェノールなど、芳香環をR1、R2で示される連結基で結合されたもの等がある。また、3つ以上の芳香環を有する芳香族ビスフェノールとしては、フルオレン骨格などの多環芳香族などが含まれているものであってもよい。フェノール成分は、上述したような3つ以上の芳香環を有する芳香族ビスフェノールを1種以上用いることができる。なお、下記化学式(1)中において、R1、R2としては、「−CH2−」、「−O−」、「−SO2−」、「−CO−」、「−C(CH3)2−」などの連結基が例示され、R1とR2とは同じ連結基であっても、異なる連結基であってもよい。より具体的には、4,4’−(1,4−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール(ビスフェノールP)、4,4’−(1,3−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール(ビスフェノールM)、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(ビスフェノールフルオレン)、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)などが挙げられる。
上述した絶縁塗料は、エステル結合成分として、フェノール成分の他にアルコール成分がフェノール成分とともに含まれていてもよい。フェノール成分と併用して用いられるアルコール成分としては、多価アルコールが好ましい。より具体的には、エチレングリコール(EG)、ネオペンチルルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,6−シクロヘキサンジメタノール等の2価アルコール、グリセリン(G)、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の3価以上のアルコール、イソシアヌレート環を有するアルコールなどが挙げられる。イソシアヌレート環を有するアルコールとしては、トリス(ヒドロキシメチル)イソシアヌレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)、トリス(3−ヒドロキシプロピル)イソシアヌレート等が挙げられる。
本実施の形態に係る絶縁塗料は、分子中にエステル結合とイミド結合を有するポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる場合、酸成分と芳香族ジアミン成分から形成され、その分子骨格中にイミド基を有するイミドジカルボン酸と上述したエステル結合成分との合成反応から形成される。すなわち、酸成分と芳香族ジアミン成分から形成されるイミドジカルボン酸を、上述したエステル結合成分を一部または相当量用いてイミド変性したものがポリエステルイミド樹脂である。
本発明の絶縁電線は、図1、図2に示すように導体1上に、又は導体上に形成された他の樹脂層上に、上述した本実施の形態の絶縁塗料を塗布、焼き付けしてなる絶縁被膜2が形成された絶縁被覆を有する絶縁電線10である。この絶縁被膜2は、乾燥時における比誘電率、および吸湿時における比誘電率がともに3.5未満である。好ましくは、絶縁被膜2の吸湿時における比誘電率(ε1)と乾燥時における比誘電率(ε2)との差の割合が2%未満((ε1−ε2)/(ε1)×100<2.0[%])であるとよい。
実施例、及び比較例に係る絶縁電線を作製するにあたり、以下に示す方法によって、絶縁塗料を調製した。
実施例および比較例に係る絶縁電線は、上述の調製で得られた絶縁塗料を、0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして絶縁被膜を形成することにより得た。
芳香族ジアミン成分として58.6gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)及び30.3gの2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)と、酸成分として95.1gのジメチルテレフタレート(DMT)、および142.1gのトリメリット酸無水物(TMA)と、フェノール成分として276.8gの4,4’−(1,3−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール(ビスフェノールM)と、アルコール成分として156.6gのトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)とを投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ45μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として73.3gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)と、酸成分として95.1gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び142.1gのトリメリット酸無水物(TMA)と、フェノール成分として176.5gの4,4’−(1,4−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール(ビスフェノールP)と、アルコール成分として156.6gのトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)、及び18.0gのエチレングリコール(EG)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ45μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として51.5gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)と、酸成分として133.9gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び99.8gのトリメリット酸無水物(TMA)と、フェノール成分として193.2gの9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(ビスフェノールフルオレン)と、アルコール成分として156.6gのトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)、及び24.2gのエチレングリコール(EG)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ45μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として72.9gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)、及び37.7gの2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)と、酸成分として58.2gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び176.6gのトリメリット酸無水物(TMA)と、フェノール成分として307.9gの4,4’−(1,4−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール(ビスフェノールP)と、アルコール成分として112.2gのトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ46μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として91.1gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)と、酸成分として58.2gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び176.6gのトリメリット酸無水物(TMA)と、ビスフェノール成分として204.1gの4,4’−(1,4−フェニレンジイソプロピリデン)ビスフェノール(ビスフェノールP)、及び68.4gの2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)と,アルコール成分として39.6gのグリセリン(G)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ46μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として73.3gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)と、酸成分として95.1gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び142.1gのトリメリット酸無水物(TMA)と、アルコール成分として156.6gのトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)、および49.6gのエチレングリコール(EG)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ45μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として91.1gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)と、酸成分として58.2gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び176.6gのトリメリット酸無水物(TMA)と、アルコール成分として39.6gのグリセリン(G)および55.2gのエチレングリコール(EG)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ45μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
芳香族ジアミン成分として51.5gの4,4’−ジアミノジフェニルメタン(DAM)と、酸成分として133.9gのジメチルテレフタレート(DMT)、及び99.8gのトリメリット酸無水物(TMA)と、アルコール成分として156.6gのトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(THEIC)、及び58.3gのエチレングリコール(EG)を投入し、合成を行い、ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなる絶縁塗料を得た。この絶縁塗料を0.8mmの銅導体上に塗布、焼付けして、厚さ45μmの絶縁被膜を有する絶縁電線を得た。
部分放電開始電圧は、実施例および比較例の各絶縁電線を500mmの長さで2本切り出し、約14.7N(約1.5kgf)の張力を掛けながら撚り合わせて中央部の120mmの範囲に9回の撚り部を有するツイストペアの試料を作製した。得られたツイストペアの試料の端部10mmの絶縁被覆を剥離した後、温度25℃、湿度50%の恒温恒湿槽中に配置し、50時間放置した後、部分放電自動試験装置を用いて測定した。測定条件は、温度25℃ 、周波数50Hzの正弦波電圧を10〜30V/sの割合で昇圧しながらツイストペアの試料に荷電した。ツイストペアの試料に10pCの放電が1秒間に50回発生したときの電圧を部分放電開始電圧として測定した。
乾燥時における比誘電率は、得られた実施例および比較例の各絶縁電線を温度100℃の恒温槽中に50時間放置した後、その恒温槽内で絶縁電線の表面に金属電極を蒸着し、導体と金属電極との間の静電容量を、市販のインピーダンスアナライザを用いて測定(周波数:1kHz)し、測定して得られた静電容量と金属電極の長さと絶縁被覆の厚さとの関係から比誘電率を算出した。また、吸湿時における比誘電率は、温度25℃、湿度50%の恒温恒湿槽中に50時間放置した後、その恒温恒湿槽内で乾燥時における比誘電率と同様の測定方法により静電容量を測定し、測定して得られた静電容量と金属電極の長さと絶縁被覆の厚さとの関係から比誘電率を算出した。
2 絶縁被膜
10 絶縁電線
Claims (7)
- 芳香族ジアミン成分及びトリカルボン酸無水物を含む酸成分を合成反応させて得られる分子骨格中にカルボキシル基を有するジカルボン酸成分とフェノール成分及びアルコール成分からなるエステル結合成分とを合成反応させることにより、前記ジカルボン酸成分に対して前記エステル結合成分がエステル結合により結合されるポリエステルイミド樹脂絶縁塗料からなり、
前記エステル結合成分は、前記フェノール成分に3つ以上の芳香環を有するビスフェノールが含まれていることを特徴とする絶縁塗料。 - 前記3つ以上の芳香環を有するビスフェノールは、エステル結合成分中に30モル%以上100モル%未満の割合で含まれている請求項1に記載の絶縁塗料。
- 前記ジカルボン酸成分は、前記芳香族ジアミン成分と、芳香族トリカルボン酸無水物を含む前記酸成分とを合成反応させて得られ、分子骨格中にイミド基を有するイミドジカルボン酸からなる請求項1又は2に記載の絶縁塗料。
- 導体と、前記導体を被覆する絶縁被覆と、を有し、
前記絶縁被覆は、請求項1〜3のいずれかに記載の絶縁塗料を塗布、焼付けして形成された絶縁被膜を有することを特徴とする絶縁電線。 - 前記絶縁被覆は、前記絶縁被膜の内側あるいは外側に、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、H種ポリエステル樹脂から選ばれる1種以上の樹脂を主体とする有機絶縁被膜をさらに有する請求項4に記載の絶縁電線。
- 前記絶縁被膜は、乾燥時における比誘電率、および吸湿時における比誘電率がともに3.5未満である請求項4又は5に記載の絶縁電線。
- 請求項4〜6のいずれかに記載の絶縁電線を用いて成形されてなることを特徴とするコイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011077113A JP5760597B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011077113A JP5760597B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012211241A JP2012211241A (ja) | 2012-11-01 |
JP5760597B2 true JP5760597B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=47265465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011077113A Active JP5760597B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5760597B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI530568B (zh) | 2012-09-25 | 2016-04-21 | Josho Gakuen Educational Foundation | Hypereutectic Al - Si alloy die - casting member and its manufacturing method |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06283055A (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-07 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 耐熱・耐放射線性電線・ケーブル |
JP3687178B2 (ja) * | 1996-04-01 | 2005-08-24 | 日立化成工業株式会社 | 芳香族ポリエステルイミド、その製造方法及びそれを含むワニス |
JP4365613B2 (ja) * | 2003-04-17 | 2009-11-18 | 大阪瓦斯株式会社 | 芳香族ポリエステル樹脂及び光学部材 |
-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011077113A patent/JP5760597B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012211241A (ja) | 2012-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5842458B2 (ja) | ポリエステルイミド樹脂絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル | |
JP4473916B2 (ja) | ポリアミドイミド樹脂絶縁塗料及びそれを用いた絶縁電線 | |
CN103730196B (zh) | 绝缘电线及线圈 | |
JP5626530B2 (ja) | 絶縁塗料及びその製造方法並びにそれを用いた絶縁電線及びその製造方法 | |
JP2006302835A (ja) | ポリアミドイミド樹脂絶縁塗料、絶縁電線、及びそれらの製造方法 | |
CN102081997B (zh) | 绝缘电线 | |
JP5561589B2 (ja) | 絶縁塗料及び絶縁電線、並びにそれを用いたコイル | |
US20160380499A1 (en) | Insulated electric wire and coil | |
JP2013253124A (ja) | ポリイミド樹脂ワニス及びそれを用いた絶縁電線、電機コイル、モータ | |
JP2013131424A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いたコイル | |
JP5760597B2 (ja) | 絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線、並びにコイル | |
JP2013051030A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いた電機コイル、モータ | |
WO2012026438A1 (ja) | 低誘電率被膜用ポリエステルイミド樹脂系ワニス | |
JP2011187262A (ja) | ポリアミドイミド樹脂絶縁塗料およびそれを用いた絶縁電線 | |
JP2012164424A (ja) | 低誘電率被膜用ポリエステルイミド樹脂系ワニス | |
JP2011159578A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いた電機コイル、モータ | |
JP2011159577A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いた電機コイル、モータ | |
JP5770986B2 (ja) | 低誘電率被膜用ポリエステルイミド樹脂系ワニス | |
JP2012048922A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いた電機コイル、モータ | |
JP2013101758A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いた、電機コイル、モータ | |
JP2014063601A (ja) | 絶縁電線及びそれを用いたコイル | |
JP2012059588A (ja) | 低誘電率被膜用ポリエステルイミド樹脂系ワニス | |
JP6769024B2 (ja) | ポリエステルイミド塗料、それを用いて形成される絶縁電線およびコイル | |
JP2013037976A (ja) | 絶縁性材料 | |
JP5427276B2 (ja) | ポリアミドイミド樹脂絶縁塗料及びそれを用いた絶縁電線 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130419 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130624 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20131106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150410 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5760597 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |