JPH0520188B2 - - Google Patents

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JPH0520188B2
JPH0520188B2 JP59079816A JP7981684A JPH0520188B2 JP H0520188 B2 JPH0520188 B2 JP H0520188B2 JP 59079816 A JP59079816 A JP 59079816A JP 7981684 A JP7981684 A JP 7981684A JP H0520188 B2 JPH0520188 B2 JP H0520188B2
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pressure
compressed air
valve
welding
electromagnetic directional
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Hisahiro Yamada
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/30Features relating to electrodes
    • B23K11/31Electrode holders and actuating devices therefor
    • B23K11/314Spot welding guns, e.g. mounted on robots

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Resistance Welding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、抵抗溶接機、たとえばスポツト溶
接機において、溶接ガンのワーク加圧力を所要に
応じて適宜に調節して常に最適なる溶接条件をも
たらす加圧力制御装置に関するものである。
(従来技術) 従来既知のこの種の加圧力制御装置としては、
たとえば第1図に示すものがある。
これは、スポツト溶接機の溶接ガン1に加圧シ
リンダ2を連結し、この加圧シリンダ2に電磁方
向切換弁3および圧縮空気供給源4を順次に接続
するとともに、加圧シリンダ2と方向切換弁3と
の間で、加圧シリンダ2の溶接ガン加圧側に連通
する圧縮空気給排通路5に、相互に並列をなす直
接作動減圧弁6およびチエツク弁7からなる圧力
制御手段8を接続してなる。
なお図中9は消音器を示す。
このような加圧力制御装置によれば、溶接ガン
1の加圧力の設定は、電磁方向切換弁3および直
接作動減圧弁6を経て加圧シリンダ2の溶接ガン
加圧側へ、圧縮空気供給源4からの空気を供給す
るに先だつて、直接作動減圧弁6を手動調整する
ことにて行うことができるも、ここにおける圧力
制御手段8は、設定圧力を、手動操作によつて直
接的に調整する半固定式であるため、たとえば、
ロボツトによる溶接作業におけるように、板厚、
材質などが変化するワークの多数点に順次にかつ
迅速に溶接を施す場合には、圧力制御手段8の設
定圧力を、それが常にワークの溶接部位に応じた
最適圧力になるように頻繁に調整することが実質
上不可能であり、この結果として、最適溶接条件
によるすぐれた溶接結果を得ることができない問
題があつた。
そこで、従来技術のかかる問題を解決するもの
として、特開昭58−84686号公報(特願昭56−
182635号)に示されるように加圧力調整装置が提
案されている。
この装置は、第2図に示すように溶接ガン1に
関連させて設けた加圧シリンダ2を、3ポジシヨ
ンの電磁方向切換弁3aを介して圧縮空気供給源
4に接続し、また、加圧シリンダ2と方向切換弁
3aとの間で、加圧シリンダ2の溶接ガン加圧側
に連通する圧縮空気給排通路5に、設定圧力を遠
隔操作できる圧力センサ10を接続してなり、加
圧シリンダ2の伸長側空気質2aの内圧が、遠隔
的に設定された所要圧力に達したときに、圧力セ
ンサ10からの信号で、電磁方向切換弁3aを図
示位置へ作動させて圧縮空気の供給を停止する一
方、溶接ガン1によるワーク11の所要圧力での
押圧を維持するものである。
ところが、このように開示技術は、圧力センサ
10が加圧シリンダ2の圧力を検知し、所定の圧
力になつた所で信号を送つて電磁方向切換弁3a
を作動させ、最終的にクローズ状態にするという
ものであるため、長時間の応答遅れがあることに
起因して、一の溶接作業を完了するためのサイク
ルタイムが長くなつて作業能率が低くなるという
問題や、圧力センサ10が作動してから圧縮空気
の供給が停止されるまでの時間遅れに起因して溶
接ガン1の加圧力が設定圧力よりも高くなるとい
う問題があつた。
ここでこの装置のサイクルタイムを第3図に基
づいて詳細に説明すると、横軸に時間t、縦軸に
空気圧力pを表わすこのグラフにおいて、 電磁方向切換弁応答遅れ時間t1 加圧シリンダ作動時間t2 シリンダ内圧力の立上り時間t3 設定圧力保持時間t4,t6 溶接電流通電時間t5 加圧シリンダ戻り時間t7 圧力降下保持時間T8 溶接ガン移動時間t9 電磁方向切換弁閉止時間t10 サイクルタイムT となり、このサイクルタイムTのうち溶接作業に
必須の時間t4〜t9を除いた他の時間t1〜t3および
t10は、装置の応答遅れによつて相当長くなつて
いる。
(発明の目的) この発明は、従来技術のかかる問題点に鑑みて
なされたものであり、圧縮空気給排通路の構成を
十分簡単なものとするとともに、圧縮空気がその
給排通路から受ける流動抵抗を十分小さく維持し
つつ、設定圧力の遠隔操作を可能にする他、サイ
クルタイムの減少をもたらし、また溶接ガンの加
圧力を設定圧力に正確に適合させ得る抵抗溶接機
の加圧力制御装置を提供するものである。
(発明の構成) この発明の抵抗溶接機の加圧力制御装置は、と
くに、加圧シリンダと一の方向切換弁との間、も
しくは、方向切換弁と圧縮空気供給源との間に、
電気信号によつて設定圧力を変更され、圧縮空気
の供給の停止をもたらす圧力制御手段を配設し、
この圧力制御手段を、圧縮空気給排通路に設けた
パイロツト操作減圧弁と、圧力伝播通路に設けら
れ、前記電気信号によつて設定された圧力を、パ
イロツト操作減圧弁にパイロツト圧として供給す
る圧力設定手段とで構成したものである。
この加圧力制御装置によれば、たとえば、加圧
力の種類に応じたシーケンス回路を組み、溶接点
毎に設定圧力を自動的に選択して圧力制御手段に
入力することにより設定圧力の遠隔操作が迅速か
つ確実に、しかも溶接ガンの作動に先だつて行わ
れるので、常に最適条件での溶接を行うことがで
きる。またこの装置では、加圧シリンダのシリン
ダ内圧が設定圧力に達したときに圧力センサから
信号を受けて電磁方向切換弁が作動するのを待つ
までもなく、圧力制御手段がそれ自身の作動によ
つて圧縮空気の供給を停止でき、その停止の反応
性が著しく高いので、圧縮空気の加圧シリンダ内
への速い流速での供給が可能となつてサイクルタ
イムの短縮がもたらされるとともに、溶接ガンの
加圧力の設定圧力以上の上昇が有効に防止される
ことになる。
(実施例) 以下にこの発明を図面に基づいて説明する。
第4図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
り、図中第1,2図に示した部分と同等の部分は
それと同一の番号で示す。またここでは、空気通
路を実線で、圧力伝播通路を破線でそれぞれ示
す。
この例では、加圧シリンダ2の伸長側空気室2
aを2ポジシヨンの電磁方向切換弁3に連通させ
る圧縮空気給排通路5に、圧力制御手段21を設
ける。
ここにおけるこの圧力制御手段21は、圧縮空
気給排通路5に接続したパイロツト操作減圧弁2
2と、電磁方向切換弁3の二次側から分岐する圧
力伝播通路24に相互に並列に接続した、たとえ
ば3個の圧力設定弁25,26,27、これらの
それぞれの圧力設定弁25,26,27に接続し
た電磁弁28,29,30および、一次側を各電
磁弁28,29,30に、また二次側をパイロツ
ト操作減圧弁22に接続したシヤトル弁31から
なる圧力設定手段とで構成したものであり、シヤ
トル弁31の二次側圧力をパイロツト操作減圧弁
22のパイロツト圧として用いるものである。
なおこの例では、チエツク弁23を、パイロツ
ト操作減圧弁22と並列に配設している。
この圧力制御手段21では、3個の圧力設定弁
25,26,27をそれぞれ、各種の設定圧力に
予め手動調整しておき、所要に応じた選択に基づ
く電気信号によつていずれか一の電磁弁を作動さ
せることにより、選択された設定圧力を、シヤト
ル弁31を経てパイロツト操作減圧弁22へ導く
ことができる。
なおここにおいて、圧力設定弁25,26,2
7はそれらの二次側に各々の設定圧力よりも高い
圧力が作用した場合にはそれぞれの圧力伝播通路
を遮断すべく作動し、またパイロツト操作減圧弁
22は、その二次側に、パイロツト圧より高い圧
力が作用した場合には、圧縮空気の供給を停止す
べく作用する。
このように構成してなる装置の作動に基づいて
ワークの抵抗溶接、ここではスポツト溶接を施す
場合には、図示しない制御回路からの電気信号に
よつて、電磁方向切換弁3を、図示のポジシヨン
とは脚のポジシヨンへ作動させ、併せて、一の電
磁弁、たとえば電磁弁28を選択的に作動させ
る。このことにより、パイロツト操作減圧弁22
には圧力設定弁25で設定された圧力がパイロツ
ト圧として供給され、また、圧縮空気供給源4か
らの圧縮空気が、電磁方向切換弁3およびパイロ
ツト操作減圧弁22を経て加圧シリンダ2の伸長
側空気室2aへ供給される。
ここで、伸長側空気質2a内への空気の供給
は、加圧シリンダ2が溶接ガン1を作動させ、溶
接ガン1の電極チツプ1aが図示しないワークを
挟持した後、伸長側空気質2aの内圧が設定圧力
に達するまで行われ、このことによつて、電極チ
ツプ1aによるワークへの最適加圧力がもたらさ
れる。
一方、伸長側空気室2aの内圧が設定圧力に達
した場合には、パイロツト操作減圧弁22のスプ
ールがパイロツト圧に抗して作動されて圧縮空気
の供給を直接的に遮断するので、圧縮空気の迅速
なる供給停止がもたらされ、伸長側空気室2a内
は所定の設定圧力に維持される。
そして伸長側空気室2a内圧のかかる維持状態
にてワークに所定のスポツト溶接を施した後、電
磁方向切換弁3を図示のポジシヨンへ作動させる
ことにより、加圧シリンダ2の伸長側空気室2a
からの空気の排出およびその反対側空気室への圧
縮空気の供給を行つて溶接ガン1の電極チツプ1
aの開放作動をもたらす。
次いで、溶接ガン1は、たとえばロボツトアー
ムによつて次の溶接点位置へ移動され、そこで上
述したと同様の次の溶接作業を維持する。
なお、次の溶接作業におけるワークの最適加圧
力が、前回のそれとは相違する場合には、作業の
開始に当つて、他の電磁弁を選択作動させること
により、パイロツト操作減圧弁22のパイロツト
圧を簡単に、かつ遠隔的に変更することができ
る。
従つてこの装置によれば、圧力設定弁の数に応
じた設定圧力を、迅速にしかも遠隔的に選択する
ことができる他、伸長側空気室2aの内圧を設定
圧力に正確に一致させて常に最適なる加圧条件で
の溶接を行うことができ、さらには、サイクルタ
イムを短縮して作業能率の向上をもたらすことが
できる。
第5図はこの例の装置によるサイクルタイムを
示すグラフであり、横軸に時間t、縦軸に空気圧
力pを表わす。又、第3図に示した部分と同等の
部分はそれと同一符号で示してある。以下に第5
図と第3図の時間tを詳細に比較して本発明の実
施例と従来技術ノサイクルタイムの長さを評価し
てみる。
(1) まず、電磁方向切換弁応答遅れ時間t1につい
ては、従来技術では電磁弁が3ポジシヨンであ
るのに対し本発明の実施例では2ポジシヨンで
ある為、本発明の実施例の方が従来技術よりも
短くなる。
(2) t4〜t9についてはサイクルタイムTのうち溶
接作業に必須の時間で、本発明の実施例と従来
技術は等しくなる。
(3) 加圧シリンダ作動時間t2については、この例
では、圧力制御手段21、ひいては、パイロツ
ト操作減圧弁22の応答遅れを全く考慮する必
要がないことより、当初から圧縮空気を高速で
供給できるに対し、従来技術では、応答遅れを
考慮することが不可避であつて、供給速度をそ
れほど高め得ないことから、ここでの作動時間
t2は従来のそれより有効に短縮されることにな
り、また、シリンダ内圧の立上り時間t3につい
ては、従来技術では圧力センサ10が加圧シリ
ンダ2の圧力を検知し、所定の圧力になつた所
で信号を送つて電磁方向切換弁3aを作動さ
せ、最終的にクローズさせるものである為に長
時間の応答遅れが起こるのに対し、本発明の実
施例では圧力センサ10で加圧シリンダ2の圧
力を制御する方式ではなく、予め遠隔指示によ
つて設定された加圧力で加圧を行なう為、従来
技術のような応答遅れがなく、時間が短くな
る。
(4) 第3図に示した従来技術の電磁方向切換弁閉
止時間t10は本発明の実施例ではその構成上不
要となる。
以上の説明より本発明の実施例と従来技術はt4
〜t9ついては等しいが、t1,t2,t3,t10について
はそれぞれ本発明の実施例の方が従来技術よりも
短い為、本発明の実施例は総合的なサイクルタイ
ムTが従来技術よりも大幅に短縮されている。
第6図はこの発明の他の実施例を示す回路図で
あり、この例では、電磁方向切換弁3の二次側か
ら分岐する圧力伝播通路24に、圧力可変比例制
御電磁弁32を直列に接続し、またその二次側を
パイロツト操作減圧弁22に接続しており、これ
らとチエツク弁23とで圧力制御手段21を構成
する。
この装置では、圧力可変比例制御電磁弁32へ
供給される電流の大きさを変化させることによ
り、設定圧力いいかえればパイロツト圧を無段階
に変化させることができるので、たとえば制御回
路によつて溶接部位に応じた大きさの電流を圧力
可変比例制御電磁弁32へ供給することにより、
常に適正なる設定圧力の選択が行われる。なおこ
こで、圧縮空気の供給停止は、前述した例と同様
にして迅速かつ確実に行われる。
第7図a,bはそれぞれこの発明のさらなる実
施例を示す回路図であり、第7図aに示すもの
は、第4図に示す圧力制御手段21を、また第7
図bに示すものは第6図に示す圧力制御手段21
を、電磁方向切換弁3と圧縮空気供給源4との間
にそれぞれ接続し、そしてチエツク弁23を省い
たものである。
これらの変形例はいずれも、第4図について述
べた実施例とほぼ同様に作用してそれと同様の効
果をもたらすことができる。加えて、これらの実
施例では、溶接ガン1の閉止方向いいかえればワ
ークの加圧方向への作動のみならず、その開放方
向への作動に際しても、圧力制御手段21を作動
させることができるので、たとえば溶接ガン1と
障害物との不測の干渉に起因する溶接ガン1の損
傷を有効に防止することができる。
第8図は以上に述べた加圧制御装置の適用例を
示す斜視図であり、この例では、溶接ロボツト3
4のアーム35に、電磁方向切換弁3および圧力
制御手段21を取り付けるとともに、ロボツトハ
ンド部分に加圧シリンダ2および溶接ガン1を取
り付け、また加圧シリンダ2から図示しない圧縮
空気供給源4までを空圧ホース36で接続する一
方、溶接ガン1と、ロボツト34の上方に吊下げ
支持した溶接トランス37とを溶接ケーブル38
で接続する。
なお図示はしないが、電磁方向切換弁3および
圧力制御手段21にはそれぞれ、これも図示しな
い制御盤からの電気信号を入力するための信号ケ
ーブルが接続されることはもちろんである。
この適用例によれば、前述したようなこの加圧
力制御装置に固有の作用効果がもたらされる他、
とくに、電磁方向切換弁3および圧力制御手段2
1をロボツトアーム35上に配置することによ
り、それから加圧シリンダ2までの配管距離が短
縮されるので、電磁方向切換弁3が作動してか
ら、溶接ガン1によるワーク加圧力が所定値に達
するまでの時間を短縮することができ、溶接作業
能率のより一層の向上がもたらされることにな
る。
ちなみに、第9図に示すものは第1図に示した
加圧力制御装置をロボツトに適用した従来例で、
電磁方向切換弁3および圧力制御手段8を、ロボ
ツト34の上方に吊下した溶接トランス37に固
定するものである。そこで、この電磁方向切換弁
3および圧力制御手段8の位置に本発明による電
磁方向切換弁3および圧力制御手段21を配設す
ることもできるのであるが、この場合には電磁方
向切換弁3から加圧シリンダ2までの空気ホース
36の配管距離が相当長くなり、応答性が悪くな
る。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、
この発明の加圧力制御装置は、スポツト溶接機以
外の抵抗溶接機にも適用することができ、またロ
ボツト以外の溶接作業機にも適用することができ
る。さらに、それをスポツト溶接機に適用する場
合には、図示以外の溶接ガンの形式、形状などを
所要に応じて適宜に選択することができる。
(発明の効果) 従つてこの発明によれば、とくに加圧シリンダ
と方向切換弁との間、もしくは方向切換弁と圧縮
空気供給源との間に、電気信号によつて設定圧力
を変更されて、圧縮空気の直接的な供給停止をも
たらす圧力制御手段を接続することにより、遠隔
操作にて設定圧力を変更できるとともに、溶接ガ
ンによるワーク加圧力を、常に設定したとおりの
加圧力とすることができる。
そしてまた、圧力制御手段それ自身による圧縮
空気の供給の停止作動により、その供給停止の応
答性が高まるので、加圧シリンダ内への圧縮空気
の供給流速を速めてサイクルタイムの短縮をもた
らすことができる。
これをいいかえれば、圧縮空気給排通路内に、
従来技術で述べたような圧力センサ10を配設す
る場合には、電磁方向切換弁3aの応答遅れを考
慮することが必要になつて、圧縮空気供給源から
の供給圧力をそれほど高圧にすることができず、
このことは、圧縮空気給排通路内に減圧弁、圧力
調整弁などを設けて、それより下流側の圧力を設
定する場合もまた同様であるに対し、この発明に
よれば、圧縮空気供給源の、十分高圧の圧縮空気
を、減圧することなく加圧シリンダへ供給するこ
とができるので、その圧縮空気の供給流速を高め
ることができ、これによつてサイクルタイムを短
縮することができる。
しかもここでは、一の方向切換弁を作動させる
ことだけで、予め選択した設定圧力の下で、圧縮
空気の給排を司ることができるので、方向切換弁
の複数個の順次に作動させて所要の圧力を選択す
るとともに、選択されたその圧力の流体を給排す
る場合に比して、応答性を大きく高めることがで
き、これによつてもまたサイクルタイムを有効に
短縮することができる。
また、圧力制御手段を、電磁方向切換弁と加圧
空気供給源との間に接続した場合には、開放作動
時における溶接ガンの損傷を有効に防止すること
ができ、さらに、電磁方向切換弁および圧力制御
手段を、ロボツトアームのような、溶接ガン近傍
部分に取り付けた場合には、とくに、圧縮空気供
給時の応答性を高めて作業能率のより一層の向上
をもたらすことができる。
加えて、この発明では、加圧シリンダと圧縮空
気供給源とを接続する圧縮空気給排通路内に一の
電磁方向切換弁と一のパイロツト操作減圧弁と、
ときとしてはそれらに加えてチエツク弁を設置す
るだけであるので、その通路の構成を極めて簡単
なものとすることができ、加えて、その通路内に
他の切換弁、減圧弁などを配設する場合に比し
て、圧縮空気の流動抵抗を有利に低減されること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はそれぞれ従来例を示す回路図、第
3図は第2図に示す装置のサイクルタイムを示す
グラフ、第4図はこの発明の一実施例を示す回路
図、第5図は第4図に示す装置のサイクルタイム
を示すグラフ、第6,7図はそれぞれこの発明の
他の実施例を示す回路図、第8図はこの発明の適
用例を示す斜視図、第9図は第1図に示す装置の
適用例を示す斜視図である。 1……溶接ガン、1a……電極チツプ、2……
加圧シリンダ、2a……伸長側空気室、3……電
磁方向切換弁、4……圧縮空気供給源、5……圧
縮空気給排通路、21……圧力制御手段、22…
…パイロツト操作減圧弁、23……チエツク弁、
24……圧力伝播通路、25,26,27……圧
力設定弁、28,29,30……電磁弁、31…
…シヤトル弁、32……圧力可変比例制御電磁
弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抵抗溶接機の作動を司る加圧シリンダ2と、
    この加圧シリンダ2への圧縮空気の給排を行う一
    の電磁方向切換弁3と、圧縮空気供給源4とを、
    圧縮空気給排通路によつて順次に接続してなる抵
    抗溶接機の加圧装置において、 加圧シリンダ2と電磁方向切換弁3との間もし
    くは、電磁方向切換弁3と圧縮空気供給源4との
    間に、電気信号によつて設定圧力を変更され、圧
    縮空気の供給の停止をもたらす圧力制御手段21
    を配設し、この圧力制御手段21を、圧縮空気給
    排通路に設けたパイロツト操作減圧弁22と、圧
    力伝播通路24に設けられ、前記電気信号によつ
    て設定された圧力を、パイロツト操作減圧弁22
    にパイロツト圧として供給する圧力設定手段25
    〜31,32とで構成してなる抵抗溶接機の加圧
    力制御装置。
JP59079816A 1984-04-20 1984-04-20 抵抗溶接機の加圧力制御装置 Granted JPS60223669A (ja)

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