JPH0519455Y2 - - Google Patents

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JPH0519455Y2
JPH0519455Y2 JP1988067242U JP6724288U JPH0519455Y2 JP H0519455 Y2 JPH0519455 Y2 JP H0519455Y2 JP 1988067242 U JP1988067242 U JP 1988067242U JP 6724288 U JP6724288 U JP 6724288U JP H0519455 Y2 JPH0519455 Y2 JP H0519455Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物の屋上やベランダ等の躯体上に取
付けられる手摺の補強装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の手摺は、躯体の上面にアンカー
ボルト等によつてベース金具を固着してこれに笠
木を介して手摺柱を植設していた。(例えば、実
開昭62−149528号公報) (考案が解決しようとする課題) ところが、ALCとよばれる気泡コンクリート
や鉄骨により建築された建物においては、手摺を
躯体に強固に取付けることが簡単にできず、ま
た、手摺ががたついたり大きく揺れて安全上大き
な問題があるうえ躯体にも損傷を及ぼしやすいと
いう問題もあつた。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決する目的の
もとに完成された手摺の補強装置に関するもの
で、躯体にベース金具と笠木を介して手摺柱を植
設した手摺において、前記ベース金具に躯体の前
面側と後面側に添う脚板部を有するステー取付金
具を組込んで該脚板部を躯体に挿通させた長ボル
トにより躯体の前面側と後面側に締付け、また、
前記手摺柱と躯体との間には前面側において前側
ステーを取付けるとともに後面側において後側ス
テーを取付け、さらに、前記前側ステーの下方部
には桁材の一端を連結して該桁材の他端は前記前
面側の脚板部に前記長ボルトをもつて該脚板部と
共に固定されたものとするとともに前記後側ステ
ーの下端は前記後面側の脚板部と共に該長ボルト
をもつて固定されていることを特徴とするもので
ある。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
1はALCや中空のコンクリートよりなる屋上
やベランダ等の躯体20に取付けられたベース金
具であつて、該ベース金具1は上面にボルト12
が植設されているベース枠11と、該ボルト12
をもつてベース枠11の上面に取付けられて脚板
部17a,17bを躯体20の前面側と後面側に
添わせたステー取付金具13と、ステー取付金具
13の上面に前記ボルト12をもつて取付けられ
る手摺柱取付枠14とよりなるものとしている。
なお、ステー取付金具13は厚みの異なる躯体2
0にがたつくことなく装着ではるように、天板部
にボルト挿通用の長孔15かせ設けられた2個の
L型金具16,16よりなるものとし、このよう
にしてステー取付金具13はその脚板部17a,
17b間の間隔が長孔15,15により調節でき
るようになつている。2は手摺柱取付枠14に取
付けられる笠木、3は手摺柱であり、該手摺柱3
は笠木2上に載せられて前記手摺柱取付枠14に
ボルト止めされるブラケツト4によりベース金具
1と笠木2を介して躯体20に植設されている。
5は上端を手摺柱3の上部にビスなどで取付ける
とともに下端を躯体20に仮止めした前側ステー
であり、6は上端を手摺柱3の下部にビスなどで
取付けるとともに下端を前記ステー取付金具13
の脚板部17bに取付けた後側ステー、8は前側
ステー5の下方部と前記ステー取付金具13の一
方の脚板部17aとを連結具7により連結する桁
材、9は躯体20に挿通されて前記脚板部17
a,17bを締付けている長ボルトである。前側
ステー5はその下方部に一端が連結されて他端が
一方の脚板部17aに前記長ボルト9をもつて締
付けられた前記桁材8により補強されており、ま
た、前記後側ステー6はその下端が他方の脚板部
17bに前記長ボルト9の他端をもつて締付けら
れている。すなわち、手摺柱3はステー取付金具
13に直接あるいは間接的に一端が取付けられて
いる前側ステー5と後側ステー6により強固に補
強され、がたついたり大きく揺れたりすることが
ないようになつている。なお、図中、10は後側
ステー6を手摺柱3およびステー取付金具13に
連結する連結具、21は躯体20を補強する補強
アングルである。
このように構成されたものは、躯体20にベー
ス金具1と笠木2を介して手摺柱3を植設した手
摺における該手摺柱3が躯体20と手摺柱3との
間に取付けられた前面側の前側ステ5と後面側の
後側ステー6とにより前後から補強されており、
しかも、前記前側ステー5はその下方部に一端を
連結した桁材8の他端がベース金具1に組込んた
ステー取付金具13の脚板部17a,17bのう
ちの前面側の脚板部17aと共に長ボルト9をも
つて該脚板部17a,に固定されているため、左
右方向への搖れを抑止されるものであり、また、
後側ステー6も他方の脚板部17bに前記長ボル
ト9の他端をもつて締付けられているため、手摺
柱3に後方向への力が大きく加えられても躯体2
0に直接及ぶことなく、ベース金具1に組込まれ
ているステー取付金具13によつて受け止められ
るものである。従つて、手摺柱3に前後、左右方
向からの力が大きく加えられても大きく揺れたり
がたついたりすることがなく、しかも、躯体20
の一部分に大きな力が加わることがないため、躯
体20が多孔質で十分な強度がないものであつて
も損傷されることがなく、さらに、1本の長ボル
ト9をもつて脚板部17a,17bを躯体20の
前後面に締付けるとともに桁材8や後側ステー6
の固定を行うことができるため、部品点数も少な
くて工事も簡単となるものである。
(考案の効果) 本考案は前記実施例による説明によつて明らか
なように、手摺柱に前後、左右方向から大きな力
が加えられてもがたついたり大きく揺れたりする
ことがなく安全であり、しかも、躯体の一部分の
みに大きな力が加わることがないために躯体の損
傷も防止できる等の利点を有するもので、建物の
屋上やベランダ等の躯体上に手摺を強固に取付け
ることが簡単にできるものとして実用的価値極め
て大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は同じく分解した状態を示す一部切欠
斜視図である。 1……ベース金具、2……笠木、3……手摺
柱、5……前側ステー、6……後側ステー、8…
…桁材、9……長ボルト、13……ステー取付金
具、17a,17b……脚板部、20……躯体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体20にベース金具1と笠木2を介して手摺
    柱3を植設した手摺において、前記ベース金具1
    に躯体20の前面側と後面側に添う脚板部17
    a,17bを有するステー取付金具13を組込ん
    で該脚板部17a,17bを躯体20に挿通させ
    た長ボルト9により躯体20の前面側と後面側に
    締付け、また、前記手摺柱3と躯体20との間に
    は前面側において前側ステー5を取付けるととも
    に後面側において後側ステー6を取付け、さら
    に、前記前側ステー5の下方部には桁材8の一端
    を連結して該桁材8の他端は前記前面側の脚板部
    17aに前記長ボルト9をもつて該脚板部17a
    と共に固定されたものとするとともに前記後側ス
    テー6の下端は前記後面側の脚板部17bと共に
    該長ボルト9をもつて固定されていることを特徴
    とする手摺の補強装置。
JP1988067242U 1988-05-21 1988-05-21 Expired - Lifetime JPH0519455Y2 (ja)

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JPH01171830U JPH01171830U (ja) 1989-12-05
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