JP3040028B2 - 屋外階段 - Google Patents
屋外階段Info
- Publication number
- JP3040028B2 JP3040028B2 JP4051245A JP5124592A JP3040028B2 JP 3040028 B2 JP3040028 B2 JP 3040028B2 JP 4051245 A JP4051245 A JP 4051245A JP 5124592 A JP5124592 A JP 5124592A JP 3040028 B2 JP3040028 B2 JP 3040028B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardware
- wall
- fixed
- piece
- stair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外階段に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の屋外階段の上端の構造を示
し、50は外壁、51は階段柱である。また、階段柱5
1の振れを防止するため、外壁50との間にアングル5
2を取付けている。このアングル52は、タッピンビス
53…により固定される。
し、50は外壁、51は階段柱である。また、階段柱5
1の振れを防止するため、外壁50との間にアングル5
2を取付けている。このアングル52は、タッピンビス
53…により固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アング
ル52を外壁50にビス止めするだけでは、経年的な震
動によってタッピンビス53…の引抜き強度が低下する
等の問題点があり、十分な振れ止め効果を得ることはで
きなかった。したがって、この発明の目的は、振れ止め
効果が高く、安全性の向上を図った屋外階段を提供する
ことである。
ル52を外壁50にビス止めするだけでは、経年的な震
動によってタッピンビス53…の引抜き強度が低下する
等の問題点があり、十分な振れ止め効果を得ることはで
きなかった。したがって、この発明の目的は、振れ止め
効果が高く、安全性の向上を図った屋外階段を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の屋外階段は、
建物本体の外壁の外側に立設された階段柱と、この階段
柱に固着され前記外壁に沿う取付金物と、前記外壁に貫
通して前記取付金物と前記建物本体の梁を連結した連結
金物とを備えたものである。
建物本体の外壁の外側に立設された階段柱と、この階段
柱に固着され前記外壁に沿う取付金物と、前記外壁に貫
通して前記取付金物と前記建物本体の梁を連結した連結
金物とを備えたものである。
【0005】
【作用】この発明の構成によれば、取付金物と連結金物
により、階段柱を建物本体の梁に固定するようにしたの
で、階段柱を建物本体の外壁に固定する従来例に比較し
て格段に堅牢な振れ止め構造となる。
により、階段柱を建物本体の梁に固定するようにしたの
で、階段柱を建物本体の外壁に固定する従来例に比較し
て格段に堅牢な振れ止め構造となる。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例の屋外階段を図1ないし
図4に基づいて説明する。図3および図4は屋外階段を
示し、建物本体1の外側に設置される。同図において、
2は階段本体、3は踊り場であり、複数の階段柱4…に
て支持される。また、建物本体1側に立設された階段柱
4…は、図1に示すように、建物本体1に固定される。
すなわち、階段柱4の上端面にアングル形状の取付金物
5の一片5aを溶接等により固着し、他片5bを建物本
体1の外壁6の外面に沿設している。14は補強片であ
る。また、この取付金物5が沿設した外壁6の外装材6
aの一部分に穴7が穿設され、この穴7を介して建物本
体1の梁8と取付金物5を連結金物9で連結している。
図4に基づいて説明する。図3および図4は屋外階段を
示し、建物本体1の外側に設置される。同図において、
2は階段本体、3は踊り場であり、複数の階段柱4…に
て支持される。また、建物本体1側に立設された階段柱
4…は、図1に示すように、建物本体1に固定される。
すなわち、階段柱4の上端面にアングル形状の取付金物
5の一片5aを溶接等により固着し、他片5bを建物本
体1の外壁6の外面に沿設している。14は補強片であ
る。また、この取付金物5が沿設した外壁6の外装材6
aの一部分に穴7が穿設され、この穴7を介して建物本
体1の梁8と取付金物5を連結金物9で連結している。
【0007】連結金物9は、連結金物本体10と、スペ
ーサ11とからなる。連結金物本体10は、水平片10
aと垂直片10bを有する略T形で(L形でもよい)、
その垂直片10bは穴7が位置する外装材6aの内面に
沿設され、その水平片10aは梁8の下面に溶接等によ
り固着される。また、取付金物5と同様に連結金物本体
10にも補強片15が設けてある。他方、スペーサ11
は、穴7に挿入される部材で、取付金物5の他片5bと
連結金物本体10の垂直片10bの間に介在する。そし
て、スペーサ11、取付金物5の他片5b、連結金物本
体10の垂直片10bはボルト・ナット等の締結具12
により一体に固定される。また、スペーサ11と穴7の
内周面の間にコーキング材13を設けている。なお、カ
バー16を付設した外壁6の連結部にもコーキング材1
3′が設けられている。
ーサ11とからなる。連結金物本体10は、水平片10
aと垂直片10bを有する略T形で(L形でもよい)、
その垂直片10bは穴7が位置する外装材6aの内面に
沿設され、その水平片10aは梁8の下面に溶接等によ
り固着される。また、取付金物5と同様に連結金物本体
10にも補強片15が設けてある。他方、スペーサ11
は、穴7に挿入される部材で、取付金物5の他片5bと
連結金物本体10の垂直片10bの間に介在する。そし
て、スペーサ11、取付金物5の他片5b、連結金物本
体10の垂直片10bはボルト・ナット等の締結具12
により一体に固定される。また、スペーサ11と穴7の
内周面の間にコーキング材13を設けている。なお、カ
バー16を付設した外壁6の連結部にもコーキング材1
3′が設けられている。
【0008】この実施例では、取付金物5および連結金
物9を介して、階段柱4を建物本体1の梁8に固定する
ようにしたので、振れ止め効果は高く、震動による経年
的な強度低下の虞れもない。また、スペーサ11の周囲
にコーキング材13を設けたので、防水性は保持され
る。さらに、スペーサ11の厚さを調整することによ
り、外装材6aの板厚によらず取付金物5と連結金物本
体10を固定できる。
物9を介して、階段柱4を建物本体1の梁8に固定する
ようにしたので、振れ止め効果は高く、震動による経年
的な強度低下の虞れもない。また、スペーサ11の周囲
にコーキング材13を設けたので、防水性は保持され
る。さらに、スペーサ11の厚さを調整することによ
り、外装材6aの板厚によらず取付金物5と連結金物本
体10を固定できる。
【0009】なお、図2では、階段柱4の位置が外壁6
の枠に当たるためその位置に穴7を設けることができ
ず、取付金物5を枠のない位置まで延出した形状に形成
してあるが、枠がない位置に当たるときは図5に示すよ
うな形状でよい。また、取付金物5は、階段柱4の上端
の側面に取付けてもよく、ボルト止めにより固定しても
よい。連結金物本体10は、梁8の下面以外(例えばウ
エブ等)に固着してもよい。
の枠に当たるためその位置に穴7を設けることができ
ず、取付金物5を枠のない位置まで延出した形状に形成
してあるが、枠がない位置に当たるときは図5に示すよ
うな形状でよい。また、取付金物5は、階段柱4の上端
の側面に取付けてもよく、ボルト止めにより固定しても
よい。連結金物本体10は、梁8の下面以外(例えばウ
エブ等)に固着してもよい。
【0010】
【発明の効果】この発明の階段によれば、取付金物と連
結金物により、階段柱を建物本体の梁に固定するように
したので、階段柱を建物本体の外壁に固定する従来例に
比較して格段に堅牢な振れ止め構造となる。したがっ
て、震動による経年的な強度低下の心配もなくなり、安
全性に優れたものとなる。
結金物により、階段柱を建物本体の梁に固定するように
したので、階段柱を建物本体の外壁に固定する従来例に
比較して格段に堅牢な振れ止め構造となる。したがっ
て、震動による経年的な強度低下の心配もなくなり、安
全性に優れたものとなる。
【図1】この発明の一実施例の屋外階段の要部断面図で
ある。
ある。
【図2】その断面平面図である。
【図3】屋外階段の正面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】取付金物の別の例の正面図である。
【図6】従来例の要部断面図である。
1 建物本体 4 階段柱 5 取付金物 6 外壁 8 梁 9 連結金物
Claims (1)
- 【請求項1】 建物本体の外壁の外側に立設された階段
柱と、この階段柱に固着され前記外壁に沿う取付金物
と、前記外壁に貫通して前記取付金物と前記建物本体の
梁を連結した連結金物とを備えた屋外階段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4051245A JP3040028B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 屋外階段 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4051245A JP3040028B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 屋外階段 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05256007A JPH05256007A (ja) | 1993-10-05 |
JP3040028B2 true JP3040028B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=12881572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4051245A Expired - Lifetime JP3040028B2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 屋外階段 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3040028B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2603805B2 (ja) * | 1994-06-29 | 1997-04-23 | ナショナル住宅産業株式会社 | 階段柱の取り付け構造 |
JP6400816B1 (ja) * | 2017-11-02 | 2018-10-03 | 土肥工業株式会社 | 外部エレベータ及び外部エレベータの設置方法 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4051245A patent/JP3040028B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05256007A (ja) | 1993-10-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000215 |