JPH0441746B2 - - Google Patents

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JPH0441746B2
JPH0441746B2 JP61134283A JP13428386A JPH0441746B2 JP H0441746 B2 JPH0441746 B2 JP H0441746B2 JP 61134283 A JP61134283 A JP 61134283A JP 13428386 A JP13428386 A JP 13428386A JP H0441746 B2 JPH0441746 B2 JP H0441746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stairs
landing
building body
columns
pillars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61134283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62291356A (ja
Inventor
Tomokazu Nishio
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP61134283A priority Critical patent/JPS62291356A/ja
Publication of JPS62291356A publication Critical patent/JPS62291356A/ja
Publication of JPH0441746B2 publication Critical patent/JPH0441746B2/ja
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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、集合住宅等における階段の支持構
造に関するものである。
〔背景技術〕
従来の階段支持構造を第5図ないし第7図に基
づいて説明する。
第5図は、集合住宅の平面図を示しており、建
物本体72の側面に上下延びて階段室74が設け
られている。建物本体72は、階段室74の左右
がそれぞれ別々の住居76,78になつている。
また、階段室74に収納した階段80は、建物
本体72の階段室74開口側の通り柱82,84
に固定されている。
すなわち、第6図に示すように、階段80の階
段室74開口側の踊場86の両側の踊場側桁8
8,90をそれぞれ通り柱82,84に固定す
る。通し柱82,84と踊場側桁88,90との
接合は、第7図に示すように、通し柱82,84
の側面に接合片92を溶接しておき、また踊場側
桁88,90の外面にはT形の接合具94をボル
トナツトで固設し、接合片92と接合具94をボ
ルトナツトにて固定して行なう。
しかし、このように構成された階段支持構造に
よると、次の問題点がある。
通し柱82,84には、あらかじめ接合片9
2を設けておかなければならず、建物本体72
の別の通し柱と併用することができず、専用の
通し柱82,84が必要である。
踊場側桁88,90を通し柱82,84に固
定して階段80を設定するので、階段80の納
まりが通し柱82,84の建ちに左右されてし
まい、階段80の施工性が悪い。
踊場側桁88,90を建物本体72を通し柱
82,84に固定するようにしたので、階段8
0の幅寸法l(第5図)は階段室74の開口寸
法と略同一となり、かつ階段80の奥行寸法d
も決定される。このため、各種の階段の取付け
ができなかつた。
階段80が建物本体72の通し柱82,84
に固定されているので、階段80の昇り降りの
際に生じる振動が通し柱82,84を介して建
物本体72に伝わる。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、各種の階段を施工性良く階
段室に設置することができ、かつ建物本体を通し
柱の共通化が図れて、階段の振動が建物本体に伝
わらない階段支持構造を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明は、一対の通し柱を外周に立設した建
物本体と、前記通し柱の間が開口部となるように
前記建物本体に凹んで上下に延びて設けた階段室
と、この階段室内に設けられ前記階段室の開口側
に踊場を有した階段とを備えた階段支持構造にお
いて、前記開口部に前記通し柱から離れて一対の
階段支持柱を立設するとともに、この階段支持柱
の上端にL形の取付金具を設け、前記踊場の両側
に配される踊場側桁を前記取付金具に載置してボ
ルト固定したことを特徴とするものである。
この発明の構成によれば、建物本体の階段室に
設けた階段を階段支持柱で支持したので、従来の
ように階段が階段室の間口寸法や建物本体の通し
柱に左右されず、各種の階段を施工性良く階段室
に設置することができる。また、建物本体の通し
柱に階段を接合しないので、従来のように通し柱
に接合片を突設する必要がなく、建物本体の通し
柱の共通化が図れる。さらに、階段と建物本体の
通し柱とが分断されるので、階段の振動が通し柱
を介して建物本体に伝わるのを防止できる。ま
た、踊場の両側に配される踊場側桁の階段支持柱
の上端でL形の取付金具を介して支持するため、
柱の側面で支持する場合に比較して強度は高く安
全性の面で優れている。また、L形の取付金具に
より、その垂直片で位置決めした状態でその水平
片に踊場側桁を仮置きできるので、容易に施工で
きる。
実施例 この発明の一実施例を第1図ないし第4図に基
づいて説明する。この実施例の階段支持構造は、
第1図に示すように、建物本体10と、この建物
本体10の側面に開口して上下に延びて設けた階
段室12と、この階段室12内に設けられ前記階
段室12の開口側に踊場16を有した階段14
と、この階段14を支持する階段支持柱18,2
0とを備えたものである。
建物本体10は、2階建ての集合住宅であり、
階段室12の左右がそれぞれ別々の住居22,2
4になつている。階段室12は、建物本体10に
凹んで設けられており、階段室12の奥は廊下2
6になつている。
次に、第2図を用いて、階段14の組立てにつ
いて説明する。図において、28,30は建物本
体10の階段室12の開口部25の側縁に位置し
建物本体10の外周に立設した通し柱であり、3
2,34は階段室12の奥に立設した通し柱であ
る。通し柱28と32,32と34,34と30
間には梁36,38,40が架設されている。ま
た、梁38には廊下床受材41が固設されてお
り、梁36,40間には廊下床受梁42、廊下梁
44が架設されている。階段14は折れ階段であ
り、上部階段側桁46,48の上端を廊下梁44
にボルトナツトにて固定してある。また、階段1
4の中段には踊場16が設けられており、この踊
場16の両側の踊場側桁50,52が、各々階段
支持柱18,20にて支持されている。各階段支
持柱18,20の上端には、L形の取付具54,
56が固設されており、この取付具54,56に
踊場側桁50,52を載置してボルトナツト5
8,60にて固定する(第3図参照)。また、踊
場側桁50,52間には、踊場梁62、踊場床受
梁64が架設されている。さらに、踊場16から
下方に延びて下部階段側桁66,68が設けられ
ている。
第4図は、第2図の平面図である。なお、廊下
床受材41、廊下床受梁42ならびに廊下梁44
に廊下床(図示せず)が載置され、また踊場16
には踊場床(図示せず)が取付けられる。さら
に、上部階段側桁46,48間ならびに下部階段
側桁66,68間に、階段踏板70を架設する。
このように構成された階段支持構造によると、
建物本体10の階段室12に設けた階段14の踊
場側桁50,52を専用の階段支持柱18,20
で支持したので、従来のように階段14の幅寸法
Lが階段室12の間口寸法に左右されず、任意の
大きさにすることができる。さらに、階段支持柱
18,20を立設する位置を自由に選択できるの
で、階段14の奥行き寸法Dも任意の大きさにで
きる。したがつて、各種の大きさ、形状を有した
階段14を階段室12に取付けることができる。
また、踊場側桁50,52を階段支持柱18,
20で支持するので、従来のように、階段14の
納まりが通し柱28,30の建ちに左右されず、
階段14の施工性が良い。
また、建物本体10の通し柱28,30に階段
14を接合しないで、従来のように通し柱28,
30に接合片を突設する必要がなく、建物本体1
0の他の通し柱32,34等との共通化が図れ
る。
さらに、階段14と建物本体10の通し柱2
8,30とが分断されているので、階段14の振
動が通し注28,30を介して建物本体10に伝
わるのを防止できる。
〔発明の効果〕
この発明の階段支持構造によれば、次の効果が
ある。建物本体の階段室に設けた階段を階段支持
柱で支持したので、従来のように階段が階段室の
間口寸法や建物本体の通し柱に左右されず、各種
の階段の施工性良く階段室に設置することができ
る。
建物本体の通し柱に階段を接合しないので、従
来のように通し柱に接合片を突設する必要がな
く、建物本体の通し柱の共通化が図れる。
階段と建物本体の通し柱とが分離されるので、
階段の振動が通し柱を介して建物本体に伝わるの
を防止できる。また、踊場の両側に配される踊場
側桁を階段支持柱の上端でL形の取付金具を介し
て支持するため、また柱の側面で支持する場合に
比較して強度は高く安全性の面で優れている。ま
た、L形の取付金具により、その垂直片で位置決
めした状態でその水平片に踊場側桁を仮置きでき
るので、容易に施工できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図
はその部分斜視図、第3図はその階段支持柱によ
る支持状態を示す斜視図、第4図は第2図の平面
図、第5図は従来例の平面図、第6図はその部分
斜視図、第7図はその階段の支持状態を示す分解
斜視図である。 10……建物本体、12……階段室、14……
階段、16……踊場、18,20……階段弾支持
柱、25……開口部、28,30……通し柱、5
0,52……踊場側桁、54,56……取付金
物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一対の通し柱を外周に立設した建物本体と、
    前記通し柱の間が開口部となるように前記建物本
    体に凹んで上下に延びて設けた階段室と、この階
    段室内に設けられ前記階段室の開口側に踊場を有
    した階段とを備えた階段支持構造において、 前記開口部に前記通し柱から離れて一対の階段
    支持柱を立設するとともに、この階段支持柱の上
    端にL形の取付金具を設け、前記踊場の両側に配
    される踊場側桁を前記取付金具に載置してボルト
    固定したことを特徴する階段支持構造。
JP61134283A 1986-06-10 1986-06-10 階段支持構造 Granted JPS62291356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61134283A JPS62291356A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 階段支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61134283A JPS62291356A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 階段支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62291356A JPS62291356A (ja) 1987-12-18
JPH0441746B2 true JPH0441746B2 (ja) 1992-07-09

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ID=15124660

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61134283A Granted JPS62291356A (ja) 1986-06-10 1986-06-10 階段支持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549496B2 (ja) * 1993-10-28 1996-10-30 ナショナル住宅産業株式会社 階段取付け梁の取付け構造
JP2018053479A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 積水化学工業株式会社 階段制振支柱及び階段制振構造
JP7102994B2 (ja) * 2018-07-10 2022-07-20 積水ハウス株式会社 建物

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JPS62291356A (ja) 1987-12-18

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