JP2534404B2 - 壁下地構造 - Google Patents
壁下地構造Info
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- JP2534404B2 JP2534404B2 JP3014735A JP1473591A JP2534404B2 JP 2534404 B2 JP2534404 B2 JP 2534404B2 JP 3014735 A JP3014735 A JP 3014735A JP 1473591 A JP1473591 A JP 1473591A JP 2534404 B2 JP2534404 B2 JP 2534404B2
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- Japan
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、風よけ、目隠しなどに
用いる袖壁などの壁体を水密性よく形成しうる壁下地構
造に関する。
用いる袖壁などの壁体を水密性よく形成しうる壁下地構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】露出した階段室、露出した廊下など、家
屋の開放部分においては、風雨を防ぎ、又外部からの視
線を避け、目隠しのために、袖壁などの壁体が利用され
る。
屋の開放部分においては、風雨を防ぎ、又外部からの視
線を避け、目隠しのために、袖壁などの壁体が利用され
る。
【０００３】このような壁体は、従来、例えば図７に示
すように隔設された柱ａ、ａの各外方に複数の下地柱ｂ
─を立設し、さらに該下地柱ｂの内外面に壁板ｃ１、ｃ
２を添着していた。
すように隔設された柱ａ、ａの各外方に複数の下地柱ｂ
─を立設し、さらに該下地柱ｂの内外面に壁板ｃ１、ｃ
２を添着していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のものにあっては、内の壁板ｃ１と柱ａ、ａとの
小間隙に充填するコーキング材ｄの下地となる部材が欠
落しているため、コーキング材の充填作業を不便とする
など作業能率、作業精度に劣るとともに、時にコーキン
グの不良を招き水密性に劣るなどの解決すべき課題があ
る。
な従来のものにあっては、内の壁板ｃ１と柱ａ、ａとの
小間隙に充填するコーキング材ｄの下地となる部材が欠
落しているため、コーキング材の充填作業を不便とする
など作業能率、作業精度に劣るとともに、時にコーキン
グの不良を招き水密性に劣るなどの解決すべき課題があ
る。
【０００５】本発明は、柱の向き合う側面近傍を通る第
２の下地柱を前記柱の外面に固定される取付金具を用い
て結合することを基本として、コーキング材の充填を便
利とし水密性の向上にも役立つ壁下地構造の提供を目的
としている。
２の下地柱を前記柱の外面に固定される取付金具を用い
て結合することを基本として、コーキング材の充填を便
利とし水密性の向上にも役立つ壁下地構造の提供を目的
としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の壁下地構造は、隔置された角鋼管からなる柱
に、該柱の外面に固定されかつ上端、下端に水平な外向
きのフランジを有する形鋼材からなりしかも各柱の向き
合う側と反対の側面近傍で途切れる横材をボルト止めす
るとともに、前記横材の途切れ端を垂直に通りかつ横材
の外面と面一な外面を有する第１の下地柱と、前記柱の
向き合う側面近傍を垂直に通りかつ横材の内外面と面一
な内外面を有する第２の下地柱とを、前記柱の外面に固
定されかつ外向きの２つの突片を有する取付金具の前記
各突片に結合させるとともに、前記横材を用いて該横材
の内外面と面一な内外面を有する垂直かつ複数の第３の
下地柱を結合している。
に本発明の壁下地構造は、隔置された角鋼管からなる柱
に、該柱の外面に固定されかつ上端、下端に水平な外向
きのフランジを有する形鋼材からなりしかも各柱の向き
合う側と反対の側面近傍で途切れる横材をボルト止めす
るとともに、前記横材の途切れ端を垂直に通りかつ横材
の外面と面一な外面を有する第１の下地柱と、前記柱の
向き合う側面近傍を垂直に通りかつ横材の内外面と面一
な内外面を有する第２の下地柱とを、前記柱の外面に固
定されかつ外向きの２つの突片を有する取付金具の前記
各突片に結合させるとともに、前記横材を用いて該横材
の内外面と面一な内外面を有する垂直かつ複数の第３の
下地柱を結合している。
【０００７】
【作用】隔置された角鋼管からなる柱の外面に、水平な
フランジを有する横材をボルト止めする。又横材の途切
れ端を通る壁板取付け用の第１の下地柱と、前記柱の向
き合う側面近傍を通る第２の下地柱とを、柱の外面に固
定される取付金具の突片に結合させる。従って、第２の
下地柱を下地としてコーキング材を充填でき、その作業
性を高めうるとともに、水密性の向上にも役立つ。
フランジを有する横材をボルト止めする。又横材の途切
れ端を通る壁板取付け用の第１の下地柱と、前記柱の向
き合う側面近傍を通る第２の下地柱とを、柱の外面に固
定される取付金具の突片に結合させる。従って、第２の
下地柱を下地としてコーキング材を充填でき、その作業
性を高めうるとともに、水密性の向上にも役立つ。
【０００８】さらに柱外面に取付く横材を用いて第１、
第２、第３の下地柱を結合することにより壁下地を形成
でき、その施工性を高める。又前記壁下地を用いて形成
される壁体が必要でないときには、柱間を露出させるこ
ともでき、このような壁体は、既存の架構体に必要によ
り適宜形成しうる。
第２、第３の下地柱を結合することにより壁下地を形成
でき、その施工性を高める。又前記壁下地を用いて形成
される壁体が必要でないときには、柱間を露出させるこ
ともでき、このような壁体は、既存の架構体に必要によ
り適宜形成しうる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図１は、本発明の壁下地構造が採用される複数階建
の集合住宅を例示している。
る。図１は、本発明の壁下地構造が採用される複数階建
の集合住宅を例示している。
【００１０】集合住宅は、居住区である家屋本体Ａの側
壁をなす外周壁Ｂに階段室Ｃを隔てて、雨風よけ、目隠
しのための側壁体Ｄを形成している。なお階段室Ｃに
は、踊り場Ｅから階上の廊下Ｆにのびる上階段部、地表
Ｈにのびる下階段部が設けられる。又集合住宅の屋根Ｒ
は折版屋根を用いるとともに、該屋根Ｒは、家屋本体Ａ
を覆いかつ廊下Ｆの上方の軒先部Ｊを形成する本体屋根
Ｒ１と、階段室Ｃを覆いかつ軒先部Ｊを形成する階段屋
根Ｒ２とを含み、かつその周囲を化粧カバーＫにより化
粧している。
壁をなす外周壁Ｂに階段室Ｃを隔てて、雨風よけ、目隠
しのための側壁体Ｄを形成している。なお階段室Ｃに
は、踊り場Ｅから階上の廊下Ｆにのびる上階段部、地表
Ｈにのびる下階段部が設けられる。又集合住宅の屋根Ｒ
は折版屋根を用いるとともに、該屋根Ｒは、家屋本体Ａ
を覆いかつ廊下Ｆの上方の軒先部Ｊを形成する本体屋根
Ｒ１と、階段室Ｃを覆いかつ軒先部Ｊを形成する階段屋
根Ｒ２とを含み、かつその周囲を化粧カバーＫにより化
粧している。
【００１１】本発明の壁下地構造は、本実施例では、前
記側壁体Ｄの形成のために使用されるものであり、隔置
された柱２、２の外面２ａにボルト止めすることにより
柱２、２間に横材３を架け渡すとともに、該横材３の途
切れ端３ａを通る第１の下地柱４と、前記柱２の向き合
う側面２ｂ近傍を通る第２の下地柱５とを、柱２の外面
２ａに固定される取付金具６に結合している。さらに前
記横材３を用いて、壁板１５Ａ、１５Ｂを取付ける複数
の第３の下地柱７─を垂直に結合することにより壁下地
９が形成される。
記側壁体Ｄの形成のために使用されるものであり、隔置
された柱２、２の外面２ａにボルト止めすることにより
柱２、２間に横材３を架け渡すとともに、該横材３の途
切れ端３ａを通る第１の下地柱４と、前記柱２の向き合
う側面２ｂ近傍を通る第２の下地柱５とを、柱２の外面
２ａに固定される取付金具６に結合している。さらに前
記横材３を用いて、壁板１５Ａ、１５Ｂを取付ける複数
の第３の下地柱７─を垂直に結合することにより壁下地
９が形成される。
【００１２】柱２は、図２、６に示すように、角鋼管か
らなる基体２Ａの内孔にアングル材を用いた補強材２
Ｂ、２Ｂを配するとともに、柱２は、前記廊下Ｆの内縁
に向く側壁体Ｄの外端部の近傍と、その反対側の内端部
の近傍とに夫々配される。
らなる基体２Ａの内孔にアングル材を用いた補強材２
Ｂ、２Ｂを配するとともに、柱２は、前記廊下Ｆの内縁
に向く側壁体Ｄの外端部の近傍と、その反対側の内端部
の近傍とに夫々配される。
【００１３】又柱２の上端には、該柱２、２の向き合う
側面２ｂを継ぐ側壁梁１６を架け渡し、該柱２、２間を
連結する。なお側壁梁１６は、ウエブ上下にフランジを
設けたＩ形鋼から形成され、かつ上下のフランジの外向
きの側縁１６ａは、前記柱２の外面２ａに整一する。
側面２ｂを継ぐ側壁梁１６を架け渡し、該柱２、２間を
連結する。なお側壁梁１６は、ウエブ上下にフランジを
設けたＩ形鋼から形成され、かつ上下のフランジの外向
きの側縁１６ａは、前記柱２の外面２ａに整一する。
【００１４】さらに柱２は、図５に示すように、下地コ
ンクリートに盛り上げられた台座１７上に、底板１９を
ボルト止めすることにより下端を支持される。
ンクリートに盛り上げられた台座１７上に、底板１９を
ボルト止めすることにより下端を支持される。
【００１５】前記横材３は、垂直なウエブ３Ａの上端、
下端に水平な外向きのフランジ３Ｂ、３Ｃを設ける溝形
状の形鋼材から形成され、前記ウエブ３Ａが、柱２の前
記外面２ａにボルト止めされる。なお横材３は、図５に
示すように、本実施例では、階下床Ｌ１近傍と階上床Ｌ
２近傍とに配され、又各端部は、柱２、２の向き合う側
と反対の側面２ｃ、２ｃ近傍で途切れる。
下端に水平な外向きのフランジ３Ｂ、３Ｃを設ける溝形
状の形鋼材から形成され、前記ウエブ３Ａが、柱２の前
記外面２ａにボルト止めされる。なお横材３は、図５に
示すように、本実施例では、階下床Ｌ１近傍と階上床Ｌ
２近傍とに配され、又各端部は、柱２、２の向き合う側
と反対の側面２ｃ、２ｃ近傍で途切れる。
【００１６】前記取付金具６は、図２、６に示すよう
に、柱２の前記外面２ａに固定される基片６ａと、その
両側端で直角に外向きにのびる２つの突片６ｂ、６ｂと
を有するコ字をなす。
に、柱２の前記外面２ａに固定される基片６ａと、その
両側端で直角に外向きにのびる２つの突片６ｂ、６ｂと
を有するコ字をなす。
【００１７】前記基片６ａは、下地板２０を介して前記
外面２ａにボルト止めされるとともに、該基片６ａは、
前記第１の下地柱４を柱２の前記側面２ｃから外方に突
出して前記横材３の途切れ端３ａ側方に位置させるべ
く、柱２の側面２ｃをこえる長さを有し、又前記突片６
ｂ、６ｂにより前記第１の下地柱４と第２の下地柱５と
を固定する。
外面２ａにボルト止めされるとともに、該基片６ａは、
前記第１の下地柱４を柱２の前記側面２ｃから外方に突
出して前記横材３の途切れ端３ａ側方に位置させるべ
く、柱２の側面２ｃをこえる長さを有し、又前記突片６
ｂ、６ｂにより前記第１の下地柱４と第２の下地柱５と
を固定する。
【００１８】前記第１の下地柱４は、図６に示すよう
に、本例ではウエブ４ａの両側縁にフランジ４ｂ、４ｃ
を設けた溝形鋼からなる下地柱片４Ａ、４Ｂのウエブ４
ａを互いに背中合わせに溶接した長尺体からなる。第１
の下地柱４は、取付金具６の前記突片６ｂを、前記ウエ
ブ４ａにボルト止めすることにより、前記横材３の途切
れ端３ａを垂直に通りかつ横材３の外面、すなわち前記
フランジ３Ｂ、３Ｃの側縁に前記フランジ４ｃ外面を面
一に整一させて固定される。
に、本例ではウエブ４ａの両側縁にフランジ４ｂ、４ｃ
を設けた溝形鋼からなる下地柱片４Ａ、４Ｂのウエブ４
ａを互いに背中合わせに溶接した長尺体からなる。第１
の下地柱４は、取付金具６の前記突片６ｂを、前記ウエ
ブ４ａにボルト止めすることにより、前記横材３の途切
れ端３ａを垂直に通りかつ横材３の外面、すなわち前記
フランジ３Ｂ、３Ｃの側縁に前記フランジ４ｃ外面を面
一に整一させて固定される。
【００１９】前記第２の下地柱５は、本例ではウエブ５
ａの両側縁にフランジ５ｂ、５ｃを設けた溝形鋼からな
り、又フランジ５ｂ、５ｃを挟むその巾Ｍを、前記横材
３のフランジ３Ｂ、３Ｃと同長さに形成され、従って取
付けにより外に位置するフランジ５ｃの側面と横材３の
フランジ３Ｂ、３Ｃの側縁、及び内に位置するフランジ
５ｂの側面と横材３のウエブ３Ａとは整一でき、これに
より第２の下地柱５の内外面と横材４の内外面とは面一
となる。
ａの両側縁にフランジ５ｂ、５ｃを設けた溝形鋼からな
り、又フランジ５ｂ、５ｃを挟むその巾Ｍを、前記横材
３のフランジ３Ｂ、３Ｃと同長さに形成され、従って取
付けにより外に位置するフランジ５ｃの側面と横材３の
フランジ３Ｂ、３Ｃの側縁、及び内に位置するフランジ
５ｂの側面と横材３のウエブ３Ａとは整一でき、これに
より第２の下地柱５の内外面と横材４の内外面とは面一
となる。
【００２０】又第２の下地柱５は、柱２、２の前記側面
２ｂ、２ｂ近傍に位置して、かつその溝部を向き合わせ
て配されるとともに、前記取付金具６の突片６ｂを前記
ウエブ５ａにボルト止めすることにより固定される。
２ｂ、２ｂ近傍に位置して、かつその溝部を向き合わせ
て配されるとともに、前記取付金具６の突片６ｂを前記
ウエブ５ａにボルト止めすることにより固定される。
【００２１】さらに第２の下地柱５の下端は、固定金具
１０を用いて、前記横材３に取付けられる。固定金具１
０は、図２に示すように、横材３の前記上、下のフラン
ジ３Ｂ、３Ｃにボルト止めされる脚片１０ａの一端に、
垂直な取付片１０ｂを設けたＬ字をなす。
１０を用いて、前記横材３に取付けられる。固定金具１
０は、図２に示すように、横材３の前記上、下のフラン
ジ３Ｂ、３Ｃにボルト止めされる脚片１０ａの一端に、
垂直な取付片１０ｂを設けたＬ字をなす。
【００２２】第２の下地柱５は、その上下端部に、長手
方向にのびる長孔がウエブ５ａに設けられ、該長孔を用
いて前記取付片１０ｂにボルト止めしている。
方向にのびる長孔がウエブ５ａに設けられ、該長孔を用
いて前記取付片１０ｂにボルト止めしている。
【００２３】前記第３の下地柱７は、前記第２の下地柱
５と断面同形の溝形鋼からなり、前記固定金具１０を用
いて、横材３の内外面と面一に、内外のフランジ７ｂ、
７ｃを整一させて固定される。なお第３の下地柱７─
は、図４に示すように、柱２、２間の中央線に関して対
称に溝部を向き合わせて前記横材３にボルト止めされ
る。又階上の下地柱７の上端は、図２に示すように、前
記側壁梁１６のウエブ側面に固定したＬ字の連結金具２
１を介して側壁梁１６に固定される。
５と断面同形の溝形鋼からなり、前記固定金具１０を用
いて、横材３の内外面と面一に、内外のフランジ７ｂ、
７ｃを整一させて固定される。なお第３の下地柱７─
は、図４に示すように、柱２、２間の中央線に関して対
称に溝部を向き合わせて前記横材３にボルト止めされ
る。又階上の下地柱７の上端は、図２に示すように、前
記側壁梁１６のウエブ側面に固定したＬ字の連結金具２
１を介して側壁梁１６に固定される。
【００２４】このように構成された壁下地９の前記各下
地柱４、５、７には、図４、５に示すように、その内外
面に、前記横材３を跨がり、前記壁板１５Ａ、１５Ｂを
連続して、例えばビス止めにより添設しうる。なお壁板
１５Ａ、１５Ｂは、セメント板などの適宜の耐候、耐火
ボードを用いるとともに、内の壁板１５Ａの側縁と柱
２、２と前記第２の下地柱５とがなす小間隙Ｈには、コ
ーキング材１１が充填される。該コーキング材１１は、
第２の下地柱５を下地としているため、作業性よくかつ
水密に塗着しうる。
地柱４、５、７には、図４、５に示すように、その内外
面に、前記横材３を跨がり、前記壁板１５Ａ、１５Ｂを
連続して、例えばビス止めにより添設しうる。なお壁板
１５Ａ、１５Ｂは、セメント板などの適宜の耐候、耐火
ボードを用いるとともに、内の壁板１５Ａの側縁と柱
２、２と前記第２の下地柱５とがなす小間隙Ｈには、コ
ーキング材１１が充填される。該コーキング材１１は、
第２の下地柱５を下地としているため、作業性よくかつ
水密に塗着しうる。
【００２５】なお図５に示すごとく、階下床Ｌ１近傍に
配した横材３の下のフランジ３Ｃ下面には溝部を下向き
とした形鋼材からなる下枠材２２を配するとともに、前
記柱２の根本部に形成した基礎２３を覆う仕上げモルタ
ル２４を、前記溝部に充填することによりその下端を強
固に保持している。
配した横材３の下のフランジ３Ｃ下面には溝部を下向き
とした形鋼材からなる下枠材２２を配するとともに、前
記柱２の根本部に形成した基礎２３を覆う仕上げモルタ
ル２４を、前記溝部に充填することによりその下端を強
固に保持している。
【００２６】また前記第１の下地柱４には、その端部を
化粧するカバー板２５が取付く。カバー板２５は、図６
に示すように、第２の下地柱４の外の下地柱片４Ａの溝
部を覆う覆片２９の外側縁に、前記壁板１５Ｂの端部に
おいて該下地柱片４Ａの外の側面に接する脚部を有しか
つカバー下地３０を囲む折曲げ片３１を設けるととも
に、内側縁にも、内の下地柱片４Ｂの内の側面に接する
脚部を有しかつカバー下地３２を覆う折曲げ片３３を設
ける。なお下地柱片４Ｂの内の側面にも、小巾の壁体３
４が設けられ、又前記各脚部にはコーキング材が充填さ
れる。
化粧するカバー板２５が取付く。カバー板２５は、図６
に示すように、第２の下地柱４の外の下地柱片４Ａの溝
部を覆う覆片２９の外側縁に、前記壁板１５Ｂの端部に
おいて該下地柱片４Ａの外の側面に接する脚部を有しか
つカバー下地３０を囲む折曲げ片３１を設けるととも
に、内側縁にも、内の下地柱片４Ｂの内の側面に接する
脚部を有しかつカバー下地３２を覆う折曲げ片３３を設
ける。なお下地柱片４Ｂの内の側面にも、小巾の壁体３
４が設けられ、又前記各脚部にはコーキング材が充填さ
れる。
【００２７】さらに側壁体Ｄには、前記廊下Ｆに向く側
に、該廊下Ｆを囲む手すり３５が設けられる。
に、該廊下Ｆを囲む手すり３５が設けられる。
【００２８】なお本発明の構造において図１に示した２
階建の場合の他、３階建等の家屋においても採用しうる
とともに、階段室の他、廊下の側壁体など種々の応用が
可能である。
階建の場合の他、３階建等の家屋においても採用しうる
とともに、階段室の他、廊下の側壁体など種々の応用が
可能である。
【００２９】
【発明の効果】このように本発明の壁下地構造は、隔置
された角鋼管からなる柱に外向きのフランジを有する形
鋼材からなる横材をボルト止めし、かつ柱の向き合う側
面近傍に、垂直な第２の下地柱を、取付金具を介して柱
に取付けている。従って、下地柱内面に添着される壁板
と柱との間の小間隙に、前記第２の下地柱を利用してコ
ーキング材を充填でき、その作業性を高めうるととも
に、水密性の向上にも役立つ。
された角鋼管からなる柱に外向きのフランジを有する形
鋼材からなる横材をボルト止めし、かつ柱の向き合う側
面近傍に、垂直な第２の下地柱を、取付金具を介して柱
に取付けている。従って、下地柱内面に添着される壁板
と柱との間の小間隙に、前記第２の下地柱を利用してコ
ーキング材を充填でき、その作業性を高めうるととも
に、水密性の向上にも役立つ。
【図１】本発明の壁下地構造が採用される集合住宅を例
示する斜視図である。
示する斜視図である。
【図２】本発明の一実施例の一部を拡大して示す斜視図
である。
である。
【図３】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図４】側壁体を例示する断面図である。
【図５】側壁体の縦断面図である。
【図６】壁下地の端部を示す断面図である。
【図７】従来構造を例示する断面図である。
２ 柱 ３ 横材 ３Ｂ、３Ｃ 外向きのフランジ ４ 第１の下地柱 ５ 第２の下地柱 ６ 取付金具 ６ｂ 突片 ７ 第３の下地柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 2/56 ６５２ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６５２Ｋ 2/96 2/96
Claims (1)
- 【請求項１】隔置された角鋼管からなる柱に、該柱の外
面に固定されかつ上端、下端に水平な外向きのフランジ
を有する形鋼材からなりしかも各柱の向き合う側と反対
の側面近傍で途切れる横材をボルト止めするとともに、
前記横材の途切れ端を垂直に通りかつ横材の外面と面一
な外面を有する第１の下地柱と、前記柱の向き合う側面
近傍を垂直に通りかつ横材の内外面と面一な内外面を有
する第２の下地柱とを、前記柱の外面に固定されかつ外
向きの２つの突片を有する取付金具の前記各突片に結合
させるとともに、前記横材を用いて該横材の内外面と面
一な内外面を有する垂直かつ複数の第３の下地柱を結合
してなる壁下地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014735A JP2534404B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 壁下地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3014735A JP2534404B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 壁下地構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04238934A JPH04238934A (ja) | 1992-08-26 |
| JP2534404B2 true JP2534404B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=11869384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3014735A Expired - Lifetime JP2534404B2 (ja) | 1991-01-14 | 1991-01-14 | 壁下地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534404B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2580749Y2 (ja) * | 1992-01-22 | 1998-09-17 | 株式会社イナックス | 壁パネル |
-
1991
- 1991-01-14 JP JP3014735A patent/JP2534404B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04238934A (ja) | 1992-08-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960514 |