JP3164205B2 - 木造建物の軸組装置 - Google Patents
木造建物の軸組装置Info
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Description
より成る木造建物の軸組装置に関するものである。
する他の一側縁をそれぞれ前記筋かい固定板の一方の片
面方向に屈曲して一側縁側に柱固定板を、他の一側縁側
に横材固定板を連設して結合金具を構成し、該結合金具
の筋かい固定板を前記一方の片面に対応する他の一方の
片面側において筋かいに、柱固定板を柱に、および、横
材固定板を土台にそれぞれ釘などの止着杆で固定した構
造のものがある。
が成す隅角部に結合金具を配して該結合金具を柱と土台
に固定し、結合金具の筋かい固定板に筋かいを取付け、
筋かいを用いることによる組付け強度を増大させるもの
であるが、柱と土台との結合(組付け)強度を増大させ
るに至っていない。
を互いに強固に固定するようにして堅牢な軸組装置を得
ることを目的として創案したものである。
該一側縁に隣接する他の一側縁をそれぞれ前記筋かい固
定板の一方の片面方向に屈曲して前記一側縁側に柱固定
板を、前記他の一側縁側に横材固定板を連設して結合金
具を構成し、該結合金具の筋かい固定板を前記一方の片
面に対応する他の一方の片面側において筋かいに、柱固
定板を柱に、および、横材固定板を土台にそれぞれ釘な
どの止着杆で固定すると共に、基礎コンクリートに基部
を埋設して前記土台に突設した螺杆の、前記横材固定板
に前記筋かい固定板と並行する自由端側に設けた切欠に
係合貫通させた先端に、連結ナットの一端を螺合して前
記横材固定板を前記土台に固定し、該連結ナットの他の
一端に、前記柱に突設した引寄せ金具に一端を係止した
螺子杆の他の一端を螺合した、構成としたものである。
実施例を示し、図1は正面図、図2は断面図である。
と土台2が成す隅角部に結合金具Aを配し、該結合金具
Aに筋かい3の端部を取付け、また、柱1に引寄せ金具
4を取付け、この引寄せ金具4を用いて土台2と柱1を
より強固に固定し、延いては、結合金具Aを介する柱1
ないし土台2の筋かい3との結合関係を強固にして全体
として堅牢な軸組装置を得るようにしたものである。
縁と該一側縁に隣接する他の一側縁をそれぞれ前記筋か
い固定板5の一方の片面5′に方向に屈曲して一側縁側
に柱固定板6を、他の一側縁側に横材固定板7を連設
し、横材固定板7には筋かい固定板5と並行する自由端
側において切欠8を設け、また、各板5,6,7の適所
には止着杆9,9−1,9−3貫通用の透孔を設けて構
成したものである。
のであるが、筋かい固定板5、柱固定板6および横材固
定板7を互いに溶接して加工したものであっても良い。
に、横材固定板7を前記土台2に止着杆9,9−1で固
定して柱1と土台2とが成す隅角部に配設して、筋かい
固定板5の前記一方の片面5′に対応する他の一方の片
面5″に筋かい3を止着杆9−3で固定し、筋かい3を
結合金具Aを介して柱1ないし土台2に接続する。
ようにしたのは、螺子杆14を用いて柱1を土台2側に
引寄せ、固定できるようにするためである。
を埋設して前記土台2より先端を突設した螺杆で、該螺
杆11の先端部11′を前記切欠8に係合挿通させて結
合金具Aの横材固定板7より突出させ(この突出量は、
柱固定板6を柱1に止着杆9によって止着する際の、或
いは、筋かい固定板5を筋かい3に止着杆9−3によっ
て止着する際の作業性に不都合のない程度にしてあ
る)、該先端部11′に連結ナット13の一端を螺合し
て締付けて横材固定板7を前記土台2により強固に固定
させ、連結ナット13の他の一端に、柱1に突設した引
寄せ金具4に一端を係止した螺子杆14の他の一端を螺
合してある。
枠4aを取付けて構成し、平板状の固定部片4bを止着
杆9−4によって柱1に固着して受止枠4aを柱1より
突設し、この受止枠4aに頭部14′を係止させた前記
螺子杆14を前記連結ナット13に螺合し、柱1と土台
2との結合関係を強固にする(螺子杆14の連結ナット
13の螺合により柱1は土台2方向に引寄せられ、両者
の結合が強固になる)。
該頭部14′に代えてねじ部を設け、該ねじ部にナット
を螺合締付けるようにして受止枠4aに係止させても良
い。
ーボルト16にナット17を螺合締付けて、土台2は基
礎コンクリート12に固定される。螺杆12と該螺杆1
2に螺合した連結ナット13も、土台2を基礎コンクリ
ート12に固定する機能を果す。
かいに結合金具を筋かい固定板において取付け、結合金
具部を柱と土台との隅角部に配して、柱固定板を柱に、
横材固定板を土台に固定する方法が採られているが、本
装置はもとよりこの方法にも適用できるもので、切欠8
は前記壁パネルを柱1と土台2間に嵌め込む際、螺杆先
端部11´がこれに係合挿通できるようにしたものであ
る(切欠8に代る透孔であると、螺杆先端部11´の上
方より降下させるようにしなければならないが、本発明
はこの場合でも適用できる)。
取付けて、該結合金具Aを柱1ないし土台2に取付ける
順を採っている。
柱、土台および筋かいの3部材を互いに強固に固定して
堅牢な軸組装置を得ることができる。
合する螺子杆は、結合金具を柱などに固定した後、組付
けられるから、組付け作業上の不都合さが生じることが
ない。
ようにしてあるから、土台ないし柱の幅員方向の中央部
において連結ナット、螺子杆および引寄せ金具を配する
ことができ、従って、土台と柱の接合が強固となる。
かいに結合金具を筋かい固定板において取付け、結合金
具部を柱と土台との隅角部に配して、柱固定板を柱に、
横材固定板を土台に固定する方法が採られているが、本
発明はもとよりこの方法にも適用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 筋かい固定板の一側縁と該一側縁に隣接
する他の一側縁をそれぞれ前記筋かい固定板の一方の片
面方向に屈曲して前記一側縁側に柱固定板を、前記他の
一側縁側に横材固定板を連設して結合金具を構成し、該
結合金具の筋かい固定板を前記一方の片面に対応する他
の一方の片面側において筋かいに、柱固定板を柱に、お
よび、横材固定板を土台にそれぞれ釘などの止着杆で固
定すると共に、基礎コンクリートに基部を埋設して前記
土台に突設した螺杆の、前記横材固定板に前記筋かい固
定板と並行する自由端側に設けた切欠に係合貫通させた
先端に、連結ナットの一端を螺合して前記横材固定板を
前記土台に固定し、該連結ナットの他の一端に、前記柱
に突設した引寄せ金具に一端を係止した螺子杆の他の一
端を螺合した、木造建物の軸組装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17317996A JP3164205B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 木造建物の軸組装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17317996A JP3164205B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 木造建物の軸組装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1018425A JPH1018425A (ja) | 1998-01-20 |
JP3164205B2 true JP3164205B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=15955561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17317996A Expired - Fee Related JP3164205B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 木造建物の軸組装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3164205B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007303070A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-22 | Jutaku Kozo Kenkyusho:Kk | 壁補強構造 |
JP6426973B2 (ja) * | 2014-10-16 | 2018-11-21 | 住友ゴム工業株式会社 | 制震装置 |
JP6748418B2 (ja) * | 2015-11-05 | 2020-09-02 | Bxカネシン株式会社 | 耐力壁構造 |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17317996A patent/JP3164205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1018425A (ja) | 1998-01-20 |
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