JPH05192089A - アミノ酸動物飼料添加物、その製造法および該添加物を含有する動物飼料またはプレミックス - Google Patents

アミノ酸動物飼料添加物、その製造法および該添加物を含有する動物飼料またはプレミックス

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JPH05192089A
JPH05192089A JP4246406A JP24640692A JPH05192089A JP H05192089 A JPH05192089 A JP H05192089A JP 4246406 A JP4246406 A JP 4246406A JP 24640692 A JP24640692 A JP 24640692A JP H05192089 A JPH05192089 A JP H05192089A
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Heinz Friedrich
フリードリヒ ハインツ
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タナー ヘルベルト
Henning Holldorff
ホルドルフ ヘニング
Wolfgang Leuchtenberger
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過剰に吸湿性または粘着性にならず、簡単な
方法で標準化され、副生成物がほとんど支障とならない
場合に高い濃度で少なくとも1つのアミノ酸を含有する
ような安価な動物飼料添加物。 【構成】 アミノ酸添加物は、生物物質の少なくとも一
部分から取出された発酵処理液の内容物質の主要部分を
含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つのアミ
ノ酸の高い含量を有する新規の動物飼料添加物、発酵に
よるその製造法並びにその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】動物飼料は、動物の必要に応じて若干の
アミノ酸で補充される。化学的に製造されたメチオニン
とともに、殊に発酵により製造されたアミノ酸、リジ
ン、トレオニンおよびトリプトファンが補充される。従
って、例えばブタの場合、前記の3つのアミノ酸、リジ
ン:トレオニン:トリプトファンの最適な飼料評価、即
ち無機質の肥料含量のために測定された比は、リジンを
100%に定めた場合に、100%:65%:18%で
ある(T.C.Wang、M.Fuller、Brit
ish Journal of Nutririon、
第62巻、第77〜89頁を見よ)。
【0003】例えばL−リジンを有する動物飼料の補充
のためには、これまで、80%のL−リジン含量を有す
るL−リジン−モノヒドロクロリドが、主として使用さ
れている。L−リジンは、発酵によって製造されるの
で、モノヒドロクロリドの製造のためには、まず一回、
費用のかかる処理工程の粗製発酵処理液の他の全ての構
成要素から取り除かれ、次に、モノヒドロクロリドに変
え、最後に結晶化されなければならない。
【0004】従って、過去には、飼料用アミノ酸、殊に
純粋L−リジン−モノヒドロクロリドの費用のかかる製
造を回避し、粗製発酵処理液を固形動物飼料に変える試
みがなかった。しかし、前記の全ての試みは、経済的に
耐え得る結果をもたらさなかった。粗製発酵処理液の一
回の脱水は、著しい吸湿性および粘着性の濃厚物を生
じ、この形の場合には、動物飼料として使用することが
できなかった。さらさらとしかつ貯蔵安定性の生成物を
得るために、多くの量の実に種々異なる添加物が、この
濃厚物中に混入されなければならなかった。しかしこの
ことによって、多くの場合には、それでなくても既に相
対的に少ない含量のアミノ酸が、尚一層少なくされた。
【0005】最終的に欧州特許第122163号明細書
の記載から、1つの方法が公知であり、この方法によれ
ば、極めて特殊な発酵条件の遵守の場合に、固形かつ安
定性の生成物へ乾燥できるような粗製発酵処理液が得ら
れる。前記生成物は、全部の発酵処理液の再度の脱水に
よって得られるが、しかしながら、そのL−リジンの含
量は、僅かに35〜48重量%であり、これにより、L
−リジン−モノヒドロクロリドの含量よりも明らかに低
くなっている。この場合、生成物中に残留する生物物質
は、添加物のように、さらさらした性質の改善のために
有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、副生
成物がほとんど支障とならない場合に高い濃度で少なく
とも1つのアミノ酸を含有するような動物飼料添加物で
ある。添加物は、製造においては安価であり、最終生成
物としては、過剰に吸湿性または粘着性であってはなら
ない。更に、アミノ酸の含量は、簡単な方法で標準化さ
れなければならない。更に、課題は、動物飼料添加物の
製造法およびその使用である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、動物飼料添
加物に関しては、請求項1に記載の生成物および請求項
3に記載の組成物で解決される。
【0008】本発明によるアミノ酸動物飼料添加物は、
発酵により得られたアミノ酸とともに、更に、生物物質
もしくは一般に機械的に分離可能な生成物の少なくとも
一部分を取出した発酵処理液の内容物質の主要部分を含
有する。このアミノ酸は、有利に、少なくとも40重量
%が乾燥物質中(i.d.T.)に存在する。
【0009】発酵処理液アミノ酸を基礎とするもう1つ
の本発明による動物飼料添加物は、乾燥物質の選択的に
かまたは付加的に次の組成物を有する: 遊離アミノ酸 40〜90重量% 蛋白質 最大 10重量% 8個未満のC原子を有する カルボン酸 最大 8重量% 全体の糖 最大 10重量% 脂肪および油 最大 5重量% 無機物質 3〜30重量% 前記生成物は、殊に更に、場合によっては生物物質もし
くは一般に機械的に分離可能な生成物の少なくとも一部
分を取出した発酵処理液の内容物の主要部分を含有す
る。
【0010】常法では、この生成物は、凝固を回避する
ために、最低でも0.5重量%の残留含水量を維持する
が、しかしながら、この含水量は5重量%を上廻っては
ならない。
【0011】蛋白質含量は、全体の窒素含量から無機窒
素含量を引き、遊離アミノ酸の窒素含量を引き、得られ
た値に6.25をかけることにより定められる((全体
のN% − 無機N% − アミノ酸N%)×6.2
5)。全体の窒素含量は、キェルダール(Kjelda
hl)による可溶化(標準方法)によって定められ、無
機窒素含量(アンモニウムの含量)は、例えば測色法、
滴定法または電位差滴定法により定められ、遊離アミノ
酸の窒素含量は、N含量の引続く算出を用いて遊離アミ
ノ酸の当量測定(アミノ酸分析器(ASA))によっ
て、定められる。無機物質としては、全ての無機陽イオ
ンおよび陰イオンの全体が特徴付けられる。
【0012】塩基性のアミノ酸は、塩として存在し、従
ってより高い最小含量の無機物質(i.d.R.)少な
くとも10%)およびより低い最大含量の遊離アミノ酸
(乾燥物質中で(i.d.R.)最大72%、殊に最大
67%)を有する。本明細書の場合、最大値は、陰イオ
ン(例えば、SO4 2-;Cl-)によって定められ、一般
に、上記の値は、塩基性アミノ酸の場合に、塩中の遊離
アミノ酸塩基の理論的含量の90%であると定めること
ができる(例:(Lys)2・H2SO4は、Lys75
重量%を含有し、相応する本発明による生成物は、最大
75×0.9=Lys67.5重量%を含有する)。そ
の上更に、この含量は、使用した微生物および使用した
発酵培地によって定められる。
【0013】乾燥物質中で最大90%までの高いアミノ
酸含量は、例えば大腸菌株BKIIM B−3996を
用いたトレオニンの製造の場合(フランス共和国特許出
願公開第2640640号明細書)、本明細書では、殊
に相対的に単純な培地に基づいて達成可能である。
【0014】コリネバクテリウム グルタミクム(Co
rynebacterium glutamicum)
もしくは大腸菌K12株派生種を用いたリジンもしくは
トリプトファンの製造の場合、乾燥物質中(i.d.
R.)のアミノ酸含量は、少し低く、殊にトリプトファ
ンの場合には、発酵の時点で、70重量%の最大含量が
典型的である。
【0015】発酵処理液アミノ酸を基礎とするのは、添
加物の少なくとも一部分(有利に主要部分)が、請求項
の記載により除去されていてよい機械的分離技術によっ
て除去可能な物質を取出した発酵処理液の乾燥物質であ
る。
【0016】機械的に除去可能な物質は、殊に生物物質
および蛋白質である。機械的分離技術は、殊に濾過(例
えば、限外濾過および精密濾過)、分離(例えば、遠心
分離および傾瀉)であり、この場合、本質的には、不溶
解および/または高分子の物質だけが分離される。
【0017】従って、本発明には、1つまたはそれ以上
のアミノ酸とともに、更に、生物物質の少なくとも一部
分をを取出した、アミノ酸に属する発酵処理液の内容物
質の主要部分を含有するような動物飼料添加物並びに上
記の組成物を満たすような動物飼料添加物が属し、この
場合、本明細書では、生物物質は、完全に含有されてい
てよいか、部分的または全く含有されていなくてもよ
い。殊に、生物物質の少なくとも一部分が、更に添加物
中に含有されている場合には、微生物は、有利に天然の
微生物、即ち、遺伝子操作が施されていないかもしくは
ドイツの遺伝子工学の法律の適用外であるような微生物
でなければならない。
【0018】本発明による添加物は、例えば発酵処理液
の(噴霧)乾燥によって、場合によっては、生物物質の
少なくとも一部分の事前の分離下に直接取得できる。こ
の場合、添加物が、(発酵処理液からなる)これまでに
知られていた生成物と比べて低い含量の蛋白質で十分で
あり、それにもかかわらず、処理可能な粉末または顆粒
に加工できる(乾燥できる)のは驚異的でありかつ特に
有利である。
【0019】極めてきれいな(有機物質の残分の乏し
い)発酵物の場合、処理液は、それどころか生物物質不
含および本質的に助剤、例えば付加的な(無機質の)担
持剤不含で、処理可能な顆粒へ乾燥することができる。
同様に、はじめから、僅かな生物物質だけが該発酵処理
液中に含有されているように操作されている発酵処理液
は、直接(本質的に助剤、例えば付加的な(無機質の)
担持剤不含で)添加物質へ乾燥することができる。2つ
の方法は、本発明による蛋白質を減少されたかもしくは
蛋白質の乏しい添加物を生じる。公知の生成物は、常に
多量の生物物質およびしばしば更に著量の他の担持剤を
含有する。
【0020】添加物の蛋白質含量は、極めて重要であ
り、有利には、10重量%を上廻ってはならず、有利に
は、10重量%以下、殊に最大7重量%である。蛋白質
含量は、5重量%以下が極めて有利である。処理の経済
的理由から、この蛋白質含量は、多くの場合、最低でも
0.5%であり、通常では、1重量%かそれ以上であ
る。この添加物を用いた場合に、混合飼料の窒素もしく
は蛋白質含量の増大ができるだけ少なくなければならな
いので、だからこそ、低い蛋白質含量が重要なのであ
る。0.05%だけのN含量の減少は、はやくも重要で
ある。飼料中の蛋白質の増大とともに、添加物の必要並
びに肥料中のN含量は上昇し、生成物中の添加物アミノ
酸の百分率での割合は減少し、これによって、就中添加
物含量に対するより高い運搬費用が惹起される。
【0021】殊に、肥料は、重大な環境問題を生じかね
ない。更に、高い蛋白質含量は、蛋白質分析の場合に顧
慮されなければならない。従って、不必要で、組成物か
らは未知の蛋白質は、混合飼料中へ導入されるのはでき
るだけ少なくされる。
【0022】通常、発酵処理液は、生物物質10〜20
重量%以上を乾燥物質中に含有している。蛋白質含量
が、動物試料添加物中で高過ぎる場合に、発酵生物物質
の含量は、添加物中で減少され、有利に乾燥物質中で最
大10重量%に制限される。しばしば、発酵生物物質の
含量は、最大で5重量%である。有利にはまた、生物物
質不含の添加物組成物、、即ち生物物質最大で0.1重
量%を有するものである。
【0023】有利には、添加物中に、主として、アミノ
酸だけが存在している。
【0024】更に、この種の添加物は、普遍的にそのア
ミノ酸含量に相応して、全ての飼料またはプレミックス
に配量可能である。しかしまた、定義された飼料混合物
の場合、添加物中の多くのアミノ酸が、特定の比で相互
に存在し、その結果、添加物だけを用いて望ましいアミ
ノ酸添加が達成されることは、好ましい。このアミノ酸
の比は、例えば多くのアミノ酸発酵処理液または添加物
(全ての生物物質または減少された生物物質を有するか
もしくは生物物質を有していない)の混合によって、並
びにまた純粋なアミノ酸(例えば、リジン添加物に対し
て、例えばTrpおよび/またはThr)の有利に少量
の配量によって得ることができる。
【0025】本発明の場合、適当なアミノ酸は、殊にリ
ジン、トレオニン、トルプトファン並びにロイシン、イ
ソロイシン、バリン、プロリンおよびアラニンである。
【0026】添加物中の、若干のアミノ酸または多くの
意図的に含有されたかもしくは定義されたアミノ酸とと
もに、できるだけ少ない他の定義されていないアミノ酸
または補充に適さないアミノ酸は、添加物中に存在す
る。
【0027】添加物アミノ酸は、添加物中の遊離アミノ
酸の全体量の95重量%になり、有利に、含量は、少な
くとも97重量%である。処理の経済的理由から、別
の、補充の場合に顧慮すべきでないアミノ酸もしくは表
記されていない(定義されていない)α−アミノ酸の下
限は、多くの場合、0.5重量%であり、常法では、素
の含量は、少なくとも1重量%である。この別のアミノ
酸は、ペプチド含量と同様の欠点を有するが、しかし、
全アミノ酸分析の場合には、より容易に測定可能であ
る。
【0028】別のα−アミノ酸および蛋白質の総和は、
有利に、11重量%以上ではなく、通常、11重量%以
下の値であり、殊に8重量%またはそれ以下の含量であ
る。この下限は、この場合、常法では2重量%である。
【0029】蛋白質およびアミノ酸の記載された値もし
くはその総和は、前記の割合が補充すべき飼料の蛋白質
/アミノ酸分析の場合に、顧慮される必要はない程度に
少量であり、より高い値は、事情によっては、補充で望
まれた最適なアミノ酸の組成物を損なうことがあり得
る。
【0030】全糖含量は、微生物によって利用可能な糖
および利用不可能な糖を内容とし、有利には、前記含量
は、最大5重量%であり、特に有用には、値は2.5重
量%以下であり、最良の含量は、最大1.5重量%であ
る。糖含量が高ければ高いほど、生成物はそれだけ一層
吸湿性(hykoskopischer)であってよ
く、粘着する傾向を有することがある。更に、より高い
糖含量の場合には、蒸発および乾燥の場合に、収量およ
び生成物の性質を低下させるメイラード生成物が発生す
ることがあり得る。この糖含量は、少なくとも発酵の完
結時に対して糖供給を制限することによって低下させる
ことができる。
【0031】脂肪および油の含量は、有利に、常法では
3重量%を限度とされ、蛋白質の場合と同様に、この場
合にも、含量は、混合飼料の補充の場合に顧慮されずに
いてもよいような程度には高くはない。
【0032】補充のためには、特に添加物が適当であ
り、少なくとも40.5重量%の望ましい遊離アミノ酸
の含量を有し、有利に、この値は50%またはそれ以下
である。上限は、有利に、処理の経済的理由から、塩基
性のアミノ酸の場合に、最大60重量%であり、最大5
7重量%の値は、特に適当なものとして示され;中性の
アミノ酸の場合には、前記の値は85重量%ないし80
重量%である。
【0033】この添加物は、例えば、発酵処理液(場合
によっては、減少された生物物質を有する)の(噴霧)
乾燥によって得ることができ、この種の添加物(あるい
はまた処理液)の混合物中で使用されるかまたは別の添
加剤を添加され、例えば痕跡元素/ビタミン−プレミッ
クスまたは無機物質プレミックスのようなプレミックス
として使用することができる。
【0034】この種の添加物は、純粋隔離並びに発酵処
理液からなる今日までの生成物と比べて、高い含量の場
合に格安であり、容易に標準化可能であり、僅かな発生
費用の場合に少ない副生成物を含有している。
【0035】記載された添加物組成物は、ことにリジン
補充に適している。それというのも、リジンは、発酵に
より容易に得られ、極めて重要な添加物アミノ酸の1つ
だからである。
【0036】本発明による動物飼料は、多くの場合に、
嵩密度0.4〜0.7kg/lを有する淡ベージュ色か
ら褐ベージュ色の粉末である。L−リジンの場合には、
前記動物飼料は、例えば硫酸塩または炭酸塩のような塩
種の結合中に存在している。これは完全に安定性であ
り、25℃で12箇月に亘る貯蔵後に、L−リジンの含
量の減少が確認されない。吸湿性挙動は良好である。
【0037】良好なさらさらした性質を示し、凝固し難
く、かつ完全飼料または前混合物中で容易に均一に混合
できる。また、この種の混合物の構成部材としても、卓
越した安定性である。
【0038】L−リジンのための源として、L−リジン
の同一含量に対して、常法で使用された純粋なL−リジ
ン−モノヒドロクロリドと少なくとも同一の有効性を有
している。
【0039】本発明のもう1つの対象は、前記動物飼料
を製造する方法である。この方法は、少なくとも1つの
アミノ酸を生成する微生物を、少なくも1つの炭素源、
少なくとも1つの窒素源、無機塩および痕跡物質を含有
する発酵培地中で培養し、この場合、発酵を、その完結
時に、最大4g/lの使用可能な糖の含量およ殊に7.
5〜26重量%の固体含量、1〜20重量%、有利に4
〜10.5重量%のアミノ酸含量および最大2.6重量
%糖1分含量を有する1つの粗製発酵処理液が得られ
る。この場合選択的に、発酵は、生物物質の含量は、発
酵処理液の乾燥物質が、蛋白質最大10重量%、殊にア
ミノ酸40〜90重量%、8個未満のC原子を有するカ
ルボン酸最大8重量%、全糖最大10重量%、脂肪およ
び油最大5重量%および無機物質最大5〜30重量%を
含有するような程度に制限されているかまたは有利に発
酵の完結後に、少なくとも部分的に生物物質が、乾燥物
質中で殊に最大10重量%に減少されているかもしくは
生物物質を形成する微生物および場合によっては別の物
質が機械的分離技術によっておよび発酵処理液の残余成
分の主要含量の負荷の下に発酵の完結後に除去されるよ
うに培養される(場合によっては、適当な微生物の使用
下に)。この方法は、互いに組合せることができる。有
利には、残留した処理液が乾燥される。この乾燥物は、
有利には、残留した処理液の40〜60重量%の固体含
量への濃縮および前記の粘着性処理液の乾燥、例えば噴
霧乾燥によって生じる。分離されなければならない生物
物質がない場合には、発酵は、減少される生物物質がで
きるだけ少ないような程度に行なわれ、この場合、添加
された栄養素は、最後にできるだけ広範に亘って使用さ
れるものでなければならない。この種の発酵は、例えば
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4130867号明細
書の例3に記載されている。
【0040】有利には、発酵は、発酵時間の少なくとも
30%以上、有利に70%に亘って発酵処理液中での利
用可能な糖の濃度が多くとも0.3重量%であるような
程度に行なわれる。
【0041】発酵の完結に向かって、利用可能な糖の含
量は、最大1g/lに調節され、即ち、糖は添加され
ず、発酵は、前記の値の達成または下廻った場合によう
やく中断される。通常では、発酵残分は、生物物質の少
なくとも一部分の除去によって、最大5重量%の含水量
に乾燥される。
【0042】有利に、生物物質は、完全に除去され、こ
の後、得られた最終生成物は、特に高い含量のリジン塩
基もしくは別のアミノ酸を有する。更に、生物物質の完
全な除去によって得られるこの生成物は、一定のアミノ
酸含量への最終生成物の標準化に特に適している。この
ことは、殊に、個々の発酵バッチ量の際に種々異なるア
ミノ酸含量が達成される場合に必要である。
【0043】アミノ酸を生産する微生物としては、コリ
ネバクテリウウム(Corynebacterium)
またはブレビバクテリウム(Brevibacteri
umu)種の、リジンに有利に適した変種、例えばドイ
ッチェン ザンムルング フュア ミクロオルガニスメ
ン(Deutschen Sammlung fuer
Mikroorganismen)で寄託番号DSM
5715で自由に入手できる菌株が使用される。炭素
源としては、有利に澱粉加水分解物(グルコース)また
は蔗糖が使用される。また、僅かな含量は、甜菜糖蜜ま
たは甘蔗糖蜜に由来してもよい。前記の含量は、全炭素
源の5重量%を上廻ってはならない(全炭素源中の糖蜜
≧10重量%)。
【0044】トレオニンおよびトリプトファンには、大
腸菌種の有利に適した変種、例えばトレオニンにはBK
IIM B−3996菌株(フランス共和国特許出願公
開第2640640号明細書)が使用される。
【0045】窒素源としては、アンモニアまたは硫酸ア
ンモニウムとともに、有利に蛋白質の水解物を含有する
物質、例えばゼイン、大豆粉または前記配合物からの生
物物質が有用である。別の適当な窒素源は、例えばコー
ン・スティープ・リカーまたは魚肉ペプトンである。
【0046】発酵温度は、好ましくは、30〜40℃で
あり、発酵培地のpH値は、6.0〜8.0である。発
酵時間は、一般に最大100時間である。
【0047】発酵の完結後に、微生物は熱的に殺してよ
いかあるいはまた別の方法によって、例えば無機酸、例
えば硫酸の添加によって殺してもよい。場合によって
は、生物物質の一部は、引続き、公知方法により、例え
ば分離および傾瀉、限外濾過または精密濾過により分離
される。次に、生物物質から少なくとも部分的に遊離し
た処理液は、公知方法によって、例えば薄膜蒸発器また
は流下フィルム型蒸発器(Fallfilmverda
mpfer)中で40〜60重量%の固体含量を有する
前濃縮液に濃縮される。前濃縮液の最終的な乾燥のため
には、例えば噴霧乾燥器、スピン−フラッシュ−乾燥器
または渦巻層乾燥器が有用である。
【0048】分離された生物物質は、簡単な方法で、硫
酸、塩酸または適当な酵素を用いて加水分解することが
できる。こうして得られた水解物は、有利に次に続く発
酵の場合に発酵培地に窒素源として添加することができ
る。生物物質の再循環によって、原料物質は節約され
る。
【0049】本発明による動物飼料の標準化が、アミノ
酸、殊にL−リジンの含量に関連して望まれている場合
には、このことは、例えば、残留した生物物質の量およ
び/または異なる発酵処理液からの前濃縮液の適当な混
合の相応する選択によって行なうことができる。この前
濃縮液は、該前濃縮液が生物物質をもはや含有していな
い場合に特に適当である。それというのも、この生成物
は均一だからである。
【0050】相応してまた、生物物質不含または生物物
質を減少された処理液は、標準化のために処理原液と混
合されてもよい。1つの別の方法は、飼料に適当な懸念
されない添加物質、例えば小麦のふすま(Weizen
kleie)またはトウモロコシ紡錘粉(Maissp
indelmehl)の少量の添加である。また、いく
つかの工程の相互の組合せは可能である。
【0051】次の実施例は、本発明を詳説するものであ
る。
【0052】
【実施例】
例 1:撹拌機および通気系を備えた発酵容器中に、次
の組成物の滅菌溶液150kgを装入した: 水 130 l グルコース 12.4 kg ゼイン水解物、硫酸性 9.0 kg 硫酸アンモニウム 1.5 kg 無機塩および 痕跡物質 0.4 kg をアンモニア溶液で、7.5のpH値に調節した。
【0053】この溶液に、33〜35℃で、同一発酵培
地ではあるが分離された発酵容器中に培養されたコリネ
バクテリウムの接種培養液12 lを添加した。
【0054】40時間で、滅菌溶液77 lを配量し、
これは、pH7.5への中和の前に、次の組成物を有し
ていた: 水 38 l グルコース 40.0 kg ゼイン水解物、硫酸性 8.3 kg 硫酸アンモニウム 0.9 kg 発泡阻止剤(Nalco(登録商標)) 0.08 kg 無機塩および 痕跡物質 0.2 kg 全体の発酵期間の間に、pH値は、アンモニア溶液で
7.0〜7.5に維持した。撹拌回転数は、600rp
mに調節し、通気率は、0.5〜0.7vvmに調節し
た。
【0055】発酵期間の完結時に、34.1kgの固体
含量、15.5kgのL−リジン塩基の含量および0.
71kgの糖の含量を有する粗製発酵処理液275kg
を得た。この微生物を熱的に殺し、セパレータとデカン
タとの組合せで分離した。
【0056】生物物質から遊離された処理液を、流下フ
ィルム型蒸発器(Fallfilmverdampfe
r)中で、減圧下に約52重量%の固体含量に濃縮し
た。
【0057】引続き、この前濃厚液を、噴霧乾燥器中
で、0.51kg/lの嵩密度および次の組成物を有す
る淡褐色−ベージュ色の粉末へ脱水した: L−リジン塩基 52.1 重量% 別のα−アミノ酸 2.5 重量% 蛋白質 8.8 重量% 8個未満のC原子を有する カルボン酸 6.8 重量% 糖 2.4 重量% 脂肪および油 2.5 重量% 無機物質 21.1 重量% 水 1.6 重量% 。
【0058】例 2:発酵を例1と同様に実施したが、
純粋な硫酸性ゼイン水解物の代りに、硫酸性ゼイン3.
5kgおよび例1で分離された生物物質の硫酸性水解物
13.8kgを使用したのが異なる。
【0059】発酵期間の完結時に、36.2kgの固体
含量、17.1kgのL−リジン塩基の含量および0.
55kgの糖の含量を有する粗製発酵処理液を得た。
【0060】この生物物質を、前処理せずに、限外濾過
(≦300000ダルトン)によって分離した。生物物
質から遊離した処理液を、例1と同様に、約53重量%
の固体含量に濃縮した。
【0061】引続き、この前濃厚液の一部分を、渦巻層
乾燥器中で、0.53kg/lの嵩密度および次の組成
物を有する淡褐色−ベージュ色の粉末へ脱水した: L−リジン塩基 62.1 重量% 別のα−アミノ酸 1.2 重量% 蛋白質 2.6 重量% 8個未満のC原子を有する カルボン酸 3.1 重量% 糖 2.0 重量% 脂肪および油 1.7 重量% 無機物質 24.4 重量% 水 1.6 重量% 。
【0062】前濃縮液のもう一部分に、渦巻層乾燥器中
での脱水前に、得られた固体生成物が60重量%のL−
リジン塩基の標準化された含量を有する程度の量のトウ
モロコシ紡錘粉(Maisspindelmehl)を
添加した。
【0063】例 3:撹拌機および通気系を備えた発酵
容器中に、次の組成物の滅菌溶液150kgを装入し
た: 水 133.0 l 糖蜜 0.77 kg 蔗糖 3.68 kg ゼイン水解物、硫酸性 1.03 kg 生物物質水解物 9.4 kg 硫酸アンモニウム 1.3 kg 無機塩および 痕跡物質 0.4 kg をアンモニア溶液で、7.5のpH値に調節した。
【0064】この溶液に、33〜35℃で、同一発酵培
地ではあるが分離された発酵容器中に培養された菌株寄
託番号 DSM 5715を有するコリネバクテリウム
の接種培養液176 lを添加した。この菌株は、ドイ
ッチェン ザンムルングフュア ミクロオルガニスメン
(Deutschen Sammlung fuer
Mikroorganismen)で自由に入手でき
る。
【0065】39時間で、滅菌溶液78 lを配量し、
これは、pH7.5への中和の前に、次の組成物を有し
ていた: 水 36 l 糖蜜 2.7 kg 蔗糖 43.1 kg ゼイン水解物、硫酸性 1.1 kg 生物物質水解物、硫酸性 10.7 kg 硫酸アンモニウム 0.9 kg 無機塩および 痕跡物質 0.2 kg 全体の発酵期間の間に、pH値は、アンモニア溶液で
7.0〜7.5に維持した。撹拌回転数は、600rp
mに調節し、通気率は、0.5〜0.7vvmに調節し
た。
【0066】発酵期間の完結時に、29.2kgの固体
含量、10.6kgのL−リジン塩基の含量および1.
4kgの糖の含量を有する粗製発酵処理液218kgを
得た。この微生物を熱的に殺し、セパレータおよびデカ
ンタの組合せで分離した。
【0067】生物物質から遊離された処理液を、流下フ
ィルム型蒸発器(Fallfilmverdampfe
r)中で、減圧下に約52重量%の固体含量に濃縮し
た。引続き、、この前濃縮液を、噴霧乾燥器中で、0.
50kg/lの嵩密度および次の組成物を有する淡褐色
−ベージュ色の粉末へ脱水した: L−リジン塩基 41.8 重量% 別のα−アミノ酸 4.1 重量% 蛋白質 8.5 重量% 8個未満のC原子を有する カルボン酸 6.7 重量% 糖 5.7 重量% 脂肪および油 2.8 重量% 無機物質 25.6 重量% 水 3.0 重量% 。
【0068】例 4:撹拌機および通気系を備えた発酵
容器中に、次の組成物の滅菌溶液6.6kgを装入し
た: 水 6.05 kg グルコース 150 g 硫酸アンモニウム 50 g 無機塩および 痕跡物質 50 g をアンモニア溶液(25%)で、6.5のpH値に調節
した。
【0069】この溶液に、33℃で、同一発酵培地では
あるが分離された発酵容器中に培養された大腸菌K12
株派生種の接種の接種培養液0.7kgを添加した。
【0070】24時間で、次の組成物の滅菌溶液1.7
kgを配量した: 水 0.6 kg グルコース 1.1 kg 全体の発酵期間の間に、pH値は、アンモニア溶液で
6.5で維持された。
【0071】発酵期間の完結時に、多くのこうして得ら
れた発酵処理液を合わせ、生物物質を限外濾過(<30
0000ダルトン)によって分離した。
【0072】生物物質から遊離された処理液を、凍結乾
燥器中で、次の組成物の淡褐色の粉末へ脱水した: L−トリプトファン 46.0 重量% 別のα−アミノ酸 4.0 重量% 蛋白質 1.7 重量% 8個未満のC原子を有する カルボン酸 3.0 重量% 糖 1.0 重量% 無機物質 25.0 重量% 水 2.3 重量% 特定されないもの 17.0 重量% 例 5:トレオニン動物試料添加物は、次のようにして
得ることができる:フランス共和国特許出願公開第26
40640号明細書に記載されているのと同様にして、
発酵培地中の大腸菌株 BKIIM B−3996の培
養によって、L−トレオニン 85g/lを有する発酵
処理液を製造した。
【0073】引続き、遺伝子工学的に変化した微生物か
らの生物物質を、限外濾過によって分離し、生物物質か
ら遊離された処理液を、適当な乾燥物中で脱水した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン ロッター ドイツ連邦共和国 ハインブルク ベート ーベンシュトラーセ 1 (72)発明者 ヘルベルト タナー ドイツ連邦共和国 ハーナウ 9 ヴィル ダウシュトラーセ 20 (72)発明者 ヘニング ホルドルフ ドイツ連邦共和国 アルテンシュタット ハドリアンシュトラーセ 9 アー (72)発明者 ヴォルフガング ロイヒテンベルガー ドイツ連邦共和国 ビーレフェルト グロ ナウアー シュトラーセ 10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発酵処理液を基礎とするアミノ酸動物飼
    料添加物において、アミノ酸添加物が、更に、生物物質
    の少なくとも一部分から取出された発酵処理液の内容物
    質の主要部分を含有することを特徴とする、アミノ酸動
    物飼料添加物。
  2. 【請求項2】 アミノ酸が、少なくとも40重量%は乾
    燥物質中に存在する、請求項1記載の添加物。
  3. 【請求項3】 発酵処理液を基礎とするアミノ酸動物飼
    料添加物において、乾燥物質の組成物が: アミノ酸 40〜90重量% 蛋白質 最大 10重量% 8個未満のC原子を有する カルボン酸 最大 8重量% 全体の糖 最大 10重量% 脂肪および油 最大 5重量% 無機物質 3〜30重量% からなることを特徴とする、アミノ酸動物飼料添加物。
  4. 【請求項4】 生物物質の少なくとも一部分を含めてか
    または取出された発酵処理液の内容物質を全部または部
    分的に、殊に主として含有する、請求項3に記載の添加
    物。
  5. 【請求項5】 含水量が0.5〜5重量%である、請求
    項1から4までのいずれか1項に記載の添加物。
  6. 【請求項6】 乾燥物質中に、10重量%までの発酵生
    物物質を含有する、請求項1から5までのいずれか1項
    に記載の添加物。
  7. 【請求項7】 発酵により製造されたアミノ酸の含量が
    49.5重量%である、請求項1から6までのいずれか
    1項に記載の添加物。
  8. 【請求項8】 発酵により製造されたアミノ酸の含量
    が、塩基性のアミノ酸の場合に最大60重量%であるか
    または中性のアミノ酸の場合に85重量%である、請求
    項1から7までのいずれか1項に記載の添加物。
  9. 【請求項9】 発酵処理液を基礎とするアミノ酸動物飼
    料添加物を製造する方法において、次の工程、 − 少なくとも1つの炭素源、少なくとも1つの窒素
    源、無機塩および痕跡物質を含有する発酵培地内でのα
    −アミノ酸を生産する少なくとも1つの微生物の培養、 − 発酵の完結時に、最大4g/lの利用可能な糖の含
    量を有する粗製発酵処理液が得られるような程度の発酵
    の実施、 − 乾燥物質中の生物物質を形成する微生物の少なくと
    も部分的な、殊に最大10重量%の還元を用いることを
    特徴とする、アミノ酸動物飼料添加物の製造法。
  10. 【請求項10】 発酵処理液を基礎とするアミノ酸動物
    飼料添加物を製造する方法において、次の工程、 − 少なくとも1つの炭素源、少なくとも1つの窒素
    源、無機塩および痕跡物質を含有する発酵培地内でのα
    −アミノ酸を生産する少なくとも1つの微生物の培養、 − 発酵の完結時に、最大4g/lの利用可能な糖の含
    量を有する粗製発酵処理液が得られるような程度の発酵
    の実施、 − 機械的分離技術および添加剤中の発酵処理液の残余
    成分の主要含量の放置による、生物物質を形成する微生
    物および場合によっては他の物質の少なくとも部分的な
    還元を用いることを特徴とする、アミノ酸動物飼料添加
    物の製造法。
  11. 【請求項11】 発酵処理液を基礎とするアミノ酸動物
    飼料添加物を製造する方法において、次の工程、 − 少なくとも1つの炭素源、少なくとも1つの窒素
    源、無機塩および痕跡物質を含有する発酵培地内でのα
    −アミノ酸を生産する少なくとも1つの微生物の培養、 − 発酵の完結時に、最大4g/lの利用可能な糖の含
    量および、発酵処理液の乾燥物質が、蛋白質最大10重
    量%、およびアミノ酸、殊に40〜90重量%、8個未
    満のC原子を有するカルボン酸最大8重量%、全体の糖
    最大10重量%、脂肪および油最大5重量%および無機
    物質3〜30重量%を含有するような程度に制限する生
    物物質の含量を有する粗製発酵処理液が得られるような
    程度の発酵の実施を用いることを特徴とする、アミノ酸
    動物飼料添加物の製造法。
  12. 【請求項12】 発酵後に、生物物質が少なくとも部分
    的に還元される、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 完結時に粗製発酵処理液中に、7.5
    〜26重量%の固体含量が存在する、請求項9から12
    までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 引続き、発酵処理液が、含水量≦5重
    量%に乾燥される、請求項9から13までのいずれか1
    項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 発酵が、その完結時に粗製発酵処理液
    中でアミノ酸が1〜20重量%存在するような程度に行
    なわれる、請求項9から14までのいずれか1項に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 発酵時間の少なくとも30%に亘っ
    て、利用可能な糖の濃度が、発酵培地中で、最大0.3
    重量%に維持されている、請求項9から15までのいず
    れか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 動物飼料またはプレミックスにおい
    て、請求項1から16までのいずれか1項記載のアミノ
    酸動物飼料添加物の含量を特徴とする、動物飼料または
    プレミックス。
JP4246406A 1991-09-17 1992-09-16 アミノ酸動物飼料添加物、その製造法および該添加物を含有する動物飼料またはプレミックス Pending JPH05192089A (ja)

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