JPH05179875A - ワイヤー・テンション・システムによるプリーツ状ス クリーン装置 - Google Patents

ワイヤー・テンション・システムによるプリーツ状ス クリーン装置

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JPH05179875A
JPH05179875A JP3345386A JP34538691A JPH05179875A JP H05179875 A JPH05179875 A JP H05179875A JP 3345386 A JP3345386 A JP 3345386A JP 34538691 A JP34538691 A JP 34538691A JP H05179875 A JPH05179875 A JP H05179875A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行うこ
とができ、しかもカーテン、ブラインド、間仕切、網戸
等の広範囲にわたっての利用を可能としたプリーツ状ス
クリーン装置を提供する。 【構成】 対向する一対の枠部1,2,3,4を上下お
よび左右に各々設けた枠体と、複数の方向転換手段6
a,6b,7a,7bを内蔵し、かつ開閉方向にスライ
ド移動自在なスライドバー5と、スライドバー5とこれ
に対向する1つの枠部3の間に支持された、複数のプリ
ーツ部12を有する折り畳みおよび展開自在なプリーツ
状スクリーン部材13と、このプリーツ状スクリーン部
材13をその開閉方向に支持し、スライドバーの内部に
おいて内蔵された方向転換手段により折り返され、交差
し、かつ開閉方向の一対の枠部1,2内に1本ずつ挿通
するように、対向する一対の枠部間3,4に張設された
2本のワイヤー部材15,16とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、スムーズな
開閉操作を簡便かつ容易に行うことができ、かつカーテ
ン、ブラインド、間仕切、網戸等の広範囲にわたっての
利用を可能とした新しいワイヤー・テンション・システ
ムによるプリーツ状スクリーン装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅、オフィスビル等の窓部
や間仕切部などにおいては、種々の構成と構造を有する
カーテン、ブラインド、可動間仕切、衝立等が用いられ
てきており、たとえば図11に示したようなプリーツス
クリーン装置が知られている。たとえばこの図11に示
したようなプリーツスクリーン装置においては、ヘッド
ボックス(ア)とボトムレール(イ)の間に、複数のプ
リーツ部(ウ)を有するスクリーン部材(エ)を折り畳
みおよび展開自在に配設している。スクリーン部材
(エ)には、垂直方向に貫通する昇降コード(オ)を左
右両端部と中央部に設けており、この昇降コード(オ)
は、ボトムレール(イ)にその一端部を固定している。
スクリーン部材(エ)は、昇降コード(オ)の昇降によ
り、折り畳まれ、あるいは展開されて、開閉する。昇降
コード(オ)の昇降は、操作コード(カ)を介して行わ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図11に示した従来のプリーツスクリーン装置に
おいては、スクリーン部材(エ)を昇降コード(オ)で
昇降自在に吊り下げているだけであるため、その開閉に
際して、スクリーン部材(エ)が傾いたり、平行移動が
不可能となったり、また、昇降コード(オ)のたわみが
発生するなどの問題がある。
【0004】これに対し、たとえば図12および図13
に示したようなプリーツスクリーン装置が提案されても
いる。図11に例示したプリーツスクリーン装置の場合
には、昇降コード(オ)をスクリーン部材(エ)に貫通
させず、上下の枠部(キ)(ク)の間に垂直に設けた2
本の棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に貫通させてい
る。この棒材(ケ)をガイドとして、昇降コード(オ)
とともにスクリーン部材(エ)を昇降することができる
ようにしている。
【0005】また、図13に例示したプリーツスクリー
ン装置の場合には、水平方向に開閉することができるよ
うに、左右一対の枠部(コ)(サ)に2本の棒材(ケ)
を配設し、この棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に貫
通させている。また、この場合には、図11に示した操
作コード(カ)を省略し、スクリーン部材(エ)の一端
部を固定した取っ手(シ)を有するスライドバー(ス)
により開閉することができるようにしている。このよう
な構成とすることにより、スライドバー(ス)によるス
クリーン部材(エ)の開閉の際に、棒材(ケ)をガイド
とすることができ、安定なスクリーン部材(エ)の開閉
操作得られる。
【0006】しかしながら、これらの図12および図1
3に例示したプリーツスクリーン装置については、比較
的スムーズなスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られ
るものの、窓枠開口部、間仕切開口部等に設けた場合に
は、かえって棒材(ケ)がたとえば窓の開閉操作や利用
者の出入りなどの邪魔となるという欠点がある。しかも
スクリーン部材(エ)を開けた時に、棒材(ケ)が開口
部(セ)から露出することになり、外観を損ねるという
問題もある。
【0007】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来のプリーツスクリーン装置の欠
点を解消し、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行う
ことができ、かつカーテン、ブラインド、間仕切、網戸
等の広範囲にわたっての利用を可能とした新しいワイヤ
ー・テンション・システムによるプリーツ状スクリーン
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、対向する一対の枠部を上下およ
び左右に各々設けた枠体と、ワイヤー部材を方向転換さ
せる複数の方向転換手段を内蔵し、かつ開閉方向にスラ
イド移動自在なスライドバーと、一端部をスライドバー
に、他端部をスライドバーに対向する1つの枠部に支持
された、複数のプリーツ部を有する折り畳みおよび展開
自在なプリーツ状スクリーン部材と、このプリーツ状ス
クリーン部材をその開閉方向に支持し、スライドバーの
内部において内蔵された方向転換手段により折り返さ
れ、交差し、かつ開閉方向の一対の枠部内に1本ずつ挿
通するように、対向する一対の枠部間に張設された2本
の前記ワイヤー部材とからなることを特徴とするワイヤ
ー・テンション・システムによるプリーツ状スクリーン
装置を提供する。
【0009】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
のワイヤー・テンション・システムによるプリーツ状ス
クリーン装置についてさらに詳しく説明する。図1およ
び図2は、各々、この発明のワイヤー・テンション・シ
ステムによるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示
した一部切欠正面図および平面図である。
【0010】これらの例は、水平方向に開閉自在とした
プリーツ状スクリーン装置を示したものである。このプ
リーツ状スクリーン装置においては、上下および左右
に、各々、一対ずつ設けた枠部(1)(2)と枠部
(3)(4)により枠体を構成している。この枠体の上
下の枠部(1)(2)の間には、スライドバー(5)を
水平方向にスライド移動自在に配設している。この場
合、枠部(1)(2)は、スライドバー(5)のスライ
ドガイドとして使用することができる。また、このスラ
イドバー(5)は、必ずしも枠部(1)(2)に対して
垂直にスライド移動自在とする必要はなく、枠部(1)
(2)に対して傾斜してスライド移動自在としてもよ
い。設置する部位の形状等の状態に応じて適宜な角度と
することができる。
【0011】スライドバー(5)の内部には、後述する
ワイヤー部材の方向を転換するためのグライドピース
(6a)(6b)(7a)(7b)を上下に一対ずつ設
けている。また、図2に例示したように、スライドバー
(5)には、後述するプリーツ状スクリーン部材を支
持、収納するための支持部(8)および収納部(9)を
各々設けており、しかも人手によりスライド移動させる
ための取っ手(10)を有してもいる。さらに、図1に
例示したように、スライドバー(5)の下端部には、戸
車(11)を回転自在に配設している。この戸車(1
1)によりスライドバー(5)のスライド移動を円滑に
行うことができる。
【0012】スライドバー(5)および左側の枠部
(3)の間には、複数のプリーツ部(12)を有する折
り畳みおよび展開自在としたプリーツ状スクリーン部材
(13)を配設している。このプリーツ状スクリーン部
材(13)の左右両端部には、図2に示したような支持
部材(14)を取り付けており、この支持部材(14)
を介してプリーツ状スクリーン部材(13)が、枠部
(3)およびスライドバー(5)の支持部(8)にしっ
かりと支持されるようにしている。プリーツ状スクリー
ン部材(13)の材質については特に制限はなく、プリ
ーツ部(12)を形成することのできる織布、シート、
フィルム、ネット等の適宜なものとすることができる。
【0013】図1に示したように、プリーツ状スクリー
ン部材(13)には、これを支持する上下一対のワイヤ
ー部材(15)(16)が、そのプリーツ状スクリーン
部材(13)の開閉方向、すなわち水平方向に張設され
ている。これらのワイヤー部材(15)(16)は、プ
リーツ状スクリーン部材(13)のプリーツ部(12)
に設けたたとえば小孔等を介して貫通させたり、あるい
はワイヤー部材(15)(16)をプリーツ状スクリー
ン部材(13)の表面に取り付けるなどして配設するこ
とができる。特にその方式には限定はない。適宜な方式
を任意に選択することができる。また、ワイヤー部材
(15)(16)の左端部は、図2に例示したような固
定金具(17)により枠部(3)に固定されている。
【0014】上側のワイヤー部材(15)は、プリーツ
状スクリーン部材(13)を水平方向に支持した後に、
上記したスライドバー(5)に内蔵されたグライドピー
ス(7a)により折り返され、かつスライドバー(5)
下端部に設けた別のグライドピース(6b)に掛け渡さ
れ、再び折り返されて、下側のガイド用枠部(2)内を
挿通する。そして、右側の枠部(4)に固定される。一
方、下側のワイヤー部材(16)は、プリーツ状スクリ
ーン部材(13)を水平方向に支持し、スライドバー
(5)に内蔵されたグライドピース(7b)(6a)に
より折り返され、ワイヤー部材(15)と交差して上側
の枠部(1)内部を挿通する。そして、枠部(4)の内
部において固定金具(18)により固定されている。こ
れらのワイヤー部材(15)(16)の材質についても
格別の限定はなく、金属、合金、硬質樹脂等の適宜なも
のとすることができる。また、ワイヤー部材(15)
(16)の枠部(3)(4)への固定方法についても、
図1および図2に例示した固定金具(17)(18)に
限定されることはない。所定の張力を与えることがで
き、ワイヤー部材(15)(16)を張った状態で支持
固定することのできるものであればよい。さらに、必要
に応じてコイルバネ等の張力調整部材を取り付けること
も可能である。
【0015】また図1に示したように、この例において
は、上側の枠部(1)の内部に、密閉性を向上させるた
めのシーリングパネル(19)をその自重によりプリー
ツ状スクリーン部材(13)の上端縁部に当接させても
いる。たとえば以上の構成を有するこの発明のワイヤー
・テンション・システムによるプリーツ状スクリーン装
置においては、スライドバー(5)に内蔵されたグライ
ドピース(6a)(6b)(7a)(7b)によって、
ワイヤー部材(15)(16)を方向転換させ、交差さ
せることができ、左右の枠部(3)(4)の間に所定の
張力で張設することができる。また、ワイヤー部材(1
5)(16)は、グライドピース(6a)(6b)(7
a)(7b)上を滑らかに滑ることができるため、スラ
イドバー(5)が水平方向に容易に移動することがで
き、しかもスライドバー(5)の移動により、ワイヤー
部材(15)(16)のプリーツ状スクリーン部材(1
3)側および開口部(20)側の水平長さを自在に変更
させることが可能となる。このようなワイヤー部材(1
5)(16)のプリーツ状スクリーン部材(13)側の
水平長さの変更によって、プリーツ状スクリーン部材
(13)をガイドしつつ、その折り畳み、あるいは展開
が可能となる。すなわち、スライドバー(15)を枠部
(4)側にスライド移動させると、ワイヤー部材(1
5)(16)のプリーツ状スクリーン部材(13)側の
水平長さが長くなり、折り畳まれていたプリーツ状スク
リーン部材(13)が、そのプリーツ部(12)が引き
伸ばされて、展開する。これによって、プリーツ状スク
リーン部材(13)を閉めることができ、開口部(2
0)を遮閉することができる。一方、スライドバー
(5)を枠部(3)側にスライド移動させると、今度
は、ワイヤー部材(15)(16)のプリーツ状スクリ
ーン部材(13)側の水平長さが短くなり、プリーツ状
スクリーン部材(13)がそのプリーツ部(12)で押
し縮められ、折り畳まれる。このようにして、プリーツ
状スクリーン部材(13)を開けることができ、開口部
(20)を形成することができる。折り畳まれたプリー
ツ状スクリーン部材(13)は、図2に例示したような
スライドバー(5)に設けた収納部(9)に収納され
る。なお、収納部(9)は、たとえば図3に示したよう
に、プリーツ状スクリーン部材(13)を支持する枠部
(3)に設けることも可能である。
【0016】プリーツ状スクリーン部材(13)は、上
記したように、上下2本のワイヤー部材(15)(1
6)によりガイドされるため、その開閉操作中に上下に
傾くことはない。スムーズに折り畳まれ、あるいは展開
されて開閉する。また、スライドバー(5)の操作荷重
が均一化されるため、スライドバー(5)を自在にスラ
イド移動させることができ、スライドバー(5)のどこ
で操作してもプリーツ状スクリーン部材(13)を開閉
することができる。開閉操作は簡便かつ容易となり、し
かも任意の位置での停止も確実かつ容易に行うことが可
能となる。さらにまた、ワイヤー部材(15)(16)
により、プリーツ状スクリーン部材(13)の強度が向
上する。風などによりプリーツ状スクリーン部材(1
3)が揺動刷るのも防止される。このため、プリーツ状
スクリーン部材(13)の設計と製造が簡便かつ容易と
なる。
【0017】そして、開口部(20)側のワイヤー部材
(15)(16)は、各々、上下の枠部(1)(2)の
内部に挿通されているため、プリーツ状スクリーン部材
(13)を開けた時に、ワイヤー部材(15)(16)
が開口部(20)に露出することはない。このため、外
観を良好なものとすることができ、たとえば窓枠開口
部、間仕切開口部等に配設した場合に、窓の開閉操作や
利用者の出入りなどの邪魔とはならない。
【0018】図4は、この発明のワイヤー・テンション
・システムによるプリーツ状スクリーン装置の別の例を
示した一部切欠正面図である。この例においては、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)をその上下部において水
平方向に支持するワイヤー部材(15)(16)の他
に、プリーツ状スクリーン部材(13)の中央部で支持
する1本の中間ワイヤー部材(21)を配設している。
また、スライドバー(5)の内部には、この中間ワイヤ
ー部材(21)を折り返すためのミッドウェイグライド
(22)を設けてもいる。
【0019】中間ワイヤー部材(21)の一端部は、プ
リーツ状スクリーン部材(13)固定用の枠部(3)
に、たとえば図2に示したようなワイヤー部材(15)
固定用の固定金具(17)等により固定されている。ま
た、この中間ワイヤー部材(21)は、スライドバー
(5)に内蔵されたミッドウェイグライド(22)によ
り上方へと折り返され、方向を変えている。そして、ス
ライドバー(5)のグライドピース(6a)に掛け渡さ
れ、このグライドピース(6a)により再び折り返され
て、上側の枠部(1)に挿通し、ワイヤー部材(16)
とともに、固定金具(18)を介して枠部(4)に固定
されている。
【0020】この中間ワイヤー部材(18)は、プリー
ツ状スクリーン部材(13)の展開時に発生しやすい風
圧によるたわみを防止し、プリーツ状スクリーン部材
(13)の面全体の強度を補強することができる。ま
た、プリーツ状スクリーン部材(13)が、その材質に
より温度等の影響による変形するのを矯正する作用も有
する。なおこの例においては、中間ワイヤー部材(1
8)をスライドバー(5)内部において上方に折り返し
ているが、特にこれに限定されることはなく、下方へ折
り返すことも可能である。また、その数についても格別
の限定はなく、プリーツ状スクリーン部材(13)の強
度、大きさ等に応じて適宜に変更することができる。た
とえば図5に例示したように、ワイヤー部材(15)
(16)と図4に例示した中間ワイヤー部材(21)と
の間に、さらに1本ずつの中間ワイヤー部材(23)
(24)を設けることが可能である。この場合には、ス
ライドバー(5)の内部の、中間ワイヤー部材(23)
(24)に対応する位置に、図4に例示したミッドウェ
イグライド(22)と同様のものを配設することができ
る。この発明のワイヤー・テンション・システムによる
プリーツ状スクリーン装置は、設置部位に応じて、ある
いはそれと独立的に適宜な高さと大きさとすることがで
きる。装置設計と製造は簡便かつ容易である。
【0021】図6は、この発明のまた別の例を示した一
部切欠平面図である。この例においては、ワイヤー部材
(15)(16)および中間ワイヤー部材(21)をス
ライドバー(5)内部において折り返し、交差させて、
左右の枠部(3)(4)の間に張設するための方向転換
手段として、プーリー(25)を採用し、回転自在に配
設している。このプーリー(25)により、ワイヤー部
材(15)(16)および中間ワイヤー部材(21)を
所定の張力で枠部(3)(4)間に張ることができる。
【0022】図7は、この発明のさらにまた別の例をそ
の構成について示した平面図である。この例は、左右一
対の枠部(3)(4)の間に、上記したようなプリーツ
状スクリーン装置を左右対称に2つ配設した両開き式の
装置を示している。すなわち、左側のプリーツ状スクリ
ーン装置(26)の場合には、枠部(3)とスライドバ
ー(5a)の間にプリーツ状スクリーン部材(13a)
を折り畳みおよび展開自在に設けている。また同様に、
右側のプリーツ状スクリーン装置(27)には、枠部
(4)とスライドバー(5b)の間にプリーツ状スクリ
ーン部材(13b)を折り畳みおよび展開自在に設けて
もいる。
【0023】図8は、図7に例示した両開き式のプリー
ツ状スクリーン装置のワイヤー部材等の構成を示した構
成図である。一端部を枠部(3)に固定し、かつ、プリ
ーツ状スクリーン装置(26)のプリーツ状スクリーン
部材(13a)の上部を水平方向に支持するワイヤー部
材(15)は、スライドバー(5a)の内部において方
向転換され、開口部(20)の下方に設けた枠部(図示
せず)内部を挿通する。そして、もう一方のプリーツ状
スクリーン装置(27)のスライドバー(5b)の内部
において、再び方向転換されて、プリーツ状スクリーン
部材(13b)の上部を水平方向に支持し、枠部(4)
に固定される。これとは反対に、枠部(3)に一端部を
固定された、プリーツ状スクリーン装置(26)のプリ
ーツ状スクリーン部材(13a)の下部を支持するワイ
ヤー部材(16)は、スライドバー(5a)の内部にお
いて方向転換し、開口部(20)の上方に設けた枠部内
を挿通する。そして、もう一方のプリーツ状スクリーン
装置(27)のスライドバー(5b)の内部において、
再び方向転換し、プリーツ状スクリーン部材(13b)
の下部を支持して、枠部(4)に固定される。
【0024】このようなワイヤー部材(15)(16)
の構成とすることにより、図7に例示したようなワイヤ
ー・テンション・システムによる両開き式のプリーツ状
スクリーン装置が可能となり、また、プリーツ状スクリ
ーン装置(26)(27)のプリーツ状スクリーン部材
(13a)(13b)をスムーズかつ安定に開閉するこ
とができる。なお、この場合、ワイヤー部材(15)
(16)が長くなることによるプリーツ状スクリーン装
置(26)(27)の傾き、ぶれ、歪み等を防止するた
めに、開口部(20)において、上下のワイヤー部材
(15)(16)のいずれか一方または両方を支持する
ようにしてもよい。
【0025】さらにこの発明においては、図1、図4お
よび図6に例示した装置と同様の構成および構造で垂直
方向に開閉自在なプリーツ状スクリーン装置とすること
も可能である。これについて例示したものが図9および
図10である。これらの図9および図10に例示したよ
うに、この発明においては、プリーツ状スクリーン部材
(13)を上方から引き下げ、あるいはまた下方から引
き上げ、展開させて、開口部(20)を遮閉することが
できる。なお、この場合には、戸車(11)およびシー
リングプレート(13)は必ずしも必要ではないことか
ら、省略することが可能でもある。
【0026】以上に例示したこの発明のプリーツ状スク
リーン装置は、一般の窓用のカーテンやブラインドの
他、天窓等の傾斜窓や車両用窓のカーテンやブラインド
としても、また、住宅、オフィスビル等の間仕切として
も利用することができる。さらには、衝立、防虫用の網
戸などとして利用することも可能である。なお、スライ
ドバー(5)のスライド移動は、取っ手(10)による
人手の他に、従来のような操作コードや、適宜な駆動手
段を組み込んで電動駆動させる電動方式などの任意のも
のとすることができる。
【0027】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行うことが
でき、かつカーテン、ブラインド、間仕切等の広範囲に
わたっての利用を可能としたプリーツ状スクリーン装置
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワイヤー・テンション・システムに
よるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示した一部
切欠正面図である。
【図2】図1の例の平面図である。
【図3】図1に例示した収納部の配置構成についての別
の例を示した平面図である。
【図4】この発明のプリーツ状スクリーン装置の別の例
を示した一部切欠正面図である。
【図5】図4に例示した中間ワイヤー部材を配設する場
合の別の例を示した構成図である。
【図6】この発明のまた別の例を示した一部切欠平面図
である。
【図7】この発明のさらにまた別の例をその構成につい
て示した平面図である。
【図8】図7に例示した両開き式のプリーツ状スクリー
ン装置のワイヤー部材等の構成を示した構成図である。
【図9】垂直開閉方式のこの発明のワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置を例示し
た正面図である。
【図10】垂直開閉方式のプリーツ状スクリーン装置の
別の例を示した正面図である。
【図11】従来のプリーツスクリーン装置を例示した正
面図である。
【図12】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【図13】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 枠部 5,5a,5b スライドバー 6a,6b,7a,7b グライドピース 8 支持部 9 収納部 10 取っ手 11 戸車 12 プリーツ部 13,13a,13b プリーツ状スクリーン部材 14 支持部材 15,16 ワイヤー部材 17 固定金具 18 固定金具 19 シーリングパネル 20 開口部 21,23,24 中間ワイヤー部材 22 ミッドウェイグライド 25 プーリー 26,27 プリーツ状スクリーン装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ワイヤー・テンション・システム
によるプリーツ状スクリーン装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、スムーズな
開閉操作を簡便かつ容易に行うことができ、しかもカー
テン、ブラインド、間仕切、網戸等の広範囲にわたって
の利用を可能とした新しいワイヤー・テンション・シス
テムによるプリーツ状スクリーン装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅、オフィスビル等の窓部
や間仕切部などにおいては、種々の構成と構造を有する
カーテン、ブラインド、可動間仕切、衝立等が用いられ
てきており、たとえば図18に示したようなプリーツス
クリーン装置が知られている。たとえばこの図18に示
したようなプリーツスクリーン装置においては、ヘッド
ボックス(ア)とボトムレール(イ)の間に、複数のプ
リーツ部(ウ)を有するスクリーン部材(エ)を折り畳
みおよび展開自在に配設している。スクリーン部材
(エ)には、垂直方向に貫通する昇降コード(オ)を左
右両端部と中央部に設けており、これらの昇降コード
(オ)は、ボトムレール(イ)にその一端部を固定して
いる。スクリーン部材(エ)は、昇降コード(オ)の昇
降により、折り畳まれ、あるいは展開されて、開閉す
る。昇降コード(オ)の昇降は、操作コード(カ)を介
して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図18に示した従来のプリーツスクリーン装置に
おいては、スクリーン部材(エ)を昇降コード(オ)で
昇降自在に吊り下げているだけのため、その開閉に際し
て、スクリーン部材(エ)が傾いたり、平行移動が不可
能となったり、あるいはまた、昇降コード(オ)のたわ
みが発生するなどの種々の問題があった。
【0004】これに対し、たとえば図19および図20
に示したようなプリーツスクリーン装置がこれまでに提
案されてもいる。図19に例示したプリーツスクリーン
装置の場合には、昇降コード(オ)をスクリーン部材
(エ)に貫通させず、上下の枠部(キ)(ク)の間に垂
直に設けた2本の棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に
貫通させている。この棒材(ケ)をガイドとして、昇降
コード(オ)とともにスクリーン部材(エ)を昇降させ
ることができるようにしている。
【0005】また、図20に例示したプリーツスクリー
ン装置の場合には、水平方向に開閉自在とするように、
左右一対の枠部(コ)(サ)に2本の棒材(ケ)を配設
し、この棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に貫通させ
ている。また、この場合には、図18に示した操作コー
ド(カ)を省略し、スクリーン部材(エ)の一端部に固
定した取っ手(シ)を有するスライドバー(ス)により
開閉することができるようにしている。このような構成
とすることにより、スライドバー(ス)によるスクリー
ン部材(エ)の開閉の際に、棒材(ケ)をガイドとして
安定なスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られる。
【0006】しかしながら、これらの図19および図2
0に例示したプリーツスクリーン装置については、比較
的スムーズなスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られ
るものの、窓枠開口部、間仕切開口部等に設けた場合に
は、かえって棒材(ケ)がたとえば窓の開閉操作や利用
者の出入りなどの邪魔になるという欠点がある。しかも
スクリーン部材(エ)を開けた時に、棒材(ケ)が開口
部(セ)から露出することとなり、外観を損ねるという
問題もある。
【0007】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来のプリーツスクリーン装置の欠
点を解消し、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行う
ことができ、しかもカーテン、ブラインド、間仕切、網
戸等の広範囲にわたっての利用を可能とした新しいワイ
ヤー・テンション・システムによるプリーツ状スクリー
ン装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、対向する一対の枠部を上下およ
び左右に各々設けた枠体と、複数の方向転換手段を内蔵
し、かつ開閉方向にスライド移動自在なスライドバー
と、スライドバーとこれに対向する1つの枠部の間に支
持された、複数のプリーツ部を有する折り畳みおよび展
開自在なプリーツ状スクリーン部材と、このプリーツ状
スクリーン部材をその開閉方向に支持し、スライドバー
の内部において内蔵された方向転換手段により折り返さ
れ、交差し、かつ開閉方向の一対の枠部内に1本ずつ挿
通するように、対向する一対の枠部間に張設された2本
のワイヤー部材とからなることを特徴とするワイヤー・
テンション・システムによるプリーツ状スクリーン装置
を提供する。
【0009】またこの発明は、開閉方向にスライド移動
自在な2本のスライドバーとその各々に対向する1つの
枠部の間に、複数のプリーツ部を有する一対のプリーツ
状スクリーン部材を折り畳みおよび展開自在に配設し、
かつこれらのプリーツ状スクリーン部材の各々または両
方を上記した2本のワイヤー部材により支持してなるこ
とを特徴とするワイヤー・テンション・システムによる
両開き式のプリーツ状スクリーン装置を提供するもので
もある。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
のワイヤー・テンション・システムによるプリーツ状ス
クリーン装置についてさらに詳しく説明する。図1およ
び図2は、各々、この発明のワイヤー・テンション・シ
ステムによるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示
した一部切欠正面図および平面図である。
【0011】これらの例は、水平方向に開閉自在とした
プリーツ状スクリーン装置を示したものである。 この
プリーツ状スクリーン装置においては、上下および左右
に、各々、一対ずつ設けた枠部(1)(2)と枠部
(3)(4)により枠体を構成している。この枠体の上
下の枠部(1)(2)の間には、スライドバー(5)を
水平方向にスライド移動自在に配設している。この場
合、枠部(1)(2)は、スライドバー(5)のスライ
ドガイドとして使用することができる。また、スライド
バー(5)は、必ずしも枠部(1)(2)に対して垂直
にスライド移動自在とする必要はなく、枠部(1)
(2)に対して傾斜してスライド移動自在としてもよ
い。設置する部位の形状等に応じて適宜な角度とするこ
とができる。
【0012】スライドバー(5)の内部には、後述する
ワイヤー部材の方向を転換するためのグライドピース
(6a)(6b)(7a)(7b)を上下に一対ずつ設
けている。また、図2に例示したように、スライドバー
(5)には、後述するプリーツ状スクリーン部材を支
持、収納するための支持部(8)および収納部(9)を
設けるとともに、人手によりスライド移動させるための
取っ手(10)を配してもいる。さらに、図1に例示し
たように、スライドバー(5)の下端部には、戸車(1
1)を回転自在に配設している。この戸車(11)によ
りスライドバー(5)のスライド移動を円滑に行うこと
が可能となる。
【0013】スライドバー(5)と左側の枠部(3)の
間には、複数のプリーツ部(12)を有する折り畳みお
よび展開自在としたプリーツ状スクリーン部材(13)
を配設している。このプリーツ状スクリーン部材(1
3)の左右両端部には、図2に示したような支持部材
(14)を取り付けており、この支持部材(14)を介
してプリーツ状スクリーン部材(13)が、枠部(3)
およびスライドバー(5)の支持部(8)にしっかりと
支持されるようにしている。プリーツ状スクリーン部材
(13)の材質については特に制限はなく、プリーツ部
(12)を形成することのできる織布、シート、フィル
ム、ネット等の適宜なものとすることができる。なお、
プリーツ部(12)の構成も任意とすることができる。
【0014】図1に例示したように、プリーツ状スクリ
ーン部材(13)には、これを支持するワイヤー部材と
しての上下一対のひも(15)(16)が、プリーツ状
スクリーン部材(13)の開閉方向、すなわち水平方向
に張設されている。これらのひも(15)(16)は、
プリーツ状スクリーン部材(13)のプリーツ部(1
2)に設けたたとえば小孔等を介して貫通させたり、あ
るいはプリーツ状スクリーン部材(13)の表面または
裏面等に適宜な部材を用いて取り付けるなどして配設す
ることができる。たとえば図3および図4に示したよう
に、プリーツ状スクリーン部材が山部(101)と谷部
(102)を形成した可撓性を有する2つのシート材
(103)(104)から構成される場合には、これら
のシート材(103)(104)の各々の裏面部の谷部
(102)にリング部材(105)を取り付け、このリ
ング部材(105)にひも(106)(107)を挿通
させることができる。また、図5の例のように、リング
部材を用いずにシート材(103)(104)に直接ひ
も(106)(107)を貫通させるようにしてもよ
い。さらに図6および図7に例示したハニカム型のプリ
ーツ状スクリーン部材の場合には、シート材(103)
(104)を内部で連結した連結片(108)にひも
(106)を貫通させることが可能である。プリーツ状
スクリーン部材のプリーツ部の構成等に応じて適宜な方
式を採用することができる。
【0015】ひも(15)(16)の左端部は、図2に
例示したような固定金具(17)により枠部(3)に固
定されている。上側のひも(15)は、プリーツ状スク
リーン部材(13)を水平方向に支持した後に、上記し
たスライドバー(5)に内蔵されたグライドピース(7
a)により折り返され、かつスライドバー(5)下端部
に設けた別のグライドピース(6b)に掛け渡され、再
び折り返されて、下側のガイド用枠部(2)内を挿通す
る。そして、右側の枠部(4)に固定されている。一
方、下側のひも(16)は、プリーツ状スクリーン部材
(13)を水平方向に支持し、スライドバー(5)に内
蔵されたグライドピース(7b)(6a)により折り返
され、ひも(15)と交差して上側の枠部(1)内部を
挿通する。そして、枠部(4)の内部において固定金具
(18)により固定されている。これらのひも(15)
(16)の材質については、ワイヤー部材として使用可
能な限りにおいて格別の限定はなく、金属、合金、硬質
樹脂等の適宜なものとすることができる。また、枠部
(3)(4)への固定方法についても、図1および図2
に例示した固定金具(17)(18)に限定されること
はない。所定の張力を与えることができ、ひも(15)
(16)を張った状態で支持固定することのできるもの
であればよい。必要な場合には、コイルバネ等の張力調
整部材を取り付けることが可能である。また、図3〜図
5に例示したように、プリーツ状スクリーン部材(1
3)の構成によっては、1本のワイヤー部材を2本のひ
も(106)(107)等の複数の部材で代替させるこ
ともできる。この場合、複数の部材は、1本のワイヤー
部材と同一の機能を果たす。
【0016】また図1の例においては、上側の枠部
(1)の内部に、密閉性を向上させるためのシーリング
パネル(19)をその自重によりプリーツ状スクリーン
部材(13)の上端部に当接させて配設している。たと
えば以上の構成を有するこの発明のワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置において
は、スライドバー(5)に内蔵されたグライドピース
(6a)(6b)(7a)(7b)によって、ひも(1
5)(16)、すなわちワイヤー部材を方向転換させ、
交差させることができ、左右の枠部(3)(4)の間に
所定の張力で張設することができる。また、ひも(1
5)(16)は、グライドピース(6a)(6b)(7
a)(7b)上を滑らかに滑ることができるため、スラ
イドバー(5)が水平方向に容易に移動することがで
き、このスライドバー(5)の移動により、ひも(1
5)(16)のプリーツ状スクリーン部材(13)側お
よび開口部(20)側の水平長さが自在に変更される。
ひも(15)(16)のプリーツ状スクリーン部材(1
3)側の水平長さの変更によって、プリーツ状スクリー
ン部材(13)をガイドしつつ、その折り畳みあるいは
展開が可能となる。すなわち、スライドバー(5)を枠
部(4)側にスライド移動させると、ひも(15)(1
6)のプリーツ状スクリーン部材(13)側の水平長さ
が長くなり、折り畳まれていたプリーツ部(12)が引
き伸ばされて、展開する。これによって、プリーツ状ス
クリーン部材(13)を閉めることができ、開口部(2
0)を遮閉することができる。一方、スライドバー
(5)を枠部(3)側にスライド移動させると、今度
は、ひも(15)(16)のプリーツ状スクリーン部材
(13)側の水平長さが短くなり、プリーツ部(12)
が押し縮められ、折り畳まれる。このようにして、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)を開けることができ、開
口部(20)を形成することができる。折り畳まれたプ
リーツ状スクリーン部材(13)は、図2に例示したよ
うなスライドバー(5)に設けた収納部(9)に収納さ
れる。なお、収納部(9)は、たとえば図8に示したよ
うに、プリーツ状スクリーン部材(13)を支持する枠
部(3)に設けることも可能である。
【0017】プリーツ状スクリーン部材(13)は、上
記したように、上下2本のワイヤー部材、たとえばひも
(15)(16)によりガイドされるため、その開閉操
作中に上下に傾くことはない。スムーズに折り畳まれ、
あるいは展開されて開閉する。また、スライドバー
(5)の操作荷重が均一化されるため、スライドバー
(5)を自在にスライド移動させることができ、スライ
ドバー(5)のどこで操作してもプリーツ状スクリーン
部材(13)を安定に開閉することができる。開閉操作
は簡便かつ容易となり、しかも任意の位置での停止も確
実かつ容易に行うことが可能となる。さらに、ひも(1
5)(16)により、プリーツ状スクリーン部材(1
3)の強度が向上する。風などによりプリーツ状スクリ
ーン部材(13)が揺動するのも防止される。このた
め、プリーツ状スクリーン部材(13)の設計と製造が
簡便かつ容易となる。そして、開口部(20)側のひも
(15)(16)は、各々、上下の枠部(1)(2)の
内部に挿通するため、プリーツ状スクリーン部材(1
3)を開けた時に、ひも(15)(16)が開口部(2
0)に露出することはない。このため、外観を良好なも
のとすることができ、たとえば窓枠開口部、間仕切開口
部等に配設した場合に、窓の開閉操作や利用者の出入り
などの邪魔にならない。
【0018】図9は、図1に例示したグライドピースの
別の例を示した要部断面図である。この図9の例におい
ては、図1に例示したスライドバー(5)内部の上下両
端部に配設される上側のグライドピース(6a)(7
a)と下側のグライドピース(6b)(7b)をそれぞ
れ一組のユニットとして一体化している。グライドピー
スユニット(109)には、略半円状としたグライドピ
ース(6a)(7a)を上下に段差をつけて設けてい
る。また、プリーツ状スクリーン部材(13)側からス
ライドバー(5)内に挿入されるひも(15)を折り曲
げるグライドピース(7a)内部には、貫通溝(11
0)をユニット(109)の長さ方向に形成してもい
る。このようなグライドピースユニット(109)を用
いることによって、ひも(16)をスライドバー(5)
内においてグライドピース(7a)内部の貫通溝(11
0)に挿通させた後に、もう一方のグライドピース(6
a)に掛け渡し、折り返すことができる。スライドバー
(5)のコンパクト化などが図れる。
【0019】図10は、この発明のワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置の別の例
を示した一部切欠正面図である。この例においては、プ
リーツ状スクリーン部材(13)をその上下部において
水平方向に支持するひも(15)(16)の他に、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)の中央部で支持する別の
ひも(21)を中間ワイヤー部材として配設している。
また、スライドバー(5)の内部には、この中間ひも
(21)を折り返すためのミッドウェイグライド(2
2)を設けてもいる。
【0020】中間ひも(21)の一端部は、プリーツ状
スクリーン部材(13)固定用の枠部(3)に、たとえ
ば図2に示したような固定金具(17)等により固定さ
れている。また、この中間ひも(21)は、スライドバ
ー(5)に内蔵されたミッドウェイグライド(22)に
より上方へと折り返され、方向を変えている。そして、
スライドバー(5)内のグライドピース(6a)に掛け
渡され、このグライドピース(6a)により再び折り返
されて、上側の枠部(1)内に挿通し、ひも(16)と
ともに、固定金具(18)を介して枠部(4)に固定さ
れている。
【0021】中間ひも(21)は、たとえばプリーツ状
スクリーン部材(13)の展開時に発生しやすい風圧に
よるたわみを防止し、面全体の強度を補強するものであ
る。また、プリーツ状スクリーン部材(13)が、温度
等の影響により変形するのを矯正する作用も果たす。な
おこの例においては、中間ひも(21)をスライドバー
(5)内部において上方に折り返しているが、特にこれ
に限定されることはなく、下方へ折り返すことも可能で
ある。また、その数についても格別の限定はなく、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)の強度、大きさ等に応じ
て適宜な数とすることができる。たとえば図11に例示
したように、ワイヤー部材としてのひも(15)(1
6)と図10に例示した中間ひも(21)との間に、さ
らに1本ずつのひも(23)(24)を設けることが可
能である。この場合には、スライドバー(5)の内部
の、中間ひも(23)(24)に対応する位置に、図4
に例示したミッドウェイグライド(22)と同様のもの
を配設することができる。この発明のワイヤー・テンシ
ョン・システムによるプリーツ状スクリーン装置は、設
置部位に応じて、あるいはそれと独立的に適宜な高さと
大きさのものとすることができる。装置設計と製造が簡
便かつ容易となる。
【0022】図12は、この発明のまた別の例を示した
一部切欠平面図である。この例においては、ひも(1
5)(16)および中間ひも(21)をスライドバー
(5)内部において折り返し、交差させて、左右の枠部
(3)(4)の間に張設するための方向転換手段とし
て、プーリー(25)を採用し、回転自在に配設してい
る。このプーリー(25)により、ひも(15)(1
6)および中間ひも(21)を所定の張力で枠部(3)
(4)間に張ることができる。 図13は、この発明の
さらにまた別の例をその構成について示した平面図であ
る。
【0023】この例は、左右一対の枠部(3)(4)の
間に、上記したようなプリーツ状スクリーン装置を左右
対称に2つ配設した両開き式の装置を示している。すな
わち、左側のプリーツ状スクリーン装置(26)の場合
には、枠部(3)とスライドバー(5a)の間にプリー
ツ状スクリーン部材(13a)を折り畳みおよび展開自
在に設けている。同様に、右側のプリーツ状スクリーン
装置(27)には、枠部(4)とスライドバー(5b)
の間にプリーツ状スクリーン部材(13b)を折り畳み
および展開自在に設けている。
【0024】図14は、図13に例示した両開き式のプ
リーツ状スクリーン装置のワイヤー部材構成の一例を示
した構成図である。一端部を枠部(3)に固定され、か
つ、プリーツ状スクリーン装置(26)のプリーツ状ス
クリーン部材(13a)の上部を水平方向に支持するワ
イヤー部材(15a)は、スライドバー(5a)の内部
において方向転換され、開口部(20)の下方に設けた
枠部(図示せず)内を挿通している。この枠部は図1に
例示した枠部(2)と同様のものである。そして、枠部
(3)に対向する枠部(4)に固定されている。
【0025】同様に、プリーツ状スクリーン部材(13
a)の下部を水平方向に支持するワイヤー部材(16
a)は、スライドバー(5a)内で方向転換され、ワイ
ヤー部材(15a)と交差し、開口部(20)およびも
う一方のプリーツ状スクリーン装置(27)の上部に設
けた図示していない枠部(図1の枠部(1)に相当)を
挿通して枠部(4)に固定されている。
【0026】プリーツ状スクリーン装置(27)におい
ても、上記のスクリーン装置(26)と同様に、ワイヤ
ー部材(15b)(16b)は、プリーツ状スクリーン
部材(13b)を水平方向に支持するとともにスライド
バー(5b)内で方向転換されて交差し、枠部(3)
(4)間に一定のテンションで張設されている。図15
は、ワイヤー部材構成の別の例を示した構成図である。
【0027】この図15の例においては、一端部を枠部
(3)に固定され、かつ、プリーツ状スクリーン装置
(26)のプリーツ状スクリーン部材(13a)の上部
を水平方向に支持するワイヤー部材(15c)は、スラ
イドバー(5a)の内部において方向転換され、開口部
(20)の下方に設けた枠部(図示せず)内部を挿通し
ている。そして、もう一方のプリーツ状スクリーン装置
(27)のスライドバー(5b)の内部において、再び
方向転換され、プリーツ状スクリーン部材(13b)の
上部を水平方向に支持し、枠部(4)に固定されてい
る。これとは反対に、枠部(3)に一端部を固定され
た、プリーツ状スクリーン装置(26)のプリーツ状ス
クリーン部材(13a)の下部を支持するワイヤー部材
(16c)は、スライドバー(5a)の内部において方
向転換され、ワイヤー部材(15c)と交差し、開口部
(20)の上方に設けた枠部内を挿通している。そし
て、プリーツ状スクリーン装置(27)のスライドバー
(5b)の内部において、再び方向転換され、プリーツ
状スクリーン部材(13b)の下部を支持し、枠部
(4)に固定されている。
【0028】このようなワイヤー部材構成とすることに
より、枠部(3)(4)の間に張るワイヤー部材の数を
減少させることができ、構造が容易となり、低コストな
ものとなる。なお、この図15の例の場合には、スライ
ドバー(5a)(5b)の静止および移動時の状態を安
定に保持するために、たとえば開閉方向に設けた枠部
(図1の枠部(1)または(2)に相当)内において、
上下のワイヤー部材(15c)(16c)のいずれか一
方を支持することが好ましい。
【0029】以上の両開き式のプリーツ状スクリーン装
置の場合にも、図10〜図12に例示した中間ワイヤー
部材をワイヤー部材(15a)(16a)(15b)
(15b)(15c)(16c)の間に適宜に配設し、
スライドバー(5a)(5b)内で方向転換させること
ができる。さらにこの発明においては、図1、図10お
よび図12に例示した装置と同様の構成と構造により垂
直方向に開閉自在なプリーツ状スクリーン装置とするこ
とも可能である。これについて例示したものが図16お
よび図17である。
【0030】これらの図16および図17に例示したよ
うに、この発明においては、プリーツ状スクリーン部材
(13)を上方から引き下げ、あるいはまた下方から引
き上げ、展開させて、開口部(20)を遮閉することが
できる。なお、この場合、戸車(11)およびシーリン
グプレート(13)が必ずしも必要でない時には省略す
ることもできる。
【0031】以上に例示したこの発明のプリーツ状スク
リーン装置は、一般の窓用のカーテンやブラインドの
他、天窓等の傾斜窓や車両用窓のカーテンやブラインド
として、あるいは住宅、オフィスビル等の間仕切として
利用することもできる。さらには、衝立、防虫用の網戸
などとして利用することも可能である。なお、スライド
バーのスライド移動は、図2に例示した取っ手(10)
による人手の他に、従来のような操作コードや、適宜な
駆動手段を組み込んで電動駆動させる電動方式などの任
意のものとすることができる。
【0032】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行うことが
でき、しかもカーテン、ブラインド、間仕切等の広範囲
にわたっての利用を可能としたワイヤー・テンション・
システムによるプリーツ状スクリーン装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワイヤー・テンション・システムに
よるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示した一部
切欠正面図である。
【図2】図1の例の平面図である。
【図3】プリーツ状スクリーン部材の別の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図4】プリーツ状スクリーン部材のまた別の例とワイ
ヤー部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図5】プリーツ状スクリーン部材のさらにまた別の例
とワイヤー部材による支持方式を例示した要部断面図で
ある。
【図6】プリーツ状スクリーン部材の他の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図7】プリーツ状スクリーン部材の他の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図8】図1に例示した収納部の配置構成についての別
の例を示した平面図である。
【図9】方向転換手段の別の例を示した要部断面図であ
る。
【図10】この発明のプリーツ状スクリーン装置の別の
例を示した一部切欠正面図である。
【図11】図10に例示した中間ワイヤー部材を配設す
る場合の別の例を示した構成図である。
【図12】この発明のまた別の例を示した一部切欠平面
図である。
【図13】この発明のさらにまた別の例をその構成につ
いて示した平面図である。
【図14】図13に例示した両開き式のプリーツ状スク
リーン装置におけるワイヤー部材構成の一例を示した構
成図である。
【図15】ワイヤー部材構成の別の例を示した構成図で
ある。
【図16】この発明のワイヤー・テンション・システム
による垂直開閉方式のプリーツ状スクリーン装置を例示
した正面図である。
【図17】垂直開閉方式のプリーツ状スクリーン装置の
別の例を示した正面図である。
【図18】従来のプリーツスクリーン装置を例示した正
面図である。
【図19】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【図20】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【符号の説明】 1,2,3,4 枠部 5,5a,5b スライドバー 6a,6b,7a,7b グライドピース 8 支持部 9 収納部 10 取っ手 11 戸車 12 プリーツ部 13,13a,13b プリーツ状スクリーン部材 14 支持部材 15,16 ひも 15a,15b,15c,16a,16b,16c
ワイヤー部材 17 固定金具 18 固定金具 19 シーリングパネル 20 開口部 21,23,24 中間ひも 22 ミッドウェイグライド 25 プーリー 26,27 プリーツ状スクリーン装置 101 山部 102 谷部 103,104 シート材 105 リング部材 106,107 ひも 108 連結片 109 グライドピースユニット 110 貫通溝 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】追加
【補正内容】
【図14】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】追加
【補正内容】
【図15】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】追加
【補正内容】
【図18】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】追加
【補正内容】
【図19】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】追加
【補正内容】
【図20】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ワイヤー・テンション・システム
によるプリーツ状スクリーン装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、スムーズな
開閉操作を簡便かつ容易に行うことができ、しかもカー
テン、ブラインド、間仕切、網戸等の広範囲にわたって
の利用を可能とした新しいワイヤー・テンション・シス
テムによるプリーツ状スクリーン装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅、オフィスビル等の窓部
や間仕切部などにおいては、種々の構成と構造を有する
カーテン、ブラインド、可動間仕切、衝立等が用いられ
てきており、たとえば図19に示したようなプリーツス
クリーン装置が知られている。たとえばこの図19に示
したようなプリーツスクリーン装置においては、ヘッド
ボックス(ア)とボトムレール(イ)の間に、複数のプ
リーツ部(ウ)を有するスクリーン部材(エ)を折り畳
みおよび展開自在に配設している。スクリーン部材
(エ)には、垂直方向に貫通する昇降コード(オ)を左
右両端部と中央部に設けており、これらの昇降コード
(オ)は、ボトムレール(イ)にその一端部を固定して
いる。スクリーン部材(エ)は、昇降コード(オ)の昇
降により、折り畳まれ、あるいは展開されて、開閉す
る。昇降コード(オ)の昇降は、操作コード(カ)を介
して行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図19に示した従来のプリーツスクリーン装置に
おいては、スクリーン部材(エ)を昇降コード(オ)で
昇降自在に吊り下げているだけのため、その開閉に際し
て、スクリーン部材(エ)が傾いたり、平行移動が不可
能となったり、あるいはまた、昇降コード(オ)のたわ
みが発生するなどの種々の問題があった。
【0004】これに対し、たとえば図20および図21
に示したようなプリーツスクリーン装置がこれまでに提
案されてもいる。図20に例示したプリーツスクリーン
装置の場合には、昇降コード(オ)をスクリーン部材
(エ)に貫通させず、上下の枠部(キ)(ク)の間に垂
直に設けた2本の棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に
貫通させている。この棒材(ケ)をガイドとして、昇降
コード(オ)とともにスクリーン部材(エ)を昇降させ
ることができるようにしている。
【0005】また、図21に例示したプリーツスクリー
ン装置の場合には、水平方向に開閉自在とするように、
左右一対の枠部(コ)(サ)に2本の棒材(ケ)を配設
し、この棒材(ケ)をスクリーン部材(エ)に貫通させ
ている。また、この場合には、図19に示した操作コー
ド(カ)を省略し、スクリーン部材(エ)の一端部に固
定した取っ手(シ)を有するスライドバー(ス)により
開閉することができるようにしている。このような構成
とすることにより、スライドバー(ス)によるスクリー
ン部材(エ)の開閉の際に、棒材(ケ)をガイドとして
安定なスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られる。
【0006】しかしながら、これらの図20および図2
1に例示したプリーツスクリーン装置については、比較
的スムーズなスクリーン部材(エ)の開閉操作が得られ
るものの、窓枠開口部、間仕切開口部等に設けた場合に
は、かえって棒材(ケ)がたとえば窓の開閉操作や利用
者の出入りなどの邪魔になるという欠点がある。しかも
スクリーン部材(エ)を開けた時に、棒材(ケ)が開口
部(セ)から露出することとなり、外観を損ねるという
問題もある。
【0007】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来のプリーツスクリーン装置の欠
点を解消し、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行う
ことができ、しかもカーテン、ブラインド、間仕切、網
戸等の広範囲にわたっての利用を可能とした新しいワイ
ヤー・テンション・システムによるプリーツ状スクリー
ン装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、対向する一対の枠部を上下およ
び左右に各々設けた枠体と、複数の方向転換手段を内蔵
し、かつ開閉方向にスライド移動自在なスライドバー
と、スライドバーとこれに対向する1つの枠部の間に支
持された、複数のプリーツ部を有する折り畳みおよび展
開自在なプリーツ状スクリーン部材と、このプリーツ状
スクリーン部材をその開閉方向に支持し、スライドバー
の内部において内蔵された方向転換手段により折り返さ
れ、交差し、かつ開閉方向の一対の枠部内に1本ずつ挿
通するように、対向する一対の枠部間に張設された2本
のワイヤー部材とからなることを特徴とするワイヤー・
テンション・システムによるプリーツ状スクリーン装置
を提供する。
【0009】またこの発明は、開閉方向にスライド移動
自在な2本のスライドバーとその各々に対向する1つの
枠部の間に、複数のプリーツ部を有する一対のプリーツ
状スクリーン部材を折り畳みおよび展開自在に配設し、
かつこれらのプリーツ状スクリーン部材の各々または両
方を上記した2本のワイヤー部材により支持してなるこ
とを特徴とするワイヤー・テンション・システムによる
両開き式のプリーツ状スクリーン装置を提供するもので
もある。
【0010】さらにまたこの発明は、スライドバーを偶
数本設けるとともに、開閉方向と交差する方向の枠部と
これに対向するスライドバーの間およびその他のスライ
ドバー間に、複数のプリーツ部を有するプリーツ状スク
リーン部材を折り畳みおよび展開自在に配設し、少なく
とも1本のスライドバーの内部において内蔵された方向
転換手段により折り返され、交差し、かつ開閉方向の一
対の枠部内に1本ずつ挿通する偶数本のワイヤー部材に
より上記プリーツ状スクリーン部材をその開閉方向に支
持してなることを特徴とする両開き式のプリーツ状スク
リーン装置をも提供する。
【0011】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
のワイヤー・テンション・システムによるプリーツ状ス
クリーン装置についてさらに詳しく説明する。図1およ
び図2は、各々、この発明のワイヤー・テンション・シ
ステムによるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示
した一部切欠正面図および平面図である。
【0012】これらの例は、水平方向に開閉自在とした
プリーツ状スクリーン装置を示したものである。 この
プリーツ状スクリーン装置においては、上下および左右
に、各々、一対ずつ設けた枠部(1)(2)と枠部
(3)(4)により枠体を構成している。この枠体の上
下の枠部(1)(2)の間には、スライドバー(5)を
水平方向にスライド移動自在に配設している。この場
合、枠部(1)(2)は、スライドバー(5)のスライ
ドガイドとして使用することができる。また、スライド
バー(5)は、必ずしも枠部(1)(2)に対して垂直
にスライド移動自在とする必要はなく、枠部(1)
(2)に対して傾斜してスライド移動自在としてもよ
い。設置する部位の形状等に応じて適宜な角度とするこ
とができる。
【0013】スライドバー(5)の内部には、後述する
ワイヤー部材の方向を転換するためのグライドピース
(6a)(6b)(7a)(7b)を上下に一対ずつ設
けている。また、図2に例示したように、スライドバー
(5)には、後述するプリーツ状スクリーン部材を支
持、収納するための支持部(8)および収納部(9)を
設けるとともに、人手によりスライド移動させるための
取っ手(10)を配してもいる。さらに、図1に例示し
たように、スライドバー(5)の下端部には、戸車(1
1)を回転自在に配設している。この戸車(11)によ
りスライドバー(5)のスライド移動を円滑に行うこと
が可能となる。
【0014】スライドバー(5)と左側の枠部(3)の
間には、複数のプリーツ部(12)を有する折り畳みお
よび展開自在としたプリーツ状スクリーン部材(13)
を配設している。このプリーツ状スクリーン部材(1
3)の左右両端部には、図2に示したような支持部材
(14)を取り付けており、この支持部材(14)を介
してプリーツ状スクリーン部材(13)が、枠部(3)
およびスライドバー(5)の支持部(8)にしっかりと
支持されるようにしている。プリーツ状スクリーン部材
(13)の材質については特に制限はなく、プリーツ部
(12)を形成することのできる織布、シート、フィル
ム、ネット等の適宜なものとすることができる。なお、
プリーツ部(12)の構成も任意とすることができる。
【0015】図1に例示したように、プリーツ状スクリ
ーン部材(13)には、これを支持するワイヤー部材と
しての上下一対のひも(15)(16)が、プリーツ状
スクリーン部材(13)の開閉方向、すなわち水平方向
に張設されている。これらのひも(15)(16)は、
プリーツ状スクリーン部材(13)のプリーツ部(1
2)に設けたたとえば小孔等を介して貫通させたり、あ
るいはプリーツ状スクリーン部材(13)の表面または
裏面等に適宜な部材を用いて取り付けるなどして配設す
ることができる。たとえば図3および図4に示したよう
に、プリーツ状スクリーン部材が山部(101)と谷部
(102)を形成した可撓性を有する2つのシート材
(103)(104)から構成される場合には、これら
のシート材(103)(104)の各々の裏面部の谷部
(102)にリング部材(105)を取り付け、このリ
ング部材(105)にひも(106)(107)を挿通
させることができる。また、図5の例のように、リング
部材を用いずにシート材(103)(104)に直接ひ
も(106)(107)を貫通させるようにしてもよ
い。さらに図6および図7に例示したハニカム型のプリ
ーツ状スクリーン部材の場合には、シート材(103)
(104)を内部で連結した連結片(108)にひも
(106)を貫通させることが可能である。プリーツ状
スクリーン部材のプリーツ部の構成等に応じて適宜な方
式を採用することができる。
【0016】ひも(15)(16)の左端部は、図2に
例示したような固定金具(17)により枠部(3)に固
定されている。上側のひも(15)は、プリーツ状スク
リーン部材(13)を水平方向に支持した後に、上記し
たスライドバー(5)に内蔵されたグライドピース(7
a)により折り返され、かつスライドバー(5)下端部
に設けた別のグライドピース(6b)に掛け渡され、再
び折り返されて、下側のガイド用枠部(2)内を挿通す
る。そして、右側の枠部(4)に固定されている。一
方、下側のひも(16)は、プリーツ状スクリーン部材
(13)を水平方向に支持し、スライドバー(5)に内
蔵されたグライドピース(7b)(6a)により折り返
され、ひも(15)と交差して上側の枠部(1)内部を
挿通する。そして、枠部(4)の内部において固定金具
(18)により固定されている。これらのひも(15)
(16)の材質については、ワイヤー部材として使用可
能な限りにおいて格別の限定はなく、金属、合金、硬質
樹脂等の適宜なものとすることができる。また、枠部
(3)(4)への固定方法についても、図1および図2
に例示した固定金具(17)(18)に限定されること
はない。所定の張力を与えることができ、ひも(15)
(16)を張った状態で支持固定することのできるもの
であればよい。必要な場合には、コイルバネ等の張力調
整部材を取り付けることが可能である。また、図3〜図
5に例示したように、プリーツ状スクリーン部材(1
3)の構成によっては、1本のワイヤー部材を2本のひ
も(106)(107)等の複数の部材で代替させるこ
ともできる。この場合、複数の部材は、1本のワイヤー
部材と同一の機能を果たす。
【0017】また図1の例においては、上側の枠部
(1)の内部に、密閉性を向上させるためのシーリング
パネル(19)をその自重によりプリーツ状スクリーン
部材(13)の上端部に当接させて配設している。たと
えば以上の構成を有するこの発明のワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置において
は、スライドバー(5)に内蔵されたグライドピース
(6a)(6b)(7a)(7b)によって、ひも(1
5)(16)、すなわちワイヤー部材を方向転換させ、
交差させることができ、左右の枠部(3)(4)の間に
所定の張力で張設することができる。また、ひも(1
5)(16)は、グライドピース(6a)(6b)(7
a)(7b)上を滑らかに滑ることができるため、スラ
イドバー(5)が水平方向に容易に移動することがで
き、このスライドバー(5)の移動により、ひも(1
5)(16)のプリーツ状スクリーン部材(13)側お
よび開口部(20)側の水平長さが自在に変更される。
ひも(15)(16)のプリーツ状スクリーン部材(1
3)側の水平長さの変更によって、プリーツ状スクリー
ン部材(13)をガイドしつつ、その折り畳みあるいは
展開が可能となる。すなわち、スライドバー(5)を枠
部(4)側にスライド移動させると、ひも(15)(1
6)のプリーツ状スクリーン部材(13)側の水平長さ
が長くなり、折り畳まれていたプリーツ部(12)が引
き伸ばされて、展開する。これによって、プリーツ状ス
クリーン部材(13)を閉めることができ、開口部(2
0)を遮閉することができる。一方、スライドバー
(5)を枠部(3)側にスライド移動させると、今度
は、ひも(15)(16)のプリーツ状スクリーン部材
(13)側の水平長さが短くなり、プリーツ部(12)
が押し縮められ、折り畳まれる。このようにして、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)を開けることができ、開
口部(20)を形成することができる。折り畳まれたプ
リーツ状スクリーン部材(13)は、図2に例示したよ
うなスライドバー(5)に設けた収納部(9)に収納さ
れる。なお、収納部(9)は、たとえば図8に示したよ
うに、プリーツ状スクリーン部材(13)を支持する枠
部(3)に設けることも可能である。
【0018】プリーツ状スクリーン部材(13)は、上
記したように、上下2本のワイヤー部材、たとえばひも
(15)(16)によりガイドされるため、その開閉操
作中に上下に傾くことはない。スムーズに折り畳まれ、
あるいは展開されて開閉する。また、スライドバー
(5)の操作荷重が均一化されるため、スライドバー
(5)を自在にスライド移動させることができ、スライ
ドバー(5)のどこで操作してもプリーツ状スクリーン
部材(13)を安定に開閉することができる。開閉操作
は簡便かつ容易となり、しかも任意の位置での停止も確
実かつ容易に行うことが可能となる。さらに、ひも(1
5)(16)により、プリーツ状スクリーン部材(1
3)の強度が向上する。風などによりプリーツ状スクリ
ーン部材(13)が揺動するのも防止される。このた
め、プリーツ状スクリーン部材(13)の設計と製造が
簡便かつ容易となる。そして、開口部(20)側のひも
(15)(16)は、各々、上下の枠部(1)(2)の
内部に挿通するため、プリーツ状スクリーン部材(1
3)を開けた時に、ひも(15)(16)が開口部(2
0)に露出することはない。このため、外観を良好なも
のとすることができ、たとえば窓枠開口部、間仕切開口
部等に配設した場合に、窓の開閉操作や利用者の出入り
などの邪魔にならない。
【0019】図9は、図1に例示したグライドピースの
別の例を示した要部断面図である。この図9の例におい
ては、図1に例示したスライドバー(5)内部の上下両
端部に配設される上側のグライドピース(6a)(7
a)と下側のグライドピース(6b)(7b)をそれぞ
れ一組のユニットとして一体化している。グライドピー
スユニット(109)には、略半円状としたグライドピ
ース(6a)(7a)を上下に段差をつけて設けてい
る。また、プリーツ状スクリーン部材(13)側からス
ライドバー(5)内に挿入されるひも(15)を折り曲
げるグライドピース(7a)内部には、貫通溝(11
0)をユニット(109)の長さ方向に形成してもい
る。このようなグライドピースユニット(109)を用
いることによって、ひも(16)をスライドバー(5)
内においてグライドピース(7a)内部の貫通溝(11
0)に挿通させた後に、もう一方のグライドピース(6
a)に掛け渡し、折り返すことができる。スライドバー
(5)のコンパクト化などが図れる。
【0020】図10は、この発明のワイヤー・テンショ
ン・システムによるプリーツ状スクリーン装置の別の例
を示した一部切欠正面図である。この例においては、プ
リーツ状スクリーン部材(13)をその上下部において
水平方向に支持するひも(15)(16)の他に、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)の中央部で支持する別の
ひも(21)を中間ワイヤー部材として配設している。
また、スライドバー(5)の内部には、この中間ひも
(21)を折り返すためのミッドウェイグライド(2
2)を設けてもいる。
【0021】中間ひも(21)の一端部は、プリーツ状
スクリーン部材(13)固定用の枠部(3)に、たとえ
ば図2に示したような固定金具(17)等により固定さ
れている。また、この中間ひも(21)は、スライドバ
ー(5)に内蔵されたミッドウェイグライド(22)に
より上方へと折り返され、方向を変えている。そして、
スライドバー(5)内のグライドピース(6a)に掛け
渡され、このグライドピース(6a)により再び折り返
されて、上側の枠部(1)内に挿通し、ひも(16)と
ともに、固定金具(18)を介して枠部(4)に固定さ
れている。
【0022】中間ひも(21)は、たとえばプリーツ状
スクリーン部材(13)の展開時に発生しやすい風圧に
よるたわみを防止し、面全体の強度を補強するものであ
る。また、プリーツ状スクリーン部材(13)が、温度
等の影響により変形するのを矯正する作用も果たす。な
おこの例においては、中間ひも(21)をスライドバー
(5)内部において上方に折り返しているが、特にこれ
に限定されることはなく、下方へ折り返すことも可能で
ある。また、その数についても格別の限定はなく、プリ
ーツ状スクリーン部材(13)の強度、大きさ等に応じ
て適宜な数とすることができる。たとえば図11に例示
したように、ワイヤー部材としてのひも(15)(1
6)と図10に例示した中間ひも(21)との間に、さ
らに1本ずつのひも(23)(24)を設けることが可
能である。この場合には、スライドバー(5)の内部
の、中間ひも(23)(24)に対応する位置に、図4
に例示したミッドウェイグライド(22)と同様のもの
を配設することができる。この発明のワイヤー・テンシ
ョン・システムによるプリーツ状スクリーン装置は、設
置部位に応じて、あるいはそれと独立的に適宜な高さと
大きさのものとすることができる。装置設計と製造が簡
便かつ容易となる。
【0023】図12は、この発明のまた別の例を示した
一部切欠平面図である。この例においては、ひも(1
5)(16)および中間ひも(21)をスライドバー
(5)内部において折り返し、交差させて、左右の枠部
(3)(4)の間に張設するための方向転換手段とし
て、プーリー(25)を採用し、回転自在に配設してい
る。このプーリー(25)により、ひも(15)(1
6)および中間ひも(21)を所定の張力で枠部(3)
(4)間に張ることができる。図13は、この発明のさ
らにまた別の例をその構成について示した平面図であ
る。
【0024】この例は、左右一対の枠部(3)(4)の
間に、上記したようなプリーツ状スクリーン装置を左右
対称に2つ配設した両開き式の装置を示している。すな
わち、左側のプリーツ状スクリーン装置(26)の場合
には、枠部(3)とスライドバー(5a)の間にプリー
ツ状スクリーン部材(13a)を折り畳みおよび展開自
在に設けている。同様に、右側のプリーツ状スクリーン
装置(27)には、枠部(4)とスライドバー(5b)
の間にプリーツ状スクリーン部材(13b)を折り畳み
および展開自在に設けている。
【0025】図14は、図13に例示した両開き式のプ
リーツ状スクリーン装置のワイヤー部材構成の一例を示
した構成図である。一端部を枠部(3)に固定され、か
つ、プリーツ状スクリーン装置(26)のプリーツ状ス
クリーン部材(13a)の上部を水平方向に支持するワ
イヤー部材(15a)は、スライドバー(5a)の内部
において方向転換され、開口部(20)の下方に設けた
枠部(図示せず)内を挿通している。この枠部は図1に
例示した枠部(2)と同様のものである。そして、枠部
(3)に対向する枠部(4)に固定されている。
【0026】同様に、プリーツ状スクリーン部材(13
a)の下部を水平方向に支持するワイヤー部材(16
a)は、スライドバー(5a)内で方向転換され、ワイ
ヤー部材(15a)と交差し、開口部(20)およびも
う一方のプリーツ状スクリーン装置(27)の上部に設
けた図示していない枠部(図1の枠部(1)に相当)を
挿通して枠部(4)に固定されている。
【0027】プリーツ状スクリーン装置(27)におい
ても、上記のスクリーン装置(26)と同様に、ワイヤ
ー部材(15b)(16b)は、プリーツ状スクリーン
部材(13b)を水平方向に支持するとともにスライド
バー(5b)内で方向転換されて交差し、枠部(3)
(4)間に一定のテンションで張設されている。図15
は、ワイヤー部材構成の別の例を示した構成図である。
【0028】この図15の例においては、一端部を枠部
(3)に固定され、かつ、プリーツ状スクリーン装置
(26)のプリーツ状スクリーン部材(13a)の上部
を水平方向に支持するワイヤー部材(15c)は、スラ
イドバー(5a)の内部において方向転換され、開口部
(20)の下方に設けた枠部(図示せず)内部を挿通し
ている。そして、もう一方のプリーツ状スクリーン装置
(27)のスライドバー(5b)の内部において、再び
方向転換され、プリーツ状スクリーン部材(13b)の
上部を水平方向に支持し、枠部(4)に固定されてい
る。これとは反対に、枠部(3)に一端部を固定され
た、プリーツ状スクリーン装置(26)のプリーツ状ス
クリーン部材(13a)の下部を支持するワイヤー部材
(16c)は、スライドバー(5a)の内部において方
向転換され、ワイヤー部材(15c)と交差し、開口部
(20)の上方に設けた枠部内を挿通している。そし
て、プリーツ状スクリーン装置(27)のスライドバー
(5b)の内部において、再び方向転換され、プリーツ
状スクリーン部材(13b)の下部を支持し、枠部
(4)に固定されている。
【0029】このようなワイヤー部材構成とすることに
より、枠部(3)(4)の間に張るワイヤー部材の数を
減少させることができ、構造が容易となり、低コストな
ものとなる。なお、この図15の例の場合には、スライ
ドバー(5a)(5b)の静止および移動時の状態を安
定に保持するために、たとえば開閉方向に設けた枠部
(図1の枠部(1)または(2)に相当)内において、
上下のワイヤー部材(15c)(16c)のいずれか一
方を支持することが好ましい。
【0030】以上の両開き式のプリーツ状スクリーン装
置の場合にも、図10〜図12に例示した中間ワイヤー
部材をワイヤー部材(15a)(16a)(15b)
(15b)(15c)(16c)の間に適宜に配設し、
スライドバー(5a)(5b)内で方向転換させること
ができる。図16は、図14および図15に例示したワ
イヤー部材構成を組み合わせた大型の両開き式プリーツ
状スクリーン装置の一例を示した構成図である。
【0031】この例においては、左右の枠部(3)
(4)に各々固定されたプリーツ状スクリーン装置(2
6)(27)の間に、中間スクリーン装置(28)を設
け、2つの開口部(20a)(20b)を形成するよう
にしている。中間スクリーン装置(28)は、水平方向
にスライド移動自在としたスライドバー(5c)(5
d)をその両端部に有し、かつこれらのスライドバー
(5c)(5d)間にプリーツ状スクリーン部材(13
c)を配している。
【0032】図15の例と同様に、ワイヤー部材(15
c)(16c)は、スライドバー(5a)(5c)(5
d)(5b)で方向転換され、交差しながら3つのプリ
ーツ状スクリーン部材(13a)(13b)(13c)
を水平方向に支持し、左右の枠部(3)(4)に固定さ
れている。プリーツ状スクリーン装置(26)(27)
および中間スクリーン装置(28)以外の部分は、図示
してはいない上下の枠部(図1の枠部(1)(2)に相
当)内を挿通する。
【0033】一方、ワイヤー部材(15a´)(16a
´)は、プリーツ状スクリーン部材を挿通してはいない
が、図14の例と同様に、枠部(3)(4)間に張設さ
れ、中間スクリーン装置(28)の一方のスライドバー
(5c)内において方向転換され、交差している。これ
らのワイヤー部材(15a´)(16a´)によって、
プリーツ状スクリーン部材(13c)を含む中間スクリ
ーン装置(28)がしっかりと支持される。ワイヤー部
材(15a´)(16a´)のスライドバー(5c)以
外の部分も図1に例示したような上下の枠部内を挿通す
る。また、ワイヤー部材(15b´)(16b´)につ
いても同様に、スライドバー(5b)内で方向転換さ
れ、交差して枠部(3)(4)間に張設されている。
【0034】このようなワイヤー部材構成により、プリ
ーツ状スクリーン装置(26)(27)と中間スクリー
ン装置(28)の安定でスムーズな開閉操作が可能とな
り、外観を良好としつつ、支障なく利用者が出入りなど
を行うことができる。なお、中間スクリーン装置(2
8)の設置数については制限はなく、任意とすることが
できる。その場合のワイヤー部材構成は、図14および
図15の構成を基本として適宜に組み合わせ、操作性、
安定性等を考慮して決めることができる。また、図10
〜図12に例示した中間ワイヤー部材も必要に応じて適
宜に配設することができる。
【0035】さらにこの発明においては、図1、図10
および図12に例示した装置と同様の構成と構造により
垂直方向に開閉自在なプリーツ状スクリーン装置とする
ことも可能である。これについて例示したものが図17
および図18である。これらの図17および図18に例
示したように、この発明においては、プリーツ状スクリ
ーン部材(13)を上方から引き下げ、あるいはまた下
方から引き上げ、展開させて、開口部(20)を遮閉す
ることができる。なお、この場合、戸車(11)および
シーリングプレート(13)が必ずしも必要でない時に
は省略することもできる。
【0036】以上に例示したこの発明のプリーツ状スク
リーン装置は、一般の窓用のカーテンやブラインドの
他、天窓等の傾斜窓や車両用窓のカーテンやブラインド
として、あるいは住宅、オフィスビル等の間仕切として
利用することもできる。さらには、衝立、防虫用の網戸
などとして利用することも可能である。なお、スライド
バーのスライド移動は、図2に例示した取っ手(10)
による人手の他に、従来のような操作コードや、適宜な
駆動手段を組み込んで電動駆動させる電動方式などの任
意のものとすることができる。
【0037】もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。細部については様々な態様が可
能であることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、スムーズな開閉操作を簡便かつ容易に行うことが
でき、しかもカーテン、ブラインド、間仕切等の広範囲
にわたっての利用を可能としたワイヤー・テンション・
システムによるプリーツ状スクリーン装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワイヤー・テンション・システムに
よるプリーツ状スクリーン装置の一実施例を示した一部
切欠正面図である。
【図2】図1の例の平面図である。
【図3】プリーツ状スクリーン部材の別の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図4】プリーツ状スクリーン部材のまた別の例とワイ
ヤー部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図5】プリーツ状スクリーン部材のさらにまた別の例
とワイヤー部材による支持方式を例示した要部断面図で
ある。
【図6】プリーツ状スクリーン部材の他の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図7】プリーツ状スクリーン部材の他の例とワイヤー
部材による支持方式を例示した要部断面図である。
【図8】図1に例示した収納部の配置構成についての別
の例を示した平面図である。
【図9】方向転換手段の別の例を示した要部断面図であ
る。
【図10】この発明のプリーツ状スクリーン装置の別の
例を示した一部切欠正面図である。
【図11】図10に例示した中間ワイヤー部材を配設す
る場合の別の例を示した構成図である。
【図12】この発明のまた別の例を示した一部切欠平面
図である。
【図13】この発明のさらにまた別の例をその構成につ
いて示した平面図である。
【図14】図13に例示した両開き式のプリーツ状スク
リーン装置におけるワイヤー部材構成の一例を示した構
成図である。
【図15】ワイヤー部材構成の別の例を示した構成図で
ある。
【図16】この発明のワイヤー・テンション・システム
による大型の両開き式プリーツ状スクリーン装置の一例
を示した構成図である。
【図17】この発明のワイヤー・テンション・システム
による垂直開閉方式のプリーツ状スクリーン装置を例示
した正面図である。
【図18】垂直開閉方式のプリーツ状スクリーン装置の
別の例を示した正面図である。
【図19】従来のプリーツスクリーン装置を例示した正
面図である。
【図20】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【図21】従来のプリーツスクリーン装置を例示した斜
視図である。
【符号の説明】 1,2,3,4 枠部 5,5a,5b,5c,5d スライドバー 6a,6b,7a,7b グライドピース 8 支持部 9 収納部 10 取っ手 11 戸車 12 プリーツ部 13,13a,13b,13c プリーツ状スクリー
ン部材 14 支持部材 15,16 ひも 15a,15b,15c,16a,16b,16c
ワイヤー部材 17 固定金具 18 固定金具 19 シーリングパネル 20,20a,20b 開口部 21,23,24 中間ひも 22 ミッドウェイグライド 25 プーリー 26,27 プリーツ状スクリーン装置 28 中間スクリーン装置 101 山部 102 谷部 103,104 シート材 105 リング部材 106,107 ひも 108 連結片 109 グライドピースユニット 110 貫通溝 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】追加
【補正内容】
【図21】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の枠部を上下および左右に
    各々設けた枠体と、ワイヤー部材を方向転換させる複数
    の方向転換手段を内蔵し、かつ開閉方向にスライド移動
    自在なスライドバーと、一端部をスライドバーに、他端
    部をスライドバーに対向する1つの枠部に支持された、
    複数のプリーツ部を有する折り畳みおよび展開自在なプ
    リーツ状スクリーン部材と、このプリーツ状スクリーン
    部材をその開閉方向に支持し、スライドバーの内部にお
    いて内蔵された方向転換手段により折り返され、交差
    し、かつ開閉方向の一対の枠部内に1本ずつ挿通するよ
    うに、対向する一対の枠部間に張設された2本の前記ワ
    イヤー部材とからなることを特徴とするワイヤー・テン
    ション・システムによるプリーツ状スクリーン装置。
  2. 【請求項2】 2本のワイヤー部材の間でプリーツ状ス
    クリーン部材を開閉方向に貫通し、スライドバーの内部
    において内蔵された方向転換手段により折り返され、か
    つ開閉方向の枠部内に挿通するように、対向する一対の
    枠部間に張設した1本以上の中間ワイヤー部材を設けて
    なる請求項1のプリーツ状スクリーン装置。
  3. 【請求項3】 スライドバーまたはプリーツ状スクリー
    ン部材支持用の枠部にプリーツ状スクリーン部材収納部
    を設けてなる請求項1または2のプリーツ状スクリーン
    装置。
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