JP3374473B2 - 組付け網戸装置 - Google Patents

組付け網戸装置

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JP3374473B2
JP3374473B2 JP27888693A JP27888693A JP3374473B2 JP 3374473 B2 JP3374473 B2 JP 3374473B2 JP 27888693 A JP27888693 A JP 27888693A JP 27888693 A JP27888693 A JP 27888693A JP 3374473 B2 JP3374473 B2 JP 3374473B2
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幸彦 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅ある
いはオフィスビルなどの建物の窓部等の開口枠に組付け
られる組付け網戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の組付け網戸装置においては、先
に本出願人が平成4年3月12日付にて出願した特願平
4−87526号や特願平4−87525号の明細書及
び図面に開示してなるように、中開き構造あるいは両片
開き構造を有するものがある。
【0003】この先願発明における組付け網戸装置、例
えば中開き構造を有するものにあっては、図3に示すよ
うに、建物の窓部等の開口枠としてのサッシ枠1、すな
わち、上下枠2,3と左右竪枠4,5とで枠組み形成さ
れたサッシ枠1に組付けられる組付け網戸装置本体10
が、前記サッシ枠1の左右竪枠4,5に着脱自在に固定
される第1及び第2の固定部材11,12と、これら固
定部材11,12の間に設けられた第1及び第2の可動
部材13,14と、この第1の可動部材13と第2の可
動部材14との間に設けられたプリーツ状の網目部材1
5とからなる構成を有している。
【0004】そして、このような中開き組付け網戸装置
本体10をサッシ枠1に組付けるには、左右竪枠4,5
に第1及び第2の固定部材11,12それぞれ組付け固
定し、かつ、これら第1及び第2の固定部材11,12
の間に介在される第1及び第2の可動部材13,14を
上下枠2,3間に配置して左右水平方向に沿う開閉方向
Xに移動自在に組み付けるとともに、これらの可動部材
13,14のそれぞれの開閉移動に追従して網目部材1
5が折畳み伸縮自在に開幕または閉幕可能になってい
る。
【0005】また、前記中開き組付け網戸装置本体10
には、ワイヤーテンション機構20が設けられ、このワ
イヤーテンション機構20は、非伸縮性でかつ可撓性を
有するワイヤー、ロープ等の張設のみによる均等な張力
掛けによって、前記第1及び第2の可動部材13,14
の開閉方向Xへの移動時の揺動を防止するように自立さ
せ、これによって、各々の可動部材13,14の円滑な
移動を可能にしているものである。
【0006】ところが、前記ワイヤーテンション機構2
0は、4本のワイヤー21,22,23,24にて構成
されているのが現状である。
【0007】すなわち、第1のワイヤー21の一端21
aは、第1の固定部材11の上端部11aに固定Aさ
れ、その他端21b側を第1の可動部材13の上端部1
3aから上部中間部位を介して網目部材15の上部中間
部位側に挿通させて延出させるとともに、第2の可動部
材14の上部中間部位から下端部14bを介して第2の
固定部材12の下端部12bに延出させて固定Bしてい
る。
【0008】第2のワイヤー22は、一端22aが第1
の固定部材11の上端部11aに固定Cされ、その他端
22b側を第1の可動部材13の上端部13aから下端
部13bを介して網目部材15の下端部位側に挿通させ
て延出させるとともに、第2の可動部材14の下端部位
から下端部14bを介して第2の固定部材12の下端部
12bに延出させて固定Dしている。
【0009】第3のワイヤー23は、一端23aが第1
の固定部材11の下端部11bに固定Eされ、その他端
23b側を第1の可動部材13の下端部13bから下部
中間部位を介して網目部材15の下部中間部位側に挿通
させて延出させるとともに、第2の可動部材14の下部
中間部位から上端部14aを介して第2の固定部材12
の上端部12aに延出させて固定Fしている。
【0010】第4のワイヤー24は、一端24aが第1
の固定部材11の下端部11bに固定Gされ、その他端
24b側を第1の可動部材13の下端部13bから上端
部13aを介して網目部材15の上端部位側に挿通させ
て延出させるとともに、第2の可動部材14の上端部位
から上端部14aを介して第2の固定部材12の上端部
12aに延出させて固定Hして配線することにより張設
している。
【0011】一方、図4に示すように、両片開き組付け
網戸装置本体10にあっては、前記サッシ枠1の左竪枠
4に固定される第1の固定部材11と第1の可動部材1
3及び前記サッシ枠1の右竪枠5に固定される第2の固
定部材12と第2の可動部材14との間に第1及び第2
のプリーツ状の網目部材15A,15Bをそれぞれ設
け、これらの可動部材13,14のそれぞれの開閉移動
に追従して第1及び第2の網目部材15A,15Bが折
畳み伸縮自在に開幕または閉幕可能にしてなる構成を有
する。
【0012】そして、このような両片開き組付け網戸装
置本体10のワイヤーテンション機構20もまた4本の
ワイヤー21,22,23,24にて構成され、第1の
ワイヤー21の一端21aは、第1の固定部材11の上
端部11a側の部位に固定Aされ、その他端21b側を
第1の網目部材15Aの上端部位に挿通させて第1の可
動部材13の上端部13a側の部位に延出させるととも
に、この第1の可動部材13の上端部位から下端部13
bを介して第2の可動部材14の下端部14bに延出さ
せる。
【0013】この第2の可動部材14の下端部14bに
延出させた第1のワイヤー21の他端21bは、その上
部中間部位を介して第2の網目部材15Bの上部中間部
位に挿通させて、第2の固定部材12の上部中間部位に
延出させて固定Bしている。
【0014】第2のワイヤー22は、一端22aが第1
の固定部材11の上部中間部位に固定Cされ、その他端
22b側を第1の網目部材15Aの上部中間部位に挿通
させて第1の可動部材13の上部中間部位に延出させる
とともに、この第1の可動部材13の上部中間部位から
下端部13bを介して第2の可動部材14の下端部14
bに延出させる。
【0015】この第2の可動部材14の下端部14bに
延出させた第2のワイヤー22の他端22bは、その上
端部14a側の部位を介して第2の網目部材15Bの上
端部位に挿通させて、第2の固定部材12の上端部位に
延出させて固定Dしている。
【0016】第3のワイヤー23は、一端23aが第1
の固定部材11の下端部11b側の部位に固定Eされ、
その他端23b側を第1の網目部材15Aの下端部位に
挿通させて第1の可動部材13の下端部13b側の部位
に延出させるとともに、この第1の可動部材13の下端
部位から上端部13aを介して第2の可動部材14の上
端部14aに延出させる。
【0017】この第2の可動部材14の上端部14aに
延出させた第3のワイヤー23の他端23bは、その上
端部14aから下部中間部位を介して第2の網目部材1
5Bの下部中間部位に挿通させて、第2の固定部材12
の下端部12b側の下部中間部位に延出させて固定Fし
ている。
【0018】第4のワイヤー24は、一端24aが第1
の固定部材11の下部中間部位に固定Gされ、その他端
24b側を第1の網目部材15Aの下部中間部位に挿通
させて第1の可動部材13の下部中間部位に延出させる
とともに、この第1の可動部材13の下部中間部位から
上端部13aを介して第2の可動部材14の第2の可動
部材14の上端部14aに延出させる。
【0019】この第2の可動部材14の上端部14aに
延出させた第4のワイヤー24の他端24bは、その上
端部14aから下端部位を介して第2の網目部材15B
の下端部位に挿通させて、第2の固定部材12の下端部
位に延出させて固定Hして配線することにより張設して
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た先願発明の組付け網戸装置におけるワイヤーテンショ
ン機構20は、第1及び第2の可動部材13,14の揺
動を防止して自立性を持たせるワイヤーの本数が多いた
めに、配線作業や張力調整作業が面倒であるばかりでな
く、コスト高になるという問題があった。
【0021】
【発明の目的】この発明の目的は、ワイヤーテンション
機構の配線作業を簡便化して作業性の向上を図るととも
に、風圧等に対する網目部材の補強効果を高めることが
できるようにした組付け網戸装置を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、建物の窓部等の開口枠の左右竪枠
間に介在され、かつこれら左右竪枠の上下に配置された
上下枠間を左右水平方向に移動自在に組付けられる第1
及び第2の可動部材と、この第1の可動部材と第2の可
動部材との間に、または第1の可動部材と前記開口枠の
一方の左竪枠及び第2の可動部材と前記開口枠の他方の
右竪枠との間にそれぞれに設けられ、かつ前記第1及び
第2の可動部材のそれぞれの開閉移動に追従して折畳み
伸縮自在に開幕または閉幕可能にしたプリーツ状の網目
部材と、この網目部材を折畳み伸縮自在に開幕または閉
幕可能にする前記第1及び第2の可動部材の開閉移動方
向の揺動を防止するように自立させるワイヤーテンショ
ン機構とを具備し、このワイヤーテンション機構は、前
記開口枠の左右竪枠及び各々の可動部材間に掛け渡され
る3本のワイヤーからなるとともに、これら3本のワイ
ヤーを前記網目部材に挿通させて配線した組付け網戸装
置において、 ワイヤーテンション機構の第1のワイヤー
は、一端を開口枠の一方の竪枠の上端部に固定し、かつ
その他端を第1の可動部材の上端部から下部中間部位を
介して網目部材の下部中間部位に挿通させるとともに、
第2の可動部材の下部中間部位から上端部を介して前記
開口枠の他方の竪枠の上端部に延出させて折返し固定
し、第2のワイヤーは、一端を前記開口枠の一方の竪枠
の下端部に固定し、かつその他端を前記第1の可動部材
の下端部から中央部位を介して前記網目部材の中央部位
に挿通させるとともに、前記第2の可動部材の中央部位
から上端部を介して前記開口枠の他方の竪枠の上端部に
延出させて折返し固定し、第3のワイヤーは、一端を前
記開口枠の一方の竪枠の上端部に固定し、かつその他端
を前記第1の可動部材の上端部から上部中間部位を介し
て前記網目部材の上部中間部位に挿通させるとともに、
前記第2の可動部材の上部中間部位から下端部を介して
前記開口枠の他方の竪枠の下端部に延出させて折返し固
定してなる。
【0023】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、可動部材の開閉移動方向の揺動を防止する
ように自立させるワイヤーテンション機構が3本のワイ
ヤーからなるとともに、これら3本のワイヤーを第1及
び第2の可動部材のそれぞれの開閉移動に追従して折畳
み伸縮自在に開幕または閉幕可能なプリーツ状の網目部
材に挿通させて配線してなるために、従前のものと比較
してワイヤーの本数が削減され、これによって、ワイヤ
ーの配線作業の簡略化及び風圧等に対する網目部材の補
強効果の向上が図れる。
【0024】
【実施例】以下、この発明を図1及び図2にそれぞれ示
す各実施例を参照しながら詳細に説明する。
【0025】なお、この発明に係る図示の実施例におい
て、図3及び図4に示す先願発明の中開き組付け網戸装
置及び両片開き組付け網戸装置と構成が重複する部分は
同一符号を用いて説明する。
【0026】図1は、この発明に係る第1実施例として
の中開き組付け網戸装置を示すもので、図中30は組付
け網戸装置本体10を構成する第1及び第2の可動部材
13,14を自立させるワイヤーテンション機構であ
る。
【0027】このワイヤーテンション機構30は、3本
のワイヤー31,32,33からなり、この第1のワイ
ヤー31の配線は、一端31aをサッシ枠1の左側竪枠
4に着脱可能に固定される第1の固定部材11の上端部
11aに固定Aし、その他端31bを第1の可動部材1
3の上端部13aに延出させている。
【0028】そして、この第1の可動部材13の上端部
13aに延出させた第1のワイヤー31の他端31b
は、第1のガイド部材41を介して第1の可動部材13
の下端部13b側の下部中間部位まで折返し延出され、
第2のガイド部材42を介して、網目部材15の下部中
間部位に挿通させて第2の可動部材14の下端部14b
側の下部中間部位に折返し延出させている。
【0029】この第2の可動部材14の下部中間部位に
延出させた第1のワイヤー31の他端31bは、第3の
ガイド部材43を介して上方に折返されるとともに、第
2の可動部材14の上端部14aに設けた第4のガイド
部材44を介して、前記サッシ枠1の右側竪枠5に着脱
可能に固定される第2の固定部材12の上端部12a側
に折返されて固定Bされている。
【0030】また、第2のワイヤー32の配線は、一端
32aが前記第1の固定部材11の下端部11bに固定
Cされ、その他端32bを第1の可動部材13の下端部
13bに延出させている。
【0031】この第1の可動部材13の下端部13bに
延出させた第2のワイヤー32の他端32bは、第5の
ガイド部材45を介して第1の可動部材13の中央部位
に折返し延出され、第6のガイド部材46を介して網目
部材15の中央部位に挿通させて、前記第2の可動部材
14の中央部位に折返し延出させている。
【0032】そして、この第2の可動部材14の中央部
位に延出させた第2のワイヤー32の他端32bは、第
7のガイド部材47を介して上方に折返されるととも
に、第8のガイド部材48を介して前記第2の固定部材
12の上端部12a側に折返されて固定Dされ、これに
よって、前記第1のワイヤー31と共に第1の可動部材
13の自立を図っている。
【0033】さらに、第3のワイヤー33の配線は、一
端33aが前記第1の固定部材11の上端部11aに固
定Eされ、その他端33bを前記第1の可動部材13の
上端部13aに延出させるとともに、第9のガイド部材
49を介して前記第1の可動部材13の上部中間部位ま
で折返し延出させている。
【0034】この第1の可動部材13の上部中間部位ま
で延出させた第3のワイヤー33の他端33bは、第1
0のガイド部材50を介して前記網目部材15の上部中
間部位に挿通されて、前記第2の可動部材14の上部中
間部位まで折返し延出されている。
【0035】この第2の可動部材14の上部中間部位ま
で延出された第3のワイヤー33の他端33bは、第1
1のガイド部材55を介してその下端部14bに延出さ
れ、この第2の可動部材14の下端部14bに設けた第
12のガイド部材52を介して、前記第2の固定部材1
2の下端部12b側に折返されて固定Fされ、これによ
って、前記第1のワイヤー31と共に第2の可動部材1
4の自立を図っているものである。
【0036】図2はこの発明に係る第2実施例としての
片開き組付け網戸装置を示すもので、ワイヤーテンショ
ン機構30の第1のワイヤー31の配線は、一端31a
が第1の固定部材11の上部中間部位に固定Aされ、そ
の他端31bを第1の網目部材15Aの上部中間部位に
挿通させて、第1の可動部材13の上部中間部位に延出
させている。
【0037】この第1の可動部材13の上部中間部位に
延出させた第1のワイヤー31の他端31bは、第1の
ガイド部材41を介して下方に折返され、前記第1の可
動部材13の下端部13bに設けた第2のガイド部材4
2を介して第2の可動部材14の下端部14b側に折返
し延出されている。
【0038】この第2の可動部材14の下端部14b側
に延出された第1のワイヤー31の他端31bは、第3
のガイド部材43を介し前記第2の可動部材14の上部
中間部位まで折返し延出され、第4のガイド部材44を
介して第2の網目部材15Bに挿通させて、第2の固定
部材12の上部中間部位に折返し固定Bしている。
【0039】第2のワイヤー32の配線は、一端32a
が第1の固定部材11の下部中間部位に固定Cされ、そ
の他端32bを第1の網目部材15Aの下部中間部位に
挿通させて、第1の可動部材13の下部中間部位に延出
させている。
【0040】この第1の可動部材13の下部中間部位に
延出させた第2のワイヤー32の他端32bは、第5の
ガイド部材45を介して上方に折返され、前記第1の可
動部材13の上端部13aに設けた第6のガイド部材4
6を介して、前記第2の可動部材14の上端部14a側
に折返し延出されている。
【0041】この第2の可動部材14の上端部14a側
に延出された第2のワイヤー32の他端32bは、第7
のガイド部材47を介し前記第2の可動部材14の下部
中間部位まで折返し延出され、第8のガイド部材48を
介して第2の網目部材15Bに挿通させて、第2の固定
部材12の下部中間部位に折返し固定Dしている。
【0042】さらに、第3のワイヤー33の配線は、一
端33aを前記第1の固定部材11の中央部位に固定E
し、その他端33bを第1の網目部材15Aに挿通させ
て、前記第1の可動部材13の中央部位まで延出させて
いる。
【0043】この第1の可動部材13の中央部位まで延
出させた第3のワイヤー33の他端33bは、第9のガ
イド部材49を介して下方に折返され、前記第1の可動
部材13の下端部13bに設けた第10のガイド部材5
0を介して第2の可動部材14の下端部14b側に折返
し延出されている。
【0044】この第2の可動部材14の下端部14b側
に延出された第3のワイヤー33の他端31bは、第1
1のガイド部材51を介し前記第2の可動部材14の中
央部位まで折返し延出され、第12のガイド部材52を
介して第2の網目部材15Bに挿通させて、第2の固定
部材12の中央部位に折返し固定Fしてなるものであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、可動部材の開閉移動方向の揺動を防止するように
自立させるワイヤーテンション機構が3本のワイヤーか
らなるとともに、これら3本のワイヤーを第1及び第2
の可動部材のそれぞれの開閉移動に追従して折畳み伸縮
自在に開幕または閉幕可能なプリーツ状の網目部材に挿
通させて配線してなることから、従前のものと比較して
ワイヤーの本数を削減することができ、これによって、
ワイヤーの配線作業の簡略化を図ることができ、しか
も、風圧等に対する網目部材の補強効果を高めることが
できる。
【0046】また、ワイヤーテンション機構の各々のワ
イヤーを固定部材を介して開口枠の左右竪枠にそれぞれ
掛け渡してなるために、組み付網戸装置本体の開口枠へ
の組付け作業の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る組付け網戸装置の第1実施例と
しての中開き組付け網戸装置の概略的説明図。
【図2】この発明に係る組付け網戸装置の第2実施例と
しての両片開き組付け網戸装置の概略的説明図。
【図3】先願発明における中開き組付け網戸装置のワイ
ヤーテンション機構の概略的説明図。
【図4】先願発明における両片開き組付け網戸装置のワ
イヤーテンション機構の概略的説明図。
【符号の説明】
1・・・開口枠(サッシ枠)、 2,3・・・上下枠、 4,5・・・左右竪枠、 10・・・組付け網戸装置本体、 11・・・第1の固定部材、 11a・・・上端部、 11b・・・下端部、 12・・・第2の固定部材、 12a・・・上端部、 12b・・・下端部、 13・・・第1の可動部材、 13a・・・上端部、 13b・・・下端部、 14・・・第2の可動部材、 14a・・・上端部、 14b・・・下端部、 15,15A,15B・・・網目部材、 30・・・ワイヤーテンション機構、 31・・・第1のワイヤー、 31a・・・一端、 31b・・・他端、 32・・・第2のワイヤー、 32a・・・一端、 32b・・・他端、 33・・・第3のワイヤー、 33a・・・一端、 33b・・・他端、 A,B,C,D,E,F・・・固定部、 X・・・開閉方向。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓部等の開口枠の左右竪枠間に介在
    され、かつこれら左右竪枠の上下に配置された上下枠間
    を左右水平方向に移動自在に組付けられる第1及び第2
    の可動部材と、 この第1の可動部材と第2の可動部材との間に設けら
    れ、かつ前記第1及び第2の可動部材のそれぞれの開閉
    移動に追従して折畳み伸縮自在に開幕または閉幕可能に
    したプリーツ状の網目部材と、 この網目部材を折畳み伸縮自在に開幕または閉幕可能に
    する前記第1及び第2の可動部材の開閉移動方向の揺動
    を防止するように自立させるワイヤーテンション機構と
    を具備した中開き構造を有する組付け網戸装置であっ
    て、 このワイヤーテンション機構は、前記開口枠の左右竪枠
    及び各々の可動部材間に掛け渡される3本のワイヤーか
    らなるとともに、 これら3本のワイヤーを前記網目部材に挿通させて配線
    した組付け網戸装置において、 ワイヤーテンション機構の第1のワイヤーは、一端を開
    口枠の一方の竪枠の上端部に固定し、かつその他端を第
    1の可動部材の上端部から下部中間部位を介して網目部
    材の下部中間部位に挿通させるとともに、第2の可動部
    材の下部中間部位から上端部を介して前記開口枠の他方
    の竪枠の上端部に延出させて折返し固定し、 第2のワイヤーは、一端を前記開口枠の一方の竪枠の下
    端部に固定し、かつその他端を前記第1の可動部材の下
    端部から中央部位を介して前記網目部材の中央部位に挿
    通させるとともに、前記第2の可動部材の中央部位から
    上端部を介して前記開口枠の他方の竪枠の上端部に延出
    させて折返し固定し、 第3のワイヤーは、一端を前記開口枠の一方の竪枠の上
    端部に固定し、かつその他端を前記第1の可動部材の上
    端部から上部中間部位を介して前記網目部材の上部中間
    部位に挿通させるとともに、前記第2の可動部材の上部
    中間部位から下端部を介して前記開口枠の他方の竪枠の
    下端部に延出させて折返し固定してなること を特徴とす
    る組付け網戸装置。
  2. 【請求項2】ワイヤーテンション機構の各々のワイヤー
    を、開口枠の左右竪枠にそれぞれ着脱可能に固定される
    第1及び第2の固定部材を介して掛け渡してなることを
    特徴とする請求項1に記載の組付け網戸装置。
  3. 【請求項3】建物の窓部等の開口枠の左右竪枠間に介在
    され、かつこれら左右竪枠の上下に配置された上下枠間
    を左右水平方向に移動自在に組付けられる第1及び第2
    の可動部材と、 この第1の可動部材と前記開口枠の一方の左竪枠及び第
    2の可動部材と前記開口枠の他方の右竪枠との間にそれ
    ぞれ設けられ、かつ前記第1及び第2の可動部材のそれ
    ぞれの開閉移動に追従して折畳み伸縮自在に開幕または
    閉幕可能にした第1及び第2のプリーツ状の網目部材
    と、 これら第1及び第2の網目部材を折畳み伸縮自在に開幕
    または閉幕可能にする前記第1及び第2の可動部材の開
    閉移動方向の揺動を防止するように自立させるワイヤー
    テンション機構とを具備した両片開き構造を有する組付
    け網戸装置であって、 このワイヤーテンション機構は、前記開口枠の左右竪枠
    及び各々の可動部材間に掛け渡される3本のワイヤーか
    らなるとともに、 これら3本のワイヤーを前記網目部材に挿通させて配線
    した組付け網戸装置において、 ワイヤーテンション機構の第1のワイヤーは、一端を開
    口枠の一方の竪枠の上部中間部位に固定し、かつその他
    端を第1の網目部材の上部中間部位に挿通させて第1の
    可動部材の上部中間部位から下端部を介して第2の可動
    部材の下端部に延出させるとともに、この第2の可動部
    材の下端部から上部中間部位を介して第2の網目部材の
    上部中間部位に挿通させて、前記開口枠の他方の竪枠の
    上部中間部位に延出させて折返し固定し、 第2のワイヤーは、一端を前記開口枠の一方の竪枠の下
    部中間部位に固定し、かつその他端を前記第1の網目部
    材の下部中間部位に挿通させて第1の可動部材の下部中
    間部位から上端部を介して前記第2の可動部材の上端部
    に延出させると ともに、この第2の可動部材の上端部か
    ら下部中間部を介して前記第2の網目部材の下部中間部
    位に挿通させて、前記開口枠の他方の竪枠の下部中間部
    位に延出させて折返し固定し、 第3のワイヤーは、一端を前記開口枠の一方の竪枠の中
    央部位に固定し、かつその他端を前記第1の網目部材の
    中央部位に挿通させて第1の可動部材の中央部位から下
    端部を介して前記第2の可動部材の下端部に延出させる
    とともに、この第2の可動部材の下端部から中央部を介
    して前記第2の網目部材の中央部位に挿通させて、前記
    開口枠の他方の竪枠の中央部位に延出させて折返し固定
    してなること を特徴とする組付け網戸装置。
  4. 【請求項4】ワイヤーテンション機構の各々のワイヤー
    を、開口枠の左右竪枠にそれぞれ着脱可能に固定される
    第1及び第2の固定部材を介して掛け渡してなることを
    特徴とする請求項3に記載の組付け網戸装置。
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