JPH05179144A - シリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法 - Google Patents

シリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法

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JPH05179144A
JPH05179144A JP3358609A JP35860991A JPH05179144A JP H05179144 A JPH05179144 A JP H05179144A JP 3358609 A JP3358609 A JP 3358609A JP 35860991 A JP35860991 A JP 35860991A JP H05179144 A JPH05179144 A JP H05179144A
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謹尉 横山
Yoshiji Morita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子から
なる均一な粉体混合物を生産性よく製造でき、かつ得ら
れた該粉体混合物が有機樹脂に対して分散性に優れるシ
リコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合
物の製造方法を提供する。 【構成】 (A)平均粒子径が0.1〜200μmであ
るシリコーン硬化物微粒子と(B)平均粒子径が0.1
〜200μmである無機質微粒子からなる粉体混合物の
水系サスペンジョンから水を除去することを特徴とす
る、シリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉
体混合物の製造方法、および(A)平均粒子径が0.1
〜200μmであるシリコーン硬化物微粒子と(B)平
均粒子径が0.1〜200μmである無機質微粒子と
(C)界面活性剤からなる粉体混合物の水系サスペンジ
ョンから水を除去することを特徴とする、シリコーン硬
化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコーン硬化物微粒
子と無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】シリコーン硬化物微粒子は、熱硬化性樹脂
の内部応力緩和剤または有機樹脂フイルムの表面潤滑剤
等に使用されている。このようなシリコーン硬化物微粒
子の製造方法としては、硬化性液状シリコーン組成物の
水系エマルジョン中の該組成物を硬化させてシリコーン
硬化物微粒子の水系サスペンジョンを調製する方法(特
開昭63−77942号公報、特開昭64−70558
号公報および特開昭63−309565号公報参照)が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法に
おいて、シリコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョン
から水を除去する際、シリコーン硬化物微粒子同士が凝
集し易く、このため得られたシリコーン硬化物微粒子は
一次粒子の凝集物となるという問題があった。従来、こ
のようなシリコーン硬化物微粒子を有機樹脂に配合する
方法として、例えば、シリコーン硬化物微粒子を再度粉
砕して有機樹脂に配合する方法、またはシリコーン硬化
物微粒子と該微粒子同様に有機樹脂に配合される無機質
微粒子を混合して均一な粉体混合物とし、次いで該粉体
混合物を有機樹脂に配合する方法が挙げられる。このよ
うに従来のシリコーン硬化物微粒子を有機樹脂に配合す
るためには、シリコーン硬化物微粒子を再度粉砕する装
置、または予めシリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子
を混合する混合装置が必要であり、またシリコーン硬化
物微粒子と無機質微粒子を均一に混合するためにはかな
りの時間と労力が必要であった。
【0004】先に、本出願人は無機質微粒子により表面
被覆されてなるシリコーン硬化物微粒子の製造方法につ
いて提案した(特願平3−151099号参照)。特願
平3−151099号により提案した製造方法により得
られたシリコーン硬化物微粒子は、流動性に優れたシリ
コーン硬化物微粒子ではあるが、該シリコーン硬化物微
粒子表面に無機質微粒子が介在するために、これを有機
樹脂に配合した場合には、シリコーン硬化物と有機樹脂
の相互作用を損なう虞があった。
【0005】本発明者らは、上記問題点を解消すべく鋭
意検討した結果、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明の目的は、シリコーン硬
化物微粒子と無機質微粒子からなる均一な粉体混合物を
生産性よく製造でき、かつ得られた該粉体混合物が有機
樹脂に対して分散性に優れるシリコーン硬化物微粒子と
無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明
は、(A)平均粒子径が0.1〜200μmであるシリ
コーン硬化物微粒子と(B)平均粒子径が0.1〜20
0μmである無機質微粒子からなる粉体混合物の水系サ
スペンジョンから水を除去することを特徴とする、シリ
コーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物
の製造方法、および(A)平均粒子径が0.1〜200
μmであるシリコーン硬化物微粒子と(B)平均粒子径
が0.1〜200μmである無機質微粒子と(C)界面
活性剤からなる粉体混合物の水系サスペンジョンから水
を除去することを特徴とする、シリコーン硬化物微粒子
と無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法に関す
る。
【0008】本発明の製造方法において、(A)成分の
シリコーン硬化物微粒子は、その平均粒子径が0.1〜
200μmの範囲であり、好ましくは0.1〜100μ
mの範囲である、ゲル状、ゴム状またはレジン状のシリ
コーン硬化物微粒子である。また、(A)成分の物理的
特性は特に限定されず、その用途により適宜選択するこ
とが好ましい。本発明の製造方法において、水系サスペ
ンジョン中の(A)成分の含有量は、粉体混合物の水系
サスペンジョンが流動性を失わない量であれば特に限定
されず、具体的には、0.1〜90重量%であり、好ま
しくは0.1〜50重量%である。
【0009】このような(A)成分のシリコーン硬化物
微粒子は、水中または空気中で硬化性液状シリコーン組
成物を微粒子化し、次いで該組成物を硬化させることに
より得ることができる。このような硬化性液状シリコー
ン組成物として、具体的には、(a)アルケニル基を有
するオルガノポリシロキサンおよび(b)有機過酸化物
からなる有機過酸化物による硬化性液状シリコーン組成
物;(a’)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基
を有するオルガノポリシロキサン、(b’)1分子中に
少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオル
ガノポリシロキサンおよび(c’)白金系化合物からな
る付加反応による硬化性液状シリコーン組成物;
(a”)分子鎖両末端にシラノール基を有するジオルガ
ノポリシロキサン、(b”)1分子中に少なくとも2個
のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシロキ
サンおよび(c”)有機錫化合物からなる縮合反応によ
る硬化性液状シリコーン組成物;(a”)分子鎖両末端
にシラノール基を有するジオルガノポリシロキサン、
(b''')加水分解性のオルガノシラン類および
(c''')有機錫化合物またはチタン酸エステル類から
なる縮合反応による硬化性液状シリコーン組成物等があ
る。上記各組成物には、必要に応じて補強性充填剤、増
量充填剤、顔料、可塑剤および耐熱性添加剤等を配合す
ることができる。
【0010】本発明の製造方法において、(B)成分の
無機質微粒子は、その平均粒子径が0.1〜200μm
の範囲の、好ましくは0.1〜100μmの範囲の無機
質微粒子である。特に、(B)成分の平均粒子径が
(A)成分の平均粒子径と近似していれば、すなわち
(B)成分の平均粒子径/(A)成分の平均粒子径が
0.1〜10の範囲にあれば、より流動性に優れた粉体
混合物を得ることができるので好ましい。(B)成分
は、通常、有機樹脂の充填剤として配合される無機質微
粒子であれば特に限定されず、具体的には、沈降性炭酸
カルシウム,重質炭酸カルシウム,炭酸バリウム,炭酸
マグネシウム等の炭酸塩;水酸化アルミニウム,水酸化
マグネシウム等の金属水酸化物;酸化ジルコニウム,ル
チル形酸化チタン,アナターゼ形酸化チタン,酸化鉛
(リサージ等),酸化亜鉛,亜鉛華,酸化マグネシウ
ム,酸化鉄(フェライト,ベンガラ等),酸化アンチモ
ン等の金属酸化物;ケイ酸アルミニウム(ゼオライト,
カオリナイト,焼成クレー,パイロフィライト,セリサ
イト,タルク等),ケイ酸マグネシウム,ケイ酸カルシ
ウム(ウォラストナイト等),ケイ酸(珪藻土,ケイ
砂,ケイ石粉等)等の天然ケイ酸またはケイ酸塩;含水
ケイ酸カルシウム,含水ケイ酸アルミニウム,無水ケイ
酸(煙霧状シリカ,湿式シリカ等)等の合成無水ケイ酸
またはケイ酸塩;窒化炭素,窒化ホウ素,窒化ケイ素等
の窒化物;チタン酸バリウム,チタン酸カリ等のチタン
酸塩;石膏,スラグ,アスベスト,カーボンブラック,
ガラスバルーン,シラスバルーン,フライアッシュバル
ーン,二硫化モリブデン等の無機質微粒子が例示され
る。本発明の製造方法において、(B)成分の配合量
は、粉体混合物の水系サスペンジョンが流動性を失わな
いまでの量であれば特に限定されず、具体的には、
(A)成分100重量部に対して0.05〜500重量
部であり、好ましくは0.1〜100重量部である。
【0011】本発明の製造方法において、シリコーン硬
化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の水系サ
スペンジョンを調製する方法としては、予め硬化性液状
シリコーン組成物の水系エマルジョンを調製し、次いで
無機質微粒子を添加した後、該組成物を硬化させる方
法、予め硬化性液状シリコーン組成物の水系エマルジョ
ンを調製し、次いで該組成物を硬化した後、無機質微粒
子を添加する方法、予め無機質微粒子の水系サスペンジ
ョンを調製し、次いで硬化性液状シリコーン組成物を添
加し、該組成物を分散させた後、該組成物を硬化させる
方法、および硬化性液状シリコーン組成物と無機質微粒
子の水系エマルジョンを調製し、次いで該組成物を硬化
させる方法等が例示される。硬化性液状シリコーン組成
物の水系エマルジョンを調製する方法としては、従来周
知の方法を使用することができ、具体的には、ホモジナ
イザー,コロイドミル等の乳化機を使用して調製する方
法がある。
【0012】本発明の製造方法において、硬化性液状シ
リコーン組成物の水系エマルジョンを調製する際、硬化
性液状シリコーン組成物の水系エマルジョンの安定性が
優れること、およびエマルジョン中の硬化性液状シリコ
ーン組成物の粒子径を小さくできることから、(C)界
面活性剤を添加することが好ましい。使用できる(C)
成分の界面活性剤としては、具体的には、ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル,ポリオキシアルキレンアル
キルフェノール,ポリオキシアルキレンアルキルエステ
ル,ポリオキシアルキレンソルビタンエステル,ポリエ
チレングライコール,ポリプロピレングライコール,ジ
エチレングライコールトリメチルノナノールのエチレン
オキサイド付加物等のノニオン系界面活性剤;ヘキシル
ベンゼンスルホン酸,オクチルベンゼンスルホン酸,デ
シルベンゼンスルホン酸,ドデシルベンゼンスルホン
酸,セチルベンゼンスルホン酸,ミリスチルベンゼンス
ルホン酸やそのナトリウム塩等のアニオン系界面活性
剤;オクチルトリメチルアンモニウムヒドロキシド,ド
デシルトリメチルアンモニウムヒドロキシド,ヘキサデ
シルトリメチルアンモニウムヒドロキシド,オクチルジ
メチルベンジルアンモニウムヒドロキシド,デシルジメ
チルベンジルアンモニウムヒドロキシド,ジオクタデシ
ルジメチルアンモニウムヒドロキシド,牛脂トリメチル
アンモニウムヒドロキシド,ヤシ油トリメチルアンモニ
ウムヒドロキシド等のカチオン系界面活性剤が例示さ
れ、これら1種もしくは2種以上を配合して使用するこ
ともできる。特に、(C)成分として、HLBの数値が
10未満であるノニオン系界面活性剤とHLBの数値が
10以上であるノニオン系界面活性剤との2種のノニオ
ン系界面活性剤を使用することにより、さらに上記2種
のノニオン系界面活性剤のHLBの数値差が5以上であ
ると、シリコーン硬化物微粒子の平均粒子径をより小さ
くできるので好ましい。
【0013】本発明の製造方法は、シリコーン硬化物微
粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の水系サスペン
ジョンから水を除去することにより、シリコーン硬化物
微粒子と無機質微粒子からなる均一な粉体混合物を得る
ことを特徴とする。シリコーン硬化物微粒子と無機質微
粒子からなる粉体混合物の水系サスペンジョンから水を
除去する方法としては、具体的には、シリコーン硬化物
微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の水系サスペ
ンジョンをオーブン中で乾燥する方法、または該サスペ
ンジョンをスプレードライヤーで乾燥する方法等が例示
される。
【0014】本発明の製造方法で得られた、シリコーン
硬化物微粒子と無機質微粒子からなる均一な粉体混合物
は、塗料用粉体または化粧料粉体として期待される。
【0015】
【実施例】本発明を実施例により説明する。なお、実施
例中、粘度の値は25℃において測定した値である。
【0016】
【実施例1】粘度400センチポイズの分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン50重量部、粘度20センチポイズの分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイド
ロジェンポリシロキサン1.5重量部、テトラメチルテ
トラビニルシクロテトラシロキサン7.5×10-3重量
部および前記シロキサンの合計重量に対して白金金属量
が120ppmとなるように塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液を均一に混合して硬化性液状シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この硬化性液状シリコーンゴム組
成物にHLBの数値が5.7であるポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル0.5重量部を添加した。この
混合物に、HLBの数値が18.1であるポリオキシエ
チレンオクチルフェノールエーテル2重量部と純水10
重量部からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しながら滴
下した。その後、約1時間かけて、600rpmで攪拌混
合した後、これをコロイドミルに通してエマルジョンを
調製し、次いで、該エマルジョン中の固形分量が15重
量%となるように純水中に該エマルジョンを投入して、
均質な硬化性液状シリコーンゴム組成物の水系エマルジ
ョンを調製した。このエマルジョンを70℃で20分間
加熱して、硬化性液状シリコーンゴム組成物を硬化さ
せ、シリコーンゴム微粒子の水系サスペンジョンを製造
した。このシリコーンゴム微粒子の水系サスペンジョン
の一部を採取し、これを室温で水分を除去したところ、
シリコーンゴム微粒子の最大粒径は5μmであり、平均
粒子径は1μmであった。
【0017】このシリコーンゴム微粒子の水系サスペン
ジョン100重量部に、平均粒子径が1.8μmのタル
ク微粒子を15重量部を加え、約30分かけて300rp
mで攪し、粉体混合物の水系サスペンジョンとした。こ
の粉体混合物の水系サスペンジョンをスプレードライヤ
を用いて乾燥して、シリコーンゴム微粒子とタルク微粒
子からなる流動性の優れた粉体混合物を得た。この粉体
混合物は、走査型電子顕微鏡写真により、シリコーンゴ
ム微粒子の凝集物はなく、シリコーンゴム微粒子とタル
ク微粒子が均一に混合されていることが確認された。
【0018】
【応用例1】実施例1で調製した粉体混合物10重量部
を150℃において1時間で硬化可能な液状エポキシ樹
脂組成物90重量部と混合して液状エポキシ樹脂組成物
を調製した。この粉体混合物は、液状エポキシ樹脂組成
物に容易に混合でき、また液状エポキシ樹脂組成物にな
じみよく均一に分散した。得られた液状エポキシ樹脂組
成物をアルミ板に塗布して、150℃において1時間で
硬化させた。硬化後の塗膜の厚さは80μmであった。
この塗膜を観察したところ、塗膜の表面は均一で滑らか
であった。
【0019】
【比較例1】粘度400センチポイズの分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン50重量部、粘度20センチポイズの分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイド
ロジェンポリシロキサン1.5重量部、テトラメチルテ
トラビニルシクロテトラシロキサン7.5×10-3重量
部および前記シロキサンの合計重量に対して白金金属量
が120ppmとなるように塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液を均一に混合して硬化性液状シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この硬化性液状シリコーンゴム組
成物にHLBの数値が5.7であるポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル0.5重量部を添加した。この
混合物に、HLBの数値が18.1であるポリオキシエ
チレンオクチルフェノールエーテル2重量部と純水10
重量部からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しながら滴
下した。その後、約1時間かけて、600rpmで攪拌混
合した後、これをコロイドミルに通しエマルジョンを調
製し、次いで、該エマルジョン中の固形分量が15重量
%となるように純水中に該エマルジョンを投入し、均質
な硬化性液状シリコーンゴム組成物の水系エマルジョン
を調製した。このエマルジョンを70℃で20分間加熱
して、硬化性液状シリコーンゴム組成物を硬化させ、シ
リコーンゴム微粒子の水系サスペンジョンを製造した。
【0020】このシリコーンゴム微粒子の水系サスペン
ジョンをスプレードライヤで乾燥し、最大粒径が5μm
であり、平均粒子径が1μmであるシリコーンゴム微粒
子を得た。このシリコーンゴム微粒子は、一部凝集物を
有していた。このシリコーンゴム微粒子15重量部と平
均粒子径が1.8μmのタルク微粒子を15重量部をら
いかい機を用いて12時間混合し、シリコーンゴム微粒
子とタルク微粒子からなる粉体混合物を調製した。この
粉体混合物は、走査型電子顕微鏡写真により、シリコー
ンゴム微粒子が一部凝集しており、シリコーンゴム微粒
子とタルク微粒子が不均一に混合されていることが確認
された。
【0021】この粉体混合物10重量部を150℃にお
いて1時間で硬化可能な液状エポキシ樹脂組成物90重
量部と混合して液状エポキシ樹脂組成物を調製した。こ
の粉体混合物は、液状エポキシ樹脂組成物になかなか混
合できず、また液状エポキシ樹脂組成物になじみが悪か
った。得られた液状エポキシ樹脂組成物をアルミ板に塗
布して、150℃において1時間で硬化させた。硬化後
の塗膜の厚さは80μmであった。この塗膜を観察した
ところ、塗膜表面にシリコーンゴム微粒子の凝集物が観
察された。
【0022】
【実施例2】粘度40センチポイズの分子鎖両末端が水
酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量部、
粘度20センチポイズの分子鎖両末端がトリメチルシロ
キシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン5.0重量部、ジブチル錫ジオクトエート0.25重
量部からなる硬化性液状シリコーンゴム組成物を調製
し、これにHLBの数値が5.7であるポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル0.5重量部を添加した。
この混合物に、HLBの数値が18.1であるポリオキ
シエチレンオクチルフェノールエーテル2重量部と純水
10重量部からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しなが
ら滴下した。その後、約1時間かけて、600rpmで攪
拌混合した後、これをコロイドミルに通し、次いで、エ
マルジョン中の固形分が15重量%となるように純水中
に投入して、均質な硬化性液状シリコーンゴム組成物の
水系エマルジョンを調製した。このエマルジョンを70
℃で20分間加熱し、硬化性液状シリコーンゴム組成物
を硬化させ、シリコーンゴム微粒子の水系サスペンジョ
ンを製造した。このシリコーンゴム微粒子の水系サスペ
ンジョンの一部を採取し、これを室温で水分を除去した
ところ、シリコーンゴム微粒子は最大粒径は5μmであ
り、平均粒子径は1μmであった。
【0023】このシリコーンゴム微粒子の水系サスペン
ジョン100重量部に、平均粒子径が約8μmのマイカ
微粒子を15重量部を加え、約30分かけて300rpm
で攪拌混合し、均一な粉体混合物の水系サスペンジョン
とした。この粉体混合物の水系サスペンジョンをスプレ
ードライヤを用いて乾燥し、シリコーンゴム微粒子とマ
イカ微粒子からなる流動性に優れた粉体混合物を得た。
【0024】
【応用例2】実施例2で調製した粉体混合物10重量部
を150℃において1時間で硬化可能な液状エポキシ樹
脂組成物90重量部と混合し液状エポキシ樹脂組成物を
調製した。この粉体混合物は液状エポキシ樹脂組成物に
容易に混合でき、また液状エポキシ樹脂組成物になじみ
よく均一に分散した。得られた液状エポキシ樹脂組成物
をアルミ板に塗布して、150℃において1時間で硬化
させた。硬化後の塗膜の厚さは80μmであった。この
塗膜を観察したところ、塗膜の表面は均一で滑らかであ
った。
【0025】
【比較例2】粘度40センチポイズの分子鎖両末端が水
酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量部、
粘度20センチポイズの分子鎖両末端がトリメチルシロ
キシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン5.0重量部、ジブチル錫ジオクトエート0.25重
量部からなる硬化性液状シリコーンゴム組成物を調製
し、これにHLBの数値が5.7であるポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル0.5重量部を添加した。
この混合物に、HLBの数値が18.1であるポリオキ
シエチレンオクチルフェノールエーテル2重量部と純水
10重量部からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しなが
ら滴下した。その後、約1時間かけて、600rpmで攪
拌混合した後、これをコロイドミルに通し、次いで、エ
マルジョン中の固形分が15重量%となるように純水中
に投入し、均質な硬化性液状シリコーンゴム組成物の水
系エマルジョンとした。このエマルジョンを70℃で2
0分間加熱して、硬化性液状シリコーンゴム組成物を硬
化させ、シリコーンゴム微粒子の水系サスペンジョンを
調製した。このシリコーンゴム微粒子の水系サスペンジ
ョンをスプレードライヤで乾燥し、シリコーンゴム微粒
子を調製した。
【0026】このシリコーンゴム微粒子15重量部と平
均粒子径が約8μmのマイカ微粒子15重量部をらいか
い機を用いて12時間混合し、シリコーンゴム微粒子と
マイカ微粒子からなる粉体混合物を得た。この粉体混合
物10重量部を150℃において1時間で硬化可能な液
状エポキシ樹脂組成物90重量部と混合し液状エポキシ
樹脂組成物を調製した。この粉体混合物は、液状エポキ
シ樹脂組成物になかなか混合できず、また液状エポキシ
樹脂組成物になじみが悪かった。得られた液状エポキシ
樹脂組成物をアルミ板に塗布して、150℃において1
時間で硬化させた。硬化後の塗膜の厚さは80μmであ
った。この塗膜を観察したところ、塗膜表面にシリコー
ンゴム微粒子の凝集物が観察された。
【0027】
【実施例3】粘度400センチポイズの分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン50重量部、粘度20センチポイズの分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイド
ロジェンポリシロキサン1.5重量部、テトラメチルテ
トラビニルシクロテトラシロキサン7.5×10-3重量
部および前記シロキサンの合計重量に対して白金金属量
が120ppmとなるように塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液を均一に混合して硬化性液状シリコーンゴ
ム組成物を調製した。この硬化性液状シリコーンゴム組
成物を純水100重量部中で約1時間かけて、600rp
mで攪拌混合した後、これをコロイドミルに通してエマ
ルジョンを調製し、次いで、該エマルジョン中の固形分
量が15重量%となるように純水中に該エマルジョンを
投入して、均質な硬化性液状シリコーンゴム組成物の水
系エマルジョンを調製した。このエマルジョンを70℃
で20分間加熱して、硬化性液状シリコーンゴム組成物
を硬化させ、シリコーンゴム微粒子の水系サスペンジョ
ンを製造した。このシリコーンゴム微粒子の水系サスペ
ンジョンの一部を採取し、これを室温で水分を除去した
ところ、シリコーンゴム微粒子の平均粒子径は20μm
であった。
【0028】このシリコーンゴム微粒子の水系サスペン
ジョン100重量部に、平均粒子径が5μmの湿式シリ
カ微粒子を15重量部を加え、約30分かけて300rp
mで攪し、粉体混合物の水系サスペンジョンとした。こ
の粉体混合物の水系サスペンジョンをスプレードライヤ
を用いて乾燥して、シリコーンゴム微粒子と湿式シリカ
微粒子からなる流動性の優れた粉体混合物を得た。この
粉体混合物は、走査型電子顕微鏡写真により、シリコー
ンゴム微粒子の凝集物はなく、シリコーンゴム微粒子と
湿式シリカ微粒子が均一に混合されていることが確認さ
れた。
【0029】
【応用例3】実施例1で調製した粉体混合物10重量部
を150℃において1時間で硬化可能な液状エポキシ樹
脂組成物90重量部と混合して液状エポキシ樹脂組成物
を調製した。この粉体混合物は、液状エポキシ樹脂組成
物に容易に混合でき、また液状エポキシ樹脂組成物に均
一に分散した。得られた液状エポキシ樹脂組成物をアル
ミ板に塗布して、150℃において1時間で硬化させ
た。硬化後の塗膜の厚さは80μmであった。この塗膜
を観察したところ、塗膜の表面は均一で滑らかであっ
た。
【0030】
【発明の効果】本発明の製造方法は、シリコーン硬化物
微粒子と無機質微粒子からなる均一な粉体混合物を生産
性よく製造することができ、このようにして得られたシ
リコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合
物は有機樹脂に対して分散性に優れるという特徴を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で製造したシリコーンゴム微粒子とタ
ルク微粒子からなる粉体混合物の走査型電子顕微鏡写真
である。
【図2】比較例1で製造したシリコーンゴム微粒子とタ
ルク微粒子からなる粉体混合物の走査型電子顕微鏡写真
である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】このような(A)成分のシリコーン硬化物
微粒子は、水中または空気中で硬化性液状シリコーン組
成物を微粒子化し、次いで該組成物を硬化させることに
より得ることができる。このような硬化性液状シリコー
ン組成物として、具体的には、(a)アルケニル基を有
するオルガノポリシロキサンおよび(b)有機過酸化物
からなる有機過酸化物による硬化性液状シリコーン組成
物;(a’)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基
を有するオルガノポリシロキサン、(b’)1分子中に
少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオル
ガノポリシロキサンおよび(c’)白金系化合物からな
る付加反応による硬化性液状シリコーン組成物;
(a”)分子鎖両末端にシラノール基を有するジオルガ
ノポリシロキサン、(b”)1分子中に少なくとも2個
のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシロキ
サンおよび(c”)有機錫化合物からなる縮合反応によ
る硬化性液状シリコーン組成物;(a''')分子鎖両末
端にシラノール基を有するジオルガノポリシロキサン、
(b''')加水分解性のオルガノシラン類および
(c''')有機錫化合物またはチタン酸エステル類から
なる縮合反応による硬化性液状シリコーン組成物等があ
る。上記各組成物には、必要に応じて補強性充填剤、増
量充填剤、顔料、可塑剤および耐熱性添加剤等を配合す
ることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の製造方法において、(B)成分の
無機質微粒子は、その平均粒子径が0.1〜200μm
の範囲の、好ましくは0.1〜100μmの範囲の無機
質微粒子である。特に、(B)成分の平均粒子径が
(A)成分の平均粒子径と近似していれば、すなわち
(B)成分の平均粒子径/(A)成分の平均粒子径が
0.1〜10の範囲にあれば、より流動性に優れた粉体
混合物を得ることができるので好ましい。(B)成分
は、通常、有機樹脂の充填剤として配合される無機質微
粒子であれば特に限定されず、具体的には、沈降性炭酸
カルシウム,重質炭酸カルシウム,炭酸バリウム,炭酸
マグネシウム等の炭酸塩;水酸化アルミニウム,水酸化
マグネシウム等の金属水酸化物;酸化ジルコニウム,ル
チル形酸化チタン,アナターゼ形酸化チタン,酸化鉛
(リサージ等),酸化亜鉛,亜鉛華,酸化マグネシウ
ム,酸化鉄(フェライト,ベンガラ等),酸化アンチモ
ン等の金属酸化物;ケイ酸アルミニウム(ゼオライト,
カオリナイト,焼成クレー,パイロフィライト,セリサ
イト等),ケイ酸マグネシウム,タルク,ケイ酸カルシ
ウム(ウォラストナイト等),ケイ酸(珪藻土,ケイ
砂,ケイ石粉等)等の天然ケイ酸またはケイ酸塩;含水
ケイ酸カルシウム,含水ケイ酸アルミニウム,無水ケイ
酸(煙霧状シリカ,湿式シリカ等)等の合成無水ケイ酸
またはケイ酸塩;窒化炭素,窒化ホウ素,窒化ケイ素等
の窒化物;チタン酸バリウム,チタン酸カリ等のチタン
酸塩;石膏,スラグ,アスベスト,カーボンブラック,
ガラスバルーン,シラスバルーン,フライアッシュバル
ーン,二硫化モリブデン等の無機質微粒子が例示され
る。本発明の製造方法において、(B)成分の配合量
は、粉体混合物の水系サスペンジョンが流動性を失わな
いまでの量であれば特に限定されず、具体的には、
(A)成分100重量部に対して0.05〜500重量
部であり、好ましく
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【実施例1】粘度400センチポイズの分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン50重量部、粘度20センチポイズの分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイド
ロジェンポリシロキサン1.5重量部、テトラメチルテ
トラビニルシクロテトラシロキサン7.5×10-3重量
部および前記シロキサンの合計重量に対して白金金属量
が120ppmとなるように塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液を均一に混合して硬化性液状シリコーン組
成物を調製した。この硬化性液状シリコーン組成物にH
LBの数値が5.7であるポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル0.5重量部を添加した。この混合物
に、HLBの数値が18.1であるポリオキシエチレン
オクチルフェノールエーテル2重量部と純水10重量部
からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しながら滴下し
た。その後、約1時間かけて、600rpmで攪拌混合 し
た後、これをコロイドミルに通してエマルジョンを調製
し、次いで、該エマルジョン中の固形分量が15重量%
となるように純水中に該エマルジョンを投入して、均質
硬化性液状シリコーン組成物の水系エマルジョンを調
製した。このエマルジョンを70℃で20分間加熱し
て、硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、シリコー
ン硬化物微粒子の水系サスペンジョンを製造した。この
シリコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョンの一部を
採取し、これを室温で水分を除去したところ、シリコー
ン硬化物微粒子の最大粒径は5μmであり、平均粒子径
は1μmであった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペ
ンジョン100重量部に、平均粒子径が1.8μmのタ
ルク微粒子を15重量部加え、約30分かけて300rp
mで攪拌し、粉体混合物の水系サスペンジョンとした。
この粉体混合物の水系サスペンジョンをスプレードライ
ヤを用いて乾燥して、シリコーン硬化物微粒子とタルク
微粒子からなる流動性の優れた粉体混合物を得た。この
粉体混合物は、走査型電子顕微鏡写真により、シリコー
ン硬化物微粒子の凝集物はなく、シリコーン硬化物微粒
とタルク微粒子が均一に混合されていることが確認さ
れた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【比較例1】粘度400センチポイズの分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン50重量部、粘度20センチポイズの分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイド
ロジェンポリシロキサン1.5重量部、テトラメチルテ
トラビニルシクロテトラシロキサン7.5×10-3重量
部および前記シロキサンの合計重量に対して白金金属量
が120ppmとなるように塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液を均一に混合して硬化性液状シリコーン組
成物を調製した。この硬化性液状シリコーン組成物にH
LBの数値が5.7であるポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル0.5重量部を添加した。この混合物
に、HLBの数値が18.1であるポリオキシエチレン
オクチルフェノールエーテル2重量部と純水10重量部
からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しながら滴下し
た。その後、約1時間かけて、600rpmで攪拌混合し
た後、これをコロイドミルに通しエマルジョンを調製
し、次いで、該エマルジョン中の固形分量が15重量%
となるように純水中に該エマルジョンを投入し、均質な
硬化性液状シリコーン組成物の水系エマルジョンを調製
した。このエマルジョンを70℃で20分間加熱して、
硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、シリコーン硬
化物微粒子の水系サスペンジョンを製造した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペ
ンジョンをスプレードライヤで乾燥し、最大粒径が5μ
mであり、平均粒子径が1μmであるシリコーン硬化物
微粒子を得た。このシリコーン硬化物微粒子は、一部凝
集物を有していた。このシリコーン硬化物微粒子15重
量部と平均粒子径が1.8μmのタルク微粒子15重量
をらいかい機を用いて12時間混合し、シリコーン硬
化物微粒子とタルク微粒子からなる粉体混合物を調製し
た。この粉体混合物は、走査型電子顕微鏡写真により、
シリコーン硬化物微粒子が一部凝集しており、シリコー
ン硬化物微粒子とタルク微粒子が不均一に混合されてい
ることが確認された。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この粉体混合物10重量部を150℃にお
いて1時間で硬化可能な液状エポキシ樹脂組成物90重
量部と混合して液状エポキシ樹脂組成物を調製した。こ
の粉体混合物は、液状エポキシ樹脂組成物になかなか混
合できず、また液状エポキシ樹脂組成物になじみが悪か
った。得られた液状エポキシ樹脂組成物をアルミ板に塗
布して、150℃において1時間で硬化させた。硬化後
の塗膜の厚さは80μmであった。この塗膜を観察した
ところ、塗膜表面にシリコーン硬化物微粒子の凝集物が
観察された。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【実施例2】粘度40センチポイズの分子鎖両末端が水
酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量部、
粘度20センチポイズの分子鎖両末端がトリメチルシロ
キシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン5.0重量部、ジブチル錫ジオクトエート0.25重
量部からなる硬化性液状シリコーン組成物を調製し、こ
れにHLBの数値が5.7であるポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル0.5重量部を添加した。この混
合物に、HLBの数値が18.1であるポリオキシエチ
レンオクチルフェノールエーテル2重量部と純水10重
量部からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しながら滴下
した。その後、約1時間かけて、600rpmで攪拌混合
した後、これをコロイドミルに通し、次いで、エマルジ
ョン 中の固形分が15重量%となるように純水中に投
入して、均質な硬化性液状シリコーン組成物の水系エマ
ルジョンを調製した。このエマルジョンを70℃で20
分間加熱し、硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、
シリコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョンを製造し
た。このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョン
の一部を採取し、これを室温で水分を除去したところ、
シリコーン硬化物微粒子は最大粒径は5μmであり、平
均粒子径は1μmであった。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペ
ンジョン100重量部に、平均粒子径が約8μmのマイ
カ微粒子を15重量部を加え、約30分かけて300rp
mで攪 拌混合し、均一な粉体混合物の水系サスペンジョ
ンとした。この粉体混合物の水系サスペンジョンをスプ
レードライヤを用いて乾燥し、シリコーン硬化物微粒子
とマイカ微粒子からなる流動性に優れた粉体混合物を得
た。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】
【比較例2】粘度40センチポイズの分子鎖両末端が水
酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50重量部、
粘度20センチポイズの分子鎖両末端がトリメチルシロ
キシ基で封鎖されたメチルハイドロジェンポリシロキサ
ン5.0重量部、ジブチル錫ジオクトエート0.25重
量部からなる硬化性液状シリコーン組成物を調製し、こ
れにHLBの数値が5.7であるポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル0.5重量部を添加した。この混
合物に、HLBの数値が18.1であるポリオキシエチ
レンオクチルフェノールエーテル2重量部と純水10重
量部からなる水溶液を約5分間かけて攪拌しながら滴下
した。その後、約1時間かけて、600rpmで攪拌混合
した後、これをコロイドミルに通し、次いで、エマルジ
ョン 中の固形分が15重量%となるように純水中に投
入し、均質な硬化性液状シリコーン組成物の水系エマル
ジョンとした。このエマルジョンを70℃で20分間加
熱して、硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、シリ
コーン硬化物微粒子の水系サスペンジョンを調製した。
このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョンをス
プレードライヤで乾燥し、シリコーン硬化物微粒子を調
製した。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】このシリコーン硬化物微粒子15重量部と
平均粒子径が約8μmのマイカ微粒子15重量部をらい
かい機を用いて12時間混合し、シリコーン硬化物微粒
とマイカ微粒子からなる粉体混合物を得た。この粉体
混合物10重量部を150℃において1時間で硬化可能
な液状エポキシ樹脂組成物90重量部と混合し液状エポ
キシ樹脂組成物を調製した。この粉体混合物は、液状エ
ポキシ樹脂組成物になかなか混合できず、また液状エポ
キシ樹脂組成物になじみが悪かった。得られた液状エポ
キシ樹脂組成物をアルミ板に塗布して、150℃におい
て1時間で硬化させた。硬化後の塗膜の厚さは80μm
であった。この塗膜を観察したところ、塗膜表面にシリ
コーン硬化物微粒子の凝集物が観察された。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【実施例3】粘度400センチポイズの分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン50重量部、粘度20センチポイズの分子鎖両
末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチルハイド
ロジェンポリシロキサン1.5重量部、テトラメチルテ
トラビニルシクロテトラシロキサン7.5×10-3重量
部および前記シロキサンの合計重量に対して白金金属量
が120ppmとなるように塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液を均一に混合して硬化性液状シリコーン組
成物を調製した。この硬化性液状シリコーン組成物を純
水100重量部中で約1時間かけて、600rpmで攪拌
混合した後、これをコロイドミ ルに通してエマルジョ
ンを調製し、次いで、該エマルジョン中の固形分量が1
5重量%となるように純水中に該エマルジョンを投入し
て、均質な硬化性液状シリコーン組成物の水系エマルジ
ョンを調製した。このエマルジョンを70℃で20分間
加熱して、硬化性液状シリコーン組成物を硬化させ、
リコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョンを製造し
た。このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペンジョン
の一部を採取し、これを室温で水分を除去したところ、
シリコーン硬化物微粒子の平均粒子径は20μmであっ
た。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】このシリコーン硬化物微粒子の水系サスペ
ンジョン100重量部に、平均粒子径が5μmの湿式シ
リカ微粒子15重量部を加え、約30分かけて300rp
mで攪し、粉体混合物の水系サスペンジョンとした。こ
の粉体混合物の水系サスペンジョンをスプレードライヤ
を用いて乾燥して、シリコーン硬化物微粒子と湿式シリ
カ微粒子からなる流動性の優れた粉体混合物を得た。こ
の粉体混合物は、走査型電子顕微鏡写真により、シリコ
ーン硬化物微粒子の凝集物はなく、シリコーン硬化物微
粒子と湿式シリカ微粒子が均一に混合されていることが
確認された。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【応用例3】実施例で調製した粉体混合物10重量部
を150℃において1時間で硬化可能な液状エポキシ樹
脂組成物90重量部と混合して液状エポキシ樹脂組成物
を調製した。この粉体混合物は、液状エポキシ樹脂組成
物に容易に混合でき、また液状エポキシ樹脂組成物に均
一に分散した。得られた液状エポキシ樹脂組成物をアル
ミ板に塗布して、150℃において1時間で硬化させ
た。硬化後の塗膜の厚さは80μmであった。この塗膜
を観察したところ、塗膜の表面は均一で滑らかであっ
た。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】実施例1で製造したシリコーン硬化物微粒子
タルク微粒子からなる粉体混合物の走査型電子顕微鏡写
真である。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】比較例1で製造したシリコーン硬化物微粒子
タルク微粒子からなる粉体混合物の走査型電子顕微鏡写
真である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)平均粒子径が0.1〜200μm
    であるシリコーン硬化物微粒子と(B)平均粒子径が
    0.1〜200μmである無機質微粒子からなる粉体混
    合物の水系サスペンジョンから水を除去することを特徴
    とする、シリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からな
    る粉体混合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 (A)平均粒子径が0.1〜200μm
    であるシリコーン硬化物微粒子と(B)平均粒子径が
    0.1〜200μmである無機質微粒子と(C)界面活
    性剤からなる粉体混合物の水系サスペンジョンから水を
    除去することを特徴とする、シリコーン硬化物微粒子と
    無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法。
JP35860991A 1991-12-26 1991-12-26 シリコーン硬化物微粒子と無機質微粒子からなる粉体混合物の製造方法 Expired - Lifetime JP3337232B2 (ja)

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