JPH05176446A - 周波数異常検出回路 - Google Patents

周波数異常検出回路

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JPH05176446A
JPH05176446A JP35778691A JP35778691A JPH05176446A JP H05176446 A JPH05176446 A JP H05176446A JP 35778691 A JP35778691 A JP 35778691A JP 35778691 A JP35778691 A JP 35778691A JP H05176446 A JPH05176446 A JP H05176446A
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JP
Japan
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frequency
terminal
signal
input
limit value
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Pending
Application number
JP35778691A
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English (en)
Inventor
Atsuyuki Hirao
敬幸 平尾
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Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用電源と並列運転を行う電源装置の周波数
異常検出回路に関する。 【構成】 複数個の周波数設定値を出力するタイマー1
とリセット端子,プリセット端子を備えた2つのD型フ
リップ・フロップ2と3、およびインバータ5,AND
ゲート4,ORゲート6によって構成した。基準周波数
に許容される上限値と下限値を設定しておき、これを越
える周波数を検出した場合には周波数異常信号を送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商用電源と並列運転
を行う各種電源装置における周波数の異常を検出する回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】商用電源と並列運転して負荷に電力を供
給する各種電源装置においては、系統周波数の異常が発
生したときは迅速に周波数異常を検出して電源装置を保
護すると共に、正常な周波数となるように系統の周波数
制御を行うことが肝要である。このため、従来よりアナ
ログ式またはディジタル式の各種の周波数異常検出回路
が提案されていた。図4はディジタル方式の周波数異常
検出回路を示すブロック図である。図4において、被測
定周波数は単安定マルチバイブレータ11に入力されて
おり、また基準クロックと共にANDゲート14にも入
力されている。リップルカウンタ12は前記ANDゲー
ト14の出力信号をカウントしてデータラッチ13へ出
力するが、このリップルカウンタ12とデータラッチ1
3は前記単安定マルチバイブレータ11の出力信号によ
って作動する。図5は図4における,,の波形図
であって、被測定周波数の区間Aの周波数のANDゲ
ート14の出力信号はに示すようになり、単安定マル
チバイブレータ11の出力信号により区間Aのリップ
ルカウンタ値がラッチされる。このカウンタ値が設定値
より大きいか小さいかをディジタルコンパレータ15と
16において比較し、ORゲート17,フリップ・フロ
ップ18を介して周波数異常を検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4から明らかなよう
に、従来使用されていたディジタル式の周波数異常検出
回路では回路を構成する部品数が多くて複雑であり、ま
た周波数の設定の変更が簡単ではなかった。この発明
は、上述した従来技術の欠点を解消するためになされた
ものであって、シンプルな回路構成を備え、かつ、周波
数の検出設定を容易に行うことのできる周波数異常検出
回路を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、この発明による周波数異常検出回路は、被測定
周波数と基準クロックを入力して基準周波数に対する上
限値と下限値を出力するタイマーと、前記被測定周波数
をインバータを介してポジティブ・エッジトリガ端子に
入力すると共に、前記タイマーの基準周波数に対する上
限値を示す出力信号をリセット信号と共に入力するAN
Dゲートの出力信号をリセット端子に入力する第1のD
型フリップ・フロップと、前記被測定周波数をポジティ
ブ・エッジトリガ端子に入力すると共に、リセット端子
とプリセット端子に前記リセット信号と前記タイマーの
基準周波数に対する下限値を示す出力信号とを夫々入力
て、前記第1のD型フリップ・フロップの出力信号をO
Rゲートを介してD端子に入力する第2のD型フリップ
・フロップによって構成したものである。
【0005】
【作用】タイマーにより基準周波数の上下限値を任意に
設定し2つのD型フリップ・フロップのリセット信号お
よびプリセット信号として入力させる。リセット入力と
プリセット入力は負論理動作であってクロック動作に優
先するので、リセット信号“L”をリセット端子に入力
している第2のD型フリップ・フロップはタイマーから
基準周波数の下限値を示す出力信号を入力すると、出力
端子Qから周波数異常信号を出力する。また、前記タイ
マーから基準周波数の上限値を示す出力信号をリセット
信号と共にANDゲートを介してリセット端子に入力す
る第1のD型フリップ・フロップはORゲートを介して
前記第2のD型フリップ・フロップ出力端子Qから周波
数異常信号を出力する。
【0006】
【実施例】以下、この発明に係る周波数異常検出回路の
実施例を図面を参照しなから説明する。
【0007】図1はこの発明の実施例を示す周波数異常
検出回路のブロック図であり、周波数の検出設定を行う
回路に例えば8253タイマー等のプログラマブルな回
路を使用している。タイマー1のCLK0 端子とCLK
1 端子には基準クロックを入力させ、G0 端子とG1
子には被測定周波数fを入力させる。このタイマー1に
よって設定された基準周波数の上限値(例えば基準周波
数+10%)はOUT0 端子から出力され、また基準周
波数の下限値(例えば基準周波数−10%)はOUT1
端子から出力される。第1と第2のD型フリップ・フロ
ップはD入力とC入力のほかに、独立したリセット入力
端子とプリセット入力端子が備えられており、共に負論
理動作であってクロック動作に優先動作する。前記第1
のD型フリップ・フロップ(以下、FF−1 という)は
インバータ5を介してC端子に被測定周波数数1を入力
しており、前記タイマー1のOUT0 端子の出力信号と
リセット信号を入力して作動するANDゲート4の出力
信号をリセット端子に入力する。また、D端子とプリセ
ット端子には常時信号“H”が入力している。
【0008】
【数1】
【0009】次に第2のD型フリップ・フロップ(以
下、FF−2という)はC端子に被測定周波数fを入力
しており、リセット端子にリセット信号を、プリセット
端子に前記タイマー1のOUT1 端子からの出力信号を
夫々入力している。前記FF−1とFF−2の夫々のQ
端子はORゲート6の入力端子に接続されており、前記
ORゲート6の出力端子は前記FF−2のD端子に接続
されている。即ち、FF−2の出力信号はそのQ端子か
ら直接出力されるが、FF−1の出力信号はORゲート
6を介してFF−2のQ端子から出力される。
【0010】図2は被測定周波数が基準値より高い場合
における周波数異常信号の動作タイミングチャートであ
り、図3は被測定周波数が基準値より低い場合における
周波数異常信号の動作タイミングチャートである。図2
と図3における〔FF−2(C)〕は被測定周波数fを
そのまま入力するFF−2のC端子への信号波形を示し
ており、〔FF−1(C)〕はインバータ5を介して被
測定周波数外1を入力するFF−1のC端子への信号波
形を示している。また、〔OUT0 〕と〔OUT1 〕は
タイマー1の2つの出力端子から送出される(基準周波
数+10%)と(基準周波数−10%)のタイミングを
もった出力信号である。図2において、〔OUT0 〕を
ANDゲート4を介して入力するFF−1のリセット端
子の信号波形は、〔FF−1(R)〕の通りであり〔O
UT0 〕と同一である。FF−1の出力信号は〔FF−
1(C)〕と〔FF−1(R)〕によって合成され〔F
F−1(Q)〕となる。この出力信号はORゲート6を
介してFF−2のD端子に入力されるので、〔FF−2
(C)〕の入力信号をトリガとするFF−2の出力信号
は〔FF−2(Q)〕となり周波数異常信号を送出す
る。図3において〔OUT1 〕をそのまま入力するFF
−2のプリセット端子の信号波形は〔FF−2(P
R)〕であって〔OUT1 〕と同一である。この信号を
受けてFF−2の出力信号は〔FF−2(Q)〕に示す
ようになり周波数異常信号を送出する。
【0011】タイマーによる周波数の設定変更は容易で
あり、かつ複数個の設定値を備えているので自由にプロ
グラミング可能である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による周
波数異常検出回路はタイマーと2つD型フリップ・フロ
ップおよび複数個の論理ゲートを使用した簡単な回路構
成を備えている。従って、コンパクトな小型軽量化され
た検出回路を実現でき、かつ周波数設定調整も容易であ
るので検出設定を自由にプログラムできる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による周波数異常検出回路のブロック
図。
【図2】周波数が高い場合の動作タイミングチャート。
【図3】周波数が低い場合の動作タイミングチャート。
【図4】従来の周波数異常検出回路のブロック図。
【図5】波形図。
【符号の説明】
1 タイマー 2,3 D型フリップ・フロップ 4,5,6 論理ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックおよび被測定周波数を入力
    し、予め設定した基準周波数に対する上限値および下限
    値を示す2つの異なる信号を出力するタイマーと、 前記被測定周波数をインバータを介してポジティブ・エ
    ッジトリガ端子に入力すると共にD端子とプリセット端
    子に信号“H”を入力させておき、さらに、前記タイマ
    ーの基準周波数に対する上限値を示す信号とリセット信
    号を入力するANDゲートの出力信号をリセット端子に
    入力する第1のD型フリップ・フロップと前記被測定周
    波数ををポジティブ・エッジトリガ端子に入力すると共
    にリセット端子とプリセット端子には夫々前記リセット
    信号と前記タイマーの基準周波数に対する下限値を示す
    信号を入力させておき、さらに、前記第1のD型フリッ
    プ・フロップの出力信号をORゲートを介してD端子に
    入力すると共に出力端子を前記ORゲートの他方の入力
    端子と接続し、前記被測定周波数が予め設定した前記基
    準周波数に対する上限値または下限値になった場合には
    前記出力端子から周波数異常信号を出力する第2のD型
    フリップ・フロップと、 によって構成したことを特徴とする周波数異常検出回
    路。
JP35778691A 1991-12-26 1991-12-26 周波数異常検出回路 Pending JPH05176446A (ja)

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