JPH0517549B2 - - Google Patents

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JPH0517549B2
JPH0517549B2 JP60224790A JP22479085A JPH0517549B2 JP H0517549 B2 JPH0517549 B2 JP H0517549B2 JP 60224790 A JP60224790 A JP 60224790A JP 22479085 A JP22479085 A JP 22479085A JP H0517549 B2 JPH0517549 B2 JP H0517549B2
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JP
Japan
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paper
sensor
conveyance path
jam
ejection
Prior art date
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Kazuo Arakawa
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本発明は裁断された用紙にコピーを行う複写機
に係わり、特に複写機内部で発生した紙詰りを処
理した後に搬送路にまだ用紙が存在する場合に、
この用紙を排出させるための排出制御方法に関す
る。 「従来の技術」 一般に複写機はその機能が複雑化されるほど、
搬送路が複雑化し、またその全長が長くなる。そ
こで、用紙の搬送方法に各種の改良が加えられて
いるものの、搬送路中における用紙の紙詰り(ジ
ヤム)はこれを皆無にすることができない。 第9図は、搬送路中を搬送される用紙について
のジヤム検出原理を表わしたものである。搬送路
1上を搬送される用紙2は、複数の用紙検知セン
サS1,S2……の検知領域を順に通過する。こ
のとき、これらの用紙検知センサS1,S2……
は予め個別に定められたタイミングで用紙の存否
を検知し、(1)用紙2の通過すべきタイミングで用
紙2の存在が検知されないときや、(2)用紙2の存
在すべきでないタイミングでこの用紙の存在が検
知されたときには、共にジヤムが発生したとの判
別を行うことになる。 さて、両面コピーや多重複写(同一面に対する
複数回のコピー)を行つたりすることのできる複
写機のように比較的高級な複写機では、搬送路中
を搬送されている用紙にジヤムが発生したとき、
この搬送路に同時に幾つかの用紙が搬送中の状態
で存在している可能性がある。 従来では、搬送路の長さや構成が比較的単純で
あり、搬送路中に同時に存在する用紙の数は多く
ても2〜3枚であつた。この状況では一度ジヤム
が発生すると、搬送路中に存在した用紙をオペレ
ータがすべて除去していた。(特開昭56−62262号
公報参照)。しかしながら、搬送路の長さが長く
なつたりその構造が複雑化すると、搬送路中に同
時に存在する用紙の数が例えば5〜6枚あるいは
これ以上となり、オペレータにすべての用紙を除
去させることが事実上不可能となつてきた。そこ
で最近では、ジヤムを発生させた用紙のみをオペ
レータが取り除けば、他の用紙は自動的に排出す
るようにした複写機が登場している(特開昭59−
74844号公報)。ジヤムの生じた箇所は複写機のコ
ンソール部分等に表示されることが通常なので、
これによりオペレータの負担が大幅に軽減される
ことになる。 「発明が解決しようとする問題点」 ところが、複写機によるこの自動排出処理には
大きな問題が存在する。それは、オペレータがジ
ヤムの生じた箇所の用紙ばかりでなく、搬送路上
に存在するそれ以外の用紙をも取り除いた場合の
問題である。これを第10図および第11図を用
いて説明する。 第10図は、搬送路1上にジヤム処理のために
停止している2枚の用紙2A,2Bが、共に用紙
検知センサS1,S2によつて検知される位置に
存在している場合である。この場合には、例えば
一方の用紙2Aがジヤム処理時に間違つて除去さ
れても、複写機はこれを対応する用紙検知センサ
S1によつて検知することができる。すなわち、
この場合には、除去されなかつた用紙2Bについ
てのみ排出作業を開始させ、この用紙2Bが搬送
路上でジヤムを発生させないかどうかを監視すれ
ばよい。 ところがこのように搬送路に残存している用紙
すべてが用紙検知センサによつて検知されている
という事態はむしろ極めて少ない。第11図は3
枚の用紙2C〜2Eのうち、1枚の用紙2Dがど
の用紙検知センサによつても検知されていない状
態を示している。この状態でオペレータがジヤム
を生じさせていない用紙2Dをも誤つて除去した
とする。この除去の事実は複写機が判別すること
ができない。従つて複写機が第1の用紙検知セン
サS1等によつてこの用紙2Dの存在を記憶して
いた場合には、用紙搬送再開後所定時間以内に第
2の用紙検知センサS2がこれを検知しないこと
をもつてジヤムの発生と判断し、自動排出処理を
ストツプさせてしまう。 このように、ジヤムの生じた用紙のみ取り除け
ばよい複写機でオペレータがこれ以外の用紙をも
取り除いた場合には、ジヤム除去後の自動排出処
理がスムーズに行えないという問題があつた。 そこで本発明の目的は、ジヤムの生じた用紙の
除去後に開始される残存用紙の自動排出処理を支
障なく行わせることのできる用紙の排出制御方法
を提供することにある。 「問題点を解決するための手段」 本発明では、ジヤムの生じた用紙の除去された
後に行われる自動排出処理において搬送路中の全
用紙検知センサをすべて所定時間だけ検出状態に
おき、その間に検出された用紙を搬送路上に存在
する用紙としてジヤムの発生の有無を監視しなが
ら搬送させる。この場合、自動排出処理モードの
開始から所定時間が経過しても搬送路中の用紙検
知センサのいずれもが1枚の用紙も検出しないと
きには、搬送路中に用紙が残つていないものとし
て自動排出処理モードを終了させることが可能で
ある。この自動排出処理が終了した時点で必要に
よりコピー作業のモードに移行させることができ
る。 ところでこの発明で用いられる用紙検知センサ
は、前記した所定時間中に2以上の用紙を検出す
ることもあり得る。この場合には、この枚数を積
算するようにして、以後の搬送制御のデータとし
て用いることができる。 「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明を適用する複写機の概要を表わ
したものである。 この複写機は複写機本体11の内部に3段の供
給トレイ12〜14を配置している。これらの供
給トレイ12〜14は、収容されている用紙15
が使用されるのに従いそれらの底板が上方に持ち
上げられるようになつており、一番上の用紙はそ
れぞれ常に所定の位置(高さ)に設定されるよう
になつている。 3段の供給トレイ12〜14のそれぞれわずか
上方には、フイードベルト16〜18がそれぞれ
配置されている。用紙供給のために例えば上段供
給トレイ12が選択されると、対応する上段フイ
ードベルト16内のエアーが吸引され、用紙15
が1枚だけこの上段フイードベルト16に吸引さ
れる。 上段フイードベルト16は所定のタイミングで
回転を開始するので、吸引された用紙15は第2
の用紙検知センサ(以下この明細書では用紙検知
センサを単にセンサと略称する。)S2によつて
検知された後、バーチカル・トランスポート21
の方向に搬送される。バーチカル・トランスポー
ト21に到達した用紙15は、このトランスポー
トによつて下方に搬送され、レジ・トランスポー
ト22に到達する。レジ・トランスポート22で
はレジストレーシヨンロール23によつて搬送タ
イミングの調整が行われる。この結果、所定のタ
イミングで搬送を開始された用紙15は、第5の
センサS5を経た後、感光体ベルト24と転写器
25の間を通過し、このときトナー像の転写が行
われる。 ところで、感光体ベルト24は無端ベルトであ
り、メインモータ27の駆動力を伝達されたドラ
イブロール28によつて矢印29方向に定速回転
されるようになつている。感光体ベルト24と近
接して配置されている帯電器31はこのベルト表
面を均一に帯電する。露光ステーシヨン32は、
プラテン33にセツトされた原稿(図示せず)を
内蔵のフラツシユランプで露光し、光像をこの帯
電後の感光体ベルト24に照射する。このように
して静電潜像の形成が行われる。この後、静電潜
像は現像器34で現像され、トナー像が形成され
る。このトナー像が前記した用紙15に転写され
ることになる。 トナー像転写後の用紙15は、プリフユーザ・
トランスポート36によつて今度は上方に搬送さ
れる。プリフユーザ・トランスポート36には、
用紙の通過を検知するための第6のセンサS6が
配置されている。プリフユーザ・トランスポート
36を通過した用紙15は、定着ロール37を通
過してここで熱定着される。定着後の用紙15は
ポストフユーザ・トランスポート38によつて更
に上方まで搬送される。 ポストフユーザ・トランスポート38には用紙
検出のための第7〜第10のセンサS7〜S10
と、搬送路切り換え用の3つのゲート41〜4
3、並びに用紙15の表裏を反転するためのイン
バータユニツト45が配置されている。このう
ち、第7のセンサS7は定着ローラ37の近傍
に、また第8のセンサS8は第1ゲート41の手
前にそれぞれ配置されている。 第1のゲート41は用紙をインバータ45に送
り込むか否かの切り換えを行う。インバータ45
に送り込まれて表裏の反転した用紙およびインバ
ータ45方向に送りこまれなかつた用紙は、第2
のゲート42の配置されている場所まで搬送され
る。第2のゲート42は、この用紙を複写機本体
11の上面に設けられた排出トレイ46に向けて
排出するか、更に後段の搬送路に受け渡すかを選
択するゲートである。排出トレイ46の近傍には
第9のセンサS9が設けられており、用紙が排出
されるかどうかの検出を行うようになつている。 第2のゲート42によつて排出トレイ46方向
に排出されなかつた用紙は、第3のゲート43に
到達する。この第3のゲート43によつて、用紙
はホリゾンタル・トランスポート48を経て図示
しないパージ・トレイに向けて排出されるか、デ
ユプレツクス・トレイ49に排出されるかどうか
が選択される。第10のセンサS10はこの第3の
ゲートの近傍に配置されている。 ところでデユプレツクス・トレイ49は、両面
複写や同一面における重複した複写を行う際に使
用するトレイである。すなわちデユプレツクス・
トレイ49に収容された用紙は、所定のタイミン
グでフイードベルト51によつてバーチカル・ト
ランスポート21の方向へ送り出され、前記した
と同様にして感光体ベルト24によつて再度トナ
ー像の転写を受けることになる。フイードベルト
51の排出側には、後に説明するように用紙搬送
用のテイクアウエイ・ロール(第4図参照)が配
置されており、このテイクアウエイ・ロールの排
出側には第1のセンサS1が配置されている。 なお、この複写機でメインモータ27は用紙1
5の搬送駆動源となるので、このモータの回転に
同期して各種タイミングを制御する必要がある。
このため、メインモータ27の回転軸にはエンコ
ーダ53が取り付けられており、これから出力さ
れるパルス信号が複写機各部の制御の基準クロツ
クとして用いられる。 また、中段フイードベルト17および下段フイ
ードベルト18のそれぞれ排出側近傍には、第1
のセンサS1について説明した場合と同様に図示
しないテイクアウエイ・ロールが配置さており、
これらのテイクアウエイ・ロールの用紙搬入側に
は第3および第4のセンサS3,S4が配置され
ている。第2のセンサS2についても同様であ
る。このように第2〜第4のセンサS2〜S4
は、第1のセンサS1と比べてそれらのテイクア
ウエイ・ロールに対する配置関係が逆となつてい
る。 第2図は以上のような構成の複写機におけるス
タートボタン(図示せず)を押した場合の制御動
作の概略を表わしたものである。この複写機の図
示しないコンソールにはプリントの開始等を指示
するためのスタートボタンが配置されている。こ
のスタートボタンを押すとメインモータ27が駆
動を開始される(ステツプ)。図示しないCPU
(中央処理装置)は、この状態で、同じく図示し
ないRAM(ランダム・アクセス・メモリ)の所
定の領域を読み出し、これによつて複写機がパー
ジ制御を行わなければならない状態であるかどう
かを判断する(ステツプ)。 ここでパージ制御とは、複写機で発生したジヤ
ムを除去した後、搬送路内にまだ残つている用紙
を排出するための自動排出処理モード上での制御
である。ジヤムが発生し、該当する用紙が搬送路
から除去されると、前記したRAMの所定領域に
パージ制御を行わせるためのデータが書き込まれ
るようになつており、CPUはこれを基にパージ
制御の必要の有無を判別することになる。 パージ制御による用紙の排出が必要な場合には
(Y)、その制御が行われ(ステツプ)、この後コ
ピー作業が行われる(ステツプ)。これに対し
て、パージ制御による用紙の排出が必要でない場
合には(ステツプ;N)、直ちにコピー作業が
開始される(ステツプ)ことになる。コピー作
業が終了したら、メインモータ27の駆動が停止
され(ステツプ)、複写機の制御が終了する
(エンド)。 第3図は、パージ制御の詳細として用紙の自動
排出について用紙のまだ排出動作の行われない段
階の作業、すなわち始動ルーチンの部分を表わし
たものである。パージ制御が行われる場合には、
この第3図においてまずオン・センサ・カウンタ
(0Sカウンタ)の内容がクリアされる(ステツプ
)。ここでオン・センサ・カウンタとは、ジヤ
ム除去後の搬送路上に用紙が何枚存在するかをカ
ウントするカウンタである。オン・センサ・カウ
ンタの計数結果は、前記したRAMの所定の領域
に書き込まれ、逐次更新される。 オン・センサ・カウンタがクリアされたら、
CPUは次に各センサS1〜S10に対応して設
けられたオン用多重カウンタ(OMカウンタ)の
内容をすべて零にする(ステツプ)。オン用多
重カウンタは、パージ期間の所定時間内に各セン
サS1〜S10がカウントする用紙の枚数を記録
するカウンタである。このオン用多重カウンタの
計数値も前記したRAMの他の所定領域に書き込
まれ、適宜その内容が更新されることになる。 以上の作業が終了したら、CPUはRAMの他の
領域に割り振られたセンサバツフア(Sバツフ
ア)に第1のセンサS1をセツトする(ステツプ
)。これにより、CPUはまず第1のセンサS1
について用紙が存在するかどうかの判別作業を開
始することになる。 この判別作業では、まずセンサバツフアによつ
て示されているセンサすなわち第1のセンサS1
が用紙を検出しているか否かが判別される(ステ
ツプ)。第1のセンサS1が用紙を現時点で検
出していない場合(l)には、第1のセンサについて
用意されたオン用多重カウンタの計数値が零であ
るか否かが次に判別される(ステツプ)。零で
あれば(Y)、センサバツフアによつて示されている
センサ(この場合は第1のセンサS1)の検出出
力がオフからオンへ変化する場合にこれを検知す
るための検知要求がセツトされる(ステツプ)。 第4図はこのような検知動作の意義を説明する
ためのものである。先に説明したように、フイー
ドロール51の排出側には用紙搬送用のテイクア
ウエイ・ロール61,62が配置されており、そ
の後段に第1のセンサが設けられている。第3図
のステツプで第1のセンサS1が用紙を検出し
ていないということは、用紙がこのセンサS1の
近傍に全く存在しない場合と、存在しているがこ
の時点では検知されていない場合との2つの場合
があり得る。後者には、用紙がテイクアウエイ・
ロール61,62に挟持されている場合がある。
この場合には、メインモータ27の駆動開始と共
にテイクアウエイ・ロール61,62が用紙を送
り出し、その先端が第1のセンサS1によつて検
知されることになる。従つてステツプではこの
状態を考慮に入れて、オン変化の検知要求をセツ
トする。ステツプでセンサバツフアの内容が零
でない場合には、テイクアウエイ・ロール61,
62による用紙の送り出しがすでに終了した状態
なので、オン変化検知要求はセツトされない(ス
テツプ;N)。 ステツプで第1のセンサS1のオン変化要求
がセツトされたら、そのオン用多重カウンタが+
1される(ステツプ)。これはこのオン変化要
求がセツトされた状態を表わすものである。この
次にCPUは現在のセンサバツフアの内容が第1
〜第9のセンサS1〜S9かどうかを調べる(ス
テツプ)。これは第10のセンサS10とそれ以
外のセンサS1〜S9とで処理手順を異ならせる
ためである。センサバツフアには第1のセンサS
1がセツトされているので(ステツプ参照)、
センサバツフアの示すセンサの番号が1だけ加算
され、更新される(ステツプ)。 現在のセンサバツフアの内容が第1のセンサS
1なので、センサバツフアには新しく第2のセン
サS2が代つて書き込まれる。第2のセンサS2
についても第1のセンサS1と同様の作業が行わ
れる。この第2のセンサS2ついても用紙の検知
が行われなかつたら、これについてもオン変化検
知の要求がセツトされ、センサバツフアの更新が
行われる(ステツプ〜)。このようにして、
第10のセンサS10までの現時点での用紙検知の
有無がチエツクされ、用紙が存在しないセンサに
対してはオン変化検知要求がセツトされることに
なる。 これに対して、第2のセンサS2について用紙
の検知が行われたとする(ステツプ;Y)。の
場合、センサバツフアで示されるセンサは第2の
センサS2なので(ステツプ、;N)、セン
サバツフアで指示される次のセンサ用のオン用多
重カウンタを1だけ加算する(ステツプ)。こ
こでセンサバツフアで指示される次のセンサと
は、次の第1表に示すようなものである。
【表】 すなわち、センサバツフアで示される現在のセ
ンサは第2のセンサS2なので、第5のセンサS
5についてのオン用多重カウンタが+1されるこ
とになる。これは、第1図で了解されるように、
第2のセンサS2で検出された用紙は、仮にジヤ
ムを発生させないで搬送されるとすれば、バーチ
カル・トランスポート21を経てレジ・トランス
ポート22に到達し、ここに配置されている第5
のセンサS5によつてその先端が検知されるはず
だからである。 このようにして加算された第5のセンサS5の
カウント値が+1であれば(ステツプ;Y)、
この第5のセンサS5についてのオン変化検知要
求をセツトする(ステツプ)。これは、第5の
センサS5で用紙の先端検知を行うためである。
この後、センサバツフアで示されるセンサすなわ
ち第2のセンサS2から指示された第5のセンサ
S5へ向かう用紙に対するオン・ジヤムタイマが
セツトされる(ステツプ)。これは、第5のセ
ンサS5で用紙の先端が検知されるまでの最大時
間をセツトして、この時間内に用紙の先端が検知
されないときには、ジヤムが発生したと判断しよ
うとするものである。 なお、ステツプでオン用多重カウンタの内容
が+1でなければ(l)、第2のセンサS2から第5
のセンサS5に至るオン・ジヤムタイマが直接セ
ツトされる(ステツプ)。これは、例えば第1
のセンサS1について用紙の検知が行われてした
とすると、この段階で第5のセンサS5について
オン変化検知要求のセツトが行われる(ステツプ
)ので、新たに行う必要がないからである。 オン・ジヤムタイマがセツトされたら、センサ
バツフアで示されるセンサすなわち第2のセンサ
S2についてオフ変化検知要求がセツトされる
(ステツプ)。これは現在検知の行われている第
2のセンサS2が用紙の後端を検知できるかどう
かを調べるためである。このため、第2のセンサ
S2が用紙の後端を検知するまでの最大時間をオ
フ・ジヤムタイマでセツトする(ステツプ)。
この後、オン・センサ・カウンタが1だけ加算さ
れる(ステツプ)。これは、第2のセンサS2
で用紙が1枚検知されたことをカウントするため
である。 以上のようにして第2のセンサS2についての
作業が終了したらセンサバツフアの内容が更新さ
れ(ステツプ)、第3のセンサS3について同
様の作業が行われる。このようにして、第7のセ
ンサS7まで、用紙を検知している場合のジヤム
検知作業の設定が行われる。 さて、第8のセンサS8が用紙を検知している
場合(ステツプ、;Y)、CPUは複写機本体
11にパージトレイがついているかどうかを判断
する(ステツプ)。ここでパージトレイとは、
複写機本体11に接続される図示しないソータ上
に設けられたトレイをいう。 パージトレイがついている場合には(Y)、第10の
センサS10のオン用多重カウンタが1だけ加算
される(ステツプ)。これは、この場合、第2
のゲート42の制御によつて用紙はホリゾンタ
ル・トランスポート48を経て機外に排出される
ため、第10のセンサS10で用紙の先端検知を行
うのである。第10のセンサS10のオン用多重カ
ウンタのカウント値が+1となれば(ステツプ
;Y)、このセンサS10についてのオン変化
検知要求がセツトされる(ステツプ)。そして、
第8のセンサS8から第10のセンサS10までの
搬送距離を考慮したオン・ジヤムタイマがセツト
される(ステツプ〓〓)。この後、第8のセンサS
8について、その後端検知のためのオフ変化検知
要求がセツトされ(ステツプ)、オフ・ジヤム
タイマがセツトされることになる(ステツプ)。
この後、第8のセンサの用紙検知の結果としてオ
ン・センサ・カウンタが1だけ加算されることに
なる(ステツプ)。 これに対して複写機本体11にパージトレイが
ついていない場合(ステツプ;N)、用紙は排
出トレイ46の方向に搬送されるので、第9のセ
ンサS9のオン用多重カウンタが1だけ加算され
る(ステツプ)。 この場合も、第9のセンサS9のオン用多重カ
ウンタのカウント値が+1であると(ステツプ
〓〓;Y)、このセンサS9についてオン変化検知
要求がセツトされ(ステツプ〓〓)、オン・ジヤム
タイマがセツトされて(ステツプ〓〓)、第9のセ
ンサまで用紙の先端が搬送されるかどうかについ
ての作業の設定が行われる。この後、第8のセン
サS8について、その後端検知のためのオフ変化
検知要求がセツトされ(ステツプ)、オフ・ジ
ヤムタイマがセツトされる(ステツプ)。この
後、第8のセンサの用紙検知の結果としてオン・
センサ・カウンタが1だけ加算される(ステツプ
)。 次に第9または第10のセンサS9,S10が用
紙を検知していた場合を説明する。これらの場合
(ステツプ;Y)には、搬送路の最後に配置さ
れたセンサなので、これらのセンサS9またはS
10のオフ変化検知要求のみがセツトされること
になる(ステツプ)。そして対応するセンサに
ついてのオフ・ジヤムタイマがセツトされ(ステ
ツプ)、用紙検知の結果としてのオン・セン
サ・カウンタが1だけ加算される(ステツプ)。 このようにして第10のセンサS10まですべて
のセンサのチエツクが行われたら(ステツプ;
N)、CPUはオン・センサ・カウンタが零である
かどうかを判断する(ステツプ〓〓)。オン・セン
サ・カウンタが零であれば(Y)、用紙はそれぞれの
センサによつて検知されていないことになる。そ
こでこの場合には、1番長い距離のセンサ間に用
紙が存在することも考慮にいれてパージタイマ
(Pタイマ)を2秒にセツトし、オール・オフ・
フラグ(ALL OFF FLAG)をセツトする(ス
テツプ〓〓)。このオール・オフ・フラグは、すべ
てのセンサS1〜S10が用紙を初期的に検出し
ていないことを示すものである。 これに対して、オン・センサ・カウンタが零で
ない場合には(ステツプ〓〓;N)、パージタイマ
を5秒にセツトし、オール・オフ・フラグをリセ
ツトする(ステツプ〓〓)。 ここで5秒のパージ時間は、第1のセンサS1
に用紙があつたとしても、第9または第10のセン
サS9またはS10を通過してこれが機外に出る
までに十分な時間をいう。 以上のようにして、自動排出始動ルーチンが終
了する。この後、第2図で示したメインモータ2
7の駆動が開始され(第2図ステツプ)、パー
ジ制御が行われることになる(第2図ステツプ
)。 第5図は、このパージ制御における自動排出ラ
ン(RUN)中の各センサのオン処理を表わした
ものである。この各センサS1〜S10のオン処
理においては、オン変化要求を行つたセンサにつ
いてオン変化(用紙の先端検知)が行われたと
き、これを処理するものである。 この処理では、まずセンサバツフアによつて示
されたオン・ジヤムタイマをリセツトする(ステ
ツプ)。このとき、多重にタイマがセツトさて
いる場合には、最初にタイムアウトするタイマの
みがセツトされる。 さて、センサバツフアによつて示されるオン変
化したセンサが第8のセンサS8であつたとする
と(ステツプ;Y)、第3図で示したルーチン
と同様に複写機本体11にパージトレイがついて
いるかどうかが判断される(ステツプ)。パー
ジトレイがついている場合には(Y)、第10のセンサ
S10のオン用多重カウンタが1だけ加算される
(ステツプ)。 この結果、第10のセンサS10のオン用多重カ
ウンタのカウント値が+1であれば(ステツプ
;Y)、第10のセンサS10まで用紙の先端が
到達することを検知するために第10のセンサS1
0についてオン変化検知要求がセツトされる(ス
テツプ)。この後、このセンサS10について
オン・ジヤムタイマがセツトされることになる
(ステツプ)。 これに対して第10のセンサS10のオン用多重
カウンタのカウント値が+1でなければ(ステツ
プ;N)、このセンサS10についてのオン・
ジヤムタイマが直接セツトされることになる。 この後、オン変化が検知された第8のセンサS
8について、用紙の後端を検知するためにオフ変
化検知要求がセツトされる(ステツプ)。そし
てこの第8のセンサS8についてオフ・ジヤムタ
イマがセツトされることになる(ステツプ)。 CPUは次に、先のルーチンで説明したオー
ル・オフ・フラグがリセツトされているかどうか
を判別する(ステツプ)。オール・オフ・フラ
グがリセツトされていない場合、すなわちメイン
モータ27の始動前にすべてのセンサS1〜S1
0で用紙の検知が行われていなかつた場合には
(l)、用紙が新たに検知されたことになる。従つて
この場合には、オール・オフ・フラグがリセツト
され(ステツプ)、パージタイマの2秒間の設
定がキヤンセルされ、4秒間に再設定される(ス
テツプ)。すなわち、これで最大6秒間のパー
ジ期間が設定され、用紙の排出処理が行われるこ
とになる。 パージタイマが再設定されたら、センサバツフ
アで示されるセンサすなわち第8のセンサS8に
ついてのオン用多重カウンタが1だけカウントダ
ウンされる(ステツプ)。これは先にオン用多
重カウンタを1だけ加算していたのに対応させた
ものである。この結果として、この第8のセンサ
S8についてのオン用多重カウンタのカウント値
が零にならなければ(ステツプ;N)、再度こ
のセンサS8のオン変化検知要求をセツトする
(ステツプ)。 これに対して、このセンサS8のオン用多重カ
ウンタが零になれば、用紙の先端検知を行う必要
がないので、オン変化検知要求をセツトすること
なく、このルーチンが終了する。 ステツプに戻つて複写機本体11にパージト
レイがついていなかつた場合には(l)、第9のセン
サS9のオン用多重カウンタが1だけ加算される
(ステツプ)。この結果としてこのオン用多重カ
ウンタのカウント値が+1となれば(ステツプ
;Y)、第9のセンサS9について用紙の先端
検知のためのオン変化検知要求がセツトされる
(ステツプ)。そしてこの第9のセンサS9につ
いてオン・ジヤムタイマがセツトされる(ステツ
プ)。この後、センサバツフアで示されるセン
サすなわち第8のセンサS8についてのオフ変化
検知要求がセツトされ(ステツプ)、このセン
サS8についてのジヤムタイマがセツトされる
(ステツプ)。以下同様である(ステツプ〜
)。 次にセンサバツフアで示されるオン変化したセ
ンサが第1から第7のセンサであつたとする(ス
テツプ、;N)。この場合にはセンサバツフ
アで指示されるセンサの次のセンサ用オン用多重
カウンタが1だけ加算される(ステツプ)。こ
こでセンサバツフアで指示されるセンサの次のセ
ンサとは、先の第1表に示す内容と同一である。
例えばセンサバツフアで示されるオン変化したセ
ンサが第2のセンサS2であれば、第5のセンサ
S5についてのオン用多重カウンタが+1される
ことになる。これは第3図の自動排出始動ルーチ
ンで説明したと同様に、第2のセンサS2が用紙
の先端を検知した後には、第5のセンサS5へと
用紙が搬送されるはずだからである。 この+1されたオン用多重カウンタのカウント
値がこの結果+1となれば(ステツプ;Y)、
このセンサで用紙の先端を検知するためのオン変
化検知要求がセツトされる(ステツプ〓〓)。この
後、センサバツフアで示されるセンサから、指示
された次のセンサへのオン・ジヤムタイマがセツ
トされる(ステツプ)。先の例では、第2のセ
ンサS2から第5のセンサS5へ向かう用紙に対
するオン・ジヤムタイマがセツトされることにな
る。なお、ステツプでオン用多重カウンタの内
容が+1でなければ(l)、オン変化要求をセツトす
ることなく、オン・ジヤムタイマがセツトされる
ことになる。これは、すでにオン変化検知要求が
セツトされているからである。 センサバツフアで示されるオン変化したセンサ
から、指示された次のセンサへのオン・ジヤムタ
イマがセツトされた(ステツプ)後は、このオ
ン変化したセンサについてのオフ変化検知のため
の要求がセツトされる(ステツプ)。以下、前
記したと同様の動作が行われる(〜)。 最後に、センサバツフアで示されるオン変化し
たセンサが第9または第10のセンサS9,S10
である場合には(ステツプ;Y)、これらは搬
送路の最後に配置されたセンサなのでオフ変化検
知要求のみがセツトされる(ステツプ)。以下、
前記したと同様の動作が行われる(ステツプ〜
)。 以上で、自動排出ラン中の各センサS1〜S1
0のオン処理ルーチンの説明を終了する。 次に第6図で自動排出ラン中の各センサのオフ
処理について説明する。メインモータ27を動作
させて用紙の搬送を開始した結果として、オフ変
化検知要求のあつたセンサについて所定時間内に
用紙の後端が検知された場合には、この内容がセ
ンサバツフアに書き込まれる。CPUは、このセ
ンサバツフアに書き込まれたこれらセンサのオ
フ・ジヤムタイマをリセツトする(第6図ステツ
プ)。そしてこのルーチンを終了させる。これ
は、所定時間内にオフ・ジヤムタイマをリセツト
しないとジヤムが発生しているものと判断されて
しまうからである。 第7図は、オフ・ジヤムタイマあるいはオン・
ジヤムタイマのセツトされたセンサについて前記
したような所定の時間内にそのリセツトが行われ
ずタイムアウトさた場合について、その処理ルー
チンを表わしたものである。少なくとも1つのオ
フ・ジヤムタイマあるいはオン・ジヤムタイマが
タイムアウトされれば、CPUはジヤムが発生し
たものとして緊急停止を要求する(ステツプ)。
これはメインモータ27等の緊急停止を意味し、
図示しない別のルーチンでこのような停止処理が
行われる。 これと共に、CPUは全センサS1〜S10に
ついて、オン変化検知要求およびオフ変化検知要
求をリセツトする(ステツプ)。またすべての
オフ・ジヤムタイマおよびオン・ジヤムタイマを
リセツトする(ステツプ)。これは緊急停止に
よつて用紙の搬送自体が停止されるから、用紙の
後端あるいは先端の検知までの計時作業が無意味
となるからである。この後、ジヤムの生じたセン
サがどの場所であるかを表示するための表示要求
がセツトされる(ステツプ)。これにより、自
動排出ラン中のジヤム処理が終了する。 第8図は、パージタイマがタイムアウトした場
合の処理のルーチンを示したものである。第3図
で示した自動排出始動ルーチンでは、オン・セン
サ・カウンタが零であれば用紙の検知が初期段階
で行われていないので、パージタイマを2秒にセ
ツトし、オール・オフ・フラグをセツトした(第
3図ステツプ〓〓)。また、オン・センサ・カウン
タのカウント値が零でない場合には、用紙がセン
サによつて検知されているのでパージタイマを5
秒にセツトしオール・オフ・フラグをリセツトし
た(同ステツプ〓〓)。 従つて、オール・オフ・フラグがセツトされて
おり、かつ2秒間のパージタイマがタイムアウト
した場合は(第8図ステツプ;Y)、残つた用
紙を搬送路上から排出させるためのパージ排出の
動作が終了したものとしてこの終了を示すフラグ
がセツトされる(ステツプ)。 これに対してオール・オフ・フラグがリセツト
されている場合には(ステツプ;N)、用紙が
存在するものとして、5秒または4秒の時間がパ
ージタイマによつてセツトされていたことにな
る。この場合にCPUは、タイムアウト後に搬送
路上の用紙がすべて排出されたことを確認する必
要がある。 そこでCPUはRAMの新たな領域に設定したセ
ンサカウンタについてその内容を零にクリアする
(ステツプ)。その後、センサバツフアに第1の
センサS1をセツトする(ステツプ)。そして
この第1のセンサS1のオン用多重カウンタが零
であるかどうかを調べる(ステツプ)。これが
零でないということは(l)、搬送路上に用紙が存在
することを意味する。そこでこの場合には、セン
サカウンタを1だけ加算する(ステツプ)。次
にCPUはセンサバツフアで示されるセンサが第
10のセンサS10であるかどうかを調べる(ステ
ツプ)。そうではないので(l)センサバツフアの
更新が行われる(ステツプ)。 これによりセンサバツフアの示すセンサは第2
のセンサS2となる。第2のセンサS2について
もそのオン用多重カウンタが零でない場合には、
同様の動作が行われる(ステツプ〜)。以下、
第10のセンサS10まで同様である。 一方、センサバツフアによつて示される第1〜
第8のセンサS1〜S8について対応するオン用
多重カウンタが零であれば(ステツプ;Y、
;N)、用紙は存在しないのでセンサバツフア
の更新が直ちに行われる(ステツプ)。第9の
センサS9については、このセンサが用紙を検知
していない限り(ステツプ;Y)、用紙がこれ
以後の搬送路上に存在するとは考えられないの
で、センサバツフアの更新が行われる(ステツプ
)。これに対して第9のセンサS9がオンであ
れば(ステツプ;N)、センサカウンタが1だ
け加算される(ステツプ)。これは搬送路上に
用紙が存在していると判別されるからである。 第10のセンサS10についても、これが用紙を
検知していた場合には、センサカウンタが1だけ
加算される(ステツプ、)。用紙を検知して
いなかつた場合(ステツプ;Y)、センサカウ
ンタの加算は行われない。 このようにしてすべてのセンサS1〜S10に
対応するオン用多重カウンタ等の点検作業が終了
したら(ステツプ;Y)、CPUはセンサカウン
タのカウント値が零であるかどうかを判別する
(ステツプ)。センサカウンタが零であれば(Y)、
搬送路上に用紙が存在しないのでパージ排出の終
了を示すフラグがセツトされることになる(ステ
ツプ)。これに対して零でなければ(ステツプ
;N)、パージタイマが1秒だけセツトされ
(ステツプ)、ジヤムの検知されていない状態で
の用紙の排出が図られることになる。この後のタ
イムアウトでこのルーチンがステツプから再開
する。このとき、用紙が搬送路上から完全に排出
されていれば(ステツプ;Y)、パージ排出の
終了を示すフラグがセツトされることになる(ス
テツプ)。 「発明の効果」 以上説明したように本発明によれば、ジヤム処
理後に搬送路上に残つた用紙を正確に把握しなが
ら搬送制御を行わせるので、ジヤム除去時に除去
する用紙をオペレータに厳密に指示する必要がな
くなり、複写機の操作性が向上する。もちろんジ
ヤムの原因となつた用紙を取り除いた後に搬送路
中に残存した用紙についても排出時のジヤム検知
を行うので、搬送路上で発生するジヤムの管理が
完壁となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例を説明する
ためのもので、このうち第1図は本発明の用紙の
排出制御方法を適用する複写機の一例を示す概略
構成図、第2図はマシンラン制御の概略を示す流
れ図、第3図は自動排出始動ルーチンを示す流れ
図、第4図は第1のセンサS1およびその周囲を
示す側面図、第5図は自動排出ラン中の各センサ
のオン処理ルーチンを示す流れ図、第6図は自動
排出ラン中の各センサのオフ処理ルーチンを示す
流れ図、第7図は自動排出ラン中の各オン・オフ
ジヤム処理ルーチンを示す流れ図、第8図はパー
ジタイマのタイムアウト処理ルーチンを示す流れ
図、第9図は用紙のジヤム検出原理を示す原理
図、第10図は複写機の停止時に用紙がセンサで
すべて検知されている状態を示す説明図、第11
図は複写機の停止時に用紙の一部がセンサで検知
されていない状態を示す説明図である。 2,15……用紙、11……複写機本体、21
……バーチカル・トランスポート、22……レ
ジ・トランスポート、36……プリフユーザ・ト
ランスポート、38……ポストフユーザ・トラン
スポート、45……インバータ、48……ホリゾ
ンタル・トランスポート、S1〜S10……第1
〜第10のセンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬送路中に紙詰りが生じたとき、その該当す
    る用紙を除去した後にこの搬送路中に残存する用
    紙を新たなコピー作業開始前に自動的に排出させ
    るようにした自動排出モードを備えた複写機の用
    紙の排出制御方法において、 搬送路上に配置された用紙検知センサ全部を自
    動排出処理モードによる用紙の排出動作の開始時
    から1番長い距離のセンサ間をこれらの用紙が正
    常に搬送されるのに少なくとも必要な所定時間だ
    け検出動作状態に設定し、このとき検出された用
    紙それぞれについてこれらの用紙検知センサで紙
    詰りの発生の有無を監視しながら排出を行わせる
    ことを特徴とする用紙の排出制御方法。 2 自動排出処理モードの開始から前記所定時間
    が経過しても搬送路中の用紙検知センサのいずれ
    もが1枚の用紙も検出しないときこの自動排出処
    理モードを終了させることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の用紙の排出制御方法。 3 搬送路中の用紙検知センサは自動排出処理モ
    ードの開始から前記所定時間内における検出され
    た用紙の数を積算することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の用紙の排出制御方法。 4 複写機が新たなコピー作業の開始を指示され
    ているとき、自動排出処理モードの終了と共にこ
    のコピー作業のモードに移行することを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の用紙の排出制御方
    法。
JP60224790A 1985-10-11 1985-10-11 用紙の排出制御方法 Granted JPS6285261A (ja)

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JPS6285261A JPS6285261A (ja) 1987-04-18
JPH0517549B2 true JPH0517549B2 (ja) 1993-03-09

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JP5288016B2 (ja) 2011-03-23 2013-09-11 ブラザー工業株式会社 画像処理装置及び制御プログラム
JP6112061B2 (ja) 2014-05-02 2017-04-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御プログラム
JP2017151165A (ja) 2016-02-22 2017-08-31 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および制御プログラム

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JPS5662262A (en) * 1979-10-26 1981-05-28 Canon Inc Jam detecting device
JPS5974844A (ja) * 1982-09-21 1984-04-27 ゼロツクス・コ−ポレ−シヨン 複写機用コピ−処理システム
JPS59143834A (ja) * 1983-02-07 1984-08-17 Minolta Camera Co Ltd ジャム検出装置
JPS61228465A (ja) * 1985-04-03 1986-10-11 Canon Inc 画像形成装置のジヤム処理方法

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