JP2507362B2 - 複写機のジヤム処理装置 - Google Patents

複写機のジヤム処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機のジャム処理装置に係り、特に複写機
内の搬送系路の一箇所でジャムを生じた場合に、複数の
コピー用紙が搬送系路内に留まってしまうような複写機
におけるジャム処理装置に関するものである。
従来技術 従来より複写機のコピー用紙搬送系路において、コピ
ー用紙の詰まり、即ちジャムを生じた場合には、センサ
その他の機器が損傷しないように機械を停止すると共
に、ジャムの発生した場所を表示し、これに従ってオペ
レータが機械の蓋を開けたり、機械全体を開閉する等し
て、詰まっているコピー用紙を機械から取り除き得るよ
うにしている。
しかしながら、近年の複写機の高速化に伴い、複写機
内に連続して複数のコピー用紙が順次送り込まれること
により、ジャムが発生した時、複写機の搬送系路内に複
数のコピー用紙が停滞することになる場合がある。
このような場合の処理の方法として、特開昭60−9346
4号公報に記載された複写機では、ジャムを生じる前に
分離手段を感光体に当接させ、感光体へのコピー用紙の
巻き付きを防止すると共に、給紙部とレジストローラの
間に残留するコピー用紙を排出するようにしている。
従来技術の問題点 しかしながら、上記のような複写機においては、直接
ジャムの生じたコピー用紙を取り除いた後に、搬送系路
に滞在する他のコピー用紙を排出させることによりコピ
ー用紙の取り忘れを防止することに成功したものであは
るが、両面コピーや合成コピー可能とした複写機のよう
に、コピー用紙の搬送系路が、長い故に多くのコピー用
紙が残留する可能性のある複写機においては、それらの
残留するコピー用紙がすべて複写機外に排出される前に
再度ジャムを生じる恐れがあり、こういった場合に対し
ても完全に対応し得るものではなかった。
発明の目的 従って本発明が目的とする処は、連続コピー時等にお
いてジャムが生じた場合に、複写機内の搬送系路内に複
数のコピー用紙が残留するような複写機における上記残
留したコピー用紙の排出処理を合理的に行い得るように
することである。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明が採用する主たる手
段は、その用紙とする処が、複数のコピー用紙が存在可
能なコピー用紙搬送系路を有する複写機のジャム処理装
置において、上記搬送系路に沿って設けられた複数のジ
ャム検出センサに対応して設けられたカウンタと、上記
カウンタを上記ジャム検出センサからのオン又はオフ信
号に応じてスタート又はリセットさせるカウンタスター
ト・リセット手段と、ジャム検出信号の発生に応じてカ
ウンタの計数を中断させると共に、用紙送りモータの回
転を中断させる処理中断手段と、ジャムの発生した上記
検出センサの部分におけるジャム処理の終了を検出する
ジャム処理終了検出手段と、上記ジャム処理終了検出手
段によりジャム処理の終了が検出された後、停止した用
紙を検出していないジャム検出センサ対応するカウンタ
のみをリセットする一方、コピー再開信号が入力された
時に、用紙送りモータの回転を再開させると共に、停止
した用紙を検出しているジャム検出センサに対応するカ
ウンタの計数を続行する再始動制御手段とを具備してな
る点にかかる複写機のジャム処理装置である。
発明の作用 連続コピー中等にジャムが生じると、処理中断手段が
用紙送りモータの回転を中断させると共に、カウンタの
計数を中断させる。この時、計数の中断されるカウンタ
は、用紙の存在を検出しているジャム検出センサに対応
するもののみでも良いが、すべてのカウンタについて計
数を中断しても良い。
ジャムの発生に従ってオペレータがジャムの発生した
コピー用紙のみを取り除いた後に、コピー用紙が取り除
かれた部分のジャム検出センサに対応するカウンタのみ
がリセットされる一方、コピーボタン等を押してコピー
再開信号を送出すると、用紙送りモータの回転が再開さ
れ、且つ同時にコピー用紙が取り除かれていない部分の
ジャム検出センサに対応するカウンタについてはそれま
で中断されていたカウンタの計数が続行され、該各カウ
ンタの計数値が供給されているコピー用紙のサイズに対
応した所定のカウント値を越えた時点でオンからオフ状
態に切り替わり、カウンタがリセットされ、再度別のコ
ピー用紙がそのジャム検出センサの部分を通過してオン
状態となると、再度計数をスタートさせる。
実施例 続いて添付した図面を参照して本発明を具体化した実
施例に付き説明し、本発明の理解に供する。
ここに第1図は本発明の一実施例にかかる複写機の概
略構成を示す概略側断面図、第2図は同実施例における
ジャム処理手順における信号の流れを示す制御ブロック
図、第3図は同ジャム処理装置の処理手順を示すフロー
チャート、第4図は各ジャム検出センサに対応するカン
ウンタにおけるジャム発生時の計数動作のオンオフ状態
を示す信号波形図、第5図はジャムの生じていない状態
におけるカウンタの動作を示す第4図相当図である。
なお、以下の実施例は本発明の一具体例に過ぎず、本
発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
この実施例における複写装置1では、第1図に示すよ
うに原稿台2上に載置された原稿の像が、光学系Oによ
って感光ドラムD上に形成される。この感光ドラムD
は、帯電器Cによって帯電され、前記光学系Oによる原
稿像が感光ドラムDの外周部に結像することにより、感
光ドラムD上に静電潜像が形成され、それが現像部Gに
よってトナー像に顕像化される。
このトナー像は、給紙カセット3から送られてくるコ
ピー用紙上に転写部Tにより転写され、コピー用紙上に
トナー像が形成される。
上記給紙カセット3から送り出されたコピー用紙は、
給紙通路4を通ってこの給紙通路4に設けたフィードロ
ーラFにより送り出され、レジストローラRに供給され
る。、 上記給紙通路4のフィードローラFよりも上流側に
は、この部分におけるコピー用紙の通過を検出する第1
のジャム検出センサS1が設けられている。
前記転写部Tで、トナー像を転写されたコピー用紙
は、搬送ベルト5により搬送されて定着部Eに供給さ
れ、ここで熱定着を受けてトナー像がコピー用紙上に固
定される。
上記搬送ベルト5上には、搬送ベルト5により搬送さ
れつつあるコピー用紙の通過を検出するための第2のジ
ャム検出センサS2が設けられている。
上記定着部Eの下流側には、フィードローラ6と排紙
ローラ7が順番に設けられており、前記定着部Eとフィ
ードローラ6との間には、定着部Eから出たコピー用紙
の通過を検出する第3のジャム検出センサS3が設けら
れ、フィードローラ6と排紙ローラ7との間には、実線
で示す位置と破線で示す位置(8′)の間で揺動駆動さ
れる切り換えガイド8が設けられている。通常の複写動
作時には、この切り換えガイド8は破線で示す8′の位
置に切り換えられ、フィードローラ6により送り出され
たコピー用紙は、上記切り換えガイド8′に案内されて
排紙ローラ7に送り込まれ、これから複写機本体外部の
排紙トレイ9へ排出される。
更に排紙ローラ7の近傍下流部には、排紙ローラ7か
ら排出されるコピー用紙の通過を検出する第8のジャム
検出センサS8が設けられている。
この実施例は合成コピー機能を具備した複写機に関す
るもので、制御モードが合成コピーモードに切り換えら
れた場合には、前記切り換えガイド8が実線で示す8の
位置に切り換えられ、フィードローラ6により送り出さ
れたコピー用紙は、切り換えガイド8に案内されて回転
方向に切り換えることのできる送り出しローラ10を通
り、反転ダクト11に送り込まれる。
反転ダクト11内には、回転方向を切り換えることので
きる反転ローラ12が設けられており、上記反転ダクト11
内へ送り込まれたコピー用紙は、まず反転ローラ12によ
り反転ダクト11内へ送り込まれ、コピー用紙の後端が送
り出しローラ10を通過し、反転ローラ12にさしかかった
時点で反転ローラ12の回転方向が逆転し、コピー用紙の
搬送方向が逆向きに切り換えられる。この時点で、送り
出しローラ10の回転方向も逆転し、反転ダクト11内に送
り込まれたコピー用紙は、送り出しローラ10を通り、実
線位置にある切り換えガイト8に案内されてフィードロ
ーラ6′に供給される。
前記送り出しローラ10と反転ローラ12との間には、反
転ダクト11内を通過するコピー用紙を検出するための第
4のジャム検出センサS4が設けられている。
フィードローラ6′により、送り出されるコピー用紙
は、ガイドローラ13,13,…によりガイド通路14を通って
中間トレイ14に供給される。
中間トレイ15は、一回目のコピー処理の終ったコピー
用紙を一時的に貯溜するためのもので、一枚の原稿から
複数枚の複写処理を行う場合には、設定枚数分のコピー
用紙がここに一時的に貯溜される。
中間トレイ15内に設定枚数分のコピー用紙が排出され
終わると、給紙ローラ16中間トレイ15の上面に押し当て
られ、且つストッパ17が下方に引き下げられ、給紙ロー
ラ16の回転によりフィードローラ18,19を通って一回目
のコピー処理を受けたコピー用紙が、前記給紙通路4に
供給されていく。
上記ガイド通路14には、ここを通過するコピー用紙を
検出する第6のジャム検出センサS6が設けられ、且つ前
記フィードローラ19から給紙通路4に至るガイド通路20
には、このガイド通路24を通過するコピー用紙を検出す
るための第7のジャム検出センサS7が設けられている。
なお、前記給紙カセット3から給紙通路4にコピー用
紙を送り出す給紙ローラ21の回転及び停止は、上記給紙
ローラ21内に内蔵された給紙クラッチ22により制御され
る。
第2図は、上記したような複写装置1におけるジャム
処理回路のブロック図を示す。図に示すように、CPUは
プログラムを内蔵したROM及び計算値を一時的に収納す
るRAMに接続され、前記第1〜第8のジャム検出センサS
1〜S8に対応するカウンC1〜C8の機能を有するメモリ24
を具備し又は接続されている。
また、CPUは入力側にI/Oポートを介して前記第1〜第
8のジャム検出センサS1〜S8,更には前カバースイッチ2
5からの信号を受け入れ、また出力側のI/Oポートを介し
て給紙クラッチ22,用紙送りモータ23、その他の搬送系
路(反転ローラ12,給紙ローラ16の切換用ソレノイド
等)に出力信号を送出する。
次に第5図を参照して、カウンタの状態を説明する。
ここでは分り易いように合成コピーを行わない通常のコ
ピーモードにおいて使用されるジャム検出センサS1,S2,
S3,S8に対応したカウンタC1,C2,C3,C8における計数状態
をオン状態として、また計数していない状態をオフ状態
として表示する。
CPUは入力側のI/Oポートから、各ジャム検出センサの
オンオフ状態の信号を取り入れ、各ジャム検出センサが
オフからオンとなるとこれに対応する各カウンタの計数
を開始し、コピー用紙の搬送方向の長さに対応したカウ
ント数より若干多く設定されたカウント数分だけ計数を
継続して(この時間をt0とする)、この時間t0が経過し
た時にそのジャム検出部分にコピー用紙が無い、即ちジ
ャム検出センサがオフ状態にある場合には、ジャムが発
生していないと判断してカウンタの値をリセットする
が、もしこの時点でそのジャム検出センサの検出部分に
コピー用紙の存在が認められた場合、即ちジャム検出セ
ンサがオン状態である場合には、ジャム状態が発生した
と見なしてジャム検出信号を出力し、給紙系の駆動源で
ある用紙送りモータ23の回転を中断させる。
ジャムの無い通常のコピー動作状態について、第5図
を用いて説明する。前記のよう給紙ローラ21によって給
紙カセット3から一枚目のコピー用紙が、給紙通路4に
供給されてくると、第1のジャム検出センサS1が、この
コピー用紙の先端の通過を検出しオン状態となる。この
信号は入力側I/Oポートを経てCPUに伝えられ、CPUはカ
ウンタC1の計数を開始(オン)する(時刻T1)。この時
からコピー用紙サイズに応じた所定時間以内にコピー用
紙がジャム検出センサS1の検出部分を通過する。これよ
り若干の余裕時間を経た時刻T2において、ジャム検出セ
ンサS1がオフ、即ちコピー用紙が通過していると判断し
た場合には、カウンタC1の計数を中止すると共に、これ
をリセットする。この時刻T2よりも若干手前の時刻まで
にコピー用紙は、第2のジャム検出センサS2の検出部分
にさしかかり(時刻T3)、この時点からカウンタC2の計
数を開始すると共に、これより時間t0を経過した時点で
第2のジャム検出センサS2からの出力信号がオフとなっ
ている場合には(T4)、カウンタC2の計数を停止すると
共にこれをリセットする。第3及び第8のジャム検出セ
ンサS3及びS8に対応するカウンタC3及びC8についても同
様で、先行するカンウンの計数時間t0と若干の重り合い
を保って計数を開始され、且つ所定時間t0の経過時に、
各センサからの信号がオフとなる事により、計数を停止
すると共にリセットする。この場合、1枚目のコピー用
紙が排出される前に2枚目のコピー用紙が供給されてお
り、連続コピー中にジャムが生じて用紙送りモータ23が
停止すると、2枚のコピー用紙が同時に機内に残留する
ことになる。このような残留コピー用紙の枚数は合成コ
ピーや両面コピーのようにコピー用紙が搬送系路を繰り
返して通過する場合には、更に増大する。
次に、第3図及び第4図を参照してジャムが発生した
場合の処理に付き説明する。
なお以下の説明中N1,N2,…は処理手順(ステップ)の
番号を示す。例えば第4図に示すように、定着部Eの下
流部においてジャムが発生した場合、即ち第3のジャム
検出センサS3がオン状態となって(T5)から、所定時間
(t0)後(T6)においても、なおかつジャム検出センサ
S3からの信号がオン状態である場合には、この部分に紙
詰まりを生じていることを示しているので、CPUはジャ
ム発生信号を発生させる。この時点でCPUは図示せぬLED
等の表示部にジャムの発生している位置を表示する(第
3図N1)。
こうしてジャムが発生すると、CPUはすべてのカウン
タ、特に現在コピー用紙の通過中であるジャム検出セン
サに対応するカウンタ(この場合C1,C4)の計数を中断
し、その値を前記RAMに記憶する(N2)。CPUは上記カウ
ンタC1,C4のカウント値に基づき、この残留紙の位置を
コピー用紙のサイズに基づき演算する(N3)。
続いてCPUは、ジャム処理のためにオペレータが開閉
する前カバーの開閉を検出する前カバースイッチ25が一
旦オフとなった後、再度オンとなったか否かをN4におい
て判断する。前カバースイッチ25がオフとなった後、オ
ンとなれば、オペレータがジャムの発生に気付いて前カ
バーを開き、なんらかの処理を施した後再度前カバーを
閉めたことを意味しているので、N4でイエスとなれば続
いてN5においてジャムを発生したジャム検出センサ(こ
の場合S3)がオフとなっているか否かを判断する。ここ
でジャム検出センサS3がオフとなっていれば、オペレー
タがこの部分のコピー用紙を取り除いたことを意味して
いる。この実施例では、前記ステップN1が処理中断手段
に該当し、ステップN5がジャム処理終了検出手段に該当
している。
こうしてジャムを発生した部分におけるコピー用紙の
取り除きが完了したと判断されると、すべてのジャム検
出センサS1〜S8について、ステップN1の時点から後に各
センサがオン状態からオフ状態に変化したか否かを判断
する(N6)。ここでオンからオフに変化していれば、そ
の部分におけるコピー用紙が取り除かれたものと判断さ
れ、N7においてそのセンサに対応するカウンタの値をリ
セットする。逆に言えばジャム処理後にコピー用紙が取
り除かれていない部分については、中断されたカウンタ
数の残りの量だけ計数を続行して、その計数完了時点で
コピー用紙が通過しているか否かを判断することにな
る。
上記のようにN1〜N7のジャム処理手順が完了すると、
オペレータは例えばコピーボタン等のコピー再開ボタン
を押す事により、用紙送りモータ23を再起動させると共
に、この時点でオン状態にあるジャム検出センサに対応
するカウンタの計数を続行する(N8)。この実施例で
は、ステップN7,N8が再始動制御手段に該当する。
続いてN9において、再度ジャムが発生しているか否か
を判断し、ジャムが発生していればステップN1に戻り、
ジャムでない場合にはステップN10にジャンプする。ス
テップN10では、搬送系におけるコピー用紙が全て排出
されたか否かを判断する。これは上記のようなカウンタ
のタイミングが僅かずつ重り合っているように各センサ
を配置した複写機では、全てのジャム検出センサがオフ
となっているか否か、及び最終の排紙部に設けた第8の
ジャム検出センサS8が、オフとなってから所定時間が経
過したか否かで判断される。
ここで未だ搬送系にコピー用紙が残留していると判断
された場合には処理をステップN8に戻し、更にコピー用
紙の送りを行うと共に、各カウンタの計数を継続する。
また、N10において、全てのコピー用紙が搬送系路か
ら排出されたと判断された場合には、N11において、給
紙カセット3から新しいコピー用紙を取り出すべく給紙
クラッチ22を作動させると共に、光学系Oの作動等の複
写処理を再開する。
発明の効果 本発明は以上述べたように、複数のコピー用紙が存在
可能なコピー用紙搬送系路を有する複写機のジャム処理
装置において、上記搬送系路に沿って設けられた複数の
ジャム検出センサに対応して設けられたカウンタと、上
記カウンタを上記ジャム検出センサからのオン又はオフ
信号に応じてスタート又はリセットされるカウンタスタ
ート・リセット手段と、ジャム検出信号の発生に応じて
カンウンタの計数を中断させると共に、用紙送りモータ
の回転を中断させる処理中断手段と、ジャムの発生した
上記検出センサの部分におけるジャム処理の終了を検出
するジャム処理終了検出手段と、上記ジャム処理終了検
出手段によりジャム処理の終了が検出された後、停止し
た用紙を検出していないジャム検出センサに対応するカ
ウンタのみをリセットする一方、コピー再開信号が入力
された時に、用紙送りモータの回転を再開させると共
に、停止した用紙を検出しているジャム検出センサに対
応するカウンタの計数を続行する再始動制御手段とを具
備してなることを特徴とする複写機のジャム処理装置で
あるから、ジャムの発生時に複数のコピー用紙が複写機
内に残留する場合にも、それらの残留するコピー用紙を
全てオペレータが取り除かなくても、それらのコピー用
紙が自動的に排出され、且つその時点で更にジャムが発
生した場合には所定のジャム処理を可能としても、最も
能率良く多くのコピー用紙に対すジャム処理を可能とな
したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる複写機の概略構成を
死す概略側断面図、第2図は同実施例におけるジャム処
理手順における信号の流れを示す制御ブロック図、第3
図は同ジャム処理装置の処理手順を示すフローチャー
ト、第4図は各ジャム検出センサに対応するカウンタに
おけるジャム発生時の計数動作のオンオフ状態を示す信
号波形図、第5図はジャムの生じていない状態における
カウンタの動作を示す第4図相当図である。 (符号の説明) 1……複写装置、2……原稿台 3……給紙カセット、4……給紙通路 S1〜S8……ジャム検出センサ N1〜N11……ステップ C1〜C8……カウンタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写のコピー用紙が存在可能なコピー用紙
    搬送系路を有する複写機のジャム処理装置において、 上記搬送系路に沿って設けられた複数のジャム検出セン
    サに対応して設けられたカウンタと、 上記カウンタを上記ジャム検出センサからのオン又はオ
    フ信号に応じてスタート又はリセットされるカウンタス
    タート・リセット手段と、 ジャム検出信号の発生に応じてカウンタの計数を中断さ
    せると共に、用紙送りモータの回転を中断させる処理中
    断手段と、 ジャムの発生した上記検出センサの部分におけるジャム
    処理の終了を検出するジャム処理終了検出手段と、 上記ジャム処理終了検出手段によりジャム処理の終了が
    検出された後、停止した用紙を検出していないジャム検
    出センサに対応するカウンタのみをリセットする一方、
    コピー再開信号が入力された時に、用紙送りモータの回
    転を再開させると共に、停止した用紙を検出しているジ
    ャム検出センサに対応するカウンタの計数を続行する再
    始動制御手段とを具備してなることを特徴とする複写機
    のジャム処理装置。
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