JP3937719B2 - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成用の転写紙の搬送を行う給紙装置、及び該給紙装置を設けた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の画像形成装置では、給紙カセット内に積層された転写紙を送り出しローラによって送り出し、更にさばきローラによって1シートの転写紙に分離したのち、給紙路を辿ってレジストローラへと搬送される。一方、回転する像担持体の近傍には帯電手段、像露光手段、現像手段が配設されていて、像担持体の感光面は一様帯電がなされたのち像露光が行われて潜像が形成され、現像されてトナー像が形成される。停止及び搬送回転を行うレジストローラは、像担持体上のトナー像と同期して転写紙の搬送回転を行い、転写領域においてトナー像は転写手段によって転写紙上に転写がなされる。トナー像が転写された転写紙は定着装置によって定着され機外に排出される。
【0003】
かかる画像形成装置でも、処理性の高い高速プリント機が求められている。高速プリント機としての条件は、▲1▼回転する像担持体の周速度や転写紙の搬送速度が大であることと、▲2▼搬送し排出される転写紙間の間隔がつまっていることである。現在▲1▼、▲2▼の条件を満たした高速機の研究が多くなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
連続プリントを行うときは、レジストローラは回転・停止・回転を繰返し、回転時には転写紙の転写領域への搬送が行われる。レジストローラの停止状態にある時は、▲2▼の転写紙間の間隔に相当する。レジストローラの停止中に次の転写紙の先端がレジストローラ位置に到達することが必要で、レジストローラが回転を開始してから転写紙の先端がレジストローラ位置に到達すると搬送される転写紙の紙間隔が開くこととなり、紙間隔のバラツキと転写トナー像のズレとなる。これは給紙タイミングのバラツキによって発生する。
【0005】
従来は紙間隔のバラツキを縮小する技術として、給紙路に転写紙検知手段を設けて前の転写紙の紙後端を検知し、これに基づいて次の転写紙をプレ送りすることがなされている。この場合にはジャムの発生時やジョブの終了時には、プレ送りした転写紙が給紙トレイと本体との間で橋渡し状態となるため、転写紙を給紙トレイに戻す機構が必要となる。
【0006】
また、転写紙の紙間隔を確保するために給紙路に転写紙検知手段を設けて前の転写紙の紙後端を検知し、次の転写紙の給紙タイミングを変更する制御もなされている。この場合には給紙タイミングが遅れることは処理性能の低下となり、処理性能が一定とならない欠点がある。
【0007】
転写紙の紙間隔を狭く設定するためには、給紙タイミングのバラツキを小さくすることが必要である。本発明者らは給紙タイミングのバラツキは、給紙カセットから転写紙の送り出し及びさばきの過程において発生することに注目し、さばきローラからレジストローラに至る間で給紙バラツキを縮小する技術を発明した。
【0008】
本発明は、転写紙のレジストローラに到達するまでの給紙路中で、給紙バラツキが縮小されるようにした給紙装置、及びかかる給紙装置を備えて高速プリントがなされる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的とする給紙装置は、
転写紙の分離搬送を行うさばきローラと、像担持体上に形成された画像と同期して転写紙の給紙を行うレジストローラと、前記さばきローラと前記レジストローラとの間で転写紙を搬送する中間ローラと、前記さばきローラから前記レジストローラの間の給紙路に通紙を検知する検知手段を設け、該検知手段によって転写紙の到達時間の検知を行い、予め設定した規定時間と比較して前記さばきローラを経て搬送される転写紙の搬送状態が早い状態にあるか早い状態にないかの分別を行い、分別結果に基づいて前記中間ローラの駆動を制御する制御手段を設け、前記制御手段は、転写紙の搬送状態が早い状態にあると分別したときは前記中間ローラを一時停止させてから再駆動させ、早い状態にないと分別したときは前記中間ローラを一時停止させることなくそのまま駆動させることを特徴とする給紙装置、
によって達成される。
【0010】
本発明の目的とする画像形成装置は、
転写紙を収納する転写紙収納部と、前記転写紙収納部から転写紙を給紙するためのさばきローラと、前記さばきローラによって分離搬送された転写紙が搬送される給紙路と、前記給紙路に沿って搬送されて来た転写紙を一旦停止させた後、像担持体上に形成された画像と同期して給紙を行うレジストローラと、前記さばきローラと前記レジストローラとの間で転写紙を搬送する中間ローラとを有する画像形成装置において、前記さばきローラと前記レジストローラとの間の給紙路に通紙を検知する検知手段を設け、該検知手段によって転写紙の到達時間の検知を行い、予め設定した規定時間と比較して前記さばきローラを経て搬送される転写紙の搬送状態が早い状態にあるか早い状態にないかの分別を行い、分別結果に基づいて前記中間ローラの駆動を制御する制御手段を設け、前記制御手段は、転写紙の搬送状態が早い状態にあると分別したときは前記中間ローラを一時停止させてから再駆動させ、早い状態にないと分別したときは前記中間ローラを一時停止させることなくそのまま駆動させることを特徴とする画像形成装置、
によって達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる第1実施例を図面に基づいて説明する。図1は画像形成装置の全体構成図で、図2は図1の給紙部を含んだ部分断面図である。
【0012】
図示の画像形成装置本体Aは、画像形成部1、画像処理部2、画像書き込み部3、高圧電源部4、給紙搬送部5、定着装置6、排紙部7、自動両面コピーのための再搬送手段(ADU)8を備えている。
【0013】
画像形成装置本体Aの上部には、画像読み取り装置SCと自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置本体Aの図示の左上部の排紙部7側には、排紙トレイ7C、又は図示しない用紙後処理装置が連結可能である。
【0014】
自動原稿送り装置DFの原稿台上に第1面を上向きにして載置された原稿dは、1枚毎に分離・搬送され、画像読み取り装置SCの光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサに読み込まれる。
【0015】
CCDイメージセンサにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0016】
画像書き込み部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部1の像担持体10に照射され、潜像を形成する。画像形成部1においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われ、給紙搬送部5から搬送された転写紙Pに画像が転写される。画像を担持した転写紙Pは、定着装置6により定着され、排紙部7から排紙トレイ7Cに排出される。或いは排紙路切り替え板7Aにより再搬送手段8に送り込まれた片面画像処理済みの転写紙Pは、再び画像形成部1において両面画像処理された後、排紙部7の排紙ローラ7Bにより排紙トレイ7Cに排出される。
【0017】
図1において、画像形成装置本体A内の右寄り側には、画像形成部1を中心にして、画像形成装置本体Aの高さ方向下方に給紙搬送部5の給紙カセット5A及び5Bが、上方に定着装置6と排紙部7が設けられている。この垂直配列構成により、ほぼ垂直方向の用紙搬送路▲1▼が形成される。給紙カセット5A又は5Bから送り出された転写紙Pは、この垂直上方の用紙搬送路▲1▼に沿って搬送されて画像形成装置本体A外に排出される。
【0018】
この垂直方向用紙搬送路▲1▼にほぼ平行して、再搬送手段8による用紙搬送路▲2▼が形成されている。上記の垂直方向の用紙搬送路▲1▼、▲2▼を形成することにより、給紙カセット5Aから排紙部7に至る最短距離の用紙搬送路が構成される。
【0019】
図2において、10は像担持体で、OPC,Se等の光導電性層を有する感光体ドラムである。該像担持体10は矢印方向に駆動回転される。12はコロナ帯電器で、像担持体10の表面を一様に帯電する。13は像露光手段で、像担持体10上に光像を照射し静電潜像を形成する。14は現像器で、像担持体10上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する。54はレジストローラで、後に詳しく説明する転写紙を収納する給紙カセット5A又は5Bから給送される転写紙Pを、像担持体10上の静電潜像形成に同期して転写位置へ送り込む。15は転写用コロナ放電器であり、像担持体10上のトナー像を転写紙Pに転写する。16は分離用コロナ放電器であり、転写後の転写紙Pを像担持体10面から剥離する。17は像担持体10の表面に圧接する分離爪で、像担持体10上に付着した転写紙Pを剥離する。18は帯電前除電手段、19は転写同時露光手段である。
【0020】
連続プリントに当っては、前記のレジストローラ54は回転及び停止を繰返し、回転時には転写紙Pを転写領域に向けて搬送している。給紙カセット5A又は5Bの何れかの選択された給紙カセットから排出された転写紙Pの紙先端は、レジストローラ54が停止している間にレジストローラ54まで到達し、レジストローラ54の回転の開始によって像担持体10上のトナー像と同期した形で転写領域に向けて搬送される。
【0021】
上下方向に2段に配設された給紙カセット5A又は5Bには全く同じ分離搬送手段が設けられ全く同じ動作を行うので、以後給紙カセット5Aからの給紙について説明する。給紙カセット5A内の積層した転写紙Pの先端位置近傍には送り出しローラ51があって、給紙カセット5A内で下方から上方に押し上げられた転写紙Pは、送り出しローラ51の回転に伴って上面の転写紙Pから送り出される。52はさばきローラで、搬送方向への回転と停止する駆動入力されないさばきローラ52によって、1シートだけの転写紙Pが分離排出し搬送される。53は中間ローラで、送り出しローラ51、中間ローラ53は同一駆動源によって回転又は停止の動作を行っている。
【0022】
本発明は、さばきローラ52を経てレジストローラ54に向けて給紙路50を搬送される転写紙Pの給紙状態に、バラツキがある程度存在するのが避けられないところから、さばきローラ52からレジストローラ54に到達するまでに給紙のバラツキを縮小するよう処理を行うもので、これについて詳しく説明する。
【0023】
さばきローラ52とレジストローラ54との間に、給紙路50に沿って転写紙Pの通過を検知する検知手段として中間センサS1が設けられている。またレジストローラ54に極めて近接した位置には転写紙Pの紙先端及び紙後端の通過を検知するレジストセンサS2が設けられている。中間センサS1、レジストセンサS2は共に従来から給紙搬送の検知のために給紙路50に沿って設けられたセンサが存在するときは、既存のセンサをもって本発明におけるセンサと兼用することが可能である。
【0024】
本実施例の制御手段としての給紙制御部においては、通紙を検知する検知手段としての中間センサS1によって、チェックタイミングにおける転写紙Pの搬送状態が早い状態にあるか早い状態にないかの分別を行い、早い状態にあると分別されたときは給紙クラッチを一時offして中間ローラ53の駆動を一時停止したのち、給紙クラッチを再びonして中間ローラ53を再駆動させて転写紙Pを再給紙し、早い状態にないと分別されたときは、給紙クラッチをon/off制御することなく、そのまま給紙を行うもので、図3には給紙制御タイムテーブルでの信号例を示している。図3において、給紙ソレノイドPSDは送り出しローラ51を駆動する駆動源に設けたソレノイドで、給紙ソレノイドPSDが例えば100msの間onすることによって駆動歯車は1回転し、1シートの転写紙が給紙カセット5Aから送り出される。本実施例の画像形成装置では毎分30プリント(30ppm)を行う高速プリンタであるので、2sのピッチをもって転写紙Pの給紙を行っている。中間センサS1は後に説明するチェックタイミングに転写紙Pの搬送状態の分別を行う。搬送状態の分別はチェック期間T(C)にoff(転写紙Pの紙後端が通過)又はon(転写紙Pの紙先端が通過)の信号の入力状態から分別を行う。
【0025】
▲1▼off−on終了。かかる信号入力は1枚目のシートに続いて2枚目のシートが既に中間センサS1に到達している状態を示している(図4▲1▼)。
【0026】
▲2▼エッジの検出なし。かかる信号入力は1枚目のシートに極めて近接した状態で2枚目のシートが通過し、中間センサS1の検知幅以内にあったため1枚目のoffと2枚目のonとが検知されないまま2枚目のシートが中間センサS1に到達している状態を示している(図4▲2▼)。
【0027】
▲3▼off終了、on待ち。かかる信号入力は1枚目のシートは中間センサS1を通過したが、2枚目のシートは未だ到達していない状態を示している(図4▲3▼)。
【0028】
図3に示した信号例はこの状態を示している。
中間センサS1でなされる検知は▲1▼、▲2▼、▲3▼の何れかであるが、ここで▲1▼、▲2▼は転写紙Pの搬送状態は早い状態にあると分別し、▲1▼、▲2▼の搬送状態にあるときは所定時間一時停止したのち再給紙を行う。▲3▼の搬送状態は早い状態にないと分別し、▲3▼の搬送状態にあるときはそのまま給紙を行う。
【0029】
かかる処理を行うことによって転写紙Pの給紙時のバラツキは縮小されることとなるが、更に詳しく図5に示した実施例の説明図によって説明する。
【0030】
転写紙Pは140mm/sの一定速で搬送されるが、搬送中の前の転写紙Pの紙後端がレジストセンサS2を通過してより85ms経過すると前の転写紙Pは転写領域へ搬送されたとしてレジストクラッチRCLはoffの状態となり、レジストローラ54は若干のイナーシャによる回転(100ms程度の点線をもって示す)の後停止する。レジストクラッチRCLがoffとなってから500ms経過後次の転写紙Pの搬送のためのレジストクラッチRCLはonする。このレジストクラッチRCLがoffの状態にある期間は転写紙の紙サイズに関係なく一定に設定される(この場合は紙サイズによって時間当りのプリント枚数が変わり小サイズシートでは多数枚プリントがなされる)ことも、紙サイズによってレジストクラッチRCLがoffの状態にある期間が変わることもあるが、本実施例においては最短のレジストクラッチRCLがoffの状態にある期間は例えば500msに設定される。
【0031】
像担持体10上のトナー像がズレのない状態で転写紙P上に転写がなされて高速プリントが行われるためには、レジストローラ54が確実に停止している約400ms以内に中間センサS1を通過した転写紙Pの紙先端がレジストローラ54に到達していることが必要である。ところで給紙カセット5Aから分離搬送されて来る転写紙Pの搬送状態は転写紙の紙質や環境状態によっても相違し、400ms程度にわたるバラツキを持っている。そのバラツキのままレジストローラ54に向けて搬送するときには、レジストローラ54の停止中に紙先端が到達しない転写紙Pも生じて来る。本実施例では400ms程度のバラツキ範囲に対して早く搬送されている150msのバラツキの範囲に対して早いと分別される範囲とし、そのバラツキの範囲内で搬送される転写紙PHに対しては170msの一時停止した上再給紙を行う。また早くないと分別される250msの範囲内で搬送される転写紙PLについてはそのまま140mm/sの紙速で給紙を行う。このような一時停止しない転写紙Pのバラツキ範囲内に一時停止した転写紙をセッティングする給紙制御を行うことによってさばきローラ52から搬出された状態の転写紙Pは400ms程度のバラツキをもって搬送されていたものが、レジストローラ54に到達するときには250msのバラツキに縮小される。
【0032】
中間センサS1による転写紙Pが早い搬送状態にあるか早くない搬送状態にあるかの分別を行うチェックタイミングは、250msのバラツキに縮小された転写紙Pの紙先端が必ずレジストローラ54の約400msの停止時間内に到達するような時間に時間設定が行われる。本実施例においてはチェックタイミングに中間センサS1を通過した転写紙Pが140mm/sで給紙路50を搬送されたとき、レジストローラ54には次の転写紙搬送のためのレジストクラッチRCLがonするよりも250〜400ms前に転写紙Pの紙先端が到達するように時間設定が行われる。かかるチェックタイミングの設定によってバラツキが250msに縮小された転写紙Pは必ずレジストローラ54の停止中に紙先端が到達する。
【0033】
以上、給紙カセット5Aから分離搬送される転写紙の給紙制御について説明した。給紙カセット5Bから分離搬送される転写紙の給紙制御についても給紙カセット5Bのさばきローラ52からレジストローラ54への給紙路に中間センサS1を設けることによって給紙制御が行われる。この場合、給紙カセット5Aからの給紙路と給紙カセット5Bからの給紙路とが共通とする給紙路を有するときは、共通の給紙路に中間センサS1を設けることによって、給紙カセット5Aに対しても給紙カセット5Bに対しても共用して給紙制御を行うことが可能となる。
【0034】
図6は本実施例の給紙装置における給紙制御のブロック図である。本実施例における給紙装置を組み込んだ画像形成装置にあっては、制御手段としての給紙制御部B1は画像形成全体の制御を行う制御部内に含まれて給紙制御が行われる。テンキー等を用いたプリント枚数設定部B3によって連続プリント枚数が入力され、紙サイズ選択釦B4によって紙サイズ選択がなされると、給紙制御部B1は給紙カセット5A又は5Bの何れかから給紙を行うかを決定する。連続プリントスタート釦B2が押釦されると、給紙制御部B1はメモリ内に記憶された給紙制御プログラムB5に従って給紙が行われる。
【0035】
選択された給紙カセット5A又は5Bからの給紙が行われるが、1枚目のプリントについては当該給紙ソレノイドPSDがonして送り出しローラ51、中間ローラ53が回転して当該転写紙Pが搬出・給紙され、中間センサS1を通過して紙先端がレジストセンサS2に到達し、on信号が入力すると、給紙制御部B1はレジストクラッチRCLをonして1枚目の転写紙Pを転写領域に向けて搬送する。レジストセンサS2から転写紙Pが通過しoff信号が入力されると給紙制御部B1はレジストクラッチRCLをoffしてレジストローラ54を停止する。
【0036】
1枚目の給紙時の給紙ソレノイドPSDがon(100ms後off)してより所定時間後給紙ソレノイドPSDをonし、2枚目の転写紙Pの搬出・給紙が行われる。チェックタイミングにおいて中間センサS1のチェック期間T(C)でのon,offの信号情報から給紙制御部B1は2枚目の転写紙Pの搬送状態が早い状態にあるか否かの分別を行い、早いと分別されたときは一時停止(170ms)したのち再給紙を行い、早くないと分別されたときはそのまま給紙が続けられる。3枚目以降についても2枚目と同様の給紙制御が行われる。
【0037】
次に本発明の第2実施例について説明する。図7は画像形成装置の給紙部を抽出して示した部分断面図である。図において、給紙カセット200に収納されている転写紙Pは、送り出しローラ210によって送り出され、さばきローラ220によって1枚に分離されたのち、搬送ローラ230を経て、給紙路400に設けた中間ローラ240(中間ローラはループを形成する機能を有しているのでループローラともいう。)に送られる。転写紙Pは回転停止中のレジストローラ250に転写紙先端が突き当てられた状態で、転写紙後端側が中間ローラ240によって送り込まれ、レジストローラ250と中間ローラ240との間でループが形成され一旦停止する。その後、像担持体である感光体ドラム100上に形成されたトナー画像と同期した所定のタイミングでレジストローラ250は回転を開始して、感光体ドラム100と転写器110で形成される転写位置に転写紙Pを送り込む。転写位置で転写紙P上にトナー画像が転写されたのち、転写紙Pは分離器120によって感光体ドラム100から剥離されて、定着器へと搬送される。
【0038】
両面画像を形成する場合は、転写位置でトナー像の転写がなされた転写材Pは定着器によって定着がなされ、一旦片面画像の定着がなされた転写紙Pは、反転搬送路300へと搬送される。表裏反転した転写紙Pは、反転搬送路300に設けた反転搬送ローラ310、320によって搬送され、給紙路400に設けた中間ローラ240、レジストローラ250を経て転写位置へと送り込まれ、裏面にトナー画像の転写がなされ、転写紙Pの両面に画像が形成される。
【0039】
給紙路400に沿って中間ローラ240の僅か下流側には中間センサS100が設けられていて、転写紙Pの先端通過の検知がなされる。またレジストローラ250の僅か上流側にはレジストセンサS200が設けられていて、転写紙Pの通過を検知する。なお、これらのセンサは給紙搬送のために予め設けられたセンサに兼用させることも可能である。
【0040】
本実施例においては、通常、転写紙Pを中間センサS100に達するまでは、一定時間a0の間低速の第2搬送速度で記録紙Pを分離搬送したのち、高速の第1搬送速度で搬送し、中間センサS100に達したのち、直ちに搬送速度を低速の第2搬送速度に切り替えている。このように給紙制御部にて搬送速度を切り替えるよう制御することにより、転写紙を高速搬送して処理枚数(CPS)を高めるようにすると共に、転写紙の先端が回転停止中のレジストローラ250に突き当たる際の衝撃を緩和して、転写紙の先端が損傷するのを防止するとともに、安定したループ形状の作成を行う。そして、転写紙Pがレジストローラ250に達する前に中間センサS100で転写紙Pの到達するまでの搬送タイミングを検知し、転写紙Pの搬送状態が遅い状態にあるか否かの分別を行う。転写紙Pが搬送タイミングの計測を始めてより、所定の許容範囲とする規定タイミングT0内に中間センサS100によって検知された場合は、転写紙Pの搬送状態は適正であると分別して、給紙制御部は検知後直ちに搬送速度を高速の第1搬送速度から低速の第2搬送速度に切り替える。一方、転写紙Pが規定タイミングT0よりも長時間要して遅く到達したと検知されたときは、給紙制御部は転写紙Pの搬送状態は遅い状態にあると分別して、第1搬送速度から第2搬送速度に切り替えるタイミングを通常より遅くする。
【0041】
図8は、第2実施例の給紙制御タイムテーブルでの信号例を示している。図8において、給紙ソレノイドPSDは送り出しローラ210、さばきローラ220を駆動する駆動源に設けられたソレノイドである。給紙ソレノイドPSDのonによって転写紙Pは給紙カセット200から送り出され、搬送ローラ230、中間ローラ240を経て中間センサS100によって転写紙Pの先端が到達したのが検知される。そして規定タイミングT0よりも早く、T1(T1<T0)のタイミングで転写紙Pが中間センサS100によって検知されたときは、転写紙Pの搬送状態は適正であると分別される。
【0042】
一方、規定タイミングT0よりも遅く、T2(T0<T2)のタイミングで転写紙Pが中間センサS100によって検知されたときは、転写紙Pの搬送状態は遅い状態にあると分別される。図9には中間センサS100による転写紙Pの先端の検知が、規定タイミングT0より早く(T1)検知されたケース(a)と、遅く(T2)検知されたケース(b)とでのタイムテーブルを示している。規定タイミングT0よりも早い(T1<T0)と分別されたときは直ちに第1搬送速度から第2搬送速度に切り替えられる。一方、遅い(T0<T2)と分別されたときは、転写紙P先端が検知されてから所定の時間t0経過してから第2搬送速度への切り替えがなされる。
【0043】
図10は第2実施例の給紙状態を示す説明図である。給紙カセット200から給紙された転写紙Pは、第1搬送速度をもって搬送ローラ230を経て中間ローラ240に至り、中間センサS100によって到達するまでの搬送タイミングの検知がなされる。このときの転写紙Pの搬送状態は時間的にBで示すバラツキ範囲がある。検知された転写紙Pの搬送タイミングが規定タイミングT0より遅い場合には、高速延長部で示すように第1搬送速度から第2搬送速度への切り替えのタイミングは所定の時間t0延期される。ここで所定の時間t0とは、中間センサS100に転写紙Pが到達したのち、直ちに第2搬送速度に切り替えられた場合の、レジストローラ250に達するまでの間の進行位置に追い付くように算出された時間であり、レジストローラ250に達するときは所望のバラツキ範囲B0内にはいるよう算出された時間である。かかる制御を行うことにより、搬送初期にBのバラツキ範囲にあった搬送状態が容易にB0で示すバラツキ範囲に収束することが可能となる。
【0044】
図11は第2実施例の給紙制御のブロック図を示している。本実施例においては、給紙クラッチは存在しないで、中間ローラ240の駆動制御は駆動回転が直接伝達される構成とした、変速手段を有した給紙モータの駆動を制御することによって行っている。
【0045】
図12は第2実施例のフロー図である。給紙開始信号を受け付けると(F1)、給紙制御部は、給紙ソレノイドPSD及び給紙モータをonさせて、送り出しローラ210及びさばきローラ220によって転写紙Pの給紙を開始する(F2)。そして、給紙加速タイマーをスタートさせたのち(F3)、中間センサS100に転写紙Pが到達するまでの搬送時間の計測を開始する(F4)。
【0046】
給紙加速タイマーがカウントアップされると(F5)、転写紙Pの搬送速度を分離搬送時の低速から高速の第1搬送速度に切り替える(F6)。その後、転写紙Pの先端が中間センサS100に到達したことを検知すると(F7)、センサS100に到達するまでの搬送時間の計測を停止し(F8)、給紙制御部は、実際に計測された所要時間と、予めメモリに記憶された規定時間T0とを比較する(F9)。
【0047】
F9のステップで、計測された所要時間が規定時間T0よりも遅いと分別された場合は、高速搬送時間の延長タイマーをスタートさせる(F10)。延長タイマーがカウントアップ(予め測定されたt0時間経過)されると(F11)、給紙モータによる搬送速度を低速の第2搬送速度に変速する(F12)。
【0048】
F9のステップで、計測された所要時間が規定時間T0よりも早いと分別されたときは、F10,F11のステップを飛ばして、搬送速度を低速の第2搬送速度に変速する(F12)。
【0049】
ついで、第2搬送速度で給紙される転写紙Pの先端がレジストセンサS200に到達するのを待ち(F13)、到達したのを検知すると、ループ停止タイマーをスタートさせる(F14)。予め設定された適当とするループを形成するに要する時間が経過し、ループ停止タイマーがカウントアップされると(F15)、給紙モータの駆動を停止する(F16)。停止状態にあっては、転写紙Pの先端はレジストローラ250の1対のローラに挟まれた状態にあり、停止した中間ローラ240との間で適当なループが形成されていて、転写タイミングに合わせて再給紙されるのを待機する(F17)。
【0050】
感光体ドラム10上で形成されたトナー画像と同期した形で、停止状態にあったレジストローラ250は回転を開始する。転写紙Pの先端はレジストローラ250のローラ間に挟まれた状態にあり、背後からループに基づく押し込む方向への力が作用しているので、レジストローラ250の回転と同時に転写紙Pの再給紙が行われ、転写位置において転写紙P上には転写器110によってトナー画像の転写が行われ、分離器120によって感光体ドラム100から分離した転写紙Pは、定着器によってトナー画像の定着がなされ、画像形成装置外の排紙トレイ上に排紙される。
【0051】
【発明の効果】
本発明によるときは、転写時前における転写紙搬送のバラツキが縮小されるので、連続プリントを行う際の紙間隔を狭く設定することが可能となり、高速処理に適した給紙装置、及び高速プリントがなされる画像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成図。
【図2】図1の給紙部を含んだ部分断面図。
【図3】給紙制御タイムテーブルでの信号例(第1の実施例)。
【図4】信号の入力状態を示す説明図。
【図5】本発明の第1実施例の給紙状態を示す説明図。
【図6】本発明の第1実施例による給紙制御のブロック図。
【図7】第2の実施例の給紙部の部分断面図。
【図8】給紙制御タイムテーブルでの信号例(第2の実施例)。
【図9】中間センサの検知と搬送速度との関係を示すタイムチャート。
【図10】第2実施例の給紙状態を示す説明図。
【図11】第2実施例の給紙制御のブロック図。
【図12】第2実施例のフロー図。
【符号の説明】
1 画像形成部
5 給紙搬送部
10 像担持体
15 転写用コロナ放電器
50 給紙路
51 送り出しローラ
52 さばきローラ
53 中間ローラ
54 レジストローラ
S1 中間センサ
S2 レジストセンサ
PSD 給紙ソレノイド
RCL レジストクラッチ
210 送り出しローラ
220 さばきローラ
240 中間ローラ(ループローラ)
250 レジストローラ
S100 中間センサ
S200 レジストセンサ

Claims (6)

  1. 転写紙の分離搬送を行うさばきローラと、像担持体上に形成された画像と同期して転写紙の給紙を行うレジストローラと、前記さばきローラと前記レジストローラとの間で転写紙を搬送する中間ローラと、前記さばきローラから前記レジストローラの間の給紙路に通紙を検知する検知手段を設け、
    該検知手段によって転写紙の到達時間の検知を行い、予め設定した規定時間と比較して前記さばきローラを経て搬送される転写紙の搬送状態が早い状態にあるか早い状態にないかの分別を行い、
    分別結果に基づいて前記中間ローラの駆動を制御する制御手段を設け
    前記制御手段は、転写紙の搬送状態が早い状態にあると分別したときは前記中間ローラを一時停止させてから再駆動させ、早い状態にないと分別したときは前記中間ローラを一時停止させることなくそのまま駆動させることを特徴とする給紙装置。
  2. 記一時停止したのちの再給紙状態は、一時停止させることなくそのまま給紙を行う状態での給紙バラツキの範囲内にあるように一時停止時間が設定されていることを特徴とする請求項に記載の給紙装置。
  3. 前記中間ローラの搬送線速度は一定速度であることを特徴とする請求項1または2に記載の給紙装置。
  4. 転写紙を収納する転写紙収納部と、前記転写紙収納部から転写紙を給紙するためのさばきローラと、前記さばきローラによって分離搬送された転写紙が搬送される給紙路と、前記給紙路に沿って搬送されて来た転写紙を一旦停止させた後、像担持体上に形成された画像と同期して給紙を行うレジストローラと、前記さばきローラと前記レジストローラとの間で転写紙を搬送する中間ローラとを有する画像形成装置において、
    前記さばきローラと前記レジストローラとの間の給紙路に通紙を検知する検知手段を設け、
    該検知手段によって転写紙の到達時間の検知を行い、予め設定した規定時間と比較して前記さばきローラを経て搬送される転写紙の搬送状態が早い状態にあるか早い状態にないかの分別を行い、
    分別結果に基づいて前記中間ローラの駆動を制御する制御手段を設け
    前記制御手段は、転写紙の搬送状態が早い状態にあると分別したときは前記中間ローラを一時停止させてから再駆動させ、早い状態にないと分別したときは前記中間ローラを一時停止させることなくそのまま駆動させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 記一時停止したのちの再給紙状態は、一時停止させることなくそのまま給紙を行う状態での給紙バラツキの範囲内にあるように一時停止時間が設定されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記中間ローラの搬送線速度は一定速度であることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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