JPH0517287Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0517287Y2 JPH0517287Y2 JP1986068317U JP6831786U JPH0517287Y2 JP H0517287 Y2 JPH0517287 Y2 JP H0517287Y2 JP 1986068317 U JP1986068317 U JP 1986068317U JP 6831786 U JP6831786 U JP 6831786U JP H0517287 Y2 JPH0517287 Y2 JP H0517287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stabilizer
- straight part
- cross member
- straight
- radiator panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 claims description 19
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、自動車用フロントスタビライザの
取付構造に関するものである。
取付構造に関するものである。
[従来技術]
自動車のフロントスタビライザについては、
種々の機構が案出されている(たとえば実開昭53
−74818号公報参照)が、一般に、従来のフロン
トスタビライザは、ラジエターパネル・クロスメ
ンバの後方に位置している。
種々の機構が案出されている(たとえば実開昭53
−74818号公報参照)が、一般に、従来のフロン
トスタビライザは、ラジエターパネル・クロスメ
ンバの後方に位置している。
しかしこのスタビライザは、エンジンまたはそ
のほかの艤装品との干渉を避けるため、相当の隙
間を介して設置するので、スペース効率が低下す
るとともに、屈曲形状になるので、作動性能が低
下し、その形成にあたり曲げ加工費が嵩むように
なる。そして接地により曲がり変形を起しやす
く、作動に支障を来すようになる。
のほかの艤装品との干渉を避けるため、相当の隙
間を介して設置するので、スペース効率が低下す
るとともに、屈曲形状になるので、作動性能が低
下し、その形成にあたり曲げ加工費が嵩むように
なる。そして接地により曲がり変形を起しやす
く、作動に支障を来すようになる。
さらに4輪駆動系のものでは、荒地の走行など
を考慮して、接地に対する保護のために、スタビ
ライザにカバーを被せる必要があり、構造が複雑
になる。このように従来例では、いろいろの問題
点を抱えている。
を考慮して、接地に対する保護のために、スタビ
ライザにカバーを被せる必要があり、構造が複雑
になる。このように従来例では、いろいろの問題
点を抱えている。
[考案の目的]
この考案は、前記の問題点に対し、これを解消
する自動車用フロントスタビライザの取付構造を
提供するようにしたものである。
する自動車用フロントスタビライザの取付構造を
提供するようにしたものである。
[考案の構成]
この考案は、フロントスタビライザの車幅方向
直線部を、フロントスカートの内方に位置して、
ラジエータパネル・クロスメンバの前面下部に沿
わせ、直線部に巻装したラバーを介してこの直線
部を該直線部の軸廻りに回動可能に前記前面下部
に取り付けたことを特徴とする自動車用フロント
スタビライザの取付構造である。
直線部を、フロントスカートの内方に位置して、
ラジエータパネル・クロスメンバの前面下部に沿
わせ、直線部に巻装したラバーを介してこの直線
部を該直線部の軸廻りに回動可能に前記前面下部
に取り付けたことを特徴とする自動車用フロント
スタビライザの取付構造である。
[実施例]
この考案の詳細を、図面に示す実施例について
説明すると、次のとおりである。
説明すると、次のとおりである。
自動車の前部に、ラジエータ2を設置し、その
下部前方に、ラジエータパネル・クロスメンバ3
を配置する。さらにその前方に、車幅方向に形成
した樹脂製のフロントスカート4を定置する。
下部前方に、ラジエータパネル・クロスメンバ3
を配置する。さらにその前方に、車幅方向に形成
した樹脂製のフロントスカート4を定置する。
フロントスタビライザ6は、車幅方向の直線部
6aと、その両端の傾斜部6bからなり、この直
線部6aを、巻装したラバー7を介して、クラン
プ8、取付ボルト9により、ラジエータパネル・
クロスメンバ3の前面下部の要所に該直線部6a
の軸廻りに回動できるようにして支持する。そし
て直線部6aはフロントスカート4の内方に位置
するようになる。
6aと、その両端の傾斜部6bからなり、この直
線部6aを、巻装したラバー7を介して、クラン
プ8、取付ボルト9により、ラジエータパネル・
クロスメンバ3の前面下部の要所に該直線部6a
の軸廻りに回動できるようにして支持する。そし
て直線部6aはフロントスカート4の内方に位置
するようになる。
また傾斜部6bの端部を、左右の前車輪12を
懸架するロアアーム13に止着する。なおラジエ
ータパネル・クロスメンバ3の側部には、傾斜部
6bと干渉しないように、逃げ部3aを設ける。
懸架するロアアーム13に止着する。なおラジエ
ータパネル・クロスメンバ3の側部には、傾斜部
6bと干渉しないように、逃げ部3aを設ける。
[考案の効果]
この考案は、前述のようになつていて、フロン
トスタビライザを、フロントスカートの内方にお
いて、ラジエータパネル・クロスメンバの前面下
部に沿わせ、フロントスタビライザの直線部に巻
装したラバーを介してこの直線部を該直線部の軸
廻りに回動可能に前記前面下部に取り付けたか
ら、車幅方向にわたつてスタビライザの長い直線
部を形成することができ、その作動性能が確実に
保持される。またエンジンあるいはそのほかの艤
装品と干渉するようなことがなく、特に大きな容
積を取らずに設置されるから、スペース効率が向
上する。さらに曲げ加工費が嵩むこともない。
トスタビライザを、フロントスカートの内方にお
いて、ラジエータパネル・クロスメンバの前面下
部に沿わせ、フロントスタビライザの直線部に巻
装したラバーを介してこの直線部を該直線部の軸
廻りに回動可能に前記前面下部に取り付けたか
ら、車幅方向にわたつてスタビライザの長い直線
部を形成することができ、その作動性能が確実に
保持される。またエンジンあるいはそのほかの艤
装品と干渉するようなことがなく、特に大きな容
積を取らずに設置されるから、スペース効率が向
上する。さらに曲げ加工費が嵩むこともない。
そして荒地の走行などに際して、第2図に示す
ように、地面15がB−B面と傾斜しているよう
なとき、樹脂製のフロントスカートは接地して弾
性変形するが、フロントスタビライザの直線部
は、その内方にあり、しかもラジエータパネル・
クロスメンバに沿つて支持されるから、接地して
も曲がり変形が起こりにくい。すなわちこのスタ
ビライザは、ガードバーの機能を備えており、従
来例のように特別のガードバーあるいはカバーを
設ける必要がない。
ように、地面15がB−B面と傾斜しているよう
なとき、樹脂製のフロントスカートは接地して弾
性変形するが、フロントスタビライザの直線部
は、その内方にあり、しかもラジエータパネル・
クロスメンバに沿つて支持されるから、接地して
も曲がり変形が起こりにくい。すなわちこのスタ
ビライザは、ガードバーの機能を備えており、従
来例のように特別のガードバーあるいはカバーを
設ける必要がない。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は自動
車前部の要部斜視図、第2図は第1図A−A線断
面の要部説明図である。 3……ラジエータパネル・クロスメンバ、4…
…フロントスカート、6……フロントスタビライ
ザ、6a……直線部、8……クランプ。
車前部の要部斜視図、第2図は第1図A−A線断
面の要部説明図である。 3……ラジエータパネル・クロスメンバ、4…
…フロントスカート、6……フロントスタビライ
ザ、6a……直線部、8……クランプ。
Claims (1)
- フロントスタビライザの車幅方向直線部を、フ
ロントスカートの内方に位置して、ラジエータパ
ネル・クロスメンバの前面下部に沿わせ、直線部
に巻装したラバーを介してこの直線部を該直線部
の軸廻りに回動可能に前記前面下部に取り付けた
ことを特徴とする自動車用フロントスタビライザ
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986068317U JPH0517287Y2 (ja) | 1986-05-07 | 1986-05-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986068317U JPH0517287Y2 (ja) | 1986-05-07 | 1986-05-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62179804U JPS62179804U (ja) | 1987-11-14 |
JPH0517287Y2 true JPH0517287Y2 (ja) | 1993-05-10 |
Family
ID=30908019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986068317U Expired - Lifetime JPH0517287Y2 (ja) | 1986-05-07 | 1986-05-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517287Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032173B2 (ja) * | 1974-12-28 | 1985-07-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像形成法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032173U (ja) * | 1983-08-11 | 1985-03-05 | 三菱自動車工業株式会社 | 車体のフロントエンド構造 |
-
1986
- 1986-05-07 JP JP1986068317U patent/JPH0517287Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6032173B2 (ja) * | 1974-12-28 | 1985-07-26 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像形成法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62179804U (ja) | 1987-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6595312B2 (en) | Engine compartment structure for four-wheel drive vehicle | |
JPS6342011Y2 (ja) | ||
JPH0517287Y2 (ja) | ||
JP2611515B2 (ja) | アンチスキッドブレーキシステム用アクチュエータユニットの取付構造 | |
JPS5843471Y2 (ja) | 自動車用バンパ−サイドの取付構造 | |
JPS6335850Y2 (ja) | ||
JPH035132Y2 (ja) | ||
JPH0611898Y2 (ja) | 自動車のホイールハウス部の構造 | |
JP2864394B2 (ja) | 車両のパイプ類配索装置 | |
JPH0217141Y2 (ja) | ||
JPH0453355Y2 (ja) | ||
JPS6324009Y2 (ja) | ||
JPS5822861Y2 (ja) | 自動車のフロントボデ−構造 | |
JPH0228147Y2 (ja) | ||
JPH0248293Y2 (ja) | ||
JPS5828945Y2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH0214499Y2 (ja) | ||
JPH0710937Y2 (ja) | 自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造 | |
JPH0433153Y2 (ja) | ||
JPH0541990Y2 (ja) | ||
JPS6226289Y2 (ja) | ||
JP2581882Y2 (ja) | 自動車のフューエルタンクプロテクター取付構造 | |
JPH078382Y2 (ja) | 車両のアンダーカバー | |
JPH0212115Y2 (ja) | ||
JPS5940171U (ja) | 自動車用マツドガ−ドの取付構造 |