JPH0710937Y2 - 自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造 - Google Patents

自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造

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JPH0710937Y2
JPH0710937Y2 JP11926888U JP11926888U JPH0710937Y2 JP H0710937 Y2 JPH0710937 Y2 JP H0710937Y2 JP 11926888 U JP11926888 U JP 11926888U JP 11926888 U JP11926888 U JP 11926888U JP H0710937 Y2 JPH0710937 Y2 JP H0710937Y2
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actuator
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照雄 高橋
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は自動車の自動速度制御装置用アクチュエータ
の取付構造に関するものである。
〈従来の技術〉 従来の自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造と
しては、例えば第4図に示されるようなものがある〔日
産自動車昭和61年2月発行「サービス周報第549号NISSA
NレパードF31型系車の紹介」のB−2頁参照〕。
1は後輪駆動式自動車のエンジンルームを示すもので、
左右両サイドにはストラットハウジング2が各々エンジ
ンルーム1の内部側へ向けて突出形成されている。そし
て、3が自動速度制御装置(ASCD)のアクチュエータ
で、4がその駆動源としての負圧ポンプであり、それら
はストラットハウジング2とカウルトップ5との間のス
ペースに取付けられている。負圧ポンプ4とアクチュエ
ータ3とはパイプ6にて接続されており、アクチュエー
タ3からはエンジン7のスロットル部8へ接続されるワ
イヤ9が延びている。すなわち、負圧ポンプ4の圧力変
化にてアクチュエータ3が作動し、ワイヤ9を引っ張る
ことにより、エンジン7のスロットルを調節して車速を
設定速度に維持できるようになっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、このような従来の技術にあっては、後輪
駆動式タイプの自動車の場合であったので、アクチュエ
ータ3及び負圧ポンプ4をストラットハウジング2とカ
ウルトップ5との間のスペースに取付けるようにしてい
たが、前輪駆動式の自動車の場合にはそのスペースが比
較的狭く設計される傾向があるので、このような取付構
造を採用することができない。
従って前輪駆動式タイプの場合には、アクチュエータ3
及び負圧ポンプ4をストラットハウジング2の前方スペ
ースに取付けることになるが(第4図の想像線部分参
照)、このスペースにはエンジンマウント10、パワース
テアリング用リザーブタンク11、リレーボックス12など
多くの装備が配置されているため、アクチュエータ3を
取付けるためのブラケットの複雑化、およびアクチュエ
ータ3と負圧ポンプ4との間のパイプ6の配管が前記各
種装備との干渉を回避するために複雑な曲折形状を強い
られることになるという別の課題を生じてしまう。更
に、図示しないがこの前記エンジンマウント10の周辺に
は、パワーステアリングオイルクーラやブレーキオイル
用のチューブも配管されており、これら配管にはアクチ
ュエータ3及び負圧ポンプ4との干渉(接触)に備えて
わざわざプロテクタを設けなければならないという煩わ
しさもある。
この考案はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、自動車の駆動方式に影響されず、且つ自動速
度制御を円滑・確実に実行することができる自動速度制
御装置用アクチュエータの取付構造を提供せんとするも
のである。
〈課題を解決するための手段〉 この考案に係る自動速度制御装置用アクチュエータの取
付構造は、上記の目的を達成するために、アクチュエー
タをカウルトップとエンジンとの間に相当するエンジン
ルーム内スペースに取付けたものである。
また、別の自動速度制御装置用アクチュエータの取付構
造は、前記アクチュエータの取付位置を燃料ホースの後
方スペースから外したものである。
〈作用〉 カウルトップとエンジンとの間に相当するスペースは、
前輪駆動式および後輪駆動式のいずれの場合も「デッド
スペース」として存在しているので、他の装備等との干
渉を心配することなくアクチュエータを取付けることが
できる。従って、アクチュエータを自動車の駆動式に関
係なく共通場所に取付けることができるようになると共
に、アクチュエータに接続されているパイプやワイヤな
ども複雑な曲折形状を強いられることがない。
しかも、アクチュエータの取付位置を、燃料ホースの後
方スペースから外せば、万一自動車が衝突事故を起こし
たような場合でも、アクチュエータが燃料ホースを破損
させることはない。
〈実施例〉 以下この考案の好適な実施例を第1図〜第3図に基づい
て説明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号を
付し、重複する説明は省略する。
負圧ポンプ13は左側(車両進行方向に対して)のストラ
ットハウジング2とカウルトップ5との間の車体パネル
に取付けられている。そして、アクチュエータ14はエン
ジン7の後方位置に相当するカウルトップ5にブラケッ
ト15を介して取付けられている。すなわち、エンジン7
から下方に湾曲して延びる四本の吸気マニホールド16と
カウルトップ5とエンジンフード17にて囲まれる概略断
面三角形のスペースAは、「デッドスペース」としてエ
ンジンルーム1内に存在しているので、このスペースA
内にアクチュエータ14を設置すべく、アクチュエータ14
をカウルトップ5の前方位置に取付けたものである。こ
のアクチュエータ14の取付けに用いられたブラケット15
は、アクチュエータ14の周辺に干渉する部品や装備など
が存在していないことから、特別な形状である必要はな
く極めて単純構造のもので良い。
各吸気マニホールド16は、前述の通りエンジン7の各吸
気ポート7′より下方に設けられた吸気コレクタ18へ接
続されており、この吸気コレクタ18の端部にはスロット
ルチャンバ19が設けられている。このスロットルチャン
バ19内にはスロットルドラム20に接続されたスロットル
21が回転自在に配置されている。このスロットルドラム
20はリンク22を介してサブドラム23に連結されており、
このサブドラム23には前記アクチュエータ14から延びて
いるワイヤ28とアクセル装置から延びているアクセルワ
イヤ24とが接続されている。従って、ワイヤ28又はアク
セルワイヤ24のいずれかを引っ張ることにより、サブド
ラム23とスロットルドラム20の両方を一体的に回転さ
せ、スロットル21の開度を調整してエンジン回転数(車
速度)を一定に維持できる仕組みになっている。更に、
エンジン7にはフィード用燃料ホース25aと、フィルタ2
6付きのリターン用燃料ホース25bが配管されている。前
記アクチュエータ14はこれら燃料ホース25a、25bの後方
スペースBから右側へ外れた位置に取付けてある。従っ
て、仮に自動車が衝突事故を起こしたような場合でも、
アクチュエータ14が燃料ホース25a、25bを破損させるこ
とがないので安全である。
また、前述の概略断面三角形のスペースAには、干渉す
る部品や装備などが存在していないので、負圧ポンプ13
とアクチュエータ14との間のパイプ27を大きく曲げるこ
となく、カウルトップ5に沿ってスムーズに配管するこ
とができる。アクチュエータ14からサブドラム23へ延び
るワイヤ28も同様に、複雑な曲げを強いられることがな
いので、ワイヤ28の摺動抵抗が低減する。ワイヤ28の摺
動抵抗が低減するということは、このワイヤ28とサブド
ラム23を介して接続されているアクセルワイヤ24の操作
力も低減できることになり、従ってアクセルの踏力が軽
くなってアクセル自体の操作性が向上する。
更に、アクチュエータ14を前記スペースAに取付けるよ
うにしたので、従来アクチュエータ14を取付けていた右
側のストラットハウジング2周辺には空間的に余裕がで
き、更にアクチュエータ14や負圧ポンプ13との干渉がな
いので、従来これらとの干渉(接触)対策としてパワー
ステアリングオイルクーラやブレーキオイル用のチュー
ブ(図示せず)に設けていたプロテクタを省略すること
ができる。
〈考案の効果〉 この考案に係る自動速度制御装置用アクチュエータの取
付構造は以上説明してきた如き内容のものなので、以下
の如き種々の効果を奏することができる。
(a) 自動車の駆動式に関係なく「デッドスペース」
として存在するカウルトップとエンジンとの間のスペー
スをアクチュエータ用の取付スペースとして利用するの
で、他の装備等との干渉を心配することなくアクチュエ
ータの確実な取付けを行うことができる。
(b) 負圧ポンプとアクチュエータとの間のパイプを
大きく曲げることなくスムーズに配管することができ
る。
(c) アクチュエータの取付位置を燃料ホースの後方
スペースから外したので、万一自動車が衝突事故を起こ
したような場合でも、アクチュエータが燃料ホースを破
損させることはない。
(d) アクチュエータからエンジンへ延びるワイヤが
複雑な曲げを強いられないので、ワイヤの無理のない円
滑な作動が期待できると共に、このワイヤ作動に連動す
るアクセルの踏力も軽くなりアクセル操作性が向上す
る。
(e) ストラットハウジング周辺に空間的に余裕がで
き、当該空間への装備配管が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すエンジンルームの平面
図、 第2図は第1図中矢示II方向から見た側面図、 第3図はサブドラムとスロットルドラムとの関係を示す
第2図中矢示III方向から見た側面図、そして 第4図はこの考案の従来例を示すエンジンルームの平面
図である。 1…エンジンルーム 3、14…アクチュエータ 4、13…負圧ポンプ 6、27…パイプ 9、28…ワイヤ 25a,25b…燃料ホース A…スペース B…燃料ホースの後方スペース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動速度制御装置用アクチュエータを、カ
    ウルトップとエンジンとの間に相当するエンジンルーム
    内スペースに取付けたことを特徴とする自動速度制御装
    置用アクチュエータの取付構造。
  2. 【請求項2】アクチュエータの取付位置を燃料ホースの
    後方スペースから外した請求項(1)記載の自動速度制
    御装置用アクチュエータの取付構造。
JP11926888U 1988-09-13 1988-09-13 自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造 Expired - Lifetime JPH0710937Y2 (ja)

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JP11926888U JPH0710937Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0240631U JPH0240631U (ja) 1990-03-20
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JP11926888U Expired - Lifetime JPH0710937Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 自動速度制御装置用アクチュエータの取付構造

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JP2587209Y2 (ja) * 1993-03-05 1998-12-16 ダイハツ工業株式会社 アンチスキッド装置のアクチュエータユニット配設構造

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JPH0240631U (ja) 1990-03-20

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