JP3664352B2 - フリーアクスル用エアポンプの取付構造 - Google Patents

フリーアクスル用エアポンプの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フリーアクスル機構を備えたデファレンシャル装置における通常デフ時とフリーアクスル時とを切り換えるアクチュエータを駆動するフリーアクスル用エアポンプの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には、走行中の旋回運動等で、左右の駆動輪に回転差が必要な時に、駆動輪がスリップをしないで自動的に円滑な走行ができるようにするため、デファレンシャル装置が備えられている。
一方、四輪駆動車には、フロントデファレンシャル装置とリヤデファレンシャル装置が設けられ、必要に応じて二輪駆動と四輪駆動を切り換えることができるようにした、いわゆるパートタイム式四輪駆動車が知られている。
パートタイム式四輪駆動車は、舗装路では、トランスファ部分で二輪駆動に切り換えて、後輪のみで走行を行うが、その場合、前輪側のタイヤ、ドライブシャフト、フロントデファレンシャル装置およびフロントプロペラシャフトは走行することによってタイヤから従動される。このため、通常の後輪駆動に比べて、従動部分の負荷が大きく、燃費に悪影響を与えることになる。
【0003】
このような、二輪駆動時にフロントアクスルの回転を駆動系とフリーにすることで、動力の損失を防ぎ、四輪駆動時にフロントアクスルを駆動系とロックすることによりトランスファからの駆動力をフロントアクスルに伝達するフリーアクスル(アクスルロック)機構がデファレンシャル装置に設けられている。
これによって、タイヤからの回転の伝達をデファレンシャル装置内部で遮断し、フロントデファレンシャル装置およびフロントプロペラシャフト部分の走行負荷を軽減している。
【0004】
このフリーアクスル機構について簡単に説明すると、二輪駆動から四輪駆動に切り換える場合、トランスファレバーをシフトすると、フロントドライブクラッチに追加したシンクロ機構により、強制的に同期嵌合させ走行中の四輪駆動へのシフトを可能とする。そして、トランスファの4WDスイッチと連動して4WDコントローラが一定時間後、例えば1秒以内にエアポンプ(正圧)を作動させる。こうして、エアポンプにより発生した正圧が、フロントデファレンシャル装置内のアクチュエータに送り込まれアクスルロッククラッチをロック(アクスルロック)し、4WD走行を可能にする。
次に、四輪駆動から二輪駆動に切り換える場合、トランスファの4WDスイッチと連動し、エアポンプ内のリリースバルブを大気開放とする。これによって、フロントデファレンシャル装置内のアクチュエータの圧力が低下し、アクスルロッククラッチがフリー、いわゆるアクスルフリーとなる。
【0005】
このような、フリーアクスル機構のアクチュエータを駆動するフリーアクスル用エアポンプは、通常、エンジンルーム内に配設されており、このフリーアクスル用エアポンプの取付構造は図9に示すように構成されている。
図9はボンネット内、すなわちエンジンルーム内のフロントデファレンシャル装置100とストラットタワー部分101に組み付けられたエアポンプ102との配管構造を示したものである。
エアポンプ102に接続されたゴム製のホース103は、フロントホイールハウジングパネル104にクランプ105,106を介して配管された金属製のエアパイプ107の一端に接続されている。このエアパイプ107の他端は、フロントデファレンシャル装置100から引き出されて、クロスメンバ108上にクランプ109を介して引き出されたゴム製のホース110に接続されている。ゴム製のホース110はエアポンプ102からのエアパイプ107と、フロントデファレンシャル装置100との相対移動量を見込んだ長さのホース110によって接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、エンジンルーム内には、アンチロックブレーキシステム(ABS)用アクチュエータ等補機類が増え、さらに増加の傾向にある。特に、四輪駆動車は、補機類が多く、ボンネット内に設置するのに苦労する場合が多い。また、余り補機類が多いとハーネス等も複雑な配線となる。
【0007】
本発明は、上記課題を解決し、フロントバンパの裏側のデッドスペースの有効利用が図れるとともに、フリーアクスル用エアポンプをボンネット内から取り除くことによりハーネスも簡素化され、かつ飛び石等によるフリーアクスル用エアポンプの損傷を防止することができるフリーアクスル用エアポンプの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、フリーアクスル機構を備えたデファレンシャル装置における通常デフ時とフリーアクスル時とを切り換えるアクチュエータを駆動するフリーアクスル用エアポンプの取付構造において、フロントバンパの裏側でラジエータよりも前側に配設されたクロスメンバと、このクロスメンバの両端を支持するサイドメンバの一方とで形成される略角部にフリーアクスル用エアポンプを配設し、該フリーアクスル用エアポンプに接続されるパイプ装置は前記サイドメンバの側面に固定したことにある。
また、本発明は、上記フロントバンパの下端部の車体後方側に延出された延出部によって、フリーアクスル用エアポンプの下部側を覆い、前記クロスメンバの裏面側の空間部にブラケットを介して上記フリーアクスル用エアポンプを装着し、該ブラケットの両端部に設けられたフランジ部相互間に凹部を設け、該凹部内に、該フリーアクスル用エアポンプを装着したことにある。
【0009】
本発明は、フロントバンパの裏面側に配設されているバンパメンバの後面側と、このバンパメンバの両端を支持するサイドメンバの一方とで形成される略角部に、フリーアクスル用エアポンプを設けているので、デッドスペースの有効利用が図れ、かつ、フロントバンパの下端部の車体後方側に延出された延出部によって、フリーアクスル用エアポンプの下部側を覆うようにしているので、飛び石、飛び水等によるフリーアクスル用エアポンプの損傷を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したフリーアクスル機構を備えたデファレンシャル装置を搭載したパートタイム式四輪駆動車の全体を示す側面図、図2は図1の平面図、図3は本発明のフリーアクスル用エアポンプの取付構造を図1の前部を拡大して示す側面図、図4は、図3の平面図、図5は本発明のフリーアクスル用エアポンプの取付構造を示す斜視図、図6はフリーアクスル用エアポンプ取付部を示す断面図である。
【0011】
図1ないし図5は、本発明を適用したフリーアクスル機構を備えたデファレンシャル装置を搭載したパートタイム式四輪駆動車を示したものである。
この四輪駆動車は、一対のサイドメンバ1,1と、サイドメンバ1,1相互間に掛け渡された複数のクロスメンバ2とから構成されたシャーシフレーム3を備えており、このシャーシフレーム3の前部側に、フロントデファレンシャル装置4、後部側にリヤデファレンシャル装置5が搭載されている。これらフロントデファレンシャル装置4およびリヤデファレンシャル装置5には、それぞれフロントドライブシャフト6およびリヤドライブシャフト7が連結され、これらフロントドライブシャフト6およびリヤドライブシャフト7にそれぞれ左右の前車輪8および後車輪9が支持されている。
【0012】
上記フロントドライブシャフト6およびリヤドライブシャフト7相互間には、シャーシフレーム3のクロスメンバ2あるいは図示しないサブフレーム等に搭載されたエンジン10から動力が伝達されるトランスミッション11が搭載されている。トランスミッション11にはトランスファ12が連結され、トランスファ12から、フロントプロペラシャフト13およびリヤプロペラシャフト14に接続されている。
トランスミッション11からの動力はトランスファ12に伝達され、このトランスファ12から、フロントプロペラシャフト13を介してフロントデファレンシャル装置4に、リヤプロペラシャフト14を介してリヤデファレンシャル装置5にそれぞれ動力が伝達される。
このトランスミッション11の切り換えは、トランスミッション切り換えレバー15によって行われ、トランスファ12の切り換えは、トランスファ切り換えレバー16によって行われる。トランスファ切り換えレバー16を二輪駆動から四輪駆動(4WD走行)に切り換えることにより、フロントプロペラシャフト13を介してフロントデファレンシャル装置4に動力が伝達される。
【0013】
上記フロントデファレンシャル装置4は、車体の中心線よりも片側のサイドメンバ1側にずらして配設され、かつ、その内部にフリーアクスル機構を備えたものである。このフリーアクスル機構は、トランスファ切り換えレバー16を二輪駆動から四輪駆動に切り換えることにより、フロントバンパ17の裏側に配設されたエアポンプ18を作動し、このエアポンプ18によって発生する空気圧(正圧)によってフロントデファレンシャル装置4に内蔵されたアクチュエータ(図示せず)を作動し、フロントデファレンシャル装置4内のアクスルロッククラッチをロックして、4WD走行を可能にするものである。
【0014】
上記エアポンプ18は、図5ないし図7に示すように、フロントバンパ17を支持するためにフロントバンパ17の裏側で、ラジエータ19よりも前方に配設されたクロスメンバ(以下、バンパメンバと呼ぶ)20の裏面側の空間部にブラケット21を介して装着されたもので、バンパメンバ20の両側を支持するサイドメンバ1,1の一方のサイドメンバ1近傍の略角部に装着されている。エアポンプ18は、フロントバンパ17の下端部の車体後方側に延出した延出部17aの上方で、バンパメンバ20の裏面側と、片側サイドメンバ1の内側面によって囲まれる空間部Aに配設されている。上記ブラケット21は両端部にフランジ部21aを有し、フランジ部21a相互間に矩形状の凹部21bを設けたもので、凹部21b内にエアポンプ18がネジ等を介して装着されている。上記ブラケット21は左右のフランジ部21aをネジ等を介してバンパメンバ20の裏面側に螺着されている。
【0015】
エアポンプ18からフロントデファレンシャル装置4に内蔵されたアクチュエータにエアーを供給するエアー供給管としての配管は、図5および図8に示すように構成されている。
エアポンプ18には、図5に示すように、エアーを取り入れる配管22と、エアーをフロントデファレンシャル装置4に内蔵されたアクチュエータに供給するエアー供給管としての配管23とが施工されている。
エアーを取り入れる配管22は、U字状に折曲げた上端部24aをエンジンルーム内の上方位置にラジエータ19の上端部に取り付ける等して延出し、かつ、L字状に折曲げた下端部24bを、エアポンプ18が設けられた車体前方側に延出したエアー取り入れパイプ24と、このエアー取り入れパイプ24の下端部とエアポンプ18との間を接続したゴム等のホース25とで構成されている。
【0016】
エアーをフロントデファレンシャル装置4に内蔵されたアクチュエータに供給する配管23は、エアポンプ18から引き出されたゴム等のホース26と、このホース26に一端を接続し、他端をフロントデファレンシャル装置4の後端部下方を通してフロントデファレンシャル装置4のエアー導入口が設けられた側面下方位置まで延出したパイプ装置27と、このパイプ装置27の他端部に一端を接続され、フロントデファレンシャル装置4のアクチュエータに他端部を接続した可撓性ホース28とで構成されている。
【0017】
パイプ装置27は、一端部をホース26に接続されるとともに他端部をサイドメンバ1上面に延出されたパイプ271 と、このパイプ271 に一端部を接続され、サイドメンバ1上面に配管されたパイプ272 と、このパイプ272 に一端部を接続され、フロントデファレンシャル装置4の下部側を通るクロスメンバ2のフランジ部2aに沿って配管されるとともに、フロントデファレンシャル装置4の後端部下方を通してフロントデファレンシャル装置4のエアー導入口(後述する)が設けられた側面下方位置まで他端部を延出したパイプ273 とで構成されている。
このパイプ273 に一端部を接続した上記可撓性ホース28は、フロントデファレンシャル装置4から離れる位置で迂回するように、一回転させて接続されており、このパイプ273 は、フロントデファレンシャル装置4のケース29下部側に設けられた補強用のリブ29a側面に沿うようにしてアクチュエータのエアー導入口30に接続されている。このエアー導入口30を設けたエアー導入用パイプ30aは、フロントデファレンシャル装置4の後面側車体後方に向けて少なくともクロスメンバ2上まで延出して設けられたもので、このエアー導入用パイプ30aは、パイプ273 と交叉するように配設されている。
補強用のリブ29aは、フロントデファレンシャル装置4のケース29の後部側円筒部の外周面に補強用として設けられており、円筒部の外周面に円周方向に所定の間隔で複数個所、それぞれ軸方向に沿って設けられている。フロントデファレンシャル装置4のケース29下部側に設けられた補強用のリブ29aは、下方向に所定幅突出して形成されており、このリブ29aがフロントデファレンシャル装置4の動きに伴って、上下方向に揺動するものである。
【0018】
ホース25およびホース26は、クランプ31によって、互いに留められており、パイプ24とパイプ271 の垂直部は、クランプ32によって留められてサイドメンバ1の側面に固定されている。パイプ271 の上部側水平部と、パイプ273 のサイドメンバ1側は、それぞれクランプ33,34によってサイドメンバ1の側面に固定されている。また、パイプ273 のフロントデファレンシャル装置4側は、クランプ35を介してクロスメンバ2に固定されている。
【0019】
上記構成によると、フロントバンパ17の裏面側に配設されているバンパメンバ20の後面側と、このバンパメンバ20の両端を支持するサイドメンバ1,1の一方とで形成される略角部に、フリーアクスル用のエアポンプ18を設けているので、デッドスペースの有効利用が図れ、かつ、フロントバンパ17の下端部の車体後方側に延出された延出部17aによって、エアポンプ18の下部側を覆うようにしているので、飛び石、飛び水等によるエアポンプ18の損傷を防止することができる。
【0020】
また、エアポンプ18からアクチュエータにエアーを送るための可撓性ホース28は、フロントデファレンシャル装置4から離れる位置で迂回させてフロントデファレンシャル装置4のケース29下部側のリブ29a側面に沿うようにしてアクチュエータのエアー導入口30に接続しているので、走行時の振動等でフロントデファレンシャル装置4が揺動した場合にも、リブ29aが可撓性ホース28に接触する虞がない。
フロントデファレンシャル装置4のケース29の下部には、パイプ273 等の金属パイプのみが配管されるので、リブ29aが可撓性ホース28に接触する虞がない。また、クロスメンバ2上に可撓性ホース28を配設したので、飛び石、飛び水等によって可撓性ホース28が損傷する不具合を防止することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるフリーアクスル用エアポンプの取付構造によれば、以下のような効果を奏する。
請求項1において、フリーアクスル機構を備えたデファレンシャル装置における通常デフ時とフリーアクスル時とを切り換えるアクチュエータを駆動するフリーアクスル用エアポンプの取付構造において、フロントバンパの裏側でラジエータよりも前側に配設されたクロスメンバと、このクロスメンバの両端を支持するサイドメンバの一方とで形成される略角部にフリーアクスル用エアポンプを配設し、該フリーアクスル用エアポンプに接続されるパイプ装置は前記サイドメンバの側面に固定したので、フロントバンパの裏側のデッドスペースの有効利用が図れるとともに、フリーアクスル用エアポンプをボンネット内から取り除くことによりハーネスも簡素化されて摩擦等によるショートを防ぐことができる。また、フロントバンパの裏側のデッドスペースの有効利用が図れるとともに、フリーアクスル用エアポンプをボンネット内から取り除くことによりハーネスも簡素化されて摩擦等によるショートを防ぐことができる。
請求項2において、上記フロントバンパの下端部の車体後方側に延出された延出部によって、フリーアクスル用エアポンプの下部側を覆い、前記クロスメンバの裏面側の空間部にブラケットを介して上記フリーアクスル用エアポンプを装着し、該ブラケットの両端部に設けられたフランジ部相互間に凹部を設け、該凹部内に、該フリーアクスル用エアポンプを装着したので、飛び石等によるフリーアクスル用エアポンプの損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフリーアクスル用エアポンプの取付構造を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の前部拡大図である。
【図4】図2の前部拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態によるフリーアクスル用エアポンプの取付構造を示す斜視図である。
【図6】フロントバンパの裏側に取り付けられたフリーアクスル用エアポンプを示す断面図である。
【図7】フリーアクスル用エアポンプを据え付けるブラケットを示す平面図である。
【図8】フロントデファレンシャル装置部の配管を示す平面図である。
【図9】従来のフリーアクスル用エアポンプの取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,1 サイドメンバ
2 クロスメンバ
3 シャーシフレーム
4 フロントデファレンシャル装置
5 リヤデファレンシャル装置
6 フロントドライブシャフト
7 リヤドライブシャフト
8 前車輪
9 後車輪
10 エンジン
11 トランスミッション
12 トランスファ
13 フロントプロペラシャフト
14 リヤプロペラシャフト
15 トランスミッション切り換えレバー
16 トランスファ切り換えレバー
17 フロントバンパ
18 エアポンプ
19 ラジエータ
20 バンパメンバ(クロスメンバ)
21 ブラケット
22 エアーを取り入れる配管
23 エアーをフロントデファレンシャル装置に内蔵されたアクチュエータに供給する配管
24 エアー取り入れパイプ
25 ホース
26 ホース
27 パイプ装置
271 ,272 ,273 パイプ
28 可撓性ホース

Claims (2)

  1. フリーアクスル機構を備えたデファレンシャル装置における通常デフ時とフリーアクスル時とを切り換えるアクチュエータを駆動するフリーアクスル用エアポンプの取付構造において、フロントバンパの裏側でラジエータよりも前側に配設されたクロスメンバと、このクロスメンバの両端を支持するサイドメンバの一方とで形成される略角部にフリーアクスル用エアポンプを配設し、該フリーアクスル用エアポンプに接続されるパイプ装置は前記サイドメンバの側面に固定したことを特徴とするフリーアクスル用エアポンプの取付構造。
  2. 上記フロントバンパの下端部の車体後方側に延出された延出部によって、フリーアクスル用エアポンプの下部側を覆い、前記クロスメンバの裏面側の空間部にブラケットを介して上記フリーアクスル用エアポンプを装着し、該ブラケットの両端部に設けられたフランジ部相互間に凹部を設け、該凹部内に、該フリーアクスル用エアポンプを装着したことを特徴とする請求項1に記載のフリーアクスル用エアポンプの取付構造。
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