JPH05164437A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH05164437A
JPH05164437A JP32853391A JP32853391A JPH05164437A JP H05164437 A JPH05164437 A JP H05164437A JP 32853391 A JP32853391 A JP 32853391A JP 32853391 A JP32853391 A JP 32853391A JP H05164437 A JPH05164437 A JP H05164437A
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JP
Japan
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refrigerant
heat exchanger
compressor
air conditioner
valve
Prior art date
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Application number
JP32853391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Matsushima
弘章 松嶋
Hiroshi Iwata
博 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05164437A publication Critical patent/JPH05164437A/ja
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/19Pumping down refrigerant from one part of the cycle to another part of the cycle, e.g. when the cycle is changed from cooling to heating, or before a defrost cycle is started

Abstract

(57)【要約】 【目的】空気調和機の圧縮機を用いて空気調和機内の冷
媒を回収することにより、冷媒の大気中への放出を防止
する。 【構成】液側接続管14及びガス側接続管15に開閉弁
を設け、回収操作スイッチ32がオンになると、液側開
閉弁6を閉、ガス側開閉弁7を開、圧縮機2を駆動し、
冷媒量を検知する検知器が冷媒量がなくなったことを検
知すると、ガス側開閉弁7を閉、圧縮機2を停止する制
御器を設ける。 【効果】空気調和機の圧縮機で冷媒を室外ユニット内に
回収するために、特別な冷媒回収装置が不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に冷媒を回収することにより、大気中への冷媒放出を防
止した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機に使用されている冷凍サイク
ル内に冷媒として封入されているR12、R22等のフ
ロンは、オゾン層の破壊、あるいは、地球温暖化等の環
境保護の面から、大気中への放出を防止する必要があ
る。
【0003】しかし、従来の室外ユニットと室内ユニッ
トに分離している空気調和機では、廃棄あるいは移設す
るためには、配管を取り外す必要があり、この際、冷凍
サイクル内の冷媒が放出される。また、一体型の空気調
和機においても解体の際には冷媒が大気に放出される。
このため、冷媒の大気中への放出を防止する方法とし
て、圧縮機、凝縮器、冷媒回収容器からなる冷媒回収装
置を用いて、冷媒を空気調和機から抽出し、冷媒回収容
器に回収する装置が知られている。
【0004】この種の装置として、例えば、特開平1−
67576号公報、特開平3−28676号公報、特開
平3−48676号公報、特開平3−48677号公報
に記載されているような冷媒回収装置がある。
【0005】又、冷媒加熱式暖房装置として冷媒回収タ
ンクを備えたものに特開昭62−73049号公報に記
載のように、圧縮機の吐出側より冷媒回収タンク、室内
熱交換器、バ−ナを有する冷媒加熱器及びアキュムレ−
タが順に接続され、そのアキュムレ−タが圧縮機の吸入
側に接続されてヒ−トサイクルが形成され、吐出側のバ
ックドバルブを閉じ、吸入側のバックドバルブを開とし
た状態で圧縮機を運転し室内ユニット内の冷媒を冷媒回
収タンク内に回収するものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例に
より、空気調和機の冷媒が回収可能であり、冷媒の大気
放出を防止できる。しかし、設置型の空気調和機では、
冷媒回収をしようとした場合には、冷媒回収装置を空気
調和機の設置場所に運ぶ必要があるという問題点があっ
た。
【0007】又、特開昭62−73049号公報に記載
のものは、吐出圧力が高くなるのを防止するため、冷媒
回収タンクを冷却するための冷却管を設け、冷却水で冷
却するものであり、別の冷却水を流すための冷却装置が
必要であり、サイクル配管途中に冷媒回収容器を設けて
いるので、室外ユニットの容積が大きくなる、冷媒回収
タンクからの放熱損失が多く効率が低下する問題があ
る。
【0008】本発明の第1の目的は、室外ユニットと室
内ユニットに分離された空気調和機において、特別な冷
却器を設けることなく、室外ユニット内に冷媒を回収で
き、移設が簡単にできる空気調和機を提供することにあ
る。
【0009】本発明の第2の目的は、空気調和機の冷媒
を回収でき、冷媒を回収した冷媒回収容器を取りはずす
ことができる空気調和機を提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、空気調和機の運転
時はサイクル内の冷媒調整が可能であり、移設時は空気
調和機内の冷媒を冷媒回収容器内に回収できる空気調和
機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の空気調和機は、圧縮機と室外熱交換器
と室外ファンと減圧器とからなる室外ユニットと、室内
熱交換器が内臓される室内ユニットと、それらの機器を
接続するための配管から構成される空気調和機におい
て、前記圧縮機と室外ファンを運転するとともに、前記
減圧器の弁開度を全閉にして前記室外ユニットに冷媒を
回収するものである。
【0012】又、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱
交換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接
続する配管を備え、冷媒回収時に、前記圧縮機で昇圧に
した冷媒を前記熱源側熱交換器用ファンで冷却し、冷媒
回収容器に回収するものである。
【0013】上記第2の目的を達成するために本発明の
空気調和機は、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交
換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続
する配管とを備え、前記熱源側熱交換器と減圧器との間
で分岐され、かつ開閉弁を介した取外し可能な冷媒回収
容器を接続したものである。
【0014】又、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱
交換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接
続する配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐
されて開閉弁を介して接続された冷媒回収容器と回収操
作スイッチとを備え、該操作スイッチがオンになると、
前記圧縮機、熱源側熱交換器用ファンおよび減圧器を動
作させて前記冷媒回収容器に冷媒を回収するものであ
る。
【0015】又、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱
交換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接
続する配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐
されて開閉弁を介して接続された冷媒回収容器とを備
え、冷媒回収開始時から前記減圧器の開度を徐々に小さ
くし、設定時間経過後に前記減圧器の開度を全閉にして
前記前記冷媒回収容器に冷媒を回収するように制御する
制御器を設けたものである。
【0016】又、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利
用側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
て、該空気調和機が回収操作スイッチと前記圧縮機の出
口側に接続した冷媒回収容器とを有するものであって、
前記回収操作スイッチがオンになると、前記圧縮機を駆
動して冷媒を回収し、冷媒回収が終了したと判断された
ときは圧縮機を停止するように制御する制御器を設けた
ものである。
【0017】又、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱
交換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とを配管で接
続してなる空気調和機において、前記減圧器出口に冷媒
回収容器を設けるとともに、該冷媒回収容器と熱交換可
能に蓄熱剤を設けたものである。
【0018】又、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器とを
有する室外ユニットと、利用側熱交換器を有する室内ユ
ニットとを液側接続管及びガス側接続管によって接続し
てなる空気調和機において、前記室外ユニット内に液側
接続管及びガス側接続管を開閉する開閉弁を設けられる
ものであって、前記空気調和機に設けられた回収操作ス
イッチをオンにすると、液側開閉弁を閉じ、ガス側開閉
弁を開くとともに、前記圧縮機を駆動して冷媒を回収
し、冷媒回収が終了したと判断されたときは、ガス側開
閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように制御する制御器を
設けたものである。 又、圧縮機と熱源側熱交換器と減
圧器と利用側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和
機において、前記減圧器の入口側に開閉弁を介して冷媒
回収容器を取り外し可能に接続できるバイパス路を設け
るとともに、冷媒回収操作時は前記圧縮機を駆動し、設
定時間経過後に前記開閉弁を開にし、冷媒回収が終了し
たと判断されたときは、開閉弁を閉じ、圧縮機を停止す
るように制御する制御器を設けたものである。
【0019】上記第3の目的を達成するために本発明の
空気調和機は、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交
換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続
する配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐さ
れて開閉弁を介して接続された冷媒回収容器とを備え、
該冷媒回収容器が空気調和運転時の冷媒調整用レシ−バ
タンクと冷媒回収時の容器を兼用するように接続されて
いるものである。
【0020】又、前記減圧器が暖房用の膨張弁と冷房用
の膨張弁とからなるものであって、該2つの膨張弁の間
に前記冷媒回収容器が開閉弁を介して直列に設けたもの
である。
【0021】又、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利
用側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
て、前記減圧器が第1の減圧器と第2の減圧器から構成
されるものであって、該第1、第2の減圧器のそれぞれ
に第1の開閉弁、第2の開閉弁を設け、該開閉弁を介し
て冷媒回収容器を接続するとともに、回収操作スイッチ
を設け、該回収操作スイッチをオンにすると、前記第1
の開閉弁を開き、第2の開閉弁を閉じるとともに前記圧
縮機を駆動して冷媒を回収し、冷媒回収が終了したと判
断されたときは、前記第1の開閉弁を閉じ、圧縮機を停
止するように制御する制御器を設けたものである。
【0022】又、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利
用側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
て、前記空気調和機が回収操作スイッチを有するもので
あって、前記減圧器の入口側および出口側にバイパス路
を設けるとともに、該バイパス路に開閉弁を介して冷媒
回収容器を接続するとともに、前記回収操作スイッチを
オンにすると、前記出口側の開閉弁を開き、圧縮機を駆
動し、第1の設定時間経過後に前記入口側の開閉弁を開
き、第2の設定時間経過後に前記出口側の開閉弁を閉
じ、冷媒回収が終了したと判断されたときは、前記入口
側の開閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように制御する制
御器を設けたものである。
【0023】又、前記空気調和機が冷媒漏れ検知器を設
けられたものであって、該冷媒漏れ検知器により冷媒が
漏れていることを検知されたときは、冷媒回収を停止す
るものである。
【0024】又、前記冷媒回収が終了したと判断された
ときは、冷媒回収が終了したことを知らせる警報器が設
けられているものである。
【0025】又、前記空気調和機が冷媒回収操作をリセ
ットするためのリセットスイッチを有するものである。
【0026】
【作用】圧縮機と室外熱交換器と室外ファンと減圧器と
からなる室外ユニットと、室内熱交換器が内臓される室
内ユニットと、それらの機器を接続するための配管から
構成される空気調和機において、前記圧縮機と室外ファ
ンを運転するとともに、前記減圧器の弁開度を全閉にし
て前記室外ユニットに冷媒を回収するようにしている、
あるいは圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換器用
ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続する配
管を備え、冷媒回収時に、前記圧縮機で昇圧にした冷媒
を前記熱源側熱交換器用ファンで冷却し、冷媒回収容器
に回収するものであるので、特別な冷却器を設けなくて
も室外ファンを運転することにより、圧縮機で昇圧した
冷媒を冷却でき、室内ユニット内の冷媒を室外ユニット
に回収できる。
【0027】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続す
る配管とを備え、前記熱源側熱交換器と減圧器との間で
分岐され、かつ開閉弁を介した取外し可能な冷媒回収容
器を接続している、あるいは圧縮機と熱源側熱交換器と
該熱源側熱交換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器と
それらを接続する配管と前記熱源側熱交換器と減圧器と
の間で分岐されて開閉弁を介して接続された冷媒回収容
器と回収操作スイッチとを備え、該操作スイッチがオン
になると、前記圧縮機、熱源側熱交換器用ファンおよび
減圧器を動作させて前記冷媒回収容器に冷媒を回収して
いるあるいは、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利用
側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
て、該空気調和機が回収操作スイッチと前記圧縮機の出
口側に接続した冷媒回収容器とを有するものであって、
前記回収操作スイッチがオンになると、前記圧縮機を駆
動して冷媒を回収し、冷媒回収が終了したと判断された
ときは圧縮機を停止するように制御する制御器を設けて
いるので、特別な冷却器を設けなくても室外ファンを運
転することにより、圧縮機で昇圧した冷媒を冷却でき、
冷媒回収容器に冷媒を回収することができる。そして、
冷媒回収容器を自由に取り外しが可能となり、冷媒回収
容器を空気調和機内に設ける必要はなく、冷媒回収時に
バイパス路に取り付けるだけで冷媒回収ができる。
【0028】又、圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱
交換器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接
続する配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐
されて開閉弁を介して接続された冷媒回収容器とを備
え、冷媒回収開始時から前記減圧器の開度を徐々に小さ
くし、設定時間経過後に前記減圧器の開度を全閉にして
前記前記冷媒回収容器に冷媒を回収するように制御する
制御器を設けているので、特別な冷却器を設けなくても
室外ファンにより凝縮された液冷媒の大部分が、冷媒回
収容器にそのまま液冷媒として滞留し、残り冷媒は室内
側熱交換器に送られサイクル内を循環する。減圧器の開
度は徐々に小さくなるので、低圧側の冷媒量は徐々に減
少して所設定時間経過後に前記減圧器の開度を全閉にす
るので、室内熱交換器側の圧力が低下し、室外側熱交換
器内に滞留していた冷媒を回収できる。 又、圧縮機と
熱源側熱交換器と該熱源側熱交換器用ファンと減圧器と
利用側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機にお
いて、前記減圧器出口に冷媒回収容器を設けるととも
に、該冷媒回収容器と熱交換可能に蓄熱剤を設けている
ので、停止中は、蓄熱剤で一定温度に冷却された冷媒回
収容器内に、空気調和機内の冷媒が回収される。
【0029】又、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器とを
有する室外ユニットと、利用側熱交換器を有する室内ユ
ニットとを液側接続管及びガス側接続管によって接続し
てなる空気調和機において、前記室外ユニット内に液側
接続管及びガス側接続管を開閉する開閉弁を設けられる
ものであって、前記空気調和機に設けられた回収操作ス
イッチをオンにすると、液側開閉弁を閉じ、ガス側開閉
弁を開くとともに、前記圧縮機を駆動して冷媒を回収
し、冷媒回収が終了したと判断されたときは、ガス側開
閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように制御する制御器を
設けているので、減圧器の開度を前閉にしなくても液側
開閉弁を閉じることにより、冷媒回収容器に冷媒を回収
することができる。
【0030】又、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利
用側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
て、前記減圧器の入口側に開閉弁を介して冷媒回収容器
を取り外し可能に接続できるバイパス路を設けるととも
に、冷媒回収操作時は前記圧縮機を駆動し、設定時間経
過後に前記開閉弁を開にし、冷媒回収が終了したと判断
されたときは、開閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように
制御する制御器を設けているので、熱源側熱交換器で凝
縮された液冷媒が冷媒回収容器に滞留し、冷媒回収が終
了したと判断されたときは、開閉弁を閉じ、圧縮機を停
止するように制御するので、回収ができる。そして、冷
媒回収容器を自由に取り外しが可能となり、冷媒回収容
器を空気調和機内に設ける必要はなく、冷媒回収時にバ
イパス路に取り付けるだけで冷媒回収ができる。さら
に、冷媒回収容器内と膨張弁出口をバイパスさせるため
に、冷媒回収容器内の圧力を低くでき冷媒回収を早くで
きる。 圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換器用
ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続する配
管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐されて開
閉弁を介して接続された冷媒回収容器とを備え、該冷媒
回収容器が空気調和運転時の冷媒調整用レシ−バタンク
と冷媒回収時の容器を兼用するように接続されているあ
るいは、前記減圧器が暖房用の膨張弁と冷房用の膨張弁
とからなるものであって、該2つの膨張弁の間に前記冷
媒回収容器が開閉弁を介して直列に設けているあるい
は、圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利用側熱交換器
とを配管で接続してなる空気調和機において、前記減圧
器が第1の減圧器と第2の減圧器から構成されるもので
あって、該第1、第2の減圧器のそれぞれに第1の開閉
弁、第2の開閉弁を設け、該開閉弁を介して冷媒回収容
器を接続するとともに、回収操作スイッチを設け、該回
収操作スイッチをオンにすると、前記第1の開閉弁を開
き、第2の開閉弁を閉じるとともに前記圧縮機を駆動し
て冷媒を回収し、冷媒回収が終了したと判断されたとき
は、前記第1の開閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように
制御する制御器を設けるあるいは、圧縮機と熱源側熱交
換器と減圧器と利用側熱交換器とを配管で接続してなる
空気調和機において、前記空気調和機が回収操作スイッ
チを有するものであって、前記減圧器の入口側および出
口側にバイパス路を設けるとともに、該バイパス路に開
閉弁を介して冷媒回収容器を接続するとともに、前記回
収操作スイッチをオンにすると、前記出口側の開閉弁を
開き、圧縮機を駆動し、第1の設定時間経過後に前記入
口側の開閉弁を開き、第2の設定時間経過後に前記出口
側の開閉弁を閉じ、冷媒回収が終了したと判断されたと
きは、前記入口側の開閉弁を閉じ、圧縮機を停止するよ
うに制御する制御器を設けているので、空気調和運転時
は、冷媒回収容器内を冷媒が循環するように流すことが
でき、冷媒回収容器をサイクル内の冷媒量調節として利
用できるため、サイクル効率のよい運転ができる。又、
空気調和気の移設時には、冷媒回収容器内に冷媒を回収
することができ、開閉弁の部分で冷媒回収容器を空気調
和機から取り外すことができるので、移設が簡単にな
る。
【0031】又、前記空気調和機が冷媒漏れ検知器を設
けられたものであって、該冷媒漏れ検知器により冷媒が
漏れていることを検知されたときは、冷媒回収を停止す
ることにより、ユニオンの弛みなどによる冷媒漏れを防
止でき、可燃性の冷媒を用いた場合でも爆発を回避でき
る。
【0032】又、前記冷媒回収が終了したと判断された
ときは、冷媒回収が終了したことを知らせる警報器が設
けられているので、冷媒回収が終了時に手動などによ
り、開閉弁を閉じることができる。
【0033】又、前記空気調和機が冷媒回収操作をリセ
ットするためのリセットスイッチを有するので、冷媒回
収を中止することもでき、通常の空機調和モ−ドに復帰
させることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3によ
り説明する。図1は本発明の一実施例に係る空気調和機
の冷凍サイクル系統図、図2は本発明の一実施例に係る
制御回路図、図3は回収モードの流れ図である。
【0035】図1において、1は室外ユニットであり、
圧縮機2と、冷房運転と暖房運転で冷媒の流れ方向を切
り換える四方弁3と、熱源側熱交換器としての室外側熱
交換器4と、室外側熱交換器4に送風する室外ファン9
と、減圧器としての電動式の膨張弁5と、通電時に弁が
開状態になる電磁式の液側開閉弁6と、通電時に弁が開
状態になる電磁式のガス側開閉弁7と、アキュームレー
タ8と、ユニオンの接続部20を持つ冷媒追加用の開閉
弁10と、冷媒回収の終了を検知する検知器としての圧
力検知器21と、圧縮機2の吐出冷媒の温度を検出する
吐出冷媒の温度検出器23と、室外側熱交換器4の冷媒
温度を検出する室外側熱交換器4の温度検出器24と、
圧縮機2の吸い込み冷媒の温度を検出する圧縮機2の吸
込温度検出器25からなる。11は室内ユニットであ
り、利用側熱交換器としての室内側熱交換器12と室内
側熱交換器12に送風する室内ファン13と、室内側熱
交換器12の冷媒温度を検出する室内側熱交換器12の
温度検出器36と、室内空気の温度を検出する室内空気
の温度検出器37からなる。室外ユニット1と室内ユニ
ット11は液側接続管14とガス側接続管15により、
それぞれ液側接続ユニオン16、18、ガス側接続ユニ
オン17、19により取外し可能に接続されている。
【0036】図2において、22は室外ユニット1内に
設置された室外ユニット1の室外制御器であり、圧力検
知器21、吐出冷媒の温度検出器23と、室外側熱交換
器の温度検出器24と、圧縮機吸込の温度検出器25
と、圧縮機2を駆動するインバータ回路26と、四方弁
3を駆動する四方弁駆動装置27と、室外ファン9を駆
動する室外ファン駆動装置28と、膨張弁5を駆動する
膨張弁駆動装置29と、液側開閉弁6を駆動する液側開
閉弁駆動装置30、ガス側開閉弁7を駆動するガス側開
閉弁駆動装置31、冷媒回収の運転を行わせる回収操作
スイッチ32と、冷媒回収運転から通常の運転モードに
戻すリセットスイッチ33と、冷媒回収の終了を知らせ
るブザー34が設置されている。35は室内ユニット1
1に設置された室内ユニット1の室内制御器であり、室
内側熱交換器12の温度検出器36と、室内空気の温度
検出器37と、室内ファン13を駆動する室内ファン駆
動装置38と、室内の設定温度及び運転モードを選定す
る操作器39が設置されている。室内制御器35と室外
制御器22は双方向にデータ転送可能となっており、運
転モード、各検出器出力、圧縮機2の要求回転数等を転
送する。
【0037】以上のように構成した空気調和機の動作を
説明する。操作器39を冷房運転に設定すると、室内フ
ァン13がオンになるとともに、室内制御器35から室
外制御器22に冷房運転モードと、一定周期で室内ユニ
ット1の設定温度と室内空気の温度検出器37で検出し
た温度差に応じた圧縮機2の要求回転数が転送される。
室外制御器22によりそれぞれの駆動装置を介して、四
方弁3が冷房運転側、液側開閉弁6及びガス側開閉弁7
が開状態、室外ファン10がオン、膨張弁11があらか
じめ設定された開度に設定されるとともに、圧縮機2が
要求回転数で駆動される。
【0038】圧縮機2を吐出した高温高圧のガス冷媒
は、四方弁3を通り室外側熱交換器4で室外ファン9に
より送風された空気に放熱し凝縮する。この凝縮した液
冷媒は膨張弁5で減圧され気液二相の冷媒となり、液側
開閉弁6、液側ユニオン16、液側接続管14、液側ユ
ニオン18を通り室内ユニット11に送られる。室内ユ
ニット11に送られた冷媒は、室内側熱交換器12で室
内ファン13により送風された空気を冷却し、ガス冷媒
となってガス側ユニオン19、ガス側接続管13、ガス
側ユニオン17を通り、室外ユニット1に戻り、ガス側
開閉弁7、四方弁3、アキュムレータ8を通り圧縮機2
に戻る。膨張弁5の開度は一定時間設定値に保たれた
後、吐出冷媒の温度検出器23で検出した圧縮機2の吐
出冷媒温度が室外制御器22内にあらかじめ記憶されて
いる設定温度より低い場合には、吐出冷媒の温度検出器
23と室外側熱交換器4の温度検出器24の温度差と圧
縮機回転数により算出される値になる。吐出冷媒の温度
検出器23で検出した温度が設定温度より高い場合に
は、吐出冷媒温度が設定値になるように膨張弁5の開度
が制御される。
【0039】次に、暖房運転について説明する。操作器
39の運転モードを暖房運転にすると、室内制御器35
から室外制御器22に暖房運転モードと、一定周期で室
内ユニット11の設定温度と室内空気の温度検出器37
で検出した温度差に応じた圧縮機2の要求回転数が転送
される。室外制御器22により、四方弁8が暖房運転
側、液側開閉弁6及びガス側開閉弁12が開状態、室外
ファン9がオン、膨張弁5があらかじめ設定された開度
に設定されるとともに、圧縮機2が要求回転数で駆動さ
れる。室内ファン13は冷風を防止するために、室内側
熱交換器12の温度検出器36で検出される温度が設定
値以上になると駆動される。
【0040】暖房運転時は冷房運転とは逆に、圧縮機2
を出た高温高圧のガス冷媒は四方弁3、ガス側開閉弁
7、ガス側ユニオン17、ガス側接続管13、ガス側ユ
ニオン19を通り室内ユニット11に送られる。室内ユ
ニット11に送られたガス冷媒は、室内側熱交換器12
で室内ファン13により送風された空気を加熱し、液冷
媒となって液側ユニオン18、液側接続管14、液側ユ
ニオン16、液側開閉弁6を通り室外ユニット5に戻
り、膨張弁5で減圧され、室外側熱交換器4で外気より
吸熱し、ガス冷媒となって、四方弁3、アキュムレータ
8を通り圧縮機2に戻る。膨張弁5の開度は一定時間設
定値に保たれた後、吐出冷媒の温度検出器23で検出し
た圧縮機2の吐出冷媒温度が設定温度より低い場合に
は、圧縮機2の吸込温度検出器25と室外側熱交換器4
の温度検出器24の温度差が一定となるように開度が制
御される。吐出冷媒の温度検出器23で検出した温度が
設定温度より高い場合には、吐出冷媒温度が設定値にな
るように開度が制御される。
【0041】次に、空気調和機を移設あるいは廃棄する
等のために、接続管を外す場合の冷媒回収の動作につい
て図3を用いて説明する。室外ユニット1内に設けた回
収操作スイッチ32をオンにすると、室外制御器22に
記憶されている回収モードになり、まず、室外ファン9
がオン、四方弁3が冷房運転側、膨張弁5が全閉、液側
開閉弁6が閉、ガス側開閉弁1が開になり、圧縮機2が
予め室外制御器22に記憶されている設定回転数で運転
される。さらに、室内制御器35の操作器39を無効に
する。
【0042】圧縮機2より吐出した冷媒は、室外側熱交
換器4で室外ファン9により送風された空気に放熱し液
冷媒となる。膨張弁5が全閉になっているために室外側
熱交換器4内で凝縮した冷媒はそのまま滞留する。一
方、液側接続管14、室内側熱交換器12及びガス側接
続管15の低圧側の冷媒は圧縮機2に吸込まれるが、膨
張弁5及び液側開閉弁6が閉になっているために冷媒の
供給が無く、徐々に冷媒が少なくなり、圧力が下がる。
低圧側の冷媒が無くなり圧力が真空になると、圧力検知
器21が検知し、ガス側開閉弁7が閉状態、圧縮機2及
び室外ファン9がオフになり冷媒回収モードが終了する
とともにブザー34が鳴り、冷媒回収の終了を知らせ
る。回収操作スイッチ32がオンになるとリセットスイ
ッチ33が押されるまでは操作器39の機能が無効にな
る。この状態で、液側接続管14及びガス側接続管15
を室外ユニット1、室内ユニット11から外しても冷媒
漏れは生じない。
【0043】ここで、移設等により再利用する場合に
は、室外ユニット1と室内ユニット11を液側接続管1
4及びガス側接続管15で接続し、ガス側ユニオン17
のみをゆるめた状態で、開閉弁10よりガス冷媒を注入
し、液側接続管14、室内側熱交換器12及びガス側接
続管15内の空気を排出した後、ガス側ユニオン17を
締め、室外ユニット内にあるリセットスイッチ33を押
すことにより操作器39が有効になり、再び使用するこ
とができる。
【0044】また、真空ポンプを使用できる場合には、
室外ユニット1と室内ユニット11を液側接続管14及
びガス側接続管15で接続した後、開閉弁10に真空ポ
ンプを接続し液側接続管14、室内側熱交換器12及び
ガス側接続管15内が真空にする方法でもよい。この場
合には、追加用の冷媒がまったく不要になる。
【0045】以上のように、本実施例によれば、室外ユ
ニット内の配管を冷媒回収容器として利用し、空気調和
機の圧縮機を用いることにより、冷媒回収装置等の特別
な装置を用いることなしに、冷媒回収を行うことができ
る。また、冷媒回収容器として室外ユニット内の配管を
用いることにより、空気調和機を小型、軽量にできる。
又、解体する場合にも、冷媒回収可能な場所に室外ユニ
ットのみを運べばよく、冷媒回収装置等を空気調和機の
設置場所まで運ぶ必要がない。又、回収操作スイッチ3
2がオンになると操作器39が無効になるために、操作
ミスによる誤動作を防止できる。また、回収操作スイッ
チを室外ユニット1内に設けることにより、室外ユニッ
ト1と接続管等を外す作業が近くで行うことができ、冷
媒回収作業が容易になる。さらに、室外ユニット1内に
冷媒を回収するために、移設等により再利用する場合に
も、室外ユニット1内に回収した冷媒をそのまま利用す
ることができる。
【0046】尚、本実施例では、圧力検知器を圧縮機2
の入り口に設けたが、室内側熱交換器等の低圧側であれ
ばどこに設けてもよい。さらに、冷媒回収の終了を検知
する方法として、圧力検知器を用いたが、冷凍サイクル
内に封入されている冷媒量は予め決められているため
に、冷媒回収に必要な時間もほぼ一定であり、検知器と
してタイマーを用いても同等の効果を得る。
【0047】又、本実施例では、全閉可能な電動式の膨
張弁を用いたが、液側開閉弁に電磁開閉弁を用いて、冷
媒回収時に閉とするために、膨張弁を全閉にする必要は
なく、感温式膨張弁あるいはキャピラリーチューブ等で
も同等の効果を得る。
【0048】又、本実施例では液側開閉弁、ガス側開閉
弁として電磁式を用いたが、手動式の開閉弁を用いても
良い。この場合、冷媒回収が終了しブザーが鳴った時点
で、開閉弁を締めれば良い。
【0049】本発明の他の実施例を図4から図5により
説明する。図4は、本発明の他の実施例に係る空気調和
機の冷凍サイクルの系統図、図5は、図4に示す実施例
に係るタイムチャート図である。図4において、40は
第1の減圧器である暖房用膨張弁、41は第2の減圧器
である冷房用膨張弁、42は第1の開閉弁、43は第2
の開閉弁、44は冷媒量調整用のレシーバタンクを兼ね
た冷媒回収容器である。図1及び図2と同一符号は同等
の部品を表す。
【0050】以上のように構成した空気調和機の動作を
説明する。室内ユニット11の操作器を冷房運転に設定
すると、図1から図3で示した実施例と同様に室内ファ
ン13がオンになるとともに、室内制御器35から室外
制御器22に冷房運転モードであることを示す信号と、
一定周期で室内ユニット11の設定温度と室内空気の温
度検出器37で検出した温度差に応じた圧縮機2の要求
回転数が転送される。室外制御器22により、四方弁3
が冷房運転側に、第1の開閉弁42及び第2の開閉弁4
3が開状態に、室外ファン9がオン状態に、暖房用膨張
弁40、冷房用膨張弁41があらかじめ設定された開度
に設定されるとともに、圧縮機2が要求回転数で駆動さ
れる。
【0051】圧縮機2が駆動されると、圧縮機2から吐
出された高温高圧のガス冷媒は、四方弁3を通り室外側
熱交換器4で室外ファン9により送風された空気に放熱
して凝縮する。この凝縮した液冷媒は暖房用膨張弁40
で減圧され中間圧力の冷媒となり、第1の開閉弁42を
通りレシーバタンクを兼ねた冷媒回収容器44に入る。
冷媒回収容器44から冷媒は、第2の開閉弁43を通
り、冷房用膨張弁41でさらに減圧され、液側ユニオン
16、液側接続管14、液側ユニオン18を通り室内ユ
ニット11に送られる。室内ユニット11に送られた冷
媒は、室内側熱交換器12で室内ファン13により送風
された空気を冷却し、ガス冷媒となってガス側ユニオン
19、ガス側接続管13、ガス側ユニオン17を通り、
室外ユニット1に戻り、四方弁3、アキュムレータ8を
通り圧縮機2に戻る。冷房用膨張弁41の開度は一定時
間設定値に保たれた後、吐出冷媒の温度検出器23で検
出した圧縮機2の吐出冷媒温度が設定温度より低い場合
には、吐出冷媒の温度検出器23と室外側熱交換器4の
温度検出器24の温度差と圧縮機回転数により算出され
る値になる。吐出冷媒の温度検出器23で検出した温度
が設定温度より高い場合には、吐出冷媒温度が設定値に
なるように開度が制御される。また、冷媒回収容器44
が中間の圧力になるために、冷凍サイクル内の冷媒量が
過剰になると、液冷媒として冷媒回収容器44内に滞留
し、逆に、冷媒量が不足すると滞留していた液冷媒が流
出するレシーバタンクの役目を果たす。
【0052】次に、暖房運転について説明する。操作器
の運転モードを暖房運転に設定すると、室内制御器35
から室外制御器22に暖房運転モードであることを示す
信号と、一定周期で室内ユニット11の設定温度と室内
空気の温度検出器37で検出した温度差に応じた圧縮機
2の要求回転数が転送され、四方弁3が暖房運転側、第
1の開閉弁42及び第2の開閉弁43が開、室外ファン
9がオン、冷房用膨張弁40、暖房用膨張弁41があら
かじめ設定された開度に設定されるとともに、圧縮機2
が要求回転数で駆動される。室内ファン13は冷風を防
止するために、室内側熱交換器の温度検出器36で検出
される温度が設定値以上になると駆動される。
【0053】暖房運転時は冷房運転とは逆に、圧縮機2
を出た高温高圧のガス冷媒は四方弁3、ガス側ユニオン
17、ガス側接続管13、ガス側ユニオン19を通り室
内ユニット11に送られる。室内ユニット11に送られ
たガス冷媒は、室内側熱交換器12で室内ファン13に
より送風された空気を加熱し、液冷媒となって液側ユニ
オン18、液側接続管14、液側ユニオン16を通り室
外ユニット1に戻り、冷房用膨張弁41で減圧され、第
2の開閉弁43を通り、冷媒回収容器44に送られる。
冷媒回収容器44から第1の開閉弁42を通り暖房用膨
張弁40でさらに減圧され、室外側熱交換器4で外気よ
り吸熱してガス冷媒となって、四方弁3、アキュムレー
タ8を通り圧縮機2に戻る。暖房用膨張弁40の開度は
一定時間設定値に保たれた後、吐出冷媒の温度検出器2
3で検出した圧縮機の吐出冷媒温度が設定温度より低い
場合には、圧縮機吸込温度検出器25と室外側熱交換器
4の温度検出器24の温度差が一定となるように開度が
制御される。吐出冷媒の温度検出器23で検出した温度
が設定温度より高い場合には、吐出冷媒温度が設定値に
なるように開度が制御される。
【0054】次に冷媒回収を行うときの動作について図
5を用いて説明する。室外ユニット1内に設けた回収操
作スイッチをオンにすると、回収モードになり、四方弁
3が冷房側に設定され、室外ファン9が駆動される。
又、暖房用膨張弁39が全開に、第1の開閉弁41及び
第2の開閉弁42が開状態となり、冷房用膨張弁40が
予め設定された開度に設定され、圧縮機2が駆動され
る。
【0055】圧縮機2を吐出した高温高圧のガス冷媒
は、四方弁3を通り室外側熱交換器4で室外ファン9に
より送風された空気に放熱して凝縮する。この凝縮した
液冷媒は暖房用膨張弁40、第1の開閉弁42を通り、
冷媒回収容器44に送られる。冷媒容器44に送られた
冷媒の大部分はそのまま液冷媒として滞留し、残りの冷
媒は、冷房用膨張弁41で減圧され、気液二相の状態で
室内側熱交換器12に送られる。室内側熱交換器12で
は、室内ファン13がオフであるために冷媒は蒸発する
こと無く、ガス側接続管15、アキュムレータ8を通り
圧縮機2に戻る。さらに、時間の経過とともに冷房用膨
張弁41は、徐々に開度が小さくなるために、冷房用膨
張弁41以降の低圧の配管内の冷媒量も徐々に減少す
る。冷媒回収開始後のt1時間経過後には第2の開閉弁
43が閉になり、室内側熱交換器12には冷媒が供給さ
れないために室内側熱交換器12の圧力が急激に低下す
る。一方、室外ファン9も停止するために室外側熱交換
器4内は過熱ガスとなり、室外側熱交換器4内に滞留し
ていた冷媒も冷媒回収容器内44に回収される。さら
に、t2の時間になると第2の開閉弁43からアキュム
ーレータ8の低圧部は、ほとんど真空状態になり、冷媒
の大部分は冷媒回収容器44に回収される。この状態
で、第1の開閉弁42及び第2の開閉弁43が閉にな
り、冷媒回収が終了する。
【0056】以上のように、本実施例では、空気調和機
の圧縮機を用いて冷凍サイクル内の冷媒を冷媒回収容器
44に回収することができる。そのため、空気調和機を
分解廃棄するときにも冷媒回収容器44を開閉弁の部分
で空気調和機から取り外せばよく、容易に冷媒を回収す
ることができる。又、冷媒回収時に室内ファンを停止し
ているので、室内に人が居ても不快感はない。
【0057】空気調和機を再利用する場合にも、室外ユ
ニット1と室内ユニット11を接続した後、開閉弁10
を開にし、冷媒追加用ユニオン20より真空ポンプ等で
冷凍サイクル内に滞留して空気等を排除した後、開閉弁
10を閉にすることにより、冷媒回収容器44に回収し
た冷媒を再び使用することができる。
【0058】尚、本実施例では冷房、暖房共に膨張弁を
用いたが、一方をキャピラリーチューブにし、他方の膨
張弁で冷房、暖房運転時の冷媒流量制御を行っても同様
の効果を得る。さらに、第2の減圧器としての冷房用膨
張弁41を室外ユニット1内に設けたが、設置位置は第
1の減圧器40と室内側熱交換器12の間であればよ
い。又、本実施例では、室外ユニット1と室内ユニット
11に分離した空気調和機を用いて説明したが、利用側
の熱交換器と熱源側の熱交換器が一つのユニット内に設
置されている一体型空気調和機でも同様の効果を得る。
以下の実施例では分離型のルームエアコンを用いて説明
するが、一体型空気調和機でも同様の効果を得る。
【0059】図6は、本発明のさらに他の実施例に係る
空気調和機の冷凍サイクル系統図、図7は、図6の実施
例に係る制御回路図、図8は、図6の実施例に係るタイ
ムチャート図である。図6、図7において、45は開閉
弁駆動装置51により開閉される開閉弁、47はユニオ
ン49によってバイパス路48と取り外し可能になって
いる開閉弁46を有する冷媒回収容器、50はユニオン
49の近くに設置された冷媒漏れ検知器である。図1、
図2と同一符号は同一部品を表す。
【0060】冷房運転、暖房運転時の動作については、
図1の実施例と同一である。冷媒回収の動作について、
図8を用いて説明する。冷媒回収時に、ユニオン49に
冷媒回収容器を取付け、開閉弁46を開にするとともに
冷媒回収用スイッチをオンにする。まず、四方弁3が冷
房側に設定され、室外ファン9がオン状態に、膨張弁5
が予め設定された開度に設定され、圧縮機2が駆動され
る。
【0061】圧縮機2から吐出された高温高圧のガス冷
媒は、四方弁3を通り室外側熱交換器4で室外ファン9
により送風された空気に放熱して凝縮する。凝縮した液
冷媒は、膨張弁5で減圧され、室内側熱交換器12に送
られる。室内側熱交換器12では、室内ファン13がオ
フであるために冷媒は蒸発することなく、ガス側接続管
15、アキュムレータ8を通り圧縮機2に戻る。室外制
御器35に予め記憶されている第1の設定時間t3にな
ると、開閉弁45が開になる。この時、凝縮した液冷媒
の一部は、バイパス路48を通り冷媒回収容器47に液
冷媒として回収される。残りの冷媒は、膨張弁5で減圧
され室内側熱交換器12に送られる。さらに、時間の経
過とともに膨張弁5は、徐々に開度が小さくなるように
制御されるために、膨張弁5以降の低圧の配管内の冷媒
量も徐々に減少する。冷媒回収開始後のt1時間経過後
には膨張弁5が全閉になり、室内側熱交換器12には冷
媒が供給されないために急激に圧力が低下する。さら
に、ファン9も停止するために室外側熱交換器4内は過
熱ガスとなり、空気調和機の大部分の冷媒は、冷媒回収
容器内47に回収される。t2の時間になると開閉弁4
5が閉になり冷媒回収が終了する。この状態で、開閉弁
46を閉にすることにより、ユニオン49から冷媒回収
容器47を取り外しても冷媒の放出は少ない。また、ユ
ニオン49の締め付けが悪く冷媒回収時等に冷媒が漏
れ、冷媒漏れ検知器50が冷媒漏れを検知すると室外制
御器22によって、開閉弁45を閉にするとともに、ブ
ザー34で使用者に知らせる。
【0062】以上説明したように、本実施例では、冷媒
回収容器43を取り外し可能とし、バイパス路に接続で
きるために、予め空気調和機の内部に冷媒回収容器を設
ける必要が無く、小型軽量の空気調和機を提供できる。
また、冷媒漏れ検知器50をユニオンの近くに設置して
いるために、冷媒回収時に冷媒が漏れると直ちに開閉弁
を閉にするために冷媒漏れを防止でき、作動媒体として
可燃性の冷媒を用いた場合でも爆発の危険性を回避でき
る。又、第1の設定時間だけバイパス路の開閉弁を閉に
することにより、この間に冷凍サイクルが安定し、冷媒
回収容器には冷媒が液として流れ込むために冷媒回収容
器を小さくできる。
【0063】尚、冷媒回収容器を予め空気調和機内に設
けていても、圧縮機で冷媒回収できる効果に変わりはな
い。又、本実施例で冷媒回収容器と膨張弁出口の配管を
接触できる構造にすれば、冷媒で冷媒回収容器を冷却す
るために冷凍サイクル内の冷媒を早く回収することがで
きる。
【0064】図9は、本発明のさらに他の実施例に係る
空気調和機の冷凍サイクル系統図、図10は、図9の実
施例に係るタイムチャート図である。図9において、5
2は、冷房運転時に膨張弁出口に設けられ、室外制御器
によって開閉される開閉弁、53は、冷媒回収容器47
に設けている開閉弁である。図1、6と同一符号は同一
部品を表す。
【0065】冷房運転、暖房運転時の動作については、
図1、図6に示す実施例と同様である。冷媒回収の動作
について、図10のタイムチャート図を用いて説明す
る。冷媒回収時に、ユニオン20、49に冷媒回収容器
を取付け、開閉弁46、53を開にするとともに冷媒回
収用スイッチをオンにする。まず、四方弁3が冷房側に
切換えられ、室外ファン9がオン、開閉弁52が開、膨
張弁5が予め設定された開度になり圧縮機2が駆動され
る。圧縮機2を吐出した高温高圧のガス冷媒は、四方弁
3を通り室外側熱交換器4で室外ファン9により送風さ
れた空気に放熱され凝縮する。凝縮した液冷媒は、膨張
弁5で減圧され、室内側熱交換器12に送られる。この
時、冷媒回収容器47内の圧力も、開閉弁52が開にな
っているために減圧器出口の圧力になる。室内側熱交換
器12では、室内ファン13がオフであるために冷媒は
蒸発することなく、ガス側接続管15、アキュムレータ
8を通り圧縮機2に戻る。室外制御器22に予め記憶さ
れている第1の設定時間t3になると、開閉弁45が開
になる。この時、凝縮した液冷媒の一部は、バイパス路
48を通り冷媒回収容器47に液冷媒として回収され
る。冷媒回収容器47内の冷媒の一部は開閉弁53、5
2を通り室内側熱交換器12に送られる。したがって、
冷媒回収容器47内の圧力が低下し、さらに冷媒が蒸発
することによって冷媒回収容器47を冷却するために、
冷媒回収が早くできる。さらに、時間の経過とともに膨
張弁5は、徐々に開度が小さくなるために、膨張弁5以
降の低圧の配管内の冷媒量も徐々に減少する。冷媒回収
開始後第2の設定時間t4になると、開閉弁52が閉に
なり、冷媒回収容器47の冷媒が外部に流れなくなる。
又、t1時間経過後には膨張弁5が全閉になり、室内側
熱交換器12には冷媒が供給されないために急激に圧力
が低下し、t2時間経過すると開閉弁45が閉になり冷
媒回収が終了する。この状態で、開閉弁10、45が閉
になり、冷媒回収が終了する。この状態で、開閉弁4
6、53を閉にすることにより、ユニオン49、20か
ら冷媒回収容器47を取り外しても冷媒の放出はない。
【0066】以上説明したように、本実施例では、図6
に示す実施例と同様の効果を得るとともに、冷媒回収容
器内の冷媒の一部を低圧側にもどすために、冷媒回収容
器を低圧、低温に保つことができ、冷媒回収を早くする
ことができる。
【0067】本実施例では、四方弁を用いた冷房暖房兼
用の空気調和機について説明したが、四方弁の無い冷房
専用機でも同様の効果を得ることができる。
【0068】図11は、本発明のさらに他の実施例に係
る空気調和機の冷凍サイクル系統図である。図11にお
いて、54は酢酸を封入した蓄熱剤55を周囲に熱交換
可能に設けた冷媒回収容器、56は第1の逆止弁、57
は開閉弁、58は第2の逆止弁である。図1と同一符号
は、同一部品を表す。
【0069】図11は、冷房専用機であり、圧縮機2を
吐出した高温高圧のガス冷媒は、室外側熱交換器4に送
られて、室外ファン9により送風された空気に放熱し凝
縮する。この凝縮した液冷媒は膨張弁5で減圧され低温
低圧の冷媒となり、第1の逆止弁56を通り冷媒回収容
器54に入る。蓄熱剤55は酢酸の溶融温度である摂氏
16度より低温の冷媒により冷却され、溶融温度以下に
低下し蓄冷される。蓄熱剤を冷却した冷媒は、開閉弁5
7、液側ユニオン16、液側接続管14、液側ユニオン
18を通り室内ユニット11に送られる。室内ユニット
11に送られた冷媒は、室内側熱交換器12で室内ファ
ン13により送風された空気を冷却し、ガス冷媒となっ
てガス側ユニオン19、ガス側接続管13、ガス側ユニ
オン17を通り、室外ユニット1に戻り、アキュムレー
タ8を通り圧縮機2に戻る動作を繰り返すことにより冷
房運転を行う。
【0070】ここで、空気調和機の運転を停止すると、
高温高圧の室外側熱交換器内の冷媒は、圧縮機2内を逆
流する抵抗が大きいために、大部分は膨張弁5、第1の
逆止弁56を通り、低圧側の冷媒回収容器54に流れ
る。一方、低温の室内側熱交換器内の冷媒は、自然対流
により加熱され圧力が上昇し、蓄熱剤55によって摂氏
16度に冷却されている冷媒回収容器54内の冷媒圧力
より高くなると第2の逆止弁58を通り冷媒回収容器5
4に流れ、冷却されて凝縮する。したがって、冷媒は、
冷媒回収容器54内に液冷媒として滞留し、他の冷凍サ
イクル内には過熱ガスとして少量の冷媒が滞留する。さ
らに、長時間経過し、蓄熱剤55が放熱により温度が上
昇しても、第1の逆止弁56、開閉弁57及び第2の逆
止弁58により冷媒回収容器54から冷媒が流出するこ
とはない。
【0071】従って、本実施例によれば特別な冷媒回収
の操作をすること無く、空気調和機の運転停止時に、冷
媒を冷媒回収容器内に回収できる。又、圧縮機を再起動
した場合に、冷媒回収容器内の液冷媒は室内側熱交換器
を通り、室内ファンにより送風される空気により加熱さ
れてから圧縮機に戻るために、液冷媒が圧縮機に戻るこ
とはく、液圧縮が生じないという効果も有する。
【0072】尚、本実施例では、蓄熱剤として酢酸を用
いたが、通常冷房運転を行っているときの室内側熱交換
器の冷媒温度は10℃前後、室内温度は25℃から30
℃であり、室内温度と冷媒温度の間で利用できる蓄熱剤
であればよい。
【0073】図12は、本発明のさらに他の実施例に係
る空気調和機の冷凍サイクル系統図である。図12にお
いて、59は第3の逆止弁であり、冷房運転終了時、開
閉弁57を閉にした後、一定時間圧縮機2を運転する制
御器を有している。図11と同一符号は、同一部品を表
す。
【0074】冷房運転時は、図10の実施例と同様の動
作を行う。運転終了時は、開閉弁57を閉にした後、圧
縮機2が一定時間運転されるために、液側接続管14、
室内側熱交換器12及びガス側接続管15内の冷媒は、
室外側熱交換器4内に送られ、一部は、冷媒回収容器5
4に回収される。さらに、圧縮機2停止後も、高圧側の
室外側熱交換器4内の冷媒は、第3の逆止弁59のため
に室内側熱交換器12側には流れずに、低圧、低温側の
冷媒回収容器54内に回収される。
【0075】本実施例では、室内側熱交換器12等の低
圧側の冷媒を高圧側に移動した後圧縮機を停止するため
に、冷媒回収を早くできるという効果がある。
【0076】本実施例では、室内ユニット1台の空気調
和機を用いて説明したが、1台の室外ユニットに、2台
以上の室内ユニットを接続した、マルチタイプの空気調
和機でも同様の効果を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、第1に空気調和機の圧
縮機を用いて昇圧にした冷媒を室外ユニットのファンで
冷却することにより冷媒を室外ユニットに回収すること
ができるので、特別な冷媒回収装置あるいは特別な冷却
装置を用いることなく、冷媒が回収でき、移設の簡単な
空気調和機を提供できる。。
【0078】第2に冷媒回収容器に冷媒を回収すること
ができ、この冷媒回収容器を空気調和機からとりはずす
ことができるので、小型軽量の空気調和機を提供でき
る。又、冷媒回収容器の入口、出口に設けた開閉弁によ
り、開閉弁の部分で冷媒回収容器を取外すことができ、
解体が容易な空気調和機を提供でき、冷媒回収容器とバ
イパス路を取外し可能に設けることにより、冷媒回収容
器を取付けるだけで冷媒回収が可能な空気調和機を提供
できる。また、再利用する場合にも、室外ユニット内に
回収した冷媒をそのまま再利用することができる空気調
和機を提供できる。
【0079】又、冷媒回収容器と熱交換可能に蓄熱剤を
設けた場合は、停止中の冷媒を冷媒回収容器内に回収す
ることができるために、特別な操作なしに冷媒回収が可
能で、圧縮機起動時にも液戻りがない空気調和機を提供
できる。
【0080】第3に、空気調和運転時は、冷媒回収容器
によりサイクル内を循環する冷媒量を調整できるので、
サイクル効率のよい空気調和機を提供できるとともに、
空気調和機の移設時などは、冷媒回収容器に冷媒を回収
することができる。
【0081】又、冷媒漏れ検知器を設け冷媒漏れを検知
すると冷媒回収を停止するために誤操作による冷媒漏れ
を防止できる。
【0082】又、回収操作スイッチを室外ユニットに設
けることにより冷媒回収の作業が容易にできる空気調和
機を提供できる。
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空気調和機の冷凍サイ
クル系統図である。
【図2】本発明の一実施例に係る制御回路図である。
【図3】回収モードの流れ図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る空気調和機の冷凍サ
イクル系統図である。
【図5】図4の実施例に係るタイムチャート図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
冷凍サイクル系統図である。
【図7】図6の実施例に係る制御回路図である。
【図8】図6の実施例に係るタイムチャート図である。
【図9】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機の
冷凍サイクル系統図である。
【図10】図8の実施例に係るタイムチャート図であ
る。
【図11】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機
の冷凍サイクル系統図である。
【図12】本発明のさらに他の実施例に係る空気調和機
の冷凍サイクル系統図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、2…圧縮機、4…室外側熱交換器、
5…膨張弁、6…液側開閉弁、7…ガス側開閉弁、11
…室内ユニット、12…室内側熱交換器、、14…液側
接続管、15…ガス側接続管、21…圧力検知器、32
…回収操作スイッチ、33…リセットスイッチ、39…
操作器、40…暖房用膨張弁、41…冷房用膨張弁、4
2、43、45、46、52、57…開閉弁、48…バ
イパス路、44、47、54…冷媒回収容器、55…蓄
熱剤、56…第1の逆止弁、58…第2の逆止弁、59
…第3の逆止弁。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と室外熱交換器と室外ファンと減圧
    器とからなる室外ユニットと、室内熱交換器が内臓され
    る室内ユニットと、それらの機器を接続するための配管
    から構成される空気調和機において、前記圧縮機と室外
    ファンを運転するとともに、前記減圧器の弁開度を全閉
    にして前記室外ユニットに冷媒を回収することを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
    器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続す
    る配管とを備え、前記熱源側熱交換器と減圧器との間で
    分岐され、かつ開閉弁を介した取外し可能な冷媒回収容
    器を接続したことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
    器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続す
    る配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐され
    て開閉弁を介して接続された冷媒回収容器と回収操作ス
    イッチとを備え、該操作スイッチがオンになると、前記
    圧縮機、熱源側熱交換器用ファンおよび減圧器を動作さ
    せて前記冷媒回収容器に冷媒を回収することを特徴とす
    る空気調和機。
  4. 【請求項4】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
    器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続す
    る配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐され
    て開閉弁を介して接続された冷媒回収容器とを備え、該
    冷媒回収容器が空気調和運転時の冷媒調整用レシ−バタ
    ンクと冷媒回収時の容器を兼用するように接続されてい
    ることを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】前記減圧器が暖房用の膨張弁と冷房用の膨
    張弁とからなるものであって、該2つの膨張弁の間に前
    記冷媒回収容器が開閉弁を介して直列に設けられている
    請求項4に記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
    器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続す
    る配管と前記熱源側熱交換器と減圧器との間で分岐され
    て開閉弁を介して接続された冷媒回収容器とを備え、冷
    媒回収開始時から前記減圧器の開度を徐々に小さくし、
    設定時間経過後に前記減圧器の開度を全閉にして前記前
    記冷媒回収容器に冷媒を回収するように制御する制御器
    を設けたことを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
    器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とそれらを接続す
    る配管を備え、冷媒回収時に、前記圧縮機で昇圧にした
    冷媒を前記熱源側熱交換器用ファンで冷却し、冷媒回収
    容器に回収することを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利用側
    熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機において、
    該空気調和機が回収操作スイッチと前記圧縮機の出口側
    に接続した冷媒回収容器とを有するものであって、前記
    回収操作スイッチがオンになると、前記圧縮機を駆動し
    て冷媒を回収し、冷媒回収が終了したと判断されたとき
    は圧縮機を停止するように制御する制御器を設けたこと
    を特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】圧縮機と熱源側熱交換器と該熱源側熱交換
    器用ファンと減圧器と利用側熱交換器とを配管で接続し
    てなる空気調和機において、前記減圧器出口に冷媒回収
    容器を設けるとともに、該冷媒回収容器と熱交換可能に
    蓄熱剤を設けたことを特徴とする空気調和機。
  10. 【請求項10】圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器とを有
    する室外ユニットと、利用側熱交換器を有する室内ユニ
    ットとを液側接続管及びガス側接続管によって接続して
    なる空気調和機において、前記室外ユニット内に液側接
    続管及びガス側接続管を開閉する開閉弁を設けられるも
    のであって、前記空気調和機に設けられた回収操作スイ
    ッチをオンにすると、液側開閉弁を閉じ、ガス側開閉弁
    を開くとともに、前記圧縮機を駆動して冷媒を回収し、
    冷媒回収が終了したと判断されたときは、ガス側開閉弁
    を閉じ、圧縮機を停止するように制御する制御器を設け
    たことを特徴とする空気調和機。
  11. 【請求項11】圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利用
    側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
    て、前記減圧器が第1の減圧器と第2の減圧器から構成
    されるものであって、該第1、第2の減圧器のそれぞれ
    に第1の開閉弁、第2の開閉弁を設け、該開閉弁を介し
    て冷媒回収容器を接続するとともに、回収操作スイッチ
    を設け、該回収操作スイッチをオンにすると、前記第1
    の開閉弁を開き、第2の開閉弁を閉じるとともに前記圧
    縮機を駆動して冷媒を回収し、冷媒回収が終了したと判
    断されたときは、前記第1の開閉弁を閉じ、圧縮機を停
    止するように制御する制御器を設けたことを特徴とする
    空気調和機。
  12. 【請求項12】圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利用
    側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
    て、前記減圧器の入口側に開閉弁を介して冷媒回収容器
    を取り外し可能に接続できるバイパス路を設けるととも
    に、冷媒回収操作時は前記圧縮機を駆動し、設定時間経
    過後に前記開閉弁を開にし、冷媒回収が終了したと判断
    されたときは、開閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように
    制御する制御器を設けたことを特徴とする空気調和機。
  13. 【請求項13】圧縮機と熱源側熱交換器と減圧器と利用
    側熱交換器とを配管で接続してなる空気調和機におい
    て、前記空気調和機が回収操作スイッチを有するもので
    あって、前記減圧器の入口側および出口側にバイパス路
    を設けるとともに、該バイパス路に開閉弁を介して冷媒
    回収容器を接続するとともに、前記回収操作スイッチを
    オンにすると、前記出口側の開閉弁を開き、圧縮機を駆
    動し、第1の設定時間経過後に前記入口側の開閉弁を開
    き、第2の設定時間経過後に前記出口側の開閉弁を閉
    じ、冷媒回収が終了したと判断されたときは、前記入口
    側の開閉弁を閉じ、圧縮機を停止するように制御する制
    御器を設けたことを特徴とする空気調和機。
  14. 【請求項14】前記空気調和機が冷媒漏れ検知器を設け
    られたものであって、該冷媒漏れ検知器により冷媒が漏
    れていることを検知されたときは、冷媒回収を停止する
    請求項1から13のいずれかに記載の空気調和機。
  15. 【請求項15】前記冷媒回収が終了したと判断されたと
    きは、冷媒回収が終了したことを知らせる警報器が設け
    られている請求項1、3から14のいずれかに記載の空
    気調和機。
  16. 【請求項16】前記空気調和機が冷媒回収操作をリセッ
    トするためのリセットスイッチを有するものである請求
    項1から15のいずれかに記載の空気調和機。
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