JPH08200895A - 冷凍装置の冷媒回収方法 - Google Patents

冷凍装置の冷媒回収方法

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JPH08200895A
JPH08200895A JP7013540A JP1354095A JPH08200895A JP H08200895 A JPH08200895 A JP H08200895A JP 7013540 A JP7013540 A JP 7013540A JP 1354095 A JP1354095 A JP 1354095A JP H08200895 A JPH08200895 A JP H08200895A
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outdoor
compression mechanism
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Ikuji Ishii
郁司 石井
Mari Sada
真理 佐田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒を外気に放出すること無く室外ユニット
のメンテナンスを行えるようにする。 【構成】 複数の室外ユニット(2A,2B,…)のうち1
の室外ユニット(2A)の異常時に、該異常の室外ユニッ
ト(2A)における分岐液ライン(5L-A)の閉鎖弁(OV)
を閉鎖した状態で他の室外ユニット(2B,…)を運転し
て異常の室外ユニット(2A)の冷媒を回収する。続い
て、分岐ガスライン(5G-A)の閉鎖弁(OV)を閉鎖した
後、異常の室外ユニット(2A)の低圧圧力が所定値にな
ると、冷媒回収を終了する。この冷媒回収時に、室内電
動膨張弁(32)の開度を過熱度制御すると共に、正常な
室外ユニット(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒
温度が外気温度に対して所定温度以上であると、室内フ
ァン(31-F)の風量を順次低下させる。また、圧縮機構
(21)の吸入冷媒温度が外気温度に対して所定温度以下
であると、室内ファン(31-F)の風量を順次上昇させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の熱源ユニット
を備えた冷凍装置の冷媒回収方法に関し、特に、異常時
の冷媒回収対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷凍装置としての空気調和装
置には、WO94/19654号公報に開示されている
ように、圧縮機と四路切換弁と室外熱交換器と室外電動
膨張弁とを備えた2台の室外ユニットがメイン液ライン
とメインガスラインに対して並列に接続される一方、室
内電動膨張弁と室内熱交換器とを備えた複数台の室内ユ
ニットが上記メイン液ラインとメインガスラインに対し
て並列に接続されて構成されているものがある。
【0003】そして、冷房運転時においては、各室外ユ
ニットの圧縮機から吐出した冷媒は、室外熱交換器で凝
縮してメイン液ラインで合流し、その後、上記冷媒は、
室内電動膨脹弁で減圧して室内熱交換器で蒸発し、メイ
ンガスラインから各室外ユニットに分流して各室外ユニ
ットの圧縮機に戻ることになる。
【0004】一方、暖房運転時においては、各室外ユニ
ットの圧縮機から吐出した冷媒は、メインガスラインで
合流した後、室内熱交換器で凝縮してメイン液ラインか
ら各室外ユニットに分流し、その後、上記冷媒は、各室
外ユニットの室外電動膨脹弁で減圧して室外熱交換器で
蒸発し、圧縮機に戻ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、複数台の室外ユニットを備えているので、多
量の冷媒を備えている。一方、1台の室外ユニットが故
障した場合など、メンテナンスを要する場合、多量の冷
媒をレシーバのみに回収することができないので、冷媒
を大気に放出しなければならず、無駄が覆いという問題
があった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、冷媒を大気に放出すること無く、熱源ユニットのメ
ンテナンスを行えるようにすることを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、1の熱源ユニットから冷
媒を回収可能にしたものである。
【0008】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、圧縮機構(21)と、一
端が圧縮機構(21)に接続され且つ他端に分岐液ライン
(5L-A,5L-B,…)が接続された熱源側熱交換器(23)
とを有し、上記圧縮機構(21)に分岐ガスライン(5G-
A,5G-B,…)が接続された複数の熱源ユニット(2A,2
B,…)が設けられている。そして、該各熱源ユニット
(2A,2B,…)が分岐液ライン(5L-A,5L-B,…)及び
分岐ガスライン(5G-A,5G-B,…)を介して並列に接続
されるメイン液ライン(4L)及びメインガスライン(4
G)が設けられている。更に、膨脹機構(32)と利用側
熱交換器(31)とを有し、上記メイン液ライン(4L)及
びメインガスライン(4G)に対して並列に接続された複
数台の利用ユニット(3A,3B,…)が設けられている。
その上、上記各熱源ユニット(2A,2B,…)の分岐液ラ
イン(5L-A,5L-B,…)及び分岐ガスライン(5G-A,5G
-B,…)には常時開口状態にある閉鎖弁(OV,OV,…)
が設けられた冷凍装置を前提としている。そして、上記
1の熱源ユニット(2A)の異常時に、先ず、該異常の熱
源ユニット(2A)における分岐液ライン(5L-A)の閉鎖
弁(OV)を閉鎖する。続いて、冷媒回収手段(81)が他
の熱源ユニット(2B,…)を運転して異常の熱源ユニッ
ト(2A)の冷媒を回収する。その後、分岐ガスライン
(5G-A)の閉鎖弁(OV)を閉鎖し、異常の熱源ユニット
(2A)の低圧冷媒圧力が所定値になると冷媒回収を終了
する。
【0009】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、冷媒回収手段(81)
の冷媒回収時に、正常な熱源ユニット(2B)における圧
縮機構(21)の吸入冷媒温度又は蒸発圧力相当飽和温度
が外気温度に対して所定温度以上であると、利用側熱交
換器(31)の利用側ファン(31-F)の風量を順次低下さ
せる一方、圧縮機構(21)の吸入冷媒温度又は蒸発圧力
相当飽和温度が外気温度に対して所定温度以下である
と、利用側熱交換器(31)の利用側ファン(31-F)の風
量を順次上昇させる風量変更手段(82)が設けられてい
る。
【0010】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項2の発明において、冷媒回収手段(81)
は、冷媒回収時に利用ユニット(3A,3B,…)の膨脹機
構(32)を過熱度制御するように構成されしたものであ
る。
【0011】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、冷媒回収手段(81)
の冷媒回収時に、利用側熱交換器(31)の利用側ファン
(31-F)の風量を一定の低風量に設定する低風量手段
(83)が設けられている。
【0012】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
1の熱源ユニット(2A)が異常を起こした場合、先ず、
該異常の熱源ユニット(2A)における分岐液ライン(5L
-A)の閉鎖弁(OV)を閉鎖する。続いて、冷媒回収手段
(81)が、他の熱源ユニット(2B,…)を運転して異常
の熱源ユニット(2A)の冷媒を回収する。その後、分岐
ガスライン(5G-A)の閉鎖弁(OV)を閉鎖し、異常の熱
源ユニット(2A)の低圧冷媒圧力が所定値になると、冷
媒回収を終了することになる。
【0013】その冷媒回収手段(81)による冷媒回収の
際、請求項2に係る発明では、風量変更手段(82)は、
正常な熱源ユニット(2B)における圧縮機構(21)の吸
入冷媒温度又は蒸発圧力相当飽和温度が外気温度に対し
て所定温度以上であると、利用側熱交換器(31)の利用
側ファン(31-F)の風量を順次低下させる一方、上記圧
縮機構(21)の吸入冷媒温度又は蒸発圧力相当飽和温度
が外気温度に対して所定温度以下であると、利用側熱交
換器(31)の利用側ファン(31-F)の風量を順次上昇さ
せる。
【0014】特に、請求項3に係る発明では、冷媒回収
手段(81)が、利用ユニット(3A,3B,…)の膨脹機構
(32)を過熱度制御しているので、利用側ファン(31-
F)の風量低下によって膨脹機構(32)の開度が小さく
なるように制御されることになり、この風量制御によっ
て低圧冷媒圧力が確実に低下することになる。
【0015】一方、請求項4に係る発明では、冷媒回収
手段(81)による冷媒回収の際、低風量手段(83)は、
利用側熱交換器(31)の利用側ファン(31-F)の風量を
一定の低風量に設定する。この低風量制御によって低圧
冷媒圧力が確実に低下することになる。
【0016】
【発明の効果】従って、請求項1に係る発明によれば、
1の熱源ユニット(2A)の異常時に冷媒を回収するよう
にしたために、冷媒を大気に放出することがないので、
冷媒の有効利用を図ることができる。
【0017】また、請求項2及び4に係る発明によれ
ば、冷媒の回収時に利用側ファン(31-F)の風量を低下
させるようにしたために、低圧冷媒圧力を確実に低下さ
せることができるので、冷媒回収を迅速に行うことがで
きる。
【0018】特に、請求項3に係る発明によれば、冷媒
回収手段(81)が、利用ユニット(3A,3B,…)の膨脹
機構(32)を過熱度制御しているので、利用側ファン
(31-F)の風量低下によって膨脹機構(32)の開度が小
さくなるように制御されることから、風量制御によって
低圧冷媒圧力が確実に低下させることができ、冷媒回収
をより迅速に行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】−全体構成− 図2に示すように、本実施例における冷凍装置としての
空気調和装置(10)は、3台の室外ユニット(2A,2B,
2C)と3台の室内ユニット(3A,3B,3C)がメイン液ラ
イン(4L)及びメインガスライン(4G)に対してそれぞ
れ並列に接続されて構成されている。
【0021】各室外ユニット(2A,2B,2C)は、圧縮機
構(21)と、四路切換弁(22)と、室外ファン(23-F)
が近接配置された熱源側熱交換器である室外熱交換器
(23)と、室外電動膨張弁(24)とを備えて熱源ユニッ
トを構成している。上記室外熱交換器(23)におけるガ
ス側である一端には冷媒配管(25)が、液側である他端
には分岐液ライン(5L-A,5L-B,5L-C)がそれぞれ接続
されている。
【0022】上記ガス側の冷媒配管(25)は、四路切換
弁(22)によって圧縮機構(21)の吐出側と吸込側とに
切換可能に接続される一方、分岐液ライン(5L-A,5L-
B,5L-C)は、上記室外電動膨張弁(24)が設けられて
室外熱交換器(23)とメイン液ライン(4L)とに接続さ
れている。そして、上記各分岐液ライン(5L-A,5L-B,
5L-C)とメイン液ライン(4L)との接続部には、レシー
バ(11)が設けられ、該レシーバ(11)によって各分岐
液ライン(5L-A,5L-B,5L-C)とメイン液ライン(4L)
とが接続されている。
【0023】上記圧縮機構(21)には、分岐ガスライン
(5G-A,5G-B,5G-C)が冷媒配管(25)及び四路切換弁
(22)を介して接続され、該分岐ガスライン(5G-A,5G
-B,5G-C)は、四路切換弁(22)によって圧縮機構(2
1)の吸込側と吐出側とに切換可能に接続されると共
に、メインガスライン(4G)に接続されている。そし
て、上記圧縮機構(21)の吸込側と四路切換弁(22)と
の間の冷媒配管(25)にはアキュムレータ(26)が設け
られている。
【0024】上記3台の室外ユニット(2A,2B,2C)の
うち第1室外ユニット(2A)が親機に、第2室外ユニッ
ト(2B)及び第3室外ユニット(2C)が子機に構成さ
れ、該第1室外ユニット(2A)が第2室外ユニット(2
B)及び第3室外ユニット(2C)に先行して駆動するよ
うに構成され、第1室外ユニット(2A)と第2室外ユニ
ット(2B)及び第3室外ユニット(2C)とは主として圧
縮機構(21)の構成が異なっている。つまり、第1室外
ユニット(2A)の圧縮機構(21)は、図3に示すよう
に、インバータ制御されて多数段階に容量制御される可
変容量型の上流側圧縮機(COMP-1)と、運転及び停止の
2種類に制御される定容量型の下流側圧縮機(COMP-2)
とが並列に接続された所謂ツイン型に構成されている。
一方、第2室外ユニット(2B)及び第3室外ユニット
(2C)の圧縮機構(21)は、図4に示すように、上流側
圧縮機(COMP-1)と下流側圧縮機(COMP-2)とが何れも
運転及び停止の2種類に制御される定容量型の圧縮機で
構成され、該上流側圧縮機(COMP-1)と下流側圧縮機
(COMP-2)とが並列に接続された所謂ツイン型に構成さ
れている。そして、何れの室外ユニット(2A,2B,2C)
においても上流側圧縮機(COMP-1)が下流側圧縮機(CO
MP-2)に先行して駆動するように構成されている。
【0025】一方、各室内ユニット(3A,3B,3C)は、
室内ファン(31-F)が近接配置された利用側熱交換器で
ある室内熱交換器(31)と、膨脹機構である室内電動膨
張弁(32)とを備えて利用ユニットを構成している。そ
して、該室内熱交換器(31)は、室内液配管(3L)及び
室内ガス配管(3G)を介してメイン液ライン(4L)及び
メインガスライン(4G)に接続され、該室内液配管(3
L)に室内電動膨張弁(32)が設けられている。
【0026】−配管ユニットの構成− 上記空気調和装置(10)は、接続回路部である配管ユニ
ット(12)が設けられており、該配管ユニット(12)
は、各室外ユニット(2A,2B,2C)の分岐液ライン(5L
-A,5L-B,5L-C)及び分岐ガスライン(5G-A,5G-B,5G
-C)とメイン液ライン(4L)及びメインガスライン(4
G)とを接続している。
【0027】具体的に、分岐液ライン(5L-A,5L-B,5L
-C)は、各室外ユニット(2A,2B,2C)より外部に延び
る分岐液管(5LAa,5LBa,5LCa)と、該分岐液管(5LA
a,5LBa,5LCa)の外端に連続する分岐液通路(5LAb,5
LBb,5LCb)とより構成されている。上記分岐ガスライ
ン(5G-A,5G-B,5G-C)は、室外ユニット(2A,2B,2
C)より外部に延びる分岐ガス管(5GAa,5GBa,5GCa)
と、該分岐ガス管(5GAa,5GBa,5GCa)の外端に連続す
る分岐ガス通路(5GAb,5GBb,5GCb)とより構成されて
いる。
【0028】上記メイン液ライン(4L)は、室内ユニッ
ト(3A,3B,3C)の室内液配管(3L)に接続されるメイ
ン液管(4L-a)と、該メイン液管(4L-a)の一端に連続
し且つ各室外ユニット(2A,2B,2C)の分岐液通路(5L
Ab,5LBb,5LCb)がレシーバ(11)を介して連通するメ
イン液通路(4L-b)とより構成されている。上記メイン
ガスライン(4G)は、室内ユニット(3A,3B,3C)の室
内ガス配管(3G)に接続されるメインガス管(4G-a)
と、該メインガス管(4G-a)の一端に連続し且つ各室外
ユニット(2A,2B,2C)の分岐ガス通路(5GAb,5GBb,
5GCb)が連続するメインガス通路(4G-b)とより構成さ
れている。
【0029】そして、上記配管ユニット(12)は、各室
外ユニット(2A,2B,2C)側の分岐液ライン(5L-A,5L
-B,5L-C)の分岐液通路(5LAb,5LBb,5LCb)及び分岐
ガスライン(5G-A,5G-B,5G-C)の分岐ガス通路(5GA
b,5GBb,5GCb)と、メイン液ライン(4L)のメイン液
通路(4L-b)及びメインガスライン(4G)のメインガス
通路(4G-b)と、上記レシーバ(11)とが一体に形成さ
れてユニット化されている。
【0030】更に、上記配管ユニット(12)には、第1
ガス開閉弁(VR-1)と第2ガス開閉弁(VR-2)とが一体
にユニット化されている。該第1ガス開閉弁(VR-1)
は、第2室外ユニット(2B)側の分岐ガス通路(5GBb)
に設けられて該分岐ガス通路(5GBb)を開閉する開閉機
構を構成する一方、第2ガス開閉弁(VR-2)は、第3室
外ユニット(2C)側の分岐ガス通路(5GCb)に設けられ
て該分岐ガス通路(5GCb)を開閉する開閉機構を構成し
ている。
【0031】上記第1ガス開閉弁(VR-1)及び第2ガス
開閉弁(VR-2)は、外部均圧型可逆弁で構成されてパイ
ロット回路(50)が接続されている。該パイロット回路
(50)は、2つの逆止弁(CV,CV)を有し、且つ第1室
外ユニット(2A)側の分岐ガス通路(5GAb)と、後述す
る第1室外ユニット(2A)側の第1均油補助通路(77-
A)とに接続されて高圧冷媒を導く高圧回路(51)を備
えると共に、2つの逆止弁(CV,CV)を有し、且つ第1
室外ユニット(2A)側の分岐ガス通路(5GAb)と、後述
する第1室外ユニット(2A)側の第1均圧補助通路(77
-A)とに接続されて低圧状態を保持する低圧回路(52)
とを備えている。
【0032】そして、上記パイロット回路(50)は、切
換弁(50-S)によって高圧回路(51)と低圧回路(52)
とを第1ガス開閉弁(VR-1)及び第2ガス開閉弁(VR-
2)に切換え接続し、暖房運転時における第2室外ユニ
ット(2B)の停止時に第1ガス開閉弁(VR-1)を全閉に
なるように制御し、また、暖房運転時における第3室外
ユニット(2C)の停止時に第2ガス開閉弁(VR-2)を全
閉になるように制御している。
【0033】尚、上記第2室外ユニット(2B)及び第3
室外ユニット(2C)の室外電動膨張弁(24,24)は、配
管ユニット(12)に設けられていないが、上記第1ガス
開閉弁(VR-1)及び第2開閉弁に対応して、各分岐液ラ
イン(5L-A,5L-B,5L-C)を開閉する開閉機構を兼用し
ており、冷房運転時及び暖房運転時における第2室外ユ
ニット(2B)及び第3室外ユニット(2C)の停止時に全
閉になるように構成されている。
【0034】−均圧ラインの構成− 上記各室外ユニット(2A,2B,2C)の間には均圧ライン
(60)が接続されており、該均圧ライン(60)は、各室
外ユニット(2A,2B,2C)における室外熱交換器(23)
のガス側冷媒配管(25,25,25)に接続され、各室外ユ
ニット(2A,2B,2C)の間で双方向の冷媒流通を許容す
るように構成されている。更に、上記均圧ライン(60)
は、各室外ユニット(2A,2B,2C)より外側に延びる均
圧管(61-A,61-B,61-C)の外端に均圧通路(62)が連
続して構成されている。そして、上記均圧通路(62)
は、配管ユニット(12)に形成され、第1室外ユニット
(2A)側から第2室外ユニット(2B)側と第3室外ユニ
ット(2C)側とに分岐した分岐管部に第1均圧弁(SVB
1)及び第2均圧弁(SVB2)が設けられている。
【0035】該第1均圧弁(SVB1)は、第2室外ユニッ
ト(2B)の冷房運転の停止時に全閉となって第2室外ユ
ニット(2B)への冷媒流通を阻止し、第2均圧弁(SVB
2)は、第3室外ユニット(2C)の冷房運転の停止時に
全閉となって第3室外ユニット(2C)への冷媒流通を阻
止するように構成されている。
【0036】−補助冷媒回路の構成− 上記各室外ユニット(2A,2B,2C)には、図3及び図4
に示すように、圧縮機構(21)に潤滑油を戻す油戻し機
構(70)が設けられており、該油戻し機構(70)は、油
分離器(71)と第1油戻し管(72)と第2油戻し管(7
3)と均油バイパス管(74)とを備えている。一方、上
記冷媒配管(25)の一部である下流側圧縮機(COMP-2)
の吸込管(25-S)は、上流側圧縮機(COMP-1)の吸込管
(25-S)より圧力損失が大きく設定され、両圧縮機(CO
MP-1,COMP-2)の間に均油管(75)が接続されている。
この結果、高圧側となる上流側圧縮機(COMP-1)より低
圧側となる下流側圧縮機(COMP-2)に潤滑油が供給され
る。
【0037】上記油分離器(71)は、冷媒配管(25)の
一部である上流側圧縮機(COMP-1)と下流側圧縮機(CO
MP-2)との吐出管(25-D,25-D)の合流部に配設され、
各圧縮機(COMP-1,COMP-2)の吐出管(25-D,25-D)に
は逆止弁(CV-1,CV-2)が設けられている。更に、上流
側圧縮機(COMP-1)の上部と吐出管(25-D)の逆止弁
(CV-1)より下流側との間、及び下流側圧縮機(COMP-
2)の上部と吐出管(25-D)の逆止弁(CV-2)より下流
側との間にはそれぞれ油排出管(76,76)が接続されて
いる。そして、該各油排出管(76,76)は、例えば、ス
クロール型圧縮機の上部に溜る潤滑油を吐出管(25-D,
25-D)に排出するように構成されている。また、上記上
流側圧縮機(COMP-1)の逆止弁(CV-1)は、冷媒循環量
が小さい場合、潤滑油が吐出管(25-D)より確実に排出
されるように管路抵抗を付加している。
【0038】上記第1油戻し管(72)は、キャピラリチ
ューブ(CP)を備えて油分離器(71)と上流側圧縮機
(COMP-1)の吸込管(25-S)とに接続され、油分離器
(71)に溜った潤滑油を常時上流側圧縮機(COMP-1)に
戻すように構成されている。また、上記第2油戻し管
(73)は、油戻し弁(SVP2)を備えて油分離器(71)と
下流側圧縮機(COMP-2)の吸込管(25-S)とに接続さ
れ、上記油戻し弁(SVP2)は、所定時間毎に開口して油
分離器(71)に溜った潤滑油を圧縮機構(21)の吸込側
に戻すように構成されている。
【0039】上記均油バイパス管(74)は、均油弁(SV
O1)を備え、一端が第2油戻し管(73)の油戻し弁(SV
P2)より上流側に、他端が均圧ライン(60)の均圧管
(61-A,61-B,61-C)にそれぞれ接続されている。そし
て、該均油バイパス管(74)と共に均油運転を実行する
ために、上記均圧ライン(60)の均圧通路(62)には、
第1均圧補助通路(77-A)と第2均油補助通路(77-B)
と第3均圧補助通路(77-C)とが接続され、該各均圧補
助通路(77-A,77-B,77-C)は配管ユニット(12)に組
込まれている。
【0040】上記第1均圧補助通路(77-A)は、一端が
均圧通路(62)の第1室外ユニット(2A)側に、他端が
第2室外ユニット(2B)及び第3室外ユニット(2C)の
分岐ガス通路(5GBb,5GCb)の合流部に接続され、第1
均油補助弁(SVY1)と逆止弁(CV)とを備えている。上
記第2均圧補助通路(77-B)は、一端が均圧通路(62)
の第2室外ユニット(2B)側に、他端が第1室外ユニッ
ト(2A)の分岐ガス通路(5GAb)に接続され、第2均油
補助弁(SVY2)と逆止弁(CV)とを備えている。上記第
3均圧補助通路(77-C)は、一端が均圧通路(62)の第
3室外ユニット(2C)側に、他端が第1室外ユニット
(2A)の分岐ガス通路(5GAb)に接続され、第3均油補
助弁(SVY3)と逆止弁(CV)とを備えている。
【0041】そして、上記均油弁(SVO1,SVO1,SVO1)
と第1〜第3均油補助弁(SVY1,SVY2,SVY3)とは、2
〜3時間に一回の均油運転(2〜3分)を実行する際、
又は、油戻し運転の終了後や暖房運転時のデフロスト運
転後などの上記均油運転の実行の際に開閉するように構
成されている。
【0042】尚、上記第2室外ユニット(2B)の分岐ガ
ス通路(5GBb)と第2均圧補助通路(77-B)との間、及
び第3室外ユニット(2C)の分岐ガス通路(5GCb)と第
3均圧補助通路(77-C)との間には、キャピラリチュー
ブ(CP)を有し、暖房運転時に第1ガス開閉弁(VR-1)
及び第2ガス開閉弁(VR-2)より漏れる冷媒を逃がす補
助冷媒通路(12-s,12-s)が接続されている。
【0043】また、上記各室外ユニット(2A,2B,2C)
の分岐液管(5LAa,5LBa,5LCa)には、リキッドインジ
ェクション管(2j)が接続され、該リキッドインジェク
ション管(2j)は、2つに分岐されると共に、インジェ
クション弁(SVT1,SVT2)とキャピラリチューブ(CP,
CP)とを介して上流側圧縮機(COMP-1)と下流側圧縮機
(COMP-2)とに接続されている。上記リキッドインジェ
クション弁(SVT1,SVT2)は、各圧縮機(COMP-1,COMP
-2)の吐出ガス冷媒温度の過上昇時に開口して吐出ガス
冷媒温度を低下させるように構成されている。
【0044】上記各室外ユニット(2A,2B,2C)におけ
る圧縮機構(21)の吐出側と吸込側との間にはホットガ
スバイパス管(2h)が接続され、該ホットガスバイパス
管(2h)は、ホットガス弁(SVP1)を備え、四路切換弁
(22)の上流側とアキュムレータ(26)の上流側とに接
続されている。上記ホットガス弁(SVP1)は、主として
起動時等において圧縮機構(21)の吐出側と吸込側とを
均圧するように構成されている。
【0045】上記第2室外ユニット(2B)及び第3室外
ユニット(2C)には、圧縮機構(21)の吸込側と吐出側
との間には補助バイパス管(2b)が接続され、該補助バ
イパス管(2b)は、圧縮機構(21)の吸込側から吐出側
へのみ冷媒流通を許容する逆止弁(CV)を備え、四路切
換弁(22)の上流側とアキュムレータ(26)の上流側と
に接続されている。上記補助バイパス管(2b)は、暖房
運転中において、第2室外ユニット(2B)及び第3室外
ユニット(2C)が停止した際、分岐ガスライン(5G-B,
5G-C)の冷媒が圧縮機構(21)をバイパスして第1室外
ユニット(2A)に吸引されるように構成されている。
【0046】また、上記配管ユニット(12)におけるレ
シーバ(11)とパイロット回路(50)の低圧回路(52)
との間にはガス抜き通路(12-g)が接続されている。該
ガス抜き通路(12-g)は、ガス抜き弁(SVTG)を備えて
配管ユニット(12)に組込まれ、該ガス抜き弁(SVTG)
は、冷房運転時の高圧保護及び暖房運転時の低圧保護の
ために開口するように構成されている。
【0047】一方、上記各室外ユニット(2A,2B,2C)
における分岐液管(5LAa,5LBa,5LCa)と分岐ガス管
(5GAa,5GBa,5GCa)と均圧管(61-A,61-B,61-C)に
は、閉鎖弁(OV,OV,…)が設けられており、該閉鎖弁
(OV,OV,…)は、据付け時等に開口され、その後、常
時開口されているものである。
【0048】−センサ類の構成− 上記各室外ユニット(2A,2B,2C)及び各室内ユニット
(3A,3B,3C)には、各種のセンサが設けられている。
該各室外ユニット(2A,2B,2C)には、室外空気温度T1
を検出する外気温センサ(Th-1)が室外熱交換器(23)
の近傍に、室外熱交換器(23)の液冷媒温度T2を検出す
る室外液温センサ(Th-2)が分岐液ライン(5L-A,5L-
B,5L-C)の分流管に、圧縮機構(21)の吐出冷媒温度T
3を検出する吐出温度センサ(Th31,Th32)が各圧縮機
(COMP-1,COMP-2)の吐出管(25-D,25-D)に、圧縮機
構(21)の吸入冷媒温度T4を検出する吸入温度センサ
(Th-4)が圧縮機構(21)の吸込側冷媒配管(25)に、
各圧縮機(COMP-1,COMP-2)の内部の潤滑油の油温Toを
検出する油温センサ(Th51,Th52)が各圧縮機(COMP-
1,COMP-2)の下部に、室外熱交換器(23)のガス冷媒
温度T6を検出する室外ガス温センサ(Th-6)がガス側の
冷媒配管(25)にそれぞれ設けられている。
【0049】更に、上記第1室外ユニット(2A)には、
圧縮機構(21)の吐出冷媒圧力PHを検出する高圧圧力セ
ンサ(SP-H)が圧縮機構(21)の吐出側冷媒配管(25)
に、また、圧縮機構(21)の吸入冷媒圧力PLを検出する
低圧圧力センサ(SP-L)が圧縮機構(21)の吸込側冷媒
配管(25)にそれぞれ設けられると共に、上記各圧縮機
(COMP-1,COMP-2)の吐出冷媒圧力が所定高圧になると
作動する高圧保護開閉器(H-PS,H-PS)が各圧縮機(CO
MP-1,COMP-2)の吐出管(25-D,25-D)に設けられてい
る。
【0050】また、第2室外ユニット(2B)及び第2室
外ユニット(2B)は、均圧ライン(60)を設けているこ
とから、第1室外ユニット(2A)のように高圧圧力セン
サ(SP-H)及び低圧圧力センサ(SP-L)が設けられてお
らず、各圧縮機(COMP-1,COMP-2)の吐出冷媒圧力が所
定高圧になると作動する高圧保護開閉器(H-PS,H-PS)
が各圧縮機(COMP-1,COMP-2)の吐出管(25-D,25-D)
に、圧縮機構(21)の吐出冷媒圧力が高圧保護開閉器
(H-PS,H-PS)より低圧の所定高圧になると作動する高
圧制御用開閉器(HPSC)が圧縮機構(21)の吐出側冷媒
配管(25)に、圧縮機構(21)の吸入冷媒圧力が所定低
圧になると作動する低圧保護開閉器(L-PS)が圧縮機構
(21)の吸込側冷媒配管(25)にそれぞれ設けられてい
る。
【0051】一方、各室内ユニット(3A,3B,3C)に
は、室内空気温度T7を検出する室温センサ(Th-7)が室
内ファン(31-F)の近傍に、室内熱交換器(31)の液冷
媒温度T8を検出する室内液温センサ(Th-8)が室内液配
管(3L)に、室内熱交換器(31)のガス冷媒温度T9を検
出する室内ガス温センサ(Th-9)が室内ガス配管(3G)
にそれぞれ設けられている。
【0052】−制御の構成− 上記空気調和装置(10)は、コントローラ(80)を備え
ており、該コントローラ(80)は、各センサ(Th11〜SP
-L)及び開閉器(H-PS〜L-PS)の検出信号が入力され、
各センサ(Th11〜SP-L)等の検出信号に基づいて各電動
膨脹弁(24〜32)の開度及び圧縮機構(21)の容量等を
制御している。
【0053】また、本発明の特徴として、上記コントロ
ーラ(80)には、冷媒回収手段(81)と風量変更手段
(82)と低風量手段(83)とが設けられている。該冷媒
回収手段(81)は、1の室外ユニット(2A)の異常時
に、例えば、第1室外ユニット(2A)の異常時に、該第
1室外ユニット(2A)における分岐液ライン(5L-A)の
閉鎖弁(OV)を閉鎖した状態で他の第2室外ユニット
(2B)及び第3室外ユニット(2C)を運転して異常の第
1室外ユニット(2A)の冷媒を回収するように構成され
ている。そして、この冷媒回収後に、分岐ガスライン
(5G-A)と均圧管(61-A)との閉鎖弁(OV,OV)を閉鎖
した後、異常の第1室外ユニット(2B)の低圧冷媒圧力
が所定値になると、冷媒回収を終了することになる。
【0054】上記風量変更手段(82)は、第1室外ユニ
ット(2A)の異常時に機能し、冷媒回収手段(81)の冷
媒回収時に、正常な室外ユニット(2B)、例えば、第2
室外ユニット(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒
温度T4が外気温度である室外空気温度T1に対して所定温
度以上であると(T4>T1−5℃)、室内熱交換器(31)
の室外ファン(31-F)の風量を順次低下させる一方、圧
縮機構(21)の吸入冷媒温度T4が室外空気温度T1に対し
て所定温度以下であると(T4<T1−20℃)、室内熱交
換器(31)の室内ファン(31-F)の風量を順次上昇させ
るように構成されている。
【0055】上記低風量手段(83)は、第2室外ユニッ
ト(2B)又は第3室外ユニット(2C)の異常時に機能
し、冷媒回収手段(81)の冷媒回収時に、室内熱交換器
(31)の室内ファン(31-F)の風量を一定の低風量に設
定するように構成されている。
【0056】尚、上記冷媒回収手段(81)による冷媒回
収時において、全室内ユニット(3A,3B,3C)は強制的
に冷房運転が実行され、室内電動膨張弁(32)は過熱度
制御されるように構成されている。
【0057】<空調運転の動作>次に、上記空気調和装
置(10)における空調運転の制御動作について説明す
る。
【0058】先ず、冷房運転時においては、四路切換弁
(22)が図3及び図4の実線に切変り、各室外ユニット
(2A,2B,2C)の圧縮機構(21)から吐出した高圧ガス
冷媒は、室外熱交換器(23)で凝縮して液冷媒となり、
この液冷媒は、配管ユニット(12)のメイン液通路(4L
-b)で合流する。その後、上記液冷媒は、室内電動膨張
弁(32)で減圧された後、室内熱交換器(31)で蒸発し
て低圧ガス冷媒となり、このガス冷媒は、配管ユニット
(12)で各分岐ガス通路(5GAb,5GBb,5GCb)に分流
し、各室外ユニット(2A,2B,2C)の圧縮機構(21)に
戻り、この循環動作を繰返すことになる。
【0059】一方、暖房運転時においては、上記四路切
換弁(22)が図3及び図4の破線に切変り、各室外ユニ
ット(2A,2B,2C)の圧縮機構(21)から吐出した高圧
ガス冷媒は、配管ユニット(12)に流れ、該配管ユニッ
ト(12)のメインガス通路(4G-b)で合流した後、室内
ユニット(3A,3B,3C)に流れる。そして、このガス冷
媒は、室内熱交換器(31)で凝縮して液冷媒となり、こ
の液冷媒は、配管ユニット(12)のメイン液通路(4L-
b)から各室外ユニット(2A,2B,2C)側の分岐液通路
(5LAb,5LBb,5LCb)に分流される。その後、この液冷
媒は、室外電動膨張弁(24)で減圧された後、室外熱交
換器(23)で蒸発して低圧ガス冷媒となり、各室外ユニ
ット(2A,2B,2C)の圧縮機構(21)に戻り、この循環
動作を繰返すことになる。
【0060】上記冷房運転時及び暖房運転時において、
コントローラ(80)が各室内電動膨張弁(32,32,32)
及び各室外電動膨張弁(24,24,24)の開度を制御する
と共に、室内負荷に対応して各室外ユニット(2A,2B,
2C)における圧縮機構(21)の容量を制御する。具体的
に、上記コントローラ(80)は、第1室外ユニット(2
A)の上流側圧縮機(COMP-1)をインバータ制御により
負荷に対応してほぼリニアに容量制御すると共に、第1
室外ユニット(2A)の下流側圧縮機(COMP-2)と第2室
外ユニット(2B)及び第3室外ユニット(2C)の各圧縮
機(COMP-1,COMP-2)とを運転及び停止制御している。
そして、上記室内ユニット(3A,3B,3C)の負荷が低下
すると、第3室外ユニット(2C)及び第2室外ユニット
(2B)の順に運転を停止し、逆に、室内ユニット(3A,
3B,3C)の負荷が上昇すると、第2室外ユニット(2B)
及び第3室外ユニット(2C)の順に運転を開始すること
になる。
【0061】また、冷房運転時及び暖房運転時の何れに
おいても、各室外ユニット(2A,2B,2C)が運転してい
る状態では、第1均圧弁(SVB1)及び第2均圧弁(SVB
2)が開口し、冷房運転時では、高圧ガス冷媒が各室外
熱交換器(23,23,23)をほぼ均等に流れ、暖房運転時
では、低圧ガス冷媒が各室外熱交換器(23,23,23)を
ほぼ均等に流れることになる。
【0062】つまり、冷房運転時において、例えば、第
3室外ユニット(2C)の運転容量が冷房負荷に対して大
きくなると、圧縮機構(21)から吐出した冷媒の一部が
均圧ライン(60)を通って第1室外ユニット(2A)及び
第2室外ユニット(2B)における室外熱交換器(23,2
3)に流れることになる。逆に、暖房運転時において、
例えば、第3室外ユニット(2C)の運転容量が暖房負荷
に対して大きくなると、第1室外ユニット(2A)及び第
2室外ユニット(2B)の圧縮機構(21)に吸込まれる冷
媒の一部が均圧ライン(60)を通って第3室外ユニット
(2C)の圧縮機構(21)に吸込まれることになる。
【0063】−各種弁の開閉動作− 上記第3室外ユニット(2C)の冷房運転の停止時には、
室外電動膨張弁(24)及び第2均圧弁(SVB2)を閉鎖
し、停止中の第3室外ユニット(2C)に液冷媒が溜り込
まないようにし、同様に、第2室外ユニット(2B)の冷
房運転も停止すると、室外電動膨張弁(24)及び第1均
圧弁(SVB1)を閉鎖し、停止中の第2室外ユニット(2
B)に液冷媒が溜り込まないようにすると共に、第1室
外ユニット(2A)等と各室内ユニット(3A,3B,3C)と
の間の冷媒量の不足を防止する。尚、第3室外ユニット
(2C)及び第2室外ユニット(2B)の冷房運転の停止時
には、分岐ガスライン(5G-A,5G-B,5G-C)が低圧状態
であるので、第1ガス開閉弁(VR-1)及び第2ガス開閉
弁(VR-2)は開口している。
【0064】一方、第3室外ユニット(2C)の暖房運転
の停止時には、室外電動膨張弁(24)及び第2ガス開閉
弁(VR-2)を閉鎖し、停止中の第3室外ユニット(2C)
に液冷媒が溜り込まないようにし、同様に、第2室外ユ
ニット(2B)の暖房運転も停止すると、室外電動膨張弁
(24)及び第1ガス開閉弁(VR-1)を閉鎖し、停止中の
第2室外ユニット(2B)に液冷媒が溜り込まないように
すると共に、第1室外ユニット(2A)等と各室内ユニッ
ト(3A,3B,3C)との間の冷媒量の不足を防止する。
尚、第3室外ユニット(2C)及び第2室外ユニット(2
B)の暖房運転停止時には、均圧ライン(60)が第1室
外ユニット(2A)等の低圧側に連通するので、第2均圧
弁(SVB2)及び第1均圧弁(SVB1)は開口している。
【0065】更に、第3室外ユニット(2C)及び第2室
外ユニット(2B)の暖房運転の停止直後において、例え
ば、第3室外ユニット(2C)が停止した際、該第3室外
ユニット(2C)の室外電動膨張弁(24)と第2ガス開閉
弁(VR-2)とを所定時間開口状態とし、具体的に、1〜
2分の間開口状態にする。この結果、第1室外ユニット
(2A)等から高圧ガス冷媒が第3室外ユニット(2C)の
分岐ガスライン(5G-C)及び補助バイパス管(2b)を経
由して分岐液ライン(5L-C)に流れ、該停止中の第3室
外ユニット(2C)における液冷媒をメイン液ライン(4
L)に放出して冷媒量不足を防止している。
【0066】また、上記冷房運転及び暖房運転時におい
て、各均油弁(SVO1,SVO1,SVO1)と各均油補助弁(SV
Y1,SVY2,SVY3)は共に閉鎖される一方、油分離器(7
1)に溜った潤滑油は常時第1油戻し管(72)から圧縮
機構(21)に戻ると共に、所定時間毎に油戻し弁(SVP
2)を開口し、油分離器(71)に溜った潤滑油を第2油
戻し管(73)から圧縮機構(21)に戻している。
【0067】更に、冷房運転時及び暖房運転時の何れに
おいても、上記各均油弁(SVO1,SVO1,SVO1)と各均油
補助弁(SVY1,SVY2,SVY3)を適宜開閉制御して均油運
転が行われ、各室外ユニット(2A,2B,2C)の圧縮機構
(21)における潤滑油量が等しくなるようにしている。
【0068】−冷媒回収方法− 本発明の特徴として、1の室外ユニット(2A)が異常を
起こした場合、冷媒回収が行われ、例えば、先ず、第1
室外ユニット(2A)が異常を起こした場合について説明
する。
【0069】この場合、先ず、第1室外ユニット(2A)
の分岐液管(5LAa)における閉鎖弁(OV)を閉鎖する。
そして、冷媒回収手段(81)は、第2室外ユニット(2
B)及び第3室外ユニット(2C)を冷房運転サイクルで
運転させて第1室外ユニット(2A)の冷媒を第2室外ユ
ニット(2B)及び第3室外ユニット(2C)側などに回収
する。その際、上流側圧縮機(COMP-1)のみを駆動し、
室外電動膨張弁(24)は全開状態に設定される。また、
全室内ユニット(3A,3B,3C)は強制的に冷房運転が実
行され、室内電動膨張弁(32)は過熱度制御されると共
に、風量変更手段(82)が、後述するように室内ファン
(31-F)を制御する。
【0070】その後、第1室外ユニット(2A)における
圧縮機構(21)の吸込側に取付け、第1室外ユニット
(2A)の分岐ガス管(5GAa)と均圧管(61-A)との閉鎖
弁(OV,OV)を閉鎖する。続いて、上記圧力センサ(図
示省略)の検知圧力が室外空気温度相当圧力より低下す
ると、冷媒回収を終了する。そして、該第1室外ユニッ
ト(2A)のメンテナンスを行うことになる。
【0071】そこで、上記風量変更手段(82)による室
内ファン(31-F)の制御について図5に基づき説明す
る。先ず、冷媒回収を開始した初期状態においては、状
態T1において、室内ファン(31-F)のHタップである
高速に設定し、この状態T1において、第2室外ユニッ
ト(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度T4が室
外空気温度T1に対して所定温度以上の状態(T4>T1−5
℃)が3分連続すると(条件Aの成立)、状態T2に移
り、室内ファン(31-F)のLタップである低速に設定す
る。更に、この状態T2において、第2室外ユニット
(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度T4が室外
空気温度T1に対して所定温度以上の状態(T4>T1−5
℃)が3分連続すると(条件Aの成立)、状態T3に移
り、室内ファン(31-F)のLLタップである微速に設定
する。更にまた、この状態T3において、第2室外ユニ
ット(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度T4が
室外空気温度T1に対して所定温度以上の状態(T4>T1−
5℃)が3分連続すると(条件Aの成立)、状態T4に
移り、室内ファン(31-F)を停止する。つまり、室外及
び室内が共に高温であると、低圧冷媒圧力PLが低下しな
いので、室内ファン(31-F)の風速を低下し、この風速
低下によって室内電動膨張弁(32)の開度が過熱度制御
により小さくなり、冷媒循環量を低下させる。
【0072】逆に、上記状態T4において、第2室外ユ
ニット(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度T4
が室外空気温度T1に対して所定温度以下の状態(T4<T1
−20℃)が5分連続すると(条件Bの成立)、状態T
3に移り、室内ファン(31-F)のLLタップである微速
に設定する。更に、この状態T3において、第2室外ユ
ニット(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度T4
が室外空気温度T1に対して所定温度以下の状態(T4<T1
−20℃)が5分連続すると(条件Bの成立)、状態T
2に移り、室内ファン(31-F)のLタップである低速に
設定する。更にまた、この状態T2において、第2室外
ユニット(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度
T4が室外空気温度T1に対して所定温度以下の状態(T4<
T1−20℃)が5分連続すると(条件Bの成立)、状態
T1に移り、室内ファン(31-F)のHタップである高速
に設定する。そして、上述の動作を繰返すことになる。
【0073】一方、第2室外ユニット(2B)が異常を起
こした場合、該第2室外ユニット(2B)の分岐液管(5L
Ba)における閉鎖弁(OV)を閉鎖する。そして、冷媒回
収手段(81)は、第1室外ユニット(2A)及び第3室外
ユニット(2C)を冷房運転サイクルで運転させて第2室
外ユニット(2B)の冷媒を第1室外ユニット(2A)及び
第3室外ユニット(2C)側などに回収する。その際、上
流側圧縮機(COMP-1)のみを駆動し、第1室外ユニット
(2A)の上流側圧縮機(COMP-1)は低圧冷媒圧力PLが一
定となるようにPI制御されると共に、室外電動膨張弁
(24)は全開状態に設定される。また、全室内ユニット
(3A,3B,3C)は強制的に冷房運転が実行され、室内電
動膨張弁(32)は過熱度制御されると共に、低風量手段
(83)が、室内ファン(31-F)をLタップである低速に
設定する。
【0074】その後、第2室外ユニット(2B)における
圧縮機構(21)の吸込側に取付けた圧力センサ(図示省
略)の検知圧力が室外空気温度相当圧力より低下する
と、冷媒回収を終了し、第2室外ユニット(2B)の分岐
ガス管(5GBa)と均圧管(61-B)との閉鎖弁(OV,OV)
を閉鎖する。そして、該第2室外ユニット(2B)のメン
テナンスを行うことになる。そして、第3室外ユニット
(2C)の場合も同様に行われることになる。この場合、
上記第1室外ユニット(2A)の容量が可変であるので、
室内ファン(31-F)をLタップである低速にのみ設定す
るようにしている。
【0075】−実施例の特有の効果− 以上のように、本実施例によれば、1の室外ユニット
(2A)の異常時に冷媒を回収するようにしたために、冷
媒を大気に放出することがないので、冷媒の有効利用を
図ることができる。
【0076】また、冷媒の回収時に室内ファン(31-F)
の風量を低下させるようにしたために、低圧冷媒圧力を
確実に低下させることができるので、冷媒回収を迅速に
行うことができる。
【0077】特に、上記冷媒回収手段(81)が、室内ユ
ニット(3A,3B,3C)の室内電動膨張弁(32)を過熱度
制御しているので、室内ファン(31-F)の風量低下によ
って室内電動膨張弁(32)の開度が小さくなるように制
御されることから、風量制御によって低圧冷媒圧力が確
実に低下させることができ、冷媒回収をより迅速に行う
ことができる。
【0078】−他の変形例− 上記の実施例において、風量変更手段(82)は室内ファ
ン(31-F)を圧縮機構(21)の吸入冷媒温度T4に基づい
て制御するようにしたが、該風量変更手段(82)は、低
圧圧力センサ(SP-L)が検出する圧縮機構(21)の吸入
冷媒圧力PLに基づいて算出される蒸発圧力相当飽和温度
(以下、単に蒸発温度Teという。)蒸発温度Teに基づい
て室内ファン(31-F)を制御するようにしてもよい。
【0079】尚、上記低圧圧力センサ(SP-L)は、第1
室外ユニット(2A)にのみ設けれているが、この冷媒回
収を要する場合は、圧縮機構(21)等のアクチュエータ
の異常時であるものの、低圧圧力センサ(SP-L)が正常
に機能しており、正常な第2室外ユニット(2B)及び第
3室外ユニット(2C)の蒸発温度Teを導出することがで
きることから、上記低圧圧力センサ(SP-L)の検知信号
を利用するようにしている。
【0080】つまり、蒸発温度Teが室外空気温度T1に対
して所定温度以上の状態(Te>T1−10℃)が3分連続
すると、室内ファン(31-F)をHタップである高速から
Lタップである低速に設定する。更に、この状態におい
て、蒸発温度Teが室外空気温度T1に対して所定温度以上
の状態(Te>T1−10℃)が3分連続すると、室内ファ
ン(31-F)のLLタップである微速に設定する。更にま
た、蒸発温度Teが室外空気温度T1に対して所定温度以上
の状態(Te>T1−10℃)が3分連続すると、室内ファ
ン(31-F)を停止する。
【0081】また逆に、上記蒸発温度Teが室外空気温度
T1に対して所定温度以下の状態(Te<T1−20℃)が5
分連続すると、室内ファン(31-F)を停止状態からLL
タップである微速に設定する。更に、蒸発温度Teが室外
空気温度T1に対して所定温度以下の状態(Te<T1−20
℃)が5分連続すると、室内ファン(31-F)のLタップ
である低速に設定する。更にまた、蒸発温度Teが室外空
気温度T1に対して所定温度以下の状態(Te<T1−20
℃)が5分連続すると、室内ファン(31-F)のHタップ
である高速に設定することになる。その際、室内電動膨
張弁(32)の開度は過熱度制御されている。その他の構
成及び作用効果は前実施例と同様である。
【0082】尚、本実施例においては、冷房運転と暖房
運転とを行える空気調和装置(10)について説明した
が、本発明は、冷房運転専用又は暖房運転専用の空気調
和装置にも適用することができることは勿論である。
【0083】また、本発明では、均圧ライン(60)は必
ずしも設ける必要はない。
【0084】また、請求項2に係る発明では、必ずしも
室内電動膨張弁(32)の開度を過熱度制御する必要はな
く、室内ファン(31-F)の風量制御のみでもよく、この
場合、風速の低下によってガス冷媒が不足して低圧冷媒
圧力PLが低下することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の冷媒回路図である。
【図3】第1室外ユニットの冷媒回路図である。
【図4】第2及び第3室外ユニットの冷媒回路図であ
る。
【図5】冷媒回収時の室内ファンの状態遷移図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 2A,2B,2C 室外ユニット 21 圧縮機構 COMP-1,COMP-2 圧縮機 22 四路切換弁 23 室外熱交換器 24 室外電動膨張弁 3A,3B,3C 室内ユニット 31 室内熱交換器 32 室内電動膨張弁 4L メイン液ライン 4G メインガスライン 5L-A,5L-B,5L-C 分岐液ライン 5G-A,5G-B,5G-C 分岐ガスライン 80 コントローラ 81 冷媒回収手段 82 風量変更手段 83 低風量手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機構(21)と、一端が圧縮機構(2
    1)に接続され且つ他端に分岐液ライン(5L-A,5L-B,
    …)が接続された熱源側熱交換器(23)とを有し、上記
    圧縮機構(21)に分岐ガスライン(5G-A,5G-B,…)が
    接続された複数の熱源ユニット(2A,2B,…)と、 該各熱源ユニット(2A,2B,…)が分岐液ライン(5L-
    A,5L-B,…)及び分岐ガスライン(5G-A,5G-B,…)
    を介して並列に接続されるメイン液ライン(4L)及びメ
    インガスライン(4G)と、 膨脹機構(32)と利用側熱交換器(31)とを有し、上記
    メイン液ライン(4L)及びメインガスライン(4G)に対
    して並列に接続された複数台の利用ユニット(3A,3B,
    …)と、 上記各熱源ユニット(2A,2B,…)の分岐液ライン(5L
    -A,5L-B,…)及び分岐ガスライン(5G-A,5G-B,…)
    に設けられて常時開口状態にある閉鎖弁(OV,OV,…)
    とを備えた冷凍装置において、 上記1の熱源ユニット(2A)の異常時に、該異常の熱源
    ユニット(2A)における分岐液ライン(5L-A)の閉鎖弁
    (OV)を閉鎖した後、 冷媒回収手段(81)が他の熱源ユニット(2B,…)を運
    転して異常の熱源ユニット(2A)の冷媒を回収し、 その後、分岐ガスライン(5G-A)の閉鎖弁(OV)を閉鎖
    し、異常の熱源ユニット(2A)の低圧冷媒圧力が所定値
    になると冷媒回収を終了することを特徴とする冷凍装置
    の冷媒回収方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷凍装置の冷媒回収方法
    において、 冷媒回収手段(81)の冷媒回収時に、正常な熱源ユニッ
    ト(2B)における圧縮機構(21)の吸入冷媒温度又は蒸
    発圧力相当飽和温度が外気温度に対して所定温度以上で
    あると、利用側熱交換器(31)の利用側ファン(31-F)
    の風量を順次低下させる一方、圧縮機構(21)の吸入冷
    媒温度又は蒸発圧力相当飽和温度が外気温度に対して所
    定温度以下であると、利用側熱交換器(31)の利用側フ
    ァン(31-F)の風量を順次上昇させる風量変更手段(8
    2)を備えていることを特徴とする冷凍装置の冷媒回収
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の冷凍装置の冷媒回収方法
    において、 冷媒回収手段(81)は、冷媒回収時に利用ユニット(3
    A,3B,…)の膨脹機構(32)を過熱度制御するように
    構成されていることを特徴とする冷凍装置の冷媒回収方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の冷凍装置の冷媒回収方法
    において、 冷媒回収手段(81)の冷媒回収時に、利用側熱交換器
    (31)の利用側ファン(31-F)の風量を一定の低風量に
    設定する低風量手段(83)を備えていることを特徴とす
    る冷凍装置の冷媒回収方法。
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