JPH051607B2 - - Google Patents

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JPH051607B2
JPH051607B2 JP59019437A JP1943784A JPH051607B2 JP H051607 B2 JPH051607 B2 JP H051607B2 JP 59019437 A JP59019437 A JP 59019437A JP 1943784 A JP1943784 A JP 1943784A JP H051607 B2 JPH051607 B2 JP H051607B2
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
terminal conductor
winding
coil
bobbin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59019437A
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English (en)
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JPS60164307A (ja
Inventor
Tetsuo Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP59019437A priority Critical patent/JPS60164307A/ja
Publication of JPS60164307A publication Critical patent/JPS60164307A/ja
Publication of JPH051607B2 publication Critical patent/JPH051607B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/04Arrangements of electric connections to coils, e.g. leads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は端子導体付きコイルボビンに関し、特
に磁気ヘツド等の構成に用いられる端子導体付き
コイルボビンに関する。
[従来技術] この種の端子導体付きコイルボビン(以下ボビ
ンと略称する)の従来構造の一例を第1図に示
す。
符号1で全体を示すボビンは角筒形の筒部2を
有し、この筒部2の両端にはフランジ3,3が一
体的に形成され、フランジ3,3の一方の端部は
肉厚が大きな膨出部3a,3aとして形成されて
おり、この膨出部3a,3aの端面にはそれぞれ
端子導体4,4が植設されている。
端子導体4は断面が矩形の細長い板状に形成さ
れており、それぞれの中央よりも膨出部3aの端
面側に寄つた部分の両側にはV字形の切欠部4
a,4aが形成されている。
このボビン1に対して第2図に示すように巻線
コイル5が巻回され、同コイルの端末が端子導体
4に接続される。
すなわち同図に示すようにボビン1の筒部2に
巻線コイル5が巻回され、コイル5の両側の端末
5a,5aの先端部が端子導体4,4の切欠部4
a,4aに巻回され、端子導体4,4の斜線で示
される部分がハンダ付けされることにより端末5
a,5aが端子導体4,4に接続される。
ところがこのような接続構造によると、端子導
体4基端部付近のハンダ付けの境界部付近の端末
5a,5aの部分がハンダ付け時の高熱により細
くなり断線し易くなる。
端末5aのこの細くなつた部分は一端は切欠部
4aの巻回側に連続し、他端は巻線コイル5側に
連続しているので、ハンダ付け後に何らかの理由
で力が加えられて端子導体4が動かされた場合に
はそれに追従して巻回部分が動き、この細くなつ
た部分に引張力が働き、この部分で断線が発生し
易い。
この断線を防ぐには、端子導体4においてボビ
ン1の膨出部3aの端面に寄つた部分程、力が加
えられても動きにくいので、端末5aが巻回され
る切欠部4aを膨出部3aの端面に近付け、端末
5aの巻回部分を動き難くする構造が考えられ
る。
ところがこのようにすると、ハンダ付け時の熱
が膨出部3a側に多く伝わり、多くは樹脂から一
体形成されているフランジ3の膨出部3aが変形
してしまい、その結果端子導体4にガタツキが生
じてしまう。
以上のような欠点を解消するために第3図に示
すような構造が従来提案されており、この構造に
よれば端子導体4に切欠部を設けず、巻線コイル
5の端末5aを端子導体4に対して2箇所で巻回
し、斜線で示すように2箇所の端末5aの巻回部
分の内で端子導体4の先端に寄つた方のみをハン
ダ付けしている。
この構造によれば端末5aにおいて2箇所の巻
回部分の間の部分がハンダ付け時の高熱により細
くなるが、この細くなる部分の両端が2箇所の巻
回部分に連続しおり、端子導体4が動いても細く
なつた部分の両側が同様に動くので、この部分に
引張力がかかることはなく、断線することはな
い。
またハンダ付け部分が端子導体4において膨出
部3aから遠ざかるので、ハンダ付け時の熱の伝
導を少なくすることができ、膨出部3aの変形を
防ぐことができる。
しかしこの構造によると切欠部のない端子導体
4に端末5aを巻回するため、巻回部分の位置決
めが困難で不正確になり、また巻回部分が緩み易
く、巻回作業に困難が伴う。
またこの他の構造として、先述の第1図、第2
図と同じく端子導体4毎に切欠部を1箇所ずつ形
成し、端子導体4においてこの切欠部とこれより
基端側に寄つた部分の2箇所に端末5aを巻回
し、切欠部側をハンダ付けする構造が提案されて
いる。
ところがこのような構造によつても端子導体4
の基端側の巻回部分について上記と同じ問題があ
る。
[目的] 本発明は以上のような事情に鑑みて成されたも
ので、簡単で安価な構造により巻線コイルの端末
の接続構造から来る端末の断線、ボビンの変形お
よび端子導体のガタツキを防止でき、かつ接続作
業を簡略化でき、信頼性が高く磁気ヘツド等の構
成に用いて好適な端子導体付きコイルボビンの提
供を目的とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。なお図中において第1図〜第3図と同一
もしくは相当する部分には同一の符号を付してあ
る。
第4図に本実施例の要部の構造を示す。同図に
示さるように本実施例の構造においてボビン6の
筒部およびフランジ3は従来と同様に形成されて
いるが、フランジ3の膨出部3a端面に植設され
た端子導体4,4の構造が従来と異なる。
すなわち端子導体4,4は全体が矩形の断面を
有する細長い板状に形成されているが、それぞれ
のほぼ中央部の両側にはV字形の切欠部4a,4
aが相対して形成され、それより膨出部3aの端
面側に寄つた部分の両側にも同様のV字形の切欠
部4b,4bが同様に相対して形成されている。
また筒部に巻回された巻線コイル5の両側の端
末5a,5aは端子導体4,4において切欠部4
b,4bに基端側、切欠部4a,4aに先端側が
それぞれ複数回ずつ巻回されており、斜線で示す
部分がハンダ付けされることにより、切欠部4
a,4aでの端末5aの巻回部分がハンダ付けさ
れ、端子導体4に接続されている。
この構造によると、端末5aにおいて切欠部4
bでの巻回部分と巻線コイル5間の部分はハンダ
付け部分から離れているのでハンダ付け時の高熱
の影響を受けず、細くすなわち切れ易くはならな
い。
また端末5aにおいて切欠部4aおよび4bで
の2箇所の巻回部分の間の部分はハンダ付け部分
に隣接しており、ハンダ付け時の高熱により細く
なる場合があるが、この細くなる部分の両端は2
箇所の巻回部分に連続しており、何らかの力によ
り端子導体4が動いても2箇所の巻回部分は同様
に動き、前記部分の両端は同様に動くので、引張
力がかかることはなくこの部分での断線を防止で
きる。
また上記構造によれば切欠部4aをなるべく端
子導体4の先端に寄つた側に設け、端末5aのハ
ンダ付け部分をフランジ3の膨出部3aから遠ざ
けることにより、ハンダ付け時の高熱によるフラ
ンジ3の変形およびそれから来る端子導体4のガ
タツキを防止できる。
また切欠部4a,4bを介して端末5aを端子
導体4に巻回するので、巻回部分の位置決めが容
易にしかも正確に行え、巻回後の緩みも防止でき
る。またこの場合に切欠部4bをなるべく膨出部
3a側に寄つた部分に形成することにより、安定
しておりかつ巻回し易いこの部分に端末を安定し
て固定できる。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、巻線コイルの端末を巻回され接続される端子
導体を有した端子導体付きコイルボビンにおい
て、端子導体に相対する一対のV字形の切欠部を
該端子導体の突端側とそれより基端部側に2組形
成し、前記巻線コイルの端末の基端側を前記基端
部側の切欠部に複数回巻回し、更に前記巻線コイ
ルの端末の先端側を前記突端側の切欠部に複数回
巻回し、該突端側の切欠部にハンダ付け部を形成
した構造を採用したので、極めて簡単で安価な構
成により巻線コイルの断線、ボビンの変形および
端子導体のガタツキを防止でき信頼性を向上でき
る。またコイル端末の巻回作業を容易にしかも正
確に行え、その作業性を向上できる。
また特にこの端子導体付きコイルボビンを磁気
ヘツドの構成に用いる場合、近年磁気ヘツドの小
型化が進み、それによりボビンも小型化し、極め
て細い巻線コイルが用いられるようになつて来て
おり、その断線の防止が重要な課題となつている
ので、それを可能な本発明のボビンはこの点で極
めて優れている。また磁気ヘツドの製造工程にお
いてプリント板への固定作業等端子導体に力が加
わる作業も行い易くなり、磁気ヘツドの信頼性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造による巻線コイル巻回前のボ
ビンの全体斜視図、第2図は第1図のボビンの巻
線コイル巻回後の要部の斜視図、第3図は他の従
来構造の要部の斜視図、第4図は本発明の実施例
によるボビンの要部の斜視図である。 3…フランジ、3a…膨出部、4…端子導体、
4a,4b…切欠部、5…巻線コイル、5a…端
末、6…端子導体付きコイルボビン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 巻線コイルの端末を巻回され接続される端子
    導体を有した端子導体付きコイルボビンにおい
    て、端子導体に相対する一対のV字形の切欠部を
    該端子導体の突端側とそれより基端部側に2組形
    成し、前記巻線コイルの端末の基端側を前記基端
    部側の切欠部に複数回巻回し、更に前記巻線コイ
    ルの端末の先端側を前記突端側の切欠部に複数回
    巻回し、該突端側の切欠部にハンダ付け部を形成
    したことを特徴とする端子導体付きコイルボビ
    ン。
JP59019437A 1984-02-07 1984-02-07 端子導体付きコイルボビン Granted JPS60164307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59019437A JPS60164307A (ja) 1984-02-07 1984-02-07 端子導体付きコイルボビン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59019437A JPS60164307A (ja) 1984-02-07 1984-02-07 端子導体付きコイルボビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60164307A JPS60164307A (ja) 1985-08-27
JPH051607B2 true JPH051607B2 (ja) 1993-01-08

Family

ID=11999264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59019437A Granted JPS60164307A (ja) 1984-02-07 1984-02-07 端子導体付きコイルボビン

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JP (1) JPS60164307A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0537445Y2 (ja) * 1988-12-09 1993-09-22
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US20120038448A1 (en) * 2010-08-11 2012-02-16 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Transformer and display device using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3131371A (en) * 1959-03-09 1964-04-28 Honeywell Regulator Co Winding form having means for protecting electrical coil leads
JPS563948U (ja) * 1979-06-20 1981-01-14

Family Cites Families (1)

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JPS57163714U (ja) * 1981-04-07 1982-10-15

Patent Citations (2)

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JPS60164307A (ja) 1985-08-27

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