JPH05156545A - ノンコート織布及びその製造方法 - Google Patents

ノンコート織布及びその製造方法

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JPH05156545A
JPH05156545A JP3325773A JP32577391A JPH05156545A JP H05156545 A JPH05156545 A JP H05156545A JP 3325773 A JP3325773 A JP 3325773A JP 32577391 A JP32577391 A JP 32577391A JP H05156545 A JPH05156545 A JP H05156545A
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yarns
woven fabric
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coated
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Yoshikazu Nakayama
芳和 中山
Motoyasu Kitagawa
元庸 北川
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Takata Corp
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/23Inflatable members
    • B60R21/235Inflatable members characterised by their material
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • D03D1/02Inflatable articles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
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    • D03WEAVING
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    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • Y10T442/322Warp differs from weft

Abstract

(57)【要約】 【目的】裁断加工時の糸のほつれやばらけを低減すると
共に、裁断後に通気量等の物性変化の発生を低減する。 【構成】縦糸6及び横糸7にそれぞれ非コーティング糸
6b,7bと1本おきにコーティング糸6a,7aを使
用して織布を製織し、その織布を所定温度で所定時間ヒ
ートセット処理を行う。このヒートセット処理によりコ
ーティング糸6a,7aが溶融して、その縦糸6におけ
るコーティング糸6aと横糸7とが互いに溶着されると
ともに、横糸7におけるコーティング糸7aと縦糸6と
が互いに溶着される。この織布はコーティング薄膜が形
成されていないノンコート織布となっており、したがっ
て所定の通気量を有している。このノンコート織布を裁
断しても糸がほつれやばらけが生じないとともに、通気
量の変化もほとんど生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用エアバッグ等に
用いて好適な、織布からなるノンコート織布およびその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の座席前方の車体固定部に設けら
れるエアバッグ装置は、車両衝突時などの緊急時におい
て、ステアリングやダッシュボードに固定されたインフ
レータから放出される反応ガスの圧力によりエアバッグ
が瞬時に膨張して、車体に衝突することによる負傷等か
ら乗員を保護する重大な役割を有している。
【0003】このようなエアバッグ装置におけるエアバ
ッグは、エアバッグの取付場所によってその形状が異な
る。例えば図6に示すようにドライバ用エアバッグ1
は、例えばステアリングハンドル等の車体固定部に取り
付けられる円形状の車体固定部側基布1aと、ドライバ
に対向する円形状のドライバ側基布1bとを重ね合わせ
てその周縁を縫着Aした後、これを裏返ししたほぼ円形
状の袋体から構成されている。なお図中、2は車体固定
部側基布1aに穿設された、反応ガスを発生させるイン
フレータ(不図示)が挿入される開口、3はドライバが
エアバッグ1に衝突した後反応ガスを排出させるための
ベントホールである。
【0004】また、図7に示すようにパッセンジャ用エ
アバッグ4は、インストルメントパネルに設けられると
ともに助手席とインストルメントパネルとの空間が大き
いため、複雑な形状となっている。このパッセンジャ用
エアバッグ4は、フロントパネル4a、リアパネル4b
及び一対のサイドパネル4c,4dの各周縁を合わせて
縫着した後、これを裏返しした袋体から構成されてい
る。
【0005】一般に、このようなドライバ用及びパッセ
ンジャ用エアバッグ1,4は、ともにポリアミド樹脂等
の合成樹脂からなり、内面側にクロロプレンゴムやシリ
コンゴム等のコーティング薄膜5(図6のドライバ用エ
アバッグ1のみ図示)が設けられた織布からなる適宜数
の基布から形成されている。このような基布の内面側に
コーティング薄膜を設けることにより、エアバッグ膨張
時にインフレータから噴出する反応ガスにおける高温及
び高圧から基布が保護される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年エアバ
ッグの基布においては、エアバッグ装置の軽量化及びコ
ンパクト化のため、エアバッグの軽量化及びパッケージ
容量の低減化等がますます強く求められている。また、
インフレータの性能向上やアスピレータタイプエアバッ
グ装置の開発に伴い、反応ガスの低温化が推進されたた
め、コーティング薄膜が形成されない基布(以下、ノン
コート織布ともいう)を使用したエアバッグが注目され
ている。このノンコート織布はクロロプレンゴムやシリ
コンゴム等のコーティング薄膜が形成されないので、コ
ーティング薄膜が形成されない分基布の厚さが薄くなる
ので、エアバッグが軽量になりかつパッケージボリュー
ムが低減するようになる。
【0007】しかしながら、このようなノンコート織布
を用いた場合には、ノンコート織布を裁断加工したとき
に糸がほつれたり、ばらばらになったりしてしまうこと
がある。また、一般に120〜120℃で600〜10
00時間保持する耐熱エージングテストを行うと、糸の
収縮によって糸がだんご状になり、糸と糸との間が開い
てしまう所と狭まってしまう所とが生じ、基布の通気量
変化等の物性の変化を生じることがある。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、裁断加工したときに糸のほ
つれやばらけを生じることがなく、しかも裁断後に通気
量等の物性変化の発生が少ないノンコート織布およびそ
の製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明のノンコート織布は、縦糸と横糸とから製
織された織布からなり、コーティング薄膜が形成されて
いないノンコート織布において、前記縦糸及び前記横糸
の少なくとも一方の糸の所定数がコーティング材により
被覆されたコーティング糸からなり、該コーティング糸
は前記縦糸及び前記横糸の他方の糸と固着されているこ
とを特徴としている。
【0010】また本発明のノンコート織布の製造方法
は、前記縦糸および前記横糸の少なくとも一方の糸に所
定数のコーティング糸を用い、前記コーティング糸およ
び前記非コーティング糸を製織することにより織布を形
成し、該織布を所定時間、所定温度に保持するヒートセ
ット処理を行うことにより、前記コーティング糸と前記
縦糸および前記横糸の他方の糸とを溶着することを特徴
としている。
【0011】
【作用】このように構成された本発明のノンコート織布
およびその製造方法においては、前記縦糸及び前記横糸
の少なくとも一方の糸の所定数がコーティング材により
被覆されたコーティング糸からなり、該コーティング糸
は前記縦糸及び前記横糸の他方の糸と固着されているの
で、このノンコート織布を所定に寸法の基布に裁断して
も、糸のほつれやばらけを生じなくなる。また、耐熱エ
ージングテスト時時に、コーティング糸により縦糸及び
横糸の他方の糸における互いにとなりあう糸どうしの間
隔が広がったり、狭まったりすることが防止されるの
で、通気量は変化しなく、ほぼ一定の値に維持されるよ
うになる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明に係るノンコート織布の一実施例を
示す部分拡大平面図である。図1に示すように、ノンコ
ート織布Cは従来と同様に縦糸6と横糸7とから製織さ
れて形成されている。その場合、本実施例においては縦
糸6及び横糸7は、それぞれ1本おきに原糸をコーティ
ングしたコーティング糸6a,7aが使用されている。
このコーティング糸6a,7aのコーティング材として
は、熱可塑性樹脂など、後述するように基布をヒートセ
ットしたとき、このコーティング材により糸と糸とを溶
着するものであればどのようなものでもよい。
【0013】そして、縦糸6及び横糸7にそれぞれ1本
おきにコーティング糸6a,7aが使用された織布を所
定温度で所定時間ヒートセット処理を行う。一般にこの
ヒートセット処理は織布を水洗後、190℃で約40秒
間保持する処理である。このヒートセット処理によりコ
ーティング糸6a,7aが溶融して、その縦糸6におけ
るコーティング糸6aと横糸7、すなわち横糸7におけ
るコーティング糸7a及び非コーティング糸7bとが互
いに溶着されるとともに、横糸7におけるコーティング
糸7aと縦糸6、すなわち縦糸6におけるコーティング
糸6a及び非コーティング糸6bとが互いに溶着され
る。このように形成された織布はコーティング膜が形成
されていないノンコート織布となっており、したがって
所定の通気量を有している。
【0014】この縦糸6におけるコーティング糸6aと
横糸7、および横糸7におけるコーティング糸7aと縦
糸6がそれぞれ互いに溶着された織布を、使用目的に応
じて適宜の寸法に裁断して基布が形成される。その場
合、糸と糸とが互いに溶着されているため、この織布を
裁断しても糸がほつれたり、ばらばらになったりするこ
とはなくなる。また、耐熱エージングテストのとき、フ
ィラメントがだんご状になって糸と糸との間の隙間が増
大したり減少したりすることが防止され、通気量はほと
んど変化しない。
【0015】したがって、このようなノンコート織布C
を用いて前述のエアバッグを形成すると、例えば前述の
図6に示すドライバー用エアバッグ1においては、車体
固定部側基布1aを比較的通気量の多いノンコート織布
により形成し、ドライバ側基布1bを比較的通気量の少
ないノンコート織布またはコーティング薄膜が形成され
た布により形成することにより、通気量を所望の値に調
整することができる。これにより、ドライバのエアバッ
グ衝突後のエアバッグ内の反応ガスを適正に放出させる
ことができる。したがって、従来のエアバッグに穿設さ
れているベントホール3を設ける必要がなく、製造工数
が低減される。また図7に示すパッセンジャ用エアバッ
グ4においては、サイドパネル4c,4dを比較的通気
量の多いノンコート織布により形成し、フロントパネル
4b及びリアパネル4aを通気量の比較的少ないノンコ
ート織布を使用することにより、パッセンジャのエアバ
ッグ衝突後のエアバッグ内の反応ガスを適正に放出させ
ることができる。
【0016】図2ないし図5は、それぞれ本発明に係る
ノンコート織布の他の実施例を示す部分拡大平面図であ
る。なお、前述の実施例と同じ構成要素には同じ符号を
付すことにより、その詳細な説明は省略する。図2に示
す実施例では、縦糸6及び横糸7に、それぞれコーティ
ング糸6a,7aが2本おきに配設されており、また図
3に示す実施例では、縦糸6及び横糸7に、それぞれコ
ーティング糸6a,7aが3本おきに配設されている。
更に図4に示す実施例では、縦糸6にコーティング糸6
aが1本おきに配設されているとともに、横糸7にコー
ティング糸7aが2本おきに配設されている。更に、図
5に示す実施例では、縦糸6にコーティング糸6aが2
本おきに配設されているとともに、横糸7にコーティン
グ糸7aが3本おきに配設されている。これらのいずれ
の実施例においても、前述の実施例と同じ作用効果を奏
する。
【0017】そして、前述の実施例のうちいずれの実施
例のノンコート織布を採用するかは、布の使用目的に応
じて適宜選択すればよい。なお、本発明は、コーティン
グ糸6a,7aをこれらの実施例以外にも適宜の間隔で
配設することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
裁断時に糸のほつれやばらけを防止することができるよ
うになる。また、外的条件による通気量等の物性の変化
が防止され、通気量等の物性をほぼ一定に維持すること
ができる。したがって、本発明のノンコート布を例えば
車両用のエアバッグの基布に適用することにより、所望
の通気量のエアバッグを簡単に製造することができるよ
うになる。その結果、従来コーティング薄膜が形成され
たエアバッグに設けられているベントホールを不要にす
ることができる場合もある。そのうえ、エアバッグの基
布は、コーティング薄膜が形成されないことから厚さが
薄くなって、より一層軽量になると共に、エアバッグの
パッケージボリュームが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るノンコート織布の一実施例の部
分拡大平面図である。
【図2】 本発明に係るノンコート織布の他の実施例の
部分拡大平面図である。
【図3】 本発明に係るノンコート織布の更に他の実施
例の部分拡大平面図である。
【図4】 本発明に係るノンコート織布の更に他の実施
例の部分拡大平面図である。
【図5】 本発明に係るノンコート織布の更に他の実施
例の部分拡大平面図である。
【図6】 従来のドライバ用エアバッグの一例を示す図
である。
【図7】 従来のパッセンジャエアバッグの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1…ドライバ用エアバッグ、3…ベントホール、4…パ
ッセンジャ用エアバッグ、6…縦糸、6a…縦糸におけ
るコーティング糸、6b…縦糸における非コーティング
糸、7…横糸、7a…横糸におけるコーティング糸、7
b…横糸における非コーティング糸、C…ノンコート織
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】しかしながら、このようなノンコート織布
を用いた場合には、ノンコート織布を裁断加工したとき
に糸がほつれたり、ばらばらになったりしてしまうこと
がある。また、一般に80〜120℃で600〜100
0時間保持する耐熱エージングテストを行うと、糸の収
縮によって糸がだんご状になり、糸と糸との間が開いて
しまう所と狭まってしまう所とが生じ、基布の通気量変
化等の物性の変化を生じることがある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】そして、縦糸6及び横糸7にそれぞれ1本
おきにコーティング糸6a,7aが使用された織布を所
定温度で所定時間ヒートセット処理を行う。一般にこの
ヒートセット処理は織布を水洗後、180℃で約30〜
60秒間保持する処理である。このヒートセット処理に
よりコーティング糸6a,7aが溶融して、その縦糸6
におけるコーティング糸6aと横糸7、すなわち横糸7
におけるコーティング糸7a及び非コーティング糸7b
とが互いに溶着されるとともに、横糸7におけるコーテ
ィング糸7aと縦糸6、すなわち縦糸6におけるコーテ
ィング糸6a及び非コーティング糸6bとが互いに溶着
される。このように形成された織布はコーティング膜が
形成されていないノンコート織布となっており、したが
って所定の通気量を有している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦糸と横糸とから製織された織布からな
    り、コーティング薄膜が形成されていないノンコート織
    布において、 前記縦糸及び前記横糸の少なくとも一方の糸の所定数が
    コーティング材により被覆されたコーティング糸からな
    り、該コーティング糸は前記縦糸及び前記横糸の他方の
    糸と固着されていることを特徴とするノンコート織布。
  2. 【請求項2】 前記コーティング糸は、前記非コーティ
    ング糸の所定本数おきの間隔で配設されていることを特
    徴とする請求項1記載のノンコート織布。
  3. 【請求項3】 前記縦糸及び前記横糸のいずれにおいて
    も、所定数の糸が前記コーティング糸からなり、前記縦
    糸におけるコーティング糸が所定の間隔で配設されてい
    るとともに、前記横糸におけるコーティング糸が前記縦
    糸におけるコーティング糸の間隔と同じかまたは異なる
    間隔で配設されていることを特徴とする請求項2記載の
    ノンコート織布。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のノンコート織布の製造方
    法であって、 前記縦糸および前記横糸の少なくとも一方の糸に所定数
    のコーティング糸を用い、前記コーティング糸および前
    記非コーティング糸を製織することにより織布を形成
    し、該織布を所定時間、所定温度に保持するヒートセッ
    ト処理を行うことにより、前記コーティング糸と前記縦
    糸および前記横糸の他方の糸とを溶着することを特徴と
    するノンコート織布の製造方法。
JP3325773A 1991-12-10 1991-12-10 ノンコート織布及びその製造方法 Pending JPH05156545A (ja)

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