JPH05155946A - モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアルキルホスホネート重合体を含有する重合体混合物の製造方法 - Google Patents

モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアルキルホスホネート重合体を含有する重合体混合物の製造方法

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JPH05155946A
JPH05155946A JP4106875A JP10687592A JPH05155946A JP H05155946 A JPH05155946 A JP H05155946A JP 4106875 A JP4106875 A JP 4106875A JP 10687592 A JP10687592 A JP 10687592A JP H05155946 A JPH05155946 A JP H05155946A
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ミッチェル ブランケンシップ ロバート
Scott Lind Egolf
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    • C08F20/04Acids, Metal salts or ammonium salts thereof

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノアルキルホスフィネート重合体およびモ
ノアルキルホスホネート重合体の高レベルを有する低分
子量の水溶性重合体組成物を提供することである。 【構成】 次亜リン酸、モノエチレン性不飽和モノカル
ボン酸およびC3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカルボ
ン酸の有効量を共重合することによって、低分子量の水
溶性重合体であるモノアルキルホスフィネートおよびモ
ノアルキルホスホネート重合体誘導体を、主として造る
ことができる。 【効果】 分散剤、スケール防止剤、洗剤添加剤、金属
イオン封鎖剤等として有用な低分子量の水溶性重合体組
成物を有効に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、低分子量のモノアルキルホスフィネート(p
hosphinate)共重合体、およびモノアルキル
ホスホネート(phosphonate)共重合体、お
よびそれらの改良製造方法に関する。
【0002】発明の背景 低分子量の共重合体およびそれらの塩は、分散剤、スケ
ール防止剤(scaleinhibitors)、洗剤
添加物、金属イオン封鎖剤等として有用である。また、
それらは、エステル化反応を経由するヒドロキシル基含
有基体のための架橋剤として、またはアミノリシス(a
minolysis)反応を経由するアミン含有基体の
ための架橋剤として、作用させることができる。一般的
に、50,000以下の分子量は、有効な性能のために
必要であり、かつしばしば、10,000以下の非常に
低分子量は最も有効である。重合反応において、連鎖移
動剤を使用して低分子量の重合体、特に極めて低分子量
の重合体を造ることは普通のことである。特に、次亜リ
ン酸またはその塩(通常は次亜リン酸ナトリウム)は、
第一に選ばれる望ましい連鎖移動剤である。なぜなら、
それらは、ある種の適用において秀れた性能の性質を提
供するホスフィネート官能基およびホスホネート官能基
を重合体分子中に導入するからである。また、亜リン酸
は、次亜リン酸の反応性よりもかなり低い反応性である
けれど、連鎖移動剤として使用することは知られてい
る。本明細書の後述において用いられ、また特許請求の
範囲に用いられている用語「次亜リン酸(hypoph
osphorous acid)」には、特に明らかに
別の意味が指示されていなければ、アルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩およびアミン塩も包含されるように意図さ
れている。
【0003】次亜リン酸の使用およびその利点は、いく
つかの米国特許に教示されている。米国特許第2,95
7,931号には、次亜リン酸を使用して有機リン化合
物−有機リンテロマー(telomers)を包含する
−を造ることが教示されている。米国特許第4,04
6,707号、同第4,105,551号、同第4,1
27,483号、および同第4,159,946号に
は、次亜リン酸連鎖移動剤によって造られたアクリル酸
テロマーを使用するスケール生成性塩の生成を防止する
方法が教示されている。米国特許第4,621,127
号には、重合プロセスにおいて、次亜リン酸を脱色剤と
して使用することが教示されている。特開平2−346
94号には、次亜リン酸鎖を末端とした重合体および共
重合体を洗剤添加剤として使用することが教示されてい
る。
【0004】連鎖移動剤として次亜リン酸を使用する
と、いくつかの異った重合体種を生成させる。この反応
生成物には、ジアルキルホスフィネート重合体、モノア
ルキルホスフィネート重合体、およびモノアルキルホス
ホネート重合体が包含される。ある種の適用のために
は、ジアルキル誘導体またはモノアルキル誘導体のいず
れかを有することが望ましい。
【0005】米国特許第4,681,686号には、連
鎖移動剤として次亜リン酸を使用することにより造られ
たコテロマーが開示されている。コテロマーは、腐食防
止剤およびスケール防止剤、分散剤、および封止よごれ
防止剤(sealing smut inhibito
rs)として使用するための広範囲の共単量体から造ら
れる。米国特許第4,681,686号には、ジアルキ
ルホスフィネート重合体生成物のための優位性が開示さ
れている。
【0006】1989年6月26日に出願された米国特
許出願第371,467号(通例のように譲渡されてい
る)には、次亜リン酸の導入の効率を増加させ方法−結
果的にはジアルキルホスフィネート種の収率を増加させ
る−が教示されている。この出願においては、この発明
は、次亜リン酸を有効に導入するために、工程内におい
て前記酸単量体の20−100%を中和することを必要
としている。
【0007】発明の概要 本発明の目的は、モノアルキルホスフィネート共重合体
およびモノアルキルホスホネート共重合体の高レベルを
有する低分子量の水溶性共重合体組成物を提供すること
である。更に、本発明の目的は、モノアルキル置換のホ
スフィネート共重合体およびホスホネート共重合体の
数:ジアルキル置換ホスフィネート共重合体の数の比
が、少なくとも0.7:1である共重合体組成物を得る
方法を提供することである。
【0008】発明の簡単な記述 モノエチレン性不飽和モノカルボン酸の重合において連
鎖移動剤として次亜リン酸を使用するときは、全単量体
に基づいてC3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカルボン
酸の5〜約90重量%を使用すると、結果的に、モノア
ルキルホスフィネート部分およびモノアルキルホスホネ
ート部分の量が増加することが驚異的に見出された。更
に本発明者は、共単量体としてC3 −C8 モノエチレン
性不飽和ジカルボン酸を使用するときは、重合中におけ
るモノカルボン酸単量体の中和は、リンを重合体中に導
入する方法においてほんの少し影響するだけである、と
いうことを見出した。
【0009】本発明の目的は、低分子量の水溶性カルボ
ン酸ベースの共重合体混合物であって、モノアルキルホ
スフィネート部分およびモノアルキルホスホネート部分
として存在する導入されたリン:ジアルキルホスフィネ
ートとして存在する導入されたリンのレベルの比が、少
なくとも0.7:1である、前記の重合体混合物を造る
ことである。この目的は、(a) 次亜リン酸、(b) 少
なくとも1種のモノエチレン性不飽和モノカルボン酸ま
たはそれらの塩、(c) 少なくとも1種のC3 −C8
ノエチレン性不飽和ジカルボン酸、それらの無水物、そ
れらの塩、またはそれらのC1−C4 モノエステル、お
よび任意的に(d) 非カルボン酸単量体、を重合させる
ことによって、モノアルキルホスフィネート重合体およ
びモノアルキルホスホネート重合体を含有する重合体混
合物を製造する方法であって、前記ジカルボン酸を、導
入されたリンの少なくとも40%がモノアルキルホスフ
ィネート重合体およびモノアルキルホスホネート重合体
の形態にある重合体混合物を提供するのに有効な量にお
いて使用する前記の製造方法によって、達成させること
ができる。
【0010】低分子量とは、50,000以下、好まし
くは10,000以下、そして最も好ましくは5,00
0以下の重量平均分子量(Mw)を称している。
【0011】本発明方法は、水性ベースであり、かつバ
ッチ法(batch mode)または半連続法におい
て実施することができる。
【0012】本発明において有用なモノエチレン性不飽
和モノカルボン酸には、アクリル酸、メタクリル酸、ビ
ニル酢酸、クロトン酸、アクリルオキシプロピオン酸、
およびそれらの塩、が包含される。好ましくは、モノエ
チレン性不飽和モノカルボン酸はアクリル酸であり、そ
して単量体の全重量に基づいて、約10〜約95重量
%、更に好ましくは約60〜約90重量%、において存
在させる。
【0013】モノアルキルホスフィネートおよびモノア
ルキルホスホネートの生成を促進させるのに有用なC3
−C8 モノエチレン性不飽和ジカルボン酸共単量体に
は、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、それらの塩、
それらの無水物、およびそれらのC1 −C4 モノエステ
ル、が包含される。好ましくは、C3 −C8 モノエチレ
ン性不飽和ジカルボン酸はマレイン酸であり、そして単
量体の全重量に基づいて、約90〜約5重量%、更に好
ましくは約40〜約10重量%、そして最も好ましくは
約15〜約30重量%、において存在させる。
【0014】更に、非カルボン酸単量体は、それらが反
応混合物に可溶性であり、かつ造られた重合体が水に可
溶性であるレベルにおいて存在させることができる。ど
のような場合においても、非カルボン酸単量体は、仕込
まれた単量体の全重量%の80%以下、好ましくは50
%以下である。カルボン酸でないモノエチレン性不飽和
単量体の例は、アクリル酸またはメタクリル酸のアルキ
ルエステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ルまたはアクリル酸ブチル、またはメタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチルまたはメ
タクリル酸イソブチル、アクリル酸またはメタクリル酸
のヒドロキシアルキルエステル、例えばアクリル酸ヒド
ロキシエチルまたはアクリル酸ヒドロキシプロピル、メ
タクリル酸ヒドロキシエチルまたはメタクリル酸ヒドロ
キシプロピル、アクリルアミド、n−アルキルアクリル
アミド、メタクリルアミド、メチロールアクリルアミ
ド、メチロールメタクリルアミド、メタクリル酸ホスホ
エチル、アリルアルコールまたはメタリルアルコール、
エステル類およびエーテル類、アクリロニトリル、酢酸
ビニル、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、スチレ
ン、ビニルスルホン酸またはそれらの塩、および2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸またはそ
れらの塩、である。
【0015】本発明の連鎖移動剤または連鎖調節剤は、
次亜リン酸またはその塩例えば次亜リン塩ナトリウム一
水和物である。使用量は所望する分子量により変えるこ
とができる。造られた分子量は、連鎖移動剤の量に逆比
例する。全単量体に基づいて、約1〜約35重量%のレ
ベル、またはそれ以上のレベルで使用することができ
る。好ましくは、次亜リン酸は、全重合性単量体に基づ
いて、約2〜約25重量%のレベルにおいて存在させ
る。所望により、任意的に、次亜リン酸といっしょに亜
リン酸を含ませてもよい。
【0016】適当な水溶性熱開始剤には、過酸化水素、
t−ブチルハイドロパーオキサイド、過硫酸ナトリウ
ム、過硫酸カリウムまたは過硫酸アンモニウム、過リン
酸ナトリウム、過リン酸カリウムまたは過リン酸アンモ
ニウム、および2,2アゾビス(シアノバレリアン
酸)、およびその相応する塩、が包含されるが、しかし
それらに限定はされない。通常は、全単量体の重量に基
づいて、0.05〜5重量%の量で使用される。好まし
い範囲は、全単量体の約0.5〜約3重量%である。ま
た、水溶性レドックス(redox)開始剤を使用して
もよい。これらには、適当な酸化剤例えば前述の熱開始
剤と共に使用される重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリ
ウム、イソアスコルビン酸、ナトリウムホルムアルデヒ
ドスルホキソレート(sulfoxolate)等が包
含されるが、しかしそれらに限定はされない。使用する
ときは、全単量体の重量に基づいて、0.05〜8重量
%の量で使用する。好ましい範囲は、全単量体の約0.
5〜約5重量%である。
【0017】また、金属塩活性剤または促進剤を開始剤
系の1部として加えてもよい。それらの例には、コバル
ト、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、タングステン、セリウ
ム、モリブデン、チタンおよびジルコニウムの水溶性塩
が包含される。これら金属塩の好ましいレベルは、全単
量体の重量に基づいて、0〜100ppmである。
【0018】好ましい態様においては、単量体のいくら
かは、それらの中和形態において使用する。単量体は、
重合前または重合中に中和することができる。中和用溶
液は、別に供給しても、共に供給しても、または他の供
給物の1種以上と共に供給してもよい。好ましい態様に
おいては、C3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカルボン
酸は、他の供給物の開始前に部分的に中和する。アルカ
リ性中和剤は、任意の無機塩基または有機塩基である。
使用することができる好ましい塩基の中には、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、トリ
エタノールアミン、ジメチルアミノエタノール、エタノ
ールアミン、およびトリメチルヒドロキシエチルアンモ
ニウムハイドロオキサイドがある。中和剤のレベルは、
好ましくは、全仕込み物の酸または無水物単量体含量に
基づいて0〜19.5%当量である。
【0019】通常、重合は20%以上の固体(水性重合
生成物中の非揮発性固体)において、好ましくは40〜
60%の固体範囲において、実施する。
【0020】本発明方法においては、好ましくは不活性
雰囲気例えば窒素の存在下で、反応器にモノエチレン性
不飽和ジカルボン酸の水溶液を仕込むことが必要であ
る。次いで、残りの反応体である単量体、連鎖移動剤、
開始剤、およびもし使用するならばアルカリ性中和剤等
のそれぞれは、反応器の内容物を反応温度にした後に、
反応器中に共に供給する。好ましくは、反応体は、攪拌
されている反応器内容物に、別々にかつ線状の速度(a
linear rate)で、約30分〜約3時間か
けて添加する。線状の供給速度(linear fee
d rate)とは、全添加時間中において反応体の実
質的に同じ供給速度を維持することを称する。好ましく
は、反応体は、約1〜約2時間かけて添加する。本発明
の別の態様においては、反応体の非線状の供給をするこ
とが望ましい。例えば、反応の始めにおいて早急に連鎖
移動剤を供給し、次いでその供給をゆっくりさせ、他の
反応体の供給を完了させる前に、できるだけ連鎖移動剤
の供給を完了させる。好ましい態様においては、アルカ
リ性中和剤を、他の溶液の添加前に、別の工程として供
給する。バッチ法においては、全成分を加えるまで重合
を行い、そして重合を完了させる。残留単量体のレベル
が所望しているレベルよりも高いならば、より多くの開
始剤または他の適当な単量体除去剤を任意的に添加し、
より長く保持された時間を用いてもよい。
【0021】開始剤、連鎖移動剤およびアルカリ性中和
剤は、通常は、計量の簡単さおよび正確さのため、およ
びより多くの均一な反応をなさしめるために、水溶液と
して添加する。反応体は、予め混合してもよいが、別々
に供給することができる。単量体の混合および酸単量体
の中和は、本発明による別の態様の例である。
【0022】重合反応における次亜リン酸の最終結果は
いくつかの生成物の1つであることである。生成した反
応生成物は種の混合物である。NMRによる分析は、次
のそれぞれの相対量を示している:
【0023】A. 導入された重合体 (1) モノアルキルホスフィネート
【化1】
【0024】(2) モノアルキルホスホネート
【化2】
【0025】(3) ジアルキルホスフィネート
【化3】
【0026】B. 導入されていない無機物 (4) 次亜リン酸
【化4】
【0027】(5) 亜リン酸
【化5】
【0028】(式中、Xは水素、またはアルカリ−、ア
ンモニウム−またはアミン−カチオンである)
【0029】反応混合物中に存在する種の比率は、使用
した方法の関数である。実施例によって例証されている
ように、全重合性単量体に基づいて、共単量体としての
3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカルボン酸の5〜約
90重量%を用いる方法は、モノアルキルホスフィネー
トおよびモノアルキルホスホネートとして存在する導入
されたリンの40%以上、好ましくは50%以上、そし
て最も好ましくは60%以上、を有している。導入され
たリンとは、前述のタイプ(1) 、(2) または(3) の種を
称しており、それらの中で、次亜リン酸は重合反応物の
1部となっている。後述の実施例において、リンがモノ
アルキルホスフィネートまたはモノアルキルホスホネー
トとして導入された分子の、リンがジアルキルホスフィ
ネートとして導入された分子に対する、相対数を表わし
ているモノ−:ジ−の比が示されている。
【0030】後述の実施例に例証されているように、導
入されたリンの少なくとも40%は、モノアルキルホス
フィネートまたはモノアルキルホスホネートとして存在
している。すなわち、重合体混合物は、少なくとも0.
7:1のモノ−:ジ−の比を有している。それ故、これ
ら重合体混合物は、従来技術の方法によって今までに利
用可能であった重合体混合物以上に改良されている。次
亜リン酸の量、重合温度、および存在するC3 −C8
ノエチレン性不飽和ジカルボン酸の量に依存する本発明
の好ましい条件下では、モノアルキルホスフィネートお
よびモノアルキルホスホネートは、導入されたリンの少
なくとも40%を表わす。
【0031】次の特別の実施例は、本発明の種々の態様
を例示することを意図しているが、特にことわりがなけ
れば、本発明のより広い面の範囲を限定することを意図
しているわけではない。
【0032】実施例1 脱イオン水666.9gおよび無水マレイン酸225g
を、機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量
体、開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加す
る入口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を
頭部空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、4
0℃に加熱した。硫酸鉄0.04gを脱イオン水40.
0gに溶解させて開始剤促進剤溶液を造った。次いで、
この促進剤溶液を反応器に加えた。50重量%水酸化ナ
トリウム溶液184gを5分間かけて攪拌されている反
応器に加えた。無水マレイン酸の中和から生じる発熱に
より、反応器内容物の温度は80℃に上昇した。反応混
合物を更に90℃に加熱した。次の3種の共供給物の溶
液を造った:アクリル酸525gの単量体共供給物、過
硫酸ナトリウム10.0gを脱イオン水116.0gに
溶解させた開始剤共供給物、および次亜リン酸ナトリウ
ム一水和物294.4gを脱イオン水320.0gに溶
解させた連鎖調節剤共供給物。これら3種の共供給物
を、混合物の温度を90±1℃に維持しながら2時間か
けて、線状にそして別々に反応器に添加した。これら共
供給物の添加のあとに、混合物を90℃に更に30分間
保持し、次いで室温に冷却した。
【0033】得られた重合体溶液をGPCにより分析し
て重量平均分子量を決定し、そしてNMRにより分析し
て残留単量体のレベルおよび次亜リン酸の導入された量
およびタイプを決定した。これらのデータを後述の第1
表に示した。
【0034】実施例2 脱イオン水の最初の仕込みを317.0gにし、かつ5
0重量%水酸化ナトリウム386.75gの第4の共供
給物を使用した以外は、実施例1と同じ操作を行った。
データは後述の第1表に示した。
【0035】実施例3 次亜リン酸ナトリウム溶液を、添加の始めから75分間
かけて共供給した以外は、実施例1と同じ操作を行っ
た。データは後述の第1表に示した。
【0036】実施例4 過硫酸ナトリウム20.0gを脱イオン水116.0g
に溶解させた以外は、実施例3と同じ操作を行った。デ
ータは後述の第1表に示した。
【0037】実施例5 過硫酸ナトリウム30.0gを脱イオン水116.0g
に溶解させた以外は、実施例3と同じ操作を行った。デ
ータは後述の第1表に示した。
【0038】実施例6 過硫酸ナトリウム40.0gを脱イオン水116.0g
に溶解させた以外は、実施例3と同じ操作を行った。デ
ータは後述の第1表に示した。
【0039】実施例7 50重量%水酸化ナトリウム溶液95.1gを反応器に
加えた以外は、実施例3と同じ操作を行った。データは
後述の第1表に示した。
【0040】実施例8 50重量%水酸化ナトリウム溶液47.5gを反応器に
加えた以外は、実施例3と同じ操作を行った。データは
後述の第1表に示した。
【0041】実施例9 連鎖調節制共供給物を、次亜リン酸ナトリウム一水和物
200.0gを脱イオン水320.0gに溶解して造っ
た以外は、実施例1と同じ操作を行った。データは後述
の第1表に示した。
【0042】実施例10 反応温度を86±1℃に維持した以外は、実施例9と同
じ操作を行った。データは後述の第1表に示した。
【0043】実施例11 反応温度を82±1℃に維持した以外は、実施例9と同
じ操作を行った。データは後述の第1表に示した。
【0044】実施例12 脱イオン水の最初の仕込み量を500.0gにし、開始
剤促進剤溶液を使用しないで、連鎖調節剤共供給物を、
次亜リン酸ナトリウム一水和物135.0gを脱イオン
水220.0gに溶解して作り、そして反応温度を86
±1℃に維持した以外は、実施例1と同じ操作を行っ
た。データは後述の第1表に示した。
【0045】実施例13 脱イオン水の最初の仕込み量を550.0gにし、開始
剤促進剤溶液を使用しないで、連鎖調節剤共供給物を、
次亜リン酸ナトリウム一水和物90.0gを脱イオン水
172.0gに溶解して作り、そして反応温度を86±
1℃に維持した以外は、実施例1と同じ操作を行った。
データは後述の第1表に示した。
【0046】実施例14 脱イオン水667gおよび無水マレイン酸169gを、
機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量体、
開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加する入
口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を頭部
空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、60℃
に加熱した。50重量%水酸化ナトリウム溶液184g
を5分間かけて攪拌されている反応器に加えた。無水マ
レイン酸の中和から生じる発熱により、反応器内容物の
温度は80℃に上昇した。反応混合物を更に90℃に加
熱した。次の3種の共供給物の溶液を造った:アクリル
酸650gの単量体共供給物、過硫酸ナトリウム10.
0gを脱イオン水116.0gに溶解させた開始剤共供
給物、および次亜リン酸ナトリウム一水和物181.0
gを脱イオン水250.0gに溶解させた連鎖調節剤共
供給物。これら3種の共供給物を同時に添加し始めた。
混合物の温度を90±1℃に維持しながら、連鎖調節剤
溶液を100分間かけて反応器に供給し、そして他の共
供給物を2時間かけて反応器に供給した。これら共供給
物の添加のあとに、混合物を90℃に更に30分間保持
し、次いで室温に冷却した。データは後述の第1表に示
した。
【0047】実施例15 脱イオン水667gおよび無水マレイン酸127gを、
機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量体、
開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加する入
口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を頭部
空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、60℃
に加熱した。50重量%水酸化ナトリウム溶液104g
を5分間かけて攪拌されている反応器に加えた。無水マ
レイン酸の中和から生じる発熱により、反応器内容物の
温度は80℃に上昇した。反応混合物を更に90℃に加
熱した。次の3種の共供給物の溶液を造った:アクリル
酸750gの単量体共供給物、過硫酸ナトリウム10.
0gを脱イオン水116.0gに溶解させた開始剤共供
給物、および次亜リン酸ナトリウム一水和物120.0
gを脱イオン水310.0gに溶解させた連鎖調節剤共
供給物。これら3種の共供給物を同時に添加し始めた。
混合物の温度を90±1℃に維持しながら、連鎖調節剤
溶液を100分間かけて反応器に供給し、そして他の共
供給物を2時間かけて反応器に供給した。これら共供給
物の添加のあとに、混合物を90℃に更に30分間保持
し、次いで室温に冷却した。データは後述の第1表に示
した。
【0048】実施例16(比較例) 脱イオン水400gを、機械式攪拌機、冷却器、温度
計、および窒素、単量体、開始剤および次亜リン酸ナト
リウムの溶液を添加する入口を備えた5リットルフラス
コに入れた。窒素流を頭部空間に流し始め、そして反応
器内容物を攪拌し、86℃に加熱した。次の4種の共供
給物の溶液を造った:アクリル酸690gの単量体共供
給物、過硫酸ナトリウム10.0gを脱イオン水11
6.0gに溶解させた開始剤共供給物、50重量%水酸
化ナトリウム溶液148.8gを脱イオン水80.8g
に溶解させた中和剤共供給物、および次亜リン酸ナトリ
ウム一水和物200.0gを脱イオン水300.0gに
溶解させた連鎖調節剤共供給物。これら4種の共供給物
を、混合物の温度を86±1℃に維持しながら2時間か
けて線状にそして別々に反応器に添加した。これら共供
給物の添加のあとに、混合物を86℃に更に30分間保
持し、次いで室温に冷却した。データは後述の第1表に
示した。
【0049】実施例17(比較例) 水酸化ナトリウムを使用しな以外は、実施例16と同じ
操作を行った。データは後述の第1表に示した。
【0050】実施例18 脱イオン水500.0gおよび無水マレイン酸225g
を、機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量
体、開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加す
る入口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を
頭部空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、4
0℃に加熱した。50重量%水酸化ナトリウム溶液18
4gを5分間かけて攪拌されている反応器に加えた。無
水マレイン酸の中和から生じる発熱により、反応器内容
物の温度は80℃に上昇した。反応混合物を更に86℃
に加熱した。次の3種の共供給物の溶液を造った:アク
リル酸525gの単量体共供給物、75重量%4,4−
ビスアゾ(4−シアノバレリアン酸)15.69gおよ
び50重量%水酸化ナトリウム6.72gを脱イオン水
150.0gに溶解させた開始剤共供給物、および次亜
リン酸ナトリウム一水和物200.0gを脱イオン水3
00.0gに溶解させた連鎖調節剤共供給物。これら3
種の共供給物を、混合物の温度を86±1℃に維持しな
がら2時間かけて、線状にそして別々に反応器に添加し
た。これら共供給物の添加のあとに、混合物を86℃に
更に30分間保持し、次いで室温に冷却した。データは
後述の第1表に示した。
【0051】実施例19 脱イオン水500.0gおよびイタコン酸213.3g
を、機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量
体、開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加す
る入口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を
頭部空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、4
0℃に加熱した。50重量%水酸化ナトリウム溶液18
4gを5分間かけて攪拌されている反応器に加えた。イ
タコン酸の中和から生じる発熱により、反応器内容物の
温度は65℃に上昇した。反応混合物を更に86℃に加
熱した。次の3種の共供給物の溶液を造った:アクリル
酸375.5gの単量体共供給物、過硫酸ナトリウム
7.14gを脱イオン水71.4gに溶解させた開始剤
共供給物、および次亜リン酸ナトリウム一水和物14
3.0gを脱イオン水214.0gに溶解させた連鎖調
節剤共供給物。これら3種の共供給物を、混合物の温度
を86±1℃に維持しながら2時間かけて、線状にそし
て別々に反応器に添加した。これら共供給物の添加のあ
とに、混合物を86℃に更に30分間保持し、次いで室
温に冷却した。データは後述の第1表に示した。
【0052】実施例20 脱イオン水500gおよびマレイン酸160.7gを、
機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量体、
開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加する入
口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を頭部
空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、40℃
に加熱した。50重量%水酸化ナトリウム溶液123.
8gを5分間かけて攪拌されている反応器に加えた。マ
レイン酸の中和から生じる発熱により、反応器内容物の
温度は80℃に上昇した。反応混合物を更に86℃に加
熱した。次の3種の共供給物の溶液を造った:アクリル
酸307.1gおよびアクリル酸ヒドロキシエチル6
8.4gの単量体共供給物、過硫酸ナトリウム7.14
gを脱イオン水71.4gに溶解させた開始剤共供給
物、および次亜リン酸ナトリウム一水和物143.0g
を脱イオン水214.0gに溶解させた連鎖調節剤共供
給物。これら3種の共供給物を、混合物の温度を86±
1℃に維持しながら2時間かけて、線状にそして別々に
反応器に添加した。これら共供給物の添加のあとに、混
合物を86℃に更に30分間保持し、次いで室温に冷却
した。データは後述の第1表に示した。
【0053】実施例21 脱イオン水206gおよび0.1重量%硫酸鉄七水和物
溶液30gを、機械式攪拌機、冷却器、温度計、および
窒素、単量体、開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶
液を添加する入口を備えた5リットルフラスコに入れ
た。窒素流を頭部空間に流し始め、そして反応器内容物
を攪拌し、90℃に加熱した。次の4種の共供給物の溶
液を造った:アクリル酸325g、無水マレイン酸17
5gおよび脱イオン200gの単量体供給物、50重量
%水酸化ナトリウム451.6gおよび脱イオン水10
0gのアルカリ性中和剤共供給物、過硫酸ナトリウム
5.0gを脱イオン水80.0gに溶解させた開始剤共
供給物、および次亜リン酸ナトリウム一水和物27.6
gを脱イオン水66gに溶解させた連鎖調節剤共供給
物。これら4種の共供給物を、混合物の温度を90±2
℃に維持しながら2時間かけて、線状にそして別々に反
応器に添加した。これら共供給物の添加のあとに、混合
物を90℃に更に30分間保持し、次いで室温に冷却し
た。データは後述の第1表に示した。
【0054】実施例22 脱イオン水400gおよび無水マレイン酸162.7g
を、機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量
体、開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加す
る入口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を
頭部空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、8
6℃に加熱した。次の3種の共供給物の溶液を造った:
アクリル酸375.5gの単量体共供給物、過硫酸ナト
リウム7.14gを脱イオン水71.4gに溶解させた
開始剤共供給物、および次亜リン酸ナトリウム一水和物
143.1gを脱イオン水214gに溶解させた連鎖調
節剤共供給物。これら3種の共供給物を、混合物の温度
を86±1℃に維持しながら2時間かけて、線状にそし
て別々に反応器に添加した。これら共供給物の添加のあ
とに、混合物を86℃に更に30分間保持し、次いで室
温に冷却した。データは後述の第1表に示した。
【0055】実施例23 脱イオン水400gおよび無水マレイン酸162.7g
を、機械式攪拌機、冷却器、温度計、および窒素、単量
体、開始剤および次亜リン酸ナトリウムの溶液を添加す
る入口を備えた5リットルフラスコに入れた。窒素流を
頭部空間に流し始め、そして反応器内容物を攪拌し、4
0℃に加熱した。50重量%水酸化ナトリウム溶液26
2.4gを10分間かけて攪拌されている反応器に加え
た。無水マレイン酸の中和から生じる発熱により、反応
器内容物の温度は86℃に上昇した。次の3種の共供給
物の溶液を造った:アクリル酸375.5gの単量体共
供給物、過硫酸ナトリウム7.14gを脱イオン水7
1.4gに溶解させた開始剤共供給物、および次亜リン
酸ナトリウム一水和物143.1gを脱イオン水214
gに溶解させた連鎖調節剤共供給物。これら3種の共供
給物を、混合物の温度を86±1℃に維持しながら2時
間かけて、線状にそして別々に反応器に添加した。これ
ら共供給物の添加のあとに、混合物を86℃に更に30
分間保持し、次いで室温に冷却した。データは後述の第
1表に示した。
【0056】実施例24 脱イオン水200gを、機械式攪拌機、冷却器、温度
計、および窒素、単量体、開始剤および次亜リン酸ナト
リウムの溶液を添加する入口を備えた5リットルフラス
コに入れた。窒素流を頭部空間に流し始め、そして反応
器内容物を攪拌し、86℃に加熱した。次の3種の共供
給物の溶液を造った:アクリル酸265.3g、無水マ
レイン酸112.5gおよび脱イオン水194.5gの
単量体共供給物、過硫酸ナトリウム5.0gを脱イオン
水50.0gに溶解させた開始剤共供給物、および次亜
リン酸ナトリウム一水和物100.0gを脱イオン水1
50.0gに溶解させた連鎖調節剤共供給物。これら3
種の共供給物を、混合物の温度を86±1℃に維持しな
がら2時間かけて、線状にそして別々に反応器に添加し
た。これら共供給物の添加のあとに、混合物を86℃に
更に30分間保持し、次いで室温に冷却した。データは
後述の第1表に示した。
【0057】第1表における値は、それぞれ次のことを
示している:“AA/MALAC”は、使用したアクリ
ル酸および無水マレイン酸のgである。“NaHPP”
は、使用した次亜リン酸ナトリウム一水和物のgであ
る。“NaOH”は、全単量体酸に基づいて添加した塩
基のモル当量である。“残留単量体”は、最初の仕込み
量に基づいた残留単量体の%である。“Mw”は、重量
平均分子量である。“モノ:ジ”は、モノアルキルホス
フィネートまたはモノアルキルホスホネートとして導入
されたリン量:ジアルキルホスフィネートとして導入さ
れたリンの量、の比である。“Unrxted P”
は、最初の仕込み量に基づいた、重合体中に導入されて
いないリンのモル%である。
【表1】
【0058】この第1表のデータは、モノエチレン性不
飽和モノカルボン酸の重合においてC3 −C8 モノエチ
レン性不飽和ジカルボン酸を使用すると、モノアルキル
ホスフィネートおよびモノアルキルホスホネートとして
存在する導入されたリンの量を増大する。この効果は、
3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカルボン酸が最初の
仕込み物(heel charge)として存在すると
き、またはそれが共供給されるとき、に見ることができ
る。また、その効果は、それぞれ独立的に、C 3 −C8
モノエチレン性不飽和ジカルボン酸が中和されていな
い、部分的に中和されている、充分に中和されていると
き、および中和が生起するとき、すなわち重合前にまた
は重合中に中和が生起するとき、に見ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 220/04 MLP 7242−4J 220/18 MLY 7242−4J 220/26 MML 7242−4J 220/44 MMY 7242−4J 220/56 MNC 7242−4J 222/06 MNE 7242−4J 226/06 MNL 7242−4J (72)発明者 スコット リンド エゴルフ アメリカ合衆国ペンシルバニア州ランズデ ール,イースト シックスス ストリート 32

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 次亜リン酸、 (b) 少なくとも1種のモノエチレン性不飽和モノカル
    ボン酸またはそれらの塩、 (c) 少なくとも1種のC3 −C8 モノエチレン性不飽
    和ジカルボン酸、それらの無水物、それらの塩、または
    それらのC1−C4 モノエステル、および任意的に (d) 非カルボン酸単量体を重合させることから成る、
    モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアルキル
    ホスホネート重合体を含有する重合体混合物の製造方法
    であって、前記ジカルボン酸を、導入されたリンの少な
    くとも40%がモノアルキルホスフィネート重合体およ
    びモノアルキルホスホネート重合体の形態にある重合体
    混合物を提供するのに有効な量において使用する、前記
    重合体混合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 モノエチレン性不飽和モノカルボン酸
    が、アクリル酸、メタクリル酸、ビニル酢酸、クロトン
    酸、およびアクリルオキシプロピオン酸から選ばれる、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 モノエチレン性不飽和モノカルボン酸が
    アクリル酸である、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 C3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカル
    ボン酸が、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、それら
    の塩、それらの無水物、およびそれらのC1 −C4 モノ
    エステルから選ばれる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 C3 −C8 モノエチレン性不飽和ジカル
    ボン酸が、マレイン酸、またはその塩またはその無水物
    である、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 重合体混合物が約50,000以下の重
    量平均分子量を有する、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 重合体混合物が、約10,000以下の
    重量平均分子量を有する、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 重合体混合物が、約5,000以下の重
    量平均分子量を有する、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 導入されたリンの少なくとも40%が、
    モノアルキルホスフィネートおよびモノアルキルホスホ
    ネート重合体である、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 導入されたリンの少なくとも50%
    が、モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアル
    キルホスホネート重合体である、請求項1に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 導入されたリンの少なくとも60%
    が、モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアル
    キルホスホネート重合体である、請求項1に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 非カルボン酸単量体が、アクリル酸ま
    たはメタクリル酸のアルキルエステル、例えばアクリル
    酸メチル、アクリル酸エチルまたはアクリル酸ブチル、
    またはメタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチルまたは
    メタクリル酸イソブチル、アクリル酸またはメタクリル
    酸のヒドロキシアルキルエステル、例えばアクリル酸ヒ
    ドロキシエチルまたはアクリル酸ヒドロキシプロピル、
    またはメタクリル酸ヒドロキシエチルまたはアクリル酸
    ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、n−アルキルア
    クリルアミド、メタクリルアミド、メチロールアクリル
    アミド、メチロールメタクリルアミド、メタクリル酸ホ
    スホエチル、アリルアルコール類またはメタリルアルコ
    ール類、アリルエステル類またはメタリルアルコール
    類、アリルエーテル類またはメタリルエーテル類、アク
    リロニトリル、ビニル酢酸、ビニルヒリジン類、ビニル
    ピロリドン類、スチレン、ビニルスルホン酸またはそれ
    らの塩類、および2−アクリルアミド−2−メチルプロ
    パンスルホン酸またはそれらの塩から選ばれる、請求項
    1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 非カルボン酸単量体がアクリル酸ヒド
    ロキシエチルである、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 モノアルキルホスフィネート重合体、
    モノアルキルホスホネート重合体、およびジアルキルホ
    スフィネート重合体を含有し、かつ導入されたリンの少
    なくとも40%が、モノアルキルホスフィネート重合体
    およびモノアルキルホスホネートとして存在する、水溶
    性重合体混合物。
  15. 【請求項15】 導入されたリンの少なくとも50%
    が、モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアル
    キルホスホネート重合体として存在する、請求項14に
    記載の重合体混合物。
  16. 【請求項16】 導入されたリンの少なくとも60%
    が、モノアルキルホスフィネート重合体およびモノアル
    キルホスホネート重合体として存在する、請求項14に
    記載の重合体混合物。
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