JPH0234694A - 洗剤添加剤 - Google Patents

洗剤添加剤

Info

Publication number
JPH0234694A
JPH0234694A JP18354288A JP18354288A JPH0234694A JP H0234694 A JPH0234694 A JP H0234694A JP 18354288 A JP18354288 A JP 18354288A JP 18354288 A JP18354288 A JP 18354288A JP H0234694 A JPH0234694 A JP H0234694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
parts
salt
water
soluble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18354288A
Other languages
English (en)
Inventor
Naotake Shioji
尚武 塩路
Yoshio Irie
好夫 入江
Teruaki Fujiwara
藤原 晃明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP18354288A priority Critical patent/JPH0234694A/ja
Publication of JPH0234694A publication Critical patent/JPH0234694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な洗剤用添加剤に関し、詳しくは、住居用
、台所用などの家庭用粉末(液体)洗剤、工業用(アル
カリ)洗剤、衣類用洗剤などに使用される洗剤添加剤に
関するものである。
(従来の技術) 従来上記分野で洗剤添加剤、例えばビルダーとして、無
機系では縮合リン酸塩、ゼオライトなどが使用されてき
た。しかしながら、例えば縮合リン酸塩は、洗濯廃水中
にとけて湖、河川等に流入しす等の重大な欠点を有する
。しかもこれらの縮合リン酸塩は高温や高アルカリにお
いて分解されやすく、優れたビルダーとはいえないもの
である。
また、ゼオライトは、高キレートカのため縮合リン酸塩
の代用として有望視され、また実用化されてきているが
、水溶性が低く通常スラリー状態で扱われるため廃水と
して放出されるときに各種配管が閉塞を起こしたシ、湖
・河川等に堆積してヘドロ化するなど多くの問題点があ
った。
一方、有機系では例えばエチレンジアミン4酢酸塩(E
DTA’)、ニトリロトリ酢酸塩CNTA ’)などの
アミノカルボン酸系の剤が使用されてきた。
しかしながら、EDTAはビルダー効果が小さいばかシ
でなく高価であるという欠点があった。NTAは比較的
良好なビルダーであるが、人体に害を与える恐れがある
との報告があシ、近年その使用が著しく減少している。
このように1縮合リン酸塩、ゼオライト、アミノカルボ
ン酸塩などは多くの問題点を包含するものであ)、近年
これらに替ってポリカルボン酸系の剤が洗剤ビルダーと
して著しい伸長を示している。
しかしながら、公知のポリカルボン酸(塩)は洗剤ビル
ダーとしての性能が充分でない上に、液体洗剤等に添加
されるタール色素、直接染料などの染料の色を退色させ
&、?、また香料の香シを弱めるためにその使用が著し
く制限されていた。
(発明が解決しようとするKM) 本発明は家庭用粉末洗剤、家庭用液体洗剤、工業用(ア
ルカリ)洗剤、衣類用洗剤などあらゆる洗剤に添加され
る従来のポリカルボン酸(塩)形洗剤添加剤が有してい
た上記問題点を解消してなると共に低添加量でも著しい
効果を発揮する新規な洗剤添加剤を提供するものである
(課題を解決するための手段および作用)本発明は不飽
和単量体成分を、該単量体成分100重量部に対し次亜
リンr1!(塩)および/″!たは亜リン酸(塩)6〜
60重量部の割合の存在下で重合して得られた酸形基準
酸価が200(In9KOH/I )以上の水溶性(2
)重合体(A)からなる洗剤添加剤に関するものである
(以下、リン系添加剤という。)が用いられるが、これ
らリン系添加剤は単独で用いられることはなく、例えば
水溶液重合の場合、過硫酸す) IJウム、過硫酸カリ
ウム等の過硫酸塩;過酸化水素;2,2’−アゾビス(
2−アミジノプロパン)二塩酸塩、4.4′−アゾビス
−4−シアノバレリン酸等の−−アゾ化合物;タ ーシャリーブチルヒドロパーオキサイドなどの有機過酸
化物などの水溶性または水分散性ラジカル重合触媒と併
用される。
一方、例えばメタノール、インプロピルアルコール等の
アルコール系、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル系、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系
またはメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン系などの有機酸 溶剤中での重合の場合、退会化ベンゾイル、過酸化ラウ
ロイル、過酢酸等の油溶性有機過酸化物;アゾビスイソ
ブチロニトリル、  2.2’−アゾビス(4−メトキ
シ−2,4−ジメチルバレロニトリル)等の油溶性アゾ
化合物などの油溶性ラジカル重合触媒と併用される。
本発明の洗剤添加剤に用いる水溶性(共)重合体図は単
量体成分100重量部に対して次亜リン酸(塩)および
/または亜リン酸(塩)を6〜60重量部、好ましくは
8〜55重量部、さらに好ましくは10〜50重量部の
存在下で得られるものであシロ重量部よυ少ない量を使
用した場合、洗剤添加剤としての性能が充分でなくなる
。更に液体洗剤等に添加された染料が退色され易くなる
また液体洗剤等に添加された香料の香シか弱くなるため
好ましくない。逆に60重量部より多い量を使用しても
増量に見合った効果は得られないものである。
次亜リン酸(塩)または亜リン酸(塩)を重合時に使用
する公知技術として、例えばUSP−2,789,09
9号、特公昭54−30426号に製法に関する開示が
なされているが、これらの技術は、本願発明の前記特定
量の次亜リン酸(塩)および/または亜リン酸(塩)の
存在下に重合して得られた水溶性(共)重合体(A)が
洗剤添加剤として著しい性能を奏することおよび染料を
退色させることがなく、且つ香料の香シを弱めないとい
う洗剤添加剤として具備すべき効能を示唆するものでは
ない。また、特開昭55−11092号、特開昭61−
29359号、特開昭63−114986号などに次亜
リン酸(塩)ま之は亜リン[(塩)の存在下に重合して
得られた(共)重合体が開示されているがこれらはスケ
ール防止剤に関するものであシ本願発明の洗剤添加剤と
は全く異るものである。特開昭61−73703号に次
亜リン酸(塩)iたは亜リン酸(塩)等の無機リン酸(
塩)を不飽和単量体く対し0.01〜5重量%(好まし
くは0.1〜1重量%)の存在下に重合させる方法が提
案されている。しかるにここでは無機リン酸(塩)は得
られる(共)重合体の色調を改善するためにのみ使用さ
れ、従って明らかに本願発明とはその目的を異にする。
また、本願発明の水溶性(共)重合体(A)が洗剤添加
剤として著しい性能を奏することおよび染料を退色させ
ることがなく、且つ香料の香シを弱めないという洗剤添
加剤として具備すべき効能を示唆するものではない。
唱 水溶性(共)重合体図を得るのに中いる不飽和単量体成
分としては、該水溶性(共)重合体(A)の水溶性を損
なわないものであれば特別の制限はないが、通常その単
独重合体が水溶性となシ得る不飽和単量体Talを主成
分とするものである。
その単独重合体が水溶性となシ得る不飽和単量体fa)
としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸およびこれらの塩類外どの不飽和モノカルボン酸系単
量体;マレイン酸、イタコン酸、フマール酸、シトラコ
ン酸およびこれらの塩類などの不飽和ジカルボン酸系単
量体;ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリル
スルホン酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸、3−アリロキシ−2
−ヒドロキシプロパンスルホン酸、スルホエチル(メタ
)アクリレート、スルホプロピル(メタ)アクリレート
、2−ヒドロキシスルホプロピル(メタ)アクリレート
、スルホエチルマレイミドあるいはこれらの塩類などの
不飽和スルホン酸系単量体;(メタ)アクリルアミドメ
タンホスホン酸、(メタ)アクリルアミドメタンホスホ
ン酸メチルエステル、2−(メタ)アクリルアミド−2
−メチルプロパンホスホン酸などの含リン単量体;(メ
タ)アクリルアミド、t−ブチル(メタ)アクリルアミ
ドなどのアミド系単量体;3−メチル−3−ブテン−1
−オール(イソプレノール)、3−メチル−2−ブテン
−1−オール(プレノール)、2−メチル−3−ブテン
−2−オール(イソプレンアルコール)、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
モノイソプレノールエーテル、ポリプロピレングリコー
ルモノイソプレノールエーテル、ポリエチレンクリコー
ルモノアリルエーテル、ポリプロピレングリコールモノ
アリルエーテル、グリセロールモノアリルエーテル、α
−ヒドロキシアクリル酸、N−メチロール(メタ)アク
リルアミド、グリセロールモノ(メタ)アクリレート、
ビニルアルコールなどの水酸基含有不飽和単量体;ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミドなどのカチオン性単
量体等を挙げることができ、2これらの1種または2種
以上を用いることができるが、得られる水溶性(共)重
合体(A)の洗剤添加剤としての各種効能を考慮すれば
不飽和モノカルボン酸系単量体、不飽和ジカルボン酸系
単量体、不飽和スルホン酸系単量体および含すン単景体
の如き不飽和酸を必須に用いるのが好ましく、中でもア
クリル酸、メタクリル酸およびマレイン酸を用いるのが
よシ好ましく、アクリル酸、メタクリル酸およびマレイ
ン酸から選ばれる1種または2種以上だけを用いるのが
最も好ましい。
不飽和単量体成分には、必要であれば前記不飽和単量体
(a)K該当しない他の不飽和単量体(blが含まれて
いてもよい。他の不飽和単量体(t)lは不飽和単量体
fatに共重合しうるものであれば特に制限されず、例
えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレートなどのアルキル
(メタ)アクリレート;スチレン、2−メチルスチレン
、2−クロルスチレンなどのスチレン系単量体;酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル;(メ
タ)アクリロニトリルなどのニトリル系単量体;エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、インブチレン、α−アミ
レン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテ
ン(α−インアミレン)、1−ヘキセン、1−ヘプテン
などのα−オレフィン系単量体などを挙げることができ
、これらの1種または2種以上を用いるととができる。
但し、得られる水溶性(共)重合体(A)の洗剤添加剤
としての各種効能を考慮すれば、これら他の不飽和単量
体(blは使用しないのが好ましい。
水溶性(共)重合体図は上記不飽和単量体成分を、該単
量体成分100重量部に対しリン系添加剤6〜60重量
部の割合の存在下で重合して得られるものである。リン
系添加剤の使用量が上記範囲をはずれ九場合は、洗剤添
加剤として著しい性能を奏することおよび染料を退色さ
せることがなく、且つ香料の香シを弱めないという洗剤
添加剤として具備すべき効能が格段に低下する。好まし
くは不飽和単量体成分100重量部に対し8〜55重量
部、よシ好ましくは10〜50重量部とするのが好適で
ある。
重合は従来から当業者に周知の方法によればよく、例え
ば水溶液重合法および有機溶剤溶液重合法等を挙げるこ
とができるが、有機溶剤溶液重合法では用いた有機溶剤
を除去するための工程が必要となるので水溶液重合法に
よるのが好ましい。
不飽和単量体成分に不飽和酸を用いる場合、得られる水
溶性(共)重合体図は酸形または塩形の形態とすること
が可能であるが、酸形の方が各種界面活性剤との相溶性
が良いので望ましい。また、水溶性(共)重合体(A)
の酸形基準酸価は200 (1n9KOH/g)以上と
するのが好ましい。酸形基準酸価が200(■KOH/
 g)未満では洗剤添加剤としての性能が不充分となる
場合があるので注意を要する。
本発明の効果を損わない範囲で縮合リン酸塩、ゼオライ
ト、アミノカルボン酸塩等の公知の洗剤添加剤と併用す
ることは勿論可能である。また、本発明の洗剤添加剤を
用いて洗剤組成物を作る際の洗剤用界面活性剤としては
、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステ
ル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルスルホン
酸塩、脂肪酸アミドスルホン酸塩、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩などの陰イオン性界面活性剤;ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステルなどの非イオン性界面活性剤;アル
キルアミン塩、第4級アンモニウム塩などの陽イオン性
界面活性剤;アルキルベタインなどの両性イオン性界面
活性剤などが挙げられる。また、その他の任意の添ベン
ゾトリアゾールやエチレン−チオ尿素等・i#、PHv
I4節のためのアルカリ性物質、香料、蛍光剤、着色剤
、起泡剤、泡安定剤、つや出し剤、殺菌剤、漂白剤、酵
素、染料、溶媒等である。
(実施例) 以下、参考例および実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの例に制限されるものではな
い。なお、例中の部および係はそれぞれ重量部および重
量%を示す〇 参考例1 還流冷却器および温度計を備えた##IP51ステ)J
< ンレス製反応容器にイオン交換棒3062部を仕込み、
窒素置換後70℃に昇温した。撹拌下、そこへ80%ア
クリル酸水溶液1250部、3%過硫酸アンモニウム水
溶液422部および30%次亜リン酸ナトリウム水溶液
267部(不飽和単量体に対して8.0%)を各々別々
の滴下ノズルよ92時間を要して滴下し、重合を完結さ
せた。重合時の温度は終始70℃になるようにコントロ
ールした。得られたポリアクリル酸の数平均分子量は2
5.000であつ之。
参考例2 参考例1で用いたのと同じ反応容器にイオン交換水16
62部を仕込み窒素置換後90℃に昇温した。撹拌下、
そこへ80%アクリル酸水溶液1250部、3%過硫酸
ナトリウム水溶液422部および30%次亜リン酸ナト
リウム水溶液1666部(不飽和単量体く対して50.
0%)を各々別々の滴下ノズルよ92時間を要して滴下
し、重合を完結させた。重合時の温度は終始90℃とな
るようにコントロールした。得られたポリアクリル酸の
数平均分子量は600であった。
参考例3 参考例Iにおいて、初期仕込のイオン交換水を2328
部とし、30%次亜リン酸ナトリウム水溶液267部の
代シに20%亜リン酸ナトリウム水溶液1000部(不
飽和単量体に対して20.0%)を用い、重合温度を8
0℃とした他は参考例1と全く同様にして、重合を完結
させた。得られたポリアクリル酸の数平均分子量は5,
000であった。
参考例4 参考例1において、初期仕込のイオン交換水を2662
部とし、30%次亜リン酸ナトリウム水溶液267部の
代シに30%次亜リン酸ナトリウム水溶液666部(不
飽和単量体に対して20.0%)を用い、重合温度を8
5℃とした他は参考例1と全く同様にして、重合を完結
させた。得られたポリアクリル酸の数平均分子量は2,
000であった。
参考例5 参考例1で用いたのと同じ反応容器にイソプロピルアル
コール736部を仕込み、沸点まで昇温した。撹拌下、
そこへ100%アクリル& 1600部、アゾビスイソ
ブチロニトリル64部および30係次亜リン酸イソプロ
ピルアルコール溶液1600部(不飽和単量体に対して
30.0%)を各々別々のノズルよ#)3時間を要して
添加し、重合を完結させた。重合時の温度は終始沸点に
なるようにコントロールした。イソプロピルアルコール
は水と共沸するという性質を利用し溶媒を水に置換した
得られたポリアクリル酸の数平均分子量は1,000で
あった。
参考例6 参考例1で用いたのと同じ反応容器にイオン交換水33
78部を仕込み80℃に昇温した。撹拌下、そこへ10
0係メタクリル酸1000部、3易過硫酸アンモニウム
水溶液422部および30%次亜リン酸ナトリウム水溶
液200部(不飽和単量体に対して6.0%)を各々別
々の滴下ノズルより2時間を要して滴下し、重合を完結
させた。得られたポリメタクリル酸の数平均分子量はs
、oo。
であった。
参考例7 参考例1で用いたのと用じ反応容器に40%マレイン酸
ジナトリウム水溶液2195部を仕込み系の沸点まで昇
温した。撹拌下、そこへ80%アクリル酸水溶液115
3部、30%過硫酸アンモニウム水溶液183部および
30%次亜リン酸ナトリウム水溶液480部(不飽和単
量体に対して8.0%)を各々別々の滴下ノズルよシ4
時間を要して滴下し、共重合を完結させた。共重合時の
温度は終始沸点になるようにコントロールした。次に共
重合体水溶液の一部を抜き出し水酸化ナトリウム水溶液
によりPH8となるように中和した。
得られたアクリル酸/マレイン酸のモル比が7/3の共
重合体のナトリウム塩の数平均分子量は4,000であ
った。
参考例8 0、2部およびイオン交換水422部を仕込み、系の沸
騰温度まで昇温した。撹拌下、そこへ60%過酸化水素
水1035部および30%次亜リン酸す) IJウム水
溶液830部(不飽和単量体に対して10.0%)を各
々別々の滴下ノズルよシ3時間を要して滴下し、重合を
完結させた。重合時の温度は終始系の沸騰温度になるよ
うにコントロールし念。得られたポリマレイン酸の数平
均分子量は1.000であった。
比較参考例1 参考例1において初期仕込みのイオン交換水を3328
部とし、30%次亜リン酸ナトリウム水溶液を使用せず
に且つ重合温度を90℃とした他は参考例1と全く同様
にして、重合を完結させた。
得られたポリアクリル酸の数平均分子量は25,000
であつな。
比較参考例2 参考例1において、初期仕込みのイオン交換水を219
5部とし、30%次亜リン酸ナトリウム水溶液267部
の代シに30%次亜リン酸ナトリウム水溶液133.3
部(不飽和単量体に対して4.0%)を用いた他は参考
例1と全く同様にして、重合を完結させた。得られたポ
リアクリル酸の数平均分子量は25,000であった。
比較参考例3 参考例1において、初期仕込みのイオン交換水を322
8部とし、3%過硫酸アンモニウム水溶液422部の代
シに10%過硫酸アンモニウム水溶液422部を、また
30%次亜リン酸ナトリウム水溶液267部の代シに5
%亜リン酸ナトリウム水溶液100部(不飽和単量体に
対して0.5%)を用い、重合温度を系の沸点とした他
は参考例1と全く同様にして、重合を完結し次。得られ
たポリアクリル酸の数平均分子量は5,000であった
比較参考例4 参考例6において30%次亜リン酸ナトリウム水溶液2
00部の代シに5%次亜リン酸ナトリウム水溶液200
部(不飽和単量体に対して1.0%)を用い、重合温度
を系の沸点とした他は参考例6と全く同様にして、重合
を完結した。得られたポリメタクリル酸の数平均分子量
はs、oooであった。
比較参考例5 参考例7において30%次亜リン酸ナトリウム水溶液4
80部の代りにイオン交換水969部を用いた他は参考
例7と全く同様にして、数平均分子!4,000のアク
リル酸/マレイン酸のモル比が773の共重合体のナト
リウム塩を得た。
比較参考例6 参考例8において30%次亜リン酸ナトリウム水溶液8
30部の代シにイオン交換水830部を用いた他は参考
例8と全く同様にして、重合を完結した。得られたポリ
マレイン酸の数平均分子量は1,000であった。
実施例1 洗剤添加剤として参考例1で得られた数平均分子量が2
5.000のポリアクリル酸の粉末を用い、下記1に示
した配合によシ洗剤組成物を作成後、汚染布として下記
2に示した人工汚染布を用い、下記3に示した洗浄試験
を行った。結果は下記4に示した算出方法によシ洗浄力
(DE%)として第1表にした。
1、洗剤組成物配合処方 ケイ酸ナトリウム 炭酸ナトリウム カルボキシメチルセルロース 硫酸ナトリウム 10部 5部 1部 61部 2、人工汚染布 T/Cブロードの人工汚染布 10cmX 10au 3枚 汚垢の組成(%) ミリスチン酸 8.3 オレイン酸 トリステアリン トリオレイン コレステロール ステアリン酸コレステロール パラフィンろう スクワレン カーボンブラック 関東ローム層上 洗浄した。
測定条件 回転数 10 Orpm 洗浄時間、濯ぎ時間 各5分 洗浄温度 25°C 洗剤濃度 0.12重重量 4、洗浄力の算出 洗浄力(DE%)は、常法によシ反射率を測定すること
によシ下記式に従って求めた。
Ro:原布の反射率 R5:汚染布の反射率 Rw:洗浄布の反射率 実施例2〜8 洗剤添加剤として参考例2〜8で得られた水溶性(共)
重合体間を用いた他は実施例1と全く同様にして、洗浄
力(DE%)を算出した。結果を第1表に示した。
比較例1〜6 洗剤添加剤として比較参考例1〜6で得られた水溶性(
共)重合体を用い九個は実施例1と全く同様にして、洗
浄力(DF、%)を算出した。結果を第1表に示した。
比較例7 洗剤添加剤としてトリポリリン酸ナトリウムを用いた他
は実施例1と全く同様にして、洗浄力(DE%)を算出
した。結果を第1表に示した。
比較例8 洗剤添加剤としてゼオライト(水澤化学■製、ジルトン
B)を用いた他は実施例1と全く同様にして、洗浄力(
DE%)を算出した。結果を第1表に示した。
実施例9 実施例1において使用したアニオン性界面活性剤である
LASの代シにノニオン性界面活性剤であるンフタノー
ル90(日本触媒化学■製)を用いた他は実施例1と全
く同様にして、洗浄力(DE係)を算出した。結果を第
2表に示した。
実施例10〜16 実施例9において洗剤添加剤として参考例2〜8で得ら
れた水溶性(共)重合体間を用いた他は実施例9と全く
同様にして、洗浄力(DE%)を算出した。結果を第2
表に示した。
比較例9〜14 実施例9において洗剤添加剤として比較参考例1〜6で
得られた水溶性(共)重合体を用いた他は実施例9と全
く同様にして、洗浄力(DE%)を算出した。結果を第
2表に示した。
比較例15 実施例9において洗剤添加剤としてトリポリリン酸ナト
リウムを用いた他は実施例°9と全く同様にして、洗浄
力(DE%)を算出した。結果を第2表に示した。
比較例16 実施例9において洗剤添加剤としてゼオライト(水理化
学■製、ジルトンB)を用いた他は実施例9と全く同様
にして、洗浄力(DE%)を算出した。結果を第2表に
示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、不飽和単量体成分を、該単量体成分100重量部に
    対し次亜リン酸(塩)および/または亜リン酸(塩)6
    〜60重量部の割合の存在下で重合して得られた水溶性
    (共)重合体(A)からなる洗剤添加剤。 2、不飽和単量体成分が不飽和酸を必須に含む請求項1
    記載の洗剤添加剤。 3、水溶性(共)重合体(A)の酸形基準酸価が200
    (mgKOH/g)以上である請求項2記載の洗剤添加
    剤。 4、水溶性(共)重合体(A)がポリアクリル酸(塩)
    である請求項3記載の洗剤添加剤。 5、水溶性(共)重合体(A)がポリメタクリル酸(塩
    )である請求項3記載の洗剤添加剤。 6、水溶性(共)重合体(A)が(メタ)アクリル酸/
    マレイン酸共重合体(塩)である請求項3記載の洗剤添
    加剤。 7、水溶性(共)重合体(A)がポリマレイン酸(塩)
    である請求項3記載の洗剤添加剤。 8、水溶性(共)重合体(A)が酸形である請求項2〜
    7のいずれか1項に記載の洗剤添加剤。 9、水溶性(共)重合体(A)の数平均分子量が300
    〜30,000である請求項1〜8のいずれか1項に記
    載の洗剤添加剤。 10、次亜リン酸(塩)および/または亜リン酸(塩)
    の使用割合が不飽和単量体100重量部に対して8〜5
    5重量部である請求項1〜9のいずれか1項に記載の洗
    剤添加剤。 11、次亜リン酸(塩)および/または亜リン酸(塩)
    の使用割合が不飽和単量体100重量部に対して10〜
    50重量部である請求項10記載の洗剤添加剤。 12、洗剤ビルダーとして使用する請求項1〜11のい
    ずれか1項に記載の洗剤添加剤。
JP18354288A 1988-07-25 1988-07-25 洗剤添加剤 Pending JPH0234694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18354288A JPH0234694A (ja) 1988-07-25 1988-07-25 洗剤添加剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18354288A JPH0234694A (ja) 1988-07-25 1988-07-25 洗剤添加剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0234694A true JPH0234694A (ja) 1990-02-05

Family

ID=16137639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18354288A Pending JPH0234694A (ja) 1988-07-25 1988-07-25 洗剤添加剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0234694A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5185413A (en) * 1989-05-16 1993-02-09 Mitsubishi Petrochemical Company Limited Process for producing highly water-absortive polymers
US5194246A (en) * 1991-04-16 1993-03-16 Chesebrough-Pond's Usa Co., Division Of Conopco, Inc. Anticalculus oral compositions containing combinations of polymers
US5256746A (en) * 1991-04-25 1993-10-26 Rohm And Haas Company Low molecular weight monoalkyl substituted phosphinate and phosphonate copolymers
US5294686A (en) * 1993-03-29 1994-03-15 Rohm And Haas Company Process for efficient utilization of chain transfer agent
US5891972A (en) * 1996-07-19 1999-04-06 Coatex S.A. Method of manufacturing water-soluble polymers, polymers manufactured thereby, and uses of said polymers
US6297336B1 (en) 1998-07-02 2001-10-02 Nippon Shokubai Co., Ltd. Detergent builder, production process therefor, and poly(meth)acrylic acid (or salt) polymer and use thereof
US6599997B2 (en) 1997-06-06 2003-07-29 Daikin Industries, Ltd. Fluorine-containing adhesive and adhesive film and laminated article made by using same
JP2010077340A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nippon Shokubai Co Ltd (メタ)アクリル酸系重合体、その用途、および(メタ)アクリル酸系重合体の製造方法
JP2013534962A (ja) * 2010-07-01 2013-09-09 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア モノカルボン酸及びジカルボン酸のコポリマー、その調製並びに使用

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173703A (ja) * 1984-09-18 1986-04-15 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト カルボキシル基含有重合体の製法
JPS6268806A (ja) * 1985-09-19 1987-03-28 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 新規水溶性共重合体及びその製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173703A (ja) * 1984-09-18 1986-04-15 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト カルボキシル基含有重合体の製法
JPS6268806A (ja) * 1985-09-19 1987-03-28 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd 新規水溶性共重合体及びその製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5185413A (en) * 1989-05-16 1993-02-09 Mitsubishi Petrochemical Company Limited Process for producing highly water-absortive polymers
US5194246A (en) * 1991-04-16 1993-03-16 Chesebrough-Pond's Usa Co., Division Of Conopco, Inc. Anticalculus oral compositions containing combinations of polymers
US5256746A (en) * 1991-04-25 1993-10-26 Rohm And Haas Company Low molecular weight monoalkyl substituted phosphinate and phosphonate copolymers
US5294686A (en) * 1993-03-29 1994-03-15 Rohm And Haas Company Process for efficient utilization of chain transfer agent
US5891972A (en) * 1996-07-19 1999-04-06 Coatex S.A. Method of manufacturing water-soluble polymers, polymers manufactured thereby, and uses of said polymers
US6063884A (en) * 1996-07-19 2000-05-16 Coatex S.A. Method of manufacturing water-soluble polymers, polymers manufactured thereby, and uses of said polymers
US6184321B1 (en) 1996-07-19 2001-02-06 Coatex S.A. Method of manufacturing water-soluble polymers, polymers manufactured thereby, and uses of said polymers
US6599997B2 (en) 1997-06-06 2003-07-29 Daikin Industries, Ltd. Fluorine-containing adhesive and adhesive film and laminated article made by using same
US6297336B1 (en) 1998-07-02 2001-10-02 Nippon Shokubai Co., Ltd. Detergent builder, production process therefor, and poly(meth)acrylic acid (or salt) polymer and use thereof
JP2010077340A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nippon Shokubai Co Ltd (メタ)アクリル酸系重合体、その用途、および(メタ)アクリル酸系重合体の製造方法
JP2013534962A (ja) * 2010-07-01 2013-09-09 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア モノカルボン酸及びジカルボン酸のコポリマー、その調製並びに使用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3950260A (en) Polyacrylates of selective viscosity as detergent builders
US3579455A (en) Machine dishwashing compositions containing sodium polyacrylate
CA2560041C (en) Polymers for use in cleaning compositions
US4874540A (en) Graft copolymers of a polyether moiety on a polycarboxylate backbone
US5789511A (en) Methods for making styrene copolymers and uses thereof
JP3054873B2 (ja) 水溶性低分子量共重合体
PT95966A (pt) Processo para a preparacao de copolimeros de enxerto soluveis em agua biodegradaveis e de composicoes que os contem
JP6125428B2 (ja) 洗剤及び清浄剤へのスケール防止添加剤として使用するカルボン酸基、スルホン酸基及びポリアルキレンオキシド基を含有するコポリマー
BRPI0712159B1 (pt) Polímero de enxerto anfifílico, e, processo para preparar polímeros de enxerto
US5431846A (en) Copolymers and detergent compositions containing them
JP2007016244A (ja) 清浄組成物
JP2008523162A (ja) アミノ基含有水溶性共重合体
US5066749A (en) Hydrophobically-modified polycarboxylates and process for their preparation
US5507971A (en) Liquid cleaners for hard surfaces
JPH0234694A (ja) 洗剤添加剤
AU2003207558A1 (en) Hydrophobically modified polymer formulations
US6034045A (en) Liquid laundry detergent composition containing a completely or partially neutralized carboxylic acid-containing polymer
JPH05311194A (ja) 洗剤用ビルダー及びそれを含有する洗剤組成物
KR19980029347A (ko) 폴리카복시산염 중합체 첨가제 조성물, 이를 함유하는 세제 조성물 및 이를 이용한 세정방법
JPH11505867A (ja) 洗剤調製物
JPH0329279B2 (ja)
AU2015328204A1 (en) Additive for reducing spotting in automatic dishwashing systems
HU212978B (en) Method for binding metals with using block copolymers and detergent composition containing such block copolymer
ES2284046T3 (es) Copolimeros que contienen grupos acido sulfonico y grupos carboxilo.
JP7270621B2 (ja) 自動食器洗浄用配合物のための分散剤ポリマー