JPH05152529A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05152529A
JPH05152529A JP3315123A JP31512391A JPH05152529A JP H05152529 A JPH05152529 A JP H05152529A JP 3315123 A JP3315123 A JP 3315123A JP 31512391 A JP31512391 A JP 31512391A JP H05152529 A JPH05152529 A JP H05152529A
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JP
Japan
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substrate
semiconductor device
wiring
semiconductor
hole
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Application number
JP3315123A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ochiai
利幸 落合
Akira Uchiyama
章 内山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来より高集積化ができる構造の半導体装置
を提供する。 【構成】 半導体基板31の表面に少なくとも半導体素
子33を設けてあり、裏面に少なくとも半導体素子、配
線及びボンディングパッドで構成される部品群から選ば
れた1種以上の部品例えばボンディングパッド37を設
けてある。さらに半導体基板31に、貫通孔39と、基
板表面に設けた半導体素子33と、基板裏面に設けてあ
るボンディングパッドと37間を接続するための、前記
貫通孔を経由している配線41とを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は今日の産業を支える重要な
電子部品の一つとなっている。
【0003】このような半導体装置の従来の構造につい
て、C−MOS(Complementaly-Metal Oxide Semicond
uctor )半導体装置の例により説明する。図9(A)及
び(B)はその説明に供する図である。特に図9(A)
は文献(「MOSLSI設計入門」,産業図書,(昭和
63年第6刷(昭和59年初版),p.92)から引用
したC−MOSインバータの平面図、また図9(B)は
この装置の図9(A)のI−I線での断面図である。
【0004】この従来のC−MOS半導体装置では、p
型半導体基板11にn型ウエル領域12が形成されてい
る。さらに、基板11の所定部分にはフィールド酸化膜
13が形成されこのフィールド酸化膜13で囲われた領
域がNチャネルトランジスタ用アクティブ領域14及び
Pチャネルトランジスタ用アクティブ領域15とされて
いる。さらに、これらアクティブ領域14,15の所定
部分上にはゲート絶縁膜16とゲート電極17とが順次
に形成され、またゲート電極17両側のアクティブ領域
部分には、Nチャネルトランジスタ用にあってはn型拡
散層18が、Pチャンネルトランジスタ用にあってはp
型拡散層19がそれぞれ形成されている。これら拡散層
でソース・ドレイン領域が形成される。さらに、フィー
ルド酸化膜13及びゲート電極17などが形成された基
板11上には、所定部分にコンタクトホール21aを有
した中間絶縁膜21が形成されている。これらコンタク
トホール21aを介し、Nチャンネルトランジスタ及び
Pチャンネルトランジスタ各々の一方の拡散層同士が第
一配線22によって接続され、Pチャンネルトランジス
タの他方の拡散層19には第二配線23が接続され、P
チャンネルトランジスタの他方の拡散層18には第三配
線24が接続されている。ここで、第一配線22はこの
CMOSインバータの出力とされ、第二配線23は同電
源用配線とされ、第三配線24は同グランド用配線とさ
れる。
【0005】また、半導体装置には、通常図示せずも、
外部との接続を行なうためのボンディングパッドが、ア
クティブ領域の外周部に当たる基板部分上に設けられて
いる。これは、現在のところ、120×120μmの略
正方形形状のものである。そして、各ボンディングパッ
ド間の間隔は100μm程度必要とされている。
【0006】このような半導体装置を用い構成される電
子装置の性能向上や小型化などを図るために、ますます
高集積化された半導体装置が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置では、トランジスタなどの半導体素子、ま
た、配線、ボンディングパッドなどはいずれも半導体基
板の主平面の一方の表面上(表層部も含む)のみに形成
されていたので基板主平面の面積にも限りがあることか
ら、これらをそれぞれ小型化しこれにより半導体装置全
体の高集積化を図ろうとしてもおのずと限界があった。
【0008】さらに、配線寸法を縮小すると、電流容量
が充分にとれなくなるという問題点、電流密度が大きく
なるのでストレスマイグレーションやエレクトロマイグ
レーション等に起因する断線が起こるという問題点が新
たに生じる。
【0009】さらに、ボンディングパッドの面積は、現
状技術でのワイヤボンディングの強度や精度を考えると
やはり120×120μm程度は最低必要であり、ま
た、ボンディングパッド間の間隔は100μm程度必要
であるので、ボンディングパッドの縮小はあまり望めな
いという問題があった。
【0010】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり従ってこの発明の目的は従来より高集積化が図
れる構造を有する半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の半導体装置によれば、半導体基板の表面
及び裏面の一方側に少なくとも半導体素子を設けてあ
り、他方側に少なくとも半導体素子、配線及びボンディ
ングパッドで構成される部品群から選ばれた1種以上の
部品を設けてあり、必要に応じ、前述の半導体基板に、
貫通孔と、前述の一方の面側に設けてある前述の半導体
素子及び他方の面側に設けてある部品間を接続するため
の、前述の貫通孔を経由している配線(以下、「貫通孔
経由配線」と称することもある。)とを設けてあること
を特徴とする。
【0012】なお、この発明でいう半導体基板とは、シ
リコン基板、化合物半導体基板などの半導体基板、これ
ら基板にエピタキシャル層を具えたものなどであること
ができる。
【0013】また、半導体素子とはバイポーラトランジ
スタ、ユニポーラトランジスタ、ダイオードなどをはじ
めとする各種半導体素子をいうものとする。もちろん、
ここでいう半導体素子には不揮発性メモリなども含まれ
る。さらに、コンデンサを構成するためのダイオード、
抵抗を構成するためのトランジスタや不純物拡散層もこ
の場合半導体素子に含まれるものとする。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、半導体基板に、半導
体素子、配線及びボンディングパッドなどのような半導
体装置を構成する部品を、半導体基板の表裏両面を積極
的に利用して作り込める。このため、半導体装置を構成
する部品を半導体基板の片面にのみ設けていた従来構成
の半導体装置に比べ、より集積度の高い半導体装置が得
られる。
【0015】また、半導体素子、配線及びボンディング
パッドなどのような半導体装置を構成する部品を半導体
基板の表裏に設ける際には、これら部品の機能に応じ、
ある部品は基板表面に他の部品は基板裏面に設けるなど
のような配慮ができるので、半導体装置の高集積化が図
れることに加え特性向上が期待できる。さらに、従来よ
り多数の端子を基板に作り込むこともできるから従来よ
り機能が優れた半導体装置の実現も期待できる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の半導体装置
の実施例について説明する。なお、説明に用いる各図は
この発明が理解できる程度に各構成成分の寸法、形状及
び配置関係を概略的に示してある。
【0017】1.第1実施例 図1は第1実施例の半導体装置の説明に供する切り欠き
斜視図である。
【0018】この第1実施例の半導体装置は、半導体基
板31としての例えばシリコン基板の表面及び裏面のう
ちの一方の面に半導体素子としての例えば電界効果トラ
ンジスタ33と配線35とを設けてあり、他方の面に比
較的大面積を要するボンディングパッドや電源配線、グ
ランド配線など(以下、「大面積配線部37」とい
う。)を設けてあり、さらに、基板31に基板表裏を結
ぶ貫通孔39と、貫通孔経由配線としてこの場合配線3
5及び大面積配線部37間を接続するための配線41と
を設けたものである。
【0019】ここで、大面積配線部37はこれを基板3
1と電気的に分離するために絶縁膜43を介し基板31
の他方面側に設けてある。
【0020】また、電界効果トランジスタ33は、従来
同様、ゲート絶縁膜33a及びゲート絶縁膜33bと、
2つのソース・ドレイン領域33c,33dとで構成し
てある。この電界効果トランジスタ33は、素子間分離
用絶縁膜45によって他の素子などと電気的に分離して
ある。
【0021】また、貫通孔39はその壁が絶縁膜39a
によって構成してある。貫通孔経由配線41と基板31
とを電気的に絶縁するためである。この絶縁膜39a
は、基板31がシリコン基板であれば例えば熱酸化法に
より形成できる。
【0022】なお、図1においては47は中間絶縁膜、
47aはこの中間絶縁膜47に設けたコンタクトホール
である。
【0023】この第1実施例の半導体装置によれば、半
導体素子を基板の表面及び裏面の一方の面に設け大面積
配線部37を他方の面に設けたのでそうしない場合より
半導体素子を設けた基板面側に半導体素子を多く形成で
きるようになるから、従来より半導体装置の高集積化が
図れる。さらに、大面積配線部37は、基板31の他方
の面に専用に設けるので、その面積を従来より広くする
ことができる。したがって、大面積配線部37が電源配
線やグランド用配線である場合は充分な線幅の配線が得
られ、また、大面積配線部37がボンディングパッドの
場合は必要な面積のボンディングパッドが得られる。さ
らに、電源配線やグランド配線を引き回し距離が短い状
態で形成できること、さらに例えばテスト用のボンデイ
ングパッドなどを新たに設けることも可能になる。
【0024】次に、第1実施例の半導体装置の理解を深
めるために、この第1実施例の半導体装置の製造手順の
一例を簡単に説明する。図2(A)及び(B)と図3
(A)及び(B)とはその説明に供する工程図である。
いずれの図も、第1実施例の半導体装置をその電界効果
トランジスタ33のチャネル長方向と平行な方向に切っ
て示した断面図で示してある。
【0025】先ず、半導体基板としてのシリコン基板3
1表面に従来周知の方法を用いることによって素子間分
離用絶縁膜45を形成し、次いで、電界効果トランジス
タ33を形成し、その後中間絶縁膜47を形成する(図
2(A))。
【0026】次に、中間絶縁膜47の貫通孔39形成予
定領域表面から、この中間絶縁膜47、素子間分離用絶
縁膜45及び基板31を、公知のホトリソグラフィ技術
及びエッチング技術によって基板31に所定の深さのト
レンチ51が形成されるまで、除去する。次に、この基
板を熱酸化することによりトレンチ51内に絶縁膜39
aを形成する。次に、このトレンチ51内及び基板上に
例えばアルミニウムを堆積後、公知のエッチバック法に
よりこのアルミニウムをエッチングしトレンチ51内に
貫通孔経由配線41としてのアルミニウムを選択的に残
存させる(図2(B))。
【0027】ここで、トレンチ51の深さはこれに限ら
れないが例えば100μm程度とし、トレンチ51の直
径はこれに限られないが例えば10μm程度とする。な
お、基板31の裏面まで達する貫通孔を一度に形成でき
ればもちろんこのようなトレンチ51を形成する必要は
必ずしもない。しかし、現在の技術では比較的小さな径
の穴をシリコン基板の一方の面から他方の面まで開ける
ことはシリコン基板31の厚さ(通常の500μm程
度)からいって無理である。そこでこの実施例では、こ
こで説明したように基板31の一方の面からある深さま
でトレンチ51を形成し、後に説明するように基板31
の他方の面側から基板を研磨してトレンチ51を露出さ
せることにより、貫通孔39を得ることとしている。
【0028】次に、中間絶縁膜47の所定部分、この場
合は電界効果トランジスタ33のソース・ドレイン領域
33c,33dと対応する部分にコンタクトホール47
aを公知の方法により形成する。次に、配線35を公知
の方法により形成する。そして、基板31の電界効果ト
ランジスタ33を形成していない面側からこの基板を貫
通孔経由配線41が露出されるまで研磨する。これによ
りトレンチ51は貫通孔39となる(図3(A))。
【0029】次に、基板31の研磨した面に公知の好適
な方法により絶縁膜43を形成し、次いで、この絶縁膜
43の貫通孔経由配線41と対向する部分に開口部43
aを形成し、その後、貫通孔経由配線41に接続する大
面積配線部37例えばボンディングパッドを形成する
(図3(B))。これにより第1実施例の半導体装置が
得られる。
【0030】2.第2実施例 図4は第2実施例の半導体装置の説明に供する断面図で
ある。図4において図1に示したと同様な構成成分につ
いては図1で用いた番号と同一の番号を付してある(以
下の図5〜図8において同様。)。また、図1に示した
構成成分と同様な構成成分の一部の説明は省略する。
【0031】この第2実施例の半導体装置は、半導体基
板31としての例えばシリコン基板の表面及び裏面に半
導体素子としての例えば電界効果トランジスタ33と配
線35とをそれぞれ設けたものである。なお、図示せず
も、ボンデイングパッド、電源配線、グラウンド用配線
などの大面積配線部もシリコン基板の表面及び裏面にそ
れぞれ設けてある。また、基板31の裏面側も鏡面加工
してある。しかし、第1実施例で基板に設けてあった半
導体基板の表面及び裏面を接続するための貫通孔や貫通
孔経由配線はこの第2実施例では設けていない。
【0032】基板31の表裏両面にそれぞれ設けた電源
配線同士、グランド配線同士は外部において接続する。
【0033】この第2実施例の半導体装置によれば、そ
の平面積を例えば従来と同一とした場合従来の2倍の集
積度を有する半導体装置を得ることができる。従って、
この第2実施例でも従来より集積度の高い半導体装置が
得られることが分かる。また、基板表裏の半導体素子を
別々に利用した回路を構成することもできる。
【0034】なお、この第2実施例の半導体装置は、基
板の片面に半導体素子を作り込む従来方法を基板の両面
に対し行なえば製造できる。この製造に当たりリソグラ
フィ工程での露光に両面露光装置を用い工程の削減を図
っても良い。
【0035】3.第3実施例 図5は第3実施例の半導体装置の説明に供する断面図で
ある。
【0036】この第3実施例の半導体装置は、半導体基
板31としての例えばシリコン基板の表面及び裏面に半
導体素子としての例えば電界効果トランジスタ33と配
線35とをそれぞれ設けてあり、さらに、基板31に基
板表裏を結ぶ貫通孔39と、貫通孔経由配線としてこの
場合基板表裏の電界効果トランジスタ各々の一方のソー
スドレイン領域間を接続するための貫通孔経由配線41
とを設けたものである。ただし、この場合の一方の面側
に形成された電界効果トランジスタは第一導電型チャン
ネル(例えばNチャンネル)トランジスタとしてあり、
基板の他方の面側に形成された電界効果トランジスタは
第一導電型のウエル(Nウエル)61に作り込まれた第
二導電型チャンネル(例えばPチャンネル)トランジス
タとしてある。なお、図示せずも、ボンデイングパッ
ド、電源配線、グラウンド用配線などの大面積配線部も
シリコン基板の表面及び裏面にそれぞれ設けてある。
【0037】ここで、この第3実施例の半導体装置の貫
通孔経由配線41は、2つの部分41a及び41bで構
成してある。しかしこれは、後述するように、製造方法
の都合上からである。
【0038】この第3実施例の半導体装置も、第1及び
第2実施例同様に従来より集積度が高いものになる。さ
らにこの第3実施例の場合は、基板31表裏にそれぞれ
作り込んだ半導体素子33間を貫通孔経由配線41によ
って接続してあるので基板表裏の半導体素子を用いた1
つの回路この例ではCMOS回路が実現できる。
【0039】次に、第3実施例の半導体装置の理解を深
めるために、この第3実施例の半導体装置の製造手順の
一例を簡単に説明する。図6(A)及び(B)と図7
(A)及び(B)と図8(A)及び(B)とはその説明
に供する工程図である。いずれの図も、第3実施例の半
導体装置をその電界効果トランジスタ33のチャネル長
方向と平行な方向に切って示した断面図で示してある。
【0040】先ず、半導体基板としてのシリコン基板3
1のこの場合裏面にNウエル61を公知の方法により形
成する(図6(A))。なお、基板31の裏面側も鏡面
加工してある。
【0041】次に、この基板31の表裏それぞれに素子
間分離用絶縁膜45、電界効果トランジスタ33及び中
間絶縁膜47を公知の方法により形成する(図6
(B))。
【0042】次に、基板31の一方の面側の中間絶縁膜
47の貫通孔39形成予定領域表面から、この中間絶縁
膜47、素子間分離用絶縁膜45及び基板31を、公知
のホトリソグラフィ技術及びエッチング技術によって基
板31に所定の深さの第1のトレンチ51aが形成され
るまで、除去する(図7(A))。第1のトレンチの深
さは基板31の厚さの半分程度としている。この第1の
トレンチ51aと後に形成される第2のトレンチ51b
とによって貫通孔39が構成される。このように第1及
び第2のトレンチを形成するのは、現状のエッチング技
術では基板の厚さ程の貫通孔を一度に形成することが困
難だからである。なお、トレンチの形成を容易にするた
めに基板31の厚さを、市販品のものに比べ薄くしてお
くのが良い。
【0043】次に、この基板を熱酸化することにより第
1のトレンチ51a内に絶縁膜39aを形成する。次
に、この第1のトレンチ51a内及び基板上に例えばア
ルミニウムを堆積後、公知のエッチバック法によりこの
アルミニウムをエッチングし第1のトレンチ51a内に
貫通孔経由配線41の一部41aとしてのアルミニウム
を選択的に残存させる(図7(B))。
【0044】次に、第1のトレンチ51aを形成した手
順と同様な手順により今度は基板31の他方の面側から
貫通孔経由配線の一部41aを露出するような第2のト
レンチ51bを形成する(図8(A))。第2のトレン
チ51bが第1のトレンチ51aとつながる結果貫通孔
39が得られる。
【0045】次に、第1のトレンチ51a中に絶縁膜3
9a及び貫通孔経由配線の一部41aを形成したと同様
な手順で、第2のトレンチ51b中に絶縁膜39a及び
貫通孔経由配線の一部41bをそれぞれ形成する(図8
(B))。
【0046】その後、公知の方法により貫通孔経由配線
41に接続される配線35を基板表裏にそれぞれ形成す
る(図5)。これにより第3実施例の半導体装置が得ら
れる。
【0047】上述においては、この発明の半導体装置の
各実施例について説明したが、この発明は上述の実施例
に限られない。
【0048】例えば、基板表裏に設ける半導体装置構成
部品は実施例での組み合わせに限られず設計に応じ任意
に変更できる。
【0049】また、各実施例の半導体装置の製造方法は
単なる例示であり他の好適な方法で形成しても勿論良
い。
【0050】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の半導体装置によれば、半導体装置を構成する部
品である半導体素子、配線、ボンディングパッドなどを
基板の表面及び裏面を使用して半導体基板に作り込んで
あるので、半導体基板の表面のみに部品を作り込んでい
た場合に比べ高集積化された半導体装置が得られる。
【0051】また、これら部品を半導体基板の表裏に設
ける際には、これら部品の機能に応じ、ある部品は基板
表面に他の部品は基板裏面に設けるなどのような配慮が
できるので、半導体装置の高集積化が図れることに加え
特性向上が期待できる。さらに、従来より多数の端子を
基板に作り込むこともできるから従来より機能が優れた
半導体装置の実現も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の半導体装置の構造を概略的に示し
た切り欠き斜視図である。
【図2】(A)および(B)は第1実施例の半導体装置
の製造方法例を示す工程図である。
【図3】(A)および(B)は第1実施例の半導体装置
の製造方法例を示す図2に続く工程図である。
【図4】第2実施例の半導体装置の構造を概略的に示し
た断面図である。
【図5】第3実施例の半導体装置の構造を概略的に示し
た断面図である。
【図6】(A)および(B)は第3実施例の半導体装置
の製造方法例を示す工程図である。
【図7】(A)および(B)は第3実施例の半導体装置
の製造方法例を示す図6に続く工程図である。
【図8】(A)および(B)は第3実施例の半導体装置
の製造方法例を示す図7に続く工程図である。
【図9】(A)は従来の半導体装置を示した平面図であ
り、(B)はその断面図である。
【符号の説明】
31:半導体基板(例えばシリコン基板) 33:半導体素子(例えば電界効果トランジスタ) 35:配線 37:大面積配線部(例えばボンディングパッド) 39:貫通孔 39a:絶縁膜 41:貫通孔経由配線 43:絶縁膜 45:素子間分離用絶縁膜 47:中間絶縁膜 47a:コンタクトホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表面及び裏面の一方側に少
    なくとも半導体素子を設けてあり、他方側に少なくとも
    半導体素子、配線及びボンディングパッドで構成される
    部品群から選ばれた1種以上の部品を設けてあり、 必要に応じ、前記半導体基板に、貫通孔と、前記一方の
    面側に設けてある前記半導体素子及び他方の面側に設け
    てある部品間を接続するための、前記貫通孔を経由して
    いる配線とを設けてあることを特徴とする半導体装置。
JP3315123A 1991-11-29 1991-11-29 半導体装置 Pending JPH05152529A (ja)

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