JPH0515024Y2 - - Google Patents

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JPH0515024Y2
JPH0515024Y2 JP1987033703U JP3370387U JPH0515024Y2 JP H0515024 Y2 JPH0515024 Y2 JP H0515024Y2 JP 1987033703 U JP1987033703 U JP 1987033703U JP 3370387 U JP3370387 U JP 3370387U JP H0515024 Y2 JPH0515024 Y2 JP H0515024Y2
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JP
Japan
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shoji
stile
rail
indoor side
indoor
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JP1987033703U
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JPS63140481U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は障子の下框に設けた戸車にて窓枠に移
動自在に嵌め込まれるスライドサツシの障子外れ
防止装置に関する。
従来の技術 第3図において障子1が、障子1の下框6に設
けた戸車7を窓枠2の下枠8に設けたレール8a
上に載せて窓枠2に移動自在に嵌め込んである。
戸車7の室内側面と下框6の室内側框板6a間に
は、レール8aが入り込む隙間がある。該障子1
には、開閉時の衝撃又は予期しない外力が作用し
たりして戸車7が脱輪したり、下枠8から外れて
落下する事故を防止するため、種々の外れ止め装
置が取付けられていた。
例えば第3図のように上枠3から垂設した突条
3aに障子1着脱用の一対の切欠4(第4図)を
設け、障子1を窓枠2に嵌め込み後、前記切欠4
に外れ止めピース5などを取付け、更に上記外れ
止めピース5と障子1との間隔hと、下枠8から
突設したレール8aの上端面と下框6の下端面と
の距離Hをh<Hとなるように設定し、障子1の
全移動範囲に亘つて持上げ量を規制して上記事故
を防止していた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらレール8aの上端面と戸車7の下
端面との距離Wは極めて僅かで一般にW<hとな
つており、その為戸車7が脱輪する恐れがあり、
脱輪してしまうと戸車7と下框6の室内側框板6
aとの間にレール8aが入り込んで食い込み、戸
車7をレール8a上に復帰させるのが難しく、ま
た無理に復帰させようとして障子1を引つ張つた
り、持上げたりすると他方の戸車7も脱輪し、障
子1が窓枠2から外れて室外に落下してしまう危
険性があつた。
また、仮にW>hの場合でも、窓枠2を壁体に
建て込むときに第4図に示すように上枠3と下枠
8が上下方向に膨らんで取付けられたり、また室
内外方向にねじれて取付けられたりすると図の仮
想線で示すように障子1がレール8aに倣つて傾
斜し、障子1を閉鎖すると障子1に矢印A方向の
力が作用して片側が浮き上がるので脱輪の可能性
が高かつた。また上記した窓枠2の歪み、ねじれ
が大きい状態で、障子1に開閉時の衝撃力及び予
期しない外力などが付加されて室内側框板6aが
レール8a上に載つてしまつた場合、障子1を復
帰させようとしても上記したようにレール8aが
食い込んだりして復帰が非常に困難になり、また
無理に復帰させようとすると上記した事故を招く
危険性があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記した問題点を解決するため、障子
の下框に、自体の室内側面を下框の室内側框板間
に、下枠のレールが入り込み可能な隙間を有して
設けた2つの戸車を、下枠のレール上に載せて障
子を窓枠に移動自在に嵌め込んで成る窓におい
て、前記下框の室内側框板下端部を、下框の略全
長にわたつてレールの室内側面に向いて張り出し
た受止片に形成し、その張出量を受止め片の先端
面が前記2つの戸車の室内側下端の2点を通る直
線の略真下に位置する量に設定してあることを特
徴としている。
作 用 障子の下框に室外側方向へ大きな力が作用した
ときでも、受止片の先端面がレールに当接して下
框が室外側へ移動するのを阻止できる。また、万
が一、戸車が脱輪しても受止片がレール上に載つ
てレールが室内側框板と戸車間の隙間に入り込む
のを阻止できると共に戸車を再びレール上に容易
に復帰させることができる。
実施例 第1図は片引きサツシの断面図を示し、外障子
12の下框15に、自体の室内側面と、下框15
の室内側框板15a間に、下枠17のレール22
が入り込み可能な大きな隙間を有して取付けた二
つの戸車16が、窓枠14の下枠17から突設し
たレール22上に載置されて外障子12が窓枠1
4に移動自在に嵌め込んである。18は上枠、1
8aは上枠18から垂設した突条で、この突条1
8aにて外障子12の持上げ量を規制して外れ止
めをしている。突条18aには外障子12幅とほ
ぼ等しい間隔をおいて一対の切欠19が形成さ
れ、この切欠19に外障子12の竪框(図示せ
ず)を入り込ませて外障子12を窓枠14に着脱
し得るようにしてある。20は外れ止めピース
で、外障子12を嵌め込み後、前記切欠19の一
箇所に対応したところにネジ21にて上枠18に
取付けられて外れ止め装置が構成される。この外
れ止め装置はほんの一例を示すものであり、外障
子12の上部には種々の外れ止め装置が施され
る。
下框15の室内側框板15aは、下框15の略
全長に亘つて、その下端部がレール22の室内側
面に向けて張り出した受止片23に形成されてい
る。この受止片23はその先端面23aが戸車1
6の室内側フランジ24と溝25の境界付近の真
下にまで張り出している。即ち、その張出量は先
端面23aが二つの戸車16の室内側下端30の
2点を通る直線の略真下に位置するように設定し
てあれば充分機能するものであり、また受止片2
3の先端面23aが上方向に多少傾斜したもので
も良い。
レール22の上部には外障子12が室外側方向
へ移動されながら持上がつたときに受止片23の
先端面23aを係止する係合部22aが設けられ
ている。上記構成によれば外障子12の片側が持
上がつて戸車16が脱輪しようとしても受止片2
3の先端面23aがレール22に当接したり、あ
るいは係合部22aに係止されたりして戸車16
の脱輪を防止できると共に戸車16を再びレール
22上に自然に復帰させることができる。万が
一、受止片23が係合部22aを乗り越え、戸車
16の1つがレール22の室外側へ移動した場合
は、第2図に示すように受止片23がレール22
上に載るので、レール22が室内側框板15aと
戸車16との間に入り込むのを阻止することがで
きる。また、かかる状態になつても外障子12を
開閉方向に手で軽く移動させることにより、受止
片23が案内となつて外障子12をスライドでき
て戸車16をレール22上に容易に復帰させるこ
とができる。
以上のように本考案は、外障子12が窓枠14
から外れて脱落したり、また外障子12が外れた
ままの状態にさらされることがなく、万が一の事
態に対しても充分に対処できて安全である。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、障子の下框
に、自体の室内側面と下框の室内側框板間に、下
枠のレールが入り込み可能な隙間を有して設けた
2つの戸車を、下枠のレール上に載せて障子を窓
枠に移動自在に嵌め込んで成る窓において、前記
下框の室内側框板下端部を、下框の略全長にわた
つてレールの室内側面に向いて張り出した受止片
に形成し、その張出量を受け止めて片の先端面が
前記2つの戸車の室内側下端の2点を通る直線の
略真下に位置する量に設定してあるので、下框に
室外側方向への大きな力が作用したときでも、受
止片の先端面がレールに当接して下框が室外側へ
移動するのを防止でき、戸車がレール上から外れ
るのを防止できる。また障子の一端側が何等かの
原因で上昇して戸車がレールの室外側に移動した
ときは、受止片がレール上に載つてレールが室内
側框板と戸車間の大きな隙間に入り込むのを阻止
でき、その結果障子を軽く開閉方向へ移動させて
戸車を再びレール上に容易に復帰させることがで
き、万が一、戸車がレールから外れたときでも障
子の落下事故を防止できて安全である。また、受
止片は下框の一部であるから、別部材を下框に設
ける必要が無く、部品点数が減少し、組付作業が
容易となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は片引きサツシの断面図、第2図は第1
図の−線断面図、第3図は従来の片引きサツ
シを簡略化して示す断面図、第4図はその正面図
である。 12……外障子、14……窓枠、15……下
框、15a……室内側框板、16……戸車、17
……下枠、22……レール、23……受止片、2
3a……先端面、30……室内側下端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 障子の下框に、自体の室内側面と下框の室内側
    框板間に、下枠のレールが入り込み可能な隙間を
    有して設けた2つの戸車を、下枠のレール上に載
    せて障子を窓枠に移動自在に嵌め込んで成る窓に
    おいて、前記下框の室内側框板下端部を、下框の
    略全長にわたつてレールの室内側面に向いて張り
    出した受止片に形成し、その張出量を受止め片の
    先端面が前記2つの戸車の室内側下端の2点を通
    る直線の略真下に位置する量に設定してあること
    を特徴とする障子外れ防止装置。
JP1987033703U 1987-03-06 1987-03-06 Expired - Lifetime JPH0515024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033703U JPH0515024Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987033703U JPH0515024Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63140481U JPS63140481U (ja) 1988-09-16
JPH0515024Y2 true JPH0515024Y2 (ja) 1993-04-21

Family

ID=30841561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987033703U Expired - Lifetime JPH0515024Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042872B2 (ja) * 1976-04-20 1985-09-25 昭和鉄工株式会社 粒状物の加温装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042872U (ja) * 1983-09-02 1985-03-26 ワイケイケイ株式会社 障子の外れ止め

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042872B2 (ja) * 1976-04-20 1985-09-25 昭和鉄工株式会社 粒状物の加温装置

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JPS63140481U (ja) 1988-09-16

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