JPH05133132A - 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置 - Google Patents

立体駐車装置の自動車収納ラツク装置

Info

Publication number
JPH05133132A
JPH05133132A JP29604191A JP29604191A JPH05133132A JP H05133132 A JPH05133132 A JP H05133132A JP 29604191 A JP29604191 A JP 29604191A JP 29604191 A JP29604191 A JP 29604191A JP H05133132 A JPH05133132 A JP H05133132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
vehicle
parking
rack
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29604191A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morioka
弘 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Build Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissei Build Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Build Kogyo Co Ltd filed Critical Nissei Build Kogyo Co Ltd
Priority to JP29604191A priority Critical patent/JPH05133132A/ja
Publication of JPH05133132A publication Critical patent/JPH05133132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 普通乗用車C1 とハイルーフ車C2 との双方
を収容可能にする。 【構成】 後部ブラケット22、前部ブラケット21
は、主柱材11と副柱材12とに対し、基準ピッチの1
/2の間隔で取り付け可能にする。基準ピッチの間隔に
よれば、普通自動車C1 用の自動車収納スペースS1 を
作ることができ、基準ピッチの1.5倍の間隔によれ
ば、ハイルーフ車C2 用の自動車収納スペースS2 を作
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車高の低い普通乗用
車と、車高の高いハイルーフ車とを併せ収納するための
立体駐車装置の自動車収納ラック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に多数の自動車収納スペースを多段
に形成した高層の自動車収納ラックと、自動車収納ラッ
ク内に組み込み、自動車を搬入するためのエレベータと
を組み合わせたエレベータ式の立体駐車装置が提案され
ている。
【0003】このものは、ゴンドラ式の立体駐車装置と
異なり、自動車を1台ずつ搬送すればよいから、機械設
備が小形軽量で済み、自動車の入出庫時間を速くするこ
とができる他、単位土地面積当りの自動車収容台数も大
きくとることができるという利点がある。
【0004】エレベータ式の立体駐車装置における自動
車収納ラックは、一般に、鉄骨構造の高層建築物として
地上に構築し、その内部は、中央部にエレベータの昇降
用スペースを設け、その両側に、多数の自動車収納スペ
ースを多段に形成する。なお、自動車は、専用のパレッ
トを介し、パレットとともに、自動車収納スペースに収
納する。そこで、各自動車収納スペースは、このパレッ
トを置くための駐車棚ブラケットを主体として構成すれ
ば足り、自動車を収納しないときは、空きのパレットを
配置しておけばよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、駐車棚ブラケットは、上下方向に、一般の普通
乗用車の車高に適合する間隔(以下、基準ピッチとい
う)で自動車収納ラックの柱材に固定されていたから、
いわゆるハイルーフ車に対しては、車高が高過ぎるため
に、全く対応することができないという制約があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の実情に鑑み、駐車棚ブラケットを基準ピッチの1/
2の間隔で柱材に取り付け可能なようにあらかじめ準備
しておくことによって、普通乗用車のみならず、ハイル
ーフ車の収容に対しても簡単に対応することができる立
体駐車装置の自動車収納ラック装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、自動車収納ラックの四隅部に配
設する主柱材と、中間部に配設する副柱材と、主柱材と
副柱材とに多段に突設する駐車棚ブラケットとを備えて
なり、駐車棚ブラケットは、主柱材と副柱材とに対し、
基準ピッチの1/2の間隔で取付け可能とすることをそ
の要旨とする。
【0008】なお、駐車棚ブラケットは、主柱材に取り
付ける後部ブラケットと、副柱材に取り付ける前部ブラ
ケットとからなるようにしてもよい。
【0009】
【作用】かかる発明の構成によるときは、駐車棚ブラケ
ットは、主柱材と副柱材とに対し、基準ピッチの1/2
の整数倍の間隔で取り付けることができるから、普通自
動車に対しては、基準ピッチどおりの間隔で取り付けて
おけばよく、また、ハイルーフ車に対しては、基準ピッ
チの1.5倍の間隔で取り付けておけばよい。また、普
通自動車とハイルーフ車との収容台数の比率を変更する
場合も、駐車棚ブラケットの取付位置を変更するだけで
済み、極めて簡単である。
【0010】駐車棚ブラケットを後部ブラケットと前部
ブラケットとに区分するときは、主柱材が副柱材と同一
平面上にない場合でも、たとえば、後部ブラケットを屈
曲させた腕木形とすることにより、主柱材をそのまま利
用して駐車棚ブラケットを取り付けることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0012】立体駐車装置の自動車収納ラック装置は、
自動車収納ラック10の主柱材11、11…、副柱材1
2、12…に対し、後部ブラケット21、21…、前部
ブラケット22、22…を取り付けてなる(図1、図
2)。
【0013】自動車収納ラック10は、四隅部に主柱材
11、11…を配設し、周囲に図示しない外壁を装着し
てなる高層の構築物である。主柱材11、11…の基部
は、基礎コンクリート13に立設されており、基礎コン
クリート13には、ピット13aが形成されている。ま
た、主柱材11、11…の頂部は、屋根材14によって
塞がれている。
【0014】自動車収納ラック10の中央部には、エレ
ベータ30が配設されている。
【0015】エレベータ30は、上部の駆動装置31
と、駆動装置31から、チェーン32、32…を介して
上下動自在に吊下するキャリヤ33とを備えてなり、キ
ャリヤ33は、パレットPを介して自動車を積載し、上
下に搬送することができる。なお、キャリヤ33には、
ターン装置33aが搭載されており、パレットPは、タ
ーン装置33a上に積載するものとする。また、キャリ
ヤ33は、ピット13aの内部にまで下降させることが
できる。そこで、パレットPは、自動車を入出庫するに
際しては、ターン装置33aによる水平旋回運動と、キ
ャリヤ33による昇降運動とを組み合わせることによ
り、ピット13aを横切る方向にして、ピット13a上
に待機させ(図1)、また、キャリヤ33と同方向にし
て、キャリヤ33上に積載することができる(図2)。
【0016】主柱材11、副柱材12には、それぞれ、
ピッチp1 =po /2(ただし、po は、基準ピッチ)
となるように、後部ブラケット21、前部ブラケット2
2を取り付けるためのボルト孔11a、11a…、12
a、12a…が形成されている(図3、図4)。
【0017】後部ブラケット21は、取付部21aと先
端部21bとをL形に連結し、屈曲させた腕木形に形成
されており、取付部21aに固定する取付ベース21c
を利用することにより、ボルトナット21d、21d…
を介して主柱材11の前面に取り付けることができる
(図3)。一方、前部ブラケット22は、柱状の本体部
21aに取付ベース22cを固定し、ボルトナット22
d、22d…を介して副柱材12の前面に取り付けるこ
とができる(図4)。なお、後部ブラケット21、前部
ブラケット22の先端部分の上面には、長孔21e、2
2e、22eが設けてあり、長孔21e、22e、22
eは、後部ブラケット21、前部ブラケット22間に掛
け渡すようにして、パレットレール23を装着するため
のものである(図2)。
【0018】パレットレール23は、エレベータ30の
キャリヤ33上に積載したパレットPの両端部に対応す
るように、互いに平行に、しかも同一高さに一対が装着
されているものとし、また、エレベータ30のキャリヤ
33上には、パレットレール23、23に対応するよう
にして、一対の別のパレットレール33b、33bが配
設されているものとする。そこで、パレットPは、キャ
リヤ33を所定の高さに固定した上、キャリヤ33に搭
載する図示しないパレット移動装置を駆動することによ
り、パレットレール33b、33b、23、23上を前
後に移動させ、キャリヤ33と前部ブラケット22、2
2、後部ブラケット21、21との間に自在に移載する
ことができる。
【0019】かかる自動車収納ラック10は、エレベー
タ30のキャリヤ33が上下動する昇降スペースAの両
側に、普通自動車C1 を収納する自動車収納スペースS
1 、ハイルーフ車C2 を収納する自動車収納スペースS
2 を任意に形成することができる(図1、図2、図
5)。すなわち、自動車収納スペースS1 は、昇降スペ
ースAの片側に位置する主柱材11、11、副柱材1
2、12に対し、間隔po =2p1 となるようにして後
部ブラケット21、21、前部ブラケット22、22を
取り付け、パレットレール23、23を介してパレット
Pを配置すればよく、自動車収納スペースS2 は、間隔
po に代えて、間隔p2 =1.5po =3p1となるよ
うにすればよい。ただし、自動車収納ラック10の地上
階には、入出庫する普通自動車C1 、ハイルーフ車C2
の双方を収容し、ターン装置33aによってこれを旋回
させるために、自動車収納スペースS2相当の高さを有
するポームポジションHP、HPを形成することが必要
である(図1)。
【0020】なお、自動車収納スペースS1 、S1 …、
S2 、S2 …は、図1に拘らず、昇降スペースAの片側
において、両者を任意に混合して形成し、自動車収納ラ
ック10内におけるそれぞれの数を任意の比率にするこ
ともできる。主柱材11、11…、副柱材12、12…
には、ピッチp1 =po /2でボルト孔11a、11a
…、12a、12a…が形成されており、後部ブラケッ
ト21、21…、前部ブラケット22、22…は、ピッ
チp1 の整数倍の間隔で、任意の高さ位置に取り付ける
ことができるからである。また、現行の国産の普通自動
車、ハイルーフ車を対象とするきは、po =800(m
m)、p1 =1600(mm)、p2=2400(mm)にす
るのが実際的である。
【0021】各自動車収納スペースS1 、S2 に自動車
を入出庫するに際しては、エレベータ30は、キャリヤ
33に積載するパレットPを所定の自動車収納スペース
S1、S2 の高さ位置に正確に位置決めする必要があ
る。そこで、エレベータ30の制御装置には、各自動車
収納スペースS1、S2 の配列に関するデータをあらか
じめ記憶しておかなければならない。また、普通乗用車
C1 、ハイルーフ車C2の各収容台数を変更するため
に、自動車収納スペースS1 、S2 の配列を変更したと
きは、それに対応するデータを制御装置に改めて記憶さ
せなければならない。なお、自動車収納スペースS1
は、普通自動車C1 のみしか収納することができない
が、自動車収納スペースS2 は、ハイルーフ車C2 のみ
ならず、普通自動車C1 も併せ収納することができ、両
車種に兼用して使用することができる。
【0022】以上の説明において、後部ブラケット2
1、前部ブラケット22からなる駐車棚ブラケットは、
パレットPを介して自動車を安全に支承するためのもの
であるから、図3、図4以外の任意の形状であってもよ
い。すなわち、駐車棚ブラケットの具体的な形状は、主
柱材11、11…、副柱材12、12…の配設位置と形
状とに適合し、しかも、必要十分な機械的強度を有する
限り、適宜変更することができる。また、これらの駐車
棚ブラケットと主柱材11、副柱材12との連結方法
も、ボルトナット21d、22dによる他、着脱が簡便
な適当なフック形式によってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、自動車収納ラックの主柱材と副柱材とに対し、基準
ピッチの1/2の間隔で駐車棚ブラケットを取付け可能
にすることによって、自動車収納ラック内には、普通乗
用車に適合する自動車収納スペースとハイルーフ車に適
合する自動車収納スペースとを任意の組合せで形成する
ことができるから、普通乗用車のみならず、ハイルーフ
車の収容に対しても簡単に対応することができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成説明図
【図2】 図1のX−X線矢視相当拡大断面図
【図3】 要部分解斜視図(1)
【図4】 要部分解斜視図(2)
【図5】 使用状態説明図
【符号の説明】
po …基準ピッチ 10…自動車収納ラック 11…主柱材 12…副柱材 21…後部ブラケット 22…前部ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車収納ラックの四隅部に配設する主
    柱材と、中間部に配設する副柱材と、前記主柱材と副柱
    材とに多段に突設する駐車棚ブラケットとを備えてな
    り、該駐車棚ブラケットは、前記主柱材と副柱材とに対
    し、基準ピッチの1/2の間隔で取付け可能とすること
    を特徴とする立体駐車装置の自動車収納ラック装置。
  2. 【請求項2】 前記駐車棚ブラケットは、前記主柱材に
    取り付ける後部ブラケットと、前記副柱材に取り付ける
    前部ブラケットとからなることを特徴とする請求項1記
    載の立体駐車装置の自動車収納ラック装置。
JP29604191A 1991-11-12 1991-11-12 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置 Pending JPH05133132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29604191A JPH05133132A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29604191A JPH05133132A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05133132A true JPH05133132A (ja) 1993-05-28

Family

ID=17828340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29604191A Pending JPH05133132A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05133132A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6739821B2 (en) * 2002-07-11 2004-05-25 Autospace Holdings Corporation Vertical conveyor device for various sized payloads
JP2008297855A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd エレベータ式立体駐車装置の格納スペース改造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6739821B2 (en) * 2002-07-11 2004-05-25 Autospace Holdings Corporation Vertical conveyor device for various sized payloads
JP2008297855A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd エレベータ式立体駐車装置の格納スペース改造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0972123A (ja) エレベータ式立体駐車装置及びエレベータ式自走縦重列立体駐車設備
JPH05133132A (ja) 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置
JPH0216433B2 (ja)
JPS6324203Y2 (ja)
JPH07173951A (ja) 棚並び立体駐車場
JP2000152833A (ja) 移動棚装置
JP4383691B2 (ja) 立体駐車設備の構築方法
JP2537093B2 (ja) 機械式駐車装置の支持構造
JP4440170B2 (ja) 駐車装置
JPS6323415Y2 (ja)
JPH0744683Y2 (ja) 立体駐車場設備
JP2790012B2 (ja) エレベータ式駐車装置等
JP2549897B2 (ja) エレベーター式立体駐車装置
JP2666676B2 (ja) 立体駐車設備
JPS6334040Y2 (ja)
JP2663829B2 (ja) 立体駐車設備
JPH06167134A (ja) 駐車装置
JP3603226B2 (ja) 横移動フォークとリブパレットによる立体駐車装置。
JPH0745720Y2 (ja) 駐車装置における車の入出庫装置
JPH0346120Y2 (ja)
JP2002276182A (ja) 立体駐車場
JPH0643370Y2 (ja) 立体駐車装置
JP2951123B2 (ja) 立体駐車装置
JPS6330469B2 (ja)
JPH0726775A (ja) 軌条横移動式格納装置