JPH05127402A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH05127402A
JPH05127402A JP31989891A JP31989891A JPH05127402A JP H05127402 A JPH05127402 A JP H05127402A JP 31989891 A JP31989891 A JP 31989891A JP 31989891 A JP31989891 A JP 31989891A JP H05127402 A JPH05127402 A JP H05127402A
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JP
Japan
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group
perchlorate
substituted
parts
antioxidant
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Application number
JP31989891A
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English (en)
Inventor
Minoru Umeda
実 梅田
Tatsuya Niimi
達也 新美
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 感光体中に酸化防止剤を含有してなる、ピリ
リウム系染料、電気絶縁性重合体及び正孔輸送性物質を
主成分とする感光層を有する電子写真感光体。 【効果】 本発明の電子写真用感光体は、繰り返し使用
によっても帯電々位の低下が抑制され、高感度なもので
あり、ポジ−ポジ現像においては画像濃度の低下が防止
でき、ネガ−ポジ現像においては地肌部の汚れが防止で
きる。また、本発明の感光体は複写機等の中における耐
環境性(耐反応ガス性)にも優れるため高耐久性で異常
画像の発生を防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に係わる
ものであり、特に長期間の繰り返し使用時においても帯
電安定性に優れた電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体には、いままでSe,C
dS,ZnO等の無機材料が用いられてきたが、近年そ
れに匹敵する特性を示す有機材料を用いた電子写真感光
体が開発、実用化されるようになってきた。この利点と
して安価、大量生産等が挙げられるが、有機物であるが
ゆえに材料の劣化を免れることはできない。一方、無機
系、有機系材料を問わず下引き層、保護層等が設けられ
るが、これらの多くは部分的に有機物で設けられるた
め、同様に材料の劣化を生ずることは避けられない。こ
のような材料の劣化機構について多くは判っていない
が、光照射によるもの、電子の通過によるもの、反応性
ガス(NOx,SOx,O3等)によるもの等が考えら
れている。この様な材料の劣化、とりわけ酸化を防ぐ目
的で特定の酸化防止剤を添加することが知られている。
たとえば、特開昭57−122444号、特開昭61−
156052号、特開昭62−265666号、特開昭
63−18356号、特開昭64−44451号等に記
載されている。
【0003】一方、ピリリウム系染料と電気絶縁性重合
体とからなる共晶錯体及び必要あればトリフェニルメタ
ン系増感剤を加えた組成物を光導電層とした両帯電性電
子写真感光体は公知である(例えば特公昭46−225
16号公報、同46−22519号公報、同51−11
29号公報、特開昭47−10785号公報、同51−
88226号公報、同51−93324号公報、同53
−87227号公報等)。これらの感光体も有機材料で
構成されているため、材料の劣化とりわけ酸化劣化に対
して不安定であり、この点より一層の改良が望まれてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、繰り返し使用によって生ずる帯電性の低下を改良し
た両帯電性電子写真感光体を提供することにある。本発
明に第二の目的は、耐環境性(耐反応ガス性)の優れた
両帯電性電子写真感光体を提供することにある。本発明
の第三の目的は、異常画像の発生を防止した両帯電性電
子写真感光体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
基体上にピリリウム系染料、電気絶縁性重合体および正
孔輸送性物質を主成分とする感光層が設けられた電子写
真感光体において、該感光体中に酸化防止剤を含有させ
てなることを特徴とする電子写真感光体が提供される。
【0006】一般に、この種の共晶錯体感光体は、正帯
電ならびに負帯電に対して各々電子写真感光度を示す
が、上述した様に繰り返し使用による帯電性の低下を生
ずる。又、環境特性とりわけ反応性ガス(O3,NO
x,SOx,etc.)により、帯電性の低下や異常画
像を生じることがある。この原因については明らかでは
ないが、有機材料系に特有の現象であり、おそらく材料
の劣化を伴なっていると推測される。本発明者らは、こ
の点を鋭意検討した結果、共晶錯体を有する感光層中に
酸化防止剤を含有させることで上述した諸現象が著しく
改善されることを見い出し、本発明を完成するに到っ
た。
【0007】以下、図面に沿って、本発明をさらに説明
する。図1は、本発明の電子写真感光体の構成例を示す
断面図であり、導電性基体11上に、共晶錯体感光層1
5が設けれられている。図2は、本発明の別の構成例で
あり、導電性基体と共晶錯体感光層との間に下引層14
を設けたものである。図3、図4は本発明の更に別の構
成例であり、共晶錯体感光層15の上に保護層17を設
けたものである。また図5(a)に、本発明の応用とし
て電子写真用複合感光体を示す。このものは導電性基体
上に、共晶錯体感光層を透過する光に対して感度を有す
る感光層12(以下、第2感光層という)を設け、さら
にその上に共晶錯体感光層を設けたものである。図5
(b)は、電子写真用複合感光体の別の構成例を示すも
のであり、第2感光層と、共晶錯体感光層の間に中間層
13を設けてなるものである。
【0008】導電性基体11としては、体積抵抗1011
Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニウ
ム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金な
どの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物
を、蒸着又はスパッタリングにより、フィルム状もしく
は円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あるい
は、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステ
ンレス等の板およびそれらをD.I.,I.I.,押出
し、引抜き等の工法で素管化後、切削、超仕上げ、研摩
等で表面処理した管等を使用することができる。前述し
たように、本発明の電子写真感光体の共晶錯体感光層1
5は、共晶錯体と、正孔輸送性物質を主成分として構成
されている。ここで共晶錯体は、ピリリウム系染料と電
気絶縁性重合体とからつくられるものである。
【0009】ピリリウム系染料には、ピリリウム塩、チ
アピリリウム塩及びセレナピリリウム塩の3種があり、
下記構造式化1を有している。
【化1】 上式においてRa,Rb,Rc,Rd及びReは夫々、
以下の基を表わす。 (a) 水素原子 (b) アルキル基、代表的にはメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、アミル、イソ
アミル、ヘキシル、オクチル、ノニル、ドデシルなどの
C1〜C15のアルキル基 (c)メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、アミ
ロキシ、ヘキソキシ、オクトキシなどのアルコキシ基 (d)フェニル、4-ジフェニル、4-エチルフェニル、4-プ
ロピルフェニルなどのアルキルフェニル類;4-エトキシ
フェニル、4-メトキシフェニル、4-アミロキシフェニ
ル、2-ヘキソキシフェニル、2-メトキシフェニル、3,4-
ジメトキシフェニルなどのアルコキシフェニル類;2-ヒ
ドロキシエトキシフェニル、3-ヒドロキシエトキシフェ
ニルなどのβ-ヒドロキシアルコキシフェニル類;4-ヒ
ドロキシフェニル、2,4-ジクロロフェニル、3,4-ジブロ
モフェニル、4-クロロフェニル、3,4-ジクロロフェニル
などのハロフェニル類;アジドフェニル、ニトロフェニ
ル、4-ジエチルアミノフェニル、4-ジメチルアミノフェ
ニルなどのアミノフェニル類;ナフチル、スチリル、メ
トキシスチリル、ジエトキシスチリル、ジメチルアミノ
スチリル、1-ブチル-4-P-ジメチルアミノフェニル-1,3-
ブタジェニル、β-エチル-4-ジメチルアミノスチリル等
のビニル置換アリール基のような置換アリール基を含め
たアリール基、また、Xは硫黄、酸素又はセレン原子で
あり、またZ-はパークロレート、フルオロボレート、沃
化物、塩化物、臭化物、硫酸塩、過沃化物、P-トルエン
スルホネート、ヘキサフルオロホスフエートなどの陰イ
オン官能基である。
【0010】更にRa,Rb,Rc,Rd及びReは共
同してピリリウム核に融合したアリール環を完成するに
必要な原子であってもよい。このようなピリリウム系染
料の代表例を下記に示す。
【表1−(1)】 化合物No. 化合物名 1 4-〔4-ビス-2(クロロエチル)アミノフェニル〕-2・6-ジフェニル チアピリリウムパークロレート 2 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウム パークロレート 3 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウム フルオロボレート 4 4-(4-ジメチルアミノ-2-メチルフェニル)-2・6-ジフェニルピリリ ウムパークロレート 5 4-〔4-ビス(2-クロロエチル)アミノフェニル〕-2-(4-メトキシフ ェニル)-6-フェニルチアピリリウムパークロレート 6 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウム サルフエート 7 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウム P-トルエンスルホネート 8 4-(4-ジメチルアミノフェニル)2・6-ジフェニルピリリウム-P-ト ルエンスルホネート 9 2-(2・4-ジメトキシフェニル)-4-(4-ジメチルアミノフェニル)-ベ ンゾ(b)ピリリウムパークロレート 10 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-(4-ジメチルアミノフェニル)チ アピリリウムパークロレート 11 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-(4-メトキシフェニル)-6-フェ ニルチアピリリウムパークロレート 12 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-(4-エトキシフェニル)-6-フェ ニルチアピリリウムパークロレート 13 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-(4-メトキシフェニル)-6-(4- メチルフェニル)-ピリリウムパークロレート
【表1−(2)】 14 4-(4-ジフェニルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウ ムパークロレート 15 2-4-6-トリフェニルピリリウムパークロレート 16 4-(4-メトキシフェニル)-2・6-ジフェニルピリリウムパークロレ ート 17 4-(2・4-ジクロロフェニル)-2・6-ジフェニルピリリウムパークロ レート 18 4-(3・4-ジクロロフェニル)-2・6-ジフェニルピリリウムパークロ レート 19 2-6-ビス(4-メトキシフェニル)-4-フェニルピリリウムパークロ レート 20 6-(4-メトキシフェニル)-2・4-ジフェニルピリリウムパークロレ ート 21 2-(3・4-ジクロロフェニル)-4-(4-メトキシフェニル)-6-フェニル ピリリウムパークロレート 22 4-(4-アミロキシフェニル)-2・6-ビス(4-エチルフェニル)ピリリ ウムパークロレート 23 4-(4-アミロキシフェニル)-2・6-ビス(4-メトキシフェニル)ピリ リウムパークロレート 24 2・4・6-トリフェニルピリリウムフルオロボレート 25 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-(4-メトキシフェニルピリリウム パークロレート 26 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-(4-メトキシフェニル)ピリリウ ムフルオロボレート 27 6-(3・4-ジエトキシスチリル)-2・4・ジフェニルピリリウムパーク ロレート 28 6-(3・4-ジエトキシ-β-アミルスチリル)-2・4-ジフェニルピリリ ウムフルオロボレート
【表1−(3)】 29 6-(4-ジメチルアミノ-β-エチルスチリル)-2・4-ジフェニルピリ リウムフルオロボレート 30 6-(1-n-アミル-4-p-ジメチルアミノフェニル-1・3-ブタジエニル )-2・4-ジフェニルピリリウムフルオロボレート 31 6-(4-ジメチルアミノスチリル)-2・4・ジフェニルピリリウムフル オロボレート 32 6-〔α-エチル-β・β-ビス(ジメチルアミノフェニル)ビニレン〕 -2・4-ジフェニルピリリウムフルオロボレート 33 6-(1-ブチル-4-p-ジメチルアミノフェニル-1・3-ブタジエニル)-2 ・4-ジフェニルピリリウムフルオロボレート 34 5-(4-ジメチルアミノスチリル)-2・4-ジフェニルピリリウムパー クロレート 35 6-〔β・β-ビス(4-ジメチルアミノフェニル)ビニレン〕-2・4-ジ フェニルピリリウムパークロレート 36 2・6-ビス(4-ジメチルアミノスチリル)-4-フェニルピリリウムパ ークロレート 37 6-(β-メチル-4-ジメチルアミノスチリル)-2・4-ジフェニルピリ リウムフルオロボレート 38 6-〔1-エチル-4-(4-ジメチルアミノフェニル)-1・3-ブタジエニル 〕-2・4-ジエニルピリリウムフルオロボレート 39 6-〔β・β-ビス(4-ジメチルアミノフェニ)ビニレン〕-2・4-ジフ ェニルピリリウムフルオロボレート 40 6-〔1-メチル-4-(4-ジメチルアミノフェニル-1・3-ブタジエニル 〕-2・4-ジフェルピリリウムフルオロボレート 41 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルピリリウムパー クロレート 42 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-フェニルピリリウムパークロレ ート
【表1−(4)】 43 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-メトキシフェニルチアピリリウ ムフルオロボレート 44 2・4・6-トリフェニルチアピリリウムパークロレート 45 4-(4-メトキシフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウムパーク ロレート 46 6-(4-メトキシフェニル)-2・4-ジフェニルチアピリリウムパーク ロレート 47 2-6-ビス(4-メトキシフェニル)-4-フェニルチアピリリウムパー クロレート 48 4-(2・4-ジクロロフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウムパー クロレート 49 2・4・6-トリ(4-メトキシフェニル)チアピリリウムパークロレート 50 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-フェニルチアピリリウムパーク ロレート 51 4-(4-アミルオキシフェニル)-2・6-ビス(4-エチルフェニル)チア ピリリウムパークロレート 52 6-(4-ジメチルアミノスチリル)-2・4-ジフェニルチアピリリウム パークロレート 53 2・4・6-トリフェニルチアピリリウムフルオロボレート 54 2・4・6-トリフェニルチアピリリウムサルフェート 55 4-(4-メトキシフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウムフルオ ロポレート 56 2・4・6-トリフェニルチアピリリウムクロライド 57 2-(4-アミルオキシフェニル)-4・6-ジフェニルチアピリリウムフ ルオロポレート 58 4-(4-アミルオキシフェニル)-2・6-ビス(4-メトキシフェニル)チ アピリリウムパークロレート
【表1−(5)】 59 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-(4-メトキシフェニル)チアピリ リウムパークロレート 60 4-アニシル-2・6-ビス(4-n-アミルオキシフェニル)チアピリリウ ムクロライド 61 2-〔β・β-ビス(4-ジメチルアミノフェニル)ビニレン〕-4・6-ジ フェニルチアピリリウムパークロレート 62 6-(β-エチル-4-ジメチルアミノスチリル)-2・4-ジフェニルチア ピリリウムパークロレート 63 2-(3・4-ジエトキシスチリル)-4・6-ジフェニルチアピリリウムパ ークロレート 64 2・4・6-トリアニシルチアピリリウムパークロレート 65 6-エチル-2・4-ジフェニルピリリウムフルオロボレート 66 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-(4-メトキシフェニル)チアピリ リウムクロライド 67 6-〔β・β-ビス(4-ジメチルアミノフェニル)ビニレン〕-2・4-ジ( 4-エチルフェニル)ピリリウムパークロレート 68 2・6-ビス(4-アミルオキシフェニル)-4-(4-メトキシフェニル)チ アピリリウムパークロレート) 69 6-(3・4-ジエトキシ-β-エチルスチリル)-2・4-ジフェニルピリリ ウムフルオロボレート 70 6-(4-メトキシ-β-エチルスチリル)-2・4-ジフェニルピリリウム フルオロボレート 71 2-(4-エチルフェニル)-4・6-ジフェニルチアピリリウムパークロ レート 72 2・6-ジフェニル-4-(4-メトキシフェニル)チアピリリウムパーク ロレート 73 2・6-ジフェニル-4-(4-メトキシフェニル)チアピリリウムフルオ ロボレート
【表1−(6)】 74 2・6-ビス(4-エチルフェニル)-4-(4-n-アミルオキシフェニル)チ アピリリウムパークロレート 75 2・6-ビス(4-メトキシフェニル)4-(4-n-アミルオキシフェニル)チ アピリリウムパークロレート 76 2・4・6-トリス(4-メトキシフェニル)チアピリリウムフルオロボレ ート 77 2・4-ジフェニル-6-(3・4-ジエトキシスチリル)ピリリウムパーク ロレート 78 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-フェニルベンゾ(b)セレナピリ リウムパークロレート 79 2-(2・4-ジメトキシフェニル)-4-(4-ジメチルアミノフェニル)-ベ ンゾ(b)セレナピリリウムパークロレート 80 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルセレナピリリウ ムパークロレート 81 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-(4-エトキシフェニル)-6-フェ ニルセレナピリリウムパークロレート 82 4-〔4-ビス(2-クロロエチル)アミノフェニル〕-2・6-ジフェニル セレナピリリウムパークロレート 83 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ビス(4-エチルフェニル)-セ レナピリリウムパークロレート 84 4-(4-ジメチルアミノ-2-メチルフェニル)-2・6-ジフェニルセレナ ピリリウムパークロレート 85 3-(4-ジメチルアミノフェニル)ナフト(2・1-b)セレナピリリウム パークロレート 86 4-(4-ジメチルアミノスチリル)-2-(4-メトキシフェニル)ベンゾ (b)セレナピリリウムパークロレート 87 2・6-ジ(4-ジエチルアミノフェニル)-4-フェニルセレナピリリウ ムパークロレート
【表1−(7)】 88 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2-(4-エトキシフェニル)-6-フェ ニルチアピリリウムフルオロボレート 89 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルピリリウムヘキ サフルオロフォスフェート 90 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルチアピリリウム ヘキサフルオロフォスフェート 91 4-(4-ジメチルアミノフェニル)-2・6-ジフェニルセレナピリリウ ムヘキサフルオロフォスフェート
【0011】特に有用なピリリウム染料は下記構造式化
2を有するものである。
【化2】 式中R1及びR2はC1〜C6のアルキル基及びC1〜C6のアルコ
キシ基から選ばれた少なくとも1つの置換基を有する置
換フェニル基のようなアリール基であり、R3はアルキル
部分がC1〜C6のアルキルアミノ置換フェニル基で、ジア
ルキルアミノ置換及びハロアルキルアミノ置換フェニル
基でもよい。Xは酸素、硫黄又はセレン原子、Z-は前述
の通りである。
【0012】電気絶縁性重合体としては主鎖(繰返し単
位)中に下記化3で示されるアルキリデンジアリーレン
部分を有するものが特に有用である。
【化3】 式中R4及びR5は夫々、水素原子、トリフルオロメチルの
ような置換アルキル基を含むメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、t-ブチル、ペンチル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシルなどのアル
キル基、ハロゲン、C1〜C5のアルキル基のような置換基
を有する置換アリール基を含むフェニル及びナフチルな
どのアリール基であり、またR4とR5とは共同してシクロ
ヘキシルのようなシクロアルカン類及びノルボルニルの
ようなポリシクロアルカン類を含む環式炭化水素基を形
成するに必要な炭素原子であってもよい。R5及びR7は水
素、C1〜C6のアルキル基又はクロル、ブロム、沃素など
のハロゲンであり、またR8よりなる群から選択された2価の基である。
【0013】また下記式の繰返し単位からなる疎水性炭
酸塩重合体類(ポリカーボネート)も有用で好ましいも
のである。 式中、Rはハロ置換フェニレン基類及びアルキル置換フ
ェニレン基類を含むフェニレン基であり、またR4及びR5
は前述の通りである。これらの重合体はUSP3,028,365
号、同3,317,466号に開示されている。好ましくは、ビ
スフェノールAから製造されるような、繰返し単位にア
ルキリデンジアリーレン部分を含有しジフェニルカーボ
ネートと2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパンとの
間のエステル交換によって生成した重合体を含むポリカ
ーボネート類が有用である。このような重合体はUSP2,9
99,750号、同3,038,874号、同3,038,880号、同3,106,54
4号、同3,106,545号、同3,106,546号等に開示されてい
る。いずれにしてもフィルム形成性ポリカーボネート樹
脂類は広範囲に使用できる。特に約0.5〜1.8の固有粘度
を有するものを使用すると、満足し得る結果が得られ
る。電気絶縁性重合体の具体例は下記の通りである。
【0014】
【表2−(1)】 番号 重合体材料 1 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-CO-1,4-シクロヘキシル -ジメチルカーボネート) 2 ポリ(3,3'-エチレンジオキシフェニレンチオカーボネート) 3 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレンカーボネート-CO-テレフ タレート) 4 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレンカーボネート) 5 ポリ(4,4'-イソプロピリデンフェニレンチオカーボネート 6 ポリ(2,2-ブタンビス-4-フェニレンカーボネート) 7 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレンカーボネート-ブロック- エチレンオキシド) 8 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレンカーボネート-ブロック- テトラメチレンオキシド) 9 ポリ〔4,4'-イソプロピリデンビス(2-メチルフェニレン)カーボネ ート〕 10 ポリ(4,4'-イソプロピリデンフェニレン-CO-1,4-フェニレンカーボ ネート) 11 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-CO-1,3-フェニレンカー ボネート) 12 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-CO-4,4'-ジフェニレン カーボネート) 13 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-CO-4,4'-オキシジフェ ニレンカーボネート) 14 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-CO-4,4'-カルポニル-ジ フェニレンカーボネート) 15 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-CO-4,4'-エチレンジフ ェニレンカーボネート) 16 ポリ〔4,4'-メチレンビス(2-メチルフェニレン)カーボネート〕 17 ポリ〔1,1-(P-ブロモフェニルエタン)-ビス(4-フェニレン)カーボ ンネート〕 18 ポリ〔4,4′-イソプロピリテンジフェニレン-CO-スルホニル-ビス( 4-フェニレン)カーボネート〕 19 ポリ〔1,1-シクロヘキサンビス(4-フェニレン)カーボネート〕 20 ポリ〔4,4'-イソプロピリデンビス(2-クロロフェニレン)カーボネ ート〕 21 ポリ(ヘキサフルオロイソプロビリデンジ-4-フェニレンカーボネー ト) 22 ポリ〔4,4'-イソプロピリデンジフェニレン-4,4'-イソプロピリデ ンジベンゾエート) 23 ポリ(4,4'-イソプロピリテンジベンジル-4,4′-イソプロピリテン ジベンゾエート) 24 ポリ〔2,2-(3-メチルブタン)ビス-4-フェニレンカーボネート) 25 ポリ〔2,2-(3,3-ジメチルブタン)ビス-4-フェニレンカーボネート 〕 26 ポリ{1,1-〔1-(1-ナフチル)〕ビス-4-フェニレンカーボネート} 27 ポリ〔2,2-(4-メチルペンタン)ビス-4-フェニレンカーボネート〕 28 ポリ〔4,4'-(2-ノルボルニリデン)ジフェニレンカーボネート〕 29 ポリ〔4,4'-(へキサヒドロ-4,7-メタノインタン-5-イリデン)-ジフ ェニレンカーボネート〕 30 ポリ(4,4'-イソプロピリデンジフェニレンカーボネート-ブロック- オキシテトラメチレン)
【0015】正孔輸送性物質としては、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾールおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾ
リルエチルグルタメートおよびその誘導体、ピレン−ホ
ルムアルデヒド縮合物およびその誘導体、ポリビニルピ
レン、ポリビニルフェナントレン、オキサゾール誘導
体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、モ
ノアリールアミン誘導体、ジアリールアミン誘導体、ト
リアリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、α−フェ
ニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリール
メタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、9−スチリ
ルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベ
ンゼン誘導体、ビドラソン誘導体、インデン誘導体、ブ
タジェン誘導体など、その他公知の材料が用いられる。
【0016】本発明の共晶錯体感光層15をつくるには、
上記のピリリウム系染料、電気絶縁性重合体、および正
孔輸送性物質を、適当な溶媒、例えば、テトラヒドロフ
ラン、トルエン、1,2−ジクロルエタン、塩化メチレ
ン、クロロホルム、モノクロルベンゼン、ジクロルベン
ゼン、ベンゼンなどに溶解し、これを導電性基体11上
に塗布し、50〜130℃で乾燥して、膜厚5〜50μ
mの光導電層(共晶錯体感光層)15を形成すればよ
い。塗布は、浸漬塗工法、ビードコート法、スプレーコ
ート法や、ワイヤーブレード、ドクターブレード、エア
ーナイフなどを用いて行なえる。
【0017】この塗布乾燥がなされる間に、ピリリウム
系染料と電気絶縁性重合体とで共晶錯体を形成する。共
晶錯体感光層15における各成分の割合は、ピリリウム
系染料1重量部に対して、電気絶縁性重合体5〜80重
量部、正孔輸送性物質1〜50重量部が適当である。ま
た、この層15を形成する際に、シリコーンオイルなど
のレベリング剤を塗工液に添加してもよい。その使用量
は、電気絶縁性重合体に対して0〜1重量%程度が適当
である。
【0018】この共晶錯体感光層には必要に応じて酸化
防止剤が添加できるが、その添加量は正孔輸送性物質1
00重量部に対して0.01〜10重量部であり、好ま
しくは、0.1〜5重量部である。なお、酸化防止剤を
添加するためには、共晶錯体感光層塗工液に酸化防止剤
を加えればよいが、その添加時期又は添加順序はいつで
もよく、問題にはならない。
【0019】以下、本発明に使用できる酸化防止剤を示
す。本発明に使用できる酸化防止剤としては、プラスチ
ック、ゴム、石油、油脂類の酸化防止剤、紫外線吸収
剤、光安定剤として公知の材料すべては用いる事ができ
るが、とりわけ次に示す化合物群より選ばれる材料が好
ましく使用できる。
【0020】(1)特開昭57−122444号公報に
記載のフェノール類、特開昭60−188956号公報
に記載のフェノール誘導体及び特開昭63−18356
号公報に記載のビンダードフェノール類。
【0021】(2)特開昭57−122444号公報に
記載のパラフェニレンジアミン類、特開昭60−188
956号公報に記載のパラフェニレンジアミン誘導体及
び特開昭63−18356号公報に記載のパラフェニレ
ンジアミン類。
【0022】(3)特開昭57−122444号公報に
記載のハイドロキノン類、特開昭60−188956号
公報に記載のハイドロキノン誘導体及び特開昭63−1
8356号公報に記載のハイドロキノン類。
【0023】(4)特開昭57−188956号公報に
記載のイオウ化合物及び特開昭63−18356号公報
に記載の有機イオウ化合物類。
【0024】(5)特開昭57−122444号公報に
記載の有機リン化合物及び特開昭63−18356号公
報に記載の有機リン化合物類。
【0025】(6)特開昭57−122444号公報に
記載のヒドロキシアニソール類。
【0026】(7)特開昭63−18355号公報に記
載の特定の骨格構造を有するピペリジン誘導体及びオキ
ソピペラジン誘導体。
【0027】(8)特開昭60−188956号公報に
記載のカロチン類、アミン類、トコフェロール類、Ni
(II)錯体、スルフィド類等。
【0028】(9)米国特許第1968906号明細書
及びJ.Am.Chem.Soc.55,1224(1
933年)に記載の下記一般式(I)(化4)で示され
る化合物。
【化4】 (式中、R1〜R4はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、
ビロキシ基、置換もしくは無置換のアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、シクロアルキル基、アルコキシ
基,アリーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、また置換アミノ基、イミノ基、複素環基、スルホキ
シド基、スルホニル基、アシル基、アゾ基を表わす。)
【0029】(10)下記一般式(II)(化5)で示さ
れる化合物。
【化5】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換のアルケニル基、置換または無置換のア
リール基、置換または無置換のシクロアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキ
ルアミノ基、アリールアミノ基、アシル基、アルキルア
シルアミノ基、アリールアシルアミノ基、アルキルカル
バモイル基、アリールカルギモイル基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルア
シルオキシ基、アリールアシルオキシ基、シリル基又は
複素環基を表わす。但し、R1、R2、R3、R4のうち少
なくとも1つは炭素原子数の総和が4以上の基であ
る。)
【0030】(11)下記一般式(III)(化6)で
示される化合物。
【化6】 (式中、R5は、−C−CnH2n+1-m(R9)mを表わ
し、R6は炭素末4〜20の置換または無置換のアルキ
ル基、アリールオキシ基、アルコキシ基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基、またはR5を表わ
し、またR9と結合して炭素数5〜10の環を形成して
もよいが、R7とR8は同時に水素であることはなく、R
9は置換または無置換のアリール基、アリールチオ基、
アリールオキシ基、アリールアシルアミノ基、アリール
カルバモイル基、アリールスルフォニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アリールアシルオキシ基、アリール
アミノ基、アリールスルホンアミド基、アリールスルホ
ニルオキシ基を表わし、nは1〜5を表わし、mは1ま
たは2を表わす。)、
【0031】(12)下記一般式(IV)(化7)で示
される化合物。
【化7】 (式中、Ar1、Ar2は置換または無置換のアリール
基、アリールチオ基、アリールオキシ基、ベンジル基、
フタルイミド基を表わし、R10、R11は水素原子、ハロ
ゲン原子、置換または無置換のアルキル基、アルケニル
基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アシル基、アルキ
ルアミノ基、アルキルカルバモイル基を表わす。)
【0032】(13)下記一般式(V)(化8)で示さ
れる化合物。
【化8】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8はそ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のア
ルキル基、置換または無置換のアルケニル基、置換また
は無置換のアリール基、置換または無置換のシクロアル
キル基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または
無置換のアリーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アシル
基、アルキルアシルアミノ基、アリールアシルアミノ
基、アルキルカルバモイル基、アリールカルギモイル
基、アルキルスルホンアミド基、アリールスルホンアミ
ド基、アルキルスルファモイル基、アリールスルファモ
イル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカル
ボニル基、アルキルアシルオキシ基、アリールアシルオ
キシ基、シリル基又は複素環基を表わす。
【0033】(14)下記一般式(VI)(化9)で示
される化合物。
【化9】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8はそ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のア
ルキル基、置換または無置換のアルケニル基、置換また
は無置換のアリール基、置換または無置換のシクロアル
キル基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または
無置換のアリーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アシル
基、アルキルアシルアミノ基、アリールアシルアミノ
基、アルキルカルバモイル基、アリールカルギモイル
基、アルキルスルホンアミド基、アリールスルホンアミ
ド基、アルキルスルファモイル基、アリールスルファモ
イル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカル
ボニル基、アルキルアシルオキシ基、アリールアシルオ
キシ基、シリル基又は複素環基を表わす。
【0034】(15)下記一般式(VII)(化10)
で示される化合物。
【化10】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、はそれ
ぞれ水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のアル
キル基、置換または無置換のアルケニル基、置換または
無置換のアリール基、置換または無置換のシクロアルキ
ル基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無
置換のアリーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アシル基、
アルキルアシルアミノ基、アリールアシルアミノ基、ア
ルキルカルバモイル基、アリールカルギモイル基、アル
キルスルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、ア
ルキルスルファモイル基、アリールスルファモイル基、
アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキ
ルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、
アルキルアシルオキシ基、アリールアシルオキシ基、シ
リル基又は複素環基を表わす。
【0035】(16)下記一般式(VIII)(化1
1)で示される化合物。
【化11】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5はそれぞれ水素原
子、ハロゲン原子、置換または無置換のアルキル基、置
換または無置換のアルケニル基、置換または無置換のア
リール基、置換または無置換のシクロアルキル基、置換
または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリ
ーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキ
ルアミノ基、アリールアミノ基、アシル基、アルキルア
シルアミノ基、アリールアシルアミノ基、アルキルカル
バモイル基、アリールカルギモイル基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルオキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルア
シルオキシ基、アリールアシルオキシ基、シリル基又は
複素環基を表わす。
【0036】(17)下記一般式(IX)(化12)で
示される化合物。
【化12】 (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8はそ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子、置換または無置換のア
ルキル基、置換または無置換のアルケニル基、置換また
は無置換のアリール基、置換または無置換のシクロアル
キル基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または
無置換のアリーロキシ基、アルキルチオ基、アリールチ
オ基、アルキルアミノ基、アリールアミノ基、アシル
基、アルキルアシルアミノ基、アリールアシルアミノ
基、アルキルカルバモイル基、アリールカルギモイル
基、アルキルスルホンアミド基、アリールスルホンアミ
ド基、アルキルスルファモイル基、アリールスルファモ
イル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル
基、アルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカル
ボニル基、アルキルアシルオキシ基、アリールアシルオ
キシ基、シリル基又は複素環基を表わす。以下に、一般
式(I)〜(IX)の化合物の具体例を示すが、これら
のものに限定されないことはもちろんである。 〔一般式(I)の化合物の具体例〕
【表3−(1)】
【表3−(2)】 〔一般式(II)の化合物の具体例〕
【表4−(1)】
【表4−(2)】
【表4−(3)】
【表4−(4)】
【表4−(5)】
【表4−(6)】
【表4−(7)】
【表4−(8)】
【表4−(9)】
【表4−(10)】
【表4−(11)】
【表4−(12)】
【表4−(13)】
【表4−(14)】
【表4−(15)】
【表4−(16)】
【表4−(17)】
【表4−(18)】
【表4−(19)】
【表4−(20)】
【表4−(21)】
【表4−(22)】
【表4−(23)】
【表4−(24)】
【表4−(25)】
【表4−(26)】
【表4−(27)】
【表4−(28)】
【表4−(29)】
【表4−(30)】
【表4−(31)】
【表4−(32)】 〔一般式(III)の化合物の具体例〕
【表5−(1)】
【表5−(2)】
【表5−(3)】
【表5−(4)】
【表5−(5)】
【表5−(6)】
【表5−(7)】 〔一般式(IV)の化合物の具体例〕
【表6−(1)】
【表6−(2)】 〔一般式(V)の化合物の具体例〕
【表7−(1)】
【表7−(2)】
【表7−(3)】
【表7−(4)】
【表7−(5)】
【表7−(6)】
【表7−(7)】
【表7−(8)】
【表7−(9)】
【表7−(10)】
【表7−(11)】
【表7−(12)】
【表7−(13)】 〔一般式(VI)の化合物の具体例〕
【表8−(1)】
【表8−(2)】 〔一般式(VII)の化合物の具体例〕
【表9−(1)】
【表9−(2)】
【表9−(3)】
【表9−(4)】
【表9−(5)】
【表9−(6)】
【表9−(7)】 〔一般式(VIII)の化合物の具体例〕
【表10−(1)】
【表10−(2)】
【表10−(3)】
【表10−(4)】
【表10−(5)】 〔一般式(IX)の化合物の具体例〕
【表11−(1)】
【表11−(2)】
【0037】また、共晶錯体感光層15を形成する際
に、シリコーンオイルなどのレベリング剤を塗工液に添
加してもよい。その使用量は、電気絶縁性重合体に対し
て0〜1重量%程度が適当である。さらに、この層15を
設けるに際して、結着剤が必要により使用されてもよ
い。
【0038】ここでの結着剤材料としてはポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリブタジエン、スチレン−ブタジ
エン共重合体、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エ
ステルの重合体及び共重合体、ポリエステル、ポリアミ
ド、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ア
ルキッド樹脂、セルロース系樹脂やポリ−N−ビニルカ
ルバゾール及びその誘導体(例えばカルバゾール骨格に
塩素、臭素などのハロゲン、メチル基、アミノ基などの
置換基を有するもの)、ポリビニルピレン、ポリビニル
アントラセン、ピレン−ホルムアルデヒド縮重合体及び
その誘導体(例えばピレン骨格に臭素などのハロゲン、
ニトロ基などの置換基を有するもの)、ポリ−γ−カル
バゾリルエチル−L−ダルタメート、スチロール樹脂、
塩素化ポリエチレン、アセタール樹脂、メラミン樹脂な
どがあげられる。
【0039】この結着材には、可塑材を併用することが
できる。可塑材としてはジブチルフタレート、ジオクチ
ルフタレートなど、一般に樹脂の可塑材として使用され
ているものがそのまま使用できる。その使用量は、樹脂
結着材に対して0〜30重量%程度が適当である。
【0040】なお、本発明の共晶錯体感光層15を形成す
るに際しては、塗工液を重ね塗り方法(特開昭56-40837
号公報)や、既に設けた電気絶縁性重合体層をピリリウ
ム系染料に浸漬後、乾燥する方法(特開昭56-80052号公
報)を用いてもよく、また層15中のピリリウム系染料の
濃度を導電性基体側と、表面付近で異にするように形成
(特開昭56-121042号公報)してもよい。
【0041】本発明において、図2に示されるように導
電性基体と、共晶錯体感光層の間に、下引層14を設け
ることにより、帯電性、接着性を改良することができ
る。
【0042】本発明において、図2に示されるように、
導電性基体と、共晶錯体感光層15との間に、下引層1
4を設けることができる。下引層14は一般には樹脂を
主成分とするが、これらの樹脂はその上に感光層を溶剤
で塗布することを考えると、一般の有機溶剤に対して耐
溶剤性の高い樹脂であることが望ましい。このような樹
脂としては、ポリビニルアルコール、カゼイン、ポリア
クリル酸ナトリウム等の水溶性樹脂、共重合ナイロン、
メトキシメチル化ナイロン等のアルコール可溶性樹脂、
ポリウレタン、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキ
ッド−メラミン樹脂、エポキシ樹脂等、三次元網目構造
を形成する硬化型樹脂などが挙げられる。
【0043】また下引層14にはモアレ防止、残留電位
の低減等のために酸化チタン、シリカ、アルミナ、酸化
ジルコニウム、酸化スズ、酸化インジウム等で例示でき
る金属酸化物の微粉末顔料を加えてもよい。
【0044】本発明においては下引層にも酸化防止剤を
含有させることが可能かつ有効であり、その含有量は樹
脂100重量部に対して0.01〜20重量部、好まし
くは0.1〜10重量部である。ただし、酸化防止剤と
しては上で挙げた酸化防止剤が使用できる。
【0045】これらの下引層は前述の如く適当な溶媒、
塗工法を用いて形成することができる。更に、本発明の
下引層14として、シランカップリング剤、チタンカッ
プリング剤、クロムカップリング剤等を使用することも
できる。
【0046】この他本発明の下引層14にはAl23
陽極酸化にて設けたものや、ポリパラキシリレン(パリ
レン)等の有機物や、SiO、SnO2、TiO2、IT
O、CeO2等の無機物を真空薄膜作成法にて設けたも
のも良好に使用できる。下引層14の膜厚は0〜5μm
が適当である。
【0047】また、本発明において、共晶錯体感光層15
上に保護層や絶縁層を設けることも可能である。
【0048】保護層は感光体の表面保護の目的で設けら
れ、これに使用される材料としてはABS樹脂、ACS樹脂、
オレフィン〜ビニルモノマー共重合体、塩素化ポリエー
テル、アリル樹脂、フェノール樹脂、ポリフセタール、
ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアクリレート、ポ
リアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、
ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイミ
ド、アクリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロピレ
ン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチ
レン、AS樹脂、ブタジエン-スチレン共重合体、ポリウ
レタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エポキ
シ樹脂等の樹脂が挙げられる。保護層にはその他、耐摩
耗性を向上する目的でポリテトラフルオロエチレンのよ
うな弗素樹脂、シリコーン樹脂、及びこれら樹脂に酸化
チタン、酸化錫、チタン酸カリウム等の無機材料を分散
したもの等を添加することができる。
【0049】保護層17には酸化防止剤を用いることが
できるが、その添加量は樹脂100重量部に対して0〜
20重量部であり、好ましくは0.1〜10重量部であ
る。ただし、酸化防止剤としては前述した酸化防止剤が
使用できる。
【0050】保護層の形成法としては通常の塗布法が採
用される。なお、保護層の厚さは0.5〜10μm程度
が適当である。
【0051】また、以上のほかに真空薄膜作成法にて形
成したa−C、a−SiCなど公知の材料も保護層21
として用いることができる。本発明においては感光層と
保護層との間に別の中間層(図示せず)を設けることも
可能である。
【0052】中間層にも一般にバインダー樹脂を主成分
として用いる。これら樹脂としては、ポリアミド、アル
コール可溶性ナイロン樹脂、水溶性ポリビニルブチラー
ル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアルコール
などが挙げられる。
【0053】中間層には酸化防止剤を用いることができ
るが、その添加量としてはバインダー樹脂100重量部
に対して0〜20重量部であり、好ましくは0.1〜5
重量部である。ただし、酸化防止剤には上述した酸化防
止剤が使用できる。
【0054】本発明の応用例として、図5(a)、図5
(b)に示す様な電子写真用複合感光体が挙られる。第
2感光層12および中間層13には、公知の材料(例えば特
開昭56-121044号公報)を用いることができ、第1感光層
には、前述した共晶錯体感光層15を用いることができ
る。この様にしてなる電子写真用複合体には、公知のプ
ロセス(例えば特開昭56-121044)を適用して画像形成す
ることができる。
【0055】
【効果】本発明の電子写真感光体は、くり返し使用によ
り高感度をそこなう事なく帯電電位の低下が抑制される
ので、ポジ−ポジ現像においては画像濃度の低下を防ぎ
ネガ−ポジ現像においては地肌部の汚れを防止できる。
又、本発明の感光体は、複写機等の中における耐環境性
(耐反応ガス性)にも優れるため、高耐久でかつ異常画
像の発生も防止できる。
【0056】
【実施例】次に実施例を挙げるが、実施例は本発明を詳
しく説明するためのものであり、本発明が実施例によっ
て制約されるものではない。なお実施例中、部はすべて
重量部である。
【0057】実施例1〜9 Al導電層を有するポリエステルフィルム上に、下記組
成の塗工液を塗布、乾燥し、膜厚18μmの共晶錯体感
光層を形成し、本発明の電子写真感光体を得た。 4−(4−ジメチルアミノフェニル)−2,6 −ジフェニルピリリウムパークロレート 3部 ポリカーボネート 28部 (帝人化成(株)製パンライトL−1225) 塩化メチレン 650部 表12に示す正孔輸送性物質 22部 表12に示す酸化防止剤 0.2部
【0058】比較例1〜9 実施例1〜9において酸化防止剤を添加しないほかはす
べて同じ条件にて比較例1〜9の電子写真感光体を作成
した。
【0059】
【表12】
【0060】つぎに実施例1〜9および比較例1〜9の
各感光体を、静電複写試験装置(川口電気製作所製SP
−428型)を用いて次のように評価した。
【0061】まず、−5.2KVの放電々圧にてコロナ
帯電を20秒間行ない、次いで10秒間暗減衰させ、そ
の後8luxのタングステン光を照射した。この時の帯
電開始1秒後と20秒後の表面電位V1(V)、V
20(V)および暗減衰10秒後の表面電位V30(V)を
測定し、また、V30を半分の電位に光減衰させるのに必
要な露光量E1/2(lux・sec)を測定した。な
お、暗減衰率(D.D)は、次式で定義される。 D.D=V30/V20 更に、上記条件の帯電と露光を同時に30分間行なって
疲労させた後、再び前記と同様の測定を行なった。試験
結果を、表13に示すが、試験はすべて常温常湿下で行
なった。
【表13】
【0062】実施例10〜18 厚さ0.2mmのAl板上に下記組成の各塗工液を塗
布、乾燥し、厚さ0.2μmの下引層、厚さ21μmの
共晶錯体感光層を順次設けた。 〔下引き層塗工液〕 メタノール 80部 n−ブタノール 20部 アルコール可溶性ナイロン 3部 (アミランCM−8000,東レ製) 表14に示す酸化防止剤 0.06部 〔共晶錯体感光層塗工液〕 4−(4−ジメチルアミノフェニル)−2,6−ジフ ェニルチアピリリウムヘキサフルオロフォスフェート 1部 ポリカーボネート(GE社製レキサン−141) 25部 表14に示す正孔輸送性物質 20部 下引層に用いたものと同じ酸化防止剤 0.3部 塩化メチレン 400部 クロロホルム 200部
【0063】比較例10〜18 実施例10〜18において酸化防止剤を添加しないほか
はすべて同じ条件にて比較例10〜18の電子写真感光
体を作成した。
【表14】
【0064】つぎに、実施例2〜18および比較例2〜
18の感光体をオゾン暴露試験機中でオゾン濃度5pp
m、35℃で5日間疲労させた。この疲労前と疲労後の
感光体を実施例1と同様な試験方法(ただし放電々圧は
+5.6KVとした)で、V1(V)、D.D、E1/
2(lux・sec)を測定した。測定は、常温常湿で
行ない、結果を表15に示す。
【表15】
【0065】実施例19〜27 外径40mmのAlシリンダー上に下記組成の各塗工液
を塗布、乾燥し、厚さ2μmの下引層、厚さ20μmの
共晶錯体感光層、厚さ2μmの保護層を順次設けた。 〔下引き層塗工液〕 TiO2粉末 15部 (石原産業(株)製、タイペークR−670) アルコール可溶性ナイロン 7部 (帝国化学産業製トレジン) エタノール 150部 〔共晶錯体感光層塗工液〕 4−(4−ジメチルアミノフェニル)−2,6−ジフ ェニルチアピリリウムパークロレート 1部 ポリカーボネート(GE社製レキサン−141) 20部 表16に示す正孔輸送性物質 20部 表16に示す酸化防止剤 0.1部 塩化メチレン 650部 〔保護層塗工液〕 スチレン−メタクリル酸−Nメチロール メタクリルアミド樹脂 10部 酸化アンチモン10%含有酸化スズ 30部 トルエン 80部 n−ブタノール 70部 上記感光層に用いたものと同じ酸化防止剤 0.2部
【0066】比較例19〜27 実施例19〜27において酸化防止剤を添加しないほか
はすべて同じ条件にて比較例19〜27の電子写真感光
体を作成した。
【表16】
【0067】つぎに、実施例19〜27と比較例19〜
27の感光体を、画像露光々源をヘリウムネオンレーザ
ーに変更したレーザープリンターLP−1060SP−
3の搭載し、30℃、湿度90%の条件下で5000枚
の連続複写を行なった。この時の非画像部の黒斑点(黒
ポチ)を目視検査にて5段階に評価した。ただし、ラン
ク5を良、ランク1を不良とした。1枚目と5000枚
目の結果を表−17に示す。
【表17】
【0068】実施例28〜36 外径80mmのAlシリンダー上に、下記組成の各塗工
液を塗布、乾燥し、厚さ17μmの共晶錯体感光層、厚
さ3μmの保護層を順次設けた。 〔共晶錯体感光層塗工液〕 4−(4−ジメチルアミノフェニル)−2,6−ジフ ェニルセレナピリリウムテトラフルオロボレート 2部 ポリカーボネート(帝人化成(株)製パンライトL−1250) 30部 表18に示す正孔輸送性物質 25部 塩化メチレン 500部 クロルベンゼン 120部 〔保護層用塗工液〕 スチレン〜メチルメタクリレート〜2−ヒドロキシエチル メタクリレート〜トリフロロエチルメタクリレート共重合体 10部 導電性酸化チタン 8部 トルエン 100部 n−ブタノール 50部 表18に示す酸化防止剤 0.4部
【0069】比較例28〜36 実施例28〜36において酸化防止剤を添加しないほか
はすべて同じ条件にて比較例28〜36の電子写真感光
体を作成した。
【表18】
【0070】実施例28〜36と比較例28〜36の各
感光体を二酸化チッ素暴露試験機中でNO2濃度5pp
m、250℃、湿度35%の条件下で5日間疲労させ
た。各感光体を疲労前と疲労後にリコピーFT6550
に搭載して、画像濃度をマクベス濃度計で測定した。そ
の結果を表19に示す。
【表19】
【0071】
【発明の効果】本発明の電子写真用感光体は、繰り返し
使用によっても帯電々位の低下が抑制され、高感度なも
のであり、ポジ−ポジ現像においては画像濃度の低下が
防止でき、ネガ−ポジ現像においては地肌部の汚れが防
止できる。また、本発明の感光体は複写機等の中におけ
る耐環境性(耐反応ガス性)にも優れるため高耐久性で
異常画像の発生を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体の模式断面図である。
【図2】本発明の別の電子写真感光体の模式断面図であ
る。
【図3】図1において、保護層を設けた本発明の電子写
真感光体の模式断面図である。
【図4】図2において、保護層を設けた本発明の電子写
真感光体の模式断面図である。
【図5】図5(a)〜(b)は更に別の本発明に係る電
子写真感光体の模式断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基体上にピリリウム系染料、電気
    絶縁性重合体および正孔輸送性物質を主成分とする感光
    層が設けられた電子写真感光体において該感光体中に酸
    化防止剤を含有させてなることを特徴とする電子写真感
    光体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0764712A3 (de) * 1995-09-21 1997-08-20 Bayer Ag Elektrolumineszierende Anordnungen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0764712A3 (de) * 1995-09-21 1997-08-20 Bayer Ag Elektrolumineszierende Anordnungen

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