JPH05125571A - 脱脂洗浄方法 - Google Patents

脱脂洗浄方法

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JPH05125571A
JPH05125571A JP3290240A JP29024091A JPH05125571A JP H05125571 A JPH05125571 A JP H05125571A JP 3290240 A JP3290240 A JP 3290240A JP 29024091 A JP29024091 A JP 29024091A JP H05125571 A JPH05125571 A JP H05125571A
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alkali
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water
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稔 石田
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
    • C23G1/14Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts with alkaline solutions

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境に悪影響を及ぼすおそれを有するリン化
合物を含まない脱脂液を用いて、鉄、亜鉛、アルミニウ
ムおよびそれらの2種以上を含む合金のうちの1種以上
の金属材から構成される被処理物に対し、低起泡性で良
好な脱脂洗浄性を示す脱脂洗浄を施し、良好な化成処理
性を有するものにする。 【構成】 脱脂液が下記、、およびの条件を満
足するように脱脂液を管理しながら被処理物に接触させ
て被処理物の脱脂洗浄を行う。 pH≧10.5 log10Y≦0.318X+2.72〔式中、Y=
脱脂液中のアルカリ珪酸塩濃度(Si換算、ppm 単位)≧
100、X=pH−10.5〕 水溶性ポリカルボン酸塩濃度0.01〜10g/l 非イオン系界面活性剤濃度0.01〜10g/l

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄、亜鉛、アルミニ
ウムおよびそれらの合金材などの金属材のための脱脂洗
浄方法に関する。更に詳しくは、この発明は、極めて低
起泡性で良好な脱脂洗浄力を示し、しかも、環境に悪影
響を及ぼすおそれを有するリン化合物を含有しない脱脂
液(「脱脂洗浄液」とも言う)を用いて金属表面などを
脱脂洗浄する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属表面処理、特に金属表面化成
処理の分野にあっては、リン酸亜鉛などによる化成処理
に先立ち、被処理物に対して、その表面に付着している
油脂類(たとえば、鉱物油、動植物油等)を除去するた
め脱脂洗浄処理が施される。脱脂洗浄は最終的な処理で
はなく化成処理などの処理に先立って行われるので、脱
脂液の成分としては、それ自身またはその反応生成物が
被処理物表面に残存し、その後に行われる化成処理に悪
影響を及ぼすようなものは不適当である。
【0003】脱脂液としては、酸やアルカリを主体とす
るビルダーと非イオン系または陰イオン系界面活性剤を
主成分として含むものが一般的に採用されている。アル
カリリン酸塩やアルカリ縮合リン酸塩などのリン酸塩は
脱脂洗浄力を高める有用なビルダーとして脱脂液に配合
されてきた。最近、リン酸塩は湖沼水の富栄養化、汚染
の原因となっているとの指摘がなされている。このた
め、金属表面の脱脂処理においても、リン酸塩非配合の
脱脂液の開発が求められている。
【0004】他方、被処理物が自動車車体のように鉄材
と亜鉛合金材のみならずアルミニウム合金材をも含む複
合構造材料など、2種以上の金属材から構成されている
場合が増えている。このように2種以上の金属材からな
る被処理物を脱脂洗浄する場合には、それぞれの金属材
が脱脂洗浄後の化成処理において良好な処理性を示すよ
うに、脱脂液および処理条件を選定する必要がある。
【0005】リン酸塩を配合しない脱脂液の例として
は、特公昭61−25784号公報に開示されているも
のが挙げられる。この脱脂液は、非イオン系界面活性
剤、ビルダー、ハイドロサルファイトおよび糖類からな
るアルカリ性の金属洗浄剤組成物である。この脱脂液に
カルシウム塩やマグネシウム塩が持ち込まれると、洗浄
力の劣化が起こるという問題がある。また、この脱脂液
で前記複合構造材料を脱脂洗浄した場合、複合構造材料
の化成処理性が良好になってはいない。
【0006】前記の複合構造材料が良好な化成処理性を
持つようにするために脱脂洗浄処理する方法は、特開昭
62−199787号公報ですでに提案されている。こ
の方法は、被処理物をアルカリ珪酸塩系脱脂剤で処理す
るにあたり、脱脂液のpHが10.5以上、Si配合量
が下記a式を満足するように脱脂液を管理するようにし
ている。しかし、この方法で用いる脱脂液にはアルカリ
ビルダーとしてリン酸塩が添加されている。この脱脂液
がリン酸塩を含有しない場合には、十分な脱脂洗浄力を
発揮しない。
【0007】ところで、かかる金属表面洗浄の処理設備
にあって、スプレー方式を採用する場合、脱脂液は、特
に低起泡性でなければならない。従来の低起泡性の脱脂
液としては、特公昭36−4373号公報や特開昭54
−86508号公報に開示されているように界面活性剤
として低起泡性のものが配合されている。特公昭36−
4373号公報では下記一般式(1)で示される界面活
性剤が、特開昭54−86508号公報では下記一般式
(2)で示される界面活性剤が、それぞれ、使用されて
いる。
【0008】
【化1】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)式および
(2)式で表される界面活性剤もそれぞれ単独では言う
までもなく、リン酸塩以外の各種ビルダーと組み合わせ
て使用した場合、良好な脱脂洗浄力を継続的に発揮する
ことができない。また、前記式(1)の代表例としての
ノニルフェノールのアルキレート類はその分解生成物が
分解前のものよりも強い魚毒性を示すことが指摘され、
家庭用洗剤での配合が規制されており、工業用洗浄業界
でもその使用が自主規制されつつある。そこで、低起泡
性でリン酸塩を含有しない各種ビルダーとの組み合わせ
で良好な脱脂洗浄力を示し、かつ、環境に悪影響を及ぼ
すおそれの小さい界面活性剤の配合が求められている。
【0010】この発明は、環境に悪影響を及ぼすおそれ
を有するリン化合物を含まずに、鉄、亜鉛、アルミニウ
ムおよびそれらの2種以上を含む合金のうちの1種以上
の金属材から構成される構造材料に対し、低起泡性で良
好な脱脂洗浄性を示し、かつ、良好な化成処理性を保証
する脱脂洗浄方法を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、アルカリ珪酸塩、水溶性ポリカルボン
酸塩および非イオン系界面活性剤を含む脱脂液が下記
、、およびの条件を満足するように脱脂液を管
理しながら、前記脱脂液を被処理物に接触させて被処理
物の脱脂洗浄を行う脱脂洗浄方法を提供する。
【0012】 脱脂液のpH10.5以上。 アルカリ珪酸塩濃度がSi換算で100ppm以上
で、かつ、下記a式を満足する。 log10Y≦0.318X+2.72 …(a) 〔式中、Y=脱脂液中のアルカリ珪酸塩濃度(Si換
算、ppm単位)、X=pH−10.5、pH=脱脂液
のpH値〕 水溶性ポリカルボン酸塩濃度0.01〜10g/l 。
【0013】 非イオン系界面活性剤濃度0.01〜
10g/l 。 この発明で使用する脱脂液は、アルカリ珪酸塩、水溶性
ポリカルボン酸塩および非イオン系界面活性剤を含むも
のであり、リン酸塩を含まない場合でも低起泡性で良好
な脱脂洗浄性を示す。この発明の脱脂液のpH値は、1
0.5以上にする必要があり、10.5≦pH≦12.
5の範囲が好ましい。pHが10.5を下回ると後述す
るような問題があり、また、12.5を上回るとアルミ
ニウム材を過剰にエッチングして化成性に悪影響を及ぼ
すおそれがある。
【0014】脱脂液のpH値を10.5以上にするため
には、上記必須成分に加えてpH値を挙げるための薬剤
が配合される。このような薬剤としては、たとえば、炭
酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸カリウムなどのアルカリ炭酸塩;水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウムなどの苛性アルカリなどが挙げら
れ、それぞれ単独で使用されたり、あるいは、2種以上
併用されたりする。
【0015】この発明で使用するアルカリ珪酸塩として
は、オルソ珪酸ソーダ、オルソ珪酸カリウムなどのオル
ソ珪酸のアルカリ金属塩;メタ珪酸ソーダ、メタ珪酸カ
リウムなどのメタ珪酸のアルカリ金属塩;セスキ珪酸ナ
トリウム、セスキ珪酸カリウムなどのセスキ珪酸のアル
カリ金属塩などが挙げられ、それぞれ単独で使用された
り、あるいは、2種以上併用されたりする。
【0016】この発明で使用する脱脂液のアルカリ金属
珪酸塩濃度は、Si換算で100ppm以上にする必要
がある。アルカリ金属珪酸塩濃度がSi換算で100p
pm未満だと後述するような問題がある。ただし、アル
カリ金属珪酸塩濃度は、高すぎても問題があり、脱脂液
のpH値との関係が上記a式を満足するように維持され
る必要がある。
【0017】この発明で使用する水溶性ポリカルボン酸
塩としては、0℃以上の水に0.01g/l 以上溶解する
ポリカルボン酸塩であれば特に限定はない。そのような
ポリカルボン酸塩は、たとえば、重量平均分子量が5,
000〜100,000の範囲内が好ましく、10,0
00〜100,000の範囲内がより好ましい。この発
明に用いる水溶性ポリカルボン酸塩は、重合性二重結合
を1つ有する不飽和カルボン酸類の単独重合体および共
重合体などであり、そのカルボキシル基が、ナトリウ
ム、カリウムなどのアルカリ金属で中和された塩が好ま
しい。ポリカルボン酸塩の重量平均分子量が5,000
未満あるいは100,000を超えると、脱脂洗浄力が
十分に向上せず、経時的に脱脂洗浄力が劣化するおそれ
がある。脱脂液の水溶性ポリカルボン酸塩濃度は、0.
01〜10g/l の範囲内に維持される必要がある。水溶
性ポリカルボン酸塩濃度が0.01g/l 未満では、脱脂
洗浄力が十分に向上せず、経時的に脱脂洗浄力が劣化す
る。その濃度が10g/l を超えると、脱脂液が増粘化し
て被処理物に付着して消費される量が多くなるという欠
点がある上、効果の向上がなく経済的に不利になる。水
溶性ポリカルボン酸塩は市販されており、たとえば、下
記の商品が入手でき、この発明に使用することができ
る。BASF社製 ・「ソカランCP−5」(重量平均分子量70,000
のマレイン酸−アクリル酸共重合体のナトリウム塩を4
0重量%含む樹脂液) ・「ソカランCP−7」(重量平均分子量50,000
のマレイン酸−アクリル酸共重合体のナトリウム塩を4
0重量%含む樹脂液) ・「ソカランPA−40」(重量平均分子量15,00
0のポリアクリル酸ソーダを40重量%含む樹脂液)花王社製 ・「ポイズ520」(特殊ポリカルボン酸塩を40重量
%含む樹脂液) ・「ポイズ521」(特殊ポリカルボン酸塩を40重量
%含む樹脂液) ・「ポイズ531」(特殊ポリカルボン酸塩を40重量
%含む樹脂液)旭電化工業社製 ・「アデカコールW−193」(ジイソブチレン/オレ
フィン/無水マレイン酸共重合体のソーダ塩を25重量
%含む樹脂液) ・「アデカコールW−304」(ポリアクリル酸ソーダ
を40重量%含む樹脂液) ・「アデカコールW−370」(マレイン酸−アクリル
酸共重合体のナトリウム塩を40重量%含む樹脂液) この発明で使用される非イオン系界面活性剤としては、
たとえば、従来公知のものが挙げられる。種々の非イオ
ン系界面活性剤の中でも、洗浄力に優れ、魚毒性が低い
という点からは、ポリエチレンオキサイドのモノアルキ
ルエーテルが好ましく、洗浄力に優れ、魚毒性が低く、
かつ、消泡性に優れている(低起泡性)という点から
は、ポリエチレンオキサイドポリプロピレンオキサイド
のモノアルキルエーテルが好ましい。これらのモノアル
キルエーテルの中でも、脂肪族アルコールのアルキレン
オキサイド付加物であって該アルキレンオキサイドの5
0モル%以上がエチレンオキサイドであり、50モル%
未満がプロピレンオキサイドおよび/またはブチレンオ
キサイドであり、曇点が25〜50℃の範囲内にある非
イオン系界面活性剤が好ましい。非イオン系界面活性剤
の曇点が25℃未満であると脱脂洗浄力が十分でなく、
50℃を超えると発泡性が高まるため、スプレー設備で
の使用に問題が生じる。上記のような脂肪族アルコール
のアルキレンオキサイド付加物は、たとえば、下記一般
式bで示される化合物である。
【0018】 R−O−(EO)k (PO)l H …(b) 〔式中、R:炭素数8〜18のアルキル基、 EO:エチレンオキサイド基、 PO:プロピレンオキサイド基および/またはブチレン
オキサイド基、 k:付加モル数8〜15 l:付加モル数1〜5〕 上記b式において、Rは炭素数8〜18のアルキル基で
あり、直鎖状および分岐状のいずれでもよい。Rの炭素
数が8未満であるかまたは18を超えると、脱脂洗浄力
が劣化するおそれがある。エチレンオキサイド基の付加
モル数が8未満だと、脱脂洗浄力が劣化するおそれがあ
り、15を超えると、消泡性が悪くなるおそれがある。
プロピレンオキサイド基および/またはブチレンオキサ
イド基の付加モル数が0だと、消泡性が悪くなるため、
水洗による脱脂液の洗い流しに手間がかかるおそれがあ
り、5を超えると、脱脂洗浄力が低下するおそれがあ
る。なお、エチレンオキサイド基とプロピレンオキサイ
ド基および/またはブチレンオキサイド基との付加モル
数の合計は9〜20の範囲内でよい。
【0019】脂肪族アルコールの上記のようなアルキレ
ンオキサイド付加物である非イオン系界面活性剤は市販
されており、たとえば、下記の商品が入手でき、この発
明に使用することができる。BASF社製 ・「プルラファックLF−220」(曇点41℃) ・「プルラファックLF−400」(曇点32℃) この発明で用いる脱脂液には、上記必須成分に加えて、
亜硝酸塩、リン酸チタニウム塩、防腐剤などの1種また
は2種以上を適宜配合することができる。これらの任意
成分の含有量は、種類によっても異なるが、たとえば、
0.01〜1g/l の範囲内が好ましい。この範囲を下回
ると添加効果が発現されないおそれがあり、上回るとこ
の発明の目的を達成することができないおそれがある。
【0020】この発明で用いる脱脂液は、その成分およ
び濃度を保つためにアルカリ珪酸塩、苛性アルカリ炭酸
塩および水溶性ポリカルボン酸塩、非イオン系界面活性
剤が補充される。遊離アルカリ度5〜25ポイントを維
持すべく、補充用薬剤を添加する時に脱脂液のSi濃
度、pHがこの発明で規定する範囲に入るように、たと
えば、後掲のA剤の配合が決定され、また、B剤のA剤
に対する補給割合が決定される。Siは原子吸光分析で
濃度を把握でき、水溶性ポリカルボン酸塩は液体クロマ
トグラフィー法等で、非イオン系界面活性剤はリンモリ
ブデン酸法で定量できる。補充用薬剤の一例を挙げる
と、 A剤:アルカリ珪酸塩1〜6重量%(全アルカリ化合物
に対してSi換算で) アルカリ炭酸塩20〜60重量%(全アルカリ化合物に
対して) 苛性アルカリ10〜50重量%(全アルカリ化合物に対
して) B剤:水溶性ポリカルボン酸塩5〜40重量% 非イオン系界面活性剤10〜60重量% 水 0〜85重量% (B剤の重量%は3者の合計100重量%に対する数値
である。) A剤の補充方法は、脱脂液の遊離アルカリ度(FA)を
5〜25ポイントを保つように補充される。脱脂液の遊
離アルカリ度が5ポイント未満だと脱脂液のpHが1
0.5未満となり、脱脂洗浄力の経時劣化および被処理
物の化成性や塗装性の劣化を引き起こすおそれがあり、
25ポイント超だとこの発明で規定する範囲内で得られ
る以上の効果が得られず、脱脂液成分の消費量をいたず
らに増すおそれがある。ここで、遊離アルカリ度は、脱
脂液10mlをフェノールフタレインを指示薬として中和
するのに要する0.1N−塩酸(もしくは硫酸)溶液の
量〔ml〕でポイント表示される。A剤中の全アルカリ成
分中に占める苛性アルカリの含有率は10〜50重量%
の範囲で選定される。苛性アルカリの含有率が10重量
%未満であると、脱脂液の遊離アルカリ度を5〜25ポ
イントに保つべくA剤を補給しても脱脂液の平衡pH値
を10.5以上に保つこと、もしくは、上記a式を満足
する脱脂液組成を保つことが困難となり、脱脂洗浄力の
経時劣化および被処理物の化成性や塗装性の劣化を引き
起こすおそれがある。また、苛性アルカリの含有率が5
0重量%を超えると、脱脂液の遊離アルカリ度を前記範
囲内に保つべくA剤を補給すると、脱脂液中の珪酸塩濃
度が経時で低下し、脱脂洗浄力が初期に比べて低下する
おそれがある。A剤中の全アルカリ成分中に占めるアル
カリ珪酸塩濃度はSi換算で1〜6重量%の範囲内で選
択される。珪酸塩濃度が6重量%を超えると上記a式を
満足する脱脂液組成を保つことが困難となり、被処理物
の化成性や塗装性の劣化を引き起こすおそれがある。ま
た、珪酸塩濃度が1重量%未満であると、脱脂液中の遊
離アルカリ度を5〜25ポイントに保つべくA剤を補給
しても脱脂液中の珪酸塩濃度が経時的に低下し、脱脂洗
浄力が経時劣化を引き起こすおそれがある。
【0021】A剤の成分をそれぞれ単独で脱脂液に補充
しても良いが、それらの補給割合は前記の比率であるこ
とが望ましい。また、脱脂液中の水溶性ポリカルボン酸
塩濃度および非イオン系界面活性剤濃度を保つためにB
剤が補充される。B剤中のそれぞれの含有率は、脱脂液
中のそれぞれの管理濃度に対応して適宜選択すれば良
い。B剤の補給方法は脱脂液中の当該成分濃度を分析
し、その減量に応じて補給すれば良いが、便宜的には前
記A剤の補給に対し、一定量比率で補給しても良い。
【0022】この発明の脱脂洗浄方法は、通常の脱脂洗
浄方法と同様にして行われても良い。たとえば、処理温
度20〜60℃、処理時間1〜30分の条件が採用され
る。20℃未満だとあるいは1分未満だと脱脂洗浄力が
不十分となるおそれがあり、60℃超だとあるいは30
分超だと亜鉛材の化成性が低下するおそれがある。脱脂
液を被処理物に接触させる方法としては、たとえば、浸
漬法、スプレー法、それらの組み合わせからなる接液法
が採用されて良い。
【0023】
【作用】アルカリ珪酸塩、水溶性ポリカルボン酸塩およ
び非イオン系界面活性剤を含む脱脂液を、pH値が1
0.5以上で、かつ、Si含有量とpH値が上記a式の
関係を満足する範囲内に維持して脱脂洗浄された金属表
面には、その後の化成処理でリン酸亜鉛の良質の結晶性
皮膜(X線回折法で151型結晶面が多い)が形成され
る。一方、pH10.5未満あるいはpH10.5以上
でも上記a式の範囲を外れた条件で脱脂洗浄された金属
表面は化成処理で劣質の020型の結晶面の多いリン酸
亜鉛皮膜が形成される。また、pH10.5未満で脱脂
洗浄処理を継続すると、特にこの発明のごとく室温から
50℃以下の低温領域で処理する場合には、含有する界
面活性剤が分解する傾向を有し、脱脂洗浄力が経時的に
劣化する。
【0024】水溶性ポリカルボン酸塩濃度を0.01〜
10g/l の範囲内に、非イオン系界面活性剤濃度を0.
01〜10g/l の範囲内に維持することにより、良好な
脱脂性が得られるのである。脱脂液中に混入したカルシ
ウム塩やマグネシウム塩などは珪酸塩とむすびついて洗
浄力を低下させる。このため、ビルダーを添加しておい
てその分散剤とするのであるが、リン酸塩を用いない場
合には、洗浄力の低下が起こる。この発明では、脱脂液
に水溶性ポリカルボン酸塩が上記範囲の濃度を維持する
ように配合されるので、カルシウム塩やマグネシウム塩
が脱脂液に混入しても洗浄力の低下が生じない。
【0025】
【実施例】以下に、この発明の具体的な実施例および比
較例を示すが、この発明は下記実施例に限定されない。 −実施例1− 脱脂液を表1の初期の欄に示すように調製した。水溶性
ポリカルボン酸としては上記ソカランCP−5(固形分
40%)を、非イオン系界面活性剤としては上記プルラ
ファックLF−220を用いた。
【0026】継続して脱脂処理を行う過程において、脱
脂液の遊離アルカリ度が15ポイントを保つように表4
の組成からなる補充用薬剤のA剤を補給し、また、B剤
をA剤100重量部に対して約30重量部の割合で補給
しながら、冷延鋼板、Zn−Ni複合メッ鋼板、Al−
Mg合金アルミニウム板を脱脂処理した。脱脂処理工程 脱脂:浸漬方式 40℃×2分間 水洗:スプレー方式 15〜40℃×15秒 継続処理の結果、平衡状態に達するまでの間、脱脂洗浄
された3種の試験片は良好な脱脂洗浄性を示し、脱脂
槽、水洗槽における発泡トラブルが認められず、表1の
経時の欄に示すごとく、液特性値に著しい変化が認めら
れなかった。
【0027】脱脂洗浄力および発泡性を下記のようにし
て調べ、結果を表1に合わせて示した。脱脂洗浄力は脱
脂工程の水洗処理された3種板の表面の水濡れ性(水濡
れ面積率)で判断するというやり方で調べ、下記の基準
で評価した。 ◎:100%水濡れ ○:90%以上水濡れ ×:90%未満水濡れ 発泡性は脱脂工程の水洗処理で水洗槽内における発泡状
態で判断するというやり方で調べ、下記の基準で評価し
た。
【0028】◎:水洗槽の液面にほとんど泡が認められ
ない。 ○:水洗槽の液面に発泡状態が認められるが、20℃以
上の水温で泡が槽からあふれることがない。 ×:水洗槽内の液温が20℃以下において、発泡性が強
く、泡が槽からあふれる状態になる。
【0029】脱脂洗浄された各試験片をサーフファイン
5N−5(日本ペイント株式会社製表面調整剤)0.1
%w/v液で室温で15秒間処理し、ついでサーフダイ
ンSD2500(日本ペイント株式会社製Ni−Mn変
性リン酸亜鉛皮膜処理剤)の処理液に40℃で2分間浸
漬処理した。表面調整工程 表面調整:浸漬方式 室温×15秒化成処理工程 化 成:浸漬方式 40℃×2分 水 洗:スプレー方式 室温×15秒 純水洗:スプレー方式 室温×15秒 乾 燥:100℃×5分 化成処理された板は、いずれも、良質の結晶性皮膜が形
成されていた。更に、この化成処理板の上に日本ペイン
ト株式会社製カチオン電着塗料パワートップU−100
0を電着塗装し、170℃で20分間焼き付けた。乾燥
膜厚は35μmであった(以下も同様である)。つい
で、電着塗装板に中塗塗料(日本ペイント株式会社製
「オルガTO4811グレー」、メラミンアルキド樹脂
系)を焼付乾燥膜厚30μmになるようにスプレー塗装
し、140℃で20分間焼き付けた。ついで、上塗塗料
(日本ペイント株式会社製「オルガTO630ドーバー
ホワイト」、メラミンアルキド樹脂系)を焼付乾燥膜厚
30μmになるようにスプレー塗装し、140℃で20
分間焼き付け、全体で3コート3ベークの塗装板を得
た。得られた塗装板について密着性試験を行った。
【0030】密着性試験は、塗装板を40℃の脱イオン
水に20日間浸漬した後、これに鋭利なカッターで1mm
間隔と2mm間隔のゴバン目(100個)を形成し、その
各面に粘着テープを貼着した後、これらを剥離して塗装
板に残っているゴバン目の数を数えることにより行っ
た。3種の試験片の密着性はいずれも良好であった。
【0031】塗装品質を上記密着性試験により調べ、下
記の基準で評価した。 ◎:1mm間隔のゴバン目テストで100/100残留す
る。 ○:1mm間隔でのゴバン目テストでは一部塗膜の脱落が
認められるが、2mm間隔では100/100残留する。 ×:2mm間隔でのゴバン目テストで一部塗膜の脱落が認
められる。
【0032】結果を表1に示した。 −実施例2〜4および比較例1,2− 実施例1において、脱脂液の管理を表1に示すように変
えたこと、補充用薬剤として表2に示すものを用いたこ
と以外は実施例1と同様にして脱脂処理を行った。その
後、実施例1と同様にして化成処理、塗装を行って塗装
板を得た。実施例1と同様にして脱脂洗浄力、発泡性、
塗装品質を調べた。結果を表1に示した。
【0033】なお、各実施例・比較例で最初に脱脂液に
配合された水溶性ポリカルボン酸塩および非イオン系界
面活性剤は、それぞれ、実施例1と同じであった。プル
ラファックLF−700は、BASF社製の脂肪族アル
コールのポリエチレンオキサイドポリプロピレンオキサ
イド付加物(曇点15℃以下)の商品名、ルーテンゾー
ルTO8はBASF社製のイソトリデカノールで8モル
のエトキシレート(曇点61℃)の商品名である。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表1にみるように、実施例では脱脂洗浄力
が良好で、発泡が少なく、塗装品質が良好である。実施
例の中でも、非イオン系界面活性剤として、脂肪族アル
コールのアルキレンオキサイド付加物であって該アルキ
レンオキサイドの50モル%以上がエチレンオキサイド
であり、50モル%未満がプロピレンオキサイドおよび
/またはブチレンオキサイドであり、曇点が25〜50
℃の範囲内にあるものを用いた場合(実施例1および
2)には、それら3つの特性が特に優れている。これに
対し、比較例1では水溶性ポリカルボン酸塩を用いてい
ないため脱脂洗浄力と塗装品質が経時的に劣化し、比較
例2では脱脂液のpH値が10.5未満でa式を満足し
ていないため脱脂洗浄力と塗装品質が経時的に劣化し
た。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、環境に悪影響を及ぼ
すおそれを有するリン化合物を含まない脱脂液を用い
て、鉄、亜鉛、アルミニウムおよびそれらの2種以上を
含む合金のうちの1種以上の金属材から構成される構造
材料に対し、低起泡性で良好な脱脂洗浄性を示す脱脂洗
浄を施すことができ、しかも、処理された構造材料は良
好な化成処理性を有するものとなる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ珪酸塩、水溶性ポリカルボン酸
    塩および非イオン系界面活性剤を含む脱脂液が下記、
    、およびの条件を満足するように脱脂液を管理し
    ながら、前記脱脂液を被処理物に接触させて被処理物の
    脱脂洗浄を行う脱脂洗浄方法。 脱脂液のpH10.5以上。 アルカリ珪酸塩濃度がSi換算で100ppm以上
    で、かつ、下記a式を満足する。 log10Y≦0.318X+2.72 …(a) 〔式中、Y=脱脂液中のアルカリ珪酸塩濃度(Si換
    算、ppm単位)、X=pH−10.5、pH=脱脂液
    のpH値〕 水溶性ポリカルボン酸塩濃度0.01〜10g/l 。 非イオン系界面活性剤濃度0.01〜10g/l 。
  2. 【請求項2】 非イオン系界面活性剤として、脂肪族ア
    ルコールのアルキレンオキサイド付加物であって該アル
    キレンオキサイドの50モル%以上がエチレンオキサイ
    ドであり、50モル%未満がプロピレンオキサイドおよ
    び/またはブチレンオキサイドであり、曇点が25〜5
    0℃の範囲内にある化合物を用いる請求項1記載の脱脂
    洗浄方法。
  3. 【請求項3】 脱脂液の遊離アルカリ度を5〜25ポイ
    ントに保つ請求項1または2記載の脱脂洗浄方法。
  4. 【請求項4】 脱脂液の管理を、全アルカリ化合物中の
    苛性アルカリの配合率が10〜50重量%、全アルカリ
    化合物中のアルカリ珪酸塩の配合率がSi換算で1〜6
    重量%である補充用薬剤を脱脂液に添加することにより
    行う請求項3記載の脱脂洗浄方法。
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