JPH0512376Y2 - - Google Patents

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JPH0512376Y2
JPH0512376Y2 JP8092187U JP8092187U JPH0512376Y2 JP H0512376 Y2 JPH0512376 Y2 JP H0512376Y2 JP 8092187 U JP8092187 U JP 8092187U JP 8092187 U JP8092187 U JP 8092187U JP H0512376 Y2 JPH0512376 Y2 JP H0512376Y2
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JP
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control box
hydraulic circuit
lever
operating position
working machine
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧シヨベル等の上部旋回体を有す
る油圧駆動作業機の安全装置に係り、詳しくはア
クチユエータの油圧駆動回路遮断手段を備えた油
圧駆動作業機の操縦装置に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、油圧シヨベル等の上部旋回体を有する油
圧駆動作業機の操縦装置には、運転者が該作業機
の操縦を終了又は中断して機体より昇降する際
に、誤つてコントロールレバーに触れたりまた衣
服の一部が前記コントロールレバーに引つ掛つた
りして、上部旋回体やブーム、アーム等のアクチ
ユエータを不意に動作させる危険があるので、こ
れを防止する為に前記昇降時には必ず操縦装置若
しくはアクチユエータ駆動装置をロツクしてから
でないと運転者が昇降できないようなバカヨケ装
置が採用されている。
例えば、実開昭60−53859号公報には、(第5
図)作業機から運転者が昇降する際には必ずコン
トロールボツクス41を起倒させなければ昇降で
きないように構成すると共に、該コントロールボ
ツクスの下面には油圧回路の開閉弁42の接触子
43を押圧させ、前記コントロールボツクスの起
倒時前記接触子43を解放することにより自動的
にアクチユエータへの駆動油圧回路(図示せず)
が遮断されるように構成されたものが提案されて
いる。
しかしながら、上記構造のものは、コントロー
ルボツクス41が図中Bの非操作位置にあるとき
には前記駆動油圧回路は遮断、前記コントロール
ボツクスが図中Aの操作位置にあるときには前記
油圧回路は連通となる如く、その油圧回路の開閉
はコントロールボツクス41の傾倒と完全に連動
する構造となつている。
つまり、運転者が操縦席に位置したまま他の目
的で操縦を一時中断しアクチユエータの駆動をロ
ツクしたい場合には、その都度コントロールボツ
クス41を起倒させなければならず、かかる操作
は該コントロールボツクスが重量物であることに
加え、その固定解除が面倒である。よつて、この
ような場合には利用しないケースが多く不完全と
なつている。
また、コントロールボツクスを非操作位置Bか
ら操作位置Aに戻す際に、誤つて該ボツクスに突
設するコントロールレバー44に触れた場合に
は、操縦準備が完了していないにもかかわらず不
意に各アクチユエータが動作することとなり極め
て危険である。
また、以上の危険を生じさせない為には当該作
業機の原動機を一旦停止させた後、目的の動作を
行うことが本質安全に結びつくことであるが、キ
ースイツチのON−OFFの煩わしさからそれも徹
底できない虞れがある。
(考案の目的) 本考案は以上の問題点に鑑み、コントロールボ
ツクスを操作位置から非操作位置へ回動したとき
には該動作に連動してアクチユエータ駆動用油圧
回路を遮断すも、前記コントロールボツクスを非
操作位置から操作位置へ戻す際には前記油圧回路
の遮断解除は行わず、運転者が操縦準備の完了を
確認後、前記油圧回路の遮断状態を解除するよう
に構成することにより、当該作業機操縦の安全性
を高めることを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、以上の目的を達成する為に、油圧駆
動作業機の旋回台上に、該作業機操縦用のコント
ロールボツクスを傾倒回動可能に設けると共にそ
の近傍には、前記コントロールボツクスを操作位
置から非操作位置へ回動したときにのみ連動して
動作し、非操作位置から操作位置へ戻したときに
は非連動となる油圧回路遮断手段を設けたことを
特徴とする。
(実施例) 第1図ないし第3図は本考案の実施例を示すも
ので、旋回台40上の操縦席1のフロアー2上に
は座席3を挟んでその両脇に右コントロールボツ
クス4、左コントロールボツクス5が各々設けら
れ、その上端には右及び左コントロールレバー
6,7がそれぞれ突設している。
また、右コントロールボツクス4はフロワー2
上に直接突設しているが、左コントロールボツク
ス5はスタンド8にピン9を介してやや前方に傾
斜してかつ時計方向に回動自在に枢着している。
そして該コントロールボツクスの前壁に設けられ
たフツク10とスタンド8の前壁に突設する逆U
字状バー11との係合により固定され、フツクレ
バー12を時計方向へ回動操作することにより前
記係合が解除されるようになつている。
そして、さらにその前方には右走行レバー13
左走行レバー14がフロア2上より突設し、特に
左走行レバー14の先端部と左コントロールレバ
ー7の先端部間Wはコントロールボツクス5を時
計方向に回動起倒しない限り運転者は前記旋回台
上の操縦席から昇降することができないように設
定されている。
一方、左コントロールボツクスの後方近傍に
は、スタンド8上方にピン15を介して枢着する
略L字状の油圧回路遮断手段としてのカツトレバ
ー16が配設され、前記コントロールボツクス5
の時計方向への回動に伴い、前記カツトレバー1
6先端部が押圧され同時に回動するようになつて
いる。
また、カツトレバー16の基端部であるボス1
7にはクランクレバー18が固設し、ロツド19
を介してアクチユエータ20への油圧回路21開
閉用の開閉弁22と連結している。(第4図) なお、25はコントロールボツクスの傾倒補助
用のガスダンパー、26はコントロールボツクス
傾倒用の取手である。
次いで作用について説明する。
先ず、運転者が操縦席上で当該油圧駆動作業機
を操縦する時には、左コントロールボツクス5
は、第2図に図示の如く前方にっや傾斜したAの
位置(操作位置)でフツク10と逆U字状バー1
1との係合により固定している。
この状態では、左コントロールレバー7左走行
レバー14間の間隔Wは運転上支障のない程度に
狭められ、運転者の通過はできない。
一方、コントロールボツクス5の後方壁面とカ
ツトレバー16の先端部門には適度の間隙をもつ
て前記カツトレバーが位置におり、このときの油
圧回路は第4図図示の如く、開閉弁22のポート
はaの位置にある。
即ち、以上の状態が正規の運転位置となる。
次に、運転者が操縦を一時中断して操縦席1上
から昇降するときには、フツクレバー12を時計
方向に回動させ、フツク10と逆U字状バー11
との係合を解き、コントロールボツクス5を第3
図図示のBの位置(非操作位置)に回動せしめ
る。これにより、カツトレバー16の先端部は前
記コントロールボツクスの後方壁面に押圧されな
がら同時に時計方向に回動する。
この回動動作に伴い、開閉弁22は第4図中b
の位置に切り替わり、アクチユエータ20への油
圧回路は遮断される。
次に、運転者が元の位置に復帰したときにはコ
ントロールボツクス5を第2図図示の正規の操作
位置Aに戻すも、この状態ではまだ油圧回路21
は遮断状態となつている。この状態で周囲の確認
を行い操縦準備が完了した時点でカツトレバー1
6を反時計方向に回動せしめる。
これにより、開閉弁22はaの位置に切り替り
アクチユエータ20への油圧回路は開放される。
なお、このとき、図示はしてないが、カツトレバ
ー16の回動又は開閉弁22の開閉動作に関連さ
せて、表示ランプ等により操縦開始前の各部の点
検若しくは周囲の確認を励行させる為の手段を付
加すれば、より安全性の向上が図れる。
また、以上の実施例に於いては左コントロール
ボツクスの傾倒についてのみ説明したが、これは
左側のみに限定されるのではなく、左右どちらを
対象としても構わず設計上適宜選択すればよい。
それと共に、油圧回路遮断手段である油圧カツ
トレバー16配設位置及び形状は、以上の実施例
で説明したものに限定されないものとする。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、一旦コ
ントロールボツクスを非操作位置から操作位置へ
回動させた後は運転者自身の手によつてカツトレ
バーを回動させ原位置に戻さない限りアクチユエ
ータへの油圧回路は連通しないから、該装置の操
作性を損なうことなく、確実なバカヨケ効果が得
られる。また、運転者が操縦席に位置したままの
状態でも容易にカツトレバーを操作し、油圧回路
の遮断が可能であるから、従来機のような煩わし
さがない。
よつて、不測の事故を生ずる危険性が極めて少
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案操縦装置を用いた油圧駆動作業
機の操縦席の平面図、第2図は本考案操縦装置の
運転状態における詳細図、第3図はその作用時の
状態を示す詳細図、第4図は本考案採用になる油
圧回路の概要図、第5図は従来の操縦装置の概要
図である。 1……操縦席、4,5……コントロールボツク
ス、6,7……コントロールレバー、8……スタ
ンド、16……カツトレバー、22……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧駆動作業機の旋回台上に、該作業機操縦用
    のコントロールボツクスを傾倒回動可能に設ける
    と共に、その近傍には、前記コントロールボツク
    スを操作位置から非操作位置へ回動したときにの
    み連動して動作し、非操作位置から操作位置へ戻
    したときには非連動となる油圧回路遮断手段を設
    けたことを特徴とする油圧駆動作業機の操縦装
    置。
JP8092187U 1987-05-29 1987-05-29 Expired - Lifetime JPH0512376Y2 (ja)

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JP8092187U JPH0512376Y2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29

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JPS63190349U JPS63190349U (ja) 1988-12-07
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JPH0724440Y2 (ja) * 1989-06-20 1995-06-05 株式会社小松製作所 建設機械の作業機操縦装置

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JPS63190349U (ja) 1988-12-07

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