JP2558013Y2 - 操縦装置 - Google Patents

操縦装置

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JP2558013Y2
JP2558013Y2 JP1184093U JP1184093U JP2558013Y2 JP 2558013 Y2 JP2558013 Y2 JP 2558013Y2 JP 1184093 U JP1184093 U JP 1184093U JP 1184093 U JP1184093 U JP 1184093U JP 2558013 Y2 JP2558013 Y2 JP 2558013Y2
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seat
breaker
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pedal
control
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Inventor
浩樹 桜間
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東洋運搬機株式会社
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばミニバックホウ
(超小旋回型油圧ショベル)等の作業車両に適用される
操縦装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ミニバックホウ等の作業車両と
しては、例えば実開昭60−62558号や特開昭63
−277324号に記載されたものが知られている。こ
れは、基本的には、走行装置を備えた走行機体と、これ
に旋回装置を介して設けられた旋回台と、これに設けら
れた運転室と、旋回台に設けられて走行装置の一部を為
す原動機と、旋回台に設けられてブームとアームとバケ
ットを備えた荷役装置と、荷役装置を左右に横動させる
オフセット装置と、走行機体に俯仰可能に設けられたブ
レード(排土板)装置と、運転室に設けられた操縦装置
と、から構成されている。そして、操縦装置としては、
例えば図4乃至図6に示したものが知られている。当該
操縦装置50は、基本的には、オペレータが着座するシ
ート51と、シート51の前方中央に設けられて走行装
置を制御する左右の走行レバー52と、シート51の前
方左右に設けられて荷役装置と旋回装置を制御する左右
の荷役レバー53と、シート51の前方右側に設けられ
てオフセット装置を制御するオフセットペダル54と、
シート51の前方右側に設けられてブレード装置を制御
するブレードレバー55と、から構成されている。而し
て、この様なものは、オペレータがシートに着座し、両
手で左右の走行レバーと荷役レバーを操作し、右足でオ
フセットペダルを操作し、右手でブレードレバーを操作
する様になっている。ところで、ミニバックホウ等の作
業車両に於ては、しばしばブレーカ(破砕)装置をオプ
ションとして取付ける場合がある。この時、従来にあっ
ては、ブレーカ装置を制御するブレーカレバーをブレー
ドレバーの近傍に並設していた。ところが、この様なも
のは、両手で左右の走行レバーと荷役レバーを操作する
だけでなく、右手でブレードレバーとブレーカレバーを
操作する必要があったので、右手の負担が大きく、操作
性が悪いという難点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、叙上の問題
点に鑑み、これを解決する為に創案されたもので、その
目的とする処は、右手の負担を小さくし、操作性を向上
させる様にした操縦装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の操縦装置は、基
本的には、オペレータが着座するシートと、シートの前
方中央に設けられて走行装置を制御する左右の走行レバ
ーと、シートの前方左右に設けられて荷役装置と旋回装
置を制御する左右の荷役レバーと、シートの前方右側に
設けられてオフセット装置を制御するオフセットペダル
と、シートの前方右側に設けられてブレード装置を制御
するブレードレバーと、シートの前方左側に設けられて
ブレーカ装置を制御するブレーカペダルと、から構成し
た事に特徴が存する。
【0005】
【作用】オペレータがシートに着座し、両手で左右の走
行レバーと荷役レバーを操作し、右足でオフセットペダ
ルを操作し、右手でブレードレバーを操作し、左足でブ
レーカペダルを操作する。左右の走行レバーが操作され
ると、走行装置が制御される。左右の荷役レバーが操作
されると、荷役装置と旋回装置が制御される。オフセッ
トペダルが操作されると、オフセット装置が制御され
る。ブレードレバーが操作されると、ブレード装置が制
御される。ブレーカペダルが操作されると、ブレーカ装
置が制御される。ブレーカペダルに依りブレーカ装置を
制御する様にしたので、右手の負担を小さくできる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本考案の第一実施例に係る操縦装置を
示す平面図。図2は、ブレーカペダルの付近を示す側面
図である。操縦装置1は、シート2、走行レバー3、荷
役レバー4、オフセットペダル5、ブレードレバー6、
ブレーカペダル7とからその主要部が構成されている。
シート2は、オペレータが着座するもので、この例で
は、運転室の床体8の後側中央に設けられている。床体
8の前側中央には、台体9が設けられていると共に、床
体8の後側右部には、側台体10が設けられている。走
行レバー3は、シート2の前方中央に設けられて走行装
置を制御する左右のもので、この例では、台体9の中央
に横軸廻りに回動可能に設けられて居り、図略している
が、走行装置を制御する左右の走行制御弁に連繋されて
いる。荷役レバー4は、シート2の前方左右に設けられ
て荷役装置と旋回装置を制御する左右のもので、この例
では、台体9の左右に横軸廻り並びに前後軸廻りに回動
可能に設けられて居り、図略しているが、左側の荷役レ
バー4は、荷役装置のアームを制御するアーム制御弁と
旋回装置を制御する旋回制御弁に連繋されていると共
に、右側の荷役レバー4は、荷役装置のブームを制御す
るブーム制御弁と荷役装置のバケットを制御するバケッ
ト制御弁に連繋されている。オフセットペダル5は、シ
ート2の前方右側に設けられてオフセット装置を制御す
るもので、この例では、床体8の前方右側に横軸廻りに
回動可能に設けられて居り、図略しているが、オフセッ
ト装置を制御するオフセット制御弁に連繋されている。
ブレードレバー6は、シート2の前方右側に設けられて
ブレード装置を制御するもので、この例では、床体8の
前方右側に横軸廻りに回動可能に設けられて居り、図略
しているが、ブレード装置を制御するブレード制御弁に
連繋されている。ブレーカペダル7は、シート2の前方
左側に設けられてブレーカ装置を制御するもので、この
例では、床体8の前方左側に横軸廻りに回動可能に設け
られて居り、ブレーカ装置を制御するブレーカ制御弁1
1に連繋手段12を介して連繋されていると共に、スプ
リング13に依り常時仰起状態に保たれている。側台体
10には、原動機を制御するアクセルレバー14が横軸
廻りに回動可能に設けられている。次に、この様な構成
に基づいて作用を述解する。オペレータがシート2に着
座し、両手で左右の走行レバー3と荷役レバー4を操作
し、右足でオフセットペダル5を操作し、右手でブレー
ドレバー6を操作し、左足でブレーカペダル7を操作す
る。左右の走行レバー3が操作されると、左右の走行制
御弁を介して走行装置が制御される。左側の荷役レバー
4が操作されると、アーム制御弁を介して荷役装置のア
ームが制御されると共に、旋回制御弁を介して旋回装置
が制御される。右側の荷役レバー4が操作されると、ブ
ーム制御弁を介して荷役装置のブームが制御されると共
に、バケット制御弁を介して荷役装置のバケットが制御
される。オフセットペダル5が左右傾動操作されると、
オフセット制御弁を介してオフセット装置が制御されて
荷役装置が左右横動される。ブレードレバー6が前後傾
動操作されると、ブレード制御弁を介してブレード装置
が制御されてブレードが俯仰される。ブレーカペダル7
が踏圧操作されると、連繋手段12を介してブレーカ制
御弁11が作動され、これに依りブレーカ装置が作動さ
れる。ブレーカペダル7が解放操作されると、スプリン
グ13に依り原位置に復帰されてブレーカ装置が停止さ
れる。ブレーカペダル7に依りブレーカ装置を制御する
様にしたので、右手の負担を小さくできる。ブレーカペ
ダル7に依りブレーカ装置を制御する様にしたので、ブ
レーカ操作とこれ以外の操作(走行、荷役、オフセッ
ト、ブレード)との複合操作や移行操作が容易に行な
え、オペレータの疲労を軽減できる。
【0007】次に、本考案の第二実施例を図3に基づい
て説明する。第二実施例は、ブレーカ制御弁11をソレ
ノイドバルブにし、連繋手段12をブレーカペダル7に
依り作動されてブレーカ制御弁11のソレノイドを制御
するスイッチ15と電源16等で構成した点、が第一実
施例と異なる。
【0008】尚、アクセルレバー14は、先の実施例で
は、シート2の右方に設けられていたが、これに限ら
ず、例えばシート2の左方に設けられていても良い。
【0009】
【考案の効果】以上、既述した如く、本考案に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) シート、走行レバー、荷役レバー、オフセット
ペダル、ブレードレバー、ブレーカペダルとで構成し、
とりわけシートの前方左側にブレーカ装置を制御するブ
レーカペダルを設ける様にしたので、右手の負担が小さ
くなり、操作性が向上する。 (2) ブレーカ装置を制御するブレーカペダルを設け
る様にしたので、ブレーカ操作とこれ以外の操作との複
合操作や移行操作が容易に行なえ、オペレータの疲労を
軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係る操縦装置を示す平面
図。
【図2】ブレーカペダルの付近を示す側面図。
【図3】本考案の第二実施例を示す図2と同様図。
【図4】従来の操縦装置を示す平面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図4の正面図。
【符号の説明】
1,50…操縦装置、2,51…シート、3,52…走
行レバー、4,53…荷役レバー、5,54…オフセッ
トペダル、6,55…ブレードレバー、7…ブレーカペ
ダル、8…床体、9…台体、10…側台体、11…ブレ
ーカ制御弁、12…連繋手段、13…スプリング、14
…アクセルレバー、15…スイッチ、16…電源。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータが着座するシートと、シート
    の前方中央に設けられて走行装置を制御する左右の走行
    レバーと、シートの前方左右に設けられて荷役装置と旋
    回装置を制御する左右の荷役レバーと、シートの前方右
    側に設けられてオフセット装置を制御するオフセットペ
    ダルと、シートの前方右側に設けられてブレード装置を
    制御するブレードレバーと、シートの前方左側に設けら
    れてブレーカ装置を制御するブレーカペダルと、から構
    成した事を特徴とする操縦装置。
JP1184093U 1993-03-17 1993-03-17 操縦装置 Expired - Fee Related JP2558013Y2 (ja)

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JPH0671554U JPH0671554U (ja) 1994-10-07
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