JPH0512227U - オープンカーの排水構造 - Google Patents
オープンカーの排水構造Info
- Publication number
- JPH0512227U JPH0512227U JP014283U JP1428391U JPH0512227U JP H0512227 U JPH0512227 U JP H0512227U JP 014283 U JP014283 U JP 014283U JP 1428391 U JP1428391 U JP 1428391U JP H0512227 U JPH0512227 U JP H0512227U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door sash
- groove
- front header
- weatherstrip
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 オープンカーの排水構造であって、フロント
ヘッダウェザストリップに溜った水を確実に排出させる
構造。 〔構成〕 フロントヘッダウェザストリップ11の上面
に車体の幅方向に延びる溝12を形成し、かつ該溝12
に排水孔13を形成するとともに、ドアサッシュウェザ
ストリップ15の上部に水受け16を形成し、かつ該水
受け16とドアサッシュ14の中空部19とを孔17,
18によって連通させ、上記フロントヘッダウェザスト
リップ11の溝12に溜った水を、排水孔13、水受け
16、ドアサッシュ14の中空部19を経てドア20の
下端から車体下方へ排出させるようにしている。
ヘッダウェザストリップに溜った水を確実に排出させる
構造。 〔構成〕 フロントヘッダウェザストリップ11の上面
に車体の幅方向に延びる溝12を形成し、かつ該溝12
に排水孔13を形成するとともに、ドアサッシュウェザ
ストリップ15の上部に水受け16を形成し、かつ該水
受け16とドアサッシュ14の中空部19とを孔17,
18によって連通させ、上記フロントヘッダウェザスト
リップ11の溝12に溜った水を、排水孔13、水受け
16、ドアサッシュ14の中空部19を経てドア20の
下端から車体下方へ排出させるようにしている。
Description
【0001】
本考案は、オープンカーの排水構造に関するものである。
【0002】
オープンカーにおいては、フロントヘッダと該フロントヘッダに着脱するルー フとの間に、シール対策および排水対策が施されている。
【0003】 図4に示した従来のオープンカーにおいては、フロントヘッダウェザストリッ プ1の上面に溝2を形成し、このウェザストリップ1によってフロントヘッダ3 とルーフ4との間のシールを確保するとともに、溝2に溜った雨水等を該溝2に 連通させたフロントピラーウェザストリップ5およびサイドシルウェザストリッ プ6を経て、該サイドシルウェザストリップ6の適宜個所から車体下方へ排出さ せている。
【0004】
ところで、上記オープンカーの排水構造では、ドアを閉成した場合に、フロン トピラーウェザストリップ5が潰され、それによって排水路を構成している中空 部が狭められる場合がある。このような場合には、十分な排水がされず、室内に 水が流込む虞れがある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、排水を確実にすることのできるオープンカーの排水 構造を提供することにある。
【0006】
本考案のオープンカーの排水構造では、フロントヘッダウェザストリップの上 面に車体の幅方向に延びる溝を形成し、かつ該溝に排水孔を形成するとともに、 ドアサッシュウェザストリップの上部に、ドアを閉成した状態で上記排水孔の出 口に合致する水受けを形成し、かつ該水受けにドアサッシュの中空部に連通する 排水孔を形成し、さらに該ドアサッシュの下部に排水孔を形成して、上記フロン トヘッダウェザストリップの溝に溜った水を上記ドアサッシュの中空部を経て車 体外部へ排出させるようにしている。
【0007】
ドアサッシュは、変形されることはないので、該ドアサッシュ内に構成された 排水路は、常に確保される。
【0008】
図1乃至図3は、本考案に係るオープンカーの排水構造を示している。 このオープンカーでは、図1に示したように、フロントヘッダウェザストリッ プ11の上面に溝12が形成されている。この溝12は、車幅方向に延びており 、図2に示したように端部底面に孔13が形成されている。そして、この孔13 はウェザストリップ11の下面に開口している。
【0009】 一方、ドアサッシュ14には、ドアサッシュウェザストリップ15が装着され ている。このウェザストリップ15は、上部内側面に水受け16を有している。 この水受け16の底面には孔17が形成されており、この孔17は、図3に示し たように、ドアサッシュ14の孔18に合致している。
【0010】 したがって、このオープンカーでは、フロントヘッダウェザストリップ11の 溝12に溜った雨水等は、孔13からドアサッシュウェザストリップ15の水受 け16に排出され、該水受けの孔17、ドアサッシュ14の孔18を経てドアサ ッシュ14の中空部19に流入し、該中空部19に沿って流れ、そしてドアサッ シュ14の下端、即ちドア20の下端から地表等へ排出される。
【0011】
上記したように、本考案に係るオープンカーの排水構造では、ドアサッシュを 利用し、該ドアサッシュの中空部を通路にしてフロントヘッダウェザストリップ に溜った水を車体下部外方へ排出させる。 したがって、通路は潰されることなく確保され、排水が確実に行われる。
【図1】本考案に係る排水構造を備えたオープンカーを
概念的に示した斜視図である。
概念的に示した斜視図である。
【図2】本考案に係る排水構造の主要素であるフロント
ヘッダウェザストリップとドアサッシュウェザストリッ
プとを示した分解斜視図である。
ヘッダウェザストリップとドアサッシュウェザストリッ
プとを示した分解斜視図である。
【図3】本考案に係る排水構造のドア閉成状態における
要部断面図である。
要部断面図である。
【図4】従来の排水構造を備えたオープンカーを概念的
に示した斜視図である。
に示した斜視図である。
11 フロントヘッダウェザストリップ 12 溝 13 孔 14 ドアサッシュ 15 ドアサッシュウェザストリップ 16 水受け 17 孔 18 孔 19 中空部 20 ドア
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントヘッダウェザストリップの上面
に車体の幅方向に延びる溝を形成し、かつ該溝に排水孔
を形成するとともに、ドアサッシュウェザストリップの
上部に、ドアを閉成した状態で上記排水孔の出口に合致
する水受けを形成し、かつ該水受けにドアサッシュの中
空部に連通する排水孔を形成し、さらに該ドアサッシュ
の下部に排水孔を形成して、上記フロントヘッダウェザ
ストリップの溝に溜った水を上記ドアサッシュの中空部
を経て車体外部へ排出させるようにしたことを特徴とす
るオープンカーの排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014283U JP2567217Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | オープンカーの排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014283U JP2567217Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | オープンカーの排水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512227U true JPH0512227U (ja) | 1993-02-19 |
JP2567217Y2 JP2567217Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=11856767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991014283U Expired - Lifetime JP2567217Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | オープンカーの排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567217Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62137720U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-31 | ||
JPS6444333U (ja) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | ||
JPH02246829A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-10-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウエザーストリップ |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP1991014283U patent/JP2567217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62137720U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-31 | ||
JPS6444333U (ja) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | ||
JPH02246829A (ja) * | 1988-09-20 | 1990-10-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウエザーストリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2567217Y2 (ja) | 1998-04-02 |
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