JPH0512170Y2 - - Google Patents

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JPH0512170Y2
JPH0512170Y2 JP1988099586U JP9958688U JPH0512170Y2 JP H0512170 Y2 JPH0512170 Y2 JP H0512170Y2 JP 1988099586 U JP1988099586 U JP 1988099586U JP 9958688 U JP9958688 U JP 9958688U JP H0512170 Y2 JPH0512170 Y2 JP H0512170Y2
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belt
guide body
conveyor belt
guide
belt body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンベアベルトのガイド体取付構造に
係わり、更に詳しくは、ガイド体をベルト本体に
縫着して取付けた際に、その縫着縫目が外部に出
ないようにした考案に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、焼成炉や電気炉等加熱雰囲気中に
通されるコンベアベルトが種々実用化されてい
る。これらのコンベアベルトの1つに、耐熱性に
富む基材シートにふつ素樹脂を含浸して焼成した
コンベアベルトがある。
ところで、一般に、コンベアベルトにおいては
コンベアコンベアベルトが走行中に蛇行しないよ
うにすることが要求される。このため、上記コン
ベアベルトの裏面(プーリと体面する側)に、そ
の長手方向に沿つて、プーリーの溝に嵌合するガ
イド体を取付ける技術が種々提案されている。
例えば、実公昭35−12029号公報にて提案され
ている「コンベアベルト」においては、コンベア
ベルトの蛇行防止の目的で設けられるリムを、ベ
ルト地へ直接融着して取付ける技術が開示されて
いる。
しかしながら、上記したように耐熱性に富むふ
つ素樹脂含浸タイプのコンベアベルトに、耐熱性
に富むふつ素樹脂を含浸し、焼成した複数のひも
を編組したものより成るガイド体を取付ける場合
には、上記実公昭35−12029号公報にて提案され
ている「コンベアベルト」のように、融着によつ
て上記ガイド体を上記コンベアベルトに取付ける
ことができない。何故ならば、融着すると上記ガ
イド体を構成する複数のひもが溶けて一体化して
しまう恐れがあるからである。
そこで、このようなガイド体をコンベアベルト
に取付ける場合には、例えば、実開昭59−100709
号公報にて提案されているように、上記ガイド体
を縫着によつて上記コンベアベルトに取付けるの
が望ましい。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記実開昭59−100709号公報に
て提案されているように、縫着によつてコンベア
ベルトにガイド体を取付けるようにすると、次の
ような不都合が生じる。
すなわち、縫着による縫い目がコンベアベルト
の表面(搬送物を載置する面)に出てしまう。こ
のため、使用経過により縫目が部分的に突出して
きた場合、搬送中に搬送物が上記縫目にひつかか
る恐れある。
また、上記縫目がコンベアベルトの表面に露出
しているので、使用経過によりほころび易い。更
に、縫目が見えると外観上の体裁が悪い不都合が
あつた。
本考案は上述の問題点にかんがみ、耐熱性に富
む繊維にふつ素樹脂を含浸し、それを焼成したひ
もの複数を編組したものより成るガイド体をコン
ベアベルトに縫着により取付け、しかも縫着によ
る縫い目が上記コンベアベルトの表面に出ないよ
うにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は次の技術的
手段を有する。すなわち、本考案は耐熱性に富む
基材シートにふつ素樹脂を含浸して焼成したベル
ト本体と、ベルト本体の長手方向に沿つて取付け
られたガイド体とを有するコンベアベルトにおい
て; 耐熱性に富んだ繊維にふつ素樹脂を含浸し、そ
れを焼成することにより形成された複数のひもを
編組して構成したガイド体と、 上記ガイド体が逢着により取付けられる第1の
ベルト体と、 上記ガイド体が取付けられている面と反対側の
上記第1のベルト体の面に熱溶着によつて貼り合
わされ、上記第1のベルト体と協働してコンベア
ベルトを構成する第2のベルト体とからなること
を特徴とするコンベアベルトのガイド体取付構造
である。
〔作用〕
本考案は上記構成よりなるので、上記複数の細
い紐を編組して構成したガイド体が、その特徴で
ある柔軟性を生かしたままベルト体にしつかりと
取付けられる。また、上記ガイド体を取付けるた
めに生じた縫目は第1のベルト体部分の他側面に
露出はするけれども、この第1のベルト体部分の
他側面には第2のベルト体部分が熱溶着されてい
るので、上記縫着による縫目は全く外部へ露出し
ない。故に、搬送中搬送物がひつかかつたり、縫
目がほぐれることもなく、外観体裁もよい。
〔実施例〕
次に、添付図面に従い本考案の好適な実施例を
詳述する。
実施例1……第1図〜第3図参照 第1図〜第3図において、1はベルト本体であ
り、耐熱性に富む基材シートにふつ素樹脂を含浸
し、さらに焼成して構成されている。また、2は
補強シートであり、同じように耐熱性に富む基材
シートにふつ素樹脂を含浸して焼成することによ
り構成されているものである。本実施例において
は、補強シート2が第1のベルト体として用いら
れ、ベルト本体1が第2のベルト体として用いら
れる。
次いで、3はガイド体であり、同じく耐熱性に
富む繊維にふつ素樹脂を含浸して焼成したひもの
複数を編組して構成されている。なお、第1図中
4,5は熱溶着金型を各々示している。
上記構成において、耐熱性基材シート、および
繊維の例はガラス入繊維やアラミド樹脂等を上げ
ることができ、ふつ素樹脂としてはポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE)やポリクロロトリフル
オロエチレン(PCTFE)等を上げることができ
る。また、ベルト本体1は網状のものでもよい。
本実施例のコンベアベルトは以下の手順で構成
される。すなわち、先ず、補強シート2の裏面
(使用状態においてプーリを対面する側)6の長
手方向に沿つてガイド体3を縫着する。この時、
縫目7が補強シート2の表面8に出る。
この場合、溶着することによりガイド体3を補
強シート2の裏面6に先ず仮付けし、それから縫
着してもよく、直接縫着してもよい。この後、溶
着金型4,5を用いて、補強シート2の表面8に
ベルト本体1の裏面(使用状態においてプーリを
対面する側)9を熱溶着する。
このようにして構成するので、離形性の良好な
ベルト本体1に対してガイド体2を一体化でき
る。したがつて、、プーリー10のガイド溝11
に上記のガイド体2を嵌合してベルト本体1をガ
イドできるので、蛇行を良好に防止できる。
また、これらのベルト本体1、補強シート2、
ガイド体3は耐熱性を有しているので、加熱雰囲
気において用いることができる。
更に、本実施例のコンベアベルトは縫目7がベ
ルト本体1の表面(搬送物を載置する面)に露出
しないから、縫目7部分に搬送物がひつかかつた
り、使用経過に伴ない縫目7部分がほぐれたりす
ることもない。加えて、二層構造であるので優れ
た強度が得られる。
特に、本実施例のコンベアベルトは、複数の細
い紐を編組して構成したガイド体3を縫着により
取付けたので、上記ガイド体3が主動プーリおよ
び縦動プーリに形成されているガイド溝11中に
案内されて湾曲する時、各部に偏つたストレスが
可及的にかからないから、スムースなガイド性を
確保することができる。
また、繰り返し湾曲させられても上記ガイド体
3が破損することがなく、耐久性を大幅に向上さ
せることができる。
実施例2……第4図、第5図参照 これらの図において、12はベルト本体、13
は折返し部、14はガイド体を示している。
この第2実施例の場合は、上記折返し部13の
表面15にガイド体14を実施例1と同様の手順
で取付ける。この後、矢示Sに示すように折返し
部13を折返し、第5図のように熱溶着する。し
たがつて、本実施例においては、上記折返し部1
3が第1のベルト体であり、ベルト本体12が第
2のベルト体である。
これらから判るように、この第2実施例の場合
は、第1実施例における補強シート2に相当する
のが折返し部13である。この例の場合も、上述
した実施例1と同様の利点を呈し、端部が折返さ
れているので端部のほつれがない。
実施例3……第6図、第7図参照 この例において、符号16はベルト本体、17
は補強シート、18はガイド体を各々示してい
る。この第3実施例においては、ガイド体18を
ベルト本体16に直接縫着するとともに、縫着し
た位置の上記ベルト本体16の表面に補強シート
17を配設した。本実施例の場合は、ベルト本体
16が第1のベルト体であり、補強シート17が
第2のベルト体である。
この第3実施例の場合も縫目19は外部からは
見えず、したがつて、実施例1と同一の利点を呈
する。
実施例4……第8図、第9図参照 これらの図において、符号20はベルト本体、
21は折返し部、22はガイド体を示している。
この第4実施例の場合は、ベルト本体20の裏面
23にガイド体22を縫着している。そして、ベ
ルト本体20の表面側に露出した縫い目を、上記
折返し部21を折返すことによつて覆つている。
したがつて、この第4実施例の場合は、折返し部
21が補強シートである。したがつて、本実施例
の場合は、ベルト本体20が第1のベルト体であ
り、折返し部21が第2のベルト体である。この
例の場合も実施例1と同一の利点を呈する。
本考案のベルトコンベアは、上述した実施例の
他に種々の変形例が考えられる。例えば、第10
図に示す如く、ベルト本体または、補強シート2
4すなわち、下層のベルト本体部分の裏面25に
ガイド体26を縫着し、上層のベルト本体部分と
なる補強シートまたは、ベルト本体27を熱溶着
する場合、同一幅のものを互いに溶着してもよ
く、且つガイド体26は一本でもよい。この例は
第1,第3実施例の変形である。更に、第11図
に示す如く、折返し部28,29を折返すに当り
全面的に上下層が重なるようにして折返してもよ
い。この例の符号30はガイド体を示している。
この例は、上記第2実施例、第4実施例の変形で
ある。
〔効果〕
本考案は上述した如く、複数の細い紐を編組し
て構成したガイド体を縫着により第1のベルト体
に取付けるとともに、上記第1のベルト体を熱溶
着により第2のベルト体に取付けたので、上記複
数の細い紐を編組して構成したガイド体の特徴で
ある柔軟性を生かしたままベルト体にしつかりと
取付けることができる。したがつて、上記ガイド
体が主動プーリおよび縦動プーリに形成されてい
るガイド溝中に案内されて湾曲する時、各部に偏
つたストレスが可及的にかからないから、スムー
スなガイド性を確保することができる。
また、繰り返し湾曲させられてもガイド体3が
破損することがなく、耐久性を大幅に向上させる
ことができる。
更に、上記ガイド体を上記第1のベルト体に取
付ける縫目が搬送面に露出しないので、縫目が搬
送物に当つたり、使用経過に伴なつてほぐれたり
する不都合がない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図〜第
3図は第1実施例であつて、第1図は加工状態を
示す斜視図、第2図はプーリーのガイド溝にガイ
ド体を嵌合させた所を示す図、第3図は部分的に
破断して示した平面図、第4図,第5図は第2実
施例を示し、第4図は折返し部を折返す前の図、
第5図は折返し部を折返して熱溶着した所を示す
図、第6図,第7図は第3実施例を示し、第6図
は斜視図、第7図は部分破断を含む平面図、第8
図,第9図は第4実施例を示し、第8図は折返し
前の斜視図、第9図は折返して熱溶着した所を示
す図、第10図,第11図は各々他の変形例を示
す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耐熱性に富む基材シートにふつ素樹脂を含浸し
    て焼成したベルト本体と、ベルト本体の長手方向
    に沿つて取付けられたガイド体とを有するコンベ
    アベルトにおいて; 耐熱性に富んだ繊維にふつ素樹脂を含浸し、そ
    れを焼成することにより形成された複数のひもを
    編組して構成したガイド体と、 上記ガイド体が逢着により取付けられる第1の
    ベルト体と、 上記ガイド体が取付けられている面と反対側の
    上記第1のベルト体の面に熱溶着によつて貼り合
    わされ、上記第1のベルト体と協働してコンベア
    ベルトを構成する第2のベルト体とからなること
    をことを特徴とするコンベアベルトのガイド体取
    付構造。
JP1988099586U 1988-03-24 1988-07-27 Expired - Lifetime JPH0512170Y2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988099586U JPH0512170Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27
US07/314,107 US4899872A (en) 1988-03-24 1989-02-23 Anti-weaving conveyor belt
KR1019890003715A KR930006600B1 (ko) 1988-03-24 1989-03-24 사행방지 컨베이어 벨트
AT89303066T ATE115504T1 (de) 1988-03-24 1989-03-28 Anti-wellen-förderband.
DE68919881T DE68919881T2 (de) 1988-03-24 1989-03-28 Anti-Wellen-Förderband.
EP89303066A EP0334686B1 (en) 1988-03-24 1989-03-28 Anti-weaving conveyor belt
DE198989303066T DE334686T1 (de) 1988-03-24 1989-03-28 Anti-wellen-foerderband.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988099586U JPH0512170Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27

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Publication Number Publication Date
JPH0222903U JPH0222903U (ja) 1990-02-15
JPH0512170Y2 true JPH0512170Y2 (ja) 1993-03-29

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ID=31326883

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JP1988099586U Expired - Lifetime JPH0512170Y2 (ja) 1988-03-24 1988-07-27

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5595282A (en) * 1994-02-11 1997-01-21 Ltg Lufttechnische Gmbh Article treatment apparatus
JP2008081319A (ja) * 2006-08-30 2008-04-10 Mitsuboshi Belting Ltd 樹脂コンベヤベルト
NL2004378C2 (nl) * 2010-03-11 2011-09-13 William Burg Transporteur met stripondersteuning.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59100709U (ja) * 1982-12-23 1984-07-07 インタ−化工産業株式会社 コンベア装置の網ベルト

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JPH0222903U (ja) 1990-02-15

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