JPS6240971Y2 - - Google Patents

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JPS6240971Y2
JPS6240971Y2 JP1982198930U JP19893082U JPS6240971Y2 JP S6240971 Y2 JPS6240971 Y2 JP S6240971Y2 JP 1982198930 U JP1982198930 U JP 1982198930U JP 19893082 U JP19893082 U JP 19893082U JP S6240971 Y2 JPS6240971 Y2 JP S6240971Y2
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JP
Japan
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belt
rail body
mesh belt
conveyor device
net
Prior art date
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JP1982198930U
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English (en)
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JPS59100709U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はコンベア装置の網ベルトに関する。
(従来の技術) 周知のとおり網ベルトは、網目を介して温風を
上下面に自在に通すので、コンベアベルト上の被
搬送体を搬送させつつ乾燥させるに好適である。
ところで、この網ベルトを実際に現場のコンベア
装置に用いる場合には、第4図示の如き網ベルト
の原反1′をコンベア装置の幅に合わせて所定の
幅Wに切断して用いるものであるが、この際網ベ
ルトの左右側端に於いては繊維2′が露出するこ
ととなる。このため、このような網ベルトをコン
ベア装置に適用して駆動すると、駆動に伴い多か
れ少なかれ生ずる蛇行によつて上記左右側端の露
出繊維部分がコンベア装置に当たるから、網ベル
ト全体がほころび易い。
従つて、第5図の如く、網ベルトの左右側端に
縁部材3′を取着し、端面処理することが必ず必
要でありベルト加工の工数が大となると共に、ベ
ルトの蛇行を防止する為にコンベア装置側にも
種々の工夫を施す必要があつた。
そこで実公昭35−6228号の公報のように網ベル
トの下面に長手方向に沿つてこの当該ローラに案
内される軌条体を埋設した技術が提案されてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術によれば軌条体を網ベルトにしつ
かり取り付けられているので、蛇行を防止できる
ものの、次の点に問題がある。即ち、埋設固定す
るので、軌条体を網ベルトに取り付けるにあたつ
て、ゴムまたは合成樹脂等を溶かしたりせねばな
らず、面倒である。そしてしつかり取り付けられ
るも修理や取り付け位置の変更の為に軌条体を取
り外す必要があるとき、軌条体自体取り外しにく
く、網ベルト自体を交換せねばならない不都合が
ある。
(目 的) そこで、本考案の目的とするところは、簡単な
構成によつて網ベルトの蛇行を効果的に防止でき
るようにするも、更に修理や取り付け位置の変更
等の際の軌条体の取り付け、取り外しを容易なも
のにするにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を実現するため、本考案では、繊維を
網状に編成したコンベア装置の網ベルトであつ
て、上記網ベルトの幅方向中央部分の長手方向に
沿つてコンベア装置の支持ローラに案内される軌
条体を配設したコンベア装置の網ベルトに於い
て、この軌条体を網ベルトの幅中央部分の下面に
長手方向に沿つて配設した下側シートと、網ベル
トの幅中央部分の下面で上記下側シートの上面に
長手方向に沿つて配設した上側シートによつて包
み込み、且つこれらを互いに接合すると共に、上
記包み込みに用いた上下シートと網ベルトの上面
に配設されるシートを網ベルトを中心にして縫着
することにより軌条体を網ベルトの幅方向中央部
分の長手方向に沿つて取着したことを特徴とした
ものである。
(作 用) 本考案では上記構成としたので、軌条体を取り
付けるには、網ベルト上面に配設されるシートと
下面に配設される軌条体を包み込んだシートとを
網ベルトを中心にして、例えば糸等を用いて縫着
すればよく、また、軌条体の修理や取り付け位置
の変更等、軌条体を外す必要がある場合には、網
ベルト上面に配設されるシートと下面に配設され
る軌条体を包み込んだシートとの縫着を、例えば
縫い目を切断する等の方法で解けばよく、軌条体
の取り付け、取り外しが容易に行なえるものであ
る。
(実施例) 次に添付図面に従い本考案の実施例を詳述す
る。第1図は網ベルトに対し軌条体を取り付ける
ところを示した斜視図、第2図は網ベルトの簡略
図、第3図は第2図のX−X′線に沿う図であ
る。第1図に於いて1は耐熱性に富む繊維、例え
ばガラス繊維またはケブラ繊維に四弗化エチレン
樹脂をコーテイングした繊維によつて編成した網
ベルトであり、2は塩化ビニル等より成る断面台
形状であつて帯のような軌条体を示している。さ
て、本考案はこの軌条体2を上記網ベルト1の幅
方向中央部分の下面3に、網ベルト1の長手方向
に沿つて配設するようにしたものである。
まず、上記軌条体を、当該軌条体2の下面4に
配した耐熱性に富む合成樹脂シート5、例えば例
えばガラス繊維シートに四弗化エチレン樹脂を施
したシート5と、軌条体2の上面6に配した同様
の耐熱性に富む合成樹脂シート7により包み込
み、上側耐熱性合成樹脂シート7と下側耐熱性合
成樹脂シート5を互いに接合して、上下のシート
5,7間に軌条体2を保持する。そしてこの包み
込んだ軌条体2を、網ベルト1の下面3の幅方向
中央部分の長手方向に沿つて配設し、他方網ベル
ト1の上面8の幅方向中央部分の長手方向に沿つ
て、耐熱性に富む合成樹脂シート9を配設する。
即ち網ベルト1を中にして耐熱性に富む合成樹脂
シート9と軌条体2を包み込んだ合成樹脂シート
5,7を対向させるものであり、この状態で糸1
0を用いて合成樹脂シート5,7間を縫着し、網
ベルト1に対して軌条体2を取着したものであ
る。
このように構成した網ベルト1をコンベア装置
11に取り付けるには、上記網ベルト1の下面に
配設された軌条体2をコンベア装置11を構成す
る支持ローラ12のガイド溝13にセツトして取
り付けるものである。この状態を示したのが第2
図及び第3図であり、このようにしてコンベア装
置を駆動すると、網ベルト1は、軌条体2が支持
ローラ12によつてガイドされるので、蛇行する
ことなく直進走行性が保証される。また、蛇行を
防止する上でコンベア装置装置側に特段の工夫も
要しないで済み、その構成は極めて簡単なもので
ある。
また、軌条体を取り付ける方法に糸10による
縫着を用いたので、軌条体の修理や取り付け位置
の変更等、軌条体を外す必要がある場合には、軌
条体2を包み込んだ合成樹脂シート5,7と富む
合成樹脂シートとを縫着している糸10の縫い目
を切断する等の方法で解けばよく、軌条体の取り
付け、取り外しが極めて容易に行なえるものであ
る。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案は繊維を網状に編
成したコンベア装置の網ベルトであつて、上記網
ベルトの幅方向中央部分の長手方向に沿つてコン
ベア装置の支持ローラに案内される軌条体を配設
したコンベア装置の網ベルトに於いて、この軌条
体を網ベルトの幅中央部分の下面に長手方向に沿
つて配設した下側シートと、網ベルトの幅中央部
分の下面で上記下側シートの上面に長手方向に沿
つて配設した上側シートによつて包み込み、且つ
これらを互いに接合すると共に、上記包み込みに
用いた上下シートと網ベルトの上面に配設される
シートを網ベルトを中心にして縫着することによ
り軌条体を網ベルトの幅方向中央部分の長手方向
に沿つて取着したことを特徴としたため、縫着に
よつて軌条体を網ベルトに取着するので網ベルト
の蛇行を効果的に防止できる上で、更に軌条体の
取り付け、取り外しが容易に行なえ、製作容易、
トータルコスト低減化、保守、修理が容易である
等種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図〜第3図は本考案の実施例を示
し、第1図は網ベルトに対し軌条体を取り付ける
ところを示した斜視図、第2図は網ベルトの簡略
図、第3図は第2図のX−X′線に沿う図、次い
で第4図は網ベルトの原反を示す図、第5図は従
来例を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 繊維を網状に編成したコンベア装置の網ベルト
    であつて、上記網ベルトの幅方向中央部分の長手
    方向に沿つてコンベア装置の支持ローラに案内さ
    れる軌条体を配設したコンベア装置の網ベルトに
    於いて、この軌条体を網ベルトの幅中央部分の下
    面に長手方向に沿つて配設した下側シートと、網
    ベルトの幅中央部分の下面で上記下側シートの上
    面に長手方向に沿つて配設した上側シートによつ
    て包み込み、且つこれらを互いに接合すると共
    に、上記包み込みに用いた上下シートと網ベルト
    の上面に配設されるシートを網ベルトを中心にし
    て縫着することにより軌条体を網ベルトの幅方向
    中央部分の長手方向に沿つて取着したことを特徴
    とするコンベア装置の網ベルト。
JP19893082U 1982-12-23 1982-12-23 コンベア装置の網ベルト Granted JPS59100709U (ja)

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JPS59100709U JPS59100709U (ja) 1984-07-07
JPS6240971Y2 true JPS6240971Y2 (ja) 1987-10-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0512170Y2 (ja) * 1988-07-27 1993-03-29
JP2505273Y2 (ja) * 1990-01-26 1996-07-24 池上通信機株式会社 被検体搬送装置

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JPS59100709U (ja) 1984-07-07

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