JP3241920B2 - 吊 帯 - Google Patents
吊 帯Info
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- JP3241920B2 JP3241920B2 JP04348994A JP4348994A JP3241920B2 JP 3241920 B2 JP3241920 B2 JP 3241920B2 JP 04348994 A JP04348994 A JP 04348994A JP 4348994 A JP4348994 A JP 4348994A JP 3241920 B2 JP3241920 B2 JP 3241920B2
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- Japan
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- belt
- eye
- eye portion
- strand
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/18—Grommets
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
げに汎用されている繊維製の吊帯の改良に関する。
ド型のものと、本体ベルトの両端にアイ部のあるベルト
スリングと称されるものが用いられている。アイ部はエ
ンドレス帯の場合、ストランド型のチューブカバーを合
わせて更にその2本を1本のチューブに入れて両端に形
成するが、ベルトスリングの場合では環状の別部材のも
のを縫着によって本体ベルトに取付ける場合と、本体ベ
ルトの端部を折り返して環状にしたものがある。
も、繊維製特有の可撓性をもっている。このことは玉掛
け作業においては作業性がよくて長所でもあるが、アイ
部がほとんどの場合無加工で、吊り上げ機のフック等の
高所へ掛けようとすると、図7のように、アイ部2が垂
れた状態、すなわち、本体ベルト1を垂直方向に支持し
た場合に、吊り上げ機のフック10等の方向へアイ部が向
かないで、首をうなだれたような状態となる。また、荷
物の下を通すときや、パレットの穴を通すときなど、狭
い所での作業性も悪い難点があった。
2に対して補強被覆層3を形成し、吊帯本体ベルト1と
アイ部2間に剛直性を付与したことを特徴とする吊帯で
ある。吊帯としては、エンドレスのストランド型のもの
や、本体ベルトの両端にアイ部のあるベルトスリングで
ある。
架橋ポリエチレン、架橋ポリプロピレン、架橋エチレン
プロピレンゴム、EPDMなど)によるものが好ましく、そ
の場合、アイ部と本体ベルト間にわたるように熱収縮性
樹脂チューブを外挿し、表面を加熱することによって収
縮被覆するのが好ましい。この他にテープ巻き、熱収縮
糸、例えばポリエステル繊維なども補強被覆層3として
使用できる。
体ベルト1が熱収縮性樹脂チューブ3aを加熱収縮させ補
強被覆層3と、熱収縮後のチューブの中間へ被覆された
袋織カバー5とによりアイ部2を形成するように2つ織
りにされ、補強被覆層3がアイ部2とその近傍に存在
し、かつ、アイ部2を除くストランド型の吊帯本体ベル
ト1とそれに被覆された補強被覆層3の外部を筒状布カ
バー6で被覆した吊帯である。ここでいう筒状布カバー
とは、筒状に織られたカバー以外に、織布を縫製して筒
状にしたものも含まれる。
アイカバーがアイ部2とその近傍に存在し、かつ、アイ
部2を除くストランド型の吊帯本体ベルト1とそれに被
覆されたアイカバーの外部を筒状布カバー6で被覆し、
かつアイカバーがアイ部から延長された部分全体に縫着
部9を形成してなる吊帯である。
部2間に剛直性を付与する補強被覆層3を設け、アイ部
2にアイカバー8であるテープ状織物7を縫着してなる
吊帯である。
る補強被覆層3が補強作用をして、吊帯本体ベルト1か
らアイ部の垂れを防止する。特に、補強被覆層が熱収縮
性樹脂チューブによると、アイ部と本体ベルト間にわた
るようにチューブを外挿し、赤外線ヒーター、バーナー
等で加熱するだけで、収縮、密着状態となり、アイ部に
適当な剛性を与えることができる。
ず、繊維が織成されていないストランド型の場合も同様
に補強被覆層3が補強作用をして、吊帯本体ベルト1か
らアイ部の垂れを防止する。特にストランド型の場合、
帯状のものに比べて細いものとなる。
スリングの正面図である。この例では本体ベルト1が2
本のベルト1a,1bを重ねた状態にあり、その両端付近は
一体縫着部があり、両端に吊り下げアイ部2を形成した
ベルトスリングである。なお、本体ベルトは1本のみで
もよいし、3本以上で構成してもよい。また、ベルトの
耐久性を高めるために、カバーで安全ベルト1cを含む全
体を覆ってもよい。
覆層3を形成している。この例では吊帯本体ベルト1と
アイ部2間に剛直性を付与するために補強被覆層3を設
けている。補強被覆層3は熱収縮性架橋ポリエチレン樹
脂(商品名ニシチューブNXL)であって、加熱前には本体
ベルト1とアイ部2が挿入し易い内径を有するチューブ
状であるが、ドライヤー等の適当な手段で加熱すると容
易に縮径して、図2のように本体ベルト1及びアイ部2
と密着一体化する。熱収縮性樹脂には公知の例えばエチ
レンプロピレンゴム、架橋ポリエチレンを基材としたも
のなどが使用できる。
る。この例では吊帯本体ベルト1とアイ部2間に剛直性
を付与するために補強被覆層3としてテープを巻いてい
る。このテープは熱収縮するものでもよいし、一般に使
用されている塩ビ等のテープでもよい。アイ部が垂れな
い程度に巻きつけている。
て、エンドレスのストランド型吊帯の製作過程と製品を
示している。この例ではまず、(a)にみられるようにス
トランド4の吊帯本体ベルト1が多数本の繊維を緩やか
な撚りを掛けて束めてエンドレスに形成される際に、補
強被覆層3となる熱収縮性樹脂チューブ3aと、筒状に織
られた袋織カバー5をそれぞれ2個づつ対称位置へ配し
て、それらの内部へ繊維を通してループ状にしている。
吊帯本体ベルト1が形成されると、(b)のように熱収縮
性樹脂チューブ3aを外部から熱風で加熱して熱収縮させ
補強被覆層3とする。そして、熱収縮後のチューブの中
間へ前記袋織カバー5を移動させて被せる。
うに2つ織りにして、補強被覆層3がアイ部2とその近
傍に存在するようにし、更に、アイ部2を除くストラン
ド型の吊帯本体ベルト1とそれに被覆された補強被覆層
3の外部を筒状布カバー6で被覆している。
ランド型の吊帯の製作過程を示している。この例では繊
維がループ状に巻かれてストランド型の吊帯本体ベルト
1が形成されたものに、まず、(a)のようにアイカバー
8となる適度に厚みを有したテープ状織物7をアイ部よ
りもはるかに長くあてがい、(b)のようにそれを巻いて
縫着する。テープ状織物7部分で2つ織りにして、アイ
カバーがアイ部2とその近傍に存在するようにし、更
に、アイ部2を除くストランド型の吊帯本体ベルト1
と、それに被覆されたアイカバーの外部を筒状布カバー
6で被覆している。更に、アイカバーがアイ部から延長
された部分全体に縫着部9を形成している。
の吊帯の例である。この例は、ストランドもアイ部2も
短いもので、ストランドのベルト本体1とアイ部2間に
剛直性を付与するために外方から熱収縮性樹脂チューブ
を被覆し、熱収縮させて補強被覆層3を設けている。ア
イ部2はアイカバーとなる適度に厚みを有したテープ状
織物7を巻いて縫着しているが、ストランド形成時にホ
ース状布を被覆させておいてアイカバーとしてもよい。
ト1とアイ部2が曲がらない程度に補強されているの
で、玉掛け作業時に吊りフック等へ容易に掛けることが
でき、パレット等では狭い部分にも容易に通すことがで
きるので、作業能率が向上する。また、吊帯の耐久性向
上にも寄与するのである。
の正面図である。
ストランド型吊帯の製作過程を示す図である。
ストランド型吊帯の製作過程を示す図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 吊帯のアイ部2に対して熱収縮性樹脂チ
ューブ3aからなる補強被覆層3を形成し、吊帯本体ベル
ト1とアイ部2間に剛直性を付与してなることを特徴と
する吊帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04348994A JP3241920B2 (ja) | 1993-10-25 | 1994-03-15 | 吊 帯 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5755893 | 1993-10-25 | ||
JP5-57558 | 1993-10-25 | ||
JP04348994A JP3241920B2 (ja) | 1993-10-25 | 1994-03-15 | 吊 帯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172754A JPH07172754A (ja) | 1995-07-11 |
JP3241920B2 true JP3241920B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=26383270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04348994A Expired - Fee Related JP3241920B2 (ja) | 1993-10-25 | 1994-03-15 | 吊 帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241920B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2760734A1 (fr) * | 1997-03-17 | 1998-09-18 | Dakomex Comp Franc Des Ets | Procede de fabrication d'une elingue ou d'une sangle et elingue ou sangle ainsi obtenue |
JP3548846B1 (ja) * | 2004-02-09 | 2004-07-28 | 有限会社ヒット | ホースカバー |
FR2963782B1 (fr) * | 2010-08-16 | 2012-08-17 | Comsider | Elingue |
JP6219049B2 (ja) * | 2012-03-28 | 2017-10-25 | 株式会社Ihi | 落橋防止装置 |
CN103922218B (zh) * | 2014-05-06 | 2015-10-28 | 哈尔滨建成集团有限公司 | 一种吊装锥形体仪器舱的吊具 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP04348994A patent/JP3241920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07172754A (ja) | 1995-07-11 |
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