JPH04125213A - コンベアベルト及びその製造方法 - Google Patents

コンベアベルト及びその製造方法

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JPH04125213A
JPH04125213A JP24492290A JP24492290A JPH04125213A JP H04125213 A JPH04125213 A JP H04125213A JP 24492290 A JP24492290 A JP 24492290A JP 24492290 A JP24492290 A JP 24492290A JP H04125213 A JPH04125213 A JP H04125213A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンベアベルトに関し、特に、無端ベルトの
裏面に蛇行防止のためのライナーを備えたコンベアベル
トと、その製造方法に関する。
(従来の技術) 一般に、食品、或いは工業製品等を搬送する手段として
、コンベアベルトが使用されている。このようなコンベ
アベルトには、何らがの蛇行防止手段が施されており、
例えば、第1図及び第2図に示すように、コンベアベル
ト(100)が掛装される搬送ローラ(50)に、ガイ
ド溝(51)を設け、このガイド溝(51)に連続的に
嵌合して、蛇行を防止する紐状のライナー(20)を設
けたものがある。このような蛇行防止コンベアベルトは
、各種の産業分野に使用されており、例えば、食品を焼
成炉に搬送して食品を焼いたり加熱したりする食品焼成
機や、積層した2枚の布地を、対向配置されたコンベア
ベルトにより搬送すると共に加熱圧着する布地加熱接着
機等に使用されている。このような食品焼成機や布地加
熱接着機に使用される蛇行防止コンベアベルトは、当然
に耐熱性が要求され、そのような耐熱性を有すると共に
、蛇行を防止するためのライナーを有するコンベアベル
トは、従来から種々のものが案出されている。例えば、
実開平1−143710号公報に開示されているような
「蛇行防止コンベアベルト」があり、この蛇行防止コン
ベアベルトは、「耐熱性に富む基材シートに、ふっ素樹
脂を含浸して焼成したベルト本体の裏面に、ベルト本体
の長手方向に沿ってガイド体を単または複数取着した、
蛇行防止コンベアベルトに於て、上記ガイド体も耐熱性
に富む基材繊維にふっ素樹脂を含浸して焼成し、更にそ
の断面を丸、角等形状と成して帯状に構成し、上記ベル
ト本体の裏面に上記ガイド体の上面を当てがい、ホット
プレス等で溶着して板付けし、而る後に、ベルト本体の
表面とガイド体の底面間を、耐熱性に富むふっ素樹脂を
含浸して焼成した耐熱性の糸で縫って成ること」を特徴
とするものである。
つまり、この蛇行防止コンベアベルトは、ふっ素樹脂を
含浸して焼成した耐熱性を有するベルト本体の裏面に、
ふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱性を有するガイド体
、即ちライナーを、ふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱
性を有する糸で縫着したものである。そしてまた、ガイ
ド体をベルト本体に縫着し易すくするために、溶着によ
り仮り止めを行なうという手法を採っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の上記蛇行防止コンベアベルトは、
ガイド体、即ち、ライナーを「耐熱性に富む基材繊維に
ふっ素樹脂を含浸して焼成」しているため、ライナーは
ふっ素樹脂を含んだ基材繊維の繊維組織が表面に表れて
いる状態となっている。このため、ライナーの表面に凹
凸を有することとなって、搬送ローラのガイド溝におい
て、すべりに難く、さらに、連続してこの蛇行防止コン
ベアベルトを走行させると、ガイド溝の摩擦により擦れ
てふっ素樹脂が摩耗し、しだいに基材繊維が露出すると
共に起毛してボロボロになってしまう。そして、このよ
うになったライナーをそのまま使用し続けると、ライナ
ーが切れたり、或は第14図に示すように、ライナー(
220)が搬送ローラ(50)のガイド溝(51)に引
っかかったり、あるいは搬送ローラ(50)に乗り上げ
、結果としてコンベアベルトとして使用できなくなって
しまうのである。上記のような状態は、ライナーの断面
形状が丸形の場合に特に起こりやすいが、断面形状が角
形の場合であっても、基材繊維が露出している以上、同
様の結果を招来するのである。
また、従来の上記蛇行防止コンベアベルト(200)に
おけるガイド体(22OL即ちライナー(220)は、
基材繊維にふっ素樹脂を含浸して焼成した後、ベルト本
体(210)に縫着糸(230)により縫着されるが、
ふっ素樹脂が含浸焼成されているため多少固くなってお
り、針通りが悪くて縫い難く、さらに、第15図に示す
よう縫着する際の縫着糸(230)の引張りにより、ガ
イド体(220)が変型してしまうことがある。ガイド
体が変型した場合には、外形寸法が変わって搬送ローラ
のガイド溝に連続的に嵌合しなかったり、あるいはガイ
ド溝内での蛇行量、つまり、左右への移動量が大きくな
って、ベルト本体の滑らかな走行ができないばがりが、
ガイド溝内で擦れてボロボロになり、前述と同様の状態
となって、ライナーが切れたり、搬送ローラに乗り上げ
たりするという問題がある。また、従来のライナー(2
20)は基材繊維を有しているため、ベルト本体(21
0)に縫着した際、当該ライナーの縁端同士のつながり
が悪く、その接合部分が他の部分に比べて太くなりやす
く、従って、この接合部分によって搬送ローラのガイド
溝からはみ出したり、搬送ローラに乗り上げてしまった
りする問題もある。
本発明は、以上のような実状に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、ライナーの耐摩耗性が良
く、また、滑動性に富むと共に、搬送ローラのガイド溝
から外れて、当該ローラに乗り上げることがないコンベ
アベルトを提供すると共に、ライナーの外形寸法が正確
に得られるコンベアベルトを簡単に製造することができ
る製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上のような課題を解決するために、本発明が採った手
段について、図面に付した符号を用いて説明すると、請
求項1の発明が採った手段は、[耐熱性シート材(11
)を環状に接合して成る無端ベルト(10)と、この無
端ベルト(10)の裏面にその長手方向に沿って設けら
れた耐熱性を有する紐状のライナー(20)とを備えた
コンベアベルト(100)であって、 前記ライナー(20)がふっ素樹脂のみからなる耐熱紐
(21)の側面(23)を平坦状に成型してなることを
特徴とするコンベアベルト(100)Jをその要旨とす
るものであり、 また、このようなコンベアベルト(100)を簡単に製
造するために、請求項2に係る発明が採った手段は、 [耐熱性を有する紐状のライナー(20)が、耐熱性を
有する無端ベルト(10)の裏面にその長手方向に沿っ
て設けられたコンベアベルト(100)の製造方法であ
って、 (イ)耐熱性シート材(11)を環状に接合して無端ベ
ルト(10)を形成し、 (ロ)この無端ベルト(10)の裏面にその長手方向に
沿ってふっ素樹脂のみからなる耐熱紐(21)を耐熱糸
(30)により縫着し、 (ハ)その後、前記耐熱紐(21)をホットプレス機(
40)等によりその側面(23)が平坦になるように加
熱成型してライナー(20)を形成することを特徴とす
るコンベアベルト(100)の製造方法」をその要旨と
するものである。
(発明の作用) 上記のような手段を採ることによって、本発明に係るコ
ンベアベルト(100)及びその製造方法は、以下のよ
うに作用する。
先ず、請求項1記載の発明に係るコンベアベルト(10
0)にあっては、第3図に示すように、ライナー(20
)がふっ素樹脂のみからなる耐熱紐(21)により形成
されており、当該ライナー(20)には従来のような基
材繊維を有しないため、その表面が凹凸なく滑らかにな
って滑動性が向上すると共に、ふっ素樹脂により耐熱性
、耐摩耗性が向上し、さらに、強度も向上するのである
。また、このライナー(20)の側面(23)は平坦状
になっており、第2図に示すように、搬送ローラ(50
)のガイド溝(51)との接触面積が大きくなっている
ため、また、ライナー(20)はふっ素樹脂のみからな
っており、その両縁端のつながりが良く、従って、その
接合部分が他の部分と同じ太さに成型できるため、ガイ
ド溝(51)から外れに<<、搬送ローラ(50)に乗
り上げないのである。さらに、当該ライナー(20)は
成型されており、その断面が正確な外形寸法を有してい
るため、ガイド溝(51)に連続的に嵌合し、ガイド溝
(51)内で擦れることが少なく、コンベアベルト(1
00)の滑らかな走行が可能となるのである。
次に、請求項2の発明に係る製造方法にあっては、ライ
ナー(20)用の耐熱紐(21)を耐熱糸(3o)で無
端ベルト(10)に縫着するのであるが、前記耐熱紐(
21)はふっ素樹脂のみからなるため軟かく、従って、
縫着する際に針通りが良く作業性が良い。
また、ライナー(20)は、第7図〜第11図に示すよ
うに、ふっ素樹脂のみからなる耐熱紐(21)を縫着し
た後にホットプレス機(40)等により加熱成型するた
め、縫着する際に耐熱紐(21)が変型しても、正確な
外形寸法を有するライナー(20)を形成することが可
能となると共に、自由な断面形状に成型することが可能
となるのである。
(実施例) 次に、本発明に係るコンベアベルト(100)及びその
製造方法の一実施例について第1図〜第13図を参照し
つつ説明する。
第1図には、請求項1の発明に係るコンベアベルト(1
00)の一実施例が示してあり、このコンベアベルト(
100)は、無端ベルト(10)及びライナー(20)
とから構成されている。無端ベルト(lO)は、第5図
に示すようにガラス人繊維やアラミド樹脂繊維等よりな
る耐熱性繊維布に、ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)やポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE
)等のふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱性シート材(
11)を溶着等により環状に接合して形成されている。
そして、第1図及び第2図に示すように、この無端ベル
1−(10)の裏面であってその一端辺には、無端ベル
ト(10)と同材質の帯体(12)が溶着されており、
ライナー(20)が設けられる無端ベルト(10)の端
辺部分を補強して無端ベルト(10)の腰を強くするよ
うになっている。
ライナー(20)は、第3図に示すように、前述のPT
FEやPCTFE等のふっ素樹脂のみからなる耐熱紐(
21)をその側面(23)が平坦状になるように成型し
たものである。この耐熱紐(21)の具体例としては、
ジャパンゴアテックス株式会社製の商品名「ボアテック
ス」 (登録商標)というPTFEを発泡してフィルム
状にし、これを多重に巻いてマシュマロ状にした、柔軟
で、耐熱性に優れたものを使用し、その側面が平坦にな
るように、例えば、その断面形状が四角形等になるよう
にホットプレス機(40)等によって加熱成型すること
によって、ライナー(20)を形成するのである。そし
て、このライナー(20)は、ガラス人繊維やアラミド
樹脂繊維等からなる耐熱糸(30)により、無端ベルト
(10)の帯体(12)上に、即ち、無端ベルト(10
)の裏面にその長手方向に沿って縫着されて、本実施例
に係るコンベアベルト(100)を構成するのである。
なお、無端ベルト(10)とライナー(20)とは必ず
しも縫着によって接着する必要はなく、溶着等によって
接着しても良いことは勿論である。
次に、上記コンベアベルト(100)の製造方法として
、請求項2に係る発明の一実施例について説明する。
(イ)先ず、第5図に示すように、前述のような耐熱性
繊維布にふっ素樹脂を含浸して焼成した耐熱性シート材
(11)を接合シート(13)を介してホットプレス機
(40)により環状に加熱溶着して無端ベルト(10)
を形成し、さらに、第6図に示すように、この無端ベル
ト(10)の裏面端辺に耐熱性シート材(11)と同材
質の帯体(12)を溶着する。
(ロ)次に、第7図に示すように、無端ベルト(lO)
の帯体(12)の中央部にふっ素樹脂のみからなる耐熱
紐(21)を耐熱糸(30)で縫着する。この際の耐熱
紐(21)としては、前述の商品名「ボアチック」とい
う柔軟性のあるものを使用するため、縫着作業を容易に
行うことができる。また、縫着にはミシン(70)を用
い、第12図及び第13図に示すような底面(61)が
弧状に形成された布押え(60)により、耐熱紐(21
)が側方に逃げないように支持しつつ縫着する。なお、
この際、位置決め部材(62)により縫着する位置決め
を行なうようにして、耐熱紐(21)が所定位置に連続
して縫着されるようになっている。そして、縫着された
耐熱紐(21)は、耐熱糸(30)の引張力によってそ
の断面形状が楕円状につぶれているため、これを指等で
なおして、第8図に示すような断面形状がほぼ円形にな
るよう整形すると共に、耐熱紐(21)と無端ベルト(
10)の境界に液状のふっ素樹脂を塗布しでおく。
(ハ)最後に、第9図〜第11図に示すように、ふっ素
樹脂のみからなる耐熱紐(21)をホットプレス機(4
0)により、360℃、1分〜1分30秒間の条件のも
と加熱成型して、側面(23)が平坦なライナー(20
)を有するコンベアベルト(100)を得るのである。
このホットプレス機(40)により加熱成型される際に
は、耐熱紐(21)のふっ素樹脂が溶融して無体ベルト
(10)に含浸されたふっ素樹脂と一体化するため、無
端ベルト(10)とライナー(20)とは、より強固に
一体固着されることになる。また、ライナー(20)は
、無端ベルト(10)に耐熱紐(21)を縫着した後に
成型されるため、その縫着の際に当該耐熱紐(21)か
変形しても、ライナー(20)の正確な外形寸法を得る
ことができるのである。さらに、縫着後に成型するため
ライナー(20)の断面形状を自由な型にすることか可
能であり、例えば、第4図に示すように、−辺のみが傾
斜した台形状のものも容易に成型することかできる。こ
のような断面形状を有するライナー(20)を用い、搬
送ローラ(50)のガイド溝(51)をこのライナー(
20)が嵌合するような台形状のものとした場合には、
ガイド溝(51)からライナー(20)が外れ難くなる
のである。
なお、加熱成型する際に、耐熱糸(30)にPTFE等
のふっ素樹脂を含浸して焼成すれば、耐熱糸(30)は
強靭なものとなって、すれて切れるといった不都合もな
(なる。
次に、このように製造されたコンベアベルト(100)
の使用方法を説明する。即ち、第1図及び第2図に示す
ように、このコンベアベルト(100)を搬送ローラ(
50)に掛装すると共に、当該搬送ローラ(50)のガ
イド溝(51)にライナー(20)を嵌合させてセット
し、搬送ローラ(50)を回転させることによってコン
ベアベルト(100)を走行させ、当該コンベアベルト
(100)に載置された搬送物を搬送するのである。こ
の際、ライナー(20)は、紐状になっているので、搬
送ローラ(50)のガイド溝(51)に連続して嵌合し
つつ走行するので1.コンベアベルト(100)自体の
蛇行防止が図られるのである。そして、ライナー(20
)は、ふっ素樹脂のみからなる耐熱紐をその側面(23
)が平坦状になるように成型されたものであるため、ラ
イナー(20)自体の耐摩耗性が良く、また滑動性に富
むと共に、搬送ローラ(50)のガイド溝(51)から
ライナー(20)が外れに<<、当該ローラ(50)に
ライナー(20)が乗り上げることがないのである。
なお、上記の耐熱性シート材(11)及び耐熱糸(30
)を構成する各材質については、同様の効果を有するも
のであれば特に限定されることはなく、例えば、株式会
社クラレ社製の商品名「ペクトラン」を使用しても良く
、また、これらに含浸するふっ素樹脂についても特に限
定されず、例えば、デュポン社製の商品名「テフロン」
にカーボンとグラファイトとを混合せしめて強度を増加
させたものを使用しても良い。さらに、無端ベルト(1
0)にライナー(20)を設ける位置及び数量等につい
ても特に限定されるものではない。
(発明の効果) 以上詳述したように、請求項1の発明に係るコンベアベ
ルトは、[耐熱性シート材を環状に接合して成る無端ベ
ルトと、この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って
設けられた耐熱性を有する紐状のライナーとを備えたコ
ンベアベルトであって、前記ライナーがふっ素樹脂のみ
からなる耐熱紐の側面を平坦状に成型してなること」を
その構成上の特徴としている。
従って、このコンベアベルトによれば、ライナーがふっ
素樹脂のみからなる耐熱紐によって形成されているため
、その表面が凹凸なく滑らかになって滑動性に優れると
共に、耐熱性、耐摩耗性に富み、さらに強度的にも優れ
ており、搬送ローラのガイド溝で擦れて切れたり、ボロ
ボロになったりすることがない。また、ライナーの側面
は、平滑状になっており、搬送ローラのガイド溝との接
触面積が大きくなっているため、及びライナーの両縁端
のつながりが良く、その接合部分が他の部分と同じ太さ
に成型されているため、ガイド溝から外れに<<、コン
ベアベルトの走行中にライナーが搬送ローラに乗り上げ
て、走行不能になることがない。さらに、当該ライナー
は、成型されており、その断面が正確な外形寸法を有し
ているため、ガイド溝に連続して嵌合し、ガイド溝内で
その側面が擦れる度合が減って、耐摩耗性が向上すると
共に、コンベアベルトを滑らかに走行させることができ
る。
次に、請求項2の発明に係る製造方法は、[耐熱性を有
する紐状のライナーが、耐熱性を有する無端ベルトの裏
面にその長手方向に沿って設けられたコンベアベルトの
製造方法であって、(イ)耐熱性シート材を環状に接合
して無端ベルトを形成し、(ロ)この無端ベルトの裏面
にその長手方向に沿ってふっ素樹脂のみからなる耐熱紐
を耐熱糸により縫着し、(八)その後、前記耐熱紐をホ
ットプレス機等によりその側面が平坦になるように加熱
成型してライナーを形成することを」その構成上の特徴
としている。
従って、この製造方法によれば、ライナー用の耐熱紐を
ふっ素樹脂のみより形成したものを使用しているため軟
かく、従って、針通りが良く縫着作業がし易い。また、
ライナーは縫着後に、ホットプレス機等により加熱成型
されるため、縫着する際にライナー用の耐熱紐が変型し
ても、正確な外形寸法を有し、かつ自由な断面形状を有
するライナーとすることができ、信頼性の高いライナー
を備えたコンベアベルトを容易に製造することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の発明に係るコンベアベルトの一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図におけるA−A拡大断
面図、第3図は第1図におけるライナー近傍の部分拡大
断面図、第4図は別の実施例の第2図に対応する拡大断
面図、第5図〜第9図は請求項2の発明に係るコンベア
ベルトの製造方法の一実施例を工程順に示す斜視図、第
10図及び第11図はホットプレス機によりライナーを
成型する工程を示す断面図、第12図は無端ベルトに耐
熱紐を縫着する工程を示す断面図、第13図は第12図
におけるB−B断面図、第14図は従来の蛇行防止コン
ベアベルトが搬送ローラに乗り上げる状態を示す第2図
に対応する断面図、第15図は従来の蛇行防止コンベア
ベルトにおけるガイド体の縫着状態を示す断面図である
。 符号の説明 100・・・コンベアベルト、IO・・・無端ベルト、
11・・・耐熱性シート材、12・・・帯体、13・・
・接合シート、20・・・ライナー、21・・・耐熱紐
、23・・・側面、3008.耐熱糸、40・・・ホッ
トプレス機、50・・・搬送ローラ、51・・・ガイド
溝、60・・・布押え、61・・・底面、62・・・位
置決め部材、63・・・ハケ、64・・・バーナー、7
0・・・ミシン、200・・・従来の蛇行防止コンベア
ベルト、210・・・ベルト本体、220・・・従来の
ライナー(ガイド体)、230・・・縫着糸。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、耐熱性シート材を環状に接合して成る無端ベルト
    と、この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って設け
    られた耐熱性を有する紐状のライナーとを備えたコンベ
    アベルトであって、 前記ライナーがふっ素樹脂のみからなる耐熱紐の側面を
    平坦状に成型してなることを特徴とするコンベアベルト
    。 2)、耐熱性を有する紐状のライナーが、耐熱性を有す
    る無端ベルトの裏面にその長手方向に沿って設けられた
    コンベアベルトの製造方法であって、(イ)耐熱性シー
    ト材を環状に接合して無端ベルトを形成し、 (ロ)この無端ベルトの裏面にその長手方向に沿ってふ
    っ素樹脂のみからなる耐熱紐を耐熱糸により縫着し、 (ハ)その後、前記耐熱紐をホットプレス機等によりそ
    の側面が平坦になるように加熱成型してライナーを形成
    することを特徴とするコンベアベルトの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015124025A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 三ツ星ベルト株式会社 搬送ベルト

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JPH01143710U (ja) * 1988-03-24 1989-10-03

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