JP2002068438A - 搬送ベルト及びその製造方法 - Google Patents

搬送ベルト及びその製造方法

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JP2002068438A
JP2002068438A JP2000253175A JP2000253175A JP2002068438A JP 2002068438 A JP2002068438 A JP 2002068438A JP 2000253175 A JP2000253175 A JP 2000253175A JP 2000253175 A JP2000253175 A JP 2000253175A JP 2002068438 A JP2002068438 A JP 2002068438A
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Kensho Kurokawa
健正 黒川
Norio Shirai
則夫 白井
Tetsuo Fujima
哲郎 藤間
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Nitta Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルト基材及びガイドの継手部を同時に融着
接合させることにより、搬送ベルトの生産性がよく、ま
た耐屈曲寿命を向上させるようにする。 【解決手段】 ベルト基材1と、該ベルト基材1のプー
リ側の面に貼り付けられたガイド2と、を有する搬送ベ
ルト10である。ガイド2が貼り付けられたベルト基材
1の両端に継手部3が形成され、ベルト基材1の継手部
3同士およびガイド2の端部同士が、それぞれ融着され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プーリ間に巻回さ
れる搬送ベルトに関し、詳しくはベルト基材のプーリ側
の面にガイドを突設して、プーリ外周に形成された溝部
と嵌合させることでプーリの溝部からの逸脱を防止した
搬送ベルトとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】駆動プーリと被動プーリとの間にベルト
が巻回されてなる搬送装置において、従来のプーリはベ
ルトを安定して走行させるために、プーリにクラウン
(中高)を設けて対応していたが、軸間が短く且つ広幅
のベルトや偏荷重が作用する場合には安定して走行させ
ることが難しいという欠点があった。
【0003】そこで、例えば、実開平−126317号
公報に開示されているように、蛇行防止用ガイド付きベ
ルトが提案されている。このベルトは、ベルト基材と、
該ベルト基材のプーリ側の面に突設されたガイドとを有
するもので、プーリに設けた溝部内にベルトのガイドを
嵌合させることによってベルトのプーリからの逸脱を防
止している。
【0004】そして、このようなベルトは、通常以下の
ようにして製造されている。
【0005】図7に示すように、所定のサイズにコンベ
アベルトの基材1を裁断し、該帯状のベルト基材1の両
端に継手部3を形成する。ベルト基材1の裏面の所定の
箇所に、ベルト基材1の継手部3を除いてガイド2を貼
り付ける。次に、ベルト基材1の継手部3を接合してエ
ンドレス状にする。次いで、図8に示すように、ベルト
基材1の継手部3を含めた近傍にガイド2を貼り付け、
その後ベルト基材1の継手部3を避けてガイド2の両端
2aを接合する。
【0006】ここで、ガイド両端の接合方法として、以
下に示す方法が知られている。
【0007】(1)ガイド両面をテーパ状に加工して、
以下手法でラップさせる。
【0008】a.接着法(接着剤を使用する。) 熱プレス、熱風ドライヤー、高周波ウエルダー、超音波
ウエルダーを用いて熱圧着する。
【0009】b.融着法(接着剤を使用しないで、ガイ
ド両端部を溶かして合わせる。) 熱プレス、熱風ドライヤー、高周波ウエルダー、超音波
ウエルダーを用いて熱圧着する。
【0010】(2)ガイド両端を突き合わせて以下手法
で接合する。
【0011】a.融着法(接着剤を使用しないで、ガイ
ド両端部を溶かして合わせる。) 熱ゴテ、熱風ウエルダーを用いて融着接合する しかし、従来のベルトを用いて、長時間走行を行った場
合、プーリ部での屈曲疲労に伴い、ガイドの継手部か
ら、クラック、剥離、欠落等を生じるという欠点があっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解消するためになされたものであり、その目的とすると
ころは、プーリ部での屈曲疲労に伴うガイド継手からの
クラック、剥離、欠落、不具合を改善することができる
搬送ベルトとその製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送ベルトは、
ベルト基材と、該ベルト基材のプーリ側の面に貼り付け
られたガイドと、を有する搬送ベルトであって、該ガイ
ドが貼り付けられた帯状ベルト基材の両端に継手部が形
成され、該ベルト基材の継手部同士およびガイドの端部
同士が、それぞれ融着されており、そのことにより上記
目的が達成される。
【0014】一つの実施態様では、前記ガイドの端部
が、前記ベルト基材の継手部に沿った形状とされてい
る。
【0015】一つの実施態様では、前記継手部の形状
が、フィンガー継手、ステップフィンガー継手、又はラ
ップ継手である。
【0016】一つの実施態様では、前記ベルト基材が、
熱可塑性樹脂層と、該熱可塑性樹脂層に積層された基布
と、を有し、該熱可塑性樹脂層が、ウレタン樹脂、塩化
ビニル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル系エラスト
マー、及びポリアミド系エラストマーからなる群から選
択される少なくとも一種の熱可塑性樹脂からなり、該基
布がポリエステル繊維、ナイロン繊維、綿及びアラミド
繊維からなる群から選択される少なくとも一種から構成
されている。
【0017】一つの実施態様では、前記ガイドが、ウレ
タン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン、ポリエス
テル系エラストマー、ポリアミド系エラストマーからな
る群から選択される少なくとも一種の熱可塑性樹脂から
なる。
【0018】本発明の搬送ベルトの製造方法は、帯状の
ベルト基材の裏面にガイドを貼り付ける工程、該ガイド
が貼り付けられたベルト基材の両端に継手部を形成する
工程、および該ガイドに対応する凹溝が設けられた型内
に、該ベルト基材の両継手部をセットして、加熱加圧す
ることにより、ベルト基材およびガイドの端部の少なく
とも一部を溶融させ、ベルト基材の継手部同士を融着さ
せると共に、ガイドの継手部同士を融着させる工程、を
包含し、そのことにより上記目的が達成される。
【0019】一つの実施態様では、ベルト基材の両継手
部を型内にセットする際に、ベルト基材の両継手部の表
面側に樹脂シートを配置する工程を、さらに包含する。
【0020】一つの実施態様では、前記型が、シリコン
樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、およびフェノール樹
脂からなる群から選択される耐熱性樹脂板、またはシリ
コンゴム、フッ素ゴム、EPDM、および天然ゴムから
なる群から選択されるゴム板からなる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の搬送ベルト10は、図1
および図2に示すように、エンドレスのループ状に形成
されるベルト基材1と、該ベルト基材1のプーリ側の面
に突設されたガイド2と、を有する。搬送ベルト10
は、帯状のベルト基材1の両端部に継手部3を形成し、
この両端部の継手部3を互いに接合することで形成され
る。この継手部3の接合方法は後述する。
【0022】上記ベルト基材1としては、従来より公知
のものが使用され、例えば、織布等からなる基布17
と、熱可塑性樹脂層16との積層体から構成することが
できる。基布17は一枚の織布等から形成してもよく、
あるいは2枚以上重ねた織布等から形成してもよい。基
布17を形成する材料としては、例えば、ポリエステル
繊維、ナイロン繊維、綿及びアラミド繊維からなる群か
ら選択される少なくとも一種から構成することができ
る。
【0023】また、熱可塑性樹脂層16としては、合成
樹脂、熱可塑性エラストマー等を使用することができ
る。例えば、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリオレ
フィン、ポリエステル系エラストマー、及びポリアミド
系エラストマーからなる群から選択される少なくとも一
種の熱可塑性樹脂から構成することができる。
【0024】ガイド2は、図1および図2に示す実施形
態では、ベルト基材1の基布17側の幅方向の中央部に
設けられているが、ベルト基材1の任意の箇所、例え
ば、ベルト基材1の幅方向の両端部に設けてもよい。ガ
イド2の断面形状は任意であり、例えば、台形、矩形ま
たは半円形とすることができる。ガイド2は、ウレタン
樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル
系エラストマー、ポリアミド系エラストマーからなる群
から選択される少なくとも一種の熱可塑性樹脂から形成
することができる。
【0025】このガイド2の外面側の中央部には、縦溝
4を設けるのが好ましい。縦溝4の形状としては、例え
ば、半円形、V字形、矩形等が採用できる。
【0026】ガイド2はベルト基材1上に接着剤等を用
いて固着されている。接着剤としては、例えば、公知の
ホットメルト系接着剤、溶剤系接着剤を使用することが
できる。
【0027】該ガイド2が貼り付けられたベルト基材1
の両端に継手部3が形成され、該ベルト基材1の継手部
3同士およびガイド2の端部同士が、それぞれ融着され
ている。
【0028】すなわち、図3に示すように、ガイド2が
貼り付けられたベルト基材1の両端に形成された継手部
3は、ベルト基材1とガイド2とが一体となった状態で
形成されている。継手部3の形状としては、フィンガー
継手、ステップフィンガー継手、又はラップ継手であり
得、例えば、継手部3の形状がフィンガー継手の場合に
は、ベルト基材1に形成されたフィンガー継手の形状に
沿ってガイド2の端部が形状されている。
【0029】ベルト基材1の樹脂層およびガイド2は、
共に熱可塑性樹脂にて形成されており、熱融着によって
ベルト基材1の継手部3同士およびガイド2の端部同士
がそれぞれ、連続する継手部のラインに沿って接合され
ている。
【0030】次に、上記構成の搬送ベルト10を製造す
る方法の一例を以下に示す。
【0031】所定幅にベルト基材1を裁断し、該ベルト
基材1裏面の所定の箇所にガイド2を貼り付ける。次
に、この帯状のベルト基材1を所定の長さに裁断し、ガ
イド2が一体に貼り付けられたベルト基材1の両端部に
継手部3を形成する(図3)。ここで、ガイド2の両端
部にも、ベルト基材1に対応した継手部が形成されるこ
とになる。
【0032】他方、ガイド2の形状に対応する凹溝11
を有する型12を用意する。この型12は、図4に示す
ように、プレート13の中央部に長い凹溝11を設けて
構成されている。型12は耐熱性樹脂板やゴム板から形
成でき、耐熱性樹脂板としては、例えば、シリコン樹
脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、およびフェノール樹脂
からなるものがあげられ、ゴム板としては、例えば、シ
リコンゴム、フッ素ゴム、EPDM、および天然ゴムか
らなものがあげられる。
【0033】次に、図5に示すように、型12上に該ベ
ルト基材1の両継手部3を配置し、さらにこの継手部3
上に樹脂シート14を載せ、さらにその上に離型シート
15を介して上盤5を配置し、下盤6と上盤5との間で
ベルト基材1の継手部3を加熱加圧する。ここで、継手
部3において、ガイド2は型12の凹溝11内に配置さ
れる。また、ベルト基材1の中央部分は、例えば、型1
2の下方に配置して、ループ状とすることができる。
【0034】ベルト基材1の継手部3を型12内にて加
熱加圧することにより、ベルト基材1およびガイド2の
継手部の少なくとも一部が溶融し、ベルト基材1の継手
部3同士が融着し、同時にガイド2の端部同士が融着す
る。
【0035】その後、上盤5および離型シート15を取
り外して、ベルト基材1を離型することにより、継手部
3が接合されたループ状の搬送ベルト10が得られる。
【0036】なお、熱プレス以外に、高周波ウエルダ
ー、超音波ウエルダーを用いて熱圧着してもよい。
【0037】この方法によれば、蛇行防止用ガイド2を
予め貼り付けたベルト基材1の両端に継手部3を形成
し、ベルト基材1及びガイド2の端部を同時に融着接合
させることにより、生産性がよく、また耐屈曲寿命を向
上させることができる。
【0038】上記搬送ベルト10と組み合わせて使用さ
れるプーリ7は、図1に示したように、中央部に搬送ベ
ルト10のガイド2に嵌合し得る溝部8を有し、両端部
に搬送ベルト10の幅方向の端部に当接する円周部9を
有する。そのプーリ7の溝部8の幅および深さ寸法は、
搬送ベルト10のガイド2の幅および高さ寸法よりやや
大きく設定されている。
【0039】上記構成の搬送ベルト10を駆動プーリと
被動プーリとで構成される一対のプーリ7の間に掛けわ
たし駆動プーリを駆動させると、搬送ベルト10のガイ
ド2がプーリ7の溝部8に嵌合した状態で駆動プーリか
らの動力が搬送ベルト10に伝達される。
【0040】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0041】本実施例で用いたベルトの試験方法は次の
通りである。 A.耐屈曲走行試験 図6に示す装置を用いた。図6において、搬送ベルト1
0が駆動プーリ18と従動プーリ19、19、…間に掛
けられており、ベルト10に剥離等の異常が発生するま
での走行屈曲回数を測定した。走行屈曲回数は、ベルト
のある箇所が各プーリを通過した場合を1回として計算
した。
【0042】駆動プーリ18は30mm径、従動プーリ
19は30mm径を使用した。ベルト速度は470m/
minとし、取り付け張力は6N/mmとした。 実施例1 断面形状がM型のVガイドを、熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマーにて成形した。ガイドの硬度は、ショアーA
硬度で70であった。
【0043】他方、ベルト基材の材料として熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーを用い、基布としてポリエステ
ル織布を用いて2プライのベルト基材を得た。このベル
ト基材の片面(プーリ側面)に上記ガイドを接着した。
【0044】ガイドが貼り付けられたベルト基材の両端
部にフィンガー継手を形成した。
【0045】図5に示したように、上盤5と下盤6との
間に、凹溝11を有する耐熱樹脂板(ガラス帆布補強シ
リコン樹脂板)12を配置し、その上にベルト基材1の
両継手部3をかみ合うように配置した。さらに、ベルト
基材1の継手部3上に樹脂シート14、離型シート1
5、上盤5をそれぞれを配置し、この状態で以下の条件
で加熱加圧して、継手部を接合して搬送ベルトを得た。
【0046】上盤温度:173℃、下盤温度:150
℃、時間:5分、圧力:0.4MPa。
【0047】比較例1 所定のサイズにベルト基材を裁断し、該ベルト基材の両
端に継手部を形成した。ベルト基材の裏面の所定の箇所
に、ベルト基材の継手部を除いてガイドを貼り付けた。
次に、ベルト基材の継手部を、上記実施例1と同じ条件
で加熱加圧して接合しエンドレス状にした。次いで、ベ
ルトの継手部を含めた近傍にガイドを貼り付けた。その
後ベルトの継手部を避けてガイドの両端を重ね合わせ接
着剤にて接合した。
【0048】比較例2 所定のサイズにベルト基材を裁断し、該ベルト基材の両
端に継手部を形成した。ベルト基材の裏面の所定の箇所
に、ベルト基材の継手部を除いてガイドを貼り付けた。
次に、ベルト基材の継手部を、上記実施例1と同じ条件
で加熱加圧して接合しエンドレス状にした。次いで、ベ
ルトの継手部を含めた近傍にガイドを貼り付けた。その
後ベルトの継手部を避けてガイドの両端を突き合わせ融
着により接合した。
【0049】A.耐屈曲走行試験結果 実施例1の搬送ベルトでは、1.0×108の屈曲回数
においても異常は認められなかった。
【0050】これに対し、比較例1の搬送ベルトでは、
1.4×106の屈曲回数でガイドの剥離が認められ
た。
【0051】また、比較例2の搬送ベルトでは、2.4
×107の屈曲回数でガイドの剥離が認められた。
【0052】
【発明の効果】本発明の搬送ベルトによれば、ベルト基
材の継手部同士が融着し、ガイドの継手部同士が融着し
ていることにより、搬送ベルトの耐久性を大幅に向上
し、安定させることができる。
【0053】また、クラウン付きプーリでは安定走行が
得られず、蛇行防止用ガイド付きベルトを必要とする、
特に、小プーリを装着したコンベアにおいても、本発明
の搬送ベルトによれば、安定走行が長期にわたり得られ
る。
【0054】さらに、同一幅で、長さの異なる多数本の
搬送ベルトを製作する場合には、加工時間を大幅に削減
することができ、また、ベルト基材、ガイドの加工ロス
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送ベルトとプーリとを示す説明図で
ある。
【図2】図1に示す搬送ベルトの一部切欠斜視図であ
る。
【図3】ベルト基材の継手部の平面図である。
【図4】型の斜視図である。
【図5】搬送ベルトの製造法を説明する図である。
【図6】本発明の搬送ベルトの耐屈曲走行試験を示す模
式図である。
【図7】従来の搬送ベルトの継手部の平面図である。
【図8】図7で示す従来の搬送ベルトの要部平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベルト基材 2 ガイド 3 継手部 5 上盤 6 下盤 10 搬送ベルト 11 凹溝 12 型 16 熱可塑性樹脂層 17 基布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤間 哲郎 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式 会社奈良工場内 Fターム(参考) 3F024 AA19 BA01 BA02 BA06 CA04 DA07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト基材と、該ベルト基材のプーリ側
    の面に貼り付けられたガイドと、を有する搬送ベルトで
    あって、 該ガイドが貼り付けられた帯状ベルト基材の両端に継手
    部が形成され、該ベルト基材の継手部同士およびガイド
    の端部同士が、それぞれ融着されている搬送ベルト。
  2. 【請求項2】 前記ガイドの端部が、前記ベルト基材の
    継手部に沿った形状とされている請求項1に記載の搬送
    ベルト。
  3. 【請求項3】 前記継手部の形状が、フィンガー継手、
    ステップフィンガー継手、又はラップ継手である請求項
    1又は2に記載の搬送ベルト。
  4. 【請求項4】 前記ベルト基材が、熱可塑性樹脂層と、
    該熱可塑性樹脂層に積層された基布と、を有し、該熱可
    塑性樹脂層が、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリオ
    レフィン、ポリエステル系エラストマー、及びポリアミ
    ド系エラストマーからなる群から選択される少なくとも
    一種の熱可塑性樹脂からなり、該基布がポリエステル繊
    維、ナイロン繊維、綿及びアラミド繊維からなる群から
    選択される少なくとも一種から構成されている請求項1
    〜3のいずれかに記載の搬送ベルト。
  5. 【請求項5】 前記ガイドが、ウレタン樹脂、塩化ビニ
    ル樹脂、ポリオレフィン、ポリエステル系エラストマ
    ー、ポリアミド系エラストマーからなる群から選択され
    る少なくとも一種の熱可塑性樹脂からなる請求項1〜4
    のいずれかに記載の搬送ベルト。
  6. 【請求項6】 帯状のベルト基材の裏面にガイドを貼り
    付ける工程、該ガイドが貼り付けられたベルト基材の両
    端に継手部を形成する工程、および該ガイドに対応する
    凹溝が設けられた型内に、該ベルト基材の両継手部をセ
    ットして、加熱加圧することにより、ベルト基材および
    ガイドの端部の少なくとも一部を溶融させ、ベルト基材
    の継手部同士を融着させると共に、ガイドの継手部同士
    を融着させる工程、 を包含する搬送ベルトの製造方法。
  7. 【請求項7】 ベルト基材の両継手部を型内にセットす
    る際に、ベルト基材の両継手部の表面側に樹脂シートを
    配置する工程を、さらに包含する請求項6に記載の搬送
    ベルト。
  8. 【請求項8】 前記型が、シリコン樹脂、フッ素樹脂、
    エポキシ樹脂、およびフェノール樹脂からなる群から選
    択される耐熱性樹脂板、またはシリコンゴム、フッ素ゴ
    ム、EPDM、および天然ゴムからなる群から選択され
    るゴム板からなる請求項6又は7に記載の搬送ベルト。
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