JPS5985728A - ベルトおよびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は運搬ベルトまたは伝動ベルトとして用いられる
ベルトおよびその製造方法に関する。

一般に、合成樹脂繊維からなる経糸と緯糸とをノＩＩＩ
常の平織り状に織成してなり、運搬ベルトまたは伝動ベ
ルトとして用いられる帆布ベルトは知られている。

このような帆布ベルトでは、ベルト画側縁部において緯
糸の端が切れており最も外側にある経糸がわずかな外力
や摩耗により簡単に外れてしまうおそれがあることから
、従来、ベルト側縁部に対し液状樹脂や糊を適用する手
法か行われている。

ところが、このように液状樹脂や糊を用いても、高速走
行させたり、張力下において走？ゴさせた（、、ｌした
とき、蛇行による側面部の摩擦や振動などにより、前記
液状＋？ｉＪ脂や糊かはかれて、結局、ベルト側縁部の
経糸か外れるという間）川かある。ずムわち、１’＋８
７図に示すように、帆布ベルトａのベルト側縁において
、経糸６７Ｊ）外れる。

また、すＪ断面において、切（（ｆｌと同（Ｈ９にほつ
れ汗糸（経糸）を熱融１′イさせる方法（いわゆるヒー
トカット法）も知られているか、この方法は、切ｉ＋や
すくするためにＩｕＪ断刃に熱を加えるものであるから
、ＣＩＪ断向付近ての熱融着のｌｌ’ｆＡは／鼎拮１度
てより、融眉力か弱いため、外力か加わったり摩擦力作
用したりすると、簡単に外れてしまうものてあこのよう
に経糸か外れる場合、次のような不県合かある。

１）外れた経糸７Ｊ）ベルト側縁における席擦により伸
展し、機械に巻き付いたり、ブーり軸部に巻き付き、（
鍼能低下の原因となる。また、曲端て汚れか拡大する。

１１）外れた経糸の端部がちきれ、運搬物の中に混入す
ることがある。この点については、食品運（酸ベルトで
（コ、確実に回避する必要がある。

：１１）外れた経糸などの糸屑が（、篭城に巻き付くと
、軽１刊ベルト等ではベルト走行に対するフレーキとな
り、スリップを生ずる。

Ｉｖ）　　経糸か外れると、緯糸９弓１・Ｋ出するので
、このざ、６Ｙ糸の４ｒｌ脂モノフィラメントである場
合、平等ノＪ）触れると、危険である。

本発明はかかる点に雌７みてなされたものて、ベルト側
縁）ＩＣにおいて、抗張体をｔ＋’７成する帆布より経
糸か外れるおそれのないベルトを提供することを１」的
とする。それとともに、本発明は、」二記ベルトを容易
に１１・ｌ造することができるベルｉ・の製造方法を提
供することを目的とする。

以ド、本発明の構成を、実施例について、図１１１に沿
。て説明する。

第７図において、１は本発明に係るベルトで、ブーＩＪ
　２　、３　、４　、５に回転ｉ］能に巻回され、連娠
″ベルトとじて用いられている。このベルト１は１［吐
布ベルトで、ポリエステル眉−４糸１Ｆ、ポリアミド繊
Ｒ・（１なとの熱可塑性イ６子脂からなる経糸６（マル
ヂフイラメン）・）と緯糸７（モノフィラメント）とを
平織り状に織成してなる博物ベルト（総厚、５　ｙｒｔ
ｍ以ト）となっている。しかして、この帆布ベルー（Ａ
１そのペルー・側１１象耶か２〜／θππの幅でもって
全周にはって加熱融層され、第２図に示すように経糸６
とイ、ｌ、゛、糸７との交叉点（例えばＰ、１）□、Ｐ
３）が熱融着している。

０’Ｊ　Ｒｔ２ベルト１を製造するには、ｘ＋古、、２
図に示すように、／対のプーリずなわち固定ブーＵ　１
１　（駆動プーリ）と、距！’ＩＩＦ調節可能な移動プ
ーリ１２との間に、所定’ｌ＃ｉ？に裁断されたベルト
素拐１６４巻回して張り状態とし、一定の低速（６０ｃ
ｍＡ旧ｆｌ〜りθθＣ・ｍＡ、ｎ１ｎ）で移動させつつ
、固定プーリ１１に対してベル！・素イ４１６が接触す
る範囲において、ペルー・素拐１６の両側縁部に２〜／
θ麿の幅である電ｐ、１〜ヒータ等の加熱こて１４をコ
ｊ４用し１．２ｊθ〜ｊ、５０°Ｃの温度で、［）１記
加熱ごて１４が接触する範囲内で経糸６と緯糸７との交
叉点を熱１°剖！着して一体化し、ベルト側縁ｉｊＢに
おいて経糸乙の外れることのない所望のベルト１が得ら
れる。なお、前記移動プーリ１２には圧力調整機構１５
が適用され、それによってベルト素祠１３が略一定の圧
力に保Ｚ−れるように・なっている。この圧力調整（・
、−１ｉ’ｔ　１５は、移動プーリ１２を一端において
回ｋ　−１１Ｊ能に支持する支持部（」１６が固定部組
１７を１４辿し、該固定）■≦祠１７と支持１ｑ≦祠１
６の他端の拡大端ｔ３Ｂ　１６　ａ　吉の間にスプリン
グフ８が介装され、該スブリンゲ１８が移動プーリ１２
をｓ１方向へ移動するように付勢してなる。

因に、ベルト素拐１６をイ、７．７成する熱加ＱＪ性樹
脂の挿プ４に応じて、ベルト回ｉ１ｉ、３　、”ｌｊ度
、加熱こて１４の温度か遍宜調１！ｉｉされ、それによ
って＋′１ｉＪ記交叉点における熱ｒ、Φ１！着のｆＩ
Ｉ″、度が加減さ！シるようになっている。

１１１１記加熱ごて１４の形状は、ベルト素材１乙の−
１−面のみに接触する加熱こて１４ｄ（第３図ｙＪ　Ｉ
ＩＣ？　）であ−ても、ベルト素イ’ｌ’　１３　（１
’）　１１１ｒｌｌ　＃ｌ；　、！、　ヒ側＋ｒ＋＋　
ニ１尺触り−る段差部を有する加熱こて１４ｂ（第り図
参照）であってもよい。また、第３゛図に示すように、
加ｒ１ハ刃Ａか一体成形されてなる加熱ごて１４ｃを用
いることにより、ベルト素材１６の一月１１’と同時に
ベルト側縁部を加熱融着して、経糸６と緯糸７との父叉
点を熱融着するようにしてもよい。

なお、第３図ないし１．５図において、Ｊｒ、　−Ｌ、
。

−２〜／θ闘である。

」１記実施例では、ベルト１がエンドレスの場合につい
て説明したが、第３図に示すように、ｙつのプーリ２２
．２３，２４．２５にベルト累月２６を巻き掛け、しか
してそれらのうちの７つのブー９２４　（ｊｉｉ区「助
プーリ）において、力１１熱こ゛て１４を押圧すること
によりオープンエンドのベルト（７）　、１１３合につ
いても適用することができる。

前記帆布を構成する代表的な熱可塑性位１１１）Ｔ繊維
の軟化点および溶融点は次の通りである。

したかって、加熱こて１４Ｑ）温度が、２５０〜３．５
０℃であれは、低速回１１ｔで連続的に熱溶融して一体
化可能である。

また、ベルト１のベルト側縁部における熱融着部分は幅
か２〜１０ｙｙｕｔｒであるから、前記ベルト側縁部に
おいてベルト長手方向に異常伸びか発生せず、つ工−ブ
（波形変形）も生しないし、そのうえにベルト１が少々
蛇行して摩擦、摺接があっても、経糸６か外れるおそれ
がない。

さらに、ベルト寿命も大幅にコ・川びることか次表より
判る。

なお、両側縁部／θ問以」二の熱融着の場合ｌこは黒く
なり外観の汚れが大きく、／θθ目ｒ（時間）で割れが
生じて明断した。

」１記実施例のほかに、裁断および加熱融着手段として
、レーザー光線を利用するこきもできる。

また、上記実施例では、ベルト１は、抗張力体を４１４
成する帆布のみからなる帆布ベルトであるか、第７図に
示すように、帆布６１（抗張力体）の−側にゴノ、また
は合成４（＋４脂からなるカバ一層６２がｉ１積されて
なるベルト６ろに対しても同様に適用することができる
。その場合、駆動プーリ６４と従動プーリ３５とに対し
、帆布６１を外側に向けてベルト３６を巻回することに
より、同様に適用することかできる。さらに、帆布（抗
張力体）の両側にゴムまたは合成樹脂からなるカバ一層
か車積されてなるベルト（図示省略）の場合には、例え
ば弔り図においては加熱ごて１４ｂの突部Ｂのみを加熱
することにより、Ｖ、、５図においては加熱刃Ａのみを
加熱することにより、帆布の端縁のみを熱融着ずれば同
様に適用することかできる。

以上のように構成したから、本発明ベル１・は、両側縁
部において経糸か外れることかなく、糊等を塗布したも
のと異なり摩擦等による樹脂・ｊ！１の落下かなく、ベ
ルト寿命か長くなる。また、経糸か外れることがないか
ら、美観〃）向上し、プーリ等に外れた経糸が巻き付か
ないので、メインテナンスか容易となり省力化７１）図
れる。

また、本発明方法によれは、両側縁部において経糸が外
れないベルトを容易に’ｐ’ｌ　造することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第２図は本発明の実施態様を例示し、第１
図はベルトコンベヤ装置の斜視図、第２図は製造方法の
説明図、第３図な））シ第ｊ図はそれぞれ加熱ごての例
の説明図、第４図は製造方法の変形例の説明図、′＄７
図は一側にカバ一層を備えたベルトに適用した場合の例
の説明図、第２図はベルト側縁部の拡大図、第２図は従
来のベルトのベルト側縁部の拡大図である。 １・・・・・・ベルト、６・・・・・・経糸、７・・・
・・・緯糸、１４゜１４ａ、ｂ、ｃ・・・・・・加熱ご
て、Ａ・・・・・・加熱刃、６１・・・・・・帆布、３
２・・・・・・カバ一層、５３・・・・・・ベルＩ・ Ｊｂ 第８図　　　　　第９図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　抗張力体かポリエステル繊維、ポリアミド系
   繊維などの熱可塑性樹脂繊維からなる帆布にて構成され
   、少なくとも該帆布の両側縁部か２〜７０調の幅でもっ
   て全長に亘って加熱融着され一体化していることを特徴
   とするベルト。
2. （２）　　帆布は、−側または両側にゴムあるいは合成
   イかｔ脂からなるカバ一層を有する特許請求の範囲第／
   項記載のベルト。
3. （３）抗張力体かポリエステル繊維、ポリアミド系繊維
   などの熱可塑性樹脂からなる帆布にて構成されたベルト
   素材を複数個のプーリに懸回して緊張させ、該ベルト素
   材を移動させつつ、張り状態にあるベルト素材を加熱刃
   にて所定幅に裁断し、しかして裁断された両端から！〜
   ／θ調の幅に対して加熱ごてを当接して、２，５θ〜３
   ．５ζ℃の温度で両側縁部を加熱融着せしめることを特
   徴とするベルトの製造方法。
4. （４）加熱ごては一体成形されてなる加熱刃を有し、裁
   断と同時に加熱融着が行われる特許請求の範囲第３項記
   載のベルトの製造方法。
5. （５）帆布は、−側または両側にゴムあるいは合成樹１
   指からなるカバ一層を有する特許請求のｆ、・Ｌｊ囲第
   ３項または第７項記載のベルトの製造方法。