JPH0333609Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0333609Y2
JPH0333609Y2 JP1983106190U JP10619083U JPH0333609Y2 JP H0333609 Y2 JPH0333609 Y2 JP H0333609Y2 JP 1983106190 U JP1983106190 U JP 1983106190U JP 10619083 U JP10619083 U JP 10619083U JP H0333609 Y2 JPH0333609 Y2 JP H0333609Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
joint
endless belt
heat sealing
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983106190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6013306U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10619083U priority Critical patent/JPS6013306U/ja
Publication of JPS6013306U publication Critical patent/JPS6013306U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0333609Y2 publication Critical patent/JPH0333609Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、食品等を包装したものを熱融着にて
密封シールする場合に、熱シールすべき部分を重
合密接して移動する上下ベルト間に挟入保持させ
て加熱部へ誘導移送する熱シール機用の耐熱エン
ドレスベルトに関する。
[従来の技術] このような熱シール機用のエンドレスベルト
は、耐熱性織りテープからなる一定細幅の非伸縮
性シートを2枚貼り合わせて両端を接合してなる
ものであが、従来のエンドレスベルトは接合部を
第5図に示すようにシートの両端を上下に重ねて
接着して構成するものであり、従つて上下に重な
る部分のシート端に段を生じ、その為熱シールす
る際の移送中にガタつきを生じベルト移送をバラ
ンスよく円滑に行うことができないという問題が
あつた。又接合部は上下に重なる部分に接着しろ
を必要とするが、その接着しろを大きくとれない
為に引張り及び曲げに対する強度が弱く、耐久性
に欠けるという問題があつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、熱シール機のエンドレスベルトを、接
合部に段を生じないで接合部のベルト表面が平坦
になるようにしてガタつきをなくし円滑でバラン
スのとれたベルト移送を行えるようにすると共
に、引張り及び曲げに対する強度が大で耐久性を
高め、安価で実用性に優れた熱シール機用のエン
ドレスベルトを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案における
熱シール機用エンドレスベルトは、耐熱性織りテ
ープからなる一定細幅の非伸縮性シートを2枚貼
り合わせて両端を接合してなる熱シール機用のエ
ンドレスベルトにおいて、前記シールの表シール
1の両端部と、裏シート2の各両端部同志を傾斜
状に形成して同一平面下に突合わせ状に接合する
と共に、その各接合部1′,2′の裏側に同質のシ
ート材で且つ接合部1′,2′を覆う長さLの補強
シート片3,4を接着し、この表シート1の接合
部1′と裏シート2の接合部2′を位置をずらせて
相対するように離間させて両シートを貼り合わせ
てなるものである。
[作用] 密封シールすべき物体輸送ベルトコンベヤ(図
示省略)上に載せてシール部を上下2本のベルト
a,a間に後方部より供給すると、移送につれて
同調駆動するベルトa,aの接触部が加圧ロール
10,11にて圧着され、それに続いて上下加熱
板8,9間を通過するのでそのときに加熱作用を
受けてシール部分が融着されるものである。
[実施例] 一定細幅の非伸縮性シートは幅Wが20〜30mm程
度の耐熱性織りテープを用い、それを表シート1
と裏シート2にして貼り合わせ両端を接合して一
本のエンドレスベルトaとなす。エンドレスに接
合するには次のようにする。
表シート1と裏シート2の各先端部を同一平面
下に突き合わせ、その接合部1′,2′に下から同
質シート材よりなる補強シート片3,4を当てが
い接着する。すると2本のエンドレスベルトがで
きるので、表シート1の裏側に裏シート2を当接
し全面を接着すると一本のエンドレスベルトaと
なる。この際表シート1の接合部1′と裏シート
2の接合部2′とは第2図に示すように互いに位
置をずらせて相対するように離間させるようにす
る。
又表裏両シート1,2をエンドレスに接合する
際にはその各端部を第3図に示すように傾斜状に
形成して傾斜した接合部1′,2′となす。補強シ
ート片3,4はこの傾斜接合部を充分に余猶をも
つて覆う長さLに形成する。
表シート1の表面側と、裏シート2の内面側に
は接合部1′,2′が露出するが、重なつていない
ので段にならず、又その各反対側は裏シート2、
又は表シート1で覆われている為補強シート片
3,4の前後端部に大きく屈曲した段を生じない 第1図は熱シール機に本考案ベルトを実施した
場合であり、上下2本のベルトa,aを前後ロー
ル6,7,6′,7′に張掛して同調駆動させ、上
下接触部に加熱板8,9及び加圧ロール10,1
1を設けたものである。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、2枚貼り合わせ
たシートの表シート1の両端部と、裏シート2の
各両端部同志を傾斜状に形成して同一平面下に突
合わせ状に接合すると共に、その各接合部1′,
2′の裏側に同質のシート材で且つ接合部1′,
2′を覆う長さLの補強シート片3,4を接着し、
この表シート1の接合部1′と裏シート2の接合
部2′を位置をずらせて相対するように離間させ
て両シートを貼り合わせるように構成したので、
エンドレスベルトの表面側は段のな合密接して同
調移動するように駆動される為にガタつきを完全
になくして熱シールの移送をバランスよく円滑確
実に行うことができると共に、接着しろの重なり
が全くない為にベルト厚を平均化し強度の点でも
引張り及び曲げに対する強度を高め著るしく耐久
性を向上させることができる。而も接合部は傾斜
状に形成されている為継ぎ目の移動に連続性があ
り、円滑な移送が保証され、構造も簡単で安価に
実施でき、実用性に優れた熱シール機用のエンド
レスベルトを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す熱シール機の側
面図、第2図はエンドレスベルトの側面図、第3
図は同ベルト接合部の拡大平面図、第4図は同斜
視図、第5図は従来のベルト接合部の断面図であ
る。 1……表シート、2……裏シート、3,4……
補強シート片、1′,2′……接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱性織りテープからなる一定細幅の非伸縮性
    シートを2枚貼り合わせて両端を接合してなる熱
    シール機用のエンドレスベルトにおいて、前記シ
    ールの表シール1の両端部と、裏シート2の各両
    端部同志を傾斜状に形成して同一平面下に突合わ
    せ状に接合すると共に、その各接合部1′,2′の
    裏側に同質のシート材で且つ接合部1′,2′を覆
    う長さLの補強シート片3,4を接着し、この表
    シート1の接合部1′と裏シート2の接合部2′を
    位置をずらせて相対するように離間させて両シー
    トを貼り合わせてなることを特徴とする熱シール
    機用エンドレスベルト。
JP10619083U 1983-07-07 1983-07-07 熱シ−ル機用エンドレスベルト Granted JPS6013306U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10619083U JPS6013306U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 熱シ−ル機用エンドレスベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10619083U JPS6013306U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 熱シ−ル機用エンドレスベルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6013306U JPS6013306U (ja) 1985-01-29
JPH0333609Y2 true JPH0333609Y2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=30248602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10619083U Granted JPS6013306U (ja) 1983-07-07 1983-07-07 熱シ−ル機用エンドレスベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6013306U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2303247T3 (es) * 2004-06-02 2008-08-01 Ferag Ag Metodo y dispositivo para empaquetar objetos planos.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563249A (en) * 1979-06-20 1981-01-14 Toshiba Corp Controller for winder

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563249A (en) * 1979-06-20 1981-01-14 Toshiba Corp Controller for winder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6013306U (ja) 1985-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4600346A (en) Binder cover and method of manufacture thereof
JPH0333609Y2 (ja)
JPH033561Y2 (ja)
ES518536A0 (es) Procedimiento para unir substratos de tela.
JPH043467B2 (ja)
JPH0727175Y2 (ja) 背貼り用クロス
JPH08132758A (ja) 製本用具
JPH0216643Y2 (ja)
JP3559110B2 (ja) 合成樹脂フィルムがラミネートされた立体紙袋及びその製造方法
KR200266709Y1 (ko) 앨범대지가 일체로 형성된 앨범
JPH04239483A (ja) 特に食料品に適した筒状容器
JPH08133300A (ja) 筒状部を有する袋類の背閉じ構造
JPS6137632Y2 (ja)
KR900005493B1 (ko) 쇼핑백 제조방법
JPS5830894Y2 (ja) 接合防水シ−ト
JP2619764B2 (ja) ポケット式ファイル及びその製造方法
JPS6025418Y2 (ja) 密封包装袋
JPS60226581A (ja) シ−トの接合方法及びその装置
JP3044487U (ja) 包装用袋
JP3036569U (ja) 包装機用シールベルト
JPS5850755Y2 (ja) 防水袋
JPS5850756Y2 (ja) 防水袋
JPH02246997A (ja) 遅れて発泡するクッション部材およびその製造方法と装置
JPH0531072Y2 (ja)
JPH01167012A (ja) 自動梱包機における梱包バンドの端末接合方法