JPH05116213A - 酸素吸収シート - Google Patents

酸素吸収シート

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JPH05116213A
JPH05116213A JP3281308A JP28130891A JPH05116213A JP H05116213 A JPH05116213 A JP H05116213A JP 3281308 A JP3281308 A JP 3281308A JP 28130891 A JP28130891 A JP 28130891A JP H05116213 A JPH05116213 A JP H05116213A
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JP
Japan
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oxygen
sheet
iron
weight
powder
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Pending
Application number
JP3281308A
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English (en)
Inventor
Kozo Kotani
晃造 児谷
Toshio Kawakita
敏夫 川北
Takanori Kume
孝典 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 熱可塑性樹脂と一次粒子径0.01〜20μ
mの粉体が5〜200μmに凝集した酸素吸収剤からな
る樹脂組成物をシート加工した後、少なくとも2.0〜
8.0倍の倍率で延伸されてなる酸素吸収シート。 【効果】 酸素吸収剤の外部への漏れがなく、酸素吸収
能力を任意に制御でき、充填包装という工程を必要とせ
ず、かつ非常に高い酸素吸収性能を示す酸素吸収シート
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸素吸収シートに関す
る。さらに詳しくは、取扱いが容易であり、高い酸素吸
収性能を有する酸素吸収シートに関する。
【0002】
【従来の技術】酸素吸収剤(脱酸素剤)は食品をはじ
め、種々の製品の保存に際して腐敗、酸化劣化、サビの
発生などを防止するために多方面において使用されてい
る。例えば酸素吸収剤としては特開昭62−23454
4号公報に示されるような鉄粉などが好んで用られてい
るが、粉体の酸素吸収剤、特に微粉のものは、空気中で
酸素を吸収し易く、特に鉄系の酸素吸収剤の場合は自然
発火性でさえあるため取り扱いが難しい面がある。通常
の粉体の酸素吸収剤は特公昭62−54704号公報に
示されるように酸素吸収剤を適度の通気度を持つ素材で
包装する方法が知られている。通常使用される粉体の酸
素吸収剤を通気度のある素材で包装する方法は、素材の
密封が完全でないと、粉体が外部に飛散し周囲を汚染す
るという問題がある。また、酸素吸収剤は通気性の素材
面から酸素吸収を行なうために反応部で硬化する。この
ため、酸素吸収剤内部までの吸収反応が期待できず、結
果的に酸素吸収剤の充填量に比例した酸素吸収特性が発
揮されないため、酸素吸収速度が制御できないという問
題があった。
【0003】酸素吸収剤の包装方法としては特開昭55
−116436号公報に、粘着剤を塗布したシートに酸
素吸収剤を連続的に付着させ表面被覆をする方法が提案
されているが、少量の酸素吸収剤を正確にかつ高速で充
填することは極めて難しい上に高価な自動充填包装機が
必要である。
【0004】また、粒径1〜50μm程度の酸素吸収剤
を樹脂に配合して延伸することにより多孔質化する技術
については特開平2−229840号公報に示されてい
るが、粒径が小さいと破断伸びが低下するために延伸性
が低下すると同時に発生するミクロボイドが小さくなる
ために多孔質性が低下する。粒径が大きいと酸素吸収剤
の表面積が低下するために酸素吸収性能が低下するとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り従来技術で
は、粉体の酸素吸収剤を包装するとき包材から漏れた
り、酸素吸収能力が粉体の硬化により充分に制御できな
かったり、粉体の酸素吸収剤を高速充填包装という難し
い工程が必要であるという問題がある。また、酸素吸収
剤を混合して多孔質化する酸素吸収シートにおいても酸
素吸収性能が粉末に比べて低いという問題点があった。
【0006】本発明の目的は取り扱いが容易で酸素吸収
剤の外部への漏れがなく、酸素吸収能力を任意に制御で
き、充填包装という工程を必要とせず、かつ、非常に高
い酸素吸収性能を示す酸素吸収シートである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
鑑み、取り扱いが容易で酸素吸収剤の外部への漏れがな
く、酸素吸収能力を任意に制御できしかも高い酸素吸収
能力を持つ酸素吸収剤について鋭意研究を続けてきた。
その結果、酸素吸収剤に凝集体を用いて熱可塑性樹脂と
混合し溶融成形して得られたフィルムを特定条件で延伸
加工することにより良好な延伸開孔性と高い酸素吸収性
を持つシートとなることを見いだし本発明を完成するに
至った。
【0008】すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂15〜
70重量%に対して一次粒子径0.01〜20μmの粉
体が5〜200μmに凝集した酸素吸収剤30〜85重
量%からなる樹脂組成物をシート加工した後、少なくと
も一軸方向に2.0〜8.0倍の倍率で延伸された酸素
吸収シートである。
【0009】本発明の酸素吸収シートは、熱可塑性樹脂
の中に凝集体の酸素吸収剤を溶融混練により均一に分散
させて得た樹脂組成物をシート加工し、得られたフィル
ムまたはシートを特定条件下で延伸することによりフィ
ルムまたはシートに小さな空隙(ミクロボイド)を多数
発生させて多孔質化したものであって、該フィルムまた
はシート中に均一に分散させた酸素吸収剤はミクロボイ
ドを通じて大気と接触しており大気中の酸素を効果的に
吸収し得ると同時に凝集体の酸素吸収剤を用いることに
より表面積を極めて増加させて高い酸素吸収性能を発現
せしめるものである。
【0010】本発明の酸素吸収シート用の樹脂組成物中
に粉体として使用する酸素吸収剤の一次粒子径は、0.
01〜20μmである。一次粒子径が0.01μm未満
の場合は凝集させるのが困難であり20μmを超える場
合は凝集の効果が不十分である。また、酸素吸収剤の凝
集体としての粒径が5μm未満の場合は多孔質化する場
合の延伸倍率が低下し破断してしまい、200μmを超
える場合は薄肉加工性が劣ると同時に凝集の効果も低下
するために好ましくない。
【0011】樹脂組成物中の酸素吸収剤の含有量は、3
0〜85重量%である。酸素吸収剤の含有量が30重量
%未満の場合はミクロボイドの発生が少ないため大気と
連通するミクロボイドも少なくなり、その結果大気中の
酸素を吸収する能力が極めて低く実用に供し得ない。一
方、85重量%を超す場合は得られる酸素吸収シートが
著しく脆くなって実用に供し得ない。
【0012】熱可塑性樹脂と酸素吸収剤からなる延伸前
の樹脂組成物のシート厚さは用途目的により様々である
が、10μm未満の場合は所望の酸素吸収能力を得るた
めに非常に大面積の酸素吸収シートを使用しなければな
らないケースもあり包装される食品本体より大きく目立
ってしまうという問題が生じる。一方、5mmを超す場
合は、シート加工後の延伸においてシートを均一な延伸
温度にすることが難しく均一な延伸ができなかったり、
延伸応力が非常に大きくなり通常の装置では無理な場合
もある。
【0013】得られたシートの延伸倍率は、通常、2.
0〜8.0倍とする。2.0倍未満ではミクロボイドの
発生が少なく均一分散された酸素吸収剤が大気と十分に
接触できないため実用に十分な酸素吸収能力を得ること
ができない。また、8.0倍を超えると得られる酸素吸
収シートは引裂などのフィルム強度が著しく低下し、わ
ずかな外力で破損するため実用に供しない。
【0014】本発明に用いられる酸素吸収剤である鉄粉
と電解質において、鉄粉には鉄系副成分として炭化鉄や
鉄の酸化物などを表面に含み、該副成分の含有量が、
0.1〜20重量%のものが用いられる。電解質は鉄粉
の酸素吸収速度を促進するものであり、例えばハロゲン
化物、炭酸塩、硫酸塩または水酸化物等である。これら
の種類の中で好ましいのはハロゲン化物であり、さらに
好ましくはCaCl2、NaCl、MgCl2 等である。電解質は前
記鉄粉の一次粒子を凝集するために使用しても良いし、
鉄粉との単なるブレンドで使用しても良い。また、電解
質の添加量は0.1〜10重量%が好ましく、特に吸湿
性樹脂、吸湿性化合物と組合せて使用することが好まし
い。
【0015】本発明で使用される熱可塑性樹脂として
は、例えば、高圧法で得られる分岐低密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
等のα−オレフィンホモポリマー、エチレンと炭素数3
〜18の少なくとも一種のα−オレフィンとの共重合
体、プロピレンとエチレンおよび/またはブテン−1と
の共重合体、エチレンと酢酸ビニルおよび/または(メ
タ)アクリル酸エステル類などエチレン性不飽和結合を
有する有機カルボン酸誘導体との共重合体などから選ば
れる一種または二種以上の混合物が挙げられる。特にエ
チレンと炭素数4〜12の少なくとも一種のα−オレフ
ィンとの共重合体、エチレンおよび/またはブテン−1
とプロピレンとのランダムおよびブロック共重合体、酢
酸ビニルおよび/または(メタ)アクリル酸エステルと
エチレンとの共重合体、エチレンとアクリル酸との共重
合体の金属塩が好ましい。
【0016】さらにはエチレンと炭素数4〜12のα−
オレフィンとの共重合体であって、密度が0.870〜
0.915g/cm3 、25℃におけるキシレンの抽出
成分の重量平均分子鎖長が1000〜9000オングス
トロームで該抽出成分を18〜45重量%含む低密度ポ
リエチレンが好ましく、該低密度ポリエチレンを少なく
とも10重量%以上含むように他の熱可塑性樹脂と混合
して使用することもできる。また、該共重合体は、特開
昭59−230011号公報等公知の技術によって製造
することができる。
【0017】本発明の酸素吸収シートを得るための組成
物の中には、本発明の効果を実質的に損なわない範囲で
酸化防止剤、分散剤、帯電防止剤、消臭剤等を配合させ
ることができる。
【0018】本発明の酸素吸収シートの製造方法は、例
えば以下の通りである。まず、熱可塑性樹脂と一次粒子
が凝集してなる酸素吸収剤、必要に応じては分散剤や安
定剤などを、ロール型またはバンバリー型の混練機ある
いは一軸または二軸押出機などを用いる通常の方法で混
合あるいは混練して組成物を得る。次いでこの組成物か
らインフレーション加工、カレンダー加工、Tダイ加工
等の通常の成形方法によってフィルムあるいはシートを
製造し、得られたフィルムあるいはシートを延伸する
が、延伸は一軸または二軸で行なう。一軸延伸の場合は
通常ロール延伸が好ましいがチューブラー延伸で行なっ
てもよい。また、延伸は一段でも二段以上でも可能であ
り、二軸延伸の場合は同時二軸延伸でも可能であるし、
縦方向の延伸を行なった後に横方向を延伸する逐次二軸
延伸でも可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明により、取扱いが容易であり、酸
素吸収剤の外部への漏れがなく、しかも高い酸素吸収能
力をもつ酸素吸収シートを提供することができる。
【0020】
【実施例】以下、実施例によって詳細に説明するが、本
発明はこれによって限定されるものではない。実施例お
よび比較例に示した物性の測定法は以下の通りである。
【0021】酸素吸収速度:酸素吸収速度は酸素170
ccに対し、酸素吸収シートを3.7gの割合で密閉容
器に存在させ、24時間後の酸素吸収量を測定したもの
である。測定は5℃で行なった。密閉容器とは、目盛り
付きのガラス製の円筒容器を水面上に立てたもので酸素
が吸収されると減少した容量が水によって占有される仕
組みとなっている。
【0022】重量平均分子鎖長:CXS成分の重量平均
分子鎖長は、東洋曹達(株)製のゲル浸透クロマトグラ
フィー(GPC)811型にカラムとしてGMH6−H
Dを2本取りつけ、130℃の条件下でポリスチレンを
基準として測定した。
【0023】密度:樹脂の密度はJIS K6760−
1981に準拠して密度勾配管法により23℃で測定し
た。
【0024】一次粒子径:凝集粒子を一次粒子に分解す
るために、エタノール中に粒子を分散させ超音波振とう
処理を行なう。これを島津製作所製レーザー回折式粒度
分布測定装置(SALD−1100型)にて、粒度分布
を測定し、最小粒子から体積を積算し、全体積の50%
に達する粒子径を求める。その後、再び超音波振とう処
理をし、粒度分布を測定し前の測定値との変化が1%以
下になるまで繰り返し行い、その粒子径を一次粒子径と
した。
【0025】凝集粒子径:島津製作所製レーザー回折式
粒度分布測定装置(SALD−1100型)にて、凝集
粒子の粒度分布を測定し、最小粒子から体積を積算し、
全体積の50%に達する粒子径を求め、これを凝集粒子
径とした。
【0026】実施例1 線状低密度ポリエチレンとして重量平均分子鎖長が37
00オングストロームであるCXS成分を21重量%含
み、密度が0.900g/cm3 であるエチレン−ブテ
ン−1共重合体(住友化学工業株式会社製、エクセレン
VL200)25重量%、酸素吸収剤として一次粒子
径7μm、凝集粒子径106μmの鉄粉(電解質として
塩化カルシウムを2wt%含み、鉄成分としては Fe 9
5重量%およびFe2O3 5重量%からなる)75重量%と
分散剤とし てステ アリン酸亜鉛を樹脂組成物100
重量部に対して1.0重量部とを森田精機(株)製のタ
ンブラーミキサーMT50型によって予め混合した後、
得られた混合物を神戸製鋼(株)製のBR型バンバリー
によって120〜150℃で5分間混練して組成物を得
た。
【0027】この組成物を南千住製作所の65mmφ押
出機によりTダイ成形し、280℃の加工温度にて厚さ
1mmのシートを得た。このシートを日本製鋼(株)の
ロール延伸機により60℃でMDに6.0倍に延伸し酸
素吸収シートを得た。結果は表1に示すように高い酸素
吸収能力を持つ酸素吸収シートとなった。
【0028】実施例2 酸素吸収剤として一次粒子径7μm、凝集粒子径35μ
mの酸素吸収剤を用いて4.0倍延伸したこと以外は実
施例1と同様にして酸素吸収シートを得た。得られたシ
ートの酸素吸収性能は表1に示すように酸素吸収能力は
やや劣るが良好な酸素吸収性能を示すものであった。
【0029】実施例3 熱可塑性樹脂をエチレン−ブテン−1共重合体(三井石
油化学工業株式会社製、タフマー A−4085、MF
R=3.6、密度0.88 g/cm3)とし、延伸倍率を
4.0倍としたこと以外は実施例1と同様にして酸素吸
収シートを得た。得られたシートの酸素吸収性能は表1
に示すように酸素吸収能力は若干劣るが良好な酸素吸収
性能を示すものであった。
【0030】比較例1 酸素吸収剤として粒径35μmの凝集していない酸素吸
収剤を用いたこと以外は実施例1と同様にして酸素吸収
シートを得た。得られたシートの酸素吸収性能は、樹脂
組成物の開孔性が悪いため、実施例1に比べてかなり劣
るシートとなった。
【0031】比較例2 熱可塑性樹脂量を80重量%、酸素吸収剤量を20重量
%とした以外は実施例1と同様にして酸素吸収シートを
得た。得られたシートの酸素吸収性能は、酸素吸収剤量
が少ないため、実施例1に比べて極めて劣るシートとな
った。
【0032】比較例3 熱可塑性樹脂量を10重量%、酸素吸収剤量を90重量
%とした以外は実施例1と同様にして酸素吸収シートを
得ようとしたが、混練時に樹脂組成物とすることができ
ず、シートを得ることができなかった。
【0033】比較例4 延伸倍率を9.0倍とした以外は、実施例1と同様にし
て酸素吸収シートを得ようとしたが、延伸途中で破断し
ていまい、シートを得ることができなかった。
【0034】比較例5 延伸倍率を1.5倍とした以外は、実施例1と同様にし
て酸素吸収シートを得た。得られたシートの酸素吸収性
能は、十分に多孔質化していないため実施例1に比べて
極めて劣るものとなった。
【0035 】比較例6 粒子径150μmの凝集していない酸素吸収剤を用いた
こと以外は、実施例1と同様にして酸素吸収シートを得
た。得られたシートの酸素吸収性能は、鉄粒子の表面積
が小さくなるためかなり劣るものとなった。
【0036】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/08 KDZ 7167−4J C08L 23/08 LDC 7107−4J // B29K 23:00 105:16 B29L 7:00 C08L 23:08 7107−4J (72)発明者 久米 孝典 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂15〜70重量%および一次
    粒子径0.01〜20μmの粉体が5〜200μmに凝
    集した酸素吸収剤30〜85重量%からなる樹脂組成物
    をシート加工した後、少なくとも一軸方向に2.0〜
    8.0倍の倍率で延伸された酸素吸収シート。
  2. 【請求項2】酸素吸収剤が鉄粉と電解質からなり、鉄粉
    には鉄系副成分として炭化鉄や鉄の酸化物を表面に含
    み、該副成分の含有量が0.1〜20重量%であること
    を特徴とする請求項1記載の酸素吸収シート。
  3. 【請求項3】熱可塑性樹脂成分の少なくとも20重量%
    以上がエチレンと炭素数4〜12のα−オレフィンとの
    共重合体である線状低密度ポリエチレンであって、該線
    状低密度ポリエチレンが重量平均分子鎖長が1000〜
    9000オングストロームの常温でのキシレン抽出成分
    を18重量%〜45重量%持ち、密度0.870〜0.
    915g/cm3 であることを特徴とする請求項1記載
    の酸素吸収シート。
JP3281308A 1991-10-28 1991-10-28 酸素吸収シート Pending JPH05116213A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320513A (ja) * 2004-03-31 2005-11-17 Toyo Seikan Kaisha Ltd 酸素吸収性樹脂組成物
WO2007123272A1 (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. 樹脂配合用酸素吸収剤及びその製造方法

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