JPH0511485Y2 - - Google Patents

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JPH0511485Y2
JPH0511485Y2 JP5930087U JP5930087U JPH0511485Y2 JP H0511485 Y2 JPH0511485 Y2 JP H0511485Y2 JP 5930087 U JP5930087 U JP 5930087U JP 5930087 U JP5930087 U JP 5930087U JP H0511485 Y2 JPH0511485 Y2 JP H0511485Y2
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JP
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transmission
output shaft
torque converter
input shaft
rotational speed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として車両に搭載する油圧式オー
トマチツクトランスミツシヨンの納品段階におけ
る検査装置に関し、更に詳細には、トルクコンバ
ータと、複数の変速段を有するギヤ式変速機構
と、該変速機構の各変速段を選択的に断接する各
油圧クラツチとを内蔵する油圧式オートマチツク
トランスミツシヨンにおける油圧クラツチの滑り
を検査する検査装置に関する。
(従来の技術) 従来、トランスミツシヨンの内蔵する油圧クラ
ツチの滑り検査に際しては、トランスミツシヨン
を車両に搭載して走行状態でエンジンとトランス
ミツシヨンの出力軸との回転速度差を検出し、そ
の回転速度差の増加率の大小で油圧クラツチの滑
りを検査するようにしている。
即ち、油圧クラツチが滑つていれば負荷トルク
の減少によりエンジンが急に吹上がり回転速度差
の増加率が大きくなる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如く、一々トランスミツシヨンを車両に
搭載して検査を行なうのでは、トランスミツシヨ
ンの車両への載換えに時間がかかり作業能率が悪
く、従つてトランスミツシヨン単体でクラツチの
滑りを検査できるようにした装置の開発が望まれ
ている。
ところで、単にトランスミツシヨンの入力軸を
回転駆動する駆動モータと、該トランスミツシヨ
ンの出力軸に負荷抵抗を与える負荷手段とを設け
て、該モータの出力軸と該トランスミツシヨンの
出力軸との回転速度差を検出するようにしたので
は、駆動モータの回転速度は負荷トルクの変化に
対しほとんど変化しないため、油圧クラツチが滑
つても回転速度差の上昇率が変化せずクラツチの
滑りを検査できない。
本考案は、かかる問題点を解決した装置を提供
することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発案は、かかる目的を達成すべく、トランス
ミツシヨンの出力軸に負荷抵抗を与えた状態でそ
の入力軸を回転駆動して、該トランスミツシヨン
に内蔵する油圧クラツチの滑りを検査する検査装
置において、該トランスミツシヨンの入力軸を回
転駆動する駆動モータと、該トランスミツシヨン
の出力軸に負荷抵抗を与える負荷手段とを備える
と共に、該駆動モータの出力軸と該トランスミツ
シヨンの入力軸との間の動力伝達路にトルクコン
バータを介設し、該トルクコンバータの入力側と
出力側との回転速度差を検出する速度差検出手段
を設けたことを特徴とする。
(作用) 駆動モータの出力軸とトランスミツシヨンの入
力軸との間の動力伝達路にトルクコンバータが介
存しているため、駆動モータが定回転していても
トルクコンバータの作用によりその出力側の回転
速度が油圧クラツチの滑りによる負荷トルクの減
少で急に上昇する。
従つて、トルクコンバータの入力側と出力側と
の回転速度差を検出すれば、その回転速度差の増
加率の大小で油圧クラツチの滑りが検査できる。
(実施例) 図面は、第4図に示すような、入力軸Aに連な
るトルクコンバータBと、前進3段の変速段を有
するギヤ式変速機構Cと、該変速機構Cの各変速
段を選択的に断接する3個の油圧クラツチDとを
内蔵し、更にデイフアレンシヤルギヤEを組込ん
で成る油圧式オートマチツクトランスミツシヨン
Fの該各油圧クラツチDの滑りを検査する検査装
置を示し、第1図乃至第3図を参照して、1は機
台2上に配置した駆動モータたるインダクシヨン
モータ、3は第1増速機であり、該増速機3のケ
ーシングの側面のセツト部3aにはトランスミツ
シヨンFが入力軸Aを該増速機3の出力軸3bに
連結した状態に取付けられており、該トランスミ
ツシヨンFの出力軸方向左右両側に第2増速機4
を夫々配置し、該両第2増速機4,4の各入力軸
4aに該トランスミツシヨンFのデイフアレンシ
ヤルギヤEに連なる左右の各出力軸G,Gを各ド
ライブシヤフト5を介して夫々連結すると共に、
該両第2増速機4,4の両出力軸4b,4bに走
行抵抗用の負荷手段たるダイナモメータ6と慣性
負荷抵抗用のフライホイール7とを直列に接続
し、該トランスミツシヨンFの出力軸G,Gに両
第2増速機4,4及び両ドライブシヤフト5,5
を介してダイナモメータ6とフライホイール7と
の負荷抵抗が与えられるようにした。
更に、トランスミツシヨンFに内蔵する前記ト
ルクコンバータBと同様なトルクコンバータ8を
その出力側を前記第1増速機3の入力軸3cと、
入力側を前記モータ1の出力軸1aとに各連結し
て設け、トランスミツシヨンFの入力軸Aに該ト
ルクコンバータ8と第1増速機3とを介してモー
タ1の動力を伝達し得るようにし、又モータ1の
出力軸1aの回転速度を検出する入力側検出器9
aと第1増速機3の出力軸3bの回転速度を検出
する出力側検出器9bとから成る速度差検出手段
9を設け、トルクコンバータ8の入力側と出力側
との回転速度差を検出し得るようにした。
図面で10は各第2増速機4の入力軸4aに取
付けたトルク計、11は各ドライブシヤフト5の
回転速度を検出するピツクアツプを示す。
次いで実施例の作用を説明するに、先ず第1増
速機3のケーシングの側面のセツト部3aにトラ
ンスミツシヨンFをセツトした状態で駆動モータ
1を作動し、トランスミツシヨンFの出力軸G,
Gにダイナモメータ6による走行抵抗とフライホ
イール7による慣性抵抗との負荷抵抗を与えた状
態で、トランスミツシヨンFの各油圧クラツチD
を選択的に断接し各トルク計10によりトルク変
動を検出してトランスミツシヨンFの変速シヨツ
クの検査を行なうと共に、入力側検出器9aと出
力側検出器9bとによりトルクコンバータ8の入
力側と出力側との回転速度差を検出し、その回転
速度差の増加率の大小で油圧クラツチDの滑りを
検査する。
即ち、駆動モータ1の出力軸1aとトランスミ
ツシヨンFの入力軸Aとの間の動力伝達路にトル
クコンバータ8が介存しているため、駆動モータ
1が定回転していてもトルクコンバータ8の作用
によりその出力側の回転速度が油圧クラツチDの
滑りによる負荷トルクの減少で急に上昇する。
従つて、トルクコンバータ8の入力側と出力側
と回転速度差を検出すれば、その回転速度差の増
加率の大小で油圧クラツチDの滑りが検査でき
る。
(考案の効果) このように本考案によるときは、トランスミツ
シヨンに内蔵する油圧クラツチの滑り検査を一々
車両にトランスミツシヨンを搭載することなくト
ランスミツシヨン単体で行なうことができ、従つ
て検査作業の能率向上が図れ、又その構成は、駆
動モータとトランスミツシヨンの入力軸との間の
動力伝達路にトルクコンバータを介設するだけで
足り構造が簡単で廉価に得られる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1例を示す正面図、第2
図はその平面図、第3図は右側面図、第4図はト
ランスミツシヨンの説明線図である。 1……インダクシヨンモータ(駆動モータ)、
1a……モータの出力軸、6……ダイナモメータ
(負荷手段)、8……トルクコンバータ、9……速
度差検出手段、A……トランスミツシヨンの入力
軸、D……油圧クラツチ、F……トランスミツシ
ヨン、G……トランスミツシヨンの出力軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスミツシヨンの出力軸に負荷抵抗を与え
    た状態でその入力軸を回転駆動して、該トランス
    ミツシヨンに内蔵する油圧クラツチの滑りを検査
    する検査装置において、該トランスミツシヨンの
    入力軸を回転駆動する駆動モータと、該トランス
    ミツシヨンの出力軸に負荷抵抗を与える負荷手段
    とを備えると共に、該駆動モータの出力軸と該ト
    ランスミツシヨンの入力軸との間の動力伝達路に
    トルクコンバータを介設し、該トルクコンバータ
    の入力側と出力側との回転速度差を検出する速度
    差検出手段を設けたことを特徴とする油圧式オー
    トマチツクトランスミツシヨンの検査装置。
JP5930087U 1987-04-21 1987-04-21 Expired - Lifetime JPH0511485Y2 (ja)

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JP5930087U JPH0511485Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63167236U JPS63167236U (ja) 1988-10-31
JPH0511485Y2 true JPH0511485Y2 (ja) 1993-03-22

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