JP3194844B2 - 油圧作動式変速機の変速特性良否判定装置 - Google Patents

油圧作動式変速機の変速特性良否判定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は油圧作動式変速機の変
速特性良否判定装置に関し、より詳しくは車両用の油圧
作動式変速機においてワンウェイクラッチからの変速時
の最小駆動力(トルク)を理想値とし、それと実際の最
小駆動力とを比較して変速特性の良否を判定するように
したものに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧作動式変速機を含む変速機において
は、出力側の過回転を許容するワンウェイクラッチ(前
記した一方向係合機構)を1速などの変速段に備えてい
る。かかるワンウェイクラッチを有しない2速以上の変
速段間の変速、即ち、クラッチ、ブレーキなどの摩擦係
合要素の一方を解放し、他方を係合することにより行わ
れる、クラッチ・ツー・クラッチ変速において、いわゆ
る変速ショックを防止する技術が、様々に提案されてい
る。
【0003】一般に、極端に短い時間で変速が完了する
場合には、駆動力(トルク)が急激に増減して大きなシ
ョックが発生し、また時間が長過ぎると、前記摩擦係合
要素が過度に滑り状態にされるため、耐久性に問題が生
じる。そこで、特開昭62−67354号公報記載の技
術のように、変速時間を基準時間と比較して制御油圧を
変更するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、変速の
良否は時間のみに依存するものではなく、前述したよう
に、駆動力の変化も重要な要素となる。しかしながら、
上記した従来技術においては、駆動力の変化を考慮する
ものではなかった。
【0005】従って、この発明の目的は、変速における
駆動力の変化を考慮して変速特性の良否を判定するよう
にし、もって判定結果に基づいて変速ショックなどを効
果的に低減することも可能とするようにした油圧作動式
変速機の変速特性良否判定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めにこの発明は以下のように構成した。後述する符合を
付して説明すると、請求項1項において、複数の摩擦係
合要素(1速用油圧クラッチC1など)を備え、前記
擦係合要素の内の一方の摩擦係合要素を解放し、他方を
係合することにより変速を行うと共に、前記変速が、出
力側の過回転を許容する一方向係合機構(ワンウェイク
ラッチCOW)を有しない変速段(2速〜4速)間にお
いて行われる油圧作動式変速機(自動変速機T)におい
て、変速前の変速段が前記一方向係合機構を備えると仮
定した場合の出力軸トルクの最小値(予測最小トルクT
O )を予測する最小値予測手段(S14)、前記変速中
の実際の出力軸トルクの最小値(実際の最小トルクTM
を検知する最小値検知手段(トルクメータS7,S
16)、前記最小値予測手段が予測した最小値と前記最
小値検知手段が検知した最小値とを比較する比較手段
(S18)、および前記比較手段の比較結果に基づいて
変速の良否を判定する判定手段(S20)、を備える
共に、前記最小値予測手段は、前記変速機に入力される
トルク(入力トルクT1)と変速後のギヤ比(i2)に
基づいて前記出力軸トルクの最小値を予測する如く構成
した。
【0007】請求項2項にあっては、複数の摩擦係合要
素(1速用油圧クラッチC1など)を備え、前記摩擦係
合要素の内の一方の摩擦係合要素を解放し、他方を係合
することにより変速を行うと共に、前記変速が、出力側
の過回転を許容する一方向係合機構(ワンウェイクラッ
チCOW)を有しない変速段(2速〜4速)間において
行われる油圧作動式変速機(自動変速機T)において、
変速前の変速段が前記一方向係合機構を備えると仮定し
た場合の出力軸トルクの最小値(予測最小トルクTO )
を予測する最小値予測手段(S14)、前記変速中の実
際の出力軸トルクの最小値(実際の最小トルクTM )を
検知する最小値検知手段(トルクメータS7,S1
6)、前記最小値予測手段が予測した最小値と前記最小
値検知手段が検知した最小値との比αをとり両者を比較
する比較手段(S18)、および前記比較手段の比較結
果に基づいて変速の良否を判定する判定手段(S2
0)、を備える如く構成した。
【0008】
【作用】請求項1項に係る油圧作動式変速機の変速特性
良否判定装置においては変速前の変速段が一方向係合機
構(ワンウェイクラッチ)を備えると仮定した場合の出
力軸トルクの最小値TO を予測すると共に、変速中の実
際の出力軸トルクの最小値TM を検知し、それらを比較
して変速の良否を判定する如く構成したので、換言すれ
ばワンウェイクラッチからの変速時の最小駆動力(トル
ク)を理想的な最小駆動力とし、それと実際の駆動力と
を比較するようにしたので、変速特性の良否を正確に判
定することができ、必要に応じて油圧制御特性を変更す
るなどして変速ショックを低減することができる。尚、
ここで「摩擦係合要素」とはクラッチ、ブレーキなどを
意味する。また、前記変速機に入力されるトルクT1と
変速後のギヤ比i2に基づいて出力軸トルクの最小値を
予測する如く構成したので、変速特性の良否を一層正確
に判定することができる。
【0009】請求項2項にあっては、変速前の変速段が
一方向係合機構(ワンウェイクラッチ)を備えると仮定
した場合の出力軸トルクの最小値TO を予測すると共
に、変速中の実際の出力軸トルクの最小値TM を検知
し、それらを比較して変速の良否を判定する如く構成し
たので、換言すればワンウェイクラッチからの変速時の
最小駆動力(トルク)を理想的な最小駆動力とし、理想
状態での変速時の最小駆動力から実際の最小駆動力がど
の程度相違するかを示す比を求めるようにしたので、
速特性の良否を一層正確に判定することができ、必要に
応じて油圧制御特性を変更するなどして変速ショックを
低減することができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に即してこの発明の実施例を
説明する。
【0011】図1はこの発明にかかる油圧作動式変速機
の変速特性良否判定装置を全体的に示す概略図である。
【0012】以下説明すると、車両用の自動変速機T
は、内燃機関Eのクランクシャフト1にロックアップ機
構Lを有するトルクコンバータ2を介して接続されたメ
インシャフトMSと、このメインシャフトMSに複数の
ギヤ列を介して接続されたカウンタシャフトCSとを備
える。
【0013】メインシャフトMSには、メイン1速ギヤ
3、メイン2速ギヤ4、メイン3速ギヤ5、メイン4速
ギヤ6、およびメインリバースギヤ7が支持される。ま
た、カウンタシャフトCSには、メイン1速ギヤ3に噛
合するカウンタ1速ギヤ8、メイン2速ギヤ4と噛合す
るカウンタ2速ギヤ9、メイン3速ギヤ5に噛合するカ
ウンタ3速ギヤ10、メイン4速ギヤ6に噛合するカウ
ンタ4速ギヤ11、およびメインリバースギヤ7にリバ
ースアイドルギヤ13を介して接続されるカウンタリバ
ースギヤ12が支持される。
【0014】上記において、メインシャフトMSに相対
回転自在に支持されたメイン1速ギヤ3を1速用油圧ク
ラッチC1でメインシャフトMSに結合すると、1速変
速段が確立する。1速用油圧クラッチC1は、2速〜4
速変速段の確立時にも係合状態に保持されるため、カウ
ンタ1速ギヤ8は、前記した一方向係合機構たるワンウ
ェイクラッチCOWを介して支持される。
【0015】メインシャフトMSに相対回転自在に支持
されたメイン2速ギヤ4を2速用油圧クラッチC2でメ
インシャフトMSに結合すると、2速変速段が確立す
る。カウンタシャフトCSに相対回転自在に支持された
カウンタ3速ギヤ10を3速用油圧クラッチC3でカウ
ンタシャフトCSに結合すると、3速変速段が確立す
る。
【0016】カウンタシャフトCSに相対回転自在に支
持されたカウンタ4速ギヤ11をセレクタギヤSGでカ
ウンタシャフトCSに結合した状態で、メインシャフト
MSに相対回転自在に支持されたメイン4速ギヤ6を4
速−リバース用油圧クラッチC4RでメインシャフトM
Sに結合すると、4速変速段が確立する。
【0017】カウンタシャフトCSに相対回転自在に支
持されたカウンタリバースギヤ12をセレクタギヤSG
でカウンタシャフトCSに結合した状態で、メインシャ
フトMSに相対回転自在に支持されたカウンタリバース
ギヤ7を前記4速−リバース用油圧クラッチC4Rでメ
インシャフトMSに結合すると、後進変速段が確立す
る。
【0018】上記で、クラッチC1,C2,C3,C4
Rが摩擦係合要素に相当する。尚、図示例の摩擦係合要
素はブレーキを有しない湿式多板クラッチで、遠心油圧
排出用のチェックバルブ(図示せず)を備える。
【0019】そして、カウンタシャフトCSの回転は、
ファイナルドライブギヤ14およびフイナルドリブン
ギヤ15を介してディファレンシャルDに伝達され、そ
れから左右のドライブシャフト16,16を介して駆動
輪W,Wに伝達される。
【0020】ここで、内燃機関Eの吸気路(図示せず)
に配置されたスロットル弁(図示せず)の付近には、そ
の開度θTHを検出するスロットル開度センサS1が設け
られる。またファイナルドリブンギヤ15の付近には、
ファイナルドリブンギヤ15の回転速度から車速Vを検
出する車速センサS2が設けられる。更に、クランクシ
ャフト1の付近には、その回転から機関回転数Neを検
出するクランク角センサS3が設けられる。
【0021】また、メインシャフトMSの付近にはその
回転を通じて変速機の入力軸回転数NM を検出する入力
軸回転数センサS4が設けられると共に、カウンタシャ
フトCSの付近にはその回転を通じて変速機の出力軸回
転数NC を検出する出力軸回転数センサS5が設けられ
る。更に、車両運転席床面に装着されたシフトレバー
(図示せず)の付近には、P,R,N,D4,D3,
2,1の7種のポジションの中、運転者が選択したポジ
ションを検出するシフトレバーポジションセンサS6が
設けられる。
【0022】またドライブシャフト16の付近には、そ
の駆動力(駆動トルク)TDSを検出するトルクメータS
7が設けられる。これらセンサS1などの出力は、EC
U(電子制御ユニット)に送られる。
【0023】ECUはCPU17、ROM18、RAM
19、入力回路20および出力回路21からなるマイク
ロ・コンピュータから構成され、前記したセンサS1な
どの出力は、入力回路20を介してマイクロ・コンピュ
ータ内に入力される。マイクロ・コンピュータにおいて
CPU17はシフト位置(変速段)を決定し、出力回路
21を通じて油圧制御回路OのシフトソレノイドSL
1,SL2を励磁・非励磁することによって図示しない
シフトバルブを切り替え、所定のギヤ段の油圧クラッチ
を解放・締結する。
【0024】尚、符号SL3,SL4は、トルクコンバ
ータ2のロックアップ機構LのON/OFF制御用ソレ
ノイドおよび容量制御ソレノイドである。また、符号S
L5は、クラッチ油圧制御用のリニアソレノイドであ
る。尚、符号S8は、クラッチC2〜C4Rのクラッチ
油圧を検出する3個のプレッシャヘッドを総称的に示
す。
【0025】図2は、その変速特性良否判定装置の動作
を示すフロー・チャートである。尚、このプログラム
は、例えば20msごとに起動される。図3はその作業
を説明するタイミング・チャートである。
【0026】以下説明すると、先ず、S10で変速機へ
の入力トルクT1 を算出する。
【0027】入力トルクT1 は、検出した機関回転数と
吸気圧力ないしはスロットル開度などの機関負荷とから
所定の特性に従って検索した値にトルク比(トルクコン
バータ2の増幅率)を乗じ、トルク相開始時点の変速機
入力トルクを算出することで求める。尚、入力トルクT
1 は、トルクメータS7を通じて検出するドライブシャ
フト16に作用するトルクTDSにギヤ比を乗じ、更にト
ルク比の逆数を乗じることで算出しても良い。
【0028】続いてS12に進み、求めた入力トルクT
1 と変速前のギヤ比i1 とから、変速前のトルク(駆動
力)TB を以下のように求める。 TB =T1 ×i1 この変速前のトルクTB は、メインシャフトMS上に作
用する駆動力として求める。
【0029】次いでS14に進み、求めた入力トルクT
1 と変速後のギヤ比i2 とから予測最小トルクTO を算
出する。これは、変速前の変速段にワンウェイクラッチ
COWが設けてあると仮定して求める。
【0030】ワンウェイクラッチ・ツー・クラッチ変速
の場合、変速後の変速段のクラッチの係合力が上昇し、
該変速段による動力伝達が開始されると、変速前のワン
ウェイクラッチCOWの出力側が過回転し、ワンウェイ
クラッチCOWがフリーとなって変速が行われ、変速後
の変速段の摩擦係合要素を係合させるだけでスムーズに
変速が完了する。これを変速の最小駆動力(トルク)と
すると、算出したトルクTO は結局、この変速の最小駆
動力(トルク)に等しく、いわゆる変速ショックの観点
から理想的な駆動力(トルク)と考えられる。
【0031】尚、前記の如く、実施例に係る自動変速機
Tの場合、ワンウェイクラッチCOWは1速にのみ設け
られる。従って、2速以上の変速段間の場合にはワンウ
ェイクラッチCOWがあるものと仮定して最小トルクT
O を求める。
【0032】次いでS16に進み、実際の最小トルクT
M を検出する。これは、駆動力の変化割合から変曲点を
求めて行う。より具体的には、前記したトルクメータS
7の出力の最小値を求めることで行う。
【0033】続いてS18以降に進み、求めた値から変
速特性の良否を判定する。即ち、S18において良否の
判定指標として図示の如き式を用いて値αを算出し、S
20に進んで値αから変速特性の良否を判定する。図示
の式から明らかな如く、これは予測最小値TO と実際の
最小値TM とを比較することで行う。
【0034】値αは理想状態では1となり、出力トルク
の引き込みが大きく、よって変速ショックが大きいとき
は、1を超えて増加する。よって、値αより変速特性の
良否を判定することができ、例えば油圧制御の特性を変
更することなどで変速ショックを低減することも可能と
なる。
【0035】この実施例では、ワンウェイクラッチ・ツ
ー・クラッチ変速における駆動力(トルク)変化を理想
的な最小駆動力(トルク)とし、クラッチ・ツー・クラ
ッチ変速の場合にもワンウェイクラッチを備えたと仮定
した上で理想的な最小駆動力を求め、実際の最小駆動力
を求めてそれと比較するようにした。
【0036】換言すれば、理想状態での変速時の最小駆
動力から実際の最小駆動力がどの程度相違するかを示す
比を求めるようにしたので、変速特性の良否を正確に判
定することができ、それによって油圧制御の特性を変更
するなどして変速ショックを低減することも可能とな
る。
【0037】尚、上記において実際の最小トルクTM を
トルクメータから求めたが、変速機の出力軸速度の変化
から算出しても良い。
【0038】また、この出願を油圧作動式変速機を例に
とって説明してきたが、他の形式の自動変速機などにも
応用可能なものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1項にあっては、変速前の変速段
が一方向係合機構(ワンウェイクラッチ)を備えると仮
定した場合の出力軸トルクの最小値TO を予測すると共
に、変速中の実際の出力軸トルクの最小値TM を検知
し、それらを比較して変速の良否を判定する如く構成し
たので、換言すればワンウェイクラッチからの変速時の
最小駆動力(トルク)を理想的な最小駆動力とし、それ
と実際の駆動力とを比較するようにしたので、変速特性
の良否を正確に判定することができ、必要に応じて油圧
制御特性を変更するなどして変速ショックを低減するこ
とができる。また、前記変速機に入力されるトルクT1
と変速後のギヤ比i2に基づいて出力軸トルクの最小値
を予測する如く構成したので、変速特性の良否を一層正
確に判定することができる。
【0040】請求項2項にあっては、変速前の変速段が
一方向係合機構(ワンウェイクラッチ)を備えると仮定
した場合の出力軸トルクの最小値TO を予測すると共
に、変速中の実際の出力軸トルクの最小値TM を検知
し、それらを比較して変速の良否を判定する如く構成し
たので、換言すればワンウェイクラッチからの変速時の
最小駆動力(トルク)を理想的な最小駆動力とし、理想
状態での変速時の最小駆動力から実際の最小駆動力がど
の程度相違するかを示す比を求めるようにしたので、
速特性の良否を一層正確に判定することができ、必要に
応じて油圧制御特性を変更するなどして変速ショックを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る油圧作動式変速機の変速特性良
否判定装置を全体的に示す説明図である。
【図2】この発明に係る変速特性良否判定装置の動作を
示すフロー・チャートである。
【図3】図2フロー・チャートの演算作業を説明するタ
イミング・チャートである。
【符号の説明】
E 内燃機関 T 変速機 O 油圧制御回路 C1,C2,C3,C4R クラッチ(摩擦係合要素) COW ワンウェイクラッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の摩擦係合要素を備え、前記摩擦係
    合要素の内の一方の摩擦係合要素を解放し、他方を係合
    することにより変速を行うと共に、前記変速が、出力側
    の過回転を許容する一方向係合機構を有しない変速段間
    において行われる油圧作動式変速機において、 a.変速前の変速段が前記一方向係合機構を備えると仮
    定した場合の出力軸トルクの最小値を予測する最小値予
    測手段、 b.前記変速中の実際の出力軸トルクの最小値を検知す
    る最小値検知手段、 c.前記最小値予測手段が予測した最小値と前記最小値
    検知手段が検知した最小値とを比較する比較手段、 および d.前記比較手段の比較結果に基づいて変速の良否を判
    定する判定手段、 を備えると共に、前記最小値予測手段は、前記変速機に
    入力されるトルクと変速後のギヤ比に基づいて前記出力
    軸トルクの最小値を予測することを特徴とする油圧作動
    式変速機の変速特性良否判定装置。
  2. 【請求項2】 複数の摩擦係合要素を備え、前記摩擦係
    合要素の内の一方の摩擦係合要素を解放し、他方を係合
    することにより変速を行うと共に、前記変速が、出力側
    の過回転を許容する一方向係合機構を有しない変速段間
    において行われる油圧作動式変速機において、 a.変速前の変速段が前記一方向係合機構を備えると仮
    定した場合の出力軸トル クの最小値を予測する最小値予
    測手段、 b.前記変速中の実際の出力軸トルクの最小値を検知す
    る最小値検知手段、 c.前記最小値予測手段が予測した最小値と前記最小値
    検知手段が検知した最小 値との比をとり両者を比較する
    比較手段、 および d.前記比較手段の比較結果に基づいて変速の良否を判
    定する判定手段、 を備える ことを特徴とする請求項1項記載の油圧作動式
    変速機の変速特性良否判定装置。
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