JP3429449B2 - シャシダイナモメータ - Google Patents

シャシダイナモメータ

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JP3429449B2
JP3429449B2 JP18905498A JP18905498A JP3429449B2 JP 3429449 B2 JP3429449 B2 JP 3429449B2 JP 18905498 A JP18905498 A JP 18905498A JP 18905498 A JP18905498 A JP 18905498A JP 3429449 B2 JP3429449 B2 JP 3429449B2
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flywheel
clutch
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shafts
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和広 塩見
克彦 毛野
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの試験
車両が実際の道路を走行している状態を模擬的に現出さ
せて、試験車両の動的な走行性能試験を実車走行状態で
行えるようにしたシャシダイナモメータに関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】シャシダイナモメータとして、図4に示
すように、フライホイール装置21を連結した回転ロー
ラ22に試験車両の駆動輪23を載置し、この駆動輪2
3を試験車両に搭載のエンジンで駆動して、前記フライ
ホイール装置21の回転慣性量を、試験車両の加速度に
応じた走行慣性量として駆動輪23に付与するようにし
たものがある。 【0003】そして、フライホイール装置21として、
従来は、慣性力が異なる複数個のフライホイール24
と、それぞれクラッチ25を介してフライホイール軸2
6に設けて、回転ローラ22に対するフライホイール2
4の連結数を調整できるようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成の
フライホイール装置21では、クラッチ25を切った状
態でも、そのクラッチ25が備えるベアリングの負荷が
フライホイール軸26に掛かったままであって、その分
の抵抗がダイナモに与える影響は大きく、性能試験面で
問題があった。 【0005】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、クラッチの断続によ
るフライホイールの連結数によっては、フライホイール
軸に掛かるベアリングの負荷を大幅に低減できるように
して、性能試験の精度アップが達成されるシャシダイナ
モメータを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明においては、フライホイール装置として、そ
れぞれクラッチを介して複数個のフライホイールを備え
た複数本のフライホイール軸を互いに並列に配置し、こ
のうちの1本のフライホイール軸を、前記回転ローラに
連結する一方、この1本のフライホイール軸に対して、
残りのフライホイール軸を回転伝動手段を介して並列に
連結し、かつ、この残りのフライホイール軸と回転伝動
手段との間にクラッチを設けて成る点に特徴がある。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。第1図はシャシダイナモメータの
構成を概略的に示し、具体的には、試験車両の駆動車輪
1が載置される回転ローラ2のローラ軸3に、カップリ
ング4を介してフライホイール装置5を連結した構成図
を示すものであって、それの模式図を図2に示してい
る。 【0008】上記のフライホイール装置5は、互いに並
列に配置される2本のフライホイール軸6a,6bに、
それぞれクラッチ7を介して、かつ、慣性力が異なる複
数個(この実施の形態では3個)のフライホイール8を
設けると共に、このうちの1本のフライホイール軸6a
を、カップリング4を介して回転ローラ2のローラ軸3
に連結し、更に、このフライホイール軸6aと残り他方
のフライホイール軸6bとを、回転伝動手段9によって
連動連結している。 【0009】回転伝動手段9は、例えば、一対のVプー
リ10,11と、このVプーリ10,11にわたって巻
回されるVベルト12とから構成され、一方のVプーリ
10をフライホイール軸6aに固着し、他方のVプーリ
11を、クラッチ13を介してフライホイール軸6bに
設けている。 【0010】尚、図示の14はディスクブレーキ、15
はトルクセンサー、16はモータで、このモータ16
は、回転ローラ2ひいては駆動車輪1に、空気抵抗なら
びに転がり抵抗を模擬的に付与するものである。 【0011】上記の構成において、回転ローラ2に連結
するフライホイール数の調整に際しては、順序としてフ
ライホイール軸6b側のフライホイール8を減じるもの
とするが、減じるべきフライホイール8の数が2個まで
の場合は、そのフライホイール8のクラッチ7を切って
も、そのクラッチ7が備えるベアリングの負荷が、フラ
イホイール軸6bに掛かったままであることは、従来と
変わりはない。 【0012】しかし、減じるべきフライホイール数が3
個である場合は、その3個のフライホイール8が備える
クラッチ7を切らずに、フライホイール軸6bと回転伝
動手段9との間に備えたクラッチ13を切るのである。 【0013】この形態をとることで、本来ならば、フラ
イホイール軸6bには、3個のクラッチ7が備えるベア
リング負荷が掛かり、かつ、その負荷が回転伝動手段9
を介してフライホイール軸6aひいてはローラ軸3に掛
かるのであるが、上記のようにクラッチ13を切ること
で、フライホイール軸6aひいてはローラ軸3には、ク
ラッチ13が備えるベアリング負荷が掛かるだけになる
のである。 【0014】減じるべきフライホイール数が4個以上の
場合は、上記の形態をとった上で、フライホイール軸6
a側のフライホイールクラッチ7を切ればよいのであ
り、即ち、減じるべきフライホイール数が3個以上の場
合は、フライホイール軸6b側のクラッチ7のベアリン
グ負荷を、ローラ軸3には一切掛けないようにすること
ができるのであり、このベアリング負荷の分、ダイナモ
に与える抵抗が下がることから、性能試験の精度がアッ
プする。 【0015】また、上記の実施の形態では、2本のフラ
イホイール軸6a,6bを並列に配置する構成としてい
るが、図3に示すように、3本(又は4本以上)のフラ
イホイール軸6a〜6cを並列に配置して、フライホイ
ール軸6aと6b、及び、6bと6cとを、それぞれ回
転伝動手段9によって連動連結し、かつ、それぞれ下流
側のフライホイール軸6bと回転伝動手段9との間にク
ラッチ13を設ける構成にしてもよいのである。 【0016】或いは、図2に仮想線で示すように、フラ
イホイール軸6aに対して、フライホイール軸6b,6
cを分岐させる連動連結の構成をとってもよいのであ
り、更に、フライホイール8の配置数も3個に限らず、
それ以上に多くしてもよいのである。 【0017】 【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、クラ
ッチの断続によるフライホイールの連結数によっては、
フライホイール軸ひいてはローラ軸に掛かるベアリング
負荷を大幅に低減できることから、シャシダイナモメー
タとして、これを性能試験の精度アップ面で好適なもの
に構成することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】シャシダイナモメータを概略的に示す構成図で
ある。 【図2】シャシダイナモメータの模式図である。 【図3】別の実施の形態によるフライホイール装置の構
成図である。 【図4】従来例のフライホイール装置の模式図である。 【符号の説明】 1…試験車両の駆動輪、2…回転ローラ、6a,6b…
フライホイール軸、7,13…クラッチ、8…フライホ
イール、9…回転伝動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 17/007

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 フライホイールを連結した回転ローラに
    試験車両の駆動輪を載置し、この駆動輪を試験車両に搭
    載のエンジンで駆動して、前記フライホイールの回転慣
    性量を、試験車両の加速度に応じた走行慣性量として駆
    動輪に付与するようにしたシャシダイナモメータにおい
    て、それぞれクラッチを介して複数個のフライホイール
    を備えた複数本のフライホイール軸を互いに並列に配置
    し、このうちの1本のフライホイール軸を、前記回転ロ
    ーラに連結する一方、この1本のフライホイール軸に対
    して、残りのフライホイール軸を回転伝動手段を介して
    並列に連結し、かつ、この残りのフライホイール軸と回
    転伝動手段との間にクラッチを設けて成ることを特徴と
    するシャシダイナモメータ。
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