JPH05105821A - 表面改良処理された顔料組成物 - Google Patents

表面改良処理された顔料組成物

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JPH05105821A
JPH05105821A JP4033135A JP3313592A JPH05105821A JP H05105821 A JPH05105821 A JP H05105821A JP 4033135 A JP4033135 A JP 4033135A JP 3313592 A JP3313592 A JP 3313592A JP H05105821 A JPH05105821 A JP H05105821A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 有機顔料および分子量が2000乃至500
000の範囲であるポリ(ビニル低級アルキルエーテ
ル)を該顔料の約0.5乃至10重量%を含有している
顔料組成物を提供する。 【効果】 有機顔料分散物の流動特性および安定性なら
びに該顔料分散物からつくられる仕上げ塗料面の光沢お
よび鮮明度特性を改良する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、最近の自動車またはその他の仕
上げ塗装系の性能を向上させるためのキナクリドン、ピ
ロロピロールおよびその他の顔料の表面改良に関する。
特に、顔料を重合体および場合によっては同じ顔料の誘
導体で処理して、改良された顔料に関する。使用される
重合体は、分散媒質を構成するビヒクル(樹脂)および
溶剤(1種または複数)を含む分散系と顔料との相互作
用を向上させるのに役立つものである。かかる顔料の改
質は、顔料分散物の流動(レオロジー)特性を改良し、
それによって顔料濃度を高め、塗布中に大気に放出され
る溶剤の量を低減することを可能とする。さらに、本発
明による改良された製品は、自動車塗装およびその他の
類似の仕上げ塗装の品質を、光沢および像または鏡面の
鮮明度(distinctness of image or mirror、以下単に
“鮮明度”という)の点において向上する。
【0002】顔料の表面をその顔料自体の誘導体で処理
して顔料を改質することは、混合顔料組成物などの製造
に使用されており、当技術分野において公知である。た
とえば、銅フタロシアニンのフタルイミドメチル化は、
米国特許第2761868号明細書に記載されており、
フタルイミドメチルキナクリドン組成物とその使用とは
米国特許第3275637号明細書に記載されている。
同じく、スルホン化キナクリドンの製造と使用とが米国
特許第3386843号明細書に記載されている。さら
に、インダントロン、フラバントロン、ピラントロンお
よびペリレンのフタルイミドメチル化は、米国特許第4
256507号明細書に記載されている。これらの処理
剤の使用は、いくつかの系においては塗料組成物の流動
性(レオロジー)および仕上げ塗装の外観について特定
の有益な効果をもたらしている。
【0003】このように処理された顔料の性能は、しば
しば系依存的である。すなわち、使用されたビヒクル
(樹脂)の種類および/または溶剤の種類によってその
性能が左右される。上記のような誘導体の1つを用いる
顔料の表面処理が全く不必要な系もあり、また他の系に
おいては、そのような表面処理された顔料でも十分な性
能を発揮しないこともある。このことは、特に、固形分
が高く、溶剤濃度が低い最近の塗料系についていえるこ
とである。このような系においては、顔料と溶媒系との
コンパテイビリティーが、高度の光沢と鮮明度とを有す
る塗装を得るために特に高度に要求される。
【0004】ある塗料系において、上記のごとき挙動の
バラツキを低減しそして挙動の一貫性を得る目的で、す
でに各種重合生成物を使用することが提案されている。
すなわち、顔料を、分散安定性に役立つそれ自体の誘導
体で処理し、処理された顔料粒子に重合体分散剤を導入
し、実質的に解こう(膠)状態に保持し、分散系の粘度
を低くし、且つ最終的によりよい塗装外観をもたらすこ
とによって、ある種の塗料系の性能の向上を得ることが
できることが知られている。
【0005】このような重合体分散剤の代表例として
は、欧州特許第154678号明細書に記載されいるポ
リウレタン系の塩基性窒素含有共重合体があげられる。
その市販製品としては、特に、BYK-Chemie社
からDISPERBYK 160の商品名で販売されて
いる重合体ならびに分子量および分子の構成部分の点で
変更されている各種のその化学的類似製品があげられ
る。この製品はキシレン/酢酸ブチル溶液の形で塗料分
散調合物に配合される添加剤として、特にその重合体が
その中で製造されると考えられるキシレン溶剤系で使用
することが推奨されている。一般的に、溶剤系にこの重
合体を存在させることが、すべての塗料について考慮さ
れている。
【0006】しかしながら、溶液の形でのかかる重合体
の使用にはいくつかの問題点がある。すなわち、塗料製
造業者には、分散調合物の調製の際に、その分散調合物
の構成成分となる複数の溶剤をコントロールすることな
く、他の成分を添加することが要求されている。溶剤は
与えられた分散物の総体的安定性に決定的役割りを果た
すことが多いから、このような溶剤のコントロールの欠
如は特に不都合となる。場合によっては、溶剤との相容
性がないため現在入手可能な重合体を使用できないこと
もあろう。
【0007】さらに、PCT出願WO第86/0376
2号およびWO第86/03763号明細書は、レオロ
ジカル特性を改良するために、キナクリドン顔料を含む
粉末顔料にポリウレタン系の共重合体を添加することを
開示している。さらにまた、米国特許第4844742
号明細書は、溶剤の存在しない形でこのような重合体を
使用することを開示している。このような方法によって
いくつかの性能改良を含むある種の利益が得られてい
る。しかしながら、それは満足すべきものでなく、いぜ
んとして一層のレオロジカル特性ならびに仕上げ塗装特
性の改良が望まれている。
【0008】したがって、本発明の目的は、改良された
レオロジカル特性、流れ特性および仕上げ塗装特性を有
する重合体含有顔料組成物を提供することである。本発
明の他の目的および利点は、以下の記載から理解される
であろう。
【0009】今回、本発明によって一次顔料(primary
pigment)を、場合によってはその一次顔料の分散性向上
誘導体と共に、ポリ(ビニル低級アルキルエーテル)を
用いて処理することによって、顕著に改良された顔料系
が得られることが判明した。すなわち、その重合体は、
添加を容易にするために、水または水可溶性の稀釈剤中
に溶解されて顔料の水性分散調合物に配合することがで
き、配合された時に該重合体は溶液から出てきてそれ自
体が顔料と親油性(organophilic)会合物を形成するこ
とが見出された。重合体によって増量されて単離された
顔料は、流動性、光沢および鮮明度に関して所望の改良
を達成する。この方法によって製造された製品は、各種
の塗料系において良好な性能を発揮することができる。
特に水性系ならびにアルキド系およびポリエステル系に
おいて非常によく性能を発揮する。この改良された製品
は、さらに付加的な添加剤または溶剤を必要とせず、す
べての必要成分は与えられた顔料に組入れられている。
【0010】さらに、ポリ(ビニルアルキルエーテル)
は独特の溶解特性を示す。たとえば、この湿潤顔料分散
物には、市販の水性溶液を容易に配合することができ
る。したがって、有機溶剤系の使用により生じる種々な
面倒を回避することができる。
【0011】さらに全く予期されなかった利点が、本発
明による重合体処理によって得られた。すなわち、本発
明による処理の結果の1つとして、ハイソリッドの水性
顔料プレスケーキに顕著な流動体化がもたらされること
が見出された。この発見は、最近の顔料技術にとってき
わめて意味あることである。なぜならば、最近では経済
性および環境保全の目的からハイソリッド系が好まれ、
また水性コーティングが好まれている。本発明による処
理は、溶剤塗料系の性能を向上させるのに役立つのみな
らず、処理された顔料の加工を便宜ならしめる。すなわ
ち、乾燥前の固形分濃度を高くすることを可能にし、あ
るいはまた、水性塗料系などを必要とする顧客には高固
形分スラリーを提供することを可能にする。したがっ
て、本発明は、特殊な装置を必要とする、従来の実質的
に乾燥したハイソリッド型製品の現在の加工方法に代る
ものを提供するものであり、かつまた、乾燥した形態で
顔料を水性系または溶剤系における乾燥した形態の使用
を容易にする。
【0012】本発明の目的のために好ましい一次顔料
は、γ−キナクリドンおよび1,4−ジケト−ピロロピ
ロールである。下記式のγ−キナクリドンが特に好まし
い。
【化1】 しかし、下記のごとき有機顔料も適当である。α−およ
びβ−キナクリドン、置換キナクリドン、複数種のキナ
クリドンの固溶体、フタロシアニン、インダントロン、
イソインドリノン、フラヴァントロン、ピラントロン、
チオインジゴ、ペリレン、モノ−およびジス−アゾ顔料
など。
【0013】好ましい1,4−ジケト−ピロロピロール
は下記式のものである。
【化2】 式中、AとBとは互いに独立的にフェニル、またはハロ
ゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C
1−C6−アルキルメルカプト、トリフルオロメチル、シ
アノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、C2−C6−ア
ルコキシカルボニル、アセチルアミノ、カルバモイルま
たはスルファモイルによって置換されたフェニルであ
る。最も好ましいのはAとBとが互いに独立的にフェニ
ルまたはp−クロロフェニルである1,4−ジケト−ピ
ロロピロールである。
【0014】本発明において使用されうるポリ(ビニル
アルキルエーテル)粘度改良剤は、下記式で示される。
【化3】 [式中、RはC1−C4−アルキル、好ましくはメチルま
たはエチルであり、xは2000乃至500000の分
子量、好ましくは10000乃至100000、最も好
ましくは約50000の分子量(粘度測定により決定)
を与える繰り返し単位の数である]。ポリ(ビニルメチ
ルエーテル)は、GAF Corp.社から商品名GA
NTREZ Mとして、またBASF Corp.社か
ら商品名LUTONAL−M40として市販されてい
る。本発明の目的のためには、重合体は好ましくは水性
溶液として使用されるが、顔料表面への重合体の付与を
容易ならしめるために、アセトン、メチルエチルケトン
のごとき水に可溶性の稀釈剤に溶解した溶液としても使
用することができる。所望により配合される一次顔料の
分散向上誘導体は、当技術分野で公知である。代表的な
誘導体の例は、モノ−、ジ−、トリ−またはテトラ−フ
タルイミドメチル誘導体、o−カルボキシベンズアミド
メチル誘導体およびスルホン酸誘導体である。
【0015】本発明の目的のためには、フタルイミドメ
チルキナクリドン誘導体およびスルホン酸誘導体を使用
するのが好ましい。かかる誘導体の製造方法は、たとえ
ば米国特許第2761868号明細書、同第32756
37号明細書、同第3386843号明細書、同第42
56507号明細書に開示されている。これらのフタル
イミドメチル化合物は下記の式で表わされる。
【化4】 式中、Xは所望の顔料の分子の部分であり、R1、R3
4は互いに独立的に水素またはハロゲンであり、R2
水素、ハロゲン、カルボキシル、ニトロ、N-(C1−C
5−)アルキルカルバミル、N−フェニルカルバミルま
たはベンゾイルアミノであり、nは1乃至4である。
【0016】スルホナートは下記式で表わされる。
【化5】 式中、Xは所望の顔料の分子の部分であり、mは1乃至
2であり、Mは水素または金属イオンである。
【0017】上記においてあげた各特許ならびにそれら
の明細書における開示は、本願明細書に部分的に、ある
いは完全に組み入れられていると考えられるべきであ
る。
【0018】本発明の組成物は、一次顔料(これは通常
プレスケーキの形状である)を水に分散し、そして、さ
らに所望の場合には、顔料誘導体の水性懸濁物を添加す
ることによって製造される。適当なスラリーをつくるた
めには、よく攪拌することが必要である。スラリーは室
温に保持するか、または最高約32℃の温度になるまで
放置し、そしてこのスラリーにゆっくりと重合体溶液を
添加する。ポリ(ビニルエチルエーテル)の水溶液は、
温度に関し逆溶解度係数を示す。したがって、重合体の
分散は、曇り点以下の温度において実施すべきである。
十分に混合した後にスラリーを加熱することができる。
一般に、重合体の十分な分散を保証するために、スラリ
ーは適当な時間、たとえば30乃至60分間放置され
る。次に、得られた顔料を常用の方法によって単離する
か、あるいは水性塗料系にすぐ使用するために湿潤分散
の状態に保持する。
【0019】重合体は、一次顔料の約0.5乃至10重
量%、好ましくは2乃至6重量%の量で存在する。これ
より少ない重合体量では、分散物の所望されるレオロジ
ーの改善ならびに仕上げ塗装における光沢および鮮明度
の向上はもたらされない。他方、これより重合体を多量
に使用しても増加するコストに見合う効果の向上はなさ
れず、顔料の強度を低下させることになりやすい。顔料
誘導体が使用される場合には、これは一次顔料の約1乃
至10重量%、好ましくは約2乃至6重量%の量で使用
される。
【0020】前記したように、本発明による顔料組成物
は各種の産業用塗料およびコーティングに使用すること
ができる。たとえば、通常の添加剤を含有する普通濃度
またはハイソリッド型のアルキド/メラミン、アクリル
/メラミン、アクリル/イソシアネート、または飽和ポ
リエステルをベースとした自動車用塗料および補修用塗
料に使用することができる。勿論、水性塗料にも使用す
ることができる。本発明による顔料改質は、分散物のレ
オロジー特性を改善し(たとえば粘度の顕著な低下)、
したがって顔料濃度の大幅な増加を可能にし、そして塗
装中における大気中への溶剤の放出を低減する。さら
に、本発明による改良された製品は、自動車用仕上げ塗
装またはその他の類似の仕上げ塗装の光沢および鮮明度
を向上する。さらにまた、固形分が約20乃至50重量
%、そして場合によっては30乃至45重量%である水
性プレスケーキに関しては、顕著な流動体化効果が得ら
れ、容易にポンプ給送可能な流動性スラリーをつくる。
【0021】以下、本発明の好ましい実施態様を以下の
実施例によってさらに説明する。実施例中の部は、特に
別途記載のない限り、すべて重量部である。
【0022】実施例1 本実施例は、本発明の代表的な改質顔料系の製造を説明
するものである。固形分23重量%のγ−キナクリドン
(以下、キナクリドンはQAとも略記される)の水性プ
レスケーキの870部すなわち顔料200部を、固形分
23重量%の2−フタルイミドメチルQAの水性プレス
ケーキの26部すなわち顔料6部およびポリ(ビニルメ
チルエーテル)[分子量50000,BASF Cor
p社のLUTONAL M−40]の10重量%の水溶
液120部とよく攪拌しながら1時間混合した。この生
成物を重量一定となるまで80℃において乾燥し、そし
て粉砕した。上記により得られた改質顔料の性能特性を
測定するために、この顔料をボールミルを使用して常用
の方法で自動車用熱硬化性アクリルのハイソリッド型エ
ナメル系に分散させた。得られたミルベースは改質顔料
を31重量%含有しており、非揮発性全固形分は52.
7重量%、そして顔料/バイダー比は1.18であっ
た。この塗料の粘度をブルックフィールドデジタル粘度
計(RVTD型)を使用して10rpm.スピンドルN
o.3、温度23℃において測定した(粘度はcps=
センチポイズで表わされる)。比較のため、γ−キナク
リドンを上記と同様に、ただしフタルイミドメチルQA
のみで処理し、その塗料の粘度を同様に測定した。測定
結果は次表の通りであった。 粘度(cps) γ−QA/フタルイミドメチルQA 5280 実施例1の生成物 880 上記の如く、特に顔料誘導体のみで処理された系と比較
した場合に、本発明の処理による粘度の改良は明瞭であ
る。
【0023】実施例2 本実施例は、本発明の重合体の存在から導かれる利点を
さらに説明するものである。フタルイミドメチルQAを
使用しないで、そしてその他は前記と全く同様にして、
実施例1をくり返し実施した。得られた生成物をアルキ
ド塗料系[Setal84,オランダ、Kunsthargfabriek Syn
thesis B.V.社製品]に配合し、前記と同様の条件
で粘度を測定した。結果は下記の通りであった。本例で
得られたミルベースは改質顔料を12.5重量%含有し
ており、非揮発性全固形分は54.3重量%、そして顔
料/バイダー比は0.3であった。 粘度(cps) 未処理γ−QA顔料 1970 実施例2の生成物 1520 実施例1の生成物 350 上記の結果から、別の塗料系に配合した場合においても
実質的改良が得られることがわかる。上記のようにミル
ベースをつくりそして塗料に調合した後に、ベタ塗りパ
ネル(masstone paint panel)を作成した(10cm×
15cm、灰色アクリル塗料で下塗りされた10ゲージ
アルミ板に白黒の市松模様を隠蔽して見えなくなるよう
に本塗料をスプレー塗布して作成)。乾燥後、塗面の光
沢を光沢計[Glossguard System 20/60/85 (G67526
型)]で測定した。重合体で処理された系では、未処理
γ−QAの場合に比較してきわめて明瞭な光沢の向上が
認められた。
【0024】実施例3 フタルイミドメチルQAに代えてキナクリドンモノスル
ホン酸4部(キナクリドン基準)を使用し、そしてその
他は前記と全く同様にして実施例1の製品をつくった。
実施例2記載の樹脂系に配合して前記と同じ条件で粘度
を測定して下記の結果を得た。 粘度(cps) 未処理γ−QA顔料 1970 実施例3の生成物 1120 実施例2記載のごとく光沢を測定した結果、同じような
光沢の向上が認められた。
【0025】実施例4 1,4−ジケト−3,6−ジ−(4−クロロフェニル)
−ピロロ−[3,4−c]−ピロールの50部を、50
0mlの水に室温において1時間にわたり分散させた。
このあとポリ(ビニルメチルエーテル)(LUTONA
L M−40)の10重量%の水溶液30部を添加し、
そしてさらに4時間かけてスラリー化した。このスラリ
ーを濾過し、1リットルの水で洗った。80℃において
真空乾燥して粉末化した後に、(A)実施例1記載のハ
イソリッド型エナメル系と(B)実施例2記載のアルキ
ド塗料系にこの顔料を配合し、未処理の対照と比較して
試験を実施した。粘度の測定は実施例1に記載したよう
に実施した。結果を次表に示す。 粘度@rpm(cps) 樹 脂 A 10 100 対 照 760 280 100 実施例4の生成物 220 120 65 樹 脂 B 対 照 1530 340 170 実施例4の生成物 540 230 160 いずれの系の場合にも、処理された顔料の使用によって
顕著な粘度低下が達成されることがわかる。
【0026】実施例5 顔料85g、樹脂誘導体増量剤2.7gおよび表面改良
剤(インダントロンのスルホン化誘導体)6gを含有し
ているインダントロン顔料のプレスケーキを、室温にお
いてポリ(ビニルメチルエーテル)の10重量%の水溶
液50mlと混合した。80℃において真空乾燥し粉末
化した後、(A)実施例1記載のハイソリッド型エナメ
ル系と(B)アルキド塗料系とに配合して重合体処理を
行わないで同様に製造された顔料と比較試験した。結果
を次表に示す。 粘度@rpm(cps) 樹 脂 A 10 100 対 照 6440 870 180 実施例5の生成物 5230 650 155 樹 脂 A* 対 照 2670 390 115 実施例5の生成物 340 170 85 樹 脂 B 対 照 2420 520 110 実施例5の生成物 890 180 80 * デュポン社のAB分散剤1020を用いて改質。 この結果から、いずれの場合にもミルベース粘度が顕著
に低下されたことがわかる。
【0027】実施例6 ポリ(ビニルメチルエーテル)の量を下表に記載したよ
うに変え、そしてバインダー系として実施例2記載の
Setal 84を使用した以外は実施例1と同様な操作を
実施した。各種スピンドル速度で、実施例1に記載した
ように粘度を測定した。 PVME(%) 粘度@rpm(cps) (顔料基準) 10 100
γ−キナクリドン* − 2800 1030 692 γ−QA/フタルイミドメチルQA − 390 320 291 処理したγ−キナクリドン 0.5 330 270 256 処理したγ−キナクリドン 1.0 310 262 252 処理したγ−キナクリドン 2.0 310 254 251 * CIBA−GEIGY社のRT−759−D PVME=ポリ(ビニルメチルエーテル)。 上記の結果から非常にわずかな重合体使用量でも、顕著
な粘度低下効果があることがわかる。
【0028】実施例7 本実施例は、本発明による重合体処理のハイソリッド系
に対する流動化作用を示す。実質的に固体状であるキナ
クリドンプレスケーキ(CIBA−GEIGY社のRT
−742−Dの前駆物質)250g(固形分38.5重
量%)を、実施例1記載のポリ(ビニルメチルエーテ
ル)の10重量%の水溶液5g および 保存剤NUOS
EPT95 2.2gと手で混合した。次に、この混合物
を0.8mm直径のガラス玉を含むサンドミルにかけて
摩砕して均質な分散物とした。この37%顔料分散物
は、下記の粘度測定値(実施例1参照)を示した。 RPM(スピンドル番号) 粘度(cps) 100 210 50 280 20 400 10 510 5 560 この結果から、ハイソリッド型水性分散物でも予期以上
に良好なレオロギー、すなわち流動性を示すことがわか
る。この分散物を常用のラッテクス着色ベースに配合し
たところ、優秀な凝集挙動を示し、そして市販のRed
B水性分散物の2倍の着色力を示した。
【0029】実施例8 粒子サイズを減少させたキナクリドンバイオレットのプ
レスケーキ(CIBA−GEIGY社のRT−795−
Dの前駆物質)を再懸濁し、2時間pH9乃至10に保
持し、濾過し、そしてpH7.5になるまで洗った。固
形分42%の実質的に固体のこのプレスケーキ476g
を、固形分21%のフタルイミドメチルキナクリドンの
プレスケーキの29gおよびポリ(ビニルメチルエーテ
ル)の10重量%の水溶液20gと混合した。自発pH
8.2そして固形分37%である得られた混合物は、混
合容器から容易に注ぐことができた。
【0030】実施例9 γ−キナクリドンと顔料を基準にして4重量%のモノス
ルホン酸キナクリドンとを含有している実質的に固体の
プレスケーキ(100g)をポリ(ビニルメチルエーテ
ル)の10重量%の溶液5gと混合した。得られた混合
物のpHを、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノー
ルを用いて9に調整した。最終固形分が40重量%とな
るまで水を加えた。注入可能な流動性スラリーを得た。
【0031】実施例10 γ−キナクリドンと2,4−ジメチルキナクリドンとの
粒子サイズを減少させたキナクリドン固溶体からつくら
れた実質的に固体のプレスケーキ(透明RedBプレス
ケーキ:CIBA−GEIGY社のRT−333−Dの
前駆物質)93g(固形分32%)を、ポリ(ビニルメ
チルエーテル)の10重量%の溶液30gおよび2−ア
ミノ−2−メチル−1−プロパノールの4.6gと混合
した。最終pHは8.5であった。混合は1ガロン実験
室用遊星運動ミキサーを使用して塊がなくなるまで(約
1時間)実施した。得られた固形分31%の混合物は、
20メッシュスクリーンを通して容易に濾すことができ
た。
【0032】以上の実施例の結果を総合して、本発明が
大幅に向上されたレオロジカル特性、流動性、光沢及び
鮮明度を示す改良された顔料組成物を提供することが明
かである。なお、上記実施例は本発明を限定するもので
はなく、特許請求の範囲によって定まる本発明の範囲か
ら逸脱することなく比率、操作方法、材料等に各種の変
更が可能である。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機顔料および分子量が2000乃至5
    00000の範囲であるポリ(ビニル低級アルキルエー
    テル)を該顔料の約0.5乃至10重量%を含有してい
    る顔料組成物。
  2. 【請求項2】 有機顔料がキナクリドンまたは置換キナ
    クリドンまたはキナクリドンの固溶体である請求項1記
    載の組成物。
  3. 【請求項3】 キナクリドンがγ−キナクリドンである
    請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 有機顔料が1,4−ジケト−ピロロ−ピ
    ロールである請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 有機顔料がインダントロンである請求項
    1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ポリ(ビニルメチルエーテル)を含有し
    ている請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 該顔料の約1乃至10重量%の量で該顔
    料の分散向上誘導体をさらに含有している請求項1記載
    の組成物。
  8. 【請求項8】 有機顔料がキナクリドンである請求項7
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 キナクリドンがγ−キナクリドンである
    請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】 該誘導体がキナクリドンのフタルイミ
    ドメチル誘導体、スルホン酸誘導体またはカルボキシベ
    ンズアミドメチル誘導体である請求項8記載の組成物。
  11. 【請求項11】 ポリ(ビニルメチルエーテル)を含有
    している請求項7記載の組成物。
  12. 【請求項12】 該ポリ(ビニル低級アルキルエーテ
    ル)が顔料の2乃至6重量%の濃度で存在する請求項7
    記載の組成物。
  13. 【請求項13】 該ポリ(ビニル低級アルキルエーテ
    ル)が10000乃至100000の分子量を有する請
    求項7記載の組成物。
  14. 【請求項14】 γ−キナクリドン、該顔料の2乃至6
    重量%のキナクリドンの2−フタルイミドメチル誘導体
    および該顔料の2乃至6重量%のポリ(ビニルメチルエ
    ーテル)を含有している請求項7記載の組成物。
  15. 【請求項15】 γ−キナクリドン、該顔料の2乃至6
    重量%のキナクリドンのスルホン酸誘導体および該顔料
    の2乃至6重量%のポリ(ビニルメチルエーテル)を含
    有している請求項7記載の組成物。
  16. 【請求項16】 有機顔料分散物の流動特性および安定
    性、ならびに該顔料分散物からつくられる仕上げ塗装面
    の光沢および鮮明度特性を改良する方法において、分子
    量が2000乃至500000であるポリ(ビニル低級
    アルキルエーテル)を該顔料の約0.5乃至10重量%
    用いて該有機顔料を処理することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 該顔料の約1乃至10重量%の該顔料
    の分散向上誘導体を用いて該有機顔料をさらに処理する
    請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 該有機顔料がキナクリドンまたは置換
    キナクリドンまたはキナクリドンの固溶体であり、該誘
    導体がキナクリドンのフタルイミドメチル誘導体または
    スルホン酸誘導体であり、そしてポリ(ビニル低級アル
    キルエーテル)がポリ(ビニルメチルエーテル)である
    請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 該キナクリドンがγ−キナクリドンで
    あり、そしてポリ(ビニルメチルエーテル)が該顔料の
    2乃至6重量%の濃度で存在している請求項18記載の
    方法。
  20. 【請求項20】 固形分が20乃至50重量%である水
    性有機顔料分散物の流動度を向上させる方法において、
    分子量が2000乃至500000であるポリ(ビニル
    低級アルキルエーテル)を該顔料の約0.5乃至10重
    量%用いて該有機顔料を処理することを特徴とする方
    法。
  21. 【請求項21】 該顔料の約1乃至10重量%の量の該
    顔料の分散向上誘導体を用いて該有機顔料をさらに処理
    する請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 該有機顔料がキナクリドンまたは置換
    キナクリドンまたはキナクリドンの固溶体であり、該誘
    導体がキナクリドンのフタルイミドメチル誘導体または
    スルホン酸誘導体であり、そしてポリ(ビニル低級アル
    キルエーテル)がポリ(ビニルメチルエーテル)である
    請求項21記載の方法。
  23. 【請求項23】 該キナクリドンがγ−キナクリドンで
    あり、そしてポリ(ビニルメチルエーテル)が該顔料の
    2乃至6重量%の濃度で存在している請求項22記載の
    方法。
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