JPH07196884A - 変性ジケトピロロピロールとアミノアルキルアクリレート樹脂との顔料組成物 - Google Patents

変性ジケトピロロピロールとアミノアルキルアクリレート樹脂との顔料組成物

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JPH07196884A
JPH07196884A JP6298183A JP29818394A JPH07196884A JP H07196884 A JPH07196884 A JP H07196884A JP 6298183 A JP6298183 A JP 6298183A JP 29818394 A JP29818394 A JP 29818394A JP H07196884 A JPH07196884 A JP H07196884A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】下記成分(A)と(B)とを含有する顔料組成
物。 (A)式(I)の1、4−ジケトピロロ〔3、4−c〕
ピロール顔料 この顔料の粒子表面には、式(II)、(III)、(IV)
の物質が吸着されている 有機化合物、または式(V)のジケトピロロピロール、 または式(VI)のジケトピロロピロールを式(I)のジ
ケトピロロピロールを基準にして0.1乃至10重量
%。(B)式(VIII)の単独重合によって、または該モ
ノマーと共重合可能なモノマーと該モノマーとの共重合
によって得られるアクリル樹脂を、式(I)のジケトピ
ロロピロールを基準にして0.1乃至20重量%。 【効果】レポロジー特性に優れ、これを用いて得られた
着色物は、驚くべき程に高い光沢を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、その粒子表面に有機金属化合物
または変性ジケトピロロピロールが吸着されたジケトピ
ロロピロールと、アミノアルキルアクリレートとを含有
する顔料組成物、ならびにその顔料組成物を高分子有機
材料の着色に使用する方法に関する。
【0002】ジケトピロロピロールをも含めた顔料の特
性が、類似のわずかに変性された生成物および/または
樹脂を用いて処理することによって向上されることが各
種の刊行物に教示されている。特に、米国特許第479
1204号は、ジケトピロロピロールとスルホン化ジケ
トピロロピロールの金属塩またはアンモニウム塩とを含
有する顔料組成物を開示している。この組成物は、卓越
したレオロジー特性を有し、そしてこの組成物を使用し
て得られた着色物は高い光沢度を示す。同様の結果が、
米国特許第5200528号においては、ジケトピロロ
ピロール顔料と、少なくとも1種のアミノアルコキシ基
を含有するジケトピロロピロールとを含有する顔料組成
物を使用して得られている。また、米国特許第4880
472号は、その粒子にヒドロキシル基を有する中間層
によって固定された金属酸化物の粘り強いコーティング
が施されているジケトピロロピロール顔料を含有する有
機顔料を開示しており、この顔料も、非常に優れたレオ
ロジー特性を示す。これらの顔料組成物は、ポリオレフ
ィン類のいわゆるそり(ワープ)を伴わない着色のため
にも極めて好適である。欧州特許第466646号は、
たとえばジケトピロロピロールのごとき顔料粒子の表面
を、直接または間接に、極性ポリマーたとえばアクリル
酸、メタクリル酸および/またはそれらのアルキルエス
テルをベースとしたアクリル系ポリマーの層を用いてコ
ーティングすることを含む、ポリオレフィン類をそりを
伴わずに着色する方法を開示している。この方法におい
ては、そのアクリルポリマー層は、好ましくはシラン層
の上に施されており、そのシラン層は、顔料粒子をコー
ティングしている加水分解されたジルコニウムアセチル
アセトナートの層の上に吸着されている。米国特許第4
734137号は、良好なレオロジー特性と優れた光沢
とを有するアゾ、チオインジゴおよび特にキナクリドン
顔料の製造方法を開示している。その方法は、これら顔
料の1つを、アルカリ金属水酸化物と水との存在下にお
いて非プロトン極性溶媒に溶解し、次にアミノアルキル
アクリレート樹脂の酸性水溶液を添加して顔料製剤を沈
殿させることを特徴とする。常用方法によって単離した
後、この顔料製剤は所望の特性を示す。陰イオン界面活
性剤を含有する同様な顔料製剤が、特開昭58−215
461号明細書に開示されている。
【0003】今回、その粒子表面に有機金属化合物また
は変性ジケトピロロピロールが吸着され、そして付加的
にアミノアルキルアクリレート樹脂を用いて処理された
特定のジケトピロロピロール顔料が、特に光沢とレオロ
ジー特性との点において、予期されなかたような優れた
特性を有することが見いだされた。
【0004】本発明は、下記成分(A)と(B)とを含
有する顔料組成物に関する。 (A)下記式の1、4−ジケトピロロ[3,4−c]ピ
ロール顔料
【化13】 [式中、AとBとは互いに独立的に式
【化14】 (式中、R1とR2とは互いに独立的に水素、ハロゲン、C
1-C18アルキルまたはCNである)の基である],上記
顔料の粒子表面には、次の物質が吸着されている:
(i)式
【化15】 (式中、R3はメチルまたはエチルであり、R4はメチル、
エチル、メトキシまたはエトキシであり、Xはハロゲン
またはC1-C4 アルコキシであり、YはTi またはSn
である)のキレート化合物、および式 Q(OR5)4 (IV) (式中、QはSn ,Si ,Pb ,Ge ,Ti およびZr
からなる群より選択された金属であり、R5はC1-C4
ルキルである)のエステルからなる群より選択された部
分加水分解された有機化合物を、式Iのジケトピロロピ
ロールを基準にして、0.1乃至10重量%、または
(ii)式
【化16】 [式中、R6は水素、ハロゲン、C1-C4 アルキルまたは
フェニルであり、Lは水素、式
【化17】 (式中、MはNa 、K、Mg 、Ca 、Sr 、Ba および
Al からなる群より選択された金属であり、nは1、2
または3である)の基、またはLは基N+ H(R7)(R8)
(R9)(ここにおいて、R7、R8およびR9は互いに独立的に
水素、C1-C4 アルキル、C5-C6 シクロアルキル、置
換されていないかまたはC1-C4 アルキル置換フェニル
またはベンジルである)である]のジケトピロロピロー
ルを、式Iのジケトピロロピロールを基準にして、0.
1乃至10重量%、または(iii)式
【化18】 [式中、R10 、R11 、R12 およびR13 は互いに独立的に
水素、Cl ,Br ,CH3 ,OCH3 ,CNまたはフェ
ニルであり、そしてR10 、R11 、R12 およびR13のうち
の少なくとも1つは下記の基
【化19】 {式中、mは2乃至6の整数であり、pは1または2で
あり、そしてZはイミダゾリル、ピラゾリル、モルホリ
ニル、ピペリジニル、ピロリジニルおよびトリアゾリル
からなる群より選択された複素環式基、または -NR14R
15の基である(ここにおいてR14 とR15 とは互いに独立
的に水素、メチルまたはエチルである)}である]のジ
ケトピロロピロールを、式Iのジケトピロロピロールを
基準にして、0.1乃至10重量%、および(B)式
【化20】 (式中、R16 は水素またはメチルであり、R17 とR18
は互いに独立的に水素、メチルまたはエチルであり、q
は1乃至6の整数である)のモノマーの単独重合によっ
て、または該モノマーと共重合可能なモノマーと該モノ
マーとの共重合によって得られるアクリル樹脂を式Iの
ジケトピロロピロールを基準にして0.1乃至20重量
%。
【0005】C1-C4 アルキルとして定義されている置
換基の例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチルまたはtert−ブ
チルである。C1-C18アルキルの例には、さらにはn−
アミル、tert−アミル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ドデシ
ル、テトラデシル、ヘキサデシル、オクタデシルがあげ
られる。C1-C4 アルコキシの例は、メトキシ、エトキ
シ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、te
rt−ブトキシである。ハロゲンは、ヨウ素、フッ素、
好ましくは臭素、そして最も好ましくは塩素である。C
5-C6 シクロアルキルの例は、シクロペンチル、そして
好ましくはシクロヘキシルである。好ましくは、成分
i),ii)およびiii)は、式Iのジケトピロロピロー
ルを基準にして0.5乃至5重量%の量で使用される。
【0006】式Iのジケトピロロピロール顔料におい
て、AとBとは好ましくは同種であり、そして、好まし
くは下記式の基である。
【化21】 (式中、R1はメチルまたはtert−ブチルである)。
式Iの顔料の粒子表面に成分i)が、好ましくは、特に
下記式の部分加水分解化合物が吸着されている顔料組成
物が重要である。
【化22】 (式中、R3はメチルまたはエチルであり、R4はメチル、
エチル、メトキシまたはエトキシである)。上記式(II
I) 中のR3とR4とは好ましくはメチルである。
【0007】さらに興味ある顔料組成物は、式Iの顔料
の粒子表面に成分(ii)が吸着されており、そして式V
のジケトピロロピロール中において、Lが下記式の基
【化23】 (式中、MはNa 、K、Mg 、Ca 、Sr またはBa で
あり、nは1または2である)、かつR6が水素である顔
料組成物、ならびに式Iの顔料の粒子表面に成分(iii)
が吸着されており、そして式VIのジケトピロロピロー
ル中において、R10 、R11 、R12 およびR13 のうちの少
なくとも1つが下記のいずれかの基
【化24】 (式中、mは2乃至4の整数であり、R14 とR15 とは同
じであって、水素、メチルまたはエチルであり、Zはモ
ルホリノ、ピペリジニルまたはピロリジニルである)で
ある顔料組成物である。本発明の特に好ましい顔料組成
物は、式VII(式中、R16 、R17 およびR18 はメチルで
あり、そしてqは1または2である)のモノマーの単独
重合によって得られたアクリル樹脂Bを、式Iのジケト
ピロロピロールを基準にして、4乃至10重量%の量で
含有している顔料組成物である。
【0008】本発明の顔料組成物は、簡単な方法で製造
することができる。典型的には、水性懸濁物中において
予備処理された顔料Ai)、Aii) またはAiii)を撹拌
しながらアクリル樹脂を用いて処理することによって製
造される。予備処理された乾燥顔料粉末から、濾過ケー
キから、あるいは処理から得られた懸濁物から出発する
ことができる。アクリル樹脂は、前もって水に溶解して
おくこともできるし、また顔料懸濁物へ固体の形状で添
加することもできる。必要な場合には、懸濁物を常用方
法によって、たとえば高圧ホモゲナイザーまたは高速イ
ンペラーを使用して分散させることができる。通常は、
このような分散作業は必要ではない。なぜならば、アク
リル系樹脂は非常に良好な湿潤性を有しているからであ
る。懸濁物中の顔料[予備処理された顔料Ai)、Ai
i) またはAiii)]の濃度は広い範囲にわたって選択で
き、40重量%まで可能である。顔料濃度が5乃至20
重量%である懸濁物を使用するのが好都合である。アク
リル樹脂(B)を用いる顔料の後処理は、室温において
実施することができる。しかし、場合によっては、約8
0℃までの高められた温度において実施することもでき
る。撹拌時間は1乃至20時間でありうる。処理された
顔料の濾過を容易にするために、濾過助剤、たとえば8
乃至22個の炭素原子を有する脂肪族1、2−ジヒドロ
キシ化合物を0.5乃至15重量%、好ましくは1乃至
5重量%使用することも可能である。ただし、それが本
発明による顔料組成物の使用に悪影響を及ぼさないこと
を条件とする。同様に、生成物の分散性を向上させるた
めに、類似の成分(たとえば常用の分散剤)を通常量で
添加することもできる。
【0009】顔料製剤Ai)、Aii) またはAiii)は公
知であり、そして標準的方法で、都合よくは式Iの顔料
の水性またはアルコール性懸濁物中へ粉末、溶液または
懸濁物の形態で成分(i)、(ii) または(iii)を添加
することによって製造することができる。成分A(i)
は米国特許第4880472号明細書、成分A(ii)は
米国特許第4791204号明細書に、そして成分A
(iii)は米国特許第5200528号明細書に記載され
ている。アクリル樹脂(B)も同じく公知であり、そし
て通常の方法、たとえば米国特許第4734137号明
細書に記載されている方法によって製造することができ
る。
【0010】本発明の顔料組成物は、高分子有機材料を
着色するための顔料として使用することができる。本新
規顔料組成物によって着色されうる高分子有機材料の例
には次のものがある。セルロースエーテルおよびエステ
ル類、たとえばエチルセルロース、ニトロセルロース、
セルロースアセテート、セルロースブチラート、天然樹
脂または合成樹脂類、たとえばアミノプラストのごとき
重合樹脂または縮合樹脂、好ましくは尿素/ホルムアル
デヒドおよびメラミン/ホルムアルデヒド樹脂、アルキ
ド樹脂、フェノールプラスチック、ポリカーボネート
類、ポリオレフィン類、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアミド類、ポリ
ウレタン類、ポリエステル類、ポリエーテルケトン類、
ポリフェニレンオキシド類、ゴム、カゼイン、シリコー
ンおよびシリコーン樹脂。これらは単独または混合して
使用しうる。上記高分子有機化合物は、単体または混合
物の可塑性物質、溶融物、紡糸原液、塗料、コーティン
グ材料または印刷インクの形態でありうる。最終用途に
よっては本発明の顔料組成物をトナーとしてまたは調合
物の形で使用するのが好都合である。本発明の顔料組成
物は、被着色高分子有機材料を基準にして、0.01乃
至30重量%の量、好ましくは0.1乃至10重量%の
量で使用することができる。
【0011】塗料、コーティング材料および印刷インク
を着色するためには、高分子有機材料と本発明の顔料組
成物とを、場合によってはフィラー、他の顔料、乾燥剤
または可塑剤などと共に、共通の有機溶剤または溶剤混
合物中に微分散するかまたは溶解する。この場合、個々
の成分を別々に、あるいはいくつかの成分を一緒にし
て、溶剤中に分散または溶解し、そしてそのあと全部の
成分を混合するようにしてもよい。プラスチック、繊
維、塗料系または印刷インクに本発明の顔料組成物を使
用して得られる着色物は、良好な全般的堅牢性、たとえ
ば優れた色濃度、優秀な分散性、良好な上塗り堅牢性、
マイグレーション堅牢性、耐熱、耐光および耐候堅牢性
を有し、そして粘度が低い。さらに、未変性のベース顔
料と比較して、また従来技術によって処理された顔料と
比較して、本新規顔料組成物は向上された使用性能を有
している。たとえば、向上されたレオロジー特性と貯蔵
寿命、低減された分離傾向、たとえば白色顔料と同時に
使用した時の色浮き、低減された凝集傾向、および予期
されなかったような高い光沢を示す。本組成物はこのよ
うに良好なレオロジカル特性を有しているので、高濃度
(high loading)のコーティング材料および塗料系を製
造することも可能である。したがって、本発明による顔
料組成物は塗料、特にメタリック仕上げ用塗料の着色に
特に好適である。以下、本発明を実施例によってさらに
説明する。
【0012】実施例1 (a)水30g中のジメチルアミノエチルメタクリレー
トの10gの溶液に、K228 (モノマーを基準に
して開始剤1重量%)を添加する。この溶液を繰り返し
脱ガスし、窒素で洗滌し、そして窒素雰囲気下において
30℃で5時間撹拌する。この後、溶液を40mlの水で
希釈する。最初、高粘度の物質が形成されるが、これは
再び液状化する。 (b)1、4−ジケト−3、6−ビス(4−tert−
ブチルフェニル)−ピロロ[3,4−c]ピロールの4
6.5%水性濾過ケーキの21.6gを、Zr (IV)アセ
チルアセトネートの1.2gと共に、78gの水の中に
おいて2時間分散する。この懸濁物を75℃に加熱し、
そして0.2規定NaOH水溶液を用いてpHを8.5に
調整する。さらに、この懸濁物を3時間撹拌する。pHは
6.5に下がる。このあとポリマー溶液(a)3.8g
を添加し、さらに3時間撹拌を続ける。この懸濁物を濾
過し、その残留物を水で洗い、80℃において乾燥し、
粉末化する。
【0013】実施例2 1、4−ジケト−3、6−ビス(4−tert−ブチルフェ
ニル)−ピロロ[3,4−c]ピロールの代わりに等量
の1、4−ジケト−3、6−ビス(4−ジフェニル)−
ピロロ[3,4−c]ピロールを使用して実施例1を繰
り返した。
【0014】実施例3 1、4−ジケト−3、6−ビス(4−tert−ブチル
フェニル)−ピロロ[3,4−c]ピロールの46.5
%水性濾過ケーキの21.6gを、78gの水の中に分
散する。次に、この懸濁物に1、4−ジケト−3、6−
ジフェニルピロロ[3,4−c]ピロール−4’,4”
−ジスルホン酸のナトリウム塩(米国特許第47912
04号明細書の実施例5に記載された方法によって製
造)0.12gを添加し、これを70℃に加熱する。こ
のあと、Ca Cl2・ 2H2O の0.13gをゆっくりと添
加する。さらに、この懸濁物を30分間撹拌し、濾過
し、残留物を水洗する。この濾過ケーキを100gの水
に入れ、そして実施例1a)により製造されたポリマー
溶液3.8gと共に分散する。この懸濁物を3時間撹拌
し、濾過し、その残留物を水洗し、80℃で乾燥して、
粉末化する。
【0015】実施例4 1、4−ジケト−3、6−ビス(4−メチルフェニル)-
ピロロ[3,4−c]ピロールの32%水性濾過ケーキ
31.4gを、Ti(IV)-ジ−(アセチルアセトネート)
−ジ(イソプロピレート)1.2gと共に69gの水の
中において2時間分散する。この懸濁物を75℃に加熱
し、そして0.2規定NaOH水溶液を用いてpHを8.
5に調整する。さらに、この懸濁物を3時間撹拌する。
pHは6.7に下がる。このあと実施例1a)によるポリ
マー溶液3.8gを添加し、さらに2時間撹拌を続け
る。この懸濁物を濾過し、その残留物を水洗し、80℃
において乾燥して粉末化する。
【0016】実施例5 開始剤K228 の量を1%から4%に変更しただけ
で実施例1を繰り返した。
【0017】実施例6 実施例1b)により得られた生成物2gと下記組成の焼
付けラッカー塗料48gとを常用方法によって混合し
た。 アルキド樹脂ALKYDAL (商標) F310(Bayer 社製品、 キシレン中60%) 56g メラミン樹脂 CYMEL(商標) 327(Cyanamid 社製品、 ブタノール中90%) 13g キシレン 25g ブタノール 25g 1−メトキシ−2−プロパノール 2.5g シリコーン油(キシレン中1%) 1g 得られた着色レーキをガラス板に塗布してフィルムを形
成した。このフィルムをガラス板を25°傾斜して約3
0分間放置することにより自然乾燥した後、空気循環炉
中において焼付けた(120℃で30分間)。その塗膜
の光沢値を、ドイツ工業規格DIN67 530の規定にした
がって20°の傾斜角度で光沢計〔Zehntner ZGM 1020
(商標)〕 を使用して測定した。得られた上塗り塗膜
の光沢値は、コーティング処理してない顔料を使用して
得られた上塗り塗膜の光沢値をはるかに予想以上に上回
っていた。実施例1b)の生成物の代わりに上記実施例
2乃至5による各生成物を使用した場合にも同様な結果
を得た。
【0018】実施例7 流れ特性を評価するために、実施例1乃至5の生成物な
らびに対応する未処理顔料を、それぞれ常法によりアル
キド塗料系〔SETAL (商標) 84、オランダ国のKunsthar
z-fabrick Synthesis BV社製品; 固形分70重量%〕に
配合した。顔料12重量%を含有し、全固形分が42重
量%であり、そして顔料/バインダー比が0.3である
得られたミルベースの流れ特性を、HAAKE ROTOVISCO
(商標) RV12 粘度計を使用して測定した(測定温度:
25℃;測定システム:SV−SP;剪断範囲:D=0
−100[l/s])。未処理の顔料を用いて得られたミル
ベースと比較して、実施例1乃至5の生成物を使用して
得られたミルベースは顕著に向上された流れ特性(粘度
値)を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 11/02 PTF 11/10 PTF

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分(A)と(B)とを含有する顔
    料組成物(A)下記式の1、4−ジケトピロロ[3,4
    −c]ピロール顔料 【化1】 [式中、AとBとは互いに独立的に式 【化2】 (式中、R1とR2とは互いに独立的に水素、ハロゲン、C
    1-C18アルキルまたはCNである)の基である],上記
    顔料の粒子表面には、次の物質が吸着されている:
    (i)式 【化3】 (式中、R3はメチルまたはエチルであり、R4はメチル、
    エチル、メトキシまたはエトキシであり、Xはハロゲン
    またはC1-C4 アルコキシであり、YはTi またはSn
    である)のキレート化合物、および式 Q(OR5)4 (IV) (式中、QはSn ,Si ,Pb ,Ge ,Ti およびZr
    からなる群より選択された金属であり、R5はC1-C4
    ルキルである)のエステルからなる群より選択された部
    分加水分解された有機化合物を、式Iのジケトピロロピ
    ロールを基準にして、0.1乃至10重量%、または
    (ii)式 【化4】 [式中、R6は水素、ハロゲン、C1-C4 アルキルまたは
    フェニルであり、Lは水素、式 【化5】 (式中、MはNa 、K、Mg 、Ca 、Sr 、Baおよび
    Al からなる群より選択された金属であり、nは1、2
    または3である)の基、またはLは基N+ H(R7)(R8)
    (R9)(ここにおいて、R7、R8およびR9は互いに独立的に
    水素、C1-C4 アルキル、C5-C6 シクロアルキル、置
    換されていないかまたはC1-C4 アルキル置換フフェニ
    ルまたはベンジルである)である]のジケトピロロピロ
    ールを、式Iのジケトピロロピロールを基準にして、
    0.1乃至10重量%、または(iii)式 【化6】 [式中、R10 、R11 、R12 およびR13 は互いに独立的に
    水素、Cl ,Br ,CH3 ,OCH3 ,CNまたはフェ
    ニルであり、そしてR10 、R11 、R12 およびR13のうち
    の少なくとも1つは下記の基 【化7】 {式中、mは2乃至6の整数であり、pは1または2で
    あり、そしてZはイミダゾリル、ピラゾリル、モルホリ
    ニル、ピペリジニル、ピロリジニルおよびトリアゾリル
    からなる群より選択された複素環式基、または -NR14R
    15の基である、ここにおいてR14 とR15 とは互いに独立
    的に水素、メチルまたはエチルである}である]のジケ
    トピロロピロールを、式Iのジケトピロロピロールを基
    準にして、0.1乃至10重量%、および(B)式 【化8】 (式中、R16 は水素またはメチルであり、R17 とR18
    互いに独立的に水素、メチルまたはエチルであり、qは
    1乃至6の整数である)のモノマーの単独重合によっ
    て、または該モノマーと共重合可能なモノマーと該モノ
    マーとの共重合によって得られるアクリル樹脂を式Iの
    ジケトピロロピロールを基準にして0.1乃至20重量
    %。
  2. 【請求項2】 成分i),ii)またはiii)が、式Iの
    ジケトピロロピロールを基準にして0.5乃至5重量%
    の量で使用されている請求項1記載の顔料組成物。
  3. 【請求項3】 式Iの1、4−ジケトピロロ[3,4−
    c]ピロールにおいてAとBとが同じである請求項1記
    載の顔料組成物。
  4. 【請求項4】 AとBとが下記式の基である請求項3記
    載の顔料組成物 【化9】 (式中、R1はメチルまたはtert−ブチルである)。
  5. 【請求項5】 式Iの顔料の粒子表面に、成分i)が吸
    着されている請求項1記載の顔料組成物。
  6. 【請求項6】 式Iの顔料の粒子表面に、下記式の部分
    加水分解化合物が吸着されている請求項5記載の顔料組
    成物 【化10】 (式中、R3はメチルまたはエチルであり、R4はメチル、
    エチル、メトキシまたはエトキシである)。
  7. 【請求項7】 R3とR4とがメチルである請求項6記載の
    顔料組成物。
  8. 【請求項8】 式Iの顔料の粒子表面に成分(ii)が吸
    着されており、そして式Vのジケトピロロピロール中に
    おいて、Lが下記式の基 【化11】 (式中、MはNa 、K、Mg 、Ca 、Sr またはBa で
    あり、nは1または2である)、かつR6が水素である請
    求項1記載の顔料組成物。
  9. 【請求項9】 式Iの顔料の粒子表面に成分(iii)が吸
    着されており、そして式VIのジケトピロロピロール中
    のR10 、R11 、R12 、R13 のうちの少なくとも1つが下
    記のいずれかの基 【化12】 (式中、mは2乃至4の整数であり、R14 とR15 とは同
    じであって、水素、メチルまたはエチルであり、Zはモ
    ルホリノ、ピペリジニルまたはピロリジニルである)で
    ある請求項1記載の顔料組成物。
  10. 【請求項10】 式VII(式中、R16 、R17 、R18 はメ
    チルそしてqは1または2である)のモノマーのホモ重
    合によって得られたアクリル樹脂Bを、式Iのジケトピ
    ロロピロールを基準にして4乃至10重量%の量で含有
    している請求項1記載の顔料組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の顔料組成物によって着
    色された高分子有機材料。
  12. 【請求項12】 塗料系または印刷インクである請求項
    11記載の高分子有機材料。
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