JP3865849B2 - 顔料組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、分散された時に改良されたレオロジー特性を有し、そして向上した彩度を有する塗層を与える塗料顔料組成物の製造に使用される顔料組成物に関する。本発明による顔料組成物は、顔料の他に、添加剤としてフタルイミドメチルキナクリドンおよびピラゾリルメチルキナクリドンを含有する。
【0002】
顔料組成物に特定の顔料誘導体を含有させることが、該顔料組成物を含む分散物の各種特性の制御および/または改良に役立つことは公知である。顔料誘導体の存在によるこの有利な効果は、特に色濃度、色相、光沢、透明性、レオロジー、非凝集性などにおいてみられる。
【0003】
例えば、米国特許第5334727号明細書は、ピラゾリルメチルキナクリドンを含有する顔料のピラゾリルメチル誘導体が完成品または半製品顔料組成物に優れたレオロジー特性および色彩特性を賦与するために使用されることを開示している。この米国特許第5334727号明細書は、さらにかかるピラゾリルメチル顔料誘導体はスルホン化顔料誘導体と組み合わせて有利に顔料組成物中に使用でき、ピラゾリルメチル顔料誘導体またはスルホン化顔料誘導体単独使用の場合に比較してより好ましい作用が得られることをも開示している。
米国特許第3275637号明細書は、o−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドン化合物をレオロジー改良剤として顔料組成物中に、かつまた粒子成長抑制剤として製造予備工程において使用することを開示している。o−カルボキシベンゾイミドメチルキナクリドン化合物は、本発明によって使用されるフタルイミドメチルキナクリドン化合物の部分加水分解生成物であり、本発明により使用される化合物と等価物であると考えられる。
【0004】
本発明は、顔料組成物中にフタルイミドメチルキナクリドン誘導体とピラゾリルメチルキナクリドン誘導体との両者が存在すると、顔料組成物を分散させた時に、従来技術によっては期待され得なかったような大幅な粘度低下が結果するという発見に基づくものである。さらに、本発明は、塗料組成物中にフタルイミドメチルキナクリドン誘導体とピラゾリルメチルキナクリドン誘導体との両者を配合すると、予期され得なかったような向上された彩度を有する塗料が得られるという発見に基づいている。
【0005】
本発明は、顔料、第1のキナクリドン誘導体および第2のキナクリドン誘導体とを含有し、第1のキナクリドン誘導体が下記式のフタルイミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
【化9】
Figure 0003865849
(式中の符号は後記の意味を有する)、
第2のキナクリドン誘導体が下記式のピラゾリルメチルキナクリドンである
【化10】
Figure 0003865849
(各式中、
Qはキナクリドン残基、
R’は水素、ハロゲンまたはC1-C4 アルキル、
R1、R2およびR3は互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリールであるか、あるいは、
R1とR2とはピラゾール環の炭素原子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
nは1、2、3または4、
xは0乃至2の数、
yは1、2、3または4である)ことを特徴とする顔料組成物に関する。
好ましくは、R’は水素、塩素またはメチルである。
特に有用な顔料組成物は、R2が水素であり、そしてR1とR3とがメチルである顔料組成物、とりわけ、R’が水素、塩素またはメチル、特に水素である顔料組成物である。
【0006】
顔料は任意の顔料でありうる。たとえば、フタロシアニン、インダントロン、イソインドロン、イソインドリン、フラバントロン、ピラントロン、アントラキノン、チオインジゴ、ペリレン顔料、または好ましくは1、4−ジケトピロロピロール顔料またはキナクリドン顔料であり、キナクリドン顔料が特に好ましい。この顔料は、またキナクリドン顔料または1、4−ジケトピロロピロール顔料を含有する固溶体でもありうる。たとえば、2つだけ、またはそれ以上のキナクリドン顔料あるいは1、4−ジケトピロロピロール顔料から構成されている固溶体、あるいは1つまたはそれ以上のキナクリドン顔料および/または1つまたはそれ以上の1、4−ジケトピロロピロール顔料および他のクラスの顔料たとえばキナクリドンキノン、および/または安定剤たとえばアニリノアクリドンから構成されている固溶体である。特に有用な固溶体の例は、1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロールと2、9−ジクロロキナクリドンとからの二成分系固溶体、および1、4−ジケト−3、6−ジフェニルピロロ[3,4−c]ピロールと1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロールと2、9−ジクロロキナクリドンとからの三成分系固溶体である。
【0007】
一般的にキナクリドン残基Qは下記式で表される。
【化11】
Figure 0003865849
式中、Rは独立的に水素または置換分、たとえばハロゲンまたは置換されていないかまたは置換されたC1-C4 アルキルである。特に、Rは水素、塩素またはメチルである。フタルイミドメチルキナクリドンおよびピラゾリルメチルキナクリドンに存在するキナクリドン残基は、互いに同種または異種であり得、特に好ましくは異種である。好ましい実施態様においては、各Q基中の2つの置換基Rは互いに同種である。好ましいキナクリドン残基は、キナクリドン、2、9−ジクロロキナクリドン、4、11−ジクロロキナクリドン、2、9−ジメチルキナクリドンおよび4、11−ジメチルキナクリドンからの残基である。
【0008】
好ましくは、顔料はキナクリドン、1、4−ジケトピロロピロールまたはこれらの固溶体である。
1つの好ましい実施態様においては、顔料はキナクリドン、1、4−ジケトピロロピロールまたはこれらの固溶体であり、R’は水素、R2は水素、そしてR1とR3とはメチルである。
【0009】
本発明の顔料組成物中に使用される重要なキナクリドン顔料はキナクリドン、2、9−ジクロロキナクリドン、4、11−ジクロロキナクリドン、2、9−ジメチルキナクリドン、4、11−ジメチルキナクリドン、2、9−ジフルオロキナクリドンおよびこれらの固溶体である。
【0010】
本発明の顔料組成物中に存在する重要な1、4−ジケトピロロピロール顔料は1、4−ジケト−3、6−ジフェニルピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−メチルフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(tert−ブチルフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−ビフェニリル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(3−または4−シアノフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(3、4−ジクロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,および
これらの固溶体である。
1、4−ジケトピロロピロール顔料は、通常3、6−ジアリール−1、4−ジケトピロロ[3,4−c]ピロールまたは1、4−ジケト−3、6−ジアリール−2、5−ジヒドロピロロ[3,4−c]ピロールとも命名されている。
【0011】
一般的に、本顔料組成物はキナクリドン誘導体の混合物を、顔料組成物の重量を基準にして、15重量%まで含有する。好ましくは、本顔料組成物は第1のキナクリドン誘導体を0.1乃至12重量%、そして第2のキナクリドン誘導体を0.1乃至12重量%含有し、キナクリドン誘導体の混合物は全部で15重量%までである。パーセントは、すべて顔料組成物の重量を基準にしたパーセントである。最も好ましくは、本顔料組成物はキナクリドン誘導体の混合物を4乃至10重量%含有し、そして第1のキナクリドン誘導体が2乃至8重量%、第2のキナクリドン誘導体が2乃至8重量%の範囲であり、特に好ましくは第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とがほぼ等重量部含有される。
【0012】
本発明による顔料組成物は、塗料組成物特にペイントを着色するために有利に使用される。したがって、本発明はさらに塗料組成物の製造方法にも関し、その方法は、請求項1記載の顔料組成物の有効着色量を、該顔料組成物を塗料組成物と混合するか、または該顔料組成物の各成分を塗料組成物と混合することによって、塗料組成物中に配合することを特徴とする。すなわち、本発明による顔料組成物は現場でも製造される。
【0013】
本発明は塗料組成物にも関し、その塗料組成物は、着色有効量の顔料およびキナクリドン誘導体の混合物を含有し、該キナクリドン誘導体の混合物は実質的に第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とからなり、第1のキナクリドン誘導体は下記式のフタルイミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
【化12】
Figure 0003865849
(式中の符号は後記の意味を有する)、
第2のキナクリドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンである
【化13】
Figure 0003865849
(各式中、
Qはキナクリドン残基、
R’は水素、ハロゲンまたはC1-C4 アルキル、
R1、R2およびR3は互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリールであるか、あるいは、
R1とR2とはピラゾール環の炭素原子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
nは1、2、3または4、
xは0乃至2の数、
yは1、2、3または4である)ことを特徴とする。
顔料組成物に関して上記した事項は、この本発明による塗料組成物に対しても該当する。
【0014】
特に有用な塗料組成物は、顔料がキナクリドン顔料、たとえばキナクリドン、2、9−ジクロロキナクリドン、4、11−ジクロロキナクリドン、2、9−ジメチルキナクリドン、4、11−ジメチルキナクリドン、2、9−ジフルオロキナクリドン、あるいはジケトピロロピロール顔料、たとえば
1、4−ジケト−3、6−ジフェニルピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−メチルフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(tert−ブチルフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−ビフェニリル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(3−または4−シアノフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール,
1、4−ジケト−3、6−ビス(3、4−ジクロロフェニル)ピロロ[3,4−c]ピロール, またはこれらの固溶体であるものである。
特に有用な塗料組成物は、R’が水素、R2が水素、そしてR1とR3とがメチルであるものである。
【0015】
1つの好ましい実施態様においては、本塗料組成物はアルキド/メラミン、アクリル/メラミン、アクリル/ウレタン樹脂、または熱硬化性または熱可塑性アクリル樹脂をベースとする。
最も好ましくは、本塗料組成物はペイント、特に自動車用ペイントである。
【0016】
さらに、本発明は顔料分散物のレオロジー特性を改良する方法にも関し、その方法は、キナクリドン誘導体の混合物の粘度低下有効量を顔料組成物中に配合する工程を包含し、そのキナクリドン誘導体の混合物が第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とより実質的になり、該第1のキナクリドン誘導体は下記式のフタルイミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
【化14】
Figure 0003865849
(式中の符号は後記の意味を有する)、
第2のキナクリドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンである
【化15】
Figure 0003865849
(各式中、
Qはキナクリドン残基、
R’は水素、ハロゲンまたはC1-C4 アルキル、
R1、R2およびR3は互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリールであるか、あるいは、
R1とR2とはピラゾール環の炭素原子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
nは1、2、3または4、
xは0乃至2の数、
yは1、2、3または4である)ことを特徴とする。
【0017】
本発明の塗料組成物の予測外の利点は、その塗料組成物からつくられた塗層の彩度の向上が予想され得なかったほどであることである。彩度はCIELAB色度系によるA成分として容易に測定される。一般的にいって、本発明の塗料組成物は、CIELAB測定系の彩度成分、Aとして従来よりも高い数値を有する塗層を与える。好ましくは、この向上された彩度を有する塗層の色はバイオレット、マゼンタ、帯青赤色、帯黄赤色またはオレンジである。
【0018】
したがって、本発明はさらに塗料の彩度を向上させる方法にも関し、その方法は、キナクリドン誘導体の混合物の彩度向上有効量を塗料中に配合する工程を包含し、該キナクリドン誘導体の混合物は第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とから実質的になり、第1のキナクリドン誘導体は下記式のフタルイミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
【化16】
Figure 0003865849
(式中の符号は後記の意味を有する)、
第2のキナクリドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンである
【化17】
Figure 0003865849
(各式中、
Qはキナクリドン残基、
R’は水素、ハロゲンまたはC1-C4 アルキル、
R1、R2およびR3は互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC1-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC1-C18アルキル、置換されていないC6-C10アリール、または1個またはそれ以上のC1-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC1-C6 アルコキシ基によって置換されたC6-C10アリールであるか、あるいは、
R1とR2とはピラゾール環の炭素原子と一緒で融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
nは1、2、3または4、
xは0乃至2の数、
yは1、2、3または4である)ことを特徴とする。
以下、本発明を実施例によってさらに説明する。これら実施例は本発明を説明するものであって、本発明を限定するものではない。実施例中の部は、特に別途記載のない限り、すべて重量部である。
【0019】
実施例1
1、4−ジケト−3、6−ビス(4−クロロロフェニル)ピロロピロールの4.0g,2、9−ジクロロキナクリドンの6.0g,グルタール酸ジメチルの1g,界面活性剤0.5gおよびAl2SO4・15-18H2O 40.0gを、摩砕材として鋼玉と釘を含有している1リットル容のボールミル中に装填する。このミルを24時間回転させた後、内容物を取り出し、摩砕材から分離する。得られたミル粉末を2%の水性硫酸と共に90℃において2時間撹拌する。得られたスラリーを濾過し、そして中性となり塩類がなくなるまで湯水で洗う。
【0020】
実施例2
実施例1によって製造されたプレスケーキ92部をピラゾリルメチルキナクリドンの4部およびキナクリドンスルホン酸4部と湿式混合し、乾燥する。得られた混合物16.5gをアクリルウレタン樹脂41.2g,分散剤樹脂0.9g,シンナー98.3gと混合する。得られた混合物を、摩砕材980gを使用して64時間ミル摩砕して、顔料/バインダー比0.5において顔料10%、固形分30%を含有する顔料ベースを得た。
【0021】
実施例3
実施例1によって製造されたプレスケーキ93部をピラゾリルメチルキナクリドンの4部およびフタルイミドメチルキナクリドンの3部と湿式混合し、乾燥する。得られた混合物16.5gアクリルウレタン樹脂41.2g,分散剤樹脂0.9g,シンナー98.3gと混合する。得られた混合物を摩砕材980gを使用して64時間ミル摩砕して、顔料/バインダー比0.5において顔料10%、固形分30%を含有する顔料ベースを得た。
【0022】
実施例4
実施例2および3によって製造された顔料ベースの粘度を、ブルックフィールドDV−11測定装置を使用して、室温において測定した。顔料ベースのレオロジー・プロフィルを次表にまとめて示す。
【表1】
Figure 0003865849
【0023】
実施例5 塗料評価
アルミニウムベース
アルミニウムペースト405gを、アクリル分散樹脂315gおよびアクリル樹脂180gと、ダマがなくなるまで、混合してアルミニウムベースを製造した。
金属透明溶液
非水性分散樹脂1353g,メラミン樹脂786.2g,キシレン144.6g,UV遮断剤溶液65.6gおよびアクリルウレタン樹脂471gを、記載の順序で、1つの容器に入れて15分間よく混合する。次いでプレミックスした触媒89.0gとメタノール90.0gとをゆっくりと添加して金属透明溶液を製造した。
金属塗料調合物
顔料/バインダー比0.15で顔料7.1%と固形分54.4%とを含有するベースコート塗料を、下記の成分を混合して製造した:
顔料ベース 46.8g
アルミニウムベース 4.2g
非水性分散樹脂 4.4g
金属透明溶液 44.6g
雲母ベース
あずき色の雲母(Russet Mica)251.1gを、アクリル樹脂315gおよび分散樹脂180gと、ダマがなくなるまで、混合して雲母ベースを製造した。雲母塗料調合物
下記成分を、ペイントシェーカーを使用して5分間混合してベースコート塗料を製造した:
顔料ベース 122.4g
雲母ベース 70.2g
非水性分散樹脂 20.8g
メラミン樹脂 30.6g
UV遮断剤 2.6g
触媒 3.5g
最終塗料を、#2フィシャーカップ内23秒のスプレー粘度まで、キシレンで希釈して調製した。
灰色プライマーで処理したアルミパネルに、ベースコート塗料を2回、室温において90秒のフラッシュ間隔出、乾燥膜厚ベースで15乃至20ミクロンの膜厚までスプレー塗布した。3分間のフラッシュ後、アクリル・トップコートを2回、乾燥膜厚ベースで37乃至50ミクロンの膜厚となるまで塗布した。このパネルを室温において10分間乾燥し、そして120℃において30分間焼き付けた。
実施例2および3の顔料ベースを使用して製造された塗層の色彩度を、比較して次表に示す。
【表2】
Figure 0003865849

Claims (7)

  1. 顔料、第1のキナクリドン誘導体および第2のキナクリドン誘導体とを含有し、第1のキナクリドン誘導体は下記式のフタルイミドメチルキナクリドンまたはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
    Figure 0003865849
    (式中の符号は後記の意味を有する)、
    第2のキナクリドン誘導体は下記式のピラゾリルメチルキナクリドンである
    Figure 0003865849
    (各式中、
    Qはキナクリドン残基、
    R’は水素、ハロゲンまたはC-C アルキル、
    R、RおよびRは互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C18アルキル、置換されていないC-C10アリール、または1個またはそれ以上のC-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C10アリールであるか、あるいは、
    RとRとはピラゾール環の炭素原子と一緒に融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
    Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
    nは1、2、3または4、
    xは0乃至2の数、
    yは1、2、3または4である)ことを特徴とする顔料組成物。
  2. Rが水素であり、そしてRとRとがメチルである請求項1記載の顔料組成物。
  3. 顔料がキナクリドン、1、4−ジケト−3、6−ジアリールピロロピロールまたはその固溶体である請求項1記載の顔料組成物。
  4. キナクリドン誘導体の混合物を、顔料の重量を基準にして、15重量%まで含有している請求項1記載の顔料組成物。
  5. 顔料分散物のレオロジー特性を向上させる方法において、キナクリドン誘導体の混合物の粘度低下有効量を該顔料分散物中に配合する工程を包含し、該キナクリドン誘導体の混合物は第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とから実質的になり、第1のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体またはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
    Figure 0003865849
    (式中の符号は後記の意味を有する)、
    第2のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体である
    Figure 0003865849
    (各式中、
    Qはキナクリドン残基、
    R’は水素、ハロゲンまたはC-C アルキル、
    R、RおよびRは互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C18アルキル、置換されていないC-C10アリール、または1個またはそれ以上のC-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C10アリールであるか、あるいは、
    RとRとはピラゾール環の炭素原子と一緒に融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
    Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
    nは1、2、3または4、
    xは0乃至2の数、
    yは1、2、3または4である)ことを特徴とする方法。
  6. 塗料の彩度を向上させる方法において、キナクリドン誘導体の混合物の彩度向上有効量を塗料中に配合する工程を包含し、該キナクリドン誘導体の混合物は第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とから実質的になり、第1のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体またはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
    Figure 0003865849
    (式中の符号は後記の意味を有する)、
    第2のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体である
    Figure 0003865849
    (各式中、
    Qはキナクリドン残基、
    R’は水素、ハロゲンまたはC-C アルキル、
    R、RおよびRは互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C18アルキル、置換されていないC-C10アリール、または1個またはそれ以上のC-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C10アリールであるか、あるいは、
    RとRとはピラゾール環の炭素原子と一緒に融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
    Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
    nは1、2、3または4、
    xは0乃至2の数、
    yは1、2、3または4である)ことを特徴とする方法。
  7. 顔料の着色有効量およびキナクリドン誘導体の混合物を含有し、該キナクリドン誘導体の混合物は第1のキナクリドン誘導体と第2のキナクリドン誘導体とから実質的になり、第1のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体またはその部分加水分解生成物であるo−カルボキシベンゾアミドメチルキナクリドンであり
    Figure 0003865849
    (式中の符号は後記の意味を有する)、
    第2のキナクリドン誘導体は下記式のキナクリドン誘導体である
    Figure 0003865849
    (各式中、
    Qはキナクリドン残基、
    R’は水素、ハロゲンまたはC-C アルキル、
    R、RおよびRは互いに独立的に水素、ハロゲン、置換されていないC-C18アルキル、1個またはそれ以上のハロゲンまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C18アルキル、置換されていないC-C10アリール、または1個またはそれ以上のC-C18アルキル、ハロゲン、ニトロまたはC-C アルコキシ基によって置換されたC-C10アリールであるか、あるいは、
    RとRとはピラゾール環の炭素原子と一緒に融合脂環式、芳香族または複素環式環の一部を形成する、
    Mは水素、第四アンモニウム陽イオンまたは金属陽イオンであり、
    nは1、2、3または4、
    xは0乃至2の数、
    yは1、2、3または4である)ことを特徴とする塗料組成物。
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