JPH05100691A - カラオケ曲データの記録方法 - Google Patents

カラオケ曲データの記録方法

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JPH05100691A
JPH05100691A JP3259482A JP25948291A JPH05100691A JP H05100691 A JPH05100691 A JP H05100691A JP 3259482 A JP3259482 A JP 3259482A JP 25948291 A JP25948291 A JP 25948291A JP H05100691 A JPH05100691 A JP H05100691A
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karaoke
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common
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Application number
JP3259482A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sasaki
努 佐々木
Hidehiro Ishii
英宏 石井
Naoki Shimada
直樹 島田
Yukio Kimura
幸雄 木村
Yoshitaka Shimoda
吉隆 下田
Akihiko Hashioya
愛彦 箸尾谷
Akira Oda
亮 小田
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Pioneer Electronic Corp
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一曲当りに要する記録領域の縮少化を達成
し、かつ、そのデータの縮少化に伴なう再生音の不連続
性を解消しうるカラオケ曲データの記録方法、そのデー
タの再生方法およびその再生装置を提供する。 【構成】 書込み可能な光磁気ディスクにカラオケ曲デ
ータを記録する方法において、前記カラオケ曲データが
複数の楽章に亘って反復して出現する同一内容の伴奏デ
ータとその他の伴奏データとの組合せからなるデータ構
造を有する場合に、前記カラオケデータを前記同一内容
伴奏データを一つとし、この一つの同一内容伴奏データ
と前記他の伴奏データとの組合せからなるデータ構造に
変換して前記光磁気ディスクに記録するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MD(ミニディスク)
等の光磁気ディスクへのカラオケ曲データの記録方法、
その光磁気ディスクに記録されたカラオケ曲データの再
生方法およびその再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラオケ曲の記録媒体として、
磁気テープやLD(レーザディスク)以外に、CD(コ
ンパクトディスク)が用いられている。
【0003】CDに記録されているカラオケ曲データ
は、図6(a)に示すように、そのカラオケ曲の構成と
同様の時系列的順序で配置されている。すなわち、図6
(a)に示すように、イントロデータAから始まって歌
う部分の伴奏データB1 、B2 ……エンディングデータ
Dというように、記録されている。このカラオケ曲デー
タをCDプレーヤで再生し、演奏する場合は、図6
(b)に示すように、記録されたカラオケ曲データの配
列に従って順次イントロデータA……エンディングデー
タDを読出して行う。
【0004】このような記録データの構造および再生方
法は、カラオケ用CDであろうと他の一般のCDであろ
うと変りはなく、CD内の情報量はその記録内容で決ま
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラオ
ケ曲の一般的な傾向として、歌う部分についての伴奏は
同じ内容である場合が多い。例えば、図6の場合、曲の
1番、2番、3番の歌う部分の伴奏データB1 、B2
3 は全く同じデータ内容であり、同一伴奏データが場
所を変えて繰返し記録されているに過ぎない。
【0006】同一伴奏データを繰返し反復して記録する
ことは無駄であり、また、1枚のカラオケディスクでの
収納曲数に限界をもたらしめることとなる。そこで、本
発明は、一曲当りに要する記録領域の縮少化を達成し、
かつ、そのデータの縮少化に伴なう再生音の不連続性を
解消しうるカラオケ曲データの記録方法、そのデータの
再生方法およびその再生装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ディスクにカラオケ曲デー
タを記録する方法において、前記カラオケ曲データが複
数の楽章に亘って反復して出現する同一内容の共通伴奏
データとその他の伴奏データとの組合せからなるデータ
構造を有する場合に、前記カラオケ曲データを前記共通
伴奏データを一つとし、かつ、この一つの共通伴奏デー
タと前記他の伴奏データとの組合せからなるデータ構造
に変換して前記光磁気ディスクに記録するよう構成す
る。
【0008】請求項2記載の発明は、演奏すべきカラオ
ケ曲内において共通する伴奏曲に対応する共通伴奏デー
タが一つとそれ以外の伴奏データとが組合され、かつ、
各伴奏データ固有の記録位置を示すアドレスデータを含
むデータ構造を有して記録されたカラオケ曲データをデ
ィスクから読出して再生する方法であって、前記共通伴
奏曲の演奏時には前記共通伴奏データをサーチして繰返
し再生するよう構成する。
【0009】請求項3記載の発明は、演奏すべきカラオ
ケ曲内において共通する共通伴奏データが一つとそれ以
外の伴奏データとが組合され、かつ、各伴奏データ固有
の記録位置を示すアドレスデータを含むデータ構造を有
するカラオケ曲データが記録されてなるディスクから、
前記カラオケ曲データを読出手段により読出し、読出さ
れた再生データを少なくとも読出し速度よりも高速で書
込みが可能な第1のメモリを介して出力するようにした
カラオケ曲データ再生装置において、前記読取手段の前
記ディスク上の読取位置を制御するために前記アドレス
データを指示して前記共通伴奏データおよびそれ以外の
伴奏データの再生順序を示す再生順序プログラムデータ
を格納する第2のメモリと、前記第2のメモリに格納さ
れた再生順序プログラムデータに従って該当する伴奏デ
ータの記録位置への前記読取手段の読取位置の移送を制
御する制御手段と、を備えて構成する。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、各楽章に反復して出
現する共通伴奏部分については、当該共通伴奏データを
1つのみとし、これに他の伴奏データを組合せたデータ
構造で光磁気ディスクに記録される。
【0011】請求項2記載の発明によれば、光磁気ディ
スクからカラオケ曲データを読出し再生する場合、共通
伴奏曲の部分の演奏時には、前記共通伴奏データをサー
チして繰返し再生する。
【0012】請求項3記載の発明によれば、第2のメモ
リには再生プログラムデータが格納され、制御手段は第
2のメモリから再生プログラムデータを読出し、その再
生プログラムデータに従ってカラオケ曲データを光磁気
ディスクから読出し再生するよう読取手段を制御する。
そして、その再生時には、再生プログラムデータで示さ
れる再生順序で共通伴奏データと他の伴奏データとを再
生する。このとき、共通伴奏データは必要な回数、タイ
ミングで繰返しサーチされて再生される。
【0013】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を図面に基
づいて説明する。 [I]光磁気ディスク記録再生装置 図1に、本発明を適用するに好適な装置として、光磁気
ディスクの記録再生装置の一例を示す。
【0014】同図において、DKは垂直磁化膜を有する
光磁気ディスクである。この光磁気ディスクDKには案
内溝が形成されており、この案内溝は絶対時間情報を示
すデータ(ATIP:Absolute Time In Pregroove)で
FM変調した周波数でウォブリング(蛇行)するように
形成されている。また、データの書込みにおいては、レ
ーザビームによりキューリ温度以上に熱せられて、垂直
磁化膜に磁界変調が与えられることにより情報に書込み
が行われる。
【0015】1〜23は光磁気ディスク記録再生装置を
構成するものである。1は光磁気ディスクDKを回転駆
動するスピンドルモータ、2aは磁気ヘッド、2bは光
ピックアップであり、磁気ヘッド2aと連動して光磁気
ディスクDKの半径方向へ移動させる図示しないアクチ
ュエータや、図示しないレーザー光源、レンズ、光検出
器等を有し、データの記録・再生時に光磁気ディスクD
Kへレーザー光スポットを照射し、データの再生時に
は、光スポットの照射された光磁気ディスクDKにおい
て磁気Keer効果により偏光面がわずかに回転して発
生する反射光の強弱を検出し、その強弱を光電変換して
得られるRF(Radio Frequency )信号を出力するもの
である。
【0016】3はスピンドルモータ1を制御するスピン
ドルサーボ回路、4は光磁気ディスクDKへ照射される
光ピックアップ2bからの光スポットのフォーカスを制
御するフォーカスサーボ回路、5は磁気ヘッド2aおよ
び光ピックアップ2bのトラック位置への移動を制御す
るトラッキングサーボ回路、6は磁気ヘッド2aを制御
するヘッドサーボ回路である。7は光ピックアップ2b
の出力信号を増幅するヘッドアンプ、8はヘッドアンプ
7の出力から再生信号および制御のための各種信号を生
成出力するRFアンプ、9はデータの記録時に光ピック
アップ2bの光スポット出力を制御するレコードドライ
ブ回路である。
【0017】11はデータの再生時にRFアンプ8の出
力からウォブリング周波数を検出して、情報未記録時に
おいても光磁気ディスクDKにおける時間的位置を検出
するATIPデコーダ、12はデータ記録時に記録する
信号をEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号に
変換してレコードドライブ回路9に出力するEFMエン
コーダ、13はデータ再生時にRFアンプ8から出力さ
れる読み取られたEFM信号を復調するEFNデコー
ダ、14はデータ記録時に記録するディジタル信号のデ
ータ量を人間の耳の最少可聴限特性およびマスキング効
果を利用して約1/5程度に圧縮する圧縮エンコーダ、
15は圧縮エンコーダ14とは逆に光磁気ディスクDK
から再生された圧縮されているデータを元のデータに復
調する圧縮デコーダ、16は記録時に入力されるアナロ
グ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ、
17は圧縮デコーダ15から出力されるディジタル信号
をアナログ信号に変換するDAC、18はDAC17か
らの出力信号に対して所定の周波数をカットして出力す
るローパルフィルタ(L.P.F )、19は振動などによる
音飛び等を防止するために1Mbit程度の記録データ
を一旦貯えるためのDRAM(Dynamic Random Access
Memory)であり、データの記録時には圧縮エンコーダ1
4の出力信号を一時記憶してEFMエンコーダ12へ出
力し、データの再生時にはEFMデコーダ13の出力信
号を一時記憶して圧縮デコーダ15へ出力する。
【0018】20はデータの記録時と再生時に装置全体
を制御するシステムコントローラ、21はデータの記録
・再生の操作が入力される操作部であり、記録スイッチ
(REC )、再生スイッチ(PLAY)等の操作スイッチ、さ
らに本実施例では記録時に書込み禁止を指示する操作ス
イッチが設けられている。22はデータの記録・再生時
の各種表示を行う表示部である。23は再生されるカラ
オケ曲のトラックナンバーや再生順序を記憶するRAM
である。
【0019】上記構成において、光磁気ディスクDKへ
記録されるデータはフレーム単位に区切られ、そのフレ
ーム毎に記録データに関する各種情報および制御情報の
サブコーディングが行われる。そのサブコーディングに
より記録されるサブコードは、複数の連続したフレーム
単位にブロック化されて情報が形成されるようにされ
る。また、光磁気ディスクDKの最内周には、記録され
たデータに関する情報(以下、TOC:Table of Conte
nts という)を記録するエリアが配され、データの記録
エリア(トラック)やデータ長(時間)等の各種情報が
それぞれのデータの記録時に記録される。そして、再生
時には、上記TOC、サブコードを参照して再生制御が
行われる。
【0020】上述の光磁気ディスクの記録再生装置の例
として、CDより小径(直径64mm)でCDと同等の
再生時間を有し、かつ、情報に書込み、書換えが可能な
光磁気ディスクであるMD(ミニディスク)およびその
記録再生装置が開発されている(「日経エレクトロニク
ス[日経BP社]第528号(1991.5.27 )、第106
頁〜第107頁」および「ラジオ技術[ラジオ技術者]
(1991年6月号)第9頁〜第12頁」参照)。
【0021】[II]カラオケ曲データの記録 次に、光磁気ディスクDKへのカラオケ曲データの記録
について説明する。なお、このカラオケ曲データの光磁
気ディスクDKへの記録は、上記光磁気ディスク記録再
生装置により行ってもよいし、後述する記録形式のカラ
オケ曲データを再生専用の光磁気ディスクにプリマスタ
リングしてもよい。
【0022】図2(a)に、光磁気ディスクDKに記録
されるカラオケ曲データのデータ構造を示す。同図に示
されるように、1つの曲のカラオケ曲データは、時系列
的に(あるいはディスクの内周側から外周に向うトラッ
クに沿って)イントロデータA、共通伴奏データB、間
奏データCおよびエンディングデータDの組合せからな
る。共通伴奏データBは、当該カラオケ曲内において1
番、2番、3番というように、複数の楽章に亘って反復
して出現する同一内容の伴奏部分に対応したデータであ
る。1枚の光磁気ディスクDKに複数のカラオケ曲が記
録される場合、同じ伴奏部分については1つの伴奏デー
タを共通伴奏データBとして記録し、2番、3番という
ように反復して出現する同一伴奏部分については共通伴
奏データBを反復再生することで、1曲当りの記録領域
を短縮化することが可能となる。その結果、1枚の光磁
気ディスクDK内に収納しうる曲数、すなわち情報量の
増大が可能となる。
【0023】[III ]カラオケ曲データの再生 次に、上述した図2(a)に示すデータ構造のカラオケ
曲データを再生し、必要なコーラス数(1番、2番…n
番)の演奏を行うための再生方法について説明する。
【0024】図2(b)に示すように、各データ単位に
再生動作とサーチ動作を繰返し、各データを読み出して
接続することにより一つの曲データを完成する。すなわ
ち、例えば図2(b)に示すように、まずイントロデー
タAの開始アドレスをサブコードを参照してサーチした
のち、イントロデータAおよび共通伴奏データBをつづ
けて再生する。次に、共通伴奏データの開始アドレスを
同様にサーチし(S1 )たのち当該共通伴奏データBを
再生し、つづけて間奏データCを再生する。以下、同様
に、予め定められた再生順序に従って、該当するデータ
の開示アドレスのサーチと再生動作を繰返し、エンディ
ングデータDの再生を終了して一つのカラオケ曲の演奏
を終了する。
【0025】このように、サーチ動作と再生動作の繰返
しにより読出されたデータは、時系列的に並べて示すと
図2(c)のようになる。ところが、この読出しデータ
のままだと、サーチ時間S1 、S2 、S3 の部分がデー
タの間に介在し、空白データが生じることになる。しか
し、光磁気ディスク記録再生装置はショックプルーフメ
モリとして作用するDRAM19を有しており、システ
ムコントローラ20の制御下においてDRAM19から
の読出しデータは連続データとして圧縮デコーダ15に
出力される。その結果、出力端子を介して増幅器(図示
せず)に与えられる再生信号は図2に示すように連続
し、音切れを起すことはない。
【0026】[IV]カラオケ曲データのプログラム再生 図2に示す再生方法は、フルコーラスを再生する例につ
いて述べたものであるが、図2(a)に示す構造でカラ
オケ曲データを記録し、図2(b)に示す方法で再生す
ることにより、所望のコーラス数を選択して再生するプ
ログラム再生が可能となる。図3〜図5にその例を示
す。
【0027】図3は、コーラス数に対応する各データ
(図2(a)参照)の再生順序を示すテーブルの例であ
る。この再生順序テーブルは、予めRAM23(図1)
内に格納しておく。そして、必要に応じて操作部21に
よって指示されたコーラス数に対応する再生順序データ
をシステムコントローラ20により読出し、その再生順
序データに基づいてシステムコントローラ20の制御の
もとで光ピックアップ2b(図1)の読取位置を制御
し、図2(b)に示すように、サーチ動作と再生動作の
繰返しでカラオケ演奏を行う。
【0028】図4に、システムコントローラ20によっ
て実行されるプログラム再生の流れを示す。図4におい
て、ステップ100〜103は、プログラム再生のため
のデータ格納動作を示し、ステップ104〜107は目
的ディスクからの希望するカラオケ曲データの読出し再
生動作を示している。
【0029】まず、再生順序の設定に際し、システムコ
ントローラ20は設定入力待ちで待機する(ステップ1
00、101)。再生順序の設定入力が操作部21より
与えられると、ステップ102に進む。ステップ102
では、プログラム再生の対象となる目的ディスクNo.
のデータをシステムコトローラ20に内蔵されるRAM
等に読込み、かつ設定された再生順序のデータを読込
む。このように、各ディスクNo.ごとに当該ディスク
内のカラオケ曲の個々について、再生順序の設定を任意
に行うことができる。つまり、再生順序が自由であると
いうことは、逆に、歌うコーラス数が自由に設定できる
ということである。したがって、1番のみ歌いたい場合
は再生順序を図3に示すように、A、B、C、Dと設定
すればよいのである。このようにして、目的ディスクN
o.での再生順序データが生成されると、その再生順序
データはディスクNo.データとともにRAM23に書
込まれる(ステップ103)。以上のようにして、希望
するディスクについての再生順序データがRAM23に
書込まれる。
【0030】次に、再生時には、システムコントローラ
20は、カラオケ曲データの再生命令があると、目的デ
ィスクNo.のデータおよび再生順序データをRAM2
3から読出し(ステップ104)、次いで当該ディスク
内の目的曲のサーチを行い(ステップ105)、そし
て、そのカラオケ曲について指示される再生順序(図3
参照)でのプログラム再生の実行命令を出す(ステップ
106)。このときのプログラム再生のシーケンスは図
2(b)に示される態様で行われる。以上のようにし
て、プログラム再生が終了すると、ステップ107に進
み、次の再生命令を待つ。
【0031】図5は、ステップ106での再生動作の一
例を示したものであり、例えば再生順序プログラムをX
1 、X2 、XF のように分類し、X1 ならば1コーラス
再生、X2 ならば2コーラス再生、あるいはXF ならば
フルコーラス再生というように条件分岐させて指定され
る再生順序で再生を行う。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、請求項1に記載の発明によ
れば、共通伴奏データを1つのみとし、これと他の伴奏
データとを組合せたデータ構造に変換して光磁気ディス
クに記録することにより、繰返し反復して再生される共
通伴奏データが1つですむので、従来のように、同じ共
通伴奏データを繰返し場所を変えて記録する必要がなく
なり、1曲のカラオケ曲データで占有される記録領域の
データ数の削減すなわち、記録領域の縮小化が可能とな
り、その分だけ1枚の光磁気ディスクに対する情報量、
すなわち曲数の収納数を増加させることができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、光磁気デ
ィスク内に記録されているカラオケ曲データの構造が、
共通伴奏データが1つで、これと他の伴奏データが組合
された構造である場合に、共通伴奏部分の演奏時には当
該共通伴奏データのみ必要な回数だけ、必要なタイミン
グでサーチして繰返し読取り再生することができる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、第2のメ
モリに格納された再生順序プログラムデータに従って制
御手段により読取手段の読取位置を制御するようにした
ので、光磁気ディスク内に記録されているカラオケ曲デ
ータの構造が、共通伴奏データが1つでこれと他の伴奏
データが組合された構造である場合に、共通伴奏部分の
演奏時には当該共通伴奏データのみ必要な回数だけ必要
なタイミンギでサーチして繰返し読取り再生することが
できる。したがって、1つのカラオケ曲について任意の
コーラス数および任意の伴奏の組合せで再生することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る書込み可能な光磁気ディスクの記
録再生装置の例を示すブロック図である。
【図2】(a)はカラオケ曲データのデータ構造図、
(b)は再生シーケンスを示す説明図、(c)は読出し
データの説明図、(d)は再生信号の説明図である。
【図3】本発明に係る再生プログラムのテーブルの例を
示す説明図である。
【図4】本発明に係る記録再生装置のプログラム再生動
作のフローチャートである。
【図5】本発明に係る再生動作パターンの選択動作の例
を示すフローチャートである。
【図6】(a)は従来のカラオケ曲データのデータ構造
例、(b)はその再生順序を示す説明図である。
【符号の説明】
A…イントロデータ B…伴奏データ C…間奏データ D…エンディングデータ DK…光磁気ディスク S1 、S2 、S3 …サーチ 1…スピンドルモータ 2a…磁気ヘッド 2b…光ピックアップ 19…DRAM 20…システムコントローラ 21…操作部 23…RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 幸雄 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 下田 吉隆 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 箸尾谷 愛彦 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 小田 亮 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクにカラオケ曲データを記録する
    方法において、 前記カラオケ曲データが複数の楽章に亘って反復して出
    現する同一内容の共通伴奏データとその他の伴奏データ
    との組合せからなるデータ構造を有する場合に、前記カ
    ラオケ曲データを前記共通伴奏データを一つとし、か
    つ、この一つの共通伴奏データと前記他の伴奏データと
    の組合せからなるデータ構造に変換して前記光磁気ディ
    スクに記録することを特徴とするカラオケデータの記録
    方法。
  2. 【請求項2】 演奏すべきカラオケ曲内において共通す
    る伴奏曲に対応する共通伴奏データが一つとそれ以外の
    伴奏データとが組合され、かつ、各伴奏データ固有の記
    録位置を示すアドレスデータを含むデータ構造を有して
    記録されたカラオケ曲データをディスクから読出して再
    生する方法であって、 前記共通伴奏曲の演奏時には前記共通伴奏データをサー
    チして繰返し再生することを特徴とするカラオケ曲デー
    タ再生方法。
  3. 【請求項3】 演奏すべきカラオケ曲内において共通す
    る共通伴奏データが一つとそれ以外の伴奏データとが組
    合され、かつ、各伴奏データ固有の記録位置を示すアド
    レスデータを含むデータ構造を有するカラオケ曲データ
    が記録されてなるディスクから、前記カラオケ曲データ
    を読出手段により読出し、読出された再生データを少な
    くとも読出し速度よりも高速で書込みが可能な第1のメ
    モリを介して出力するようにしたカラオケ曲データ再生
    装置において、 前記読取手段の前記ディスク上の読取位置を制御するた
    めに前記アドレスデータを指示して前記共通伴奏データ
    およびそれ以外の伴奏データの再生順序を示す再生順序
    プログラムデータを格納する第2のメモリと、 前記第2のメモリに格納された再生順序プログラムデー
    タに従って該当する伴奏データの記録位置への前記読取
    手段の読取位置の移送を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするカラオケ曲データの再生装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07212886A (ja) * 1994-01-21 1995-08-11 Takemori Toyonaga リモコンマイク
JP2008281803A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器および楽曲データの記憶装置

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