JPH04964Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH04964Y2 JPH04964Y2 JP1986018579U JP1857986U JPH04964Y2 JP H04964 Y2 JPH04964 Y2 JP H04964Y2 JP 1986018579 U JP1986018579 U JP 1986018579U JP 1857986 U JP1857986 U JP 1857986U JP H04964 Y2 JPH04964 Y2 JP H04964Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- slip
- slip net
- main body
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 4
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 3
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案はタイヤ用の滑り止めネツトに関す
る。
る。
(従来技術)
第5図に示したBは従来構成のタイヤ用滑り止
めネツトであり、この滑り止めネツトBは、高張
力性芯材の周りに合成ゴムを被覆して成形した線
条材を、加硫プレス型の成形網目溝内に嵌め込み
ながら同型内で滑り止めネツトを編組し、その後
加硫プレス型内の滑り止めネツト本体を加硫しな
がらプレス成形したものである。
めネツトであり、この滑り止めネツトBは、高張
力性芯材の周りに合成ゴムを被覆して成形した線
条材を、加硫プレス型の成形網目溝内に嵌め込み
ながら同型内で滑り止めネツトを編組し、その後
加硫プレス型内の滑り止めネツト本体を加硫しな
がらプレス成形したものである。
上記した滑り止めネツトは図示した様に全長方
向へ長いものであるが、従来は前記した如くプレ
ス型内でプレス成形するものなので、プレス型自
体も滑り止めネツト同様長く大型なものとなり、
その製造費も当然高価になつている。
向へ長いものであるが、従来は前記した如くプレ
ス型内でプレス成形するものなので、プレス型自
体も滑り止めネツト同様長く大型なものとなり、
その製造費も当然高価になつている。
また、従来の滑り止めネツトは、摩耗の進行に
よりどこか一部分でも切断してしまうと、他の部
分が正常でも使用できなくなつてしまい、全く新
しいものと交換しなければならなかつた。
よりどこか一部分でも切断してしまうと、他の部
分が正常でも使用できなくなつてしまい、全く新
しいものと交換しなければならなかつた。
尚、合成ゴムからなる滑り止めネツトにおいて
は、網目の変形によつて収縮するネツト本体の連
結を確実に行う為に、ネツト本体の一端に設けた
連結バンドを同ネツト本体他端の網目状連結部に
差し通して連結を行なうものがある。
は、網目の変形によつて収縮するネツト本体の連
結を確実に行う為に、ネツト本体の一端に設けた
連結バンドを同ネツト本体他端の網目状連結部に
差し通して連結を行なうものがある。
(技術的課題)
本考案の技術的課題は、上記した滑り止めネツ
トの製造コストを低減させると共に、滑り止めネ
ツトに部分的な交換性を具備せしめ、これによ
り、滑り止めネツト破断時の再使用を可能にする
ことである。
トの製造コストを低減させると共に、滑り止めネ
ツトに部分的な交換性を具備せしめ、これによ
り、滑り止めネツト破断時の再使用を可能にする
ことである。
(技術的課題を解決する為の手段)
本考案が前記した技術的課題を解決する為に講
ずる手段は、高張力性芯材の周りに合成ゴムを被
覆して成形した線条材を用いて帯状の滑り止めネ
ツト本体を成形し、該滑り止めネツト本体の一端
に設けた連結バンドを同ネツト本体の他端に設け
た網目状の連結部に差し通して両端部の連結を行
うタイヤ用滑り止めネツトにおいて前記滑り止め
ネツト本体を全長方向へ所定間隔にて分割し、且
つ分割した各ネツト部材の両端部に上記滑り止め
ネツト本体両端部と同じ連結手段を設け、同各部
材相互を連結自在に構成したものである。
ずる手段は、高張力性芯材の周りに合成ゴムを被
覆して成形した線条材を用いて帯状の滑り止めネ
ツト本体を成形し、該滑り止めネツト本体の一端
に設けた連結バンドを同ネツト本体の他端に設け
た網目状の連結部に差し通して両端部の連結を行
うタイヤ用滑り止めネツトにおいて前記滑り止め
ネツト本体を全長方向へ所定間隔にて分割し、且
つ分割した各ネツト部材の両端部に上記滑り止め
ネツト本体両端部と同じ連結手段を設け、同各部
材相互を連結自在に構成したものである。
(作用)
所定間隔にて分割した滑り止めネツト本体の各
ネツト部材同士は、滑り止めネツト本体両端の連
結手段と同様に連結バンドと網目状の連結部から
構成した連結手段によつて相互に連結され、ま
た、その連結部から分割される。
ネツト部材同士は、滑り止めネツト本体両端の連
結手段と同様に連結バンドと網目状の連結部から
構成した連結手段によつて相互に連結され、ま
た、その連結部から分割される。
(効果)
本考案は以上の様に、滑り止めネツト本体を幾
つかのネツト部材に分割して構成したものである
から、同ネツト本体の各部材を成形するプレス型
を小型化することができる。
つかのネツト部材に分割して構成したものである
から、同ネツト本体の各部材を成形するプレス型
を小型化することができる。
従つて、同プレス型の製造費を低減でき、これ
に伴つて滑り止めネツトの製造コストを低くする
ことができるものである。
に伴つて滑り止めネツトの製造コストを低くする
ことができるものである。
また、使用中に滑り止めネツト本体の一部が切
断した際にも、切断した部分の部材を交換すれば
使用を続けることができるので、滑り止めネツト
本体の一部が切断しただけで新品に交換していた
従来の滑り止めネツトに比べ、維持費を大幅に低
減することができる。
断した際にも、切断した部分の部材を交換すれば
使用を続けることができるので、滑り止めネツト
本体の一部が切断しただけで新品に交換していた
従来の滑り止めネツトに比べ、維持費を大幅に低
減することができる。
そして、分割した滑り止めネツト本体の各ネツ
ト部材同士は同滑り止めネツト本体両端の連結手
段と同様に連結バンドと網目状の連結部から構成
した連結手段によつて連結しているので、各部材
同士がタイヤ外周においてバランス良く連結さ
れ、一部の連結部だけに負荷が集中したり、連結
部相互の形状的な不揃いをなくして不正振動の発
生を防止することができる。
ト部材同士は同滑り止めネツト本体両端の連結手
段と同様に連結バンドと網目状の連結部から構成
した連結手段によつて連結しているので、各部材
同士がタイヤ外周においてバランス良く連結さ
れ、一部の連結部だけに負荷が集中したり、連結
部相互の形状的な不揃いをなくして不正振動の発
生を防止することができる。
さらに、手持ちの滑り止めネツトに分割部材を
継ぎ足して連結することによつて一回り大きなタ
イヤに使用することも可能である。
継ぎ足して連結することによつて一回り大きなタ
イヤに使用することも可能である。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図に示した滑り止めネツトAは、3枚のネ
ツト部材a1,a2,a3を連結して滑り止めネツト本
体aを構成し、この本体a外側の各掛止部1に締
付け用のゴムバンドを掛止する為の掛止金具2を
かしめて固定すると共に、内側の掛止部1に沿つ
て3本に分離可能な締付ロープ8を取付けたもの
である。
ツト部材a1,a2,a3を連結して滑り止めネツト本
体aを構成し、この本体a外側の各掛止部1に締
付け用のゴムバンドを掛止する為の掛止金具2を
かしめて固定すると共に、内側の掛止部1に沿つ
て3本に分離可能な締付ロープ8を取付けたもの
である。
滑り止めネツト本体aを構成する各ネツト部材
a1,a2,a3は、それぞれが全く同じ形状で、その
一端と他端には共通する連結手段である連結バン
ド3と、連結部4を設けると共に、両側部には前
記した掛止部1,1が設けてあり、第4図にて示
す如く、高張力性の芯材5aの周りに未加硫ゴム
を被覆して成形した線条材5をプレス型6の成形
網目溝6a内に嵌め込みながら同型6内で網状に
編組した後、高温下にて加硫しながらプレス成形
したものである。
a1,a2,a3は、それぞれが全く同じ形状で、その
一端と他端には共通する連結手段である連結バン
ド3と、連結部4を設けると共に、両側部には前
記した掛止部1,1が設けてあり、第4図にて示
す如く、高張力性の芯材5aの周りに未加硫ゴム
を被覆して成形した線条材5をプレス型6の成形
網目溝6a内に嵌め込みながら同型6内で網状に
編組した後、高温下にて加硫しながらプレス成形
したものである。
また、上記した各ネツト部材a1,a2,a3を連結
する際には、部材a2,a3の連結バンド3,3をネ
ツト部材a1,a2の連結部4,4の中に差し入れて
掛止し、さらに各ネツト部材a1,a2,a3内側縁に
沿つて取付けた締付ロープ8を結合するものであ
る。
する際には、部材a2,a3の連結バンド3,3をネ
ツト部材a1,a2の連結部4,4の中に差し入れて
掛止し、さらに各ネツト部材a1,a2,a3内側縁に
沿つて取付けた締付ロープ8を結合するものであ
る。
滑り止めネツトAの装着方法は従来と同じであ
り、滑り止めネツトAをタイヤCに巻回し、一端
部の連結バンド3を他端部の連結部4内に掛止し
て連結し、次いでネツト内側の締付ロープ8の端
部同士を結合すると共に、外側縁の掛止金具2に
沿つて不図示のゴムバンドを掛止して滑り止めネ
ツトAをタイヤ面に対して圧着せしめるものであ
る。(第2図) 而して、上記した各部材a1〜a3同士は、ネツト
本体a両端の連結手段と同じ様に、連結バンド3
と網目状の連結部4とからなる連結手段によつて
連結されるものであるから、各部材a1〜a3がタイ
ヤCの外周においてバランス良く連結され、例え
ば一カ所の連結部だけに負荷が集中したり、一カ
所の連結部だけに凹凸が形成されて走行中に不正
な振動が発生するのを防止することができる。
り、滑り止めネツトAをタイヤCに巻回し、一端
部の連結バンド3を他端部の連結部4内に掛止し
て連結し、次いでネツト内側の締付ロープ8の端
部同士を結合すると共に、外側縁の掛止金具2に
沿つて不図示のゴムバンドを掛止して滑り止めネ
ツトAをタイヤ面に対して圧着せしめるものであ
る。(第2図) 而して、上記した各部材a1〜a3同士は、ネツト
本体a両端の連結手段と同じ様に、連結バンド3
と網目状の連結部4とからなる連結手段によつて
連結されるものであるから、各部材a1〜a3がタイ
ヤCの外周においてバランス良く連結され、例え
ば一カ所の連結部だけに負荷が集中したり、一カ
所の連結部だけに凹凸が形成されて走行中に不正
な振動が発生するのを防止することができる。
第1図は本考案を実施したタイヤ用滑り止めネ
ツトを示す正面図、第2図は装着状態を示す正面
図、第3図は両端に連結バンドを設けた部材から
成る滑り止めネツトを示す正面図、第4図はプレ
ス型に線条材を嵌め込んでいる状態を示す斜視
図、第5図は従来の滑り止めネツトを示す正面図
である。 図中、A……タイヤ用滑り止めネツト、a……
滑り止めネツト本体、a1,a2,a3……ネツト部
材、3……連結バンド、4……連結部。
ツトを示す正面図、第2図は装着状態を示す正面
図、第3図は両端に連結バンドを設けた部材から
成る滑り止めネツトを示す正面図、第4図はプレ
ス型に線条材を嵌め込んでいる状態を示す斜視
図、第5図は従来の滑り止めネツトを示す正面図
である。 図中、A……タイヤ用滑り止めネツト、a……
滑り止めネツト本体、a1,a2,a3……ネツト部
材、3……連結バンド、4……連結部。
Claims (1)
- 高張力性芯材の周りに合成ゴムを被覆して成形
した線条材を用いて帯状の滑り止めネツト本体を
成形し、該滑り止めネツト本体の一端に設けた連
結バンドを同ネツト本体の他端に設けた網目状の
連結部に差し通して両端部の連結を行うタイヤ用
滑り止めネツトにおいて前記滑り止めネツト本体
を全長方向へ所定間隔にて分割し、且つ分割した
各ネツト部材の両端部に上記滑り止めネツト本体
両端部と同じ連結手段を設け、同各部材相互を連
結自在に構成したタイヤ用滑り止めネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018579U JPH04964Y2 (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986018579U JPH04964Y2 (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129305U JPS62129305U (ja) | 1987-08-15 |
JPH04964Y2 true JPH04964Y2 (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=30812379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986018579U Expired JPH04964Y2 (ja) | 1986-02-10 | 1986-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04964Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63101106A (ja) * | 1986-05-30 | 1988-05-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 車両用タイヤ滑り止め具 |
JPH0427683Y2 (ja) * | 1987-05-08 | 1992-07-03 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1515633A (fr) * | 1966-03-26 | 1968-03-01 | Enveloppe antidérapante démontable sans crochets de verrouillage pour bandages pneumatiques | |
JPS6154307A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | Kazuhiro Matsui | タイヤの滑止め装置 |
-
1986
- 1986-02-10 JP JP1986018579U patent/JPH04964Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1515633A (fr) * | 1966-03-26 | 1968-03-01 | Enveloppe antidérapante démontable sans crochets de verrouillage pour bandages pneumatiques | |
JPS6154307A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | Kazuhiro Matsui | タイヤの滑止め装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62129305U (ja) | 1987-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10040323B2 (en) | Pneumatic tire with bead reinforcing elements at least partially formed from carbon fibers | |
JPH04964Y2 (ja) | ||
JPH0427683Y2 (ja) | ||
EP0248387A2 (en) | Device for preventing tire skidding | |
JPH0323845Y2 (ja) | ||
JPH04970Y2 (ja) | ||
JP2719342B2 (ja) | タイヤ滑り止め装置 | |
JPH027048Y2 (ja) | ||
JPH0428804Y2 (ja) | ||
JPH0433121Y2 (ja) | ||
JPS63501282A (ja) | 乗物用空気式タイヤ | |
JPH04971Y2 (ja) | ||
JPH0327847Y2 (ja) | ||
JPH0323363Y2 (ja) | ||
JPH02322Y2 (ja) | ||
JPH0336402Y2 (ja) | ||
JPH042083Y2 (ja) | ||
JPH1058928A (ja) | タイヤ用滑り止め装置及びその製造方法 | |
JPH0420648Y2 (ja) | ||
JPS63101106A (ja) | 車両用タイヤ滑り止め具 | |
JPH04972Y2 (ja) | ||
JPH04845B2 (ja) | ||
JPS62194916A (ja) | タイヤの滑止具 | |
JPH0322007Y2 (ja) | ||
JPH0336404Y2 (ja) |